JP6096447B2 - 蓄電池管理装置および蓄電池管理システム - Google Patents

蓄電池管理装置および蓄電池管理システム Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、蓄電池管理装置および蓄電池管理システムに関する。
従来、蓄電池の電力の充放電を行う蓄電装置がある。蓄電池は、使用状況や周囲環境により劣化し蓄電可能な容量が低下するため、蓄電装置の性能を維持するためには蓄電池の交換が必要である。蓄電池の交換の際には、蓄電装置の運転停止時間が少なければ少ないほど望ましい。
特開2004−126669号公報
しかしながら、蓄電装置の利用者が、ある時期には蓄電装置を必ず使用したいという都合上、蓄電池が未だ使用可能なのに早めの交換を希望する場合がある。また、交換時期になったにも拘わらず保守管理者が繁忙のため交換作業を行えずに、蓄電池の劣化が進み交換前に寿命となってしまう場合がある。この種の蓄電装置では、蓄電池の交換を効率的に行うことができるようにすることが望まれている。
実施形態の蓄電池管理装置は、交換予定時期決定部と、交換予定時期通知部と、を備えた。実施形態の充放電管理装置は、充放電部と、充放電制御部と、余寿命推定部と、余寿命制御部と、を備えた。前記充放電部は、蓄電池の充放電を行う。前記充放電制御部は、前記蓄電池の充放電の予定を記憶する充放電予定記憶部に記憶された前記蓄電池の充放電の予定に従って前記充放電部に前記充放電を行わせる。前記余寿命推定部は、前記充放電予定記憶部に記憶された前記蓄電池の充放電の予定と、前記蓄電池の充放電履歴を記憶する充放電履歴記憶部に記憶された前記蓄電池の充放電履歴との少なくとも一方を用いて、前記蓄電池の余寿命を推定する。前記余寿命制御部は、前記蓄電池の余寿命が前記余寿命推定部が推定した前記蓄電池の余寿命とは異なる余寿命となるように、前記充放電予定記憶部に記憶された前記蓄電池の充放電の予定を変更する。前記蓄電池は、複数設けられ、前記余寿命制御部は、複数の前記蓄電池の寿命時期が重ならないように、前記充放電予定記憶部に記憶された前記蓄電池の充放電の予定を変更する。前記交換予定時期決定部は、前記充放電部が充放電を行う前記蓄電池を特定するための蓄電池特定情報と、前記蓄電池の交換業務に係る交換業務情報と、前記充放電管理装置の前記余寿命推定部が推定した前記蓄電池の余寿命とを用いて前記蓄電池の交換予定時期を決定する。前記交換予定時期通知部は、前記交換予定時期を前記充放電管理装置に通知する。
図1は、実施形態に係る蓄電池管理システムの構成例を示す図である。 図2は、実施形態に係る蓄電装置の構成例を示す図である。 図3は、実施形態に係る蓄電装置の機能構成の一例を示す図である。 図4は、実施形態に係る蓄電池管理装置の構成例を示す図である。 図5は、実施形態に係る蓄電池管理装置の機能構成の一例を示す図である。 図6は、実施形態に係る蓄電池管理処理の一例を示すフローチャートである。 図7は、実施形態の第1の変形例に係る蓄電装置の構成例を示す図である。 図8は、実施形態の第2の変形例に係る蓄電装置の構成例を示す図である。
図1に示すように、蓄電池管理システム1は、一例として、蓄電装置2と、蓄電池管理装置3と、を備えている。蓄電装置2は、一例として、利用者設備内に設けられ、蓄電池管理装置3は、管理者設備内に設けられる。蓄電装置2と蓄電池管理装置3とは、通信ネットワーク5を介して通信可能となっている。また、蓄電装置2と蓄電池管理装置3とは、通信ネットワーク5を介して受注装置4と通信可能となっている。受注装置4は、一例として、蓄電池11(図2参照)の納品や交換、配送等を行う業者設備内に設置される。蓄電装置2と蓄電池管理装置3と受注装置4との間の通信は、有線通信であっても無線通信であってもよい。通信ネットワーク5は、インターネット網や、専用回線、ファクシミリ・電話回線等を含んでよい。
図2に示すように、蓄電装置2は、一例として、蓄電池11と、充放電部12と、電力変換部13と、温度制御部30と、入出力部14と、通信部15と、記憶部16と、制御部17と、を備えている。一例として、蓄電池11は、複数設けられ、充放電部12は、各蓄電池11毎に設けられている。一例として、充放電部12と、電力変換部13と、温度制御部30と、入出力部14と、通信部15と、記憶部16と、制御部17とは、充放電管理装置20を構成している。充放電管理装置20は、蓄電池11の充放電や余寿命を管理する。
各蓄電池11は、それぞれ、リチウムイオン二次電池として構成することができる。なお、蓄電池11は、ニッケル水素電池や、ニッケルカドミウム電池、鉛蓄電池等、他の二次電池であってもよい。
電力変換部13は、電力を直流から交流または交流から直流に変換するものである。この電力変換部13は、外部電力線に接続される受電端子や負荷(電力消費装置)に接続される放電端子を有する。
充放電部12は、蓄電池11の充放電を行う。各充放電部12は、相互に独立して、対応する蓄電池11の充放電を制御する。充放電部12には、接続部18によって充電池11が接続されている。接続部18は、一例として、電力線やコネクタを含む。蓄電池11の放電の際には、充放電部12によって蓄電池11から放電された電力は、電力変換部13によって直流から交流に変換されて、電力変換部13の放電端子から負荷(電力消費装置)に供給される。一方、蓄電池11の充電の際には、充放電部12は、一例として、外部電力線から供給され電力変換部13によって交流から直流に変換された電力を、蓄電池11に充電する。また、充放電部12は、規定間隔で、蓄電池11の電圧や充放電電流、残容量、温度等を計測し、制御部17に通知(送信)する。
温度制御部30(第一の温度制御部、温度制御装置)は、制御部17の制御を受けて、蓄電池11の温度を制御(管理)する。温度制御部30は、蓄電池11毎に独立して温度を制御可能である。温度制御部30は、一例として、蓄電池11の保温、蓄電池11に対する加熱および冷却が可能である。
入出力部14は、操作キーやポインティングデバイス等の入力部と、LCD(Liquid Crystal Display、表示部)等の出力部と、有した利用者インタフェースである。入出力部14は、入力部によって操作者から受け付けた操作内容を制御部17に出力する。また、入出力部14は、制御部17の制御に従い各種の情報を表示する。
通信部15は、通信ネットワーク5に接続可能な通信I/F(インタフェース)である。通信部15は、通信ネットワーク5を介して蓄電池管理装置3等と通信を行う。
記憶部16は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等の記憶装置である。記憶部16は、蓄電装置2の動作に係る各種のプログラムや設定情報を記憶している。また、記憶部16は、一例として、蓄電池情報記憶部16aと、充放電予定記憶部16bと、充放電履歴記憶部16cと、目標蓄電量記憶部16dと、交換時期記憶部16eと、を含む。
蓄電池情報記憶部16aは、蓄電池11に関する情報である蓄電池情報を記憶する。蓄電池情報は、蓄電池11の識別情報(ID)、蓄電池11の種類、および蓄電池特性情報(定格容量、定格電圧、最大充放電量等)、寿命情報を含む。蓄電池情報は、蓄電池11が新品の場合は新品時の情報(初期特性情報)であり、蓄電池11が再生品の場合は、新品時の情報(初期特性情報)と再生時の情報(中間期特性)とを含む情報である。また、寿命情報には、蓄電池11が初期状態に比べてどの程度劣化した場合に、蓄電池11が寿命に達したと判定するための判定用情報が含まれていてよい。蓄電池情報は、例えば、利用者等の操作によって入出力部14から入力されもよいし、通信ネットワーク5を介して蓄電池管理装置3から受信してもよい。
充放電予定記憶部16bは、蓄電池11の充放電の予定(計画、運転計画情報)を記憶する。蓄電池11の充放電の予定には、充放電の日程(日時、時刻)および充放電の電力量が含まれる。蓄電池11の充放電の予定は、一例としては、毎日、夜間に蓄電池11を充電し、昼間に蓄電池11の放電(電力供給先への電力供給)を行うという予定である。この場合、夜間は、第一の規定の時刻から第二の規定の時刻間であり、昼間は、第二または第三の規定の時刻から第四の規定の時刻の間である。また、この際、充放電する電力が規定されている。例えば、充電量としては、定格容量の100%(満充電)や50%等である。また、別例として、蓄電池11の充放電の予定は、土日に蓄電池11を充電し、平日に蓄電池11の放電を行うという予定である。
充放電履歴記憶部16cは、蓄電池11の充放電履歴を記憶する。充放電履歴は、一例として、制御部17によって制御され充放電部12が行った蓄電池11の充放電履歴である。充放電履歴には、充放電をした際の時間情報(日時、時刻、時間)、充放電した電力量、充放電の際の電圧、充放電の際の電流、充放電回数、充放電の際の蓄電池11の温度等が含まれる。この充放電履歴は、制御部17によって充放電履歴記憶部16cに記憶される。
目標蓄電量記憶部16dは、蓄電池管理装置3から通知される蓄電池11の交換時期の時点での蓄電池11の目標蓄電量(目標残蓄電量)を記憶する。目標蓄電量は、例えば、零や定格容量の100%(満充電)や50%等である。
交換時期記憶部16eは、蓄電池管理装置3から通知される蓄電池11の交換時期を記憶する。交換時期は、一例として、各蓄電池11で異なるように決定されうる。なお、各蓄電池11の交換時期は、同じであってもよい。
制御部17は、CPU、ROM、RAMおよびRTC(Real Time Clock:計時部)等のコンピュータ構成を備えている(何れも図示せず)。制御部17のCPUは、ROMや記憶部16に記憶された各種プログラムを実行することで、蓄電装置2の動作を統括的に制御する。また、制御部17のCPUは、ROMや記憶部16に記憶された各種プログラムを実行することで、図3に示す各機能部を実現させる。一例として、制御部17(CPU)は、予定記憶制御部17a、充放電制御部17b、余寿命推定部17c、余寿命制御部17d、交換時期記憶制御部17e、目標蓄電量記憶制御部17f、および交換可否情報送信部17gとして機能する。
予定記憶制御部17aは、充放電予定記憶部16bに蓄電池11の充放電の予定を記憶させるものである。予定記憶制御部17aは、一例として、利用者の操作を受けた入出力部14から入力された充放電の予定を充放電予定記憶部16bに記憶させる。
充放電制御部17bは、充放電予定記憶部16bに記憶された蓄電池11の充放電の予定に従って充放電部12に蓄電池11の充放電を行わせるものである。
余寿命推定部17cは、一例として、蓄電池11の余寿命(現時点での余寿命)を推定するものである。一例として、余寿命推定部17cは、充放電予定記憶部16bに記憶された蓄電池11の充放電の予定と、充放電履歴記憶部16cに記憶された蓄電池11の充放電履歴との少なくとも一方を用いて、蓄電池11の余寿命を推定する。余寿命推定部17cは、一例として、充放電履歴に基づく現時点での蓄電池11の充放電回数と、蓄電池11が寿命となる充放電回数から、残充放電可能回数を算出し、残充放電可能回数分の充放電が完了する時期を蓄電池11の充放電の予定に基づいて算出する。この際、余寿命推定部17cは、一例として、蓄電池情報記憶部16aに記憶された蓄電池情報に含まれる判定用情報を参照する。また、余寿命推定部17cは、蓄電池11の総蓄電容量や内部抵抗などが初期値と比較して所定の割合に低下する時点を寿命と判定することができる。また、余寿命推定部17cは、充放電履歴記憶部16cに未だ蓄電池11の充放電履歴が記憶されていない場合、充放電予定記憶部16bに記憶された蓄電池11の充放電の予定を用いて、蓄電池11の余寿命を推定することができる。また、余寿命推定部17cは、充放電予定記憶部16bに蓄電池11の充放電の予定が記憶されていない場合、充放電履歴記憶部16cに記憶された蓄電池11の充放電履歴を用いて、今後もこれまでと同様(同じ)に充放電が繰り返されると推定することで今後の充放電の予定(充放電トレンド情報)を推定して、当該充放電の予定を用いて蓄電池11の余寿命を推定することができる。なお、余寿命推定部17cの算出は、上記以外にも周知の方法を用いて算出することができる。
交換時期記憶制御部17eは、蓄電池管理装置3から通知された蓄電池11の交換時期を交換時期記憶部16eに記憶させるものである。
目標蓄電量記憶制御部17fは、目標蓄電量記憶部16dに、蓄電池11の交換時期の時点での蓄電池11の目標蓄電量を記憶させるものである。
交換可否情報送信部17gは、蓄電池管理装置3から通知された交換予定時期での蓄電池11の交換の可否を示す交換可否情報を、蓄電池管理装置3に送信するものである。
余寿命制御部17dは、蓄電池11の余寿命を制御するものである。一例として、余寿命制御部17dは、蓄電池11の余寿命(実際の余寿命)が余寿命推定部17cが推定した蓄電池11の余寿命とは異なる余寿命となるように充放電予定記憶部16bに記憶された蓄電池11の充放電の予定を変更する。また、余寿命制御部17dは、交換時期記憶部16eに記憶された蓄電池11の交換時期での蓄電池の余寿命を制御する。また、余寿命制御部17dは、余寿命推定部17cが推定した各蓄電池11の余寿命と交換時期記憶部16eに記憶された各蓄電池の交換時期とを用いて、複数の蓄電池11の充放電の配分(予定)を変更する。また、この際、余寿命制御部17dは、一例として、蓄電池11の交換時期の時点での蓄電池11の蓄電量が目標蓄電量記憶部16dに記憶された目標蓄電量となるように、充放電予定記憶部16bに記憶された蓄電池11の充放電の予定を変更する。これにより、交換時点での各蓄電池11の蓄電量が調整される。
余寿命制御部17dが行う蓄電池11の余寿命の制御として、寿命を延長する場合には、一例として、充放電予定記憶部16bに記憶された蓄電池11の充放電の当初の予定に対して、蓄電池11の蓄電容量の使用範囲を狭めたり、充放電する電流量を少なくしたり、温度管理を厳しくする等の方法をとりうる。また、蓄電池11を交換する時点で寿命まで使い切る方法としては、例えば、寿命延長の方法とは逆の方法を行う。つまり、充放電予定記憶部16bに記憶された蓄電池11の充放電の当初の予定に対して、蓄電池11の蓄電容量の使用範囲を広くしたり、充放電する電流量を多くしたり、温度管理を弛めにする等の方法をとりうる。
ここで、蓄電池11は、製品の仕様上の性能を満足できなくなることが想定される場合に交換されるものであり、必ずしも蓄電池11の使用上の寿命とは限らない。例えば、電気自動車やプラグインハイブリッド自動車等の移動体に搭載された蓄電池11や、高い放電レートで放電する必要がある急速充電器に用いる蓄電池11が所望の性能を果たせなくなったとしても、定置型蓄電装置としてオフィスや家庭の照明を点灯させる用途には使用できる等の場合がある。つまり、交換して取り外した蓄電池11は、他の蓄電用途に再利用する場合と廃棄処分とする場合がある。再利用する場合は、一例として、蓄電池11がリチウムイオン二次電池の場合には、完全放電や過充電の状態で保管すると劣化が進むため、取り外す直前に蓄電容量をたとえば50%になるように調整する。また、廃棄する場合は、取り外す直前の蓄電容量をたとえば0%になるように調整する。また、交換する蓄電池11の充放電期間を少なくし、交換しない蓄電池11の充放電期間を多くしてもよい。また、一例として、蓄電池11がリチウムイオン二次電池の場合には、当初の予定では、交換する蓄電池11および交換しない蓄電池11との電力変換部13に対する充放電の割合が5対5の場合、これを交換する蓄電池11および交換しない蓄電池11との電力変換部13に対する充放電の割合を3対7等に変更してもよい。また、蓄電池11が、鉛電池の場合、満充電の状態である方が劣化しにくいので、寿命を伸ばしたい方の蓄電池11の充電を優先する予定に変更してよい。また、余寿命制御部17dは、一例として、複数の蓄電池11の寿命時期が重ならない(一致しない)ように、充放電予定記憶部16bに記憶された蓄電池11の充放電の予定を変更する。
図4に示すように、蓄電池管理装置3は、入出力部21と、通信部22と、記憶部23と、制御部25と、を備えている。
入出力部21は、操作キーやポインティングデバイス等の入力部と、LCD(Liquid Crystal Display、表示部)等の出力部と、有した利用者インタフェースである。入出力部21は、入力部によって操作者から受け付けた操作内容を制御部25に出力する。また、入出力部21は、制御部25の制御に従い各種の情報を表示する。
通信部22は、通信ネットワーク5に接続可能な通信I/Fである。通信部22は、通信ネットワーク5を介して蓄電装置2や受注装置4と通信を行う。
記憶部23は、HDDやSSD等の記憶装置である。記憶部23は、蓄電池管理装置3の動作に係る各種のプログラムや設定情報を記憶している。また、記憶部23は、一例として、利用者情報記憶部23a、蓄電池情報記憶部23b、交換業務情報記憶部23cと、を含む。
利用者情報記憶部23aは、利用者情報として、利用者の識別情報と、利用者が利用(使用)する蓄電装置2の識別情報と、該蓄電装置2に設置された蓄電池11の識別情報と、を対応付けして記憶する。また、利用者情報には、利用者の名称、住所等も含まれる。この利用者情報は、充放電管理装置20の充放電部12が充放電を行う蓄電池11を特定するための蓄電池特定情報の一例である。
蓄電池情報記憶部23bは、各蓄電池11に設置された蓄電池11や蓄電池保管装置24に保管された蓄電池11の情報である蓄電池情報を記憶する。この蓄電池情報は、一例として、蓄電池11の識別情報(ID)、蓄電池11の種類、定格容量、定格電圧、最大充放電量、蓄電池11の余寿命情報等を含む。蓄電池情報は、蓄電池11が新品の場合は新品時の情報であり、蓄電池11が再生品の場合は新品時の情報と再生時の情報との両方を含む情報である。また、余寿命情報は、蓄電装置2の余寿命推定部17cが推定した蓄電池11の余寿命である。
交換業務情報記憶部23cは、蓄電池11の交換業務に係る交換業務情報を記憶する。交換業務情報は、交換業務を行う組織(企業)の営業上の制約情報を含む。交換業務情報は、一例として、蓄電池11を発注する場合の蓄電池11の在庫や納期(例えば1週間等)を示す発注納期情報と、交換用の蓄電池11の交換場所(蓄電装置2の設置場所)への輸送納期(例えば1日等)に関する輸送納期情報と、蓄電池11を交換場所で交換作業を行う作業員に関する情報を含む作業情報とを含む。作業情報には、一例として、交換作業を行う作業員の空き状況(作業可能な日時)を含む。なお、作業情報には、作業員の空き状況以外に、作業員の休日、営業時間、繁忙度、巡回ルート等を含ませてよい。
蓄電池保管装置24は、交換用の蓄電池11を保管するものである。交換用の蓄電池11は、新品であってもよいし再生品であってもよい。蓄電池保管装置24は、温度調整可能であり、蓄電池11の保存温度の管理を行う。詳しくは、蓄電池保管装置24は、保管した蓄電池11の温度を制御(管理)する温度制御部24a(第二の温度制御部、温度制御装置)を有する。温度制御部24aは、蓄電池11毎に独立して温度を制御可能である。温度制御部24aは、一例として、蓄電池11の保温、蓄電池11に対する加熱および冷却が可能である。また、蓄電池保管装置24は、保管した蓄電池11の充電を行う充電部24bを有する。充電部24bは、蓄電池11毎に独立して充電可能である。
制御部25は、CPU、ROM、RAMおよびRTC(Real Time Clock、計時部)等のコンピュータ構成を備えている(何れも図示せず)。制御部25のCPUは、ROMや記憶部23に記憶された各種プログラムを実行することで、蓄電池管理装置3の動作を統括的に制御する。また、制御部25のCPUは、ROMや記憶部23に記憶された各種プログラムを実行することで、図5に示す各機能部を実現させる。一例として、制御部25(CPU)は、交換予定時期決定部25a、交換予定時期通知部25b、および後処理部25cとして機能する。
交換予定時期決定部25aは、利用者情報記憶部23aに記憶された蓄電池特定情報としての利用者情報と、交換業務情報記憶部23cに記憶された交換業務情報と、蓄電装置2(充放電管理装置20)の余寿命推定部17cが推定した蓄電池11の余寿命とを用いて蓄電池11の交換予定時期を決定するものである。一例として、交換予定時期決定部25aは、蓄電池11の余寿命から蓄電池11の寿命時期を算出し、当該寿命時期から規定期間前(例えば1ヶ月前)の期間で、蓄電池11の納品や搬送が可能であり且つ作業員が作業可能な日程を抽出する。
交換予定時期通知部25bは、交換予定時期決定部25aが決定した交換予定時期を蓄電装置2(充放電管理装置20)に通知(送信)するものである。
後処理部25cは、蓄電装置2(充放電管理装置20)の余寿命推定部17cが推定した蓄電池11の余寿命を用いて蓄電池11を再利用するか廃棄するかを判定し、蓄電池11を再利用すると判定した場合には、蓄電池11を再利用する旨を蓄電池情報記憶部23b(記憶部)に記憶させる。一方、後処理部25cは、蓄電池11を廃棄すると判定した場合には、蓄電池11の廃棄処理の発注を行う。一例として、後処理部25cは、余寿命推定部17cが推定した余寿命を過ぎずに蓄電池11が取り外し(交換された)場合には、当該蓄電池11を再利用すると判定し、余寿命推定部17cが推定した余寿命を過ぎて蓄電池11が使用された場合には、蓄電池11を廃棄すると判定する。蓄電池11の廃棄処理の発注は、一例として、受注装置4へ蓄電池11の廃棄処理の発注を示す廃棄発注情報を送信することでなされる。
また、制御部25は、蓄電池保管装置24の温度制御部24aを制御して、保管した蓄電池11の温度管理(温度制御)を行う。また、制御部25は、蓄電池保管装置24の充電部24bを制御して、蓄電池11に対して保管時の自己放電を補う補充電を行い蓄電池11の最適な保管状態を保つ。また、制御部25は、予定した交換時期に合わせて、保管時の蓄電容量から満充電状態(蓄電容量100%)に移行させるよう制御する。
次に、蓄電池管理システム1の動作について、図6を参照して説明する。以下では、ある蓄電装置2に蓄電池11が設置され、その後、該蓄電装置2の蓄電池11が交換される際の蓄電池管理システム1の動作について説明する。
まず、蓄電装置2に蓄電池11が設置される際には、蓄電池管理装置3の制御部25が、利用者情報記憶部23aに、当該蓄電池11の情報を含む利用者情報を記憶させる(ステップS1)。この利用者情報は、一例として、利用者に操作された入出力部21から入力されたものである。この際、制御部25は、当該蓄電池11の蓄電池情報を蓄電装置2に送信する。
蓄電装置2の制御部17は、蓄電池管理装置3から送信された蓄電池情報を受信すると、当該蓄電池情報を蓄電池情報記憶部16aに記憶させる(ステップS21)。また、一例として、蓄電池情報記憶部16aへの当該蓄電池情報の記憶が完了した後に、蓄電池11の充放電が、充放電予定記憶部16bに記憶された充放電の予定に従って行われる。
次に、蓄電装置2の制御部17は、余寿命推定部17cとして機能(動作)して、上述のとおりに蓄電池11の余寿命を推定し、推定した余寿命を示す余寿命情報を蓄電池管理装置3に送信する(ステップS22)。その後、蓄電装置2の制御部17は、蓄電池管理装置3から送信される交換予告の受信を待つ(ステップS23のNo)。
蓄電池管理装置3の制御部25は、蓄電装置2から送信された余寿命情報を受信すると、当該余寿命情報を蓄電池情報記憶部23bに記憶させる(ステップS2)。制御部25は、蓄電池情報記憶部23bに記憶させた余寿命情報を用いて蓄電池11の寿命が切迫している(近づいている)か否かを判定する(ステップS3)。一例として、制御部25は、蓄電池11の余寿命が現時点から規定の期間内(例えば1ヶ月や1週間等)である場合には、蓄電池11の寿命が切迫していると判定し(ステップS3のYes)、蓄電池11の余寿命が現時点から規定の期間よりも長い場合には、寿命は切迫していないと判定する(ステップS3のNo)。
蓄電池管理装置3の制御部25は、蓄電池11の寿命が切迫していると判定した場合(ステップS3のYes)、交換予定時期決定部25aとして機能して当該蓄電池11の交換予定時期を決定したならば、交換予定時期通知部25bとして機能して蓄電池11の交換予定時期を示す交換予告を蓄電装置2に通知する(ステップS4)。
蓄電装置2の制御部17は、蓄電池管理装置3からの交換予告を受信した場合(ステップS23のYes)、交換申込通知を蓄電池管理装置3に送信する(ステップS24)。詳しくは、一例として、制御部17は、受信した交換予告を入出力部14によって表示出力させる。この交換予告を認識した利用者の操作によって交換予告に対する応答である交換申込の情報が入出力部14によって入力されると、制御部17は、交換可否情報を含む交換申込情報を蓄電池管理装置3に送信する(ステップS24)。
蓄電池管理装置3の制御部25は、蓄電装置2から交換申込情報を受信すると(ステップS5)、条件が合致しているか否かを判定する(ステップS6)。詳しくは、一例として、制御部25は、交換申込情報に含まれる蓄電池11の交換希望日が交換予告で示した交換予定時期内か否かを判定する。制御部25は、その交換希望日が交換予定時期内である場合には条件が一致したと判定し(ステップS6のYes)、当該交換希望日を交換日に設定(決定)して、ステップS7に進む。一方、制御部25は、その交換希望日が交換予定時期内でない場合には条件が一致しないと判定し(ステップS6のNo)、ステップS10に進む。
ステップS10で、蓄電池管理装置3の制御部25は、調整処理を行う(ステップS10)。調整処理では、制御部25は、条件が一致しなかった旨を示す条件不一致情報を入出力部21に表示出力させる。この条件不一致情報を認識した利用者の操作は、一例として、蓄電装置2の利用者に電話やメール等で蓄電池11の交換の日程調整を行い、決定して交換日を、所定の入力画面に入出力部14によって入力する。この日程は、一例として交換予告で示した交換予定時期外である場合がある。制御部25は、入力された交換日を蓄電池11の交換日に設定(決定)し、ステップ7に進む。
ステップS7で、蓄電池管理装置3の制御部25は、設定した交換日を示す交換時期情報を蓄電装置2に送信する。次に、制御部25は、後処理部25cとして機能して、交換後処理決定処理を行う(ステップS8)。詳しくは、制御部25は、蓄電装置2(充放電管理装置20)の余寿命推定部17cが推定した蓄電池11の余寿命を用いて蓄電池11を再利用するか廃棄するかを判定し、蓄電池11を再利用すると判定した場合には、蓄電池11を再利用する旨を蓄電池情報記憶部23b(記憶部)に記憶させる。一方、後処理部25cは、蓄電池11を廃棄すると判定した場合には、蓄電池11の廃棄処理の発注を決定する。次に、制御部25は、交換発注を行う(ステップS9)。詳しくは、一例として、交換する蓄電池11に対応する利用情報を含み当該蓄電池11の交換を発注する旨を示す発注情報を受注装置4(情報処理装置)に送信する。発注情報を受信した受注装置4は、蓄電池11の交換を受注する。これにより、交換日に蓄電池11の交換が作業者によってなされることとなる。なお、取り外し後(交換後)の蓄電池11を廃棄する場合、発注情報に廃棄発注情報を含ませる。
一方、蓄電装置2の制御部17は、蓄電池管理装置3から交換時期情報を受信すると、交換時期記憶制御部17eとして機能し、当該交換時期情報に示される交換時期を交換時期記憶部16eに記憶させる(ステップS25)。
次に、蓄電装置2の制御部17は、余寿命制御部17dとして機能して、余寿命制御処理を行う(ステップS26)。この処理では、制御部17は、上述したように、蓄電池11の余寿命が余寿命推定部17cが推定した蓄電池11の余寿命とは異なる余寿命となるように充放電予定記憶部16bに記憶された蓄電池11の充放電の予定を変更する。なお、ステップS9の処理によって交換された蓄電池11の情報や利用者情報は、一例として、制御部17,25の動作によって蓄電池情報記憶部16aや利用者情報記憶部23a、蓄電池情報記憶部23bに記憶される。
以上説明したとおり、本実施形態では、余寿命制御部17dが、蓄電池11の余寿命が余寿命推定部17cが推定した蓄電池11の余寿命とは異なる余寿命となるように充放電予定記憶部16bに記憶された蓄電池11の充放電の予定を変更する。したがって、本実施形態によれば、蓄電池11の余寿命を制御することができる。よって、蓄電池11の交換時期を考慮して余寿命を制御することができるので、蓄電池11を効率的に交換することができる。
また、本実施形態では、蓄電装置2の交換可否情報送信部17gが、蓄電池管理装置3から通知された交換予定時期での蓄電池11の交換の可否を示す交換可否情報を蓄電池管理装置3に送信する。つまり、本実施形態では、交換時期の合意をするプロセスが含まれるので、保守管理者において緊急対応や人員補充等をすることが抑制されるので、保守コスト削減を行うことができる。
また、本実施形態では、複数の蓄電池11の寿命時期が重ならないように、充放電予定記憶部16bに記憶された蓄電池11の充放電の予定を変更する。したがって、一例として、複数の蓄電池11のうち一つが交換中であっても、他の蓄電池11で蓄電装置2の運転を継続できる。また、複数の稼働中の蓄電池11へ充放電量を当初の予定よりも多く配分するので、一台の蓄電池11が交換中であっても、蓄電装置2全体での蓄電容量の低下を抑制することができ、利用者の利便性を損なわずに効率的な蓄電池利用を図ることができる。よって、蓄電池11を効率的に交換することができる。
[第1の変形例]
本変形例では、図7に示すように、蓄電池11が一つだけ設けられている。このような構成においても、上記実施形態と同様の効果を奏することができる。
[第2の変形例]
本変形例では、図8に示すように、接続部18に接続部19(予備接続部、第二接続部)を介して予備の蓄電池111(第二蓄電池)が接続可能となっている。接続部18と接続部19は、蓄電池11および蓄電池111を充放電部12に接続する接続部40を構成している。また、本実施形態では、充放電部12は、蓄電池111の放電を行う。なお、予備の蓄電池111は、一例としては、蓄電池11と同じ構成のものであり、蓄電池保管装置24に保管されうる。
本変形例では、一例として、蓄電池11の交換の際には、蓄電池111を接続部19に接続することで、蓄電池111の電力を負荷に供給することができる。したがって、蓄電池11の交換の際に、予備の蓄電池111を接続部19に接続して、蓄電装置2の運転を継続させることができる。また、予備の蓄電池11は、一例として、交換作業を行う際に、交換用蓄電池11と同様の手順で出荷される。これにより、適切な充電容量の予備の蓄電池111を交換先に運搬することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、上記実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。上記実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更、追加等を行うことができる。また、上記実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…蓄電池管理システム、3…蓄電池管理装置、11…蓄電池、12…充放電部、16b…充放電予定記憶部、16c…充放電履歴記憶部、16d…目標蓄電量記憶部、17d…余寿命制御部、16e…交換時期記憶部、17b…充放電制御部、17c…余寿命推定部、17e…交換時期記憶制御部、17f…目標蓄電量記憶制御部、17g…交換可否情報送信部、20…充放電管理装置、24a…温度制御部(第二の温度制御部)、24b…充電部、25a…交換予定時期決定部、25b…交換予定時期通知部、25c…後処理部、30…温度制御部(第一の温度制御部)、40…接続部。

Claims (18)

  1. 蓄電池の充放電を行う充放電部と、
    前記蓄電池の充放電の予定を記憶する充放電予定記憶部に記憶された前記蓄電池の充放電の予定に従って前記充放電部に前記充放電を行わせる充放電制御部と、
    前記充放電予定記憶部に記憶された前記蓄電池の充放電の予定と、前記蓄電池の充放電履歴を記憶する充放電履歴記憶部に記憶された前記蓄電池の充放電履歴との少なくとも一方を用いて、前記蓄電池の余寿命を推定する余寿命推定部と、
    前記蓄電池の余寿命が前記余寿命推定部が推定した前記蓄電池の余寿命とは異なる余寿命となるように、前記充放電予定記憶部に記憶された前記蓄電池の充放電の予定を変更する余寿命制御部と、
    を備えた充放電管理装置であって、
    前記蓄電池は、複数設けられ、
    前記余寿命制御部は、複数の前記蓄電池の寿命時期が重ならないように、前記充放電予定記憶部に記憶された前記蓄電池の充放電の予定を変更する充放電管理装置、の前記充放電部が充放電を行う前記蓄電池を特定するための蓄電池特定情報と、前記蓄電池の交換業務に係る交換業務情報と、前記充放電管理装置の前記余寿命推定部が推定した前記蓄電池の余寿命とを用いて前記蓄電池の交換予定時期を決定する交換予定時期決定部と、
    前記交換予定時期を前記充放電管理装置に通知する交換予定時期通知部と、
    を備えた蓄電池管理装置
  2. 前記蓄電池の充放電の予定には、前記充放電の時刻および前記充放電の電力量が含まれる請求項1に記載の蓄電池管理装置。
  3. 前記充放電管理装置は、前記蓄電池の交換時期を記憶する交換時期記憶部に前記蓄電池の交換時期を記憶させる交換時期記憶制御部を備え、
    前記余寿命制御部は、前記交換時期記憶部に記憶された前記蓄電池の交換時期での前記蓄電池の余寿命を制御する請求項1または2に記載の蓄電池管理装置。
  4. 前記充放電管理装置は、前記蓄電池の交換時期の時点での前記蓄電池の目標蓄電量を記憶する目標蓄電量記憶部に、前記蓄電池の交換時期の時点での前記蓄電池の目標蓄電量を記憶させる目標蓄電量記憶制御部を備え、
    前記余寿命制御部は、前記蓄電池の交換時期の時点での前記蓄電池の蓄電量が前記目標蓄電量記憶部に記憶された目標蓄電量となるように、前記充放電予定記憶部に記憶された前記蓄電池の充放電の予定を変更する請求項3に記載の蓄電池管理装置。
  5. 前記余寿命制御部は、前記余寿命推定部が推定した各前記蓄電池の余寿命と前記交換時期記憶部に記憶された各前記蓄電池の交換時期とを用いて、複数の前記蓄電池の充放電の配分を変更する請求項3または4に記載の蓄電池管理装置。
  6. 前記充放電管理装置は、前記蓄電池および第二蓄電池を前記充放電部に接続する接続部を備え、
    前記充放電部は、前記第二蓄電池の放電を行う請求項1ないし5のいずれか一項に記載の蓄電池管理装置。
  7. 前記充放電管理装置は、前記蓄電池の温度を制御する第一の温度制御部を備えた請求項1ないし6のいずれか一項に記載の蓄電池管理装置。
  8. 蓄電池の充放電を行う充放電部と、
    前記蓄電池の充放電の予定を記憶する充放電予定記憶部に記憶された前記蓄電池の充放電の予定に従って前記充放電部に前記充放電を行わせる充放電制御部と、
    前記充放電予定記憶部に記憶された前記蓄電池の充放電の予定と、前記蓄電池の充放電履歴を記憶する充放電履歴記憶部に記憶された前記蓄電池の充放電履歴との少なくとも一方を用いて、前記蓄電池の余寿命を推定する余寿命推定部と、
    前記蓄電池の余寿命が前記余寿命推定部が推定した前記蓄電池の余寿命とは異なる余寿命となるように、前記充放電予定記憶部に記憶された前記蓄電池の充放電の予定を変更する余寿命制御部と、
    を備えた充放電管理装置、の前記充放電部が充放電を行う前記蓄電池を特定するための蓄電池特定情報と、前記蓄電池の交換業務に係る交換業務情報と、前記充放電管理装置の前記余寿命推定部が推定した前記蓄電池の余寿命とを用いて前記蓄電池の交換予定時期を決定する交換予定時期決定部と、
    前記交換予定時期を前記充放電管理装置に通知する交換予定時期通知部と、
    を備えた蓄電池管理装置。
  9. 前記蓄電池の充放電の予定には、前記充放電の時刻および前記充放電の電力量が含まれる請求項に記載の蓄電池管理装置。
  10. 前記蓄電池管理装置は、前記蓄電池の交換時期を記憶する交換時期記憶部に前記蓄電池の交換時期を記憶させる交換時期記憶制御部を備え、
    前記余寿命制御部は、前記交換時期記憶部に記憶された前記蓄電池の交換時期での前記蓄電池の余寿命を制御する請求項またはに記載の蓄電池管理装置。
  11. 前記蓄電池管理装置は、前記蓄電池の交換時期の時点での前記蓄電池の目標蓄電量を記憶する目標蓄電量記憶部に、前記蓄電池の交換時期の時点での前記蓄電池の目標蓄電量を記憶させる目標蓄電量記憶制御部を備え、
    前記余寿命制御部は、前記蓄電池の交換時期の時点での前記蓄電池の蓄電量が前記目標蓄電量記憶部に記憶された目標蓄電量となるように、前記充放電予定記憶部に記憶された前記蓄電池の充放電の予定を変更する請求項1に記載の蓄電池管理装置。
  12. 前記蓄電池は、複数設けられ、
    前記余寿命制御部は、前記余寿命推定部が推定した各前記蓄電池の余寿命と前記交換時期記憶部に記憶された各前記蓄電池の交換時期とを用いて、複数の前記蓄電池の充放電の配分を変更する請求項1または1に記載の蓄電池管理装置。
  13. 前記蓄電池管理装置は、前記蓄電池および第二蓄電池を前記充放電部に接続する接続部を備え、
    前記充放電部は、前記第二蓄電池の放電を行う請求項ないし1のいずれか一項に記載の蓄電池管理装置。
  14. 前記蓄電池管理装置は、前記蓄電池の温度を制御する第一の温度制御部を備えた請求項ないし1のいずれか一項に記載の蓄電池管理装置。
  15. 前記余寿命推定部が推定した前記蓄電池の余寿命を用いて前記蓄電池を再利用するか廃棄するかを判定し、前記蓄電池を再利用すると判定した場合には、前記蓄電池を再利用する旨を記憶部に記憶させ、前記蓄電池を廃棄すると判定した場合には、前記蓄電池の廃棄処理の発注を行う後処理部を備えた請求項ないし1のいずれか一項に記載の蓄電池管理装置。
  16. 蓄電池を保管する蓄電池保管装置を備え、
    前記蓄電池保管装置は、保管した前記蓄電池の温度を制御する第二の温度制御部と、保管した前記蓄電池の充電を行う充電部と、を備えた、請求項ないし1のいずれか一項に記載の蓄電池管理装置。
  17. 請求項ないし1のいずれか一項に記載の蓄電池管理装置と、
    前記充放電管理装置と、
    を備えた蓄電池管理システム。
  18. 前記充放電管理装置に含まれ、前記交換予定時期での前記蓄電池の交換の可否を示す交換可否情報を前記蓄電池管理装置に送信する交換可否情報送信部を備えた請求項1に記載の蓄電池管理システム。
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