JP6096014B2 - 重量物支持機構及びこれを用いた重量物積載装置並びに重量物懸吊装置 - Google Patents
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Description
[第1実施形態]積載タイプ
図1は本発明を採用した重量物積載装置Aの一実施形態を示す。重量物積載装置Aは、固定フレーム1と支持フレーム2とスプリング部材3と支持機構で構成されている。
「カム手段」
スプリング部材3の伸縮方向(図1上下方向)にカム面9を有するカム部材8を配置する。図1のカム部材8は固定フレーム1に形成され、カム面9はスプリング部材3の伸縮動作で上下動するフォロア部材7が摺接する所定長さ(S)に形成されている。そしてカム面9はフォロア部材7をスプリングの伸縮方向(x)と交差する方向(図示のものは直交方向(y)に移動させる湾曲面(又は傾斜面)に形成されている。
前述のフォロア部材7をカム面9に圧接する付勢手段10を配置する。図1の実施形態では付勢手段10は支持フレーム2に一体形成された傾斜面10aで構成してあり、重量物の重量(W)でフォロア部材7をカム面9側に付勢している。このため傾斜面10aは、水平線基準に所定角度θ(0<θ<90度)傾斜させてあり、重力の方向(図1上下方向)に作用する重量物の重量でフォロア部材7がカム面9に圧接される角度方向に傾斜している。
図3に従ってカム面9aからフォロア部材7に作用する力の関係を説明する。
(1)スプリング部材3に蓄えられたエネルギーが小さいとき(積載部2aが高い位置の時 図3:p2位置)。
このときフォロア部材7はスプリング部材3と摺動可能に係合(「バネ加圧面4a」と云う)されており、さらに積載部2aを有する支持フレーム2との間でも摺動可能に係合(「傾斜面10a」と云う)されている。
[重量物積載部に作用する力]=[スプリング部材の弾発力]+[W・tanθ×(1/tanα)]
なおW;重量物の重さ、θ;フォロア部材と支持フレームの係合面の傾斜角度、α;フォロア部材に係合するカム面の接線方向角度。
積載部2aが低い位置の時には、フォロア部材7の位置が移動してカム面9aとの当たり角度が変化する。図3中では水平に対して下側にβの角度(つまり先の角度αに対し角度βは異なる方向)で当たっている。従って、積載部2aが低い位置の時でも、高い時と同様に、フォロア部材7には左水平方向へ移動しようとする力;W・tanθでカム面9aに押付けられている。その押付け力は、カム面9aの傾斜(傾斜角β)を駆け下りる方向に作用し、その力の下方向の成分はW・tanθ×(1/tanβ)で表される。
[重量物積載部に作用する力]=[スプリング部材の弾発力]−[W・tanθ×(1/tanβ)]
なおW;重量物の重さ、θ;フォロア部材と支持フレームの係合面の傾斜角度、β;フォロア部材に係合するカム面の接線方向角度
次に図4に示す重量物懸吊装置Bについて説明する。前述の第1実施形態は載置台2aに重量物を積載する場合を示したが、この第2実施形態は重量物Mを懸吊フックに吊り下げて支持する懸吊装置に関する。図4に示すように、建造物の天井、機械装置の天板などの据付面11に、固定フレーム12を固定する。固定フレーム12には連結フック13が設けられ、据付面の懸吊フック14aに連結されている。固定フレーム12は、中空筒形状のフレーム枠構造に構成され、嵌合部12aが設けられている。この嵌合部12aには、支持フレーム15の嵌合部15aが嵌合され、固定フレーム12と支持フレーム15は重力の作用方向(鉛直方向)に伸縮可能に構成されている。
図5に示す重量物懸吊装置Cについて説明する。前述の第2実施形態は重量物Mを懸吊フックに吊り下げて支持する際に圧縮スプリングのバネ力で懸吊する場合を示したが、この第3実施形態は引っ張りスプリングで懸吊する機構に関する。前述の第2実施形態と同一の構成については同一符号を付して説明を省略する。
図6に従って説明すると、フォロア部材20は固定フレーム12に摺動可能に接続されており、さらに重量物懸吊部14との間でもカム面18aと摺動可能に接続されている。カム面18aは重量物懸吊部14の移動方向(鉛直方向)に対して所定角度θ(0<θ<90度)に傾けてある。また、フォロア部材20には図5左方向(カム面と圧接する方向)へ移動しようとする力が発生する。
よって、重量物懸吊部の発生する力は以下のようになる。
懸吊部に作用する力=Fs・cosγ+(W・tanθ+Fs・sinγ)×(1/tanα)・・・(式1)
図7に従って説明すると、重量物懸吊部14が低い位置の時には、フォロア部材20の位置が移動してカム面17bとの係合角度β(水平線方向と接線方向の間の角度)が変化する(先のα角度は懸吊物の落下を抑制する角度方向であるのに対し、β角度は懸吊物14が上昇するのを抑制する角度方向)。一方、支持フレーム15の懸吊部が低い位置の時でも、先の高い時と同様に、フォロア部材20には図中左方向(カム面に圧接する方向)へ移動しようとする力が発生し、その力は、[W・tanθ+Fl・sinδ]でカム面17bに押付けられている。その押付け力は、カム面17bの傾斜(傾斜角β)を駆け下りる方向に移動しようとする力が働き、その力の下方向の成分はW・tanθ×(1/tanβ)で表される。
よって、出力台の発生する力は以下のようになる。
懸吊部14に作用する力=Fl・cosδ−(W・tanθ+Fl・sinδ)×(1/tanβ)・・・(式2)
1 固定フレーム
1a 設置部
1b バネ固定部
1c 嵌合部
2 支持フレーム
2a 載置台
2b 嵌合部
3 スプリング部材
3a 固定端
3b 自由端
Claims (9)
- 重量物を支持する支持フレームと固定フレームとの間に配置されたスプリング部材のバネ力で重量物を支持する機構であって、
固定フレームと、
前記固定フレームに対して相対的に接近及び離間可能に配置された支持フレームと、
前記固定フレームと支持フレームとの間に配置され、支持フレームの移動方向に伸縮するスプリング部材と、
前記スプリング部材の伸縮方向と交差する方向に移動可能に配置されスプリング部材のバネ力を前記支持フレームに伝達するフォロア部材と、
前記スプリング部材から前記支持フレームに作用するバネ力を増減調整するカム面を有するカム部材と、
前記カム面に前記フォロア部材を圧接する付勢手段と、
を備え、
前記フォロア部材は、
前記スプリング部材から作用されるバネ力と前記付勢手段から作用される付勢力によって前記カム面に沿って前記スプリング部材の伸縮方向と同時にこの伸縮方向と交差する方向に移動することを特徴とする重量物支持機構。 - 前記カム部材のカム面は、
前記スプリング部材の伸縮方向と所定角度で交差する方向に配置されていると共に、
前記フォロア部材に作用するバネ力を低減させる第1の係合領域と
前記フォロア部材に作用するバネ力を増大させる第2の係合領域と
を有し、
前記付勢手段は、
前記第2の係合領域に沿って前記フォロア部材を押し上げる方向の力を、
前記第1の係合領域に沿って前記フォロア部材を押し下げる方向の力を、
及ぼすことを特徴とする請求項1に記載の重量物支持機構。 - 前記カム部材のカム面は、
前記第1の係合領域でフォロア部材に係合する接線方向角度と、
前記第2の係合領域でフォロア部材に係合する接線方向角度と、
は水平方向を基準に異なる角度方向に設定されていることを特徴とする請求項2に記載の重量物支持機構。 - 前記カム面は、前記スプリング部材の伸縮方向にバネ力を低減させる第1の係合領域と、バネ力を増大させる第2係合領域との順に配置され、
前記フォロア部材に作用するスプリング部材のバネ力を平滑化することを特徴とする請求項2に記載の重量物支持機構。 - 前記カム部材は、前記固定フレームに配置され、
このカム部材には、前記スプリング部材の伸縮方向に前記カム面を有する溝カムが形成され、
この溝カムには、前記フォロア部材に伝達するバネ力の作用を低減させる係合領域と、バネ力を増大させる係合領域を有するカム面が形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の重量物支持機構。 - 前記付勢手段は、
前記支持フレームに設けられた前記フォロア部材と係合する係合面で構成され、
この係合面は、前記支持フレームに作用する荷重によって前記フォロア部材を前記カム面に向けて圧接するように前記スプリング部材の伸縮方向に対して所定角度傾斜していることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の重量物支持機構。 - 前記固定フレームには、前記スプリング部材を固定するバネ固定部が、
前記支持フレームには、重量物を積載支持若しくは重量物を懸吊する重量支持部が、
それぞれ形成され、
前記固定フレームと前記支持フレームとは互いに摺動可能に嵌合する嵌合部で連結されていることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の重量物支持機構。 - 重量物を積載支持する重量支持部材と、
前記重量支持部材をスプリング部材のバネ力で所定の高さ位置に支持する重量物支持機構と、
で構成され、
前記重量物支持機構は請求項1から7のいずれか1項に記載の重量物支持機構で構成され、
前記スプリング部材は重量物に作用する重力方向に伸縮可能に配置されていることを特徴とする重量物積載装置。 - 重量物を懸吊する重量支持部材と、
前記重量支持部材をスプリング部材のバネ力で所定の高さ位置に懸吊支持する重量物支持機構と、
で構成され、
前記重量物支持機構は請求項1から8のいずれか1項に記載の重量物支持機構で構成され、
前記スプリング部材は重量物に作用する重力方向に伸縮可能に配置されていることを特徴とする重量懸吊装置。
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