JP6095426B2 - アキュムレータ及び空気調和機 - Google Patents

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本発明は、アキュムレータ及び空気調和機に関する。
従来、流出管の下部の液冷媒領域に第1の油戻し孔が形成され、流出管の上部のガス冷媒領域に第2の油戻し孔が形成された冷凍サイクル用アキュムレータがあった(例えば、特許文献1参照)。
また従来、流出管の下部の液冷媒領域に液戻し管が設けられ、流出管の上部のガス冷媒領域にバランス孔が形成されている空気調和機もあった(例えば、特許文献2参照)。
特開2004−125308号公報([0010]、図1) 特開平07−12431号公報([0015]、図1)
特許文献1に記載の冷凍サイクル用アキュムレータでは、第2の油戻し孔に、一端が液冷媒領域に達する配管を連通させ、圧縮機に戻る冷凍機油の量を制御することが考えられている。しかしながら、圧縮機の運転周波数として幅広い運転範囲を必要とする場合には、特許文献1記載の第1の油戻し孔及び第2の油戻し孔だけでは、圧縮機に戻す冷凍機油の量を適切に制御できないという課題があった。
特許文献2に記載の空気調和機では、液戻し管を設け、さらに流出管の上部のガス冷媒領域にバランス孔を形成することで、圧縮機の乾き度を制御することが考えられている。しかしながら、圧縮機の運転周波数として幅広い運転範囲を必要とする場合には、特許文献2記載の液戻し管及びバランス孔だけでは、圧縮機の乾き度を適切に制御できないという課題があった。
本発明は、上述のような課題を背景としてなされたものであり、圧縮機の運転周波数として幅広い運転範囲を必要とする場合でも、圧縮機に戻す冷凍機油の量を適切に制御し、圧縮機の乾き度を適切に制御するアキュムレータ及び空気調和機を得ることを目的とする。
本発明に係るアキュムレータは、冷凍サイクル装置の蒸発器と圧縮機の冷媒吸入側との間に設置されるアキュムレータであって、密閉容器と、前記蒸発器から出た冷媒を前記密閉容器内に導入する流入管と、前記密閉容器内の冷媒を前記圧縮機へ供給するU字型の流出管とを備え、前記流出管の液冷媒領域には、下部油戻し孔が形成され、前記流出管のガス冷媒領域には、複数の上部油戻し孔が形成され、前記複数の上部油戻し孔は、それぞれ異なる高さ位置に形成され、前記複数の上部油戻し孔には、一端が前記液冷媒領域に達して開口するストロー管がそれぞれ接続され、前記流出管の内部と前記ストロー管の内部とが連通し、前記ストロー管の長さが、前記上部油戻し孔の位置に応じて異なるものである。
本発明に係る空気調和機は、本発明のアキュムレータを備える。
本発明によれば、複数の上部油戻し孔は、それぞれ異なる高さ位置に形成され、複数の上部油戻し孔には、一端が液冷媒領域に達して開口するストロー管がそれぞれ接続され、流出管の内部とストロー管の内部とが連通する。このため、圧縮機の運転周波数として幅広い運転範囲を必要とする場合でも、圧縮機の運転周波数に応じた冷凍機油及び液冷媒を流出管に流入させることができる。したがって、圧縮機に戻す冷凍機油の量を適切に制御し、圧縮機の乾き度を適切に制御することができる。
本発明の実施の形態1に係るアキュムレータを備えた空気調和機の冷凍サイクル図である。 本発明の実施の形態1に係るアキュムレータの断面図である。 本発明の実施の形態1に係るアキュムレータの流出管の内部を流れるガス冷媒の流量と流出管の内部に流入する液冷媒(冷凍機油)の量との関係を示す図である。 本発明の実施の形態2に係るアキュムレータの断面図である。 本発明の実施の形態2に係るアキュムレータの流出管の内部を流れるガス冷媒の流量と流出管の内部に流入する液冷媒(冷凍機油)の量との関係を示す図である。 本発明の実施の形態3に係るアキュムレータの断面図である。 本発明の実施の形態3に係るアキュムレータの油戻し孔の孔径と乾き度との関係を示す図である。 本発明の実施の形態3に係るアキュムレータの油戻し孔の直径及び油戻し孔の高さ並びにストロー管の内径を示す表である。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1に係るアキュムレータ10を備えた空気調和機100の冷凍サイクル図であり、図2は本発明の実施の形態1に係るアキュムレータ10の断面図である。
図1に示されるように、空気調和機100は、アキュムレータ10と、圧縮機20と、四方弁30と、凝縮器40と、膨張弁50と、液配管60と、蒸発器70と、ガス配管80とを備える。例えば、冷房運転時には、圧縮機20から吐出された冷媒は、四方弁30を通って、凝縮器40に入って冷却され、膨張弁50で減圧され、液配管60を通って、蒸発器70で蒸発され、ガス配管80、四方弁30、アキュムレータ10を順に通って、圧縮機20に戻る。
図2に示されるように、アキュムレータ10は、密閉容器1と、蒸発器70から出た冷媒を密閉容器内に導入する流入管11と、密閉容器1内の冷媒を圧縮機20へ供給するU字型の流出管12とを備える。流出管12には、高さの低い順に、油戻し孔13a,13b,13cが形成されている。
油戻し孔13aは、液冷媒及び冷凍機油が満たされる液冷媒領域に位置し、油戻し孔13b,13cは、ガス冷媒が満たされるガス冷媒領域に位置している。油戻し孔13bの孔径は、油戻し孔13cの孔径と同一である。油戻し孔13b,13cの孔径は、油戻し孔13aの孔径よりも大きい。油戻し孔13b,13cには、一端が液冷媒領域に達して開口するストロー管14b,14cがそれぞれ接続されている。ストロー管14b,14cの下端の高さ位置は、例えば油戻し孔13aの高さと同じである。図2では、油戻し孔13b及び油戻し孔13cの形状を示すように図示しているが、実際には上述したように、油戻し孔13b,13cにストロー管14b,14cがそれぞれ接続されている。
なお、以後の説明において、流出管12に形成される油戻し孔を油戻し孔13と総称することがある。また、以後の説明において、流出管12に接続されるストロー管をストロー管14と総称することがある。
次に、本実施の形態1のアキュムレータ10の動作について説明する。
流入管11から密閉容器1内に導入された冷媒は、冷凍機油を含む液冷媒とガス冷媒とに分離され、冷凍機油を含む液冷媒は密閉容器1の底部に貯留され、ガス冷媒は密閉容器1の上部に貯留される。
このように、冷凍機油を含む液冷媒とガス冷媒とが密閉容器1の内部に貯留された状態で、圧縮機20の運転周波数が高くなって、流出管12内を循環する冷媒循環量が増加すると、流出管12内の動圧が増加して静圧が減少する。このため、ストロー管14から流出管12内への油戻り量(液冷媒戻り量)が増加する。
一方、冷凍機油を含む液冷媒とガス冷媒とが密閉容器1の内部に貯留された状態で、圧縮機20の運転周波数が低くなって、流出管12内を循環する冷媒循環量が減少すると、流出管12内の静圧の減少量が少なくなる。このため、液冷媒(冷凍機油)は、ストロー管14内を流通するのに必要な位置エネルギーと管摩擦エネルギーを確保しきれず、流出管12の内部に流入し難い。
図3は、本発明の実施の形態1に係るアキュムレータ10の流出管12の内部を流れるガス冷媒の流量と流出管12の内部に流入する液冷媒(冷凍機油)の量との関係を示す図である。
図3の横軸は、流出管12の内部を流れるガス冷媒の流量を示し、図3の縦軸は、流出管12の内部に流入する液冷媒(冷凍機油)の量を示す。
図3の(A)は、流出管12にストロー管が接続されない場合を示し、図3の(B)は、流出管12に接続されるストロー管が1本である場合を示し、図3の(C)は、流出管12に接続されるストロー管が2本である場合を示す。図3から分かるように、流出管12に接続されるストロー管の本数によって、流出管12の内部を流れるガス冷媒の流量に対する、流出管12の内部に流入する液冷媒(冷凍機油)の量が異なる場合がある。
流出管12にストロー管が設けられていない場合には、ガス冷媒の流量が増加すると、図3の(A)に示されるように、液冷媒(冷凍機油)の流入量が増加していく。
流出管12に接続されるストロー管が1本である場合、例えばストロー管14bのみが設けられているような場合には(図2)、流出管12の内部を流れるガス冷媒の流量が増加すると、図3の(B)に示されるように、流出管12の内部に流入する液冷媒(冷凍機油)の量が増加していく。
ここで、ガス冷媒の流量が図3の(i)未満においては、油戻し孔13aを介してのみ流出管12内に液冷媒(冷凍機油)が流入するため、流出管12の内部を流れるガス冷媒の流量と流出管12の内部に流入する液冷媒(冷凍機油)の量との関係は、ストロー管が設けられていない(A)の場合と同様となる。これに対して、ガス冷媒の流量が(i)以上では、油戻し孔13a,13bを介して流出管12内に液冷媒(冷凍機油)が流入するようになる。すなわち、ガス冷媒の流量が(i)以上になると、流出管12内に液冷媒(冷凍機油)が流入する経路が増える。このため、図3の(B)に示されるように、ガス冷媒の流量が(i)を境にして、液冷媒(冷凍機油)の流入量が顕著に変化する。
流出管12に接続されるストロー管が2本である場合、例えばストロー管14b,14cが設けられているような場合には(図2)、流出管12の内部を流れるガス冷媒の流量が増加すると、図3の(C)に示されるように、流出管12の内部に流入する液冷媒(冷凍機油)の量が増加していく。
ここで、ガス冷媒の流量が図3の(ii)未満においては、油戻し孔13a,13bを介してのみ流出管12内に液冷媒(冷凍機油)が流入するため、流出管12の内部を流れるガス冷媒の流量と流出管12の内部に流入する液冷媒(冷凍機油)の量との関係は、ストロー管が1本である(B)の場合と同様となる。これに対して、ガス冷媒の流量が(ii)以上では、油戻し孔13a,13b,13cを介して流出管12内に液冷媒(冷凍機油)が流入するようになる。すなわち、ガス冷媒の流量が(ii)以上になると、流出管12内に液冷媒(冷凍機油)が流入する経路が増える。このため、図3の(C)に示されるように、ガス冷媒の流量が(ii)を境にして、液冷媒(冷凍機油)の流入量が顕著に変化する。
以上のように、本実施の形態1に係るアキュムレータ10は、油戻し孔13b,13cは、それぞれ異なる高さ位置に形成され、油戻し孔13b,13cには、一端が液冷媒領域に達して開口するストロー管14b,14cがそれぞれ接続され、流出管12の内部とストロー管14の内部とが連通する。このため、圧縮機20の運転周波数として幅広い運転範囲を必要とする場合でも、圧縮機20の運転周波数に応じた冷凍機油及び液冷媒を流出管12に流入させることができる。したがって、圧縮機20に戻す冷凍機油の量を適切に制御し、圧縮機20の乾き度を適切に制御することができる。
また、上記構成を備えたことで、従来よりも油戻し孔13aの孔径が小さく形成される。また、上記構成を備えたことで、冷媒循環量が少なくなると液冷媒がストロー管14及び油戻し孔13b,13cを介して流出管内に流入し難くなる。このため、冷媒循環量が少なくなると、流出管12内に流入する液冷媒の量を少なくでき、圧縮機20の性能低下を抑制することができ、特に、冷媒/暖房中間のように冷媒循環量の少ない場合に特に有効である。
実施の形態2.
次に、図4,図5を用いて実施の形態2について説明する。
図4は、本発明の実施の形態2に係るアキュムレータ10の断面図である。
図4に示されるように、本実施の形態2では、流出管12に形成される油戻し孔の数及び流出管12に設けられるストロー管の数を、実施の形態1よりも増加させている。具体的には、実施の形態2では、油戻し孔13d及びストロー管14dが追加されている。
図4に示されるように、流出管12には、高さの低い順に、油戻し孔13a,13b,13c,13dが形成されている。油戻し孔13dは、油戻し孔13b,13cと同様に、ガス冷媒が満たされるガス冷媒領域に位置している。油戻し孔13dの孔径は、油戻し孔13b,13cの孔径と同一であり、油戻し孔13aの孔径よりも大きい。油戻し孔13dには、一端が液冷媒領域に達して開口するストロー管14dが接続されている。ストロー管14dの下端の高さ位置は、例えば油戻し孔13aの高さと同じである。
図5は、本発明の実施の形態2に係るアキュムレータ10の流出管12の内部を流れるガス冷媒の流量と流出管12の内部に流入する液冷媒(冷凍機油)の量との関係を示す図である。図5の横軸は、流出管12の内部を流れるガス冷媒の流量を示し、図5の縦軸は、流出管12の内部に流入する液冷媒(冷凍機油)の量を示す。
流出管12に接続されるストロー管が3本である場合、例えばストロー管14b,14c,14dが設けられているような場合には、流出管12の内部を流れるガス冷媒の流量が増加すると、図5の(D)に示されるように、流出管12の内部に流入する液冷媒(冷凍機油)の量が増加していく。
ここで、ガス冷媒の流量が(iii)未満においては、油戻し孔13a,13b,13cを介してのみ流出管12内に液冷媒(冷凍機油)が流入するため、流出管12の内部を流れるガス冷媒の流量と流出管12の内部に流入する液冷媒(冷凍機油)の量との関係は、ストロー管が2本である(C)の場合と同様となる。これに対して、ガス冷媒の流量が(iii)以上では、油戻し孔13a,13b,13c,13dを介して流出管12内に液冷媒(冷凍機油)が流入するようになる。すなわち、ガス冷媒の流量が(iii)以上になると、流出管12内に液冷媒(冷凍機油)が流入する経路が増える。このため、図5の(D)に示されるように、ガス冷媒の流量が(iii)を境にして、液冷媒(冷凍機油)の流入量が顕著に変化する。
したがって、本実施の形態2(図5)では、実施の形態1(図3)よりも更に圧縮機20の運転周波数として幅広い運転範囲を必要とする場合でも、圧縮機20の運転周波数に応じた冷凍機油及び液冷媒を流出管12に流入させることができる。したがって、圧縮機20に戻す冷凍機油の量をより適切に制御し、圧縮機20の乾き度をより適切に制御することができる。
なお、図3及び図5の(i)は、油戻し孔13b及びストロー管14bを介して流出管12に液冷媒(冷凍機油)が流入し始める分岐点を説明し、図3及び図5の(ii)は、油戻し孔13c及びストロー管14cを介して流出管12に液冷媒(冷凍機油)が流入し始める分岐点を説明し、図5の(iii)は、油戻し孔13d及びストロー管14dを介して流出管12に液冷媒(冷凍機油)が流入し始める分岐点を説明するために記載したものであり、ガス冷媒の流量を特に限定するものではない。
実施の形態3.
次に、図6,図7,図8を用いて実施の形態3について説明する。
図6は、本発明の実施の形態3に係るアキュムレータ10の断面図である。
本実施の形態3では、本実施の形態1,2とは異なり、ガス冷媒領域に形成される油戻し孔の孔径が全て同一とはならないようにしている。図6は、油戻し孔13dの孔径を、油戻し孔13b,13cの孔径よりも大きく形成した例である。なお、油戻し孔13b〜13dの孔径の大小関係は上述した例に限定されるものではなく、油戻し孔13b〜13dの孔径が、2種類以上の異なる大きさとなっていればよい。例えば、油戻し孔13bの孔径を、油戻し孔13c,13dの孔径よりも大きく形成してもよい。また、実施の形態3は、実施の形態1のように油戻し孔13が油戻し孔13a〜13cで構成されるような場合にも適用できる。
図7は、本発明の実施の形態3に係るアキュムレータ10の油戻し孔13の孔径と乾き度との関係を示す図である。図7の横軸は、油戻し孔13の孔径を示し、図7の縦軸は、乾き度を示している。
図7の(a)は、油戻し孔13aの孔径を変化させた場合の乾き度の変化を示し、図7の(b)は、油戻し孔13b〜13dの孔径を変化させた場合の乾き度の変化を示している。図7の(a)、図7の(b)の何れも、油戻し孔13の孔径を大きくすると、ストロー管14を介して流出管12に流入する液冷媒の量が増加するため、乾き度は小さくなる。なお、油戻し孔13aの孔径を大きくするときの乾き度の変化量は(図7の(a))、油戻し孔13b〜13dを大きくするときの乾き度の変化量(図7の(b))よりも大きい。
図8は、本発明の実施の形態3に係るアキュムレータ10の油戻し孔13a〜13dの直径D1〜D4、油戻し孔13b〜13dの高さL1〜L3、及びストロー管14b〜14dの内径SD1〜SD3を示す表である。
油戻し孔13a〜13dの直径D1〜D4は、例えば0.1mm〜4.0mmの範囲内である。また、油戻し孔13b〜13dの高さL1〜L3は、例えば10mm〜400mmの範囲内である。また、ストロー管14b〜14dの内径SD1〜SD3は、例えば0.5mm〜4.0mmの範囲内である。
なお、油戻し孔13b〜13dの位置は、実施の形態1〜実施の形態3で説明したような位置に限定されず、油戻し孔13b〜13dが、油戻し孔13aよりも高く位置していればよく、油戻し孔13aよりも、冷媒流れの上流側に設けられていてもよい。
また、油戻し孔13は3つよりも多く形成されていてもよく、この場合には、油戻し孔13の数に合わせてストロー管14がより多く設けられる。
また、本発明はHFCのみならずHC、COなどの自然冷媒にも適用できることはいうまでもない。
また、油戻し孔13aが、本発明における「下部油戻し孔」に相当する。
また、油戻し孔13b及び油戻し孔13c、あるいは、油戻し孔13b、油戻し孔13c、及び油戻し孔13dが、本発明における「上部油戻し孔」に相当する。
1 密閉容器、10 アキュムレータ、11 流入管、12 流出管、13,13a〜13d 油戻し孔、14,14b〜14d ストロー管、20 圧縮機、30 四方弁、40 凝縮器、50 膨張弁、60 液配管、70 蒸発器、80 ガス配管、100 空気調和機、D1〜D4 直径、L1〜L3 高さ、SD1〜SD3 内径。

Claims (5)

  1. 冷凍サイクル装置の蒸発器と圧縮機の冷媒吸入側との間に設置されるアキュムレータであって、
    密閉容器と、
    前記蒸発器から出た冷媒を前記密閉容器内に導入する流入管と、
    前記密閉容器内の冷媒を前記圧縮機へ供給するU字型の流出管とを備え、
    前記流出管の液冷媒領域には、下部油戻し孔が形成され、
    前記流出管のガス冷媒領域には、複数の上部油戻し孔が形成され、
    前記複数の上部油戻し孔は、それぞれ異なる高さ位置に形成され、
    前記複数の上部油戻し孔には、一端が前記液冷媒領域に達して開口するストロー管がそれぞれ接続され、前記流出管の内部と前記ストロー管の内部とが連通し、
    前記ストロー管の長さが、前記上部油戻し孔の位置に応じて異なる
    ことを特徴とするアキュムレータ。
  2. 前記ストロー管は、それぞれの下端部の高さ位置が同じである
    ことを特徴とする請求項1記載のアキュムレータ。
  3. 前記複数の上部油戻し孔の孔径は、2種類以上の異なる大きさである
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のアキュムレータ。
  4. 前記複数の上部油戻し孔の孔径は、前記下部油戻し孔の孔径よりも大きい
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか一項に記載のアキュムレータ。
  5. 請求項1〜請求項の何れか一項に記載のアキュムレータを備えた
    ことを特徴とする空気調和機。
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