JP6094120B2 - 寸法測定装置 - Google Patents
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Description
その光ゲートセンサは、物品の横幅(搬送方向と直交する方向の幅)を測定するために、光センサの投光器と受光器は物品を挟んで対向して配置される。即ち、光センサの一方はコンベヤの搬送面上方に、他方はコンベヤの搬送面下方に配置される。従って、コンベヤがベルトコンベヤである場合、搬送面の上方に配置される一方のセンサ(例えば、投光器)からの光を受光する他方のセンサ(例えば、受光器)は、コンベヤの搬送面に設けた開口部の下方に配置する必要がある。
前記開口部は、通常、2台のコンベヤを、隙間を開けて縦一列に並べ、その隙間に光ゲートセンサを配置することで実用に供されている。
また、コンベヤがローラコンベヤである場合、ローラ相互間の空間を前記センサの光が通過する開口部として利用することも考えられるが、ローラ相互の間隔はそれほど広くなく、従って、利用可能な光ゲートセンサには限度があり、ベルトコンベヤの場合と同様、後付け使用を容易に行うことができるものではない。
具体的には、コンベヤの搬送路を挟んで対向するゲートの一方の垂直部に、搬送物品に向けて測定光を投光する高さ測定用投光部を、他方の垂直部に前記高さ測定用投光部の測定光を受光する高さ測定用受光部を配置し、前記高さ測定用投光部から投光された測定光のうち、物品で遮られずに受光されたものと、遮られて受光器に受光されないものとの受光レベルに強弱(明暗)の差が生じた境界位置により該物品の高さ寸法を測定する。
また、前記ゲートの両垂直部における搬送面と略同じ高さ位置に、搬送面に載置された物品の上面角部に向けて測定光を投光する幅測定用投光部を配置し、前記ゲートの水平部又は垂直部に、前記幅測定用投光部の測定光を受光する幅測定用受光部を配置し、前記高さ測定用受光部の測定データと、幅測定用受光部の測定データより、前記ゲートの垂直部から物品側面までの隙間幅を算出し、その両隙間幅を前記ゲートの横幅(両垂直部間の幅)より減算することで前記物品の横幅寸法を測定する。
前記幅測定用投光部としては、直線的に測定光を射出するレーザ光源を一定ピッチ間隔で縦一列に配置する形態、或いは測定光を扇形状に走査照射する形態等、何れでもよい。
即ち、寸法測定装置は、コンベヤの搬送路を挟んで対向配置された一対の鉛直状のゲートと、前記ゲートの一方の垂直部に配置され、搬送物品に向けて測定光を照射する高さ測定用投光部と、前記ゲートの他方の垂直部に配置され、前記高さ測定用投光部からの測定光を受光する高さ測定用受光部と、前記ゲートの両方における搬送面より上方の鉛直部に沿って複数配置された、搬送物品の上面角部方向でゲートの反対部に向けて測定光を照射する幅測定用投光部及び前記幅測定用投光部の測定光を受光する幅測定用受光部と、前記高さ測定用受光部、幅測定用受光部の測定データに基づいて前記物品の寸法を算出する演算処理部と、を有する。前記幅測定用投光部は、前記ゲートの両垂直部それぞれに設けられた一つの該幅測定用投光部から、前記ゲートに設けられた複数の前記幅測定用受光部により受光可能な範囲に測定光を照射する。前記演算処理部は、測定データに強弱の差が生じた高さ測定用受光部の位置に基づいて前記物品の高さ寸法を算出し、前記高さ寸法と測定データに強弱の差が生じた幅測定用受光部の位置とに基づいて前記物品の横幅寸法を算出する。
また、前記コンベヤはベルトコンベヤ、ローラコンベヤ等、物品を移送できるものであればよく、その形態は問わない。
それにより、前記高さ測定用投光部3aから高さ測定用受光部3bに向けて投光された測定光は、ベルトコンベヤ1の搬送面に載置された物品Gで遮られて前記高さ測定用受光部3bに到達しないものと、物品Gに遮られることなく高さ測定用受光部3bに到達するものとに分かれ、受光レベルの強弱(明暗)の境界によって物品の高さを測定することができる。
上記構成により、垂直部2a,2a’の最下位に配置した幅測定用投光部4a,4a’からベルトコンベヤ1上の物品Gの上面角部に向けて投光された測定光は、該物品Gで遮られて前記幅測定用受光部4b,4b’に到達しないものと、物品Gに遮られることなく幅測定用受光部4b,4b’に到達するものとに分かれ、受光レベルの強弱(明暗)の境界によって、幅測定に必要なデータが得られる。
それにより、前記高さ測定用受光部3bの測定データと、幅測定用受光部4b,4b’の測定データより、前記ゲートの垂直部から物品側面までの隙間幅W1’,W2’を算出し、その両隙間幅W1’,W2’を前記ゲートの横幅(両垂直部間の幅)W3より減算することで前記物品Gの横幅寸法Wを測定することができる。尚、物品Gの横幅Wを演算算出する方法については後段で説明する。
図3は上記した寸法測定装置の電気的構成を示すブロック図で、ベルトコンベヤ1、高さ測定用センサ3及び幅測定用センサ4の動作制御とコントロールを行うCPU(演算処理部)5と、制御をおこなうプログラムを記憶するROM6と、前記高さ測定用センサ3及び幅測定用センサ4からの出力値、計測値、更に寸法算出のワークエリア等を記憶するRAM7と、物品Gの測定値、及び該物品に関する情報等を表示する表示部8と、予め設定する情報の入力時に操作する入力操作部9と、エラー及び緊急の時に注意を喚起させる為の音声出力部(報知手段)10と、上位装置(管理装置)とのデータ通信を行う通信部11と、接続機器とのI/Oインターフェース12と、物品Gを搬送するベルトコンベヤ1の駆動部13と、高さ測定用センサ3と、幅測定用センサ4等で構成されている。
[高さ寸法Hの測定]
ゲート2の垂直部2aに一定間隔で設置した高さ測定用投光部3aから高さ測定用受光部3bに向けて投光された測定光は、その一部がベルトコンベヤ1の搬送面に載置された物品Gで遮られて反対側の垂直部2a’に設置した前記高さ測定用受光部3bに到達せず、その他の測定光は物品Gに遮られることなく高さ測定用受光部3bに到達し、受光される。それにより、高さ測定用受光部3bの受光レベルに強弱(明暗)の差が生じる。従って、高さ測定用受光部3bの受光レベルの強弱の境界位置により物品Gの高さ寸法Hを測定することができる。即ち、高さ測定用投光部3aの測定光を受光した最下位の高さ測定用受光部3bの基準面(搬送面)からの高さ位置が物品Gの高さ寸法Hとなる。
ゲート2の両垂直部2a,2a’に設置した幅測定用投光部4a,4a’から搬送物品Gの上面角部に向けて測定光を投光すると、図4に示すように、その測定光の一部は前記物品Gで遮られて受光されず、その他の測定光はゲート2の水平部2bに一定間隔で設置した幅測定用受光部4bに受光される。
それにより、幅測定用受光部4bの受光レベルに強弱(明暗)の差が生じる。
ここで、垂直部2a側の幅測定用投光部4aからの測定光の受光レベルに強弱(明暗)の差が生じた幅測定用受光部4bの位置をX、同様に垂直部2a’側の幅測定用投光部4a’からの測定光の受光レベルに強弱(明暗)の差が生じた幅測定用受光部4bの位置をYとしたとき、前記垂直部2aと水平部2bとが交差する位置から前記位置Xまでの距離は横幅W1、同様に、前記垂直部2a’と水平部2bとが交差する位置から前記位置Yまでの距離を横幅W2、更に、垂直部2aから該垂直部と対向する物品Gの側面までの距離(隙間幅)を横幅W1’、同様に垂直部2a’から該垂直部2a’と対向する物品Gの側面までの距離(隙間幅)を横幅W2’、基準面(搬送面)から水平部2bまでの距離を高さH3とすると、前記横幅W1’及び横幅W2’は[三角形と比の定理]によって下記数式(1)、(2)により算出することができる。
横幅W1’=(幅W1/高さH3)×高さH (1)
横幅W2’=(幅W2/高さH3)×高さH (2)
(尚、高さH3は装置設計時に確定、また、高さHは前記高さ測定により算出)
横幅W=幅W3−横幅W1’−横幅W2’ (3)
(尚、幅W3は装置設計時に確定)。
図4の実施例は、垂直部2a,2a’の下部に配置した幅測定用投光部4a,4a’の測定光が水平部2bに配置した幅測定用受光部4bで受光される例であるが、物品Gの高さが低い場合、前記幅測定用投光部4a,4a’から投光される測定光は垂直部2a,2a’に配置した幅測定用受光部4b’で受光されることになる。この場合の測定については後段(実施例2)で説明する。
図5に示す寸法測定装置は、ベルトコンベヤ1及びゲート2の構成は前示実施の形態で示した構成と同じであるが、該ゲート2に設置する幅測定用受光部は水平部2bと一方の垂直部(図示例では右側の垂直部2b’)の2箇所に設ける。即ち、水平部2bに幅測定用受光部4bを、垂直部2a’に幅測定用受光部4b’を設置する。尚、物品Gの高さ寸法を測定する高さ測定用投光部3aと高さ測定用受光部3bの設置は前示実施の形態と同じである。
前示の実施の形態(図4参照)と同様、対向する垂直部2a,2a’に設置した高さ測定用投光部3aと、高さ測定用受光部3bとを用い、高さ測定用受光部3bの受光レベルの強弱(明暗)の境界位置により物品Gの高さ寸法Hを測定する。即ち、高さ測定用投光部3aの測定光を受光した最下位の高さ測定用受光部3bの基準面(搬送面)からの高さ位置が物品Gの高さ寸法Hとなる。
ゲート2の両垂直部2a,2a’に設置した幅測定用投光部4a,4a’から搬送物品Gの上面角部に向けて測定光を投光すると、図5に示すように、一方の幅測定用投光部4aの測定光は反対側の垂直部2a’に設置した幅測定用受光部4b’で受光レベルの強弱(明暗)が生じ、他方の幅測定用投光部4a’の測定光は水平部2bに設置した幅測定用受光部4bで受光レベルの強弱(明暗)が生じる。
ここで、垂直部2a側の幅測定用投光部4aからの測定光を受光する垂直部2a’側の幅測定用受光部4b’の受光レベルに強弱の差が生じた幅測定用受光部4b’の位置をZ、同様に垂直部2a’側の幅測定用投光部4a’からの測定光の受光レベルに強弱(明暗)の差が生じた水平部2b上の幅測定用受光部4bの位置をYとしたとき、前記垂直部2a’と水平部2bとが交差する位置から前記位置Yまでの距離を横幅W2、基準面(搬送面)から垂直部2a’上の幅測定用受光部4b’の位置Zまでの距離を高さH2、更に、垂直部2a’から該垂直部2a’と対向する物品Gの側面までの距離(隙間幅)を横幅W2’、同様に、垂直部2aから該垂直部2aと対向する物品Gの側面までの距離(隙間幅)を横幅W4’、基準面(搬送面)から水平部2bまでの距離を高さH3とすると、前記横幅W2’及び横幅W4’は[三角形と比の定理]によって下記数式(4)、(5)により算出することができる。
横幅W2’=(幅W2/高さH3)×高さH (4)
横幅W4’=(幅W3/高さH2)×高さH (5)
(尚、高さH3、及び垂直部2a,2a’間の幅W3は装置(ゲート)設計時に確定、また、高さHは前記高さ寸法測定により算出)。
横幅W=幅W3−横幅W2’−横幅W4’ (6)
ベルトコンベヤ1の搬送路を挟んで設置されるゲート2’は、対向する一対の垂直部2a,2a’で構成され、その垂直部2a,2a’に物品Gの高さ寸法を測定する高さ測定用センサ3(高さ測定用投光部3a、高さ測定用受光部3b)が前示実施の形態と同様に設置されている。
また、前記垂直部2a,2a’には、物品Gの横幅Wを算出するのに必要な垂直部2a,2a’と物品Gの側面との距離(隙間幅)(横幅W4’、横幅W2’)を得るための高さデータ(高さH2、高さH4)を測定する補助高さ測定用センサ14(幅測定用センサ4)が設置されている。
前記補助高さ測定用センサ14を構成する補助高さ測定用投光部14a,14a’と、前記補助高さ測定用受光部14b,14b’は、前記高さ測定用センサ3(高さ測定用投光部3a、高さ測定用受光部3b)と交互に配置してゲート2’の垂直部に2a,2a’に縦一列に配置されている。そして、測定は高さ測定→幅測定の順に行われる。
前示の実施の形態(図4、5参照)と同様、対向する垂直部2a,2a’に設置した高さ測定用投光部3aと、高さ測定用受光部3bとを用い、高さ測定用受光部3bの受光レベルの強弱(明暗)の境界位置により物品Gの高さ寸法Hを測定する。即ち、高さ測定用投光部3aの測定光を受光した最下位の高さ測定用受光部3bの基準面(搬送面)からの高さ位置が物品Gの高さ寸法Hとなる。
ゲート2’の両垂直部2a,2a’に設置した補助高さ測定用投光部14a,14a’から搬送物品Gの上面角部に向けて測定光を投光すると、図6に示すように、それぞれの補助高さ測定用投光部14a,14a’の測定光は対向設置された補助高さ測定用受光部14b,14b’で受光レベルの強弱(明暗)が生じる。
ここで、垂直部2a側の補助高さ測定用投光部14aからの測定光を受光する垂直部2a’側の補助高さ測定用受光部14bの受光レベルに強弱(明暗)の差が生じた補助高さ測定用受光部14bの位置をZ、同様に垂直部2a’側の補助高さ測定用投光部14a’からの測定光を受光する垂直部2a側の補助高さ測定用受光部14b’の受光レベルに強弱(明暗)の差が生じた補助高さ測定用受光部14b’の位置をZ’としたとき、基準面(搬送面)から垂直部2a’上の補助高さ測定用受光部14bの位置Zまでの距離を高さH2、同様に、基準面(搬送面)から垂直部2a上の補助高さ測定用受光部14b’の位置Z’までの距離を高さH4、更に、垂直部2a’から該垂直部2a’と対向する物品Gの側面までの距離(隙間幅)を横幅W2’、同様に、垂直部2aから該垂直部2aと対向する物品Gの側面までの距離(隙間幅)を横幅W4’、物品Gの高さ寸法Hと前記補助高さ測定用受光部14bが受光する測定光を投光する補助高さ測定用投光部14aとの距離を高さH3とすると、前記横幅W4’及び横幅W2’は[三角形と比の定理]から算出することができる。
尚、前記横幅を算出するための補助高さ測定用投光部14a(又は14a’)からの測定光の投光は、前記高さ寸法の確定に関与した高さ測定用投光部又は高さ測定用受光部の設置位置より下方で、その高さ測定用投光部又は高さ測定用受光部にもっとも近い位置に配置された補助高さ測定用投光部14a(又は14a’)から測定光を投光することで、より確実に、他方の垂直部に配置した補助高さ測定用受光部14b(又は14b’)で受光することができる。
高さH3:(高さH2−高さH)=横幅W4’:(幅W3−横幅W4’) (7)
横幅W4’×(高さH2−高さH)=高さH3×(幅W3−横幅W4’)
横幅W4’×(高さH2−高さH)=高さH3×幅W3−高さH3×横幅W4’
横幅W4’×(高さH2−高さH)+高さH3×横幅W4’=高さH3×幅W3
横幅W4’×(高さH2−高さH+高さH3)=高さH3×幅W3
横幅W4’=高さH3×幅W3/(高さH2−高さH+高さH3)
高さH3:(高さH4−高さH)=横幅W2’:(幅W3−横幅W2’) (8)
横幅W2’×(高さH4−高さH)=高さH3×(幅W3−横幅W2’)
横幅W2’×(高さH4−高さH)=高さH3×幅W3−高さH3×横幅W2’
横幅W2’×(高さH4−高さH)+高さH3×横幅W2’=高さH3×幅W3
横幅W2’×(高さH4−高さH+高さH3)=高さH3×幅W3
横幅W2’=高さH3×幅W3/(高さH4−高さH+高さH3)
横幅W=幅W3−横幅W4’−横幅W2’ (9)
また、前記搬送物品Gの横幅寸法Wと長さ寸法は、該物品Gが搬送方向と平行に搬送されることが前提で、物品Gが傾いて搬送された場合は正確な測定はできない。しかし、その場合は測定ゲート2(又は2’)を物品Gが斜めに傾いて通過しても、横幅W及び長さ寸法を正しく測定できる補正機能を備えることで前記問題を解決できるが、測定ゲート2(又はゲート2’)より上流側に、搬送物品Gの傾きを矯正するガイドを設け、それにより該測定ゲート2(又はゲート2’)に対して物品Gが直交状態で通過するようにすることで、前記補正機能は不要となる。
その場合、前記計量手段(ロードセル)15はベルトコンベヤ1に一体に組み込む、或いは計量手段(ロードセル)15を載置台に装備し、その載置台の上にベルトコンベヤ1を載置する等、何れの方式でもよい。
また、ゲートより上流側に、搬送物品の姿勢を矯正するガイドを配置し、搬送物品がゲートに対して直交状態で通過するようにした場合は、複雑な傾き補正機能を備えることなく、上記装置で正確に寸法を測定することが可能である。
(1)実施の形態では、コンベヤとしてベルトコンベヤの例を示したが、これに限定されず、他の形式のコンベヤ、例えば、ローラコンベヤであってもよい。
(2)実施に形態では、幅測定用投光部を高さ測定用投光部、高さ測定用受光部の縦列の最下部に配置した例を示したが、これに限定されず、並列配置してもよい。
(3)実施の形態(実施例1)では、ゲートの垂直部に配置する幅測定用受光部を高さ測定用投光部と交互に配置して縦一列、及び高さ測定用受光部が幅測定用受光部を兼ねる例を示したがこれに限定されず、例えば、高さ測定用センサと幅測定用センサを垂直部に並列(二列)配置する形態としてもよい。
(4)実施の形態(実施例2)では、高さ測定用センサ(高さ測定用投光部、高さ測定用受光部)と、補助高さ測定用センサ(幅測定用センサ)を、ゲートの対向する垂直部に交互に縦一列に配置した形態を示したが、これに限定されず、例えばゲートの対向する垂直部の奥行き方向の手前側に一方の測定対(高さ・幅測定用投光部と高さ・幅測定用受光部)を、垂直部の奥側に他方の測定対(幅測定用投光部と幅測定用受光部)を逆向きにして並列(二列)配置する形態としてもよい。
1…ベルトコンベヤ(コンベヤ) 2,2’…ゲート
2a,2a’…垂直部 2b…水平部
3…高さ測定用センサ 3a…高さ測定用投光部
3b…高さ測定用受光部 4…幅測定用センサ
4a,4a’…幅測定用投光部 4b,4b’…幅測定用受光部
5…CPU(演算処理部) 15…計量手段
Claims (4)
- コンベヤによって搬送される物品の寸法を測定する寸法測定装置であって、
コンベヤの搬送路を挟んで搬送路上に配置された門型のゲートと、
前記ゲートの一方の垂直部に配置され、搬送物品に向けて測定光を照射する高さ測定用投光部と、
前記ゲートの他方の垂直部に配置され、前記高さ測定用投光部からの測定光を受光する高さ測定用受光部と、
前記ゲートの両垂直部における搬送面と略同じ高さ位置に配置され、搬送物品の上面角部方向で前記ゲートの水平部又は対向する垂直部に向けて測定光を照射する幅測定用投光部と、
前記ゲートの水平部又は垂直部に配置され、前記幅測定用投光部の測定光を受光する幅測定用受光部と、
前記高さ測定用受光部、幅測定用受光部の測定データに基づいて前記物品の寸法を算出する演算処理部と、を有し、
前記幅測定用投光部は、前記ゲートの両垂直部それぞれに設けられた一つの該幅測定用投光部から、前記ゲートに設けられた複数の前記幅測定用受光部が受光する範囲に測定光を照射し、
前記演算処理部は、測定データに強弱の差が生じた高さ測定用受光部の位置に基づいて前記物品の高さ寸法を算出し、前記高さ寸法と測定データに強弱の差が生じた幅測定用受光部の位置とに基づいて前記物品の横幅寸法を算出することを特徴とする寸法測定装置。 - コンベヤによって搬送される物品の寸法を測定する寸法測定装置であって、
コンベヤの搬送路を挟んで対向配置された一対の鉛直状のゲートと、
前記ゲートの一方の垂直部に配置され、搬送物品に向けて測定光を照射する高さ測定用投光部と、
前記ゲートの他方の垂直部に配置され、前記高さ測定用投光部からの測定光を受光する高さ測定用受光部と、
前記ゲートの両方における搬送面より上方の鉛直部に沿って配置された、搬送物品の上面角部方向でゲートの反対部に向けて測定光を照射する幅測定用投光部及び前記幅測定用投光部の測定光を受光する幅測定用受光部と、
前記高さ測定用受光部、幅測定用受光部の測定データに基づいて前記物品の寸法を算出する演算処理部と、を有し、
前記幅測定用投光部は、前記ゲートの両垂直部それぞれに設けられた一つの該幅測定用投光部から、前記ゲートに設けられた複数の前記幅測定用受光部が受光する範囲に測定光を照射し、
前記演算処理部は、測定データに強弱の差が生じた高さ測定用受光部の位置に基づいて前記物品の高さ寸法を算出し、前記高さ寸法と測定データに強弱の差が生じた幅測定用受光部の位置とに基づいて前記物品の横幅寸法を算出することを特徴とする寸法測定装置。 - 前記コンベヤは、計量手段を備えていることを特徴とする請求項1又は2記載の寸法測定装置。
- 前記一方の垂直部は、前記高さ測定用投光部と前記幅測定用受光部とが交互に配置され、
前記他方の垂直部に配置された前記高さ測定用受光部は、前記幅測定用受光部を兼用し、前記高さ測定用投光部の測定光および前記幅測定用投光部の測定光を受光可能であることを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の寸法測定装置。
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