JP6094094B2 - 車両用エアコンのコンプレッサの故障診断装置及び故障診断方法 - Google Patents

車両用エアコンのコンプレッサの故障診断装置及び故障診断方法 Download PDF

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Description

本発明は、車両に搭載されるエアーコンディショナー(以下、「エアコン」と呼ぶ)のコンプレッサの故障診断に関する。
特許文献1には、車両用エアコンのコンプレッサが作動しているときに、車両減速度の増加やエンジン回転数の低下によって、運転者の意図しないエンジン停止、いわゆるエンスト(エンジンストール)を生じることにないように、エンジン回転数に応じて判定しきい値を設定し、車両減速度が判定しきい値以上になると、コンプレッサの作動を一時的に停止させる技術が記載されている。
また、特許文献2では、エアコン用のコンプレッサの起動時に、エンジン駆動力もしくはエンジン回転数の低下率に基づいてコンプレッサの液圧縮を検出し、液圧縮の検出時には、エンジン回転数の急激な低下等を抑制するように、コンプレッサの作動を一時的に停止させている。
特開2009−248799号公報 特許第3318999号公報
しかしながら、上記の特許文献1,2のいずれにおいても、コンプレッサの作動停止から所定期間が経過すると、エンジンへの過負荷状態は終了したとみなして、コンプレッサを再作動する構成であるために、異物噛み込みによる固着等のコンプレッサの故障には対応できない。すなわち、コンプレッサの故障の場合にも、コンプレッサの作動停止から所定期間が経過するとコンプレッサが再作動されるために、エンジンが過負荷状態となり、エンジン回転数の低下を繰り返して違和感を与えたり、エンストに至るおそれがある。
また、特許文献2に記載の技術は、コンプレッサの非作動状態からの初回の起動直後のコンプレッサ内の液圧縮の回避が目的であるために、コンプレッサの起動直後にコンプレッサの液圧縮を検出している。しかしながら、固着等によるコンプレッサの故障は、通常、コンプレッサの作動中に発生することから、特許文献2に記載のようにコンプレッサの初回の起動直後に限って診断を行う構成では、固着等による故障を正確に診断することはできない。
そこで、コンプレッサの固着等による故障を検出・判定し、故障と判定された場合には、整備工場等でコンプレッサを交換・修理するまで、コンプレッサの再作動を禁止することが考えられる。但し、故障していないのに誤って故障と判定すると、整備工場に持ち込むまでエアコンが非作動状態となってしまい、車両搭乗者に著しい不便・不満を与えることとなることから、確実かつ正確な故障診断が望まれる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、エアコンのコンプレッサの固着等による故障を正確に判定することを目的としている。
そこで本発明では、エンジン回転数を検出し、エアコンのコンプレッサの作動中に第1のエンジン回転数の低下状態を検出したときに、先ず、上記コンプレッサの作動を停止し、このコンプレッサの作動停止から第1所定時間の経過後に、上記コンプレッサを再作動する。そして、このコンプレッサの再作動から第2所定時間内に、第2のエンジン回転数の低下状態を検出したときに、上記コンプレッサの故障と判定する。
エアコンのコンプレッサの作動中に第1のエンジン回転数の低下状態を検出した場合に、仮に即座に故障の判定を行うと、車両減速や変速機の変速操作等に起因するエンジン回転数の低下状態である場合にも誤って故障と誤判定する可能性がある。そこで本発明では、エアコンのコンプレッサの作動中に第1のエンジン回転数の低下状態を検出したとき、即座に故障診断を行うのではなく、先ず、エンジン回転数の低下状態を解消してエンストの発生を回避するように、コンプレッサの作動を停止し、このコンプレッサの作動停止から第1所定時間の経過後に、コンプレッサを再作動する。
そして、このコンプレッサの再作動から第2所定時間内に、第2のエンジン回転数の低下状態を検出した場合に上記コンプレッサの故障を判定する。このように、コンプレッサの再作動直後にも、再びエンジン回転数の低下状態が検出される場合に限って、コンプレッサの故障を判定しているために、誤判定を生じる可能性が低く、精度良くコンプレッサの故障を判定することができる。
また、上述したように、コンプレッサの非作動状態からの初回の起動直後には、コンプレッサ内の液圧縮に起因してエンジン回転数の低下を生じることがあるが、本発明では、コンプレッサの作動〜作動停止〜再作動の後に故障判定を行うようにしているために、このようなコンプレッサの起動直後の液圧縮に起因するエンジン回転数の低下状態を誤って故障と判定するおそれもない。
本発明によれば、エンジン回転数の低下によるエンストの発生を抑制もしくは回避しつつ、コンプレッサの固着等による故障を精度良く判定することができる。
本発明の一実施例に係る車両用エアコンのコンプレッサの故障診断装置を簡略的に示す構成図。 上記実施例のコンプレッサの故障診断処理の流れを示すフローチャート。 上記実施例のコンプレッサの故障診断処理を適用した場合の挙動を示すタイミングチャート。
以下、本発明の好ましい実施例について図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施例に係る車両用エアコンのコンプレッサの故障診断装置を簡略的に示している。車両に搭載される車両用エアコンは、周知のように、車室内の暖房,冷房及び除湿を実施するものであり、エンジン11により回転駆動されて冷媒の吸入,圧縮,及び吐出を行い、冷媒サイクル中の冷媒を循環させるコンプレッサ12と、このコンプレッサ12から吐出された高温高圧の冷媒を冷却して凝縮液化するコンデンサ13と、膨張弁(図示省略)で減圧膨張された冷媒を蒸発させ、このときの気化熱により空気を冷却するエバポレータ14と、等を備えている。
エンジン11の回転動力はベルト15及びプーリ16,17(あるいはチェーン及びスプロケット)を介してコンプレッサ12へ伝達され、その動力伝達経路には電磁クラッチ18が介装されている。電磁クラッチ18はエンジンコントロールユニット20からの指令信号により駆動制御され、電磁クラッチ18の締結時にコンプレッサ12が作動状態となり、電磁クラッチ18の開放時にコンプレッサ12が停止状態となる。
エンジンコントロールユニット20は、アイドル回転数制御や燃料噴射制御等の各種エンジン制御の他、後述するコンプレッサ12の故障診断などの制御処理を記憶及び実行するものである。このエンジンコントロールユニット20には、運転者により操作されるエアコン操作装置21によりエアコンのON・OFFや設定温度等のエアコン情報が入力されるとともに、クランク角センサ22(エンジン回転数検出手段)により検出されるエンジン回転数の他、エンジン11側よりアクセル開度等のエンジン情報が入力される。また、エンジンコントロールユニット20には、車速等の車両情報が入力されるとともに、自動変速機を駆動制御する変速機コントロールユニット(図示省略)よりギヤ位置やロックアップ信号(L/U)等の変速機(T/M)情報が入力される。
図2は、本実施例に係るエアコン用のコンプレッサ12の固着等による故障診断処理の流れを示すフローチャートであり、本ルーチンはエンジンコントロールユニット20により所定期間毎(例えば、10ms毎)に繰り返し実行される。
ステップS11では、エアコン用のコンプレッサ12が作動中であるか、つまり電磁クラッチ18が締結状態であるか否かを判定する。コンプレッサ12が作動中であればステップS12へ進み、コンプレッサ12が作動中でなければ後述のステップS17へ進む。
ステップS12では、エンジン回転数の変化速度ΔNEが、予め設定された所定低下速度ΔNE1(負の値)以下であるかを判定する。ここで、変化速度ΔNEは、この実施例ではエンジン回転数の上昇時・加速時に正の値となるように定義されており、従って、エンジン回転数の低下時・減速時の変化速度ΔNEや上記の所定低下速度ΔNE1は、負の値となる。従って、このステップS12では、エンジン回転数の低下速度|ΔNE|(変化速度ΔNEの絶対値)が、所定低下速度|ΔNE1|(ΔNE1の絶対値)以上であるかを判定している。エンジン回転数の低下速度|ΔNE|が所定低下速度|ΔNE1|以上であれば、ステップS13へ進み、エンジン回転数の低下速度|ΔNE|が所定低下速度|ΔNE1|未満であれば、後述のステップS17へ進む。
ステップS13では、コンプレッサ12の作動停止の開始時刻(図3の時刻t1,t3,t6参照)からの経過時間を計測するタイマ1の計測を開始する。タイマ1や後述のタイマ2はエンジンコントロールユニット20に内蔵されるものである。
ステップS14では、後述するコンプレッサ12の再作動の開始時刻(図3の時刻t2,t5参照)からの経過時間を計測するタイマ2の値が第2所定時間ΔT2以下であるかを判定する。この第2所定時間ΔT2は、試験や適合により予め設定される値であって、コンプレッサ12が固着している場合に、コンプレッサ12の再作動時にエンジン回転数が一時的に大きく変動する期間を含むように設定され、少なくとも後述する第1所定時間ΔT1よりも短い時間である。コンプレッサ12の再作動からの経過時間が第2所定時間ΔT2内であればステップS15へ進み、第2所定時間ΔT2を超えていればステップS17へ進む。
ステップS15では、再作動直後回転数復帰フラグが「1」であるかを判定する。この再作動直後回転数復帰フラグは、後述するように、エンジン回転数の上昇速度ΔNEが所定上昇速度ΔNE2以上である場合に「1」に設定され(ステップS18,S21参照)、ステップS31で「0」にリセットされるものである。この再作動直後回転数復帰フラグが「1」であればステップS30へ進み、後述の固着判定カウンタの値を「0」にクリアして、ステップS22へ進む。再作動直後回転数復帰フラグが「1」でなければステップS16へ進む。
ステップS16では、再作動直後回転数低下フラグを「1」に設定する。この再作動直後回転数低下フラグは、ステップS12においてエンジン回転数の低下速度|ΔNE|が所定低下速度|ΔNE1|以上であると判定された場合に、このステップS16において「1」に設定され、後述のステップS31において「0」にリセットされるものである。
ステップS17では、上記のステップS14と同様、タイマ2の値が第2所定時間ΔT2以下であるか、つまり、コンプレッサ12の再作動開始からの経過時間が第2所定時間ΔT2内であるかを判定する。第2所定時間ΔT2内であればステップS18へ進む。第2所定時間ΔT2を超えていればステップS31へ進み、再作動直後回転数低下フラグ及び再作動直後回転数復帰フラグの双方を「0」にリセットして、固着による故障の判定を中断・禁止する。
ステップS18では、エンジン回転数の変化速度(上昇速度)ΔNEが所定上昇速度ΔNE2以上であるかを判定する。エンジン回転数の上昇速度ΔNEが所定上昇速度ΔNE2以上であればステップS19へ進み、所定上昇速度ΔNE2未満であれば、後述のステップS22へ進む。
ステップS19では、上記の再作動直後回転数低下フラグが「1」であるかを判定する。再作動直後回転数低下フラグが「1」であればステップS20へ進み、再作動直後回転数低下フラグが「1」でなければ後述のステップS22へ進む。
ステップS20では、固着判定カウンタの値に「1」を加算(インクリメント)して、カウンタの値を更新・積算する。
ステップS21では、ステップS18においてエンジン回転数の上昇速度ΔNEが所定上昇速度ΔNE2以上であると判定されたことを受けて、再作動直後回転数復帰フラグを、この判定内容(ΔNE≧ΔNE2)を表す「1」に設定する。
ステップS22では、固着判定カウンタの値が、所定回数(この実施例では2回)以上であるかを判定する。固着判定カウンタの値が所定回数以上であればステップS23へ進み、固着判定カウンタの値が所定回数以上でなければステップS24へ進む。
ステップS23では、コンプレッサ12が固着による故障であることを確定し、コンプレッサ固着確定フラグ(図3参照)を、この判定結果(固着確定)を表す「1」に設定する。この固着確定フラグの値は、エンジンコントロールユニット20内の記憶装置に記憶され、イグニッションスイッチのOFFによる車両停止後にもクリアされることなく保持される。
ステップS24では、上記のステップS23により固着と確定されたか否か、つまりコンプレッサ固着確定フラグの値が「1」であるか否かを判定する。固着確定の場合には後述のステップS29へ進み、固着が確定されていない場合にはステップS25へ進む。
ステップS25では、コンプレッサ12の作動停止時間を計測するタイマ1の値が第1所定時間ΔT1以下であるかを判定する。この第1所定時間ΔT1は、試験や適合により予め設定される値であり、エンジン回転数の低下によるコンプレッサ12の作動停止後にエンジン回転数が復帰(上昇)することによってコンプレッサ12を再作動してもエンストを確実に回避するのに必要な作動停止からの時間に相当する。第1所定時間ΔT1以内であればステップS26へ進み、第1所定時間ΔT1を超えていれば後述のステップS32へ進む。
ステップS26では、エンジン状態や車両状態に起因してエンジン回転数が低下する可能性のある状態であるか、つまりコンプレッサ12の故障以外の要因によりエンジン回転数が低下する可能性のある状態であるか否かを判定する。このようにエンジン状態や車両状態によってエンジン回転数が低下する状態とは、例えば、運転者のアクセル操作やブレーキ操作による車両の急減速、自動変速機のNレンジからDレンジへの切換、自動変速機のアップシフト、アクセルペダルのON/OFF操作、ロックアップクラッチの操作などである。エンジン状態や車両状態に起因するエンジン回転数の低下状態である場合にはステップS27へ進み、それ以外の場合にはステップS28へ進む。
ステップS27では、コンプレッサ12の作動停止時間の判定用の第1所定時間ΔT1を増加側へ補正して、この第1所定時間ΔT1、つまりコンプレッサ12の作動停止から再作動までの時間を延長する。
ステップS28では、エンジン回転数を所定量上昇させて、本ルーチンを終了する。例えば、アイドル運転中であればアイドル目標回転数を所定量増加し、車両走行中であれば、自動変速機のダウンシフトによりエンジン回転数を所定量上昇させる。
ステップS29では、電磁クラッチ18を開放状態として、エアコン用のコンプレッサ12の作動を停止する。
ステップS32では、コンプレッサ12の作動停止時間を計測するタイマ1の値が第1所定時間ΔT1以上であるかを判定する。第1所定時間ΔT1に達するとステップS33へ進み、コンプレッサ12の再作動の開始(図3の時刻t2,t5参照)からの経過時間を計測するタイマ2の計測を開始する。
ステップS34では、電磁クラッチ18を締結状態として、エアコンのコンプレッサ12の作動を再開する。
図3は、このような本実施例の故障診断を適用した場合の挙動を示すタイミングチャートである。この図3を参照して、本実施例の特徴的な構成及び作用効果について説明する。
時刻t0〜時刻t1の期間では、エアコンのコンプレッサ12が作動中であり、かつ、目標アイドル回転数tNEへ向けてエンジン回転数をフィードバック制御するアイドル回転数制御が行われている。このときのアイドル回転数制御では、コンプレッサ12の作動中であるために、目標アイドル回転数tNEが通常の値よりも所定量(例えば、100rpm程度)高いハイアイドル状態とされている。このようなコンプレッサ作動中に、コンプレッサ12が異物噛み込み等により固着すると、エンジン回転数が一時的に大きく低下し、これに伴って、エンジン回転数の低下速度(変化速度ΔNEの絶対値)が一時的に大きくなる。
そして、時刻t1において、エンジン回転数の低下速度|ΔNE|が所定低下速度|ΔNE1|以上であることを検出すると(ステップS12)、第1のエンジン回転数の低下状態であると判断して、エンジン回転数の過剰な低下に起因するエンストの発生を回避するように、コンプレッサ12の作動を停止するとともに(ステップS29)、エンジン回転数を意図的に上昇させ(ステップS28)、かつ、作動停止時間を計測するタイマ1の計測を開始する(ステップS13)。図3の例では、アイドル運転状態であるために、エンジン回転数を所定量上昇させるために、ステップS28において目標アイドル回転数tNEを所定量ΔtNE(例えば、300rpm程度)だけ増加させている。この際、急激なエンジン回転数の上昇による急激なトルク変動や回転変動を生じることのないように、目標アイドル回転数tNEの変化速度(上昇速度)を制限して、図3に示すように目標アイドル回転数tNEを徐々に増加させている。
このように時刻t1においてコンプレッサ12の作動を停止することで、コンプレッサ12の固着により一時的に大きく低下したエンジン回転数が急激に上昇して、元のエンジン回転数の近傍へと復帰する。従って、図3に示すように、時刻t1の直前に、コンプレッサ12の固着によりエンジン回転数の低下速度が一時的に大きくなる一方、時刻t1の直後に、コンプレッサ12の作動停止及びエンジン回転数の上昇制御によってエンジン回転数の上昇速度が一時的に大きくなる。
その後、作動停止の開始時刻t1から第1所定時間ΔT1が経過すると(時刻t2)、時刻t1での回転変動の影響がなくなり、かつ十分な回転数の上昇ができてエンストを生じることなくコンプレッサ12の再作動が可能であると判断して、コンプレッサ12を再作動し、この再作動の開始時刻t2からの経過時間を計測するタイマ2の計測を開始する(ステップS32〜S34)。
上記再作動直後の時刻t3において、エンジン回転数の低下速度|ΔNE|が所定低下速度|ΔNE1|以上であることを検出すると、上記の時刻t1の場合の処理と同様に、エンジン回転数の低下に伴うエンストの発生を回避するように、コンプレッサ12の作動を停止する(ステップS29)。
そして、タイマ2により計測される再作動からの経過時間が第2所定時間ΔT2に達する前に(ステップS17)、上述したようなエンジン回転数の所定低下速度|ΔNE1|以上の低下状態を検出し(ステップS12)、かつ、その後にエンジン回転数の所定上昇速度ΔNE2以上の上昇状態を検出すると(ステップS18)、図1の時刻t4において、コンプレッサ12が固着による故障であると判定し、固着判定カウンタの値(判定回数)に「1」を加える(ステップS20)。
以下、上述した時刻t2〜t4での処理と同様にして、コンプレッサ12の再作動(時刻t5),作動停止(時刻t6),及び固着判定(時刻t7)が行われ、固着判定回数が所定回数(この例では2回)に達した時刻t7において、コンプレッサ12が固着による故障であると確定し(ステップS22,S23)、コンプレッサ固着確定フラグを、固着が確定していることを示す「1」に設定する。このように固着が確定すると、イグニッションスイッチによる車両の停止・始動操作や、エアコン操作装置21によるエアコン操作にかかわらず、それ以降のエアコン用のコンプレッサ12の作動を禁止する。
[1]このように本実施例では、コンプレッサ12の作動中に、最初の所定低下速度|ΔNE1|以上のエンジン回転数の低下(第1のエンジン回転数の低下状態)を検出した時点t1では、固着による故障診断を実施せずに、先ず、エンジン回転数の低下状態を解消してエンストの発生を回避するように、コンプレッサ12の作動を停止し、このコンプレッサ12の作動停止から第1所定時間ΔT1の経過後に、コンプレッサ12を再作動する。
そして、このコンプレッサ12の再作動から第2所定時間ΔT2内に、再度のエンジン回転数の低下状態(第2のエンジン回転数の低下状態)を検出した場合に限り、コンプレッサ12の固着による故障の判定を行う。つまり、コンプレッサ12の作動中〜エンジン回転数の低下による作動停止〜再作動を経た後に初めて故障診断を実施し、具体的には、この再作動の直後に再びエンジン回転数の低下状態(第2のエンジン回転数の低下状態)が検出される場合に限って、コンプレッサ12の故障を判定している。従って、車両減速や変速操作等に起因してエンジン回転数が低下するような場合に誤ってコンプレッサ12の固着による故障と誤判定される可能性が低く、精度良くコンプレッサ12の固着による故障を判定することが可能となる。
また、上述したように、コンプレッサ12の初回の起動直後には、コンプレッサ内の液圧縮に起因してエンジン回転数の低下を生じることがあるが、本実施例では、コンプレッサ12の作動中〜作動停止〜再作動を経た後に故障診断を行うようにしているために、このようなコンプレッサ12の起動直後の液圧縮に起因するエンジン回転数の低下状態を誤って故障と判定するおそれもない。
なお、上記実施例では、制御の簡素化のために、コンプレッサ作動中の初回のエンジン回転数の低下状態(第1のエンジン回転数の低下状態)の判定と、コンプレッサの再作動後の2度目以降のエンジン回転数の低下状態(第2のエンジン回転数の低下状態)の判定と、を同一のステップS12の判定処理として実施しているが、判定精度を向上するために、両者の判定処理の内容を異なるものとしても良い。
[2]エンジン回転数の低下状態の検出処理として、上記実施例では、主に制御の簡素化や演算負荷・メモリ使用量の軽減を目的として、図2のステップ12において、エンジン回転数の低下速度|ΔNE|が所定低下速度|ΔNE1|以上である場合に、エンジン回転数の低下状態であると検出・判定している。
[3]但し、このようにエンジン回転数の低下速度のみによりエンジン回転数の低下状態の判定を行うと、例えば高回転域での運転中に、自動変速機のアップシフトや運転者のブレーキ操作等によってエンジン回転数の低下速度が一時的に大きくなる場合のように、コンプレッサ12の故障に起因するエンジン回転数の低下ではなく、かつ、エンストを生じるおそれのないエンジン回転数の低下状態であるにもかかわらず、エンジン回転数の低下状態であると判定されて、不必要にコンプレッサ12の作動停止が行われるおそれがある。
そこで、エンジン回転数の低下状態の検出精度を向上するために、例えば図2のステップS12においては、エンジン回転数の低下速度|ΔNE|が所定低下速度|ΔNE1|以上であり、かつ、エンジン回転数が所定値以下である場合に、エンジン回転数の低下状態であると検出・判定するように構成しても良い。この場合のエンジン回転数の所定値は、ハイアイドル状態での目標アイドル回転数よりも高い値(例えば、1000rpm程度)に設定される。
[4]あるいは、より簡易的に、図2のステップS12において、単にエンジン回転数が所定値以下であるか否かを判定するように構成しても良い。この場合のエンジン回転数の所定値は、目標アイドル回転数よりも更に低い値(例えば、300rpm程度)とされる。
[5]また上記実施例のように、エンジン11とコンプレッサ12との動力伝達経路に電磁クラッチ18を介装した構成によれば、この電磁クラッチ18の開放・締結の切換によって、コンプレッサ12の作動停止と再作動との切換を応答性良く簡便に行うことが可能である。
[6]上記実施例では、コンプレッサ12の一度の故障判定で故障を確定するのではなく、故障と判定された回数が所定回数以上の場合に、コンプレッサ12が故障であると確定している(ステップS22,S23)。このように複数回の故障判定を経て故障を確定することによって、偶発的なエンジン回転数の低下等による誤判定をより確実に防止することができ、診断精度を更に向上することができる。
[7]また、このようにコンプレッサ12の故障を確定した場合には、その判定結果を例えば固着確定フラグ(図3参照)を用いて記憶し、それ以降のコンプレッサ12の再作動を禁止している。従って、コンプレッサ12が故障しているにもかかわらずコンプレッサ12が誤って作動するおそれがなく、コンプレッサ12の不用意な作動によるエンストの発生を確実に回避することができる。
なお、記憶した故障判定の結果(固着確定フラグの値)は、整備工場などでしか実施できない所定の手順又はツールを用いないと、解除できないようにする。この理由は、運転者が容易に実施し得るような操作や手順で解除できるようにした場合、コンプレッサ12が故障したままエアコンが再作動可能になり、エンストを生じるおそれがあるためである。
[8]コンプレッサ12の固着によりエンジン回転数が急激に低下した場合、電磁クラッチ18の解除によりコンプレッサ12の作動を停止することによって、急激にエンジン回転数が上昇(復帰)する。一方、アップシフト時や急減速時のように、コンプレッサ12の故障以外の要因によってエンジン回転数が急激に低下した場合には、コンプレッサ12の故障の場合に比して、コンプレッサ12の作動停止に伴うエンジン回転数の上昇(復帰)が緩やかなものとなる。
そこで上記実施例では、再作動後の故障判定に際し、コンプレッサの再作動から第2所定時間ΔT2内に、所定低下速度|ΔNE1|以上のエンジン回転数の低下状態を検出するだけでなく、その直後に所定上昇速度|ΔNE2|以上のエンジン回転数の上昇状態を検出した場合に限り、コンプレッサ12の故障であると判定している。このように、エンジン回転数の低下状態に続けてエンジン回転数の上昇状態が第2所定時間ΔT2内に連続して表れるパターンの場合に限って故障と判定することで、アップシフトや急減速等のコンプレッサ12の故障以外の要因によってエンジン回転数が急激に低下した場合に故障と誤判定されることをより確実に抑制・防止し、診断精度を更に向上することができる。
[9]コンプレッサの固着に起因するエンジン回転数の低下によってコンプレッサの作動を停止している場合に、この作動停止中にエンジン・車両状態に起因してエンジン回転数が低下すると、作動停止から第1所定時間ΔT1の経過後にコンプレッサ12を再作動する際に、コンプレッサ12の固着による回転数の低下が重なることで、エンジン回転数が大きく低下して、エンストを生じるおそれがある。
また、コンプレッサ12の固着以外のアップシフト等による偶発的なエンジン回転数の低下によってコンプレッサ12を非作動としている場合、この作動停止中にエンジン・車両状態に起因してエンジン回転数が低下すると、作動停止から第1所定時間ΔT1の経過後にコンプレッサ12を再作動する際に、コンプレッサ12が固着していないにもかかわらず、上記の偶発的なエンジン回転数の低下によってエンジン回転数が比較的に低い状態となっているために、このエンジン回転数の低下状態がコンプレッサの固着によるものと誤って判定されるおそれがある。
そこで上記実施例では、コンプレッサ12の作動停止から第1所定時間ΔT1内に、アップシフトや車両減速時など、エンジン運転状態や車両運転状態に起因して生じる偶発的なエンジン回転数の低下状態(第3のエンジン回転数の低下状態)を検出した場合には、ステップS26からステップS27へ進み、上記の第1所定時間ΔT1を延長している。
このように、コンプレッサ12の作動停止中に偶発的なエンジン回転数の低下が生じた場合には、第1所定時間ΔT1を延長して、作動停止時間を延長することで、エンジン回転数の復帰(上昇)時間を確保し、第1所定時間ΔT1の経過後のコンプレッサ12の再作動時におけるエンジン回転数の低下を抑制・緩和することができる。これによって、コンプレッサ12の再作動時におけるエンストの発生を抑制するとともに、誤判定を抑制・回避することができる。
[10]あるいは、コンプレッサ12の作動停止から第1所定時間ΔT1内に、アップシフトや車両減速時などの偶発的なエンジン回転数の低下状態(第3のエンジン回転数の低下状態)を検出した場合に、誤判定の発生を確実に回避するように、コンプレッサ12の故障判定を禁止するように構成しても良い。
[11]点火プラグやインジェクタの異常により失火している場合、エンジン回転数の低下が短い時間内に連続して発生する。そこで本実施例では、このような状態を検出したら、誤判定を回避するように、故障判定を中断・禁止している。つまり、複数回のエンジン回転数の低下状態を検出した場合に、上述した点火プラグやインジェクタの異常により失火していると判断して、故障判定を禁止している。より具体的には、図2のステップS12において、再始動直後回転数復帰フラグが「1」と判定されれば、今回のルーチンよりも以前に実行されたルーチンでのステップS16において再始動直後回転数低下フラグが「1」に設定されていることとなり、このことから複数回のエンジン回転数の低下状態を経験していると判断して、ステップS30へ進み、固着判定カウンタをクリアすることによって、故障判定を中断・禁止する構成としている。
[12]また、図2のステップS29において、エンジン回転数の低下状態の検出によってコンプレッサ12の作動を停止する場合には、固着を確定した場合(S24)を除きステップS28で、エンジン回転数を所定量上昇させている。例えば、上記実施例のようにアイドル運転中の場合には、目標アイドル回転数を所定量ΔtNEだけ増加し、車両走行中であれば、自動変速機のダウンシフトによるエンジン回転数を所定量上昇させる。このように、コンプレッサ12を再作動させる前に予めエンジン回転数を上昇しておくことで、コンプレッサ12の再作動時におけるエンストの発生をより確実に抑制・回避することができる。
11…エンジン
12…コンプレッサ
18…電磁クラッチ
20…エンジンコントロールユニット
22…クランク角センサ(エンジン回転数検出手段)

Claims (11)

  1. エンジン回転数を検出するエンジン回転数検出手段と、
    エアコンのコンプレッサの作動中に第1のエンジン回転数の低下状態を検出したときに、上記コンプレッサの作動を停止する作動停止手段と、
    上記コンプレッサの作動停止から第1所定時間の経過後に、上記コンプレッサを再作動する再作動手段と、
    上記コンプレッサの再作動から第2所定時間内に、第2のエンジン回転数の低下状態を検出した場合に、上記コンプレッサの故障を判定する故障判定手段と、
    を有し、
    上記故障判定手段は、上記コンプレッサの再作動から上記第2所定時間内に、上記第2のエンジン回転数の低下状態を検出するとともに、その後のエンジン回転数の上昇状態を検出したときに、上記コンプレッサの故障と判定することを特徴とする車両用エアコンのコンプレッサの故障診断装置。
  2. 上記第1及び第2のエンジン回転数の低下状態が、エンジン回転数の低下速度が所定低下速度以上の状態であることを特徴とする請求項1に記載の車両用エアコンのコンプレッサの故障診断装置。
  3. 上記第1及び第2のエンジン回転数の低下状態が、エンジン回転数が所定回転数以下の状態であることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用エアコンのコンプレッサの故障診断装置。
  4. 上記エンジンと、このエンジンにより駆動される上記コンプレッサとの動力伝達経路に電磁クラッチが設けられ、
    上記作動停止手段が上記電磁クラッチを開放するものであり、上記再作動手段が上記電磁クラッチを締結するものであることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の車両用エアコンのコンプレッサの故障診断装置。
  5. 上記故障判定手段によって上記コンプレッサが故障と判定された回数が所定回数以上の場合に、上記コンプレッサの故障を確定する故障確定手段を有することを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の車両用エアコンのコンプレッサの故障診断装置。
  6. 上記故障確定手段によって上記コンプレッサの故障が確定された場合に、以降の上記コンプレッサの作動を禁止することを特徴とする請求項に記載の車両用エアコンのコンプレッサの故障診断装置。
  7. 上記作動停止手段によるコンプレッサの作動停止から上記第1所定時間内に、第3のエンジン回転数の低下状態を検出したとき、上記第1所定時間を延長することを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の車両用エアコンのコンプレッサの故障診断装置。
  8. 上記作動停止手段によるコンプレッサの作動停止から上記第1所定時間内に、第3のエンジン回転数の低下状態を判定したとき、上記故障判定手段による上記コンプレッサの故障判定を禁止することを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の車両用エアコンのコンプレッサの故障診断装置。
  9. 上記作動停止手段によるコンプレッサの作動停止から上記第1所定時間内に、複数回のエンジン回転数の低下状態を検出した場合に、上記故障判定手段による上記コンプレッサの故障判定を禁止することを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の車両用エアコンのコンプレッサの故障診断装置。
  10. 上記作動停止手段によりコンプレッサの作動を停止した場合、エンジン回転数を所定量上昇させることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の車両用エアコンのコンプレッサの故障診断装置。
  11. エンジン回転数を検出し、
    エアコンのコンプレッサの作動中に第1のエンジン回転数の低下状態を検出したときに、上記コンプレッサの作動を停止し、
    このコンプレッサの作動停止から第1所定時間の経過後に、上記コンプレッサを再作動し、
    このコンプレッサの再作動から第2所定時間内に、第2のエンジン回転数の低下状態を検出するとともに、その後のエンジン回転数の上昇状態を検出したときに、上記コンプレッサの故障を判定することを特徴とする車両用エアコンの故障診断方法。
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