JP6093952B2 - ステッピングモータの製造方法 - Google Patents
ステッピングモータの製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6093952B2 JP6093952B2 JP2012258414A JP2012258414A JP6093952B2 JP 6093952 B2 JP6093952 B2 JP 6093952B2 JP 2012258414 A JP2012258414 A JP 2012258414A JP 2012258414 A JP2012258414 A JP 2012258414A JP 6093952 B2 JP6093952 B2 JP 6093952B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- stator
- stepping motor
- center
- tooth
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 10
- 230000005284 excitation Effects 0.000 claims description 27
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 claims description 4
- BGPVFRJUHWVFKM-UHFFFAOYSA-N N1=C2C=CC=CC2=[N+]([O-])C1(CC1)CCC21N=C1C=CC=CC1=[N+]2[O-] Chemical compound N1=C2C=CC=CC2=[N+]([O-])C1(CC1)CCC21N=C1C=CC=CC1=[N+]2[O-] BGPVFRJUHWVFKM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Control Of Stepping Motors (AREA)
Description
前記各ステータ歯1の内側には、回転軸4の外周に6個のマグネット5を設けた構成からなるロータ6が図示しない一対の軸受を介して回転自在に設けられている。
前述の図4のステッピングモータ10において、各ステータ歯1に設けられた2相励磁コイル3に2相駆動信号を入力すると、各ステータ歯1と各マグネット5との周知の磁気作用によって所定回転角度ずつのロータ6のステッピング回転動作を得ることができる。
すなわち、前述の図4のステッピングモータにおいて、ステータ歯1とマグネット5の間で磁気的吸引力(ディテントトルク)によるロータ6の回転停止位置は、1相を励磁した時の停止位置(前記ステータ歯1の周方向の中心位置と、マグネット5の周方向の中心あるいは、ステータ歯1の周方向の中心位置とマグネット5間が一致した位置)で、ディテントトルクがゼロとなりロータ6は安定停止する。
しかしながら、省電力を目的として、モータ停止時に励磁電流をオフとするような動作をさせた場合、1相励磁がオフとなった位置でディテントトルクがゼロとなるような構成では、モータ停止位置が1/2ステップずれてしまうことになる。
このように、1相励磁にすれば問題はある程度解決するが、2相励磁に比較するトルクが低下するため、1相励磁では大きいトルクを必要とする用途に適用することは困難であった。
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたもので、特に、輪状ステータのスロットオープン幅を調整し、ロータのディテントトルクによる停止位置と、2相励磁時にロータが停止する位置を一致させることを目的とする。
すなわち、内方へ向けて突出し平面でみてT字型をなす複数のステータ歯を有する輪状ステータと、前記各ステータ歯に設けられた2相励磁コイルと、前記各ステータ歯の先端歯幅部間のスロットオープンと、前記各ステータ歯の内側に回転自在に設けられ複数のマグネットを有するロータとからなり、前記2相励磁コイルを励磁して前記ロータをステップ駆動させるようにしたステッピングモータの製造方法において、前記スロットオープンのスロットオープン幅は、前記各先端歯幅部間の距離と等しいため、前記各先端歯幅部の両端の突出量を増減加工させるか、又は、予め用意されている種々のサイズの先端歯幅部を有する種々の輪状ステータの中から任意の輪状ステータを選択して、変えることにより、前記ロータのディテントトルクによる停止位置と前記2相励磁時に前記ロータが停止する位置とが一致する状態は、前記スロットオープンの周方向の中心である第1中心位置と前記マグネットの周方向の中心である第2中心位置とが一致あるいは前記第1中心位置と前記各マグネット間の境界位置とが一致した状態とすることにより、2相励磁時の停止位置とディテントトルクの安定停止位置を一致させることができ、2相励磁駆動での停止後、励磁電流を往復にしてもロータ位置がずれることはない。また、このディテントトルクを大きくして、外力に対し軸位置が回転しないようなステップモータにすることにより、ブレーキ等の保持機能が不要となる。
尚、従来例と同一又は同等部分には、同一符号を付して説明する。
図1において、符号1で示されるものは、輪状ステータ2の内面に内方へ向けて半径方向に沿って突出する複数のステータ歯であり、各ステータ歯1は平面でみてT字型をなし、その先端には周方向に沿って延設された先端歯幅部20が形成されている。
前述の構成のステッピングモータ10において、各2相励磁コイル3に2相励磁信号を供給することにより、各ステータ歯1と各マグネット5との周知の磁気作用によって、前記ロータ6の所定角度ずつのステッピング動作を得ることができる。
尚、前述の形態では、4個のステータ歯1と6個のマグネット5を用いた場合について述べたが、より小角度のステッピング動作とするためには、ステータ歯1とマグネット5の数を増加させた形態とすることもできる。
2 輪状ステータ
3 2相励磁コイル
4 回転軸
5 マグネット
6 ロータ
10 ステッピングモータ
20 先端歯幅部
21 スロットオープン
30,31 軸受
32 ハウジング
W スロットオープン幅
P1 第1中心位置
P2 第2中心位置
P3 境界位置
Claims (1)
- 内方へ向けて突出し平面でみてT字型をなす複数のステータ歯(1)を有する輪状ステータ(2)と、前記各ステータ歯(1)に設けられた2相励磁コイル(3)と、前記各ステータ歯(1)の先端歯幅部(20)間のスロットオープン(21)と、前記各ステータ歯(1)の内側に回転自在に設けられ複数のマグネット(5)を有するロータ(6)とからなり、
前記2相励磁コイル(3)を励磁して前記ロータ(6)をステップ駆動させるようにしたステッピングモータの製造方法において、
前記スロットオープン(21)のスロットオープン幅(W)は、前記各先端歯幅部(20)間の距離と等しいため、前記各先端歯幅部(20)の両端の突出量を増減加工させるか、又は、予め用意されている種々のサイズの先端歯幅部(20)を有する種々の輪状ステータ(2)の中から任意の輪状ステータ(2)を選択して、変えることにより、前記ロータ(6)のディテントトルクによる停止位置と前記2相励磁時に前記ロータ(6)が停止する位置とが一致する状態は、前記スロットオープン(21)の周方向の中心である第1中心位置(P1)と前記マグネット(5)の周方向の中心である第2中心位置(P2)とが一致あるいは前記第1中心位置(P1)と前記各マグネット(5)間の境界位置(P3)とが一致した状態とすることを特徴とするステッピングモータの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012258414A JP6093952B2 (ja) | 2012-11-27 | 2012-11-27 | ステッピングモータの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012258414A JP6093952B2 (ja) | 2012-11-27 | 2012-11-27 | ステッピングモータの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014107925A JP2014107925A (ja) | 2014-06-09 |
JP6093952B2 true JP6093952B2 (ja) | 2017-03-15 |
Family
ID=51028989
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012258414A Active JP6093952B2 (ja) | 2012-11-27 | 2012-11-27 | ステッピングモータの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6093952B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102207482B1 (ko) * | 2015-10-23 | 2021-01-27 | 한국전자기술연구원 | 유니폴라 구동방식에서 자속밀도의 비대칭성을 개선한 고정자 및 이를 포함하는 스텝 모터 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001346366A (ja) * | 2000-03-27 | 2001-12-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電動機およびその製造方法ならびにそれを用いたコンプレッサー |
JP3415816B2 (ja) * | 2000-08-03 | 2003-06-09 | エフ・ディ−・ケイ株式会社 | パルスモータ及びギヤ付きモータ |
US20080224573A1 (en) * | 2007-03-13 | 2008-09-18 | I-Te Chang | Step motor |
-
2012
- 2012-11-27 JP JP2012258414A patent/JP6093952B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014107925A (ja) | 2014-06-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6592234B2 (ja) | 単相ブラシレスモータ | |
JP3205336U (ja) | 単相モータ及びこれを有する電気装置 | |
JP2016214070A (ja) | 単相モータ及びこれを有する電気装置 | |
JP2016220527A (ja) | 単相ブラシレスモータ及びそれを有する電気装置 | |
WO2011007694A1 (ja) | 永久磁石式同期モータ | |
JP2007185012A (ja) | モータ | |
JP2017022972A (ja) | 単相ブラシレスモータ及び電気装置 | |
JP2010098802A (ja) | デュアルロータモータ | |
JP2007151293A (ja) | モータ | |
JP5602815B2 (ja) | 永久磁石を位置決めするための突起を有する回転子及びそのような回転子を備える電動機 | |
JP3205347U (ja) | 単相アウターロータ型モータ及びそのロータ | |
JP2018082600A (ja) | ダブルロータ型の回転電機 | |
JP2016046879A (ja) | 回転電機 | |
JP6093952B2 (ja) | ステッピングモータの製造方法 | |
JP2007202333A (ja) | 回転電機 | |
JP2006333566A (ja) | 回転電機 | |
JP2000166135A (ja) | ブラシレスモータ | |
WO2018123830A1 (ja) | 回転電機 | |
JP6711159B2 (ja) | モータ | |
JP2007159262A (ja) | モータ | |
JP6316714B2 (ja) | ステッピングモータ | |
WO2017042886A1 (ja) | 永久磁石式回転電動機およびこれを用いた圧縮機 | |
JP6012046B2 (ja) | ブラシレスモータ | |
JP2017063594A (ja) | ブラシレスモータ | |
JP2012044789A (ja) | 回転電機およびその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150803 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160412 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160413 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160609 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20161018 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20161209 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170110 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170110 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6093952 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |