JP6093206B2 - 流量調整装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、薬液や純水等の流体の流量を制御する流量調整装置に関するものである。
一般に、流量調整装置は、半導体等を製造するための薬液や純水等の流体の流量を調整するために用いられる。流量調整装置は、装置内の流路に流体を流通させる必要があるため、耐薬品性に優れたフッ素樹脂などの樹脂材料により形成されたハウジングを備えている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1には、ダイヤフラムの上側に圧力室を設け、ダイヤフラムの下側に流体室を設けた流量調整装置が開示されている。ダイヤフラムの下部には弁体が連結されており、圧力室に供給される空気の圧力を調整することにより、流体の流量が調整される。
特開2004−162774号公報
特許文献1に開示された流量調整装置は、出口ポートに接続される下流側流路上で流体の流通が遮断された場合、ダイヤフラムに接する流体室の圧力が高くなる。そして、ダイヤフラムが流体室の圧力を受け、ダイヤフラムに連結された弁体が弁座に接触する方向の付勢力が生じる。弁体と弁座が接触して流体の流通が遮断されている場合、この付勢力によって、弁体と弁座の接触力が更に高められる。
しかしながら、特許文献1に記載された流量調整装置では、弁体の先端部が連結されるダイヤフラムの中心部(基部)の先端が圧力室内で位置決めされていない。そのため、弁体が収納される弁室の中心位置と弁体の中心軸がずれてしまう可能性がある。この中心軸のずれ(芯ずれ)が生じると、前述した付勢力によって弁体と弁座の接触力が更に高められとしても、弁体と弁座の間に隙間が形成されてしまう可能性がある。
そして、弁体と弁座の間に隙間が形成されると、弁体と弁座の接触位置の上流側から下流側に向けて流体が流入し、流体の遮断が適切に行われない状態となってしまう。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、弁体部と弁座部の接触位置における流体の遮断性能を向上させた流量調整装置を提供することを目的とする。
本発明の流量調整装置は、上記課題を解決するため、以下の手段を採用した。
本発明に係る流量調整装置は、外部から操作気体が導入される圧力室が内部に形成された第1ハウジングと、弁室、前記弁室と入口ポートを連通させる上流側流路、及び前記弁室と出口ポートを連通させる下流側流路が内部に形成された第2ハウジングと、前記弁室に収容され、該弁室の内周面に設けられる弁座部と接触又は離間することにより、前記上流側流路と前記下流側流路とが遮断した閉状態又は前記上流側流路と前記下流側流路とが連通した開状態とする弁体部と、前記弁体部に連結され、流体と接する流体接触面と前記操作気体と接する気体接触面とを有するダイヤフラムと、前記ダイヤフラムに連結され、前記圧力室の内周面に接触した状態で、前記弁体部に連動して該弁体部の軸方向に移動可能なガイド部材とを備えることを特徴とする。
本発明に係る流量調整装置によれば、上流側流路と下流側流路とが遮断した閉状態又は上流側流路と下流側流路とが連通した開状態とする弁体部にダイヤフラムが連結されており、ダイヤフラムにはガイド部材が連結されている。ガイド部材は、弁体部に連動して弁体部の軸方向に移動可能であり、圧力室の内周面に接触した状態で移動する。
このようにすることで、ガイド部材に連結された弁体部の芯ずれが抑制され、弁体が収納される弁室の中心位置と弁体の中心軸とが一致する。従って、弁体と弁座が接触する際に弁体と弁座の間に隙間が形成されることを抑制し、弁体部と弁座部の接触位置における流体の遮断性能を向上させた流量調整装置を提供することができる。
本発明の第1態様の流量調整装置は、前記圧力室は、前記軸方向に直交する径方向の幅が広い幅広部と、前記幅広部よりも前記弁座部から遠い位置に設けられ前記径方向の幅が前記幅広部よりも狭い幅狭部とを有し、前記ガイド部材は、前記幅狭部と略同幅の第1ガイド部と、前記第1ガイド部より幅広かつ前記幅広部以下の幅の第2ガイド部とを有することを特徴とする。
本態様の流量調整装置によれば、ダイヤフラムを介して弁体部と連結されたガイド部材は、圧力室の幅狭部と略同幅の第1ガイド部を有し、第1ガイド部が圧力室の幅狭部に、弁体部に連動して移動可能な状態で位置決めされる。従って、圧力室の中心軸と弁体部の中心軸とが一致し、弁体と弁座の間に隙間が形成されないように、第1ガイド部が幅狭部に適切に位置決めされる。
また、幅狭部が幅広部よりも弁座部から遠い位置に設けられているので、弁座部から遠い位置で芯ずれを適切に抑制し、弁体と弁座の間に隙間が形成されないようにすることができる。
また、本態様の流量調整装置によれば、ダイヤフラムが流体から受けた圧力が伝達される第2ガイド部は、圧力室の幅狭部と同幅の第1ガイド部より幅広である。従って、ダイヤフラムが流体から高圧力を受けた場合であっても、第2ガイド部が幅狭部に進入することが規制されるので、ダイヤフラムが過度に変形することを防止することができる。
以上のように、本態様の流量調整装置によれば、ダイヤフラムの過度の変形を防止しつつ、弁体部と弁座部の接触位置における流体の遮断性能を向上させた流量調整装置を提供することができる。
上記態様の流量調整装置においては、前記第2ガイド部は、前記幅広部と略同幅である構成であってもよい。このようにすることで、第2ガイド部が圧力室の幅広部に弁体部に連動して移動可能な状態で位置決めされる。従って、弁体と弁座の間に隙間が形成されないようにし、弁体部と弁座部の接触位置における流体の遮断性能を向上させた流量調整装置を提供することができる。
上記構成の流量調整装置においては、前記第2ガイド部の外周面の複数箇所には、前記軸方向に沿って、前記圧力室の前記幅広部の内周面との間で前記操作気体を流通可能とする凹溝部が設けられていてもよい。
このようにすることで、圧力室内で操作気体を流通させて圧力を一定とし、圧力室内でのガイド部材の移動を円滑に行わせることができる。
上記態様の流量調整装置においては、前記ダイヤフラムが、前記第2ガイド部と略同幅の基部と、該基部の外周縁部に設けられている環状の薄膜部とを有する構成であってもよい。
このようにすることで、ダイヤフラムの基部が流体から受けた圧力が第2ガイド部に伝達される、流体から受けた圧力によってダイヤフラムの基部が変形することが防止される。
上記構成の流量調整装置においては、前記第2ガイド部が、前記基部よりも高強度の材料により形成されていてもよい。
このようにすることで、流体から受けた圧力によってダイヤフラムの基部が変形することがより確実に防止される。
上記態様の流量調整装置においては、前記第1ハウジングに、前記操作気体を前記圧力室の前記幅狭部に導く第1流路と、前記幅狭部を経由せずに前記操作気体を前記第1流路から前記圧力室の前記幅広部に導く第2流路とが設けられる構成であってもよい。
このようにすることで、外部から導入される操作気体が圧力室の幅狭部と幅広部のそれぞれに導かれ、圧力室内の操作気体の圧力が一定となり、圧力室内でのガイド部材の移動を円滑に行わせることができる。
本発明の第2態様の流量調整装置は、前記ダイヤフラムと前記ガイド部材とが一体成形されたことを特徴とする。このようにすることで、流量調整装置の組み立て工数を減らすとともに、組み立て誤差による製品毎のばらつきを減少させることができる。
本発明によれば、弁体部と弁座部の接触位置における流体の遮断性能を向上させた流量調整装置を提供することができる。
本実施形態の流量調整装置の全閉状態を示す縦断面図である。 本実施形態の流量調整装置の全開状態を示す縦断面図である。 ハウジングを示す縦断面図である。 ガイド部材を示す図であり、(a)が平面図であり、(b)が縦断面図である。 ダイヤフラムを示す縦断面図である。
以下、本発明の一実施形態に係る流量調整装置の構成について、図1から図5を用いて説明する。
図1は、流量調整装置の全閉状態を示す縦断面図であり、図2は、流量調整装置の全開状態を示す縦断面図である。図3は、ハウジング10cを示す縦断面図である。図4は、ガイド部材42を示す図である。図5は、ダイヤフラム35を示す縦断面図である。
図1および図2に示す流量調整装置1は、半導体等を製造するための薬液や純水等の流体の流量を調整するために用いられるものであって、流体の供給ライン(図示せず)上に設けられるものであり、一般にレギュレータとも呼ばれている。
流量調整装置1の外観形状を成しているハウジング部10は、3つのハウジング10a,10b,10cを有しており、貫通ボルト(不図示)を用いて締結されている。ハウジング10bは、耐薬品性に優れたフッ素樹脂により形成されており、例えばPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)やPFA(テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)等の樹脂材料が使用されている。また、ハウジング10a,10cには、例えばPVD(ポリ塩化ビニル)やPFA等の樹脂材料が使用されている。
ハウジング10aは、流量調整装置1の土台部分であり、流量調整装置1が設置される筐体(不図示)に締結ボルトにより固定される。ハウジング10b(第2ハウジング)の内部には、入口ポート21、出口ポート24、第1の空間22(弁室)、第2の空間23(流体室)、上流側流路15、下流側流路16、中間流路25が形成されている。上流側流路15は、第1の空間22と入口ポート21を連通させる流路であり、下流側流路16は、中間流路25と出口ポート24を連通させる流路である。
入口ポート21から流入した流体は、上流側流路15を通過して第1の空間22に流入する。第1の空間22に流入した流体は、弁体31の外周面と弁座11の隙間から第2の空間23に流入する。第2の空間23に流入した流体は、中間流路25から下流側流路16を経由して出口ポート24から流出する。
ハウジング10cは、図3に示すように、軸線Aを中心軸とした円筒状の外形を有している。軸線Aは、圧力室の中心に位置するとともに、第1の空間22及び第2の空間23の中心にも位置している。ハウジング10c(第1ハウジング)の内部には、外部の空気圧供給源(不図示)から操作用空気(操作気体)が導入される圧力室12が形成されている。
圧力室12は、図3に示すように、軸線Aの軸方向に直交する径方向の幅がW1の幅狭部12aと、軸線Aの軸方向に直交する径方向の幅がW2の幅広部12bとを有する。幅狭部12aの幅W1は、幅広部12bの幅W2よりも狭く、幅広部12bよりも後述する弁座11から遠い位置に設けられている。
図1および図3に示されるように、ハウジング10cには、操作ポート13から導入される操作用空気を幅狭部12aに導く第1流路17と、幅狭部12aを経由せずに操作気体を第1流路17から幅広部12bに導く第2流路18とが設けられている。
第1流路17と第2流路18とを設けることにより、操作用空気が圧力室12の幅狭部12aと幅広部12bのそれぞれに導かれ、圧力室12内の操作用空気の圧力が一定となり、圧力室12内でのガイド部材42の移動を円滑に行わせることができる。
ハウジング10bの内部には、弁座11と、弁座11に対して鉛直方向(図1において上下方向)に移動する弁体31と、弁体31に連結されるダイヤフラム35と、弁体31を弁座11に押し付ける方向の付勢力を発生するスプリング36とが主として設けられている。
ガイド部材42は、ダイヤフラム35に連結され、圧力室12の内周面に接触した状態で、弁体31に連動して弁体31の中心軸X方向に移動可能な部材である。ガイド部材42は、図4(b)に示すように、第1ガイド部42aと、第2ガイド部42bとを有する。
第1ガイド部42aの幅W3は圧力室12の幅狭部12aの幅W1と略同幅である。略同幅とは、第1ガイド部42aが幅狭部12aに対して接触しながら移動可能となるように、幅W3が幅W1よりも少し狭いことをいう。
同様に、第2ガイド部42bの幅W4は圧力室12の幅広部12bの幅W2と略同幅となっている。略同幅とは、第2ガイド部42bが幅広部12bに対して接触しながら移動可能となるように、幅W4が幅W2よりも少し狭いことをいう。
ガイド部材42の下端面には、ダイヤフラム35に設けられている凸部35a(図5参照)を収容可能な窪み部42c(図4参照)が形成されている。窪み部42cは、その内周壁に雌ねじ部が設けられており、凸部35aの外周壁に設けられている雄ねじと締結(連結)される。
ダイヤフラム35は、ハウジング10cの下端面およびガイド部材42の下端面と、第2の空間23との間に設けられている。
図4に示すように、ガイド部材42の第2ガイド部42bの外周面の4箇所には、中心軸X方向に延在する凹溝部42dが設けられている。凹溝部42dは、第2ガイド部42bと圧力室12の幅広部12bとの間で操作気体を流通可能とするものである。
第2ガイド部42bの側面の凹溝部42d以外の部分では、幅広部12bの内面と接しているため操作気体が流通可能となっていない。一方、凹溝部42dでは、幅広部12bの内面と接していないため操作気体が流通可能となっている。
このようにすることで、第2ガイド部42bの上面とハウジング10cの内面により区画される圧力室12内の領域と、ダイヤフラム35の薄膜部35cとハウジング10cの内面により区画される圧力室12内の領域とで、操作用気体の流通が可能となる。
従って、圧力室12内で操作用空気を流通させて圧力を一定とし、圧力室12内でのガイド部材42の移動を円滑に行わせることができる。
ダイヤフラム35は、第2の空間23と圧力室12との間の圧力差が応じた外力が加わると、後述する薄膜部35cが変位して基部35bが鉛直方向(図1における上下方向)に移動する。基部35bが移動することによって、ダイヤフラム35に接触している弁体31が、弁体31の中心軸Xに沿って移動する。弁体31の移動に応じて弁体31の外周面と弁座11との間の隙間の幅が変化し、流量調整装置1を通過する流体の流量が調整される。
ダイヤフラム35の圧力室12側の面は、圧力室12内の操作気体と接触する面(気体接触面)である。また、ダイヤフラム35の第2の空間23側の面は、第2の空間23内の流体と接触する面(流体接触面)である。
ダイヤフラム35は、図5に示すように、略中央部に設けられている基部35bと、基部35bの外周縁部に設けられている環状の薄膜部35cと、薄膜部35cの外周端に設けられている厚肉の外周端部35dとを有する。薄膜部35cの厚さは、基部35bよりも薄く、外周端部35dの厚さは、薄膜部35cよりも厚い。
図1に示されるように、基部35bの幅(中心軸Xに直交する径方向の長さ)は、第2ガイド部42bの幅W4と略同幅となっている。このようにすることで、第2の空間22の流体から基部35bが受ける圧力が第2ガイド部42bに確実に伝達される。このようにすることで、流体から受けた圧力によって基部35bが変形することが防止される。
ガイド部材42は、ダイヤフラム35の基部35bの変形を確実に防止するために、基部35bよりも高強度の材料により形成されているのが望ましい。例えば、基部35bがPTFEにより形成されている場合、ガイド部材42をPVDF(ポリフッ化ビニリデン)により形成するのが望ましい。
基部35bの上面側の略中央部には、上方に向かって突出している凸部35aが設けられている。凸部35aの下面側には、上方に向かって窪んでいる凹部35eが形成されており、弁体31の突出部31aが挿入可能となっている。
ハウジング10cの下端面には、図3に示すように、第2の空間23に流入した流体の圧力に対してダイヤフラム35の薄膜部35cが上方に変形した(撓んだ)際に、薄膜部35cの上方への過度な変形を抑制する保護形状41が形成されている。
ダイヤフラム35の外周端部35dは、ハウジング10bとハウジング10cとの間に挟まれた状態で支持される。これにより、ハウジング10cに形成されている操作ポート13から操作用空気が導入される圧力室12と、流体が流入する第2の空間23とが、それぞれ密閉された空間となる。
ハウジング10bに収納される弁体31は、図1に示すように、その末端(下端)近傍の外周部にダイヤフラム(弁体側ダイヤフラム)45が一体的に設けられている。ダイヤフラム一体型の弁体31は、その上端に突出部31aを有している。
弁体31に一体的に設けられているダイヤフラム45は、弁体31から半径方向外側に向かって薄膜部45cと、その外周端に薄膜部45cよりも厚肉とされた外周端部45dと、外周端部45dの上面に設けられて上方に突出している環状の環状凸部45fとを有している。
ダイヤフラム45の外径は、ハウジング10bの下端に形成されているダイヤフラム挿入溝の内径と略同径である。ダイヤフラム45は、ハウジング10bの下方からダイヤフラム挿入溝に挿入されて収容される際に、ダイヤフラム45に設けられている環状凸部45fがダイヤフラム挿入溝の上面の外周端に設けられている環状の環状凹部に嵌合される。
弁体31の末端には、スプリングホルダ47が設けられる。スプリングホルダ47の上面には、弁体31に一体的に設けられているダイヤフラム45が第1の空間22を流動する流体によって変形した際に、ダイヤフラム45の薄膜部45cの過度な変形を抑制して薄膜部45cの形状を保持することが可能な保護形状が形成されている。
スプリングホルダ47の上面側の略中央部には、下方に向かって窪んでいる凹部47bが形成されており、弁体31の末端が挿入可能となっている。スプリングホルダ47には、側壁の途中に段差部が設けられており、段差部から下方の側壁は、段差部から上方の側壁よりも外径が小さくなっている。この段差部から下方のスプリングホルダ47の外周には、スプリング36が設けられる。
ハウジング10cの略中心位置には、筒形状の弁体拘束孔49が形成されている。弁体拘束孔49は、スプリングホルダ47との間にスプリング36が保持可能である。弁体拘束孔49の底面には、弁体拘束孔49にスプリング36が収容された際に、スプリング36の下端を収容することが可能なスプリング溝部51が設けられている。
ハウジング10aの弁体拘束孔49にスプリング36を収容し、ダイヤフラム45が連結されたスプリングホルダ47の下端をスプリング36に挿入することにより、スプリング36と弁体31が連結される。スプリング36に連結された弁体31には、スプリング36が伸張する方向の弾性力により、弁体31の外周面を弁座11に接触させる方向の付勢力が与えられる。
このように、弁体31は、第1の空間22(弁室)に収納されており、スプリング36の上向きの付勢力と、ダイヤフラム35を介して伝達される圧力室12の圧力による下向きの付勢力によって、中心軸Xに沿って移動する。弁体31の外周面は、中心軸Xに沿って移動することにより、第1の空間22の内周面に設けられる弁座11に接触又は離間する。第1の空間22の内周面と弁座11とが接触すると、上流側流路15と下流側流路16とが遮断した閉状態となる。第1の空間22の内周面と弁座11とが離間すると、上流側流路15と下流側流路16とが連通した開状態となる。
次に、流量調整装置1が、操作ポート13から導入される操作気体の圧力を用いて、流体の流量を調整する動作について説明する。
図1に示す全閉状態の流量調整装置1には、流体の供給ラインから入口ポート21を介して流体が導入される。入口ポート21に導入された流体は、弁体31が弁座11に接触しているため第1の空間22に滞留する。
操作ポート13から操作用空気が圧力室12に供給されると、圧力室12が加圧される。圧力室12が加圧されると、ガイド部材42には下方に移動する方向の付勢力が与えられる。圧力室12が加圧され、圧力室12内の圧力による下向きの付勢力が、スプリング36による上向きの付勢力を上回ると、ダイヤフラム35は下方に移動する。そして、ダイヤフラム35に連結された弁体31が弁座11から離間し、第1の空間22に滞留していた流体が第2の空間23に流入する。
弁体31の中心軸Xに沿った方向(鉛直方向)における移動距離は、圧力室12内の操作用空気の圧力に応じて変化する。そのため、圧力室12内の圧力に応じて、流量調整装置1の弁開度が調整される。従って、圧力室12内の圧力を調整することにより、弁体31の外周面と弁座11との隙間を通過する流体の流量が調整される。
弁体31の外周面と弁座11との隙間を通過した流体は、第2の空間23を経由して中間流路25へと流入する。中間流路25に流入した流体は、下流側流路16を経由して出口ポート24から流出する。
流量調整装置1の弁開度は、圧力室12内の操作用空気の圧力が高まるにつれて更に増加し、最終的には図2に示される全開状態となる。図3に示すように流量調整装置1の弁開度が全開状態になると、ダイヤフラム35の基部35bの外縁部分がハウジング10bに接触する。
基部35bがハウジング10bに接触すると、第2の空間23の流体は接続流路30を経て中間流路25へ流入する。接続流路30を設けることによって、流量調整装置1の弁開度が全開状態になって基部35bがハウジング10bに接触した場合であっても、最大流量(弁開度が全開状態の場合の流体の流量)を出口ポート24から流出させることができる。
次に、流量調整装置1の出口ポート24に接続される流路上で流体の流通が遮断された場合の動作について説明する。本実施形態においては、出口ポート24に接続される流路上で流体の流通が遮断された場合、出口ポート24からの流体の流出が減少する一方で入口ポート21への流体の流入が継続して行われる。これにより、第2の空間23の流体の圧力が徐々に高くなる。
第2の空間23に流体の圧力が高くなり、流体の圧力によりダイヤフラム35の下面に作用する上向きの付勢力と、弁体31を介してダイヤフラム35に与えられるスプリング36の上向きの付勢力との合力が、圧力室12内の空気圧がダイヤフラム35に与える下向きの付勢力を上回ると、ダイヤフラム35は上方に移動する。そして、ダイヤフラム35に連結された弁体31が弁座11に接触し、第1の空間22と第2の空間23との流体の流通が遮断される。
本実施形態の流量調整装置1は、弁体31にダイヤフラム35が連結され、ダイヤフラム35にはガイド部材42が連結されている。ガイド部材42は、弁体31に連動して弁体31の中心軸X方向に移動可能であり、圧力室12の内周面に第1ガイド部42aが接触した状態で移動する。
従って、第1ガイド部42aが圧力室12の幅狭部12aに、弁体31に連動して移動可能な状態で位置決めされる。
第1ガイド部42aは、圧力室12の内周面に接触した状態で移動するので、ガイド部材42の中心軸が、圧力室12の中心軸と一致する。ガイド部材42の中心軸は弁体31の中心軸Xと一致しており、圧力室12の中心軸は第1の空間22の軸線Aと一致している。従って、ガイド部材42の中心軸と圧力室12の中心軸とが一致することにより、弁体31の中心軸Xと第1の空間22の軸線Aとが一致する。
なお、第1ガイド部42aと同様に、第2ガイド部42bも圧力室12の内周面に接触した状態で移動するので、弁体31の中心軸Xと第1の空間22の軸線Aとを一致させる精度を高めることができる。
このようにすることで、ガイド部材42に連結された弁体31の中心軸X方向と圧力室12の中心軸方向とが一致しないこと(芯ずれ)が抑制される。従って、弁体31と弁座11が接触する際に弁体31と弁座11の間に隙間が形成されることが抑制され、弁体31と弁座11の接触位置における流体の遮断性能が向上する。また、幅狭部12aが幅広部12bよりも弁座11から遠い位置に設けられているので、弁座11から遠い位置で芯ずれを適切に抑制し、弁体31と弁座11の間に隙間が形成されないようにすることができる。
本実施形態の流量調整装置1において、弁体31の突出部31aと、ダイヤフラム35の凹部35eとは隙間嵌めにより連結されている。従って、弁体31の外周面と弁座11とが接触した後、ダイヤフラム35が第2の空間23の流体から受ける圧力が更に高まると、弁体31の突出部31aとダイヤフラム35の凹部35eとの連結が外れる。
弁体31の突出部31aとダイヤフラム35の凹部35eとの連結が外れた場合、第2ガイド部42bは幅狭部12aよりも幅広であるため、第2ガイド部42bが幅狭部12aに進入することが規制される。従って、突出部31aから離間したダイヤフラム35が、過度に移動して変形してしまうことが防止される。
弁体31の突出部31aとダイヤフラム35の凹部35eとの連結が外れた後、ダイヤフラム35が第2の空間23の流体から受ける圧力が低くなるとダイヤフラム35が下方へ移動し、弁体31の突出部31aとダイヤフラム35の凹部35eとが再び接触する。突出部31aの上端は半球形状となっており、凹部35eとの連結が容易に行われる。また、弁体31の突出部31aとダイヤフラム35の凹部35eとの連結が強まるにつれ、弁体31の中心軸Xとダイヤフラム35の中心軸とが一致するようになっている。
以上説明したように、本実施形態の流量調整装置1によれば、ダイヤフラム35を介して弁体31と連結されたガイド部材42は、圧力室12の幅狭部12aと略同幅の第1ガイド部42aを有し、第1ガイド部42aが圧力室12の幅狭部12aに、弁体31に連動して移動可能な状態で位置決めされる。従って、圧力室12の中心軸と弁体31の中心軸Xとが一致し、弁体31と弁座11の間に隙間が形成されないように、第1ガイド部42aが幅狭部12aに適切に位置決めされる。
また、幅狭部12aが幅広部12bよりも弁座11から遠い位置に設けられているので、弁座11から遠い位置で芯ずれを適切に抑制し、弁体31と弁座11の間に隙間が形成されないようにすることができる。
また、本態様の流量調整装置によれば、ダイヤフラムが流体から受けた圧力が伝達される第2ガイド部は、圧力室の幅狭部と同幅の第1ガイド部より幅広である。従って、ダイヤフラムが流体から高圧力を受けた場合であっても、第2ガイド部が幅狭部に進入することが規制されるので、ダイヤフラムが過度に変形することを防止することができる。
以上のように、本態様の流量調整装置によれば、ダイヤフラムの過度の変形を防止しつつ、弁体部と弁座部の接触位置における流体の遮断性能を向上させた流量調整装置を提供することができる。
本実施形態の流量調整装置1においては、第2ガイド部42bは、幅広部12bと略同幅である。このようにすることで、第2ガイド部42bが圧力室12の幅広部12bに弁体31に連動して移動可能な状態で位置決めされる。従って、弁体31と弁座11の間に隙間が形成されないようにし、弁体31と弁座11の接触位置における流体の遮断性能を向上させた流量調整装置1を提供することができる。
本実施形態の流量調整装置1においては、第2ガイド部42bの外周面の複数箇所には、軸方向に沿って、圧力室12の幅広部12bの内周面との間で操作用空気を流通可能とする凹溝部42dが設けられている。
このようにすることで、圧力室12内で操作用空気を流通させて圧力を一定とし、圧力室12内でのガイド部材42の移動を円滑に行わせることができる。
本実施形態の流量調整装置1は、ダイヤフラム35が、第2ガイド部42bと略同幅の基部35bと、基部35bの外周縁部に設けられている環状の薄膜部35cとを有する。
このようにすることで、ダイヤフラム35の基部35bが流体から受けた圧力が第2ガイド部42bに伝達され、流体から受けた圧力によってダイヤフラム35の基部35bが変形することが防止される。
本実施形態の流量調整装置1においては、第2ガイド部42bが、基部35bよりも高強度の材料により形成されているのが望ましい。
このようにすることで、流体から受けた圧力によってダイヤフラム35の基部35bが変形することがより確実に防止される。
本実施形態の流量調整装置1においては、ハウジング10cに、操作用空気を圧力室12の幅狭部12aに導く第1流路17と、幅狭部12aを経由せずに操作用空気を第1流路17から圧力室12の幅広部12bに導く第2流路18とが設けられている。
このようにすることで、外部から導入される操作用空気が圧力室12の幅狭部12aと幅広部12bのそれぞれに導かれ、圧力室12内の操作用空気の圧力が一定となり、圧力室12内でのガイド部材42の移動を円滑に行わせることができる。
本実施形態の流量調整装置1においては、ダイヤフラム35とガイド部材42とが一体成形されている。このようにすることで、流量調整装置1の組み立て工数を減らすとともに、組み立て誤差による製品毎のばらつきを減少させることができる。
〔他の実施形態〕
以上の説明においては、第2ガイド部42bの幅W4は、圧力室12の幅広部12bの幅W2と略同幅であるとしたが、他の態様であってもよい。例えば、第2ガイド部42bの幅W4は、第1ガイド部42aより幅広かつ圧力室12の幅広部12bの幅W2以下となるいずれかの幅であってもよい。
このようにすることで、ダイヤフラム35が流体から高圧力を受けた場合であっても、第2ガイド部42bが幅狭部12aに進入することが規制されるので、ダイヤフラム35が過度に変形することを防止することができる。
また、以上の説明においては、ダイヤフラム35とガイド部材42とが雄ねじ部と雌ねじ部により連結するものとしたが、他の態様であってよい。例えば、ダイヤフラム35とガイド部材42とを1つの部材として一体成形するようにしてもよい。この場合、1つの部材に含まれるダイヤフラム35とガイド部材42とは、一体成形されることにより連結されているものとなる。
1 流量調整装置
10 ハウジング部
10b ハウジング(第2ハウジング)
10c ハウジング(第1ハウジング)
11 弁座(弁座部)
12 圧力室
12a 幅狭部
12b 幅広部
13 操作ポート
15 上流側流路
16 下流側流路
17 第1流路
18 第2流路
21 入口ポート
22 第1の空間(弁室)
23 第2の空間(流体室)
24 出口ポート
31 弁体(弁体部)
35 ダイヤフラム
35b 基部
35c 薄膜部
35d 外周端部
42 ガイド部材
42a 第1ガイド部
42b 第2ガイド部
42d 凹溝部
A 軸線
W1 幅狭部の幅
W2 幅広部の幅
W3 第1ガイド部の幅
W4 第2ガイド部の幅
X 中心軸

Claims (7)

  1. 外部から操作気体が導入される圧力室が内部に形成された第1ハウジングと、
    弁室、前記弁室と入口ポートを連通させる上流側流路、及び前記弁室と出口ポートを連通させる下流側流路が内部に形成された第2ハウジングと、
    前記弁室に収容され、該弁室の内周面に設けられる弁座部と接触又は離間することにより、前記上流側流路と前記下流側流路とが遮断した閉状態又は前記上流側流路と前記下流側流路とが連通した開状態とする弁体部と、
    前記弁体部に連結され、流体と接する流体接触面と前記操作気体と接する気体接触面とを有するダイヤフラムと、
    前記ダイヤフラムに連結され、前記圧力室の内周面に接触した状態で、前記弁体部に連動して該弁体部の軸方向に移動可能なガイド部材とを備え
    前記圧力室は、前記軸方向に直交する径方向の幅が広い幅広部と、前記幅広部よりも前記弁座部から遠い位置に設けられ前記径方向の幅が前記幅広部よりも狭い幅狭部とを有し、
    前記ガイド部材は、前記幅狭部と略同幅の第1ガイド部と、前記第1ガイド部より幅広かつ前記幅広部以下の幅の第2ガイド部とを有することを特徴とする流量調整装置。
  2. 前記第2ガイド部は、前記幅広部と略同幅であることを特徴とする請求項に記載の流量調整装置。
  3. 前記第2ガイド部の外周面の複数箇所には、前記軸方向に沿って、前記圧力室の前記幅広部の内周面との間で前記操作気体を流通可能とする凹溝部が設けられていることを特徴とする請求項に記載の流量調整装置。
  4. 前記ダイヤフラムは、前記第2ガイド部と略同幅の基部と、該基部の外周縁部に設けられている環状の薄膜部とを有することを特徴とする請求項から請求項のいずれか1項に記載の流量調整装置。
  5. 前記基部は、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)により形成されており、
    前記第2ガイド部は、PVDF(ポリフッ化ビニリデン)により形成されていることを特徴とする請求項に記載の流量調整装置。
  6. 前記第1ハウジングに、前記操作気体を前記圧力室の前記幅狭部に導く第1流路と、前記幅狭部を経由せずに前記操作気体を前記第1流路から前記圧力室の前記幅広部に導く第2流路とが設けられていることを特徴とする請求項から請求項のいずれか1項に記載の流量調整装置。
  7. 前記ダイヤフラムと前記ガイド部材とが一体成形されたことを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の流量調整装置。
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