JP6092974B2 - 表示制御装置およびその表示制御方法 - Google Patents
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Description
て表示可能な表示制御装置、表示制御方法に係り、外部出力表示するウィンドウの選択方
法に関する。
タに表示することがプレゼンテーション等でよくおこなわれる。近年のパーソナルコンピ
ュータは複数のアプリケーションソフトウェアをマルチウィンドウを表示するものが多く
、情報処理装置の表示領域を外部モニタに表示する場合に、外部表示したいアプリケーシ
ョンソフトウェアの表示内容が表示されるウィンドウ以外の他のウィンドウも表示されて
しまう問題があった。
1)や、外部表示するウィンドウを指定し、指定されたウィンドウの内容を拡大して外部
表示すること(例えば、特許文献2)が検討され、ウィンドウのひとつの内容を外部モニ
タに表示することが可能となってきた。
表示させたい複数のファイルデータをウィンドウデータW1,W2,…として呼び出し表
示させた状態で、何れか1つのウィンドウデータWnをモニタ出力するべきアクティブウ
ィンドウとしてポインタPで指示して選択すると、この選択されたウィンドウデータWn
は、予め入力されている外部モニタの表示画面サイズ(解像度)に合わせて拡大処理され
て、同外部モニタの表示画面サイズ(解像度)に合わせて確保された外部出力用画像デー
タの記憶領域である仮想外部装置VRAMエリアに書き込まれ、ビデオ信号に変換されて
外部モニタへ出力され表示されることが記載されている。
し、デイスプレイのための画面メモリと、画面メモリの特定のウィンドウの画像データを
外部モニタに出力するための処理ユニットとを設ける。画面に表示されている複数のウィ
ンドウの内、指定したウィンドウを、外部のモニタに表示でき、指定したウィンドウの画
像のみを大画面表示でき、不要なウィンドウを表示しない。このため、大画面表示を充分
楽しむことができるとともに、コンピュータのマルチタスクも実現できることが、記載さ
れている。
タ(画像)を表示させないようにする技術である。例えば、上記特許文献1に記載の表示
制御装置においては、外部の表示装置に表示させたい複数のファイルデータを、ウィンド
ウデータとしてあらかじめ表示させておく。操作者はポインティングデバイス等で任意の
ウィンドウをアクティブウィンドウに指定し、そのアクティブウィンドウに指定されたウ
ィンドウデータが外部の表示装置に出力されるものである。すなわち、操作者は会議やプ
レゼンテーションなどが始まる前に、外部の表示装置に表示したい全てのファイルデータ
をあらかじめ表示させておく必要があるため、使い勝手がよくない。また、追加で新たな
ファイルデータの表示が必要になった時、そのファイルデータを探す時のウィンドウがア
クティブウィンドウになってしまい、探している途中の画像が外部の表示装置に出力され
てしまう場合がある。
ウに対して「常に出力」「有効の時出力」などを選択するものである。例えば「常に出力
」を選択して外部の表示装置に出力場合は、ファイルデータを探すときのウィンドウが有
効(アクティブ)になっても、その映像が出力されることはない。しかし、別のファイル
データを出力させる場合は、まず現在出力中のウィンドウに対して「停止」を選択して、
出力を停止し、次に表示させたいウィンドウに対して「常に出力」「有効の時出力」を選
択して出力させる必要がある。現在出力中のウィンドウが、他のウィンドウの下に隠れて
いる場合は、そのウィンドウを探す手間もかかってしまうため、使い勝手がよくないとい
う問題がある。
提供することにある。
御装置は、ウィンドウの生成・制御をおこなうウィンドウ管理手段と、ウィンドウの選択
・移動をおこなうウィンドウ操作手段と、前記ウィンドウのうちのひとつのウィンドウの
表示内容を他の表示装置に出力する外部出力部と、を備え、前記ウィンドウ管理手段は前
記外部出力部に表示内容を出力する外部出力ウィンドウを生成し、前記外部出力ウィンド
ウは、前記ウィンドウ操作手段によりドラッグ&ドロップされたウィンドウの表示内容を
表示するとともに、当該外部出力ウィンドウの設定に応じて前記外部出力部により表示内
容を外部出力するようにした。
しない画像が外部機器に出力されることを防止することができるので、使い勝手を向上す
ることができる。
図1は、本発明による表示システム全体の構成図の例である。表示システムは、表示制
御装置100、及び表示装置200からなり、それぞれは、接続ケーブル220にて接続
されている。
装置100は、例えばノート型パソコンなどであり、資料などのファイルデータを画像デ
ータに変換し、表示装置200に出力するものである。表示装置200は、例えばプロジ
ェクタなどの投射型表示装置などであり、入力された画像データをスクリーンなどに出力
画像210を投射表示する。これにより、参加者が同時に閲覧することができる。
制御部101、ROM102、RAM103、ストレージ104、LAN通信部105、
表示部106、表示処理部107、外部出力IF108、キーボード109、ポインティ
ングデバイス110で構成される。システムバス120は、表示制御装置100内の各部
との間で相互接続されており、データ送受信を行うためのデータ通信路である。
l Processing Unit)のようなものである。ROM(Read Only Memory)103は、表示制
御装置100の起動プログラムであるBIOS(Basic Input/Output System)などが格
納されたメモリである。
)などであり、OS(Operating System)や所定のアプリケーションプログラムや、各種
ファイルデータなどが格納された記録媒体である。なお、ストレージ104に格納されて
いる状態のデータをファイルデータという。RAM(Random Access Memory)104は、
OSやアプリケーションプログラムなどの実行時のワークエリアとなる。
いて処理した映像データを表示する。外部出力IF108は、表示処理部107において
処理した映像(画像)データを外部機器に出力するためのインターフェイスであり、例え
ばVGA(Video Graphics Array)端子やDVI(Digital Visual Interface)、HDM
I(High-Definition Multimedia Interface)などのインターフェイスである。
外部機器に映像(画像)データを出力する。例えば、外部出力IF108がHDMIイン
ターフェイスの場合は、接続ケーブル220はそれに対応したHDMIケーブルとなる。
インティングデバイス110は、例えばマウスやタッチパッドであり、表示部106に表
示されるポインタの移動、操作などを行うための入力デバイスである。
器やインターネットなどとデータ通信を行うものである。
示すように、表示部106の表示画面には、外部出力をおこなうための外部出力ウィンド
ウ401と、出力状態を制御するONボタン402、OFFボタン403を設けている。
は、表示装置200の出力画像の例を示している。
ファイルデータの名称をリスト表示したものであり、このリストから所望のファイルデー
タをキーボード109あるいはポインタデバイス110にて選択することができる。ファ
イルデータの内容を画像表示したものがウィンドウ411、412である。これは、選択
したファイルデータに対応するアプリケーションプログラムを、ストレージ104から読
み出し起動し、このアプリケーションプログラムを用いて、前記ファイルデータの読み込
み処理、画像データへの変換処理を行い、表示部106に表示したものである。
ウィンドウ411、412に表示された画像データをウィンドウデータという。使用者は
、表示部106に表示されたウィンドウデータにてファイルデータの内容を見ることによ
り、所望のファイルデータであるかを確認することができる。
ない状態であるため、外部出力ウィンドウ401には、何も表示されていない状態である
。またOFFボタン403が選択された状態であり、外部出力IF108からの画像デー
タの送信は停止した状態である。すなわち、表示装置100にて表示される表示画像21
0は、入力信号がないため、全面黒表示のブランク画面となる。
ルデータを選択する方法について説明する。例えば、ウィンドウ412に表示されている
ウィンドウデータ(ファイルデータ)を表示装置200に表示させたい場合は、ウィンド
ウ412をポインティングデバイス110等にて選択し、外部出力ウィンドウ401にド
ラッグ&ドロップする。これにより、ウィンドウ412に表示されているウィンドウデー
タ(ファイルデータ)が、外部出力IF108より出力されるデータに選択される。
図5は、データを外部出力ウィンドウ401にドロップした時の表示制御装置100の
処理動作のフローチャートである。
開始する。最初に外部出力ウィンドウ401にドロップされたデータがウィンドウデータ
であるかを判定する(S501)。ドロップされたデータがウィンドウデータでない場合
(S501−No)は、表示部106にエラー表示し(S507)、本処理を終了する。
s)は、外部出力IF108からの画像データの出力を停止し、表示部106においては
OFFボタン403が選択された状態とする(S502)。
ンドウ401に表示する(S503)。これは、ウィンドウ412に表示されているウィ
ンドウデータを、外部出力ウィンドウ401のウィンドウデータとして用いることで容易
に表示することができる。そして、ドロップされたウィンドウ412を表示画面より消去
する(S504)。以降、ウィンドウを表示画面より消去することを「ウィンドウを閉じ
る」という。
同時に経過時間のカウントを開始する。ポインティングデバイス110等によりONボタ
ン402が選択された場合(S505−Yes)は、外部出力ウィンドウ401に表示し
ているウィンドウデータを、外部出力用画像データに変換し、外部出力IF108より出
力し(S506)、本処理を終了する。
場合(S505−No)は、OFFボタン403の選択を確認するステップ(S508)
に移行する。ここで、OFFボタン403が選択された場合(S508−Yes)は、ド
ロップされたウィンドウ412を元の状態、すなわち、本処理が開始する前の状態に戻す
(S509)。
ドウデータとして用いて再作成することで実現できる。さらに、外部出力ウィンドウ40
1のウィンドウデータを削除する(S510)。これにより、外部出力ウィンドウ401
は何も表示されていない非表示状態となる。非表示状態となった後、本処理を終了する。
場合(S508−No)は、経過時間が所定時間(たとえば1分など)以下であれば(S
511−No)、ONボタン402が選択されたかを確認するステップ(S505)に戻
る。経過時間が所定時間を超えた場合(S511−Yes)は、OFFボタン403が選
択された場合と同様に、ドロップしたウィンドウ412を元の状態に戻し(S509)、
外部出力ウィンドウのウィンドウデータを削除し(S510)、本処理を終了する。
6は、図5のフローチャートの主要ステップにおける表示部106の表示画面例とその時
の表示装置200の出力画像例を示した図である。
100に複数のウィンドウ411、412を同時に表示させることができ、それぞれの内
容を確認することができる。このときは、外部出力IF108から画像データは出力され
ていないため、図6(a−2)に示すように、表示装置200の表示画像210(a)は
、ブランク画面である。
)を、表示装置200に表示させるファイルデータとして選択する場合は、上記したよう
に、ウィンドウ412を選択し、矢印に示すように、外部出力ウィンドウ401部にドラ
ッグ&ドロップする。外部出力ウィンドウ401にドロップされると、図5に示した処理
が開始する。
タであるため(図5−501−Yes)、図6(b−1)に示すように、OFFボタン4
03が選択され(図5−S502)、ウィンドウ412に表示されていた内容とおなじも
のを外部出力ウィンドウ401に表示され(図5−S503)、ウィンドウ412は閉じ
られる(図5−S504)。
力されていない状態であるため、図6(b−2)に示すように、表示画像210(b)は
ブランク画面である。このように、外部出力ウィンドウ401に、ウィンドウ412をド
ロップしただけでは、外部出力IF108から画像データは出力されないようにしている
。
ときに、誤って外部出力ウィンドウ401部で離してしまったときに、ドロップと判断さ
れて、出力されないようにするためである。したがって、ドラッグ&ドロップが正確にお
こなわれる場合には、この処理はなくてもよい。
05−Yes)と、図6(c−1)に示すように、表示画面上でもONボタン402が選
択された状態となり、図6(c−2)に示すように、表示画像210(c)は、外部出力
ウィンドウ401に表示されている内容と同じものになる(図5−S506)。
させた場合は、同様に図6(c−1)の矢印のように、ウィンドウ411を選択し、外部
出力ウィンドウ401にドラッグしてドロップすればよい。
出力ウィンドウ401にウィンドウ411の内容が表示され、ウィンドウ411が閉じら
れる。また、外部出力IF108からの出力は停止するため、図6(d−2)に示すよう
に表示画像210(d)はブランク画面となる。ここで、図6(e−1)に示すように、
ONボタン402を選択すると、外部出力ウィンドウ401に表示されている内容が外部
出力IF108より出力され、表示画像210(e)は、図6(e−2)に示すようにな
る。
力ウィンドウ401にドロップした場合(図5−S501−No)は、図7に示すように
、表示画面上に「表示できません」等のエラー表示420を行う(図5−S507)。
されるものではない。たとえば、全面黒表示の外部出力用画像データを作成し、出力して
もよい。この場合、表示装置200においては、入力された画像データが全面黒表示画像
であるため、表示画像210は全面黒表示となる。また、全面黒表示に変えて、全面白表
示、全面グレー表示あるいは、ロゴなどの特定の画面データの表示でもよい。
行う際のワークエリアとしてRAM103が使用される。
ィンドウマネージャの機能として実装することが望ましい。このような実装によれば、オ
ブジェクトのアイコンを外部出力ウィンドウ401にドラッグ&ドロップして、オブジェ
クトの内容を外部出力することも容易になる。この場合、ONボタン402やOFFボタ
ン403をウィンドウ属性として実装してもよい。
図に示すように、表示制御装置100はLAN通信部105(図示せず)をインターフ
ェイスとして、ネットワーク300に接続されている。一方、表示装置200もネットワ
ーク300に接続されている。この場合、表示制御装置100により作成された外部出力
用画像データは、外部出力IF108ではなく、LAN通信部105より出力するように
している。表示制御装置100より出力された外部出力用画像データは、ネットワーク3
00を介して、表示装置200に入力される。表示装置200は、入力された画像データ
をスクリーンなどに表示画像210として表示する。
いる場合について説明する。表示装置200が、表示制御装置100の出力する画像デー
タを表示している場合、他の表示制御装置100’の出力する画像データを入力しても表
示しないようにする。どの表示制御装置100の出力する画像データを表示装置200に
て表示するかは、表示制御装置100あるいは表示装置200のどちらで決定してもよい
。
00に送信し、表示装置200が出力中であることを表示制御装置100の表示部106
に表示させると、さらに使い勝手がよい。
いるファイルデータより外部出力用画像データを作成して出力する例について説明したが
、これに限定されるものではない。ストレージサーバー310など他の機器に格納されて
いるファイルデータを、ネットワーク300を経由してLAN通信部105から表示制御
装置100に読み込み、上記各処理を行って、外部出力用画像データを表示装置200に
出力してもよい。
画像データを作成していたが、これに限定されるものではない。例えば、表示装置200
がストレージサーバー310からファイルデータを読み込み、画像データに変換して表示
してもよい。この場合、ファイルデータの読み込み、画像データへの変換、画像表示など
の各処理は、表示制御装置100がネットワーク300経由で表示装置200を制御する
ことで実現できる。
どの外部機器に出力されないため、誤出力を気にすることなく、ウィンドウの各種操作が
でき、ファイルデータの内容の確認が容易にでき、使い勝手がよい。
選択された場合に限って、外部機器に出力するファイルデータに選択されるようにしてい
る。すなわち、リスト表示のリストウィンドウからファイルデータを選択したときは出力
しないようし、ウィンドウ表示し内容を確認したデータのみが外部機器に出力されるため
、意図しないデータが誤って外部機器に出力し表示されることを防止できる。
ストレージ、105…LAN通信部、106…表示部、107…表示処理部、108…外
部出力IF、109…キーボード、110…ポインティングデバイス、300…ネットワ
ーク、310…ストレージサーバー、401…外部出力ウィンドウ、402…ONボタン
、403…OFFボタン、410…リストウィンドウ、411・412…ウィンドウ
Claims (2)
- ファイルデータを読み込み、前記ファイルデータの内容を識別可能なウィンドウデータに変換する変換手段と、
表示部にデータの外部への出力機能と紐付けられた一の外部出力ウィンドウと、前記ファイルデータの内容を識別可能なウィンドウデータを表示しかつ出力機能を奏していない複数のウィンドウと、を一画面で表示する表示手段と、
タッチ入力による操作入力手段と、
選択されたデータを外部に出力する出力手段を有し、
選択された第1のウィンドウデータが外部に出力されているときに、前記操作入力手段により、前記表示部に表示された複数のウィンドウのうち第2のウィンドウデータのウィンドウを前記一の外部出力ウィンドウにドラッグ・ドロップして選択すると、前記第1のウィンドウデータの外部への出力を停止することを特徴とする表示制御装置。 - 請求項1に記載の表示制御装置であって、
前記表示手段は、前記第1のウィンドウデータの外部への出力の停止の後前記第2のウィンドウデータの外部への出力を開始することを、前記操作入力手段を介した操作により指示可能なボタンを表示することを特徴とする表示制御装置。
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2015
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