JP5136663B2 - グラフィカルユーザインタフェース装置 - Google Patents

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本発明は、分割画面による画像表示が可能な画像表示装置に対して、分割画面を構成する各々の分割画面構成領域へ所定の画像の割り当てを行うグラフィカルユーザインタフェース装置に関する。
近年、複数台のパーソナルコンピュータとプロジェクタとを接続した会議システムが開発されている。このような会議システムは、複数台のパーソナルコンピュータの表示画面を分割表示により同時投写することが可能であり、会議や授業において、複数台のパーソナルコンピュータに保存された資料を見比べて議論を行いたい場合などに便利である。このような会議システムとして、例えば、下記特許文献1及び特許文献2の技術が知られている。
例えば、上記特許文献1では、プロジェクタが、ネットワークで接続された複数の端末の画面のキャプチャ画像をプロジェクタが合成して、1つの分割表示画面として投写する技術を開示している。この分割表示の際、どの端末画像を、分割表示画面を構成する各々の分割領域へ割り当てるかは、ユーザがリモートコントローラ等を用いて、端末の優先順位を入力し、その優先順位に基づいて行われる。
このように、端末の優先順位を入力して、各々の分割領域へ端末画像の割り当てを行うことは、ユーザにとって操作が煩雑であった。分割表示の候補となる画像が多数あり、何度もその割り当てを変更するような場合には、尚更である。また、ユーザは、その優先順位に対応する分割領域の位置を記憶している必要があった。このような操作の煩雑性の問題は、上述の優先順位を用いる場合に限らず、分割表示画面を構成する分割領域を指定して、端末画像の割り当てを行う場合であっても、同様に生じ得る問題であった。
特開2004−54134号公報 特開2003−330436号公報
上述の問題を踏まえ、本発明が解決しようとする課題は、分割画面による画像表示が可能な画像表示装置に対して、分割画面を構成する各々の分割画面構成領域へ所定の画像の割り当てる等の操作を簡単に行うことである。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
分割画面による画像表示が可能な画像表示装置に対して、前記分割画面を構成する各々の分割画面構成領域へ所定の画像の割り当てを行うグラフィカルユーザインタフェース装置であって、
前記分割画面の分割数と同一数であって、前記分割画面構成領域の各々と一意に対応付けられた操作領域を備えた操作ウィンドウを、前記グラフィカルユーザインタフェース装置が備える表示装置に表示させる手段と、
前記操作領域の各々に、対応する前記分割画面構成領域に前記所定の画像をドラッグアンドドロップによって割り当てる手段と
を備えたグラフィカルユーザインタフェース装置。
[適用例1]分割画面による画像表示が可能な画像表示装置に対して、前記分割画面を構成する各々の分割画面構成領域へ所定の画像の割り当てを行うグラフィカルユーザインタフェース装置であって、前記分割画面の分割数と同一数であって、前記分割画面構成領域の各々と一意に対応付けられた操作領域を備えた操作ウィンドウを表示させる手段を備えたグラフィカルユーザインタフェース装置。
かかる構成のグラフィカルユーザインタフェース装置は、分割画面を構成する分割画面構成領域の各々と操作領域とが一意に対応付けられた操作領域を備えた操作ウィンドウを表示させるので、操作を行いたい分割画面構成領域に対応する操作領域を用いて操作を行えば、どの分割画面構成領域についての操作を行うのかを選択する操作が不要となる。したがって、簡単に分割画面構成領域についての操作を行うことができる。
[適用例2]操作領域は、各々の分割画面構成領域の配置と同一の位置関係で配置された適用例1記載のグラフィカルユーザインタフェース装置。
かかる構成のグラフィカルユーザインタフェース装置は、操作領域が分割画面構成領域の配置と同一の位置関係で配置されているので、どの操作領域がどの分割画面構成領域と対応付けられているかを視覚的に簡単に把握できる。したがって、簡単に分割画面構成領域についての操作を行うことができる。
[適用例3]操作領域の各々は、対応する分割画面構成領域に所定の画像を割り当てる手段を備えた適用例1または適用例2記載のグラフィカルユーザインタフェース装置。
かかる構成のグラフィカルユーザインタフェース装置は、各々の操作領域が、分割画面構成領域に所定の画像を割り当てる手段を備えているので、画像の割り当てを行いたい分割画面構成領域に対応する操作領域を用いて、少ない操作で簡単に画像の割り当てを行うことができる。
[適用例4]適用例1ないし適用例3のいずれか記載のグラフィカルユーザインタフェース装置であって、操作領域の各々は、分割画面の表示と、分割画面構成領域の一つを非分割画面で表示する全画面表示とを切り替える手段を備えたグラフィカルユーザインタフェース装置。
かかる構成のグラフィカルユーザインタフェース装置は、各々の操作領域が、分割画面の表示と全画面表示とを切り替える手段を備えているので、全画面表示を行いたい画像に対応する操作領域で分割画面の表示から全画面表示に切り替える指示を行えば、全画面表示を行いたい画像を選択する操作が不要となる。したがって、少ない操作で簡単に全画面表示に切り替えることができる。
[適用例5]適用例1または適用例2記載のグラフィカルユーザインタフェース装置であって、操作領域の各々は、対応する分割画面構成領域に所定の画像を割り当てる割当手段と、分割画面の表示と、分割画面構成領域の一つを非分割画面で表示する全画面表示とを切り替える切替手段とを備え、割当手段は、切替手段が分割画面の表示から全画面表示へ切り替えて、表示装置に全画面表示の画像を表示させている間に、所定の画像の割当を行うことが可能なグラフィカルユーザインタフェース装置。
かかる構成のグラフィカルユーザインタフェース装置は、切替手段が分割画面の表示から全画面表示へ切り替えて、表示装置に全画面表示の画像を表示させている間に、割当手段が所定の画像の割当を行うことができるので、画像を全画面表示から分割画面の表示に切り替える際に、分割画面構成領域に画像の割り当てを行う操作に起因する待ち時間を生じない。したがって、分割画面の表示と全画面表示との円滑な切り替えが可能である。
[適用例6]適用例1ないし適用例5のいずれか記載のグラフィカルユーザインタフェース装置であって、操作領域の各々は、操作領域内に、操作領域に対応する分割画面構成領域に表示される画像のサムネイルを表示させる手段を備えたグラフィカルユーザインタフェース装置。
かかる構成のグラフィカルユーザインタフェース装置は、各々の操作領域内に、当該操作領域に対応する分割画面構成領域に表示される画像のサムネイルを表示させることができるので、分割画面構成領域と操作領域の対応関係が分かりやすい。したがって、分割画面構成領域についての操作を簡単に行うことができる。
[適用例7]適用例1ないし適用例6のいずれか記載のグラフィカルユーザインタフェース装置であって、更に、分割画面の分割数及び/または分割画面構成領域の配置を変化させる手段と、変化した分割数及び/または配置に追随して、操作ウィンドウの分割数及び/または配置を変化させる手段とを備えたグラフィカルユーザインタフェース装置。
かかる構成のグラフィカルユーザインタフェース装置は、分割画面の分割数及び/または分割画面構成領域の配置が変化すると、その変化に追随して操作ウィンドウの分割数及び/または配置を変化させる。したがって、どのような分割画面の分割数や配置が設定されても、分割画面構成領域についての操作を簡単に行うことができる。また、分割画面の分割数や配置を途中で変更しても、それに対応して、分割画面構成領域についての操作を簡単に行うことができる。
[適用例8]分割画面による画像表示が可能な画像表示装置に対して、分割画面を構成する各々の分割画面構成領域へ所定の画像の割り当てを行うグラフィカルユーザインタフェース装置であって、分割画面構成領域の各々との対応関係が視覚的に把握可能な複数の操作領域により構成される操作ウィンドウを表示させる手段を備えたグラフィカルユーザインタフェース装置。
かかる構成のグラフィカルユーザインタフェース装置は、分割画面構成領域の各々との対応関係が視覚的に把握可能な複数の操作領域により構成される操作ウィンドウを用いて操作できるので、所望の分割画面構成領域に対応する操作領域を操作することで、簡単に分割画面構成領域についての操作を行うことができる。
会議システム10の構成を示す説明図である。 コンピュータPC1〜PC5の概略構成を示す説明図である。 司会者コンピュータPCmの概略構成を示す説明図である。 プロジェクタPR1の概略構成を示す説明図である。 コンピュータPC1〜PC5と司会者コンピュータPCmとの接続処理うち、コンピュータPC1〜PC5の流れを示すフローチャートである。 コンピュータPC1〜PC5と司会者コンピュータPCmとの接続処理うち、司会者コンピュータPCmの流れを示すフローチャートである。 時間別プロファイル33の具体例を示す説明図である。 時間別プロファイル83とクラス構成プロファイル84の具体例を示す説明図である。 実施例としての、会議システム10を用いて表示画像を切り替える分割表示画面切り替え処理の流れの一例を示す説明図である。 実施例としての、会議システム10を用いて表示画像を切り替える分割表示画面切り替え処理の流れの一例を示す説明図である。 プロジェクタと画面表示の設定を行うためのプロジェクタ選択ウィンドウW400の一例を示す説明図である。 プロジェクタ投写操作を行うプロジェクタ投写操作ウィンドウW500の一例を示す説明図である。 プロジェクタ投写操作ウィンドウW500の使用中の表示例を示す説明図である。
本発明の実施例について説明する。
A.会議システム10の構成:
A−1.システムの概略構成:
本実施例の会議システム10の構成を図1に示す。会議システム10は、複数台の端末の表示画面をプロジェクタにより同時に表示することができる画像表示システムであり、コンピュータPC1〜PC5と司会者コンピュータPCmとプロジェクタPR1とがネットワークにより接続されて構成される。本実施例においては、コンピュータPC1〜PC5と司会者コンピュータPCmとプロジェクタPR1とは、ローカルエリアネットワークLANにより接続されている。なお、図示は省略しているが、ローカルエリアネットワークLAN上には、司会者コンピュータPCm及びプロジェクタPR1に相当する機器が他にも設置されている。
なお、コンピュータPC1〜PC5、司会者コンピュータPCm及びプロジェクタPR1の接続方法は、上述の形態に限られるものではなく、使用環境や求められる通信速度等に応じて、種々の接続方法が設定可能である。例えば、司会者コンピュータPCmとプロジェクタPR1とは、D−subケーブルやUSBケーブルなどでローカル接続してもよい。また、これらの接続は、有線方式に限らず、無線方式の接続であってもよい。もとより、インターネットを介して接続してもよい。
また、詳細については後述するが、プロジェクタPR1は、スクリーンSC1に投写して、司会者コンピュータPCmが4つの異なる画像を1画面の画像に合成した合成画像を表示することが可能である。以降、スクリーンSC1の4分割表示に対応する領域を、図示するように、分割画面構成領域SC11〜SC14と呼ぶこととする。
A−2.コンピュータPC1〜PC5の概略構成:
会議システム10を構成するコンピュータPC1は、所定のプログラムがインストールされたパーソナルコンピュータであり、生徒Aの利用に供される。コンピュータPC1の概略構成を図2に示す。なお、生徒B〜Eの利用に供されるコンピュータPC2〜PC5は、コンピュータPC1と同様の構成であるため、説明を省略する。図示するように、コンピュータPC1は、CPU20、ハードディスクドライブ30、ROM36、RAM38、ネットワークインタフェース41、入力機構51、VRAM61、グラフィックコントローラ63、ディスプレイ65を備えており、それぞれがバスで接続されている。
CPU20は、ハードディスクドライブ30やROM36に記憶されたファームウェアやOSをRAM38に展開して実行することで、コンピュータPC1の制御を司る。また、CPU20は、ハードディスクドライブ30に記憶されたプログラムを実行することで、データ送信部21、通信部22として機能する。この機能部の詳細については、後述する。
ハードディスクドライブ30には、コンピュータPC1のIPアドレスが記憶されているほか、アドレス・サーバ名管理テーブル31、サーバ名プロファイル32、時間別プロファイル33を記憶するための記憶領域が確保されている。これらの詳細については、後述する。なお、これらの記憶領域は、ハードディスクドライブ80に限らず、書き換え可能な不揮発性メモリであるEEPROMなどで確保してもよい。
ネットワークインタフェース41は、ローカルエリアネットワークLANに接続するためのインタフェースであり、コンピュータPC1は、ネットワークインタフェース41を介してローカルエリアネットワークLANに接続されている。
入力機構51は、キーボードとポインティングデバイス(ここではマウス)からなる。グラフィックコントローラ63は、VRAM61をバッファとして使用して、ディスプレイ65に表示すべき画像を表示する。
A−3.司会者コンピュータPCmの概略構成:
会議システム10を構成する司会者コンピュータPCmは、所定のプログラムがインストールされたパーソナルコンピュータであり、先生Mの利用に供される。この司会者コンピュータPCmは、本実施例においては、請求項のサーバに該当するものである。司会者コンピュータPCmの概略構成を図3に示す。図示するように、司会者コンピュータPCmは、CPU70、ハードディスクドライブ80、ROM86、RAM88、ネットワークインタフェース91、USBインタフェース93、入力機構101、VRAM111、グラフィックコントローラ113、ディスプレイ115を備えており、それぞれがバスで接続されている。
CPU70は、ハードディスクドライブ80に記憶されたプログラムを実行することで、データ通信制御部71、画像合成部72、合成画像受付部73、画像切替受付部74、GUI制御部75、通信部76として機能する。
ハードディスクドライブ80には、司会者コンピュータPCmのIPアドレスが記憶されているほか、アドレス・クライアント名管理テーブル81、クライアント名プロファイル82、時間別プロファイル83、クラス構成プロファイル84を記憶するための記憶領域が確保されている。また、後述する複数のGUIプログラムが記憶されている。これらの詳細については、後述する。なお、これらの記憶領域は、ハードディスクドライブ80に限らず、書き換え可能な不揮発性メモリであるEEPROMなどで確保してもよい。
USBインタフェース93は、プロジェクタPR1に接続するためのUSB形式のインタフェースであり、司会者コンピュータPCmは、USBケーブルを介してプロジェクタPR1に接続することも可能である。
ROM86、RAM88、ネットワークインタフェース91、入力機構101、VRAM111、グラフィックコントローラ113、ディスプレイ115については、コンピュータPC1〜PC5と同様の構成であり、説明を省略する。
A−4.プロジェクタPR1の概略構成:
会議システム10を構成するプロジェクタPR1は、分割画面表示のための特別の機能を有しない汎用のプロジェクタであり、その概略構成を図4に示す。図示するように、プロジェクタPR1は、CPU120、ROM136、RAM138、ネットワークインタフェース141、USBインタフェース143、VRAM151、グラフィックコントローラ153、投写部155を備えており、それぞれがバスで接続されている。
CPU120は、ROM136に記憶されたプログラムをRAM138に展開して実行することで、データ受信部121として機能する。この機能部の詳細については、後述する。
ネットワークインタフェース141は、ローカルエリアネットワークLANに接続するためのインタフェースであり、プロジェクタPR1は、ネットワークインタフェース141を介してローカルエリアネットワークLANに接続されている。なお、USBインタフェース143は、司会者コンピュータPCmに接続するためのUSB形式のインタフェースであり、プロジェクタPR1は、USBケーブルを介して司会者コンピュータPCmに接続することも可能である。
グラフィックコントローラ153は、VRAM151をバッファとして使用して、投写部155に画像を投写させる。投写部155は、液晶式の投写機構であり、RGBの各色用の液晶パネルを透過した光を投写することで、スクリーンSC1上に、画像を表示する。本実施例においては液晶式を用いたが、本方式に限らず、CRT方式、DLP方式、LCOS方式、GLV方式など、種々の方式を用いることができる。
B.会議システム10の使用方法:
会議システム10の使用方法について、会議システム10を学校の授業に適用する場合を想定して、具体的に説明する。以下の例は、授業の進行役である先生Mが、司会者コンピュータPCmを操作することで、プロジェクタPR1を介して、スクリーンSC1上に、生徒A〜Eが使用するコンピュータPC1〜PC5のディスプレイ65に表示された表示画面画像PCT1〜PCT5及び司会者コンピュータPCmのディスプレイ115に表示された表示画面画像PCTmのいずれかを全体画面表示させたり、表示画面画像PCT1〜PCT5,PCTmのうち、選択された表示画面画像を分割画面表示させたりして、授業を行うケースを想定している。表示画面画像PCT1〜PCT5及びPCTmは、生徒A〜E及び先生Mがそれぞれ作成した資料を表示する画像であり、生徒A〜E及び先生Mは、授業の状況に応じて、各自が作成した資料について説明する機会がある。
B−1.使用のための初期設定:
会議システム10を使用するための初期設定について説明する。ここでの初期設定は、コンピュータPC1〜PC5と司会者コンピュータPCmとが通信を行うための初期設定である。この初期設定処理は、まず、先生Mが司会者コンピュータPCmで所定のソフトウェアを立ち上げ、次いで、生徒A〜EがコンピュータPC1〜PC5で各々所定のソフトウェアを立ち上げることで開始される。
コンピュータPC1〜PC5のCPU20は、上述のソフトウェアが立ち上がると、検索用コマンドを発行し、ローカルエリアネットワークLAN内に一斉同報する。一方、検索用コマンドを受信した司会者コンピュータPCmのCPU70は、コンピュータPC1〜PC5に、司会者コンピュータPCmのコンピュータ名(先生名)とIPアドレスとを返信する。コンピュータPC1〜PC5のCPU20は、このコンピュータ名とIPアドレスとを受信して、アドレス・サーバ名管理テーブル31に登録する。
また、コンピュータPC1〜PC5のCPU20は、コンピュータPC1〜PC5のコンピュータ名(生徒名)とIPアドレスとを司会者コンピュータPCmに各々送信する。司会者コンピュータPCmのCPU70は、このコンピュータ名とIPアドレスとを受信して、アドレス・クライアント名管理テーブル81に登録する。
以降、コンピュータPC1〜PC5は、先生名が登録されたサーバ名プロファイル32と上述のアドレス・サーバ名管理テーブル31とを参照することで司会者コンピュータPCmのIPアドレスを特定して、通信を行うこととなる。同様に、司会者コンピュータPCmも、クライアント名プロファイル82とアドレス・クライアント名管理テーブル81とを参照することで、コンピュータPC1〜PC5のIPアドレスを特定して、通信を行うこととなる。本実施例においては、このような初期設定は、新たな生徒が追加される場合や、IPアドレスが変更される場合などに対応するために、上述のソフトウェアを立ち上げるたびに行うこととしたが、所定期間に亘って、登録内容に変更がないような場合には、この初期設定の更新を省略することも可能である。また、上述の初期設定は、先生Mや生徒A〜Eが入力機構51や入力機構101を用いて入力する構成としてもよい。
なお、本実施例においては、コンピュータPC1〜PC5,司会者コンピュータPCmの自身のIPアドレスは、生徒A〜E,先生Mの事前設定により、ハードディスクドライブ30,80にそれぞれ記憶されていることを前提としたが、このような態様に限られるものではない。例えば、上述の初期設定の前に、ローカルエリアネットワークLAN上のDHCPサーバが、コンピュータPC1〜PC5,司会者コンピュータPCmが一斉同報するIPアドレスの要求を受けて、各々にIPアドレスを割り当てることとしてもよい。
B−2.接続処理
コンピュータPC1〜PC5と司会者コンピュータPCmとの接続処理の流れについて、図5及び図6に示す。図5は、コンピュータPC1〜PC5側の処理であり、CPU20が通信部22の処理として行う。図6は、司会者コンピュータPCm側の処理であり、CPU70が通信部76の処理として行う。なお、以下の説明は、生徒A〜Eが、自分専用のコンピュータPC1〜PC5を割り当てられていることを前提としている。これらの処理は、上述のソフトウェアが立ち上がり、初期設定が完了することにより開始される。
この接続処理が開始されると、まず、コンピュータPC1〜PC5のCPU20は、図5に示すように、ハードディスクドライブ30に記憶された時間別プロファイル33を読み込む(ステップS200)。
この時間別プロファイル33の具体例を図7に示す。時間別プロファイル33は、時間別に接続先が設定されたプロファイルであり、ここでは、月曜日〜金曜日の1時限〜4時限の各授業枠と、当該授業枠で受講する授業の先生名が対応付けられている。すなわち、時間別プロファイル33は、生徒A〜Eの授業の時間割であり、例えば、月曜日の1時限目は先生M、火曜日の3時限目は先生Nの授業というように定められている。なお、この時間別プロファイル33は、生徒A〜Eが、予め入力機構51等を用いて入力し、ハードディスクドライブ30に記憶されているものである。
そして、時間別プロファイル33を読み込むと、CPU20は、現在時刻と、時間別プロファイル33とを比較し、現在時刻に該当するプロファイルデータがあるか否かを判断する(ステップS201)。
その結果、該当するプロファイルデータがあれば(ステップS202:YES)、当該時間に授業の受講が予定されているということであり、CPU20は、当該時間に該当する先生(本実施例では先生M)のコンピュータ(本実施例では司会者コンピュータPCm)に接続要求する(ステップS202)。なお、図1では示していないが、図7に示した先生N〜Qは、先生Mと同様に、ローカルエリアネットワークLANに接続された司会者コンピュータを個別に所有しており、他の授業が予定されている時間であれば、先生N〜Qのコンピュータに接続要求を行うこととなる。一方、該当するプロファイルデータがなければ(ステップS201:NO)、当該時間に授業の予定が予定されていないということであり、処理を完了する。
一方、司会者コンピュータPCmにおいては、接続処理が開始されると、まず、CPU70は、図6に示すように、ハードディスクドライブ80に記憶された時間別プロファイル83及びクラス構成プロファイル84を読み込む(ステップS221)。
この時間別プロファイル83の具体例を図8(a)に示す。時間別プロファイル83は、時間別に接続先が設定されたプロファイルであり、ここでは、月曜日〜金曜日の1時限〜4時限の各授業枠と、当該授業枠で授業を行うクラス名が対応付けられている。すなわち、時間別プロファイル83は、先生Mの授業実施の時間割であり、例えば、月曜日の1時限目はクラス1の授業、月曜日の2時限目はクラス2の授業というように定められている。
また、クラス構成プロファイル84の具体例を図8(b)に示す。クラス構成プロファイル84は、授業の受講単位であるクラスの構成が設定されたプロファイルであり、ここでは、クラス1〜クラス7のそれぞれについて、当該クラスを構成する生徒名が対応付けられている。
なお、この時間別プロファイル83及びクラス構成プロファイル84は、先生Mが、予め入力機構101等を用いて入力し、ハードディスクドライブ80に記憶されているものである。
そして、時間別プロファイル83及びクラス構成プロファイル84を読み込むと、CPU70は、生徒A〜E、すなわち、コンピュータPC1〜PC5からの接続要求があったか否かを継続的に判断する(ステップS222)。
その結果、接続要求がなければ(ステップS222:NO)、接続要求があるまで待機する。一方、接続要求があったと判断すれば(ステップS222:YESS)、CPU20は、時間別プロファイル83及びクラス構成プロファイル84を参照して、接続要求を行った生徒が、時間別プロファイル83に定められた、現在の時刻に対応するクラスに属する生徒であるか否かを判断する(ステップS223)。
その結果、クラスに属する生徒であれば(ステップS223:YES)、CPU20は、生徒からの接続要求に対して、接続を許可し、接続関係を成立させる(ステップS224)。一方、クラスに属する生徒でなければ、当該生徒は、この時間の授業を受ける権限がないので、CPU70は、生徒からの接続要求に対して接続を拒否し(ステップS225)、処理を上記ステップS222に戻して、別の生徒からの新たな接続要求を待機する。以上のようにして、ローカルエリアネットワークLANを介して、コンピュータPC1〜PC5と司会者コンピュータPCmとの接続関係が成立する。
なお、本実施例においては、生徒A〜Eが、自分専用のコンピュータPC1〜PC5を割り当てられていることを前提としたが、複数の生徒間でひとつのコンピュータを兼用する場合には、上記ステップS200の前に、CPU20が、生徒に生徒名を入力させ、上記ステップS202で、接続要求と共に生徒名を司会者コンピュータPCmに送信する構成とすればよい。
また、本実施例では、端末としてのコンピュータPC1〜PC5と、サーバとしての司会者コンピュータPCmの両方が、それぞれ時間的な条件と接続先とを対応付けたプロファイルを記憶している構成としたが、いずれか一方のみが記憶している構成としてもよい。なお、司会者コンピュータPCmのみがプロファイルを記憶している場合であっても、コンピュータPC1〜PC5が、ローカルエリアネットワークLAN上に接続要求を自動的に一斉同報する構成とすれば、司会者コンピュータPCmは、時間別プロファイル83及びクラス構成プロファイル84を参照して、これらのプロファイルに適合するコンピュータPC1〜PC5にのみ接続許可を行うので、コンピュータPC1〜PC5と司会者コンピュータPCmとが自動的に接続関係を成立させることは可能である。
また、司会者コンピュータPCmは、上記ステップS225において接続を拒否する場合には、接続を拒否したコンピュータPC1〜PC5に、接続を拒否した旨を通知する構成としてもよい。こうすれば、生徒A〜Eは、自分が授業を受ける権限を有していないことを速やかに気付くことができる。
B−3.分割表示画面切り替え処理:
図9及び図10は、本実施例の会議システム10を用いて、コンピュータPC1〜PC5の表示画面の分割表示画像をスクリーンSC1上に投写し、その表示画像を切り替える分割表示画面切り替え処理の流れの一例を示す説明図である。図9及び図10の右欄は、先生Mが、司会者コンピュータPCmを用いて、スクリーンSC1上に投写する表示画面を指定する操作を示している。図9及び図10の中欄は、右欄の先生Mの操作を受けた司会者コンピュータPCmの処理と、司会者コンピュータPCmの処理を受けたコンピュータPC1〜PC5及びプロジェクタPR1の処理を示している。図9及び図10の左欄は、中欄の各段階においてスクリーンSC1に投写される画像を示している。
この処理は、先生Mが、司会者コンピュータPCmに投写画像の指示操作を行うことで開始される。本実施例では、コンピュータPC1〜PC4の表示画面画像PCT1〜PCT4が4分割表示された画像をプロジェクタPR1に投写させる指示操作とする(操作O360)。
上記操作O360の指示は、司会者コンピュータPCmの入力機構101と、ディスプレイ115に表示されたGUI(グラフィカルユーザインタフェース)を用いて行われる。以下、このGUIについて具体的を示して説明する。司会者コンピュータPCmでは、上述のソフトウェアが立ち上がると、CPU70が、グラフィックコントローラ113を用いて、ディスプレイ115に、プロジェクタの選択と画面表示の設定を行うためのウィンドウを表示させる。このウィンドウの一例としてのプロジェクタ選択ウィンドウW400を図11に示す。プロジェクタ選択ウィンドウW400は、プロジェクタ選択サブウィンドウW410と、画面表示設定サブウィンドウW420とを備えている。
プロジェクタ選択サブウィンドウW410には、司会者コンピュータPCmに接続されたプロジェクタが一覧表示される。ここで表示されるプロジェクタは、プラグアンドプレイにより司会者コンピュータPCmとの接続が自動認識されたプロジェクタである。図11では、接続されたプロジェクタPR1とPR2のうち、プロジェクタPR1が、使用するプロジェクタとして選択された様子を示している。なお、このプロジェクタPR2は、図1には図示していないが、ローカルエリアネットワークLAN上に、プロジェクタPR1と同様の構成により接続されたプロジェクタがある場合についての例示である。このプロジェクタ選択サブウィンドウW410には、プロジェクタがローカルエリアネットワークLAN上にある場合には、上述のプロジェクタの一覧には、上述したソフトウェアの立ち上げ時にCPU70がプロジェクタを検索し、その結果が表示されるが、検索ボタンB412をクリックすることで、接続されたプロジェクタを再検索することも可能である。
画面表示設定サブウィンドウW420には、プロジェクタPR1がスクリーンSC1に投写すべき画像の表示方法の選択肢が表示される。図11の例では、選択肢として、全画面表示、2画面表示、4画面表示が示され、その中で4画面表示が選択された様子を示している。この2画面表示または4画面表示は、異なる画像を同時に分割表示する表示方法である。これらの表示方法を選択した場合、分割表示と全画面表示とを簡単に切り替えることができるが、その詳細については後述する。なお、分割画面表示の選択肢は、例示した2画面表示及び4画面表示に限らず、3画面表示や、5画面以上の表示であってもよいことは言うまでもない。また、2画面表示の際に、横に2画面を並べて表示するのか、あるいは、縦に2画面を並べて表示するのかといった分割画面の配置や、各分割画面のサイズなど、分割画面の種々の形態についても併せて選択できる構成としてもよい。
このように、プロジェクタPR1及び4画面表示を選択して、OKボタンB422がクリックされると、CPU70は、GUI制御部75の処理として、ハードディスクドライブ80に記憶された複数種類のGUIプログラムの中から、選択された4画面表示に対応するGUIプログラムを読み込んで、グラフィックコントローラ113を用いて、ディスプレイ115に、プロジェクタ投写操作ウィンドウを表示させる。このウィンドウの一例としてのプロジェクタ投写操作ウィンドウW500を図12に示す。プロジェクタ投写操作ウィンドウW500は、司会者表示サブウィンドウW510、参加者表示サブウィンドウW520、投写操作サブウィンドウW600、プレビューサブウィンドウW700を備えている。
司会者表示サブウィンドウW510には、予め設定された司会者コンピュータPCmの使用者の名前が、司会者名として表示される。司会者コンピュータPCmを複数の使用者間で兼用する場合には、ソフトウェアが立ち上がった際に、司会者名を入力させてもよい。
また、参加者表示サブウィンドウW520には、プロジェクタPR1により投写が可能なコンピュータの一覧が、そのステータスと共に表示される。投写可能なコンピュータとは、司会者コンピュータPCmと、上記ステップS224において司会者コンピュータPCmとの接続関係が成立されたコンピュータであり、ここでは、識別性の便から、コンピュータの一覧を当該コンピュータの使用者名で示している。また、ここでのステータスとは、投写中であるか否かの情報である。図12では、W510に司会者名「先生M」が表示され、参加者表示サブウィンドウW520に「先生M」及びコンピュータPC1〜PC5の「生徒A〜E」が表示された様子を例示している。なお、司会者表示サブウィンドウW510及び参加者表示サブウィンドウW520の表示は、司会者または参加者を一意に特定できるものであればよく、コンピュータ名、機種名等で表示することであってもよい。
投写操作サブウィンドウW600は、左上画面用サブウィンドウW610、右上画面用サブウィンドウW620、右下画面用サブウィンドウW630、左下画面用サブウィンドウW640を備えている。このように4つの画面用サブウィンドウを備えているのは、上述の画面表示設定サブウィンドウW420において、「4画面表示」を選択したためであり、仮に「2画面表示」を選択していれば、画面用サブウィンドウの数は2つ、「全画面表示」を選択していれば、画面用サブウィンドウの数は1つとなる。すなわち、投写操作サブウィンドウW600が備える画面用サブウィンドウの数及び配置は、スクリーンSC1に表示される分割表示画面と対応させているのである。なお、本実施例においては、画面用サブウィンドウは、分割表示画面の分割数及び配置と対応させたが、これに限るものではなく、分割表示画面の種々の表示の形態と対応させてもよい。例えば、分割表示画面を構成する分割画面構成領域の各々に異なる色の画面枠を設けて表示するような場合には、画面用サブウィンドウの色を、画面枠の色に対応させてもよいし、分割画面構成領域の各々の形や大きさが互いに異なるような場合には、画面用サブウィンドウの形や大きさを、割画面構成領域の形や大きさに対応させてもよい。
左上画面用サブウィンドウW610は、投写ユーザ表示部D611と、投写ボタンB613、停止ボタンB614、全画面表示ボタンB615とを備えている。投写ユーザ表示部D611は、左上の分割画面構成領域(分割画面構成領域SC11)に表示する画像に対応するコンピュータのユーザを表示するための領域である。投写ボタンB613及び停止ボタンB614は、左上の分割画面構成領域に、他の分割画面構成領域とは独立した状態で、所定の画像を投写し、あるいはその投写を停止するための指示を行う操作ボタンである。例えば、図12に示すように、参加者表示サブウィンドウW520で「生徒A」を選択した上で、左上画面用サブウィンドウW610で投写ボタンB613をクリックすると、投写ユーザ表示部D611に「生徒A」が表示されると共に、スクリーンSC1の左上画面である分割画面構成領域SC11に、生徒Aが使用しているコンピュータPC1の表示画面画像PCT1を表示できる。更に、停止ボタンB614をクリックすると、投写ユーザ表示部D611から「生徒A」の表示が消えると共に、分割画面構成領域SC11から表示画面画像PCT1が消える。なお、上述の参加者表示サブウィンドウW520で「生徒A」を選択して、投写操作サブウィンドウW600で分割画面構成領域SC11に表示画面画像PCT1を割り当てる操作は、投写ボタンB613をクリックする代わりに、参加者表示サブウィンドウW520の「生徒A」をW610内にドラッグアンドドロップする構成としてもよい。
全画面表示ボタンB615は、4分割表示画面と全画面表示とを切り替えるためのボタンである。例えば、スクリーンSC1に4分割表示画面が表示されている場合に、全画面表示ボタンB615をクリックすると、左上の分割画面構成領域に表示していた画像を全画面表示に切り替えることができる。そして、再度、全画面表示ボタンB615をクリックすると、全画面表示から元の4分割表示画面に切り替えることができる。右上画面用サブウィンドウW620〜W640については、左上画面用サブウィンドウW610と同様の構成であるため、説明を省略する。
また、投写操作サブウィンドウW600は、プロジェクタPR1の投写を操作するためのPLAYボタンB601、STOPボタンB602、PAUSEボタンB603を備えている。これらのボタンは、司会者コンピュータPCmがプロジェクタPR1に送信する画像を一括操作するためのボタンであり、スクリーンSC1の表示が分割表示であるか、あるいは全画面表示であるかに係わらず、プロジェクタPR1による画像の投写、中止、画像の一時停止を一括操作することができる。
プレビューサブウィンドウW700は、参加者表示サブウィンドウW520に表示された生徒A〜Eを選択した際に、プロジェクタPR1の投写画像とは無関係に、選択した生徒に対応する表示画面画像PCT1〜PCT5のプレビューを行う領域であり、拡大ボタンB701及び縮小ボタンB702を用いて、表示を拡大または縮小表示させることも可能である。なお、ここでのプレビューには、例えば、参加者表示サブウィンドウW520で生徒A〜Eが選択された際に、司会者コンピュータPCmがPC1〜PC5にデータ送信要求を行うことで、コンピュータPC1〜PC5から受け取った、データサイズが縮小化された画像データが用いられる。
また、これらのサブウィンドウを備えたプロジェクタ投写操作ウィンドウW500は、プロジェクタ選択ボタンB501、環境設定ボタンB502を備えている。プロジェクタ選択ボタンB501は、プロジェクタの選択と画面表示の設定を再度行うためのボタンであり、このボタンをクリックすると、上述のプロジェクタ選択ウィンドウW400が表示される。したがって、先生Mは、会議システム10の使用の途中であっても、プロジェクタ選択ボタンB501をクリックしてプロジェクタ選択ウィンドウW400を表示させ、プロジェクタの選択や、画面表示の設定を変更することが可能である。環境設定ボタンB502は、プロジェクタPR1への入力履歴の使用の有無等の設定を行うためのボタンである。
上述のように、プロジェクタ選択ボタンB501をクリックして、プロジェクタ選択ウィンドウW400を表示させ、画面表示の設定を変更すると、その後に表示されるプロジェクタ投写操作ウィンドウW500は、その変更に追随して変更されることとなる。例えば、プロジェクタ選択ウィンドウW400において、4画面表示から2画面表示に変更する操作を行うと、CPU70は、GUI制御部75の処理として、ハードディスクドライブ80に記憶された複数のGUIプログラムの中から、2画面表示に対応するGUIプログラムを読み込み、2つの画面用サブウィンドウで構成される投写操作サブウィンドウW600を備えたプロジェクタ投写操作ウィンドウW500を表示させる。なお、上述のように、画面用サブウィンドウと、分割表示画面の色や形、大きさといった表示形態とを対応させている場合には、その表示形態の変化に追随して、投写操作サブウィンドウW600を変化させてもよい。
また、投写操作サブウィンドウW600を構成する画面用サブウィンドウW610〜W640は、RAM88に記憶された、対応する分割画面構成領域で表示する画像データを基にCPU70が作成したサムネイルを表示する構成としてもよい。例えば、画面用サブウィンドウW610〜W640に、サムネイルを表示するための表示部を各種ボタン等の邪魔にならない位置に設けてもよいし、輝度信号を減少して作成した半透明のサムネイルを各種ボタン等に重畳表示してもよい。こうすれば、分割画面構成領域と画面用サブウィンドウW610〜W640との対応関係が分かりやすく、操作を簡単に行うことができる。
ここで説明を操作O360に戻す。先生Mは、上述のGUIを用いて、参加者表示サブウィンドウW520で「生徒A」を選択し、プレビューサブウィンドウW700に表示される表示画面画像PCT1の内容を確認した後、左上画面用サブウィンドウW610の投写ボタンB613をクリックする。同様に、生徒B〜Dを選択して、プレビューサブウィンドウW700に表示される表示画面画像PCT2〜4の内容を確認した後、それぞれ右上画面用サブウィンドウW620〜W640の投写ボタンB623〜B643をクリックする。このような操作が、コンピュータPC1〜PC4の表示画面画像PCT1〜PCT4が4分割表示された画像をプロジェクタPR1に投写させる指示操作となる。これらの指示は、CPU70に、合成画像受付部73の処理として受け付けられる。
分割表示の指示を受け付けると、司会者コンピュータPCmのCPU70は、コンピュータPC1〜PC4に、順次、データ送信要求を行う(ステップS300)。
一方、コンピュータPC1〜PC4のCPU20は、司会者コンピュータPCmが送信したデータ送信要求を受信すると(ステップS320)、データ送信部21の処理として、各々のディスプレイ65に表示された表示画面画像PCT1〜PCT4の画像データを司会者コンピュータPCmに送信する(ステップS321)。この表示画面画像PCT1〜PCT4の画像データは、データ送信要求を受信した際にコンピュータPC1〜PC4のVRAM61に記録されている画像データ(ここではRGB画像データ)であり、当該画像データを画像として表示するために必要なグラフィックコントローラ63の設定情報と共に送信される。なお、コンピュータPC1〜PC4のグラフィックコントローラ63、司会者コンピュータPCmのグラフィックコントローラ113及びプロジェクタPR1のグラフィックコントローラ153が統一的な設定を持っている場合などには、グラフィックコントローラ63の設定情報は送信しなくてもよい。
一方、司会者コンピュータPCmのCPU70は、コンピュータPC1〜PC4の送信を受けて、データ通信制御部71の処理として、コンピュータPC1〜PC4がそれぞれ送信した表示画面画像PCT1〜PCT4の画像データを受信し、コンピュータ名と対応付けてRAM85に記憶する(ステップS301)。そして、CPU70は、画像合成部72の処理として、表示画面画像PCT1〜PCT4の合成画像を表す合成画像データをRAM85に生成する(ステップS302)。
そして、合成画像データを生成すると、CPU70は、データ通信制御部71の処理として、表示画面画像PCT1〜PCT4の合成画像データをプロジェクタPR1に送信する(ステップS304)。
一方、プロジェクタPR1では、CPU120が、データ受信部121の処理として、司会者コンピュータPCmの送信した表示画面画像PCT1〜PCT4の合成画像データを受信して、VRAM151に記録する。そして、グラフィックコントローラ153がVRAM151の画像データを読み込んで、投写部155を用いて、スクリーンSC1上に画像を投写する(ステップS340)。これにより、スクリーンSC1上には、図9の左欄に示すように、分割画面構成領域SC11〜SC14に、それぞれ表示画面画像PCT1〜PCT4が表示された4分割画面が表示される。
なお、この時、上述のプロジェクタ投写操作ウィンドウW500は、図13に示すような状態となっている。図示するように、参加者表示サブウィンドウW520においては、生徒A〜Dのステータスが「投写中」と表示される。投写操作サブウィンドウW600においては、投写ユーザ表示部D611〜D641に、ぞれぞれ「生徒A〜D」が表示される。また、プレビューサブウィンドウW700には、参加者表示サブウィンドウW520で最後に選択された生徒Dに対応する表示画面画像PCT4が表示されている。
なお、上記ステップS302及びステップS304においては、CPU70は、コンピュータPC1〜PC4の全てから画像データを受け取って合成画像データを生成した後に、合成画像データを送信することとしたが、所定のタイミング毎に、合成画像データを生成し、送信することとしてもよい。前者の場合は、スクリーンSC1上に突然4分割表示の画像が表示されるが、後者の場合は、4分割表示画面が生成される過程の画像についても順次表示されることとなる。
次に、先生Mは、表示画面画像PCT1について、生徒Aに詳細な説明をさせるために、入力機構101を操作して、スクリーンSC1上に投写される画像を、表示画面画像PCT1〜PCT4の4分割画面からコンピュータPC1の表示画面画像PCT1の全画面表示に切り替えるように指示する(操作O361)。具体的には、先生Mは、司会者コンピュータPCmのディスプレイ115に表示されたプロジェクタ投写操作ウィンドウW500において、左上画面用サブウィンドウW610の全画面表示ボタンB615をクリックする。
この指示を受けて、司会者コンピュータPCmでは、CPU70が画像切替受付部74の処理としてその指示を受け付け、データ通信制御部71の処理として、RAM85にコンピュータPC1の名と対応付けて記録された表示画面画像PCT1の画像データをプロジェクタPR1に送信する(ステップS305)。
一方、プロジェクタPR1では、CPU120が、データ受信部121の処理として、司会者コンピュータPCmの送信した表示画面画像PCT1の画像データを受信して、上記ステップS340と同様に、スクリーンSC1上に画像を投写する(ステップS341)。これにより、スクリーンSC1上には、図9の左欄に示すように、表示画面画像PCT1がスクリーンSC1の画面全体に表示される。こうすることで、例えば、コンピュータPC1を使用する生徒Aは、スクリーンSC1に大きく表示された表示画面画像PCT1を他の生徒に見せると同時に、コンピュータPC1のディスプレイ65でその内容を確認しながら、表示画面画像PCT1についての詳細な説明を行うことができる。
次に、先生Mは、スクリーンSC1上に表示画面画像PCT1が全画面表示で投写され、生徒Aが表示画面画像PCT1について説明を行っている間に、入力機構101を操作して、表示画面画像PCT1〜PCT4の合成画像データのうち、表示画面画像PCT2と表示画面画像PCT5とを入れ替えた合成画像データを作成するように指示する(操作O362)。具体的には、先生Mは、司会者コンピュータPCmのディスプレイ115に表示されたプロジェクタ投写操作ウィンドウW500において、表示画面画像PCT2の分割表示領域に対応する右上画面用サブウィンドウW620の停止ボタンB624をクリックした後、参加者表示サブウィンドウW520で「生徒E」を選択し、右上画面用サブウィンドウW620の投写ボタンB823をクリックする。なお、この操作は、表示画面画像PCT1の説明が完了した後に、表示画面画像PCT1,5,3,4を分割表示するための準備である。
この指示を受けて、司会者コンピュータPCmでは、CPU70が合成画像受付部73の処理としてその指示を受け付け、クライアント名プロファイル82及び時間別プロファイル83を参照して、相手のIPアドレスを特定して、コンピュータPC5に、データ送信要求を行う(ステップS306)。
一方、コンピュータPC5のCPU20は、司会者コンピュータPCmが送信したデータ送信要求を受信すると(ステップS322)、データ送信部21の処理として、ディスプレイ65に表示された表示画面画像PCT5の画像データを司会者コンピュータPCmに送信する(ステップS323)。なお、このステップS323や上記ステップS321における画像データの送信は、ローカルエリアネットワークLANの通信負荷を考慮して、JPEGなど圧縮画像形式で送信することとしてもよい。
一方、司会者コンピュータPCmのCPU70は、コンピュータPC5の送信を受けて、データ通信制御部71の処理として、コンピュータPC5が送信した表示画面画像PCT5の画像データを受信し、コンピュータ名と対応付けてRAM85に記憶する(ステップS307)。そして、CPU70は、画像合成部72の処理として、RAM85に記憶された表示画面画像PCT1,5,3,4の画像データから、表示画面画像PCT1,5,3,4の合成画像を表す合成画像データをRAM85に生成する(ステップS308)。
そして、生徒Aによる表示画面画像PCT1の説明が終了すると、先生Mは、入力機構101を操作して、スクリーンSC1上に投写される画像を、表示画面画像PCT1の全体画面表示から、分割画面に切り替えるように指示する(操作O363)。具体的には、先生Mは、司会者コンピュータPCmのディスプレイ115に表示されたプロジェクタ投写操作ウィンドウW500において、左上画面用サブウィンドウW610の全画面表示ボタンB615をクリックする。
この指示を受けて、司会者コンピュータPCmでは、CPU70が画像切替受付部74の処理としてその指示を受け付け、データ通信制御部71の処理として、RAM85に記録された表示画面画像PCT1,5,3,4の合成画像データをプロジェクタPR1に送信する(ステップS310)。
一方、プロジェクタPR1では、CPU120が、データ受信部121の処理として、司会者コンピュータPCmの送信した表示画面画像PCT1,5,3,4の合成画像データを受信して、上記ステップS340及びS341と同様に、スクリーンSC1上に画像を投写する(ステップS342)。これにより、スクリーンSC1上には、図10の左欄に示すように、分割画面構成領域SC11〜SC14に、それぞれ表示画面画像PCT1,5,3,4が表示された4分割画面が表示される。こうして、本実施例の画面切り替え処理は完了となる。
なお、本実施例においては、コンピュータPC1〜PC5は、司会者コンピュータPCmからのデータ送信要求に対応して、当該送信要求を受けた際のVRAM61に記録されている画像データを司会者コンピュータPCmに送信するものとしたが、このような構成に限られるものではない。例えば、コンピュータPC1〜PC5は、VRAM61に記録されている画像データを定期的なタイミングで司会者コンピュータPCmに送信するものとしてもよい。あるいは、VRAM61のデータが書き換えられる度に司会者コンピュータPCmに送信するものとしてもよい。このような構成とすれば、司会者コンピュータPCmが画像データを受け取る度に、実施例で示した方法でスクリーンSC1に表示する画像を最新の画像に更新することで、コンピュータPC1〜PC5の表示画面画像PCT1〜PCT5に変更が生じた場合や、表示画面画像PCT1〜PCT5が動画である場合であっても、表示画面画像PCT1〜PCT5の変化に追随して、スクリーンSC1上に表示画面画像PCT1〜PCT5を表示することができる。このような構成とする場合には、コンピュータPC1〜PC5は、書き換えられたデータ部分のみを送信することとすれば、ローカルエリアネットワークLANの通信負荷を低減できる。
また、本実施例においては、表示画面画像PCT1〜PCT5をスクリーンSC1上に投写する例を示したが、プロジェクタ投写操作ウィンドウW500の参加者表示サブウィンドウW520において、先生Mを選択すれば、司会者コンピュータPCmの表示画面画像PCTmを投写することも可能である。この場合には、先生Mは、所望の画像データをディスプレイ115に表示させた上で、プロジェクタ投写操作ウィンドウW500を最小化すればよい。
また、本実施例においては、スクリーンSC1上に投写する画像は、コンピュータPC1〜PC5の表示画面画像PCT1〜PCT5としたが、このような態様に限られるものではなく、コンピュータPC1〜PC5が扱う画像であればよい。例えば、コンピュータPC1〜PC5がWEBカメラを搭載している場合には、その撮影画像を投写することとしてもよい。あるいは、コンピュータPC1〜PC5において、各々が記憶しているイメージデータのうち、指定されたものを、コンピュータPC1〜PC5のディスプレイ65に表示させることなく、投射することとしてもよい。
また、本実施例では、会議システム10を構成する画像表示装置としてプロジェクタを用いた場合を示したが、プラズマディスプレイ、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイなど種々の表示装置を用いることができる。また、会議システム10を構成する端末として、コンピュータPC1〜PC5を例示したが、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistant)など、種々の通信端末で構成することができる。
また、本実施例においては、司会者コンピュータPCmが、コンピュータPC1〜PC5から画像データを受け取り、合成画像を生成するなどして、プロジェクタPR1に送信するサーバの機能を果たしたが、先生Mが操作する司会者コンピュータPCmと、サーバとを個別に設置してもよい。こうすれば、司会者コンピュータPCmの負荷が低減し、司会者コンピュータPCmの使用性能を高めることができる。また、このような場合には、コンピュータPC1〜PC5のハードディスクドライブ30に記憶された時間別プロファイル33、司会者コンピュータPCmのハードディスクドライブ80に記憶された時間別プロファイル83及びクラス構成プロファイル84をサーバで一括管理し、コンピュータPC1〜PC5や司会者コンピュータPCmは、図5及び図6で示した接続処理の度に、サーバにアクセスして必要なプロファイルを読み込む構成としてもよい。もちろん、司会者コンピュータPCmがサーバの機能を果たす場合であっても、司会者コンピュータPCmがプロファイルを一括管理してもよい。こうすれば、先生Mや生徒A〜Eの時間割や、各クラスの構成などを一括管理することができ、管理が行いやすくなる。
かかる構成の会議システム10で用いられるグラフィカルユーザインタフェース装置は、スクリーンSC1に表示される分割表示画面を構成する分割画面構成領域と同一の分割数及び配置の画面用サブウィンドウを備えた投写操作サブウィンドウW600をディスプレイ115に表示させる。したがって、操作を行いたい分割画面構成領域に対応する画面用サブウィンドウを用いて操作を行えば、どの分割画面構成領域についての操作を行うのかを選択する操作が不要となる。また、どの画面用サブウィンドウがどの分割画面構成領域と対応付けられているかを視覚的に簡単に把握できる。したがって、スクリーンSC1の分割画面構成領域SC11〜SC14に対して、画像の割り当てなどの操作を簡単に行うことができる。
また、かかる構成の会議システム10で用いられるグラフィカルユーザインタフェース装置は、画面用サブウィンドウW610〜W640の各々が、分割画面表示と全画面表示とを切り替える全画面表示ボタンを備えた投写操作サブウィンドウW600をディスプレイ115に表示させる。したがって、全画面表示を行いたい画像に対応する画面用サブウィンドウで、当該ボタンをクリックして、スクリーンSC1の表示を分割画面表示から全画面表示に切り替える指示を行えば、全画面表示を行いたい画像を選択する操作が不要となる。したがって、少ない操作で簡単に全画面表示に切り替えることができる。
また、かかる構成の会議システム10で用いられるグラフィカルユーザインタフェース装置は、画面用サブウィンドウの各々が、対応する分割画面構成領域に所定の画像を割り当てるための投写ボタンと、分割画面表示と全画面表示とを切り替える全画面表示ボタンとを備えた投写操作サブウィンドウW600をディスプレイ115に表示させるので、全画面表示ボタンをクリックして、スクリーンSC1の表示を分割画面表示から全画面表示に切り替えて、SC1上に全画面表示の画像を表示させている間に、分割画面構成領域SC11〜SC14に所定の画像の割当を行うことが可能である。したがって、再度、全画面表示から分割画面表示に切り替える際に、分割画面構成領域に画像の割り当てを行う操作に起因する待ち時間を生じない。したがって、分割画面表示と全画面表示との円滑な切り替えが可能である。
また、かかる構成の会議システム10で用いられるグラフィカルユーザインタフェース装置は、プロジェクタ選択ウィンドウW400により、スクリーンSC1への画面表示について、分割数や配置等を変更すると、その後に表示されるプロジェクタ投写操作ウィンドウW500が備える画面用サブウィンドウの数や配置等が、その変更に追随して変更される。したがって、どのような分割画面の分割数や配置が設定されても、あるいは、分割画面数や配置を会議システム10の使用途中で変更しても、画面用サブウィンドウとスクリーンSC1の分割画面構成領域との対応関係を視覚的に保つことができ、分割画面構成領域への画像の割り当て等の操作を簡単に行うことができる。
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明はこうした実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を脱しない範囲において、種々なる態様で実施できることは勿論である。例えば、本実施例では、司会者コンピュータPCmにグラフィカルユーザインタフェース装置を搭載する構成としたが、プロジェクタPR1などの表示装置に搭載することも可能である。
10…会議システム
20…CPU
21…データ送信部
22…通信部
30…ハードディスクドライブ
31…アドレス・サーバ名管理テーブル
32…サーバ名プロファイル
33…時間別プロファイル
36…ROM
38…RAM
41…ネットワークインタフェース
51…入力機構
61…VRAM
63…グラフィックコントローラ
65…ディスプレイ
70…CPU
71…データ通信制御部
72…画像合成部
73…合成画像受付部
74…画像切替受付部
75…GUI制御部
76…通信部
80…ハードディスクドライブ
81…アドレス・クライアント名管理テーブル
82…クライアント名プロファイル
83…時間別プロファイル
84…クラス構成プロファイル
86…ROM
88…RAM
91…ネットワークインタフェース
93…USBインタフェース
101…入力機構
111…VRAM
113…グラフィックコントローラ
115…ディスプレイ
120…CPU
121…データ受信部
136…ROM
138…RAM
141…ネットワークインタフェース
143…USBインタフェース
151…VRAM
153…グラフィックコントローラ
155…投写部
PC1〜PC5…コンピュータ
PCm…司会者コンピュータ
PR1…プロジェクタ
SC1…スクリーン
SC11〜SC14…分割画面構成領域
LAN…ローカルエリアネットワーク
PCT1〜PCT5,PCTm…表示画面画像
W400…プロジェクタ選択ウィンドウ
W410…プロジェクタ選択サブウィンドウ
W420…画面表示設定サブウィンドウ
W500…プロジェクタ投写操作ウィンドウ
W510…司会者表示サブウィンドウ
W520…参加者表示サブウィンドウ
W600…投写操作サブウィンドウ
W610…左上画面用サブウィンドウ
W620…右上画面用サブウィンドウ
W630…右下画面用サブウィンドウ
W640…左下画面用サブウィンドウ
W700…プレビューサブウィンドウ

Claims (8)

  1. 分割画面による画像表示が可能な画像表示装置に対して、前記分割画面を構成する各々の分割画面構成領域へ所定の画像の割り当てを行うグラフィカルユーザインタフェース装置であって、
    前記分割画面の分割数と同一数であって、前記分割画面構成領域の各々と一意に対応付けられた操作領域を備えた操作ウィンドウを、前記グラフィカルユーザインタフェース装置が備える表示装置に表示させる手段と、
    前記操作領域の各々に、対応する前記分割画面構成領域に前記所定の画像をドラッグアンドドロップによって割り当てる手段と
    を備えたグラフィカルユーザインタフェース装置。
  2. 請求項1記載のグラフィカルユーザインタフェース装置であって、
    前記操作領域の各々、前記分割画面の表示と、前記分割画面構成領域の一つを非分割画面で表示する全画面表示とを切り替える手段を備えた
    グラフィカルユーザインタフェース装置。
  3. 前記操作領域は、前記各々の分割画面構成領域の配置と同一の位置関係で配置された請求項1または請求項2記載のグラフィカルユーザインタフェース装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか記載のグラフィカルユーザインタフェース装置であって、
    前記所定の画像は、前記グラフィカルユーザインタフェース装置に通信可能に接続された複数の端末が、該グラフィカルユーザインタフェース装置に1つずつ提供するものであり、
    前記操作ウィンドウは、更に、前記複数の端末の各々が提供する画像が、前記画像表示装置で表示中であるか否かを示すステータスを表示する領域を備えた
    グラフィカルユーザインタフェース装置。
  5. 前記操作ウィンドウは、更に、前記割り当てを行う各々の画像の内容を、前記画像表示装置での表示に先立って表示するプレビュー画面を表示する領域を備えた請求項1ないし請求項4のいずれか記載のグラフィカルユーザインタフェース装置。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれか記載のグラフィカルユーザインタフェース装置であって、
    前記操作領域の各々、該操作領域内に、該操作領域に対応する前記分割画面構成領域に表示される画像のサムネイルを表示させる手段を備えた
    グラフィカルユーザインタフェース装置。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれか記載のグラフィカルユーザインタフェース装置であって、
    更に、前記分割画面の分割数及び/または前記分割画面構成領域の配置を変化させる手段と、
    該変化した分割数及び/または配置に追随して、前記操作ウィンドウの分割数及び/または配置を変化させる手段と
    を備えたグラフィカルユーザインタフェース装置。
  8. 分割画面による画像表示が可能な画像表示装置に対して、コンピュータが、前記分割画面を構成する各々の分割画面構成領域へ所定の画像の割り当てを行う画像割当方法であって、
    前記分割画面の分割数と同一数であって、前記分割画面構成領域の各々と一意に対応付けられた操作領域を備えた操作ウィンドウを、前記画像表示装置とは異なる表示装置に表示させ、
    前記操作領域の各々に備える、該操作領域の各々に対応する前記分割画面構成領域に前記所定の画像をドラッグアンドドロップによって割り当てる手段によって、前記所定の画像を割り当てる
    画像割当方法。
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