JP6092887B2 - コンタクトレンズ - Google Patents

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    • G02C7/04Contact lenses for the eyes
    • G02C7/047Contact lens fitting; Contact lenses for orthokeratology; Contact lenses for specially shaped corneae

Description

本発明は、コンタクトレンズに係り、特に新規なエッジ部の形状を備えており優れた装用感を実現し得るコンタクトレンズに関する。
従来から、近視や遠視、老視の矯正などの目的で、角膜の表面に重ね合わせて装着するコンタクトレンズが提供されている。かかるコンタクトレンズには、光学特性の精度や取扱いの容易さが要求されることは勿論であるが、敏感な生体組織である角膜や眼瞼に接して装用されることから、異物感の抑えられた良好な装用感が重要となる。
ところで、コンタクトレンズは、全体として略球冠形状を有しており、中央部分に形成された光学部の周りを取り囲むように周辺部が形成されていると共に、最外周縁部にはエッジ部が設けられている。そして、湾曲凹形のレンズ内面と湾曲凸形のレンズ外面とが、各外周端縁においてエッジ部で繋がった表面形状とされている。
そして、レンズ内面やレンズ外面は、角膜表面に対応した曲率半径の球状面をベースとして、光学部において所定の光学特性を実現すると共に、周辺部において所定の安定性を実現するように形状設計されている。また、これらレンズ内面とレンズ外面をつなぐエッジ部は、特公平4−11085号公報(特許文献1)に記載されているように、レンズ内面の外周端とレンズ外面の外周端との両方に接線方向で繋がる単一曲率半径の接続円弧からなる表面形状をもって設計されている。
ところが、コンタクトレンズの装用時の異物感には個人差があり、上述の如き表面形状とされた従来構造のコンタクトレンズでは、未だ異物感が大きいと訴える装用者もいた。それ故、装用感の更なる向上が望まれていたのである。
特公平4−11085号公報
本発明は上述の如き事情を背景として為されたものであり、その解決課題とするところは、装用感の更なる向上が図られた新規な構造のコンタクトレンズを提供することにある。
本発明の第一の態様は、湾曲凹形のレンズ内面と湾曲凸形のレンズ外面とを備えたコンタクトレンズにおいて、前記レンズ内面の外周端から接線方向で前記レンズ外面側にのびる内面円弧と、該レンズ外面の外周端から接線方向で該レンズ内面側にのびる外面円弧とが、それらレンズ内面の外周端とレンズ外面の外周端との両方に接線方向でつながる接続円弧よりも大きな曲率半径で形成されていると共に、該内面円弧と該外面円弧との接続点における交角が180度より小さくされて、該レンズ内面の外周端とレンズ外面の外周端とをつなぐエッジ部が形成されており、且つ、前記内面円弧の曲率半径が前記外面円弧の曲率半径より大きくされていると共に、前記レンズの種類がハードタイプとされており、前記エッジ部における前記内面円弧と前記外面円弧との前記接続点が角膜外径よりも小さな外径寸法とされて該内面円弧が角膜上に位置せしめられることを特徴とする。
前記課題を解決するために、本発明者は、エッジ部の形状に着目した。即ち、従来構造のエッジ部は、前述のようにレンズ内外面に接線方向で繋がる単一曲率半径の接続円弧からなる表面形状とされており、角部となる交点をもたないでレンズ内外面から滑らかに繋がる湾曲面とされることで、角膜や眼瞼へ滑らかに接触して引っ掛かり等が防止されるようになっていた。しかしながら、角膜表面の曲率半径には個人差があり、しかも一つの眼の角膜表面であっても曲率半径には位置的に相違があることなどを考えると、装用時にはエッジ部が角膜や眼瞼に押し付けられるように当接し易い。そして、特にエッジ部はコンタクトレンズの外周端であることから、角膜や眼瞼に押し付けられたエッジ部の当接部位と、エッジ部を外周側に外れた部位との間には大きな当接力の差が発生し、この当接力の差が装用時の異物感の原因の一つになっていると考えられるのである。
このような知見に基づいて完成された本態様のコンタクトレンズでは、従来構造の接続円弧よりも大きな曲率半径を有する内面円弧と外面円弧とを180度よりも小さい角度で接続したエッジ部形状を採用した。そして、レンズ内外面からそれぞれ外周側にのびるエッジ部の径方向傾斜角を、何れも、従来構造の接続円弧に比して小さくしてなだらかに広がる表面形状とした。これにより、エッジ部が角膜や眼瞼に押し付けられた場合でも、押し付け部分における当接力の急激な変化を緩和して、当接力の差を異物感として感じることに起因する装用感の低下を軽減することができる。なお、内面円弧と外面円弧との接続点における交角とは、接続点における内面円弧の接線と外面円弧の接線との交角(夾角)を指す。
一方、本態様のコンタクトレンズでは、エッジ部の表面上に接続点が存在することとなるが、本発明者による検討の結果、かかる接続点の存在に因りコンタクトレンズが眼瞼や角膜に引っ掛かったり、異物感が悪化する不具合は認められなかった。蓋し、かかる接続点は、エッジ部の周方向端部でなく中間部分に存在することから、角膜と眼瞼との何れにも直接に押し付けられ難いと考えられるからである。
さらに、本態様のコンタクトレンズでは、人眼の角膜や眼瞼が眼後方に曲率中心をもった球状面とされていることを考慮して、角膜側の内面円弧の曲率半径を相対的に大きく且つ眼瞼側の外面円弧の曲率半径を相対的に小さくした。これにより、装用時に角膜側および眼瞼側の何れにおいてもエッジ部の当接圧力を一層効果的に緩和することが可能になる。
また、コンタクトレンズには、大別してハードタイプとソフトタイプとがある。装用状態でも略一定形状を保持するだけの剛性をもつハードタイプのコンタクトレンズは、装用時に角膜表面に沿って変形するソフトタイプと異なり、装用時にエッジ部が角膜や眼瞼に押し付けられることによって及ぼされる当接圧力は大きくなり易く、装用感について満足していない訴えも多い。
このようなハードタイプのコンタクトレンズに対して本発明を適用することにより、従来構造のハードタイプのコンタクトレンズに比して装用感を大幅に向上させることが可能になる。特に、従来の技術思想によれば、ハードタイプのコンタクトレンズでは、角膜や眼瞼の負傷を防止するためにエッジ部表面を全体に亘って滑らかなラウンドエッジ形状とすることが当然とされていた。そこにおいて、本発明に従って、接続点をエッジ部表面上に設定することでエッジ部表面傾斜を抑えて装用感を向上させるという技術思想は、革新的ともいえる新規なものであって、かかる技術思想に基づいて発揮される装用感の向上効果は大きな技術的意義を持つものである。
そして、ハードコンタクトレンズは、ソフトコンタクトレンズに比して乱視への対応が容易であったり、角膜障害の進行予防が可能であり、オルソケラトロジーにも適用できるなどといった特徴があり、ソフトコンタクトレンズでは達成できない技術的効果を、良好な装用感のもとに達成可能となし得たことについても、本発明は大きな技術的意義が存在する。
本発明では、前記第一の態様に係るコンタクトレンズにおいて、前記内面円弧の曲率中心と、該内面円弧と前記外面円弧との前記接続点とをつなぐ直線に関して、該内面円弧と該外面円弧とが非対称形状とされている構成を採用することができる
本発明において、このような構成を採用すれば、内面円弧と外面円弧とを非対称形状とすることで、装用時に角膜側に及ぼされる当接圧力と眼瞼側に及ぼされる当接圧力とを調節することが可能になる。それ故、装用者に応じた調節自由度が一層大きくなり、装用感をより向上させることも可能になる。
本発明では、上記[0012]に記載の構成を採用するコンタクトレンズにおいて、前記内面円弧と前記外面円弧とが互いに異なる曲率半径とされている構成を採用することができる
本発明において、このような構成を採用すれば、内面円弧と外面円弧の曲率半径を相対的に異ならせて設定することにより、装用時に角膜側に及ぼされる当接圧力と眼瞼側に及ぼされる当接圧力とを容易に且つ効果的に調節することができる。
本発明の第の態様は、前記第一の態様に係るコンタクトレンズにおいて、前記内面円弧の曲率半径が0.035mm〜0.050mmの範囲内に設定されているものである。
本態様のコンタクトレンズでは、エッジ部の内面円弧における角膜への当接圧力の軽減ひいては装用感の向上が一層効果的に達成される。特に、内面円弧の曲率半径が0.035mmより小さいと、エッジ部の内面円弧が急激に立ち上がることから、内面円弧におけるレンズ内面との接続側端部において角膜への当接圧力が集中し易くなって装用感が低下するおそれがある。一方、内面円弧の曲率半径が0.050mmを超えると、エッジ部の内面円弧の立ち上がりが緩すぎることから、内面円弧における外面円弧との接続側端部において角膜との当接圧力が集中し易くなって装用感が低下するおそれがある。
本発明の第の態様は、前記第一又は第二の態様に係るコンタクトレンズにおいて、前記レンズ内面の外周端と前記内面円弧との接続点において該内面円弧の径方向線上で定義されるレンズエッジ厚さが、0.057mm〜0.107mmの範囲内に設定されているものである。
エッジ部の厚さが0.057mmより小さくなると、エッジ部の先端が尖ったようになって、装用時の角膜上でのレンズ変位等の際に角膜や眼瞼との接触による刺激が大きくなり、装用感が低下するおそれがある。一方、エッジ部の厚さが0.107mmを超えると、装用時に角膜と眼瞼との間で挟まれた際に、エッジ部に眼瞼圧が大きく作用して角膜や眼瞼への刺激が増大することにより、装用感が低下するおそれがある。
本発明の第の態様は、前記第一〜の何れかの態様に係るコンタクトレンズにおいて、前記内面円弧と前記外面円弧との前記接続点が、レンズ最外周に位置しているものである。
本態様のコンタクトレンズでは、エッジ部の内面円弧および外面円弧がレンズ光軸方向でオーバーハング形状を伴わないことから製造が比較的容易になるという技術的効果を有する。加えて、接続点の角膜や眼瞼への押し付けが回避または軽減されることから、装用感の向上にも有効となる。
本発明の第の態様は、前記第四の態様に係るコンタクトレンズにおいて、前記内面円弧と前記外面円弧との前記接続点において、該内面円弧と該外面円弧との何れかが、前記エッジ部の外周面に接してレンズ幾何中心軸と平行にのびる軸方向線を接線としているものである。
本態様のコンタクトレンズでは、接続点において、内面円弧または外面円弧が軸方向線に接する接円弧とされることにより、装用時の瞬目等に際して接続点に被さる眼瞼の接続点に対する干渉による刺激が軽減されて、装用感の更なる向上が図られ得る。
本発明の第の態様は、前記第の態様に係るコンタクトレンズであって、前記内面円弧と前記外面円弧との前記接続点において、該外面円弧が、前記エッジ部の外周面に接して前記レンズ幾何中心軸と平行にのびる軸方向線を接線としているものである。
本態様のコンタクトレンズでは、エッジ部を構成する内面円弧と外面円弧において、装用時に眼瞼が被さるレンズ外面側に位置する外面円弧が、軸方向線に接する接円弧とされることにより、眼瞼の接続点に対する干渉による刺激が一層効果的に軽減され得る。
本発明に従う構造とされたコンタクトレンズにおいては、エッジ部における内外両面の表面傾斜を小さく抑えることが出来て、それによってエッジ部の角膜や眼瞼との当接部分における当接力の減少が促進され得ることから、装用感を向上させることができる。
本発明の第一の実施形態としてのコンタクトレンズの正面図。 図1に示されたコンタクトレンズの半径方向の縦断面図。 図2におけるエッジ部の拡大図。 本発明の第二の実施形態としてのコンタクトレンズのエッジ部の拡大図。 比較例としての従来構造のコンタクトレンズにおけるエッジ部の拡大図。 本発明の参考例としてのコンタクトレンズのエッジ部の拡大図。 図3に示された第一の実施形態に従う構造とされた実施例1としてのコンタクトレンズについて装用感の試験結果を比較例と併せて示すグラフ。 図4に示された第二の実施形態に従う構造とされた実施例2としてのコンタクトレンズについて装用感の試験結果を比較例と併せて示すグラフ。 図6に示された参考例に従う構造とされたコンタクトレンズについて装用感の試験結果を比較例と併せて示すグラフ。
以下、本発明を更に具体的に明らかにするために、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ、詳細に説明する。
先ず、図1〜2には、本発明の第一の実施形態としてのコンタクトレンズ10の正面図および縦断面図が示されている。コンタクトレンズ10は、全体として略球冠形状を有しており、良く知られているように、眼球における角膜の表面に重ね合わせて装用することで使用されるようになっている。なお、本実施形態のコンタクトレンズ10は、レンズ幾何中心軸12が光軸とされており、このレンズ幾何中心軸12回りの回転体形状とされていることから、図2においては、半径方向の縦断面だけを示す。
より詳細には、本実施形態のコンタクトレンズ10は、中央部分に位置する光学部14と、光学部14の周囲を囲んで位置する周辺部16と、最外周縁部に位置するエッジ部18とから構成されている。光学部14は、装用者の眼光学系に対して所定の光学特性を付与し得る光学特性を有している。周辺部16は、光学部14が装用者の瞳孔上に位置するように、装用者の角膜上でコンタクトレンズ10を位置決めし得るようになっている。エッジ部18は、光学部14および周辺部16における湾曲凹形のレンズ内面20の外周端と湾曲凸形のレンズ外面22の外周端とをつなぐ、径方向外方に向かって凸となる表面形状を有している。
光学部14には、装用者の眼光学系の光学特性に応じて、球面レンズ度数等による視力矯正用の光学特性が適宜に設定され得る。なお、本発明において、光学部14に設定される光学特性には制限がなく、任意の光学特性が光学部14に設定可能である。また、光学部14の外径寸法も限定されるものでないが、装用者の角膜形状や想定される瞳孔径等を考慮して、一般にφ3〜9mm程度に設定される。
周辺部16は、所定幅の円環形状とされており、光学部14の外周端からエッジ部18の内周端に至る径方向幅寸法を有している。周辺部16の外径寸法は、限定されるものでないが、装用者の上下眼瞼間距離や角膜上でのレンズ安定性の他、ハードタイプかソフトタイプかのレンズ種類等を考慮して、一般にφ8〜14mm程度に設定される。
これら光学部14と周辺部16とによって、全体として湾曲凹形のレンズ内面20と湾曲凸形のレンズ外面22が形成されている。一般に、光学部14のレンズ内面20には、装用者の角膜の表面に対して略相似形となるように、角膜に対応する曲率半径をもったベースカーブ面が設定される。そして、このベースカーブ面を基準として、要求される光学特性や、必要とされる最小厚さを考慮して、光学部14のレンズ内外面20,22が設計される。
また、周辺部16は、レンズ内外面20,22において、光学部14の外周端とエッジ部18の内周端とにそれぞれ共通接線をもって滑らかにつながる径方向の表面形状とされている。一般に、周辺部16のレンズ内面20は、径方向断面において、レンズ前方となるレンズ凸面側の外方に曲率中心をもつ凸形の湾曲面とされている一方、周辺部16のレンズ外面22は、径方向断面において、レンズ後方となるレンズ凹面側の外方に曲率中心をもつ凸形の湾曲面とされている。何れの径方向湾曲面にも、曲率半径の異なる円弧を複数つなげた円弧形状の他、多項式形状,円錐曲線形状等の各種の形状が適宜に採用される。
また、周辺部16のレンズ内外面20,22は、その径方向中間部分に曲率半径の変化点を設定して、内周部分よりも外周部分における曲率半径を大きくしたり略直線的な傾斜面とすることもできる。周辺部16における外周部分に、このようなベベル面を設定することにより、エッジリフトを適切な大きさで設定したり、周辺部16における外周部分を薄肉化することも容易になる。
なお、レンズ内外面20,22における周辺部16の内周端と外周端は、曲率の変化点としてとらえることができるが、特に光学部14の外周端と周辺部16の内周端との境界は、それらの間を径方向で滑らかにつなぐ接続領域が設けられることもあり、形状的に必ずしも境界が明確である必要はない。一方、レンズ内外面20,22における周辺部16の外周端とエッジ部18との接続点は、両者の曲率半径の相違が大きいことから認識することが可能である。
ここにおいて、レンズ内外面20,22における周辺部16の外周端とエッジ部18との接続点24,26を含むエッジ部18の径方向断面の拡大説明図が、図3に示されている。
かかる図3に示されているように、エッジ部18は、レンズ内面20側において、周辺部16のレンズ内面20の外周端である接続点24から接線方向に延び出して、レンズ外面22側に向かって次第に近づくように湾曲してのびる内面円弧28を有している。また、エッジ部18は、レンズ外面22側において、周辺部16のレンズ外面22の外周端である接続点26から接線方向に延び出して、レンズ内面20側に向かって次第に近づくように湾曲してのびる外面円弧30を有している。
そして、これら内面円弧28と外面円弧30が、交点において接続されており、レンズ内外面20,22をつなぐエッジ部18の表面が、内外面円弧28,30によって形成されている。また、かかる内面円弧28と外面円弧30の接続点32では、内面円弧28と外面円弧30の各接線T1,T2が成す角度である交角(夾角)が、180度よりも小さい角度に設定されている。なお、かかる交角は、90度よりも大きいことが望ましく、より好適には154度〜172度の範囲内に設定される。
特に本実施形態では、図3に示されていたように、内面円弧28と外面円弧30の接続点32において、エッジ部18の外周面に接してレンズ幾何中心軸12と平行にのびる軸方向線Xに対して、内面円弧28と外面円弧30の各接線T1,T2が何れも所定の交角α,β(α≠0,β≠0)をもって交わっている。なお、かかる交角α,βの大きさは同一とされても良いし、異なっていても良い。
また、内面円弧28と外面円弧30は、何れも、一定の曲率半径で形成されている。即ち、内面円弧28は、内面円弧中心34回りの円36上の円弧とされている一方、外面円弧30は、外面円弧中心38回りの円40上の円弧とされている。特に本実施形態では、何れの円弧中心34,38も、縦断面におけるコンタクトレンズ10内部に設定されている。なお、図3中において、内面円弧中心34回りの円36および接続点32における内面円弧28の接線T1は破線で示されている。また、外面円弧中心38回りの円40および接続点32における外面円弧30の接線T2は一点鎖線で示されている。
更にまた、内面円弧28の曲率半径と、外面円弧30の曲率半径は、互いに異なる値に設定されていても良いし、同一であっても良い。尤も、それら内外面円弧28,30の曲率半径の相違量が大き過ぎると、接続点32の位置がレンズ内面20とレンズ外面22の何れか一方に近接し過ぎるおそれがあると共に、接続点32における内外面円弧28,30の各接線T1,T2の交角が小さくなって先鋭状になり過ぎるおそれがあることから、内面円弧28と外面円弧30の曲率半径の差は、0.005mm〜0.020mm以下に設定されることが望ましい。
さらに、内面円弧28の曲率半径と、外面円弧30の曲率半径は、何れも、レンズ内面20の外周端である接続点24とレンズ外面22の外周端である接続点26との両方に対して、周方向両端部24,26がそれぞれ接線方向でつながる半円に近い接続円弧42よりも大きな曲率半径とされている。これにより、内面円弧28と外面円弧30の接続点32が、コンタクトレンズ10の径方向外方に向かって嘴状に尖った先端部であるレンズ最外周に位置せしめられている。なお、図3中において、接続円弧42は二点鎖線で示されている。
ここにおいて、内面円弧28および外面円弧30の曲率半径は、コンタクトレンズ10の材質やエッジ部18の厚さ、装用者の知覚程度などを考慮して適宜に設定されるが、一般に0.035mm〜0.050mmの範囲内に設定することが望ましい。また、エッジ部18の厚さ寸法は、レンズ内面20の外周端と内面円弧28との接続点24において内面円弧28の径方向にのびる厚さ(線分44の長さ)で定義されるレンズエッジ厚さが、0.057mm〜0.107mmの範囲内に設定されることが望ましい。
さらに、内面円弧28の曲率中心である内面円弧中心34は、接続円弧42の曲率中心46よりもレンズ外面22側に偏倚している。一方、外面円弧30の曲率中心である外面円弧中心38は、接続円弧42の曲率中心46よりもレンズ内面20側に偏倚している。
そして、内面円弧28は、接続円弧42よりも小さくなだらかな傾斜角度をもって、レンズ内面20の外周端である接続点24からレンズ径方向外方に向かって延びだして、接続点32に至っている。また、外面円弧30も、接続円弧42よりも小さくなだらかな傾斜角度をもって、レンズ外面22の外周端である接続点26からレンズ径方向外方に向かって延びだして、接続点32に至っている。更に、エッジ部18の最外周端となる接続点32の位置は、接続円弧42の最外周端よりもレンズ径方向外方に突出して位置せしめられている。
また、本実施形態では、内面円弧28の曲率中心である内面円弧中心34と接続点32とを直線でつなぐ線分をエッジ突出方向線48と定義して、このエッジ突出方向線48に関して内面円弧28と外面円弧30が非対称形状とされている。このような構造についても、接続円弧42が、その曲率中心46を通る一つの径方向線に関して線対称形状とされていることと相違する。
上述の如き構造とされたエッジ部18を備えた本実施形態のコンタクトレンズ10においては、レンズ内外面20,22からそれぞれ外周側にのびるエッジ部18の内外面における径方向傾斜角が、接続円弧42に比して、十分に小さく設定される。その結果、エッジ部18の内面円弧28および外面円弧30が、何れも、レンズ内外面20,22の外周端である接続点24,26から接線方向に延びてなだらかな傾斜で接続点32に向かって湾曲しつつ広がる表面形状をもって形成され得る。
これにより、コンタクトレンズ10の装用時に、エッジ部18の内面円弧28や外面円弧30の表面が角膜や眼瞼に押し付けられた場合でも、押し付けに伴う当接力が、径方向で広く且つなだらかに設定された内面円弧28や外面円弧30により分散されることとなる。このように、エッジ部18の内外面円弧28,30により角膜や眼瞼に作用する当接力の集中や急激な変化が緩和されることから、大きな当接力や当接力の局所的な変化を異物感として感じることに起因する装用感の低下が効果的に軽減され得る。
なお、エッジ部18の表面に存在する接続点32も、エッジ部18のラウンド方向(内外周方向)での中間部分に存在してコンタクトレンズ10の径方向外方に向かって突出することから、角膜と眼瞼との何れにも直接に押し付けられ難い。それ故、かかる接続点32によって、眼瞼や角膜への引っ掛かりや、異物感の悪化等が問題となることもない。
次に、本発明の第二の実施形態としてのコンタクトレンズ50が、図4に示されている。なお、本実施形態のコンタクトレンズ50は、全体の基本構造が第一の実施形態のコンタクトレンズ10と同様であり、エッジ部18の具体的形状の別態様の一例である。それ故、本実施形態では、レンズ径方向断面におけるエッジ部の拡大図だけを図示することとし、且つ、第一の実施形態と同様な構造とされた部位については、図中に、第一の実施形態と同じ符号を付することにより、その詳細な説明を省略する。
すなわち、前述の第一の実施形態のコンタクトレンズ10では、エッジ部18の接続点32において、内面円弧28と外面円弧30の各接線T1,T2が何れも軸方向線Xに対して所定の交角α,β(α≠0,β≠0)をもって交わっていたが、本実施形態のコンタクトレンズ50では、エッジ部52の接続点32において、外面円弧30の接線が軸方向線Xとされている一方、内面円弧28の接線T1と軸方向線Xが所定の交角γ(γ≠0)をもって交わっている。要するに、内面円弧28と外面円弧30との接続点32において、外面円弧30の接線がエッジ部52の外周面に接してレンズ幾何中心軸12と平行となるようにされており、軸方向線Xが、外面円弧中心38回りの円40の接続点32上での接線とされている。
また、本実施形態では、内面円弧28の曲率半径が外面円弧30の曲率半径より大きくされている。
これにより、エッジ部52に形成される接続点32における角部が、特に眼瞼側に対して当たり難くなり、かかる接続点32による眼瞼への押し付けに起因する装用感の低下が一層効果的に軽減され得る。
以上、本発明の実施形態について詳述してきたが、本発明はかかる実施形態および後述の実施例における具体的な記載によって限定的に解釈されるものでない。
例えば、光学部14に設けられる光学特性として、近視や遠視を矯正するためのレンズ度数が設定されるだけでなく、光学部14の内外面20,22の何れか一方に乱視矯正用の円柱レンズ度数が設定されていても良い。さらに、老視用コンタクトレンズ等のように、光学部14の光学中心軸はレンズ幾何中心軸12に対して偏倚させて設定されても良く、本発明に従うコンタクトレンズはレンズ幾何中心軸12回りの回転対称形状である必要はない。
また、本発明はソフトタイプのコンタクトレンズにもハードタイプのコンタクトレンズにも適用され得る。従来のハードコンタクトレンズでは、エッジ部形状としてレンズ内外面を一定の曲率で接続するような円弧形状を採用することが一般的であるが、本発明においては、そのような従来の技術思想とは異なる、全く新規の技術思想を有している。即ち、異物感が生じやすいハードコンタクトレンズにおいて、エッジ部の内外面円弧の曲率を任意に設定することにより、効果的に装用感の向上が達成され得るのである。
特に、ハードコンタクトレンズは、乱視矯正用や角膜障害の進行予防用に用いられて、オルソケラロトジーにおいても良好な装用感を発揮し得るハードコンタクトレンズが求められていた。本発明は、かかる装用感が向上されたハードコンタクトレンズを提供し得ることから、十分な技術的意義を有するものであると認められる。
更にまた、エッジ部18における内面円弧28と外面円弧30の接続点32は、実施形態に図示したような先鋭形状とされる必要はない。かかる接続点32の頂点に対して、十分に小さな曲率半径で角取り面を設けた態様なども、必要に応じて採用され得る。
なお、前記実施形態においては、コンタクトレンズとして真円のものが示されているが、これに限定されず、楕円形等であっても良い。更にまた、レンズの外周の一部を弦方向に直線形状としたトランケーション法によるコンタクトレンズや周辺部16に部分的に厚肉部や薄肉部を設けた周方向位置決め効果を有するコンタクトレンズ等についても、本発明は実施可能である。
さらに、本発明に係るコンタクトレンズにおいて、内面円弧28および外面円弧30の曲率半径は、装用者の角膜等の形状や違和感の傾向などを考慮して適宜に設定することが可能である。そして、一定の曲率半径をもった略半円形状のエッジ部断面とされた従来構造のコンタクトレンズでは、エッジ部の厚さ寸法等からエッジ部の形状が一義的に決定されることとなるが、本発明のコンタクトレンズ10,50においては、エッジ部18,52の形状が任意に設定され得る。即ち、本発明に係るコンタクトレンズでは、内外面円弧28,30の曲率半径等をそれぞれ適切に調節することにより、装用者の個人差を考慮してエッジ部の形状を設定することが可能となり、エッジ部18,52の設計および選択の自由度が拡大されることによりエッジ部18,52の形状ひいては装用感のチューニングの自由度を大きくすることも可能となる。
[実施例]
上述の第一〜二の実施形態に従う構造とされたコンタクトレンズ10,50をハードコンタクトレンズとして試作し、それらのコンタクトレンズについて装用感の官能試験を実施した。なお、各試験に際しては、図5に示されているように、レンズ内外面20,22の各外周端24,26に対して共通接線をもって繋がる単一曲率半径の略半円状の接続円弧42によってエッジ部を構成したコンタクトレンズを比較例とし、かかる比較例との比較により装用感の評価を行なった。また、本発明の技術的効果を確認する目的で試作した、図6に示されている構造のコンタクトレンズ54についても、同様な官能試験を実施した。これら試験の結果を、実施例および参考例として、図7〜9に示す。
[実施例1]
実施例1としては、試験レンズとして前記第一の実施形態の構造に従うコンタクトレンズ10を試作して、かかる試験レンズと対照レンズとしての従来構造に従うコンタクトレンズ(比較例)との比較官能試験を実施した。かかる試験においては、被験者10名の左右20眼を対象として、左右両眼に試験レンズと対照レンズを順次装用して、装用直後と装用15分後において、試験レンズと対照レンズの装用感を比較評価した。なお、本試験において、左右両眼に装用されるコンタクトレンズは同一であり、コンタクトレンズの装用順はランダムとして、被験者には装用するコンタクトレンズが試験レンズと対照レンズの何れであるかは判別不能とした。本試験において用いた実施例1のコンタクトレンズは、内面円弧28の曲率半径が0.035mm、外面円弧30の曲率半径が0.035mmであり、比較例であるコンタクトレンズとしては、エッジ部の接続円弧42の曲率半径が0.035mmのものを採用した。
図7には、かかる官能試験の試験結果が示されている。図7のグラフから、装用直後、装用15分後の何れにおいても、比較例のコンタクトレンズに比べて、実施例1のコンタクトレンズ10の装用感が優れていることが確認できた。
[実施例2]
実施例2としては、試験レンズとして前記第二の実施形態の構造に従うコンタクトレンズ50を試作して、実施例1と同様の対照レンズ(比較例)との比較官能試験を実施した。かかる試験においては、被験者17名の左右34眼を対象として、左右両眼に試験レンズと対照レンズを装用して、装用直後と装用15分後において、試験レンズと対照レンズの装用感を比較評価した。なお、本試験において、左右両眼に装用されるコンタクトレンズは別々であり、コンタクトレンズの装用順はランダムとして、被験者には装用するコンタクトレンズが試験レンズと対照レンズの何れであるかは判別不能とした。本試験において用いた実施例のコンタクトレンズは、内面円弧28の曲率半径が0.035mm、外面円弧30の曲率半径が0.030mmであり、比較例であるコンタクトレンズとしては、エッジ部の接続円弧42の曲率半径が0.035mmのものを採用した。
図8には、かかる官能試験の試験結果が示されている。図8のグラフから、装用直後、装用15分後の何れにおいても、比較例のコンタクトレンズに比べて、実施例2のコンタクトレンズ50の装用感が優れていることが確認できた。
[参考例]
参考例としては、図6に示された構造のコンタクトレンズ54をハードコンタクトレンズとして試作して、実施例1と同様の対照レンズ(比較例)との比較官能試験を実施した。なお、本参考例は、実施例1のコンタクトレンズに比してエッジ部の形状が異なるものであるから、レンズ径方向断面におけるエッジ部の拡大図だけを図示して、実施例1と同様な構造とされた部位の詳細な説明を省略する。
すなわち、本参考例のコンタクトレンズ54では、エッジ部56における内面円弧28と外面円弧30との接続点32において、内面円弧28の接線と外面円弧30の接線との何れもが軸方向線Xとされている。要するに、内面円弧28と外面円弧30との接続点32において、内面円弧28と外面円弧30とが、コンタクトレンズ54のレンズ幾何中心軸12と平行に延びる軸方向線Xを共通接線として接続されている。
また、本参考例では、内面円弧28の曲率半径が外面円弧30の曲率半径より小さくされている。
そして、かかる参考例としてのコンタクトレンズ54の試験では、被験者12名の左右24眼を対象として、左右両眼に試験レンズと対照レンズを装用して、装用直後と装用15分後において、試験レンズと対照レンズの装用感を比較評価した。なお、本試験において、左右両眼に装用されるコンタクトレンズは別々であり、コンタクトレンズの装用順はランダムとして、被験者には装用するコンタクトレンズが試験レンズと対照レンズの何れであるかは判別不能とした。本試験において用いた参考例のコンタクトレンズは、内面円弧28の曲率半径が0.023mm、外面円弧30の曲率半径が0.030mmであり、比較例であるコンタクトレンズとしては、エッジ部の接続円弧42の曲率半径が0.035mmのものを採用した。
図9には、かかる官能試験の試験結果が示されている。図9のグラフから、参考例のコンタクトレンズ54と比較例のコンタクトレンズの間に、装用感において、大きな差異は確認されなかった。
10,50:コンタクトレンズ、12:レンズ幾何中心軸、18,52:エッジ部、20:レンズ内面、22:レンズ外面、24:接続点(レンズ内面20外周端)、26:接続点(レンズ外面22外周端)、28:内面円弧、30:外面円弧、32:接続点、34:内面円弧中心(内面円弧28曲率中心)、38:外面円弧中心(外面円弧30曲率中心)、42:接続円弧、46:曲率中心、48:エッジ突出方向線

Claims (6)

  1. 湾曲凹形のレンズ内面と湾曲凸形のレンズ外面とを備えたコンタクトレンズにおいて、
    前記レンズ内面の外周端から接線方向で前記レンズ外面側にのびる内面円弧と、該レンズ外面の外周端から接線方向で該レンズ内面側にのびる外面円弧とが、
    それらレンズ内面の外周端とレンズ外面の外周端との両方に接線方向でつながる接続円弧よりも大きな曲率半径で形成されていると共に、
    該内面円弧と該外面円弧との接続点における交角が180度より小さくされて、
    該レンズ内面の外周端とレンズ外面の外周端とをつなぐエッジ部が形成されており、且つ、
    前記内面円弧の曲率半径が前記外面円弧の曲率半径より大きくされていると共に、前記レンズの種類がハードタイプとされており、
    前記エッジ部における前記内面円弧と前記外面円弧との前記接続点が角膜外径よりも小さな外径寸法とされて該内面円弧が角膜上に位置せしめられることを特徴とするコンタクトレンズ。
  2. 前記内面円弧の曲率半径が0.035mm〜0.050mmの範囲内に設定されている請求項1に記載のコンタクトレンズ。
  3. 前記レンズ内面の外周端と前記内面円弧との接続点において該内面円弧の径方向線上で定義されるレンズエッジ厚さが、0.057mm〜0.107mmの範囲内に設定されている請求項1又は2に記載のコンタクトレンズ。
  4. 前記内面円弧と前記外面円弧との前記接続点が、レンズ最外周に位置している請求項1〜3の何れか1項に記載のコンタクトレンズ。
  5. 前記内面円弧と前記外面円弧との前記接続点において、該内面円弧と該外面円弧との何れかが、前記エッジ部の外周面に接してレンズ幾何中心軸と平行にのびる軸方向線を接線としている請求項4に記載のコンタクトレンズ。
  6. 前記内面円弧と前記外面円弧との前記接続点において、該外面円弧が、前記エッジ部の外周面に接して前記レンズ幾何中心軸と平行にのびる軸方向線を接線としている請求項5に記載のコンタクトレンズ。
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