JP6091789B2 - 光束制御部材、発光装置および照明装置 - Google Patents

光束制御部材、発光装置および照明装置 Download PDF

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Description

本発明は、発光素子から出射された光の配光を制御する光束制御部材に関する。また、本発明は、前記光束制御部材を有する発光装置、および前記発光装置を有する照明装置に関する。
近年、省エネルギーの観点から、照明用の光源として、蛍光灯やハロゲンランプなどに代わり、発光ダイオード(以下「LED」という)が使用されるようになってきている。このようなLEDを光源とする発光装置は、用途によっては被照射面の直上ではなく、被照射面に対して斜めに配置されることがある。
たとえば、屋内に設置した栽培棚を使用して植物を栽培する場合、棚板に対して斜めに発光装置を配置して、棚板の上に配置された植物を照らすことがある。このように発光装置を平面状の被照射面に対して斜めに配置する場合、発光装置としてLEDをそのまま使用すると、LEDから出射される光の多くは被照射面に向かわない不要光となってしまうため、被照射面を効率的に照らすことができない。また、作業者の目に不要光が入るため、作業者が作業しにくくなる。上記問題を解消する手段としては、LEDから出射された光の配光を制御するレンズをLEDと組み合わせて使用することが考えられる(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、平面状の被照射面と、被照射面に平行な直線上に一列に配置された複数のLEDと、複数のLEDを覆う1つの複合レンズとを有する照明装置が記載されている。特許文献1の照明装置では、LEDの発光面および複合レンズの出射面がいずれも被照射面に対して垂直になるように、複数のLEDおよび複合レンズが配置されている。LEDの配列方向に直交する方向の複合レンズの断面形状は、複合レンズのどの点においても同じである。また、複合レンズの入射領域(LEDと対向する領域)の形状は、LEDの光軸を通り、かつLEDの配列方向に平行な平面に対して非対称である。このように、特許文献1に記載の照明装置は、複合レンズの形状が被照射面側と反被照射面側とで非対称であるため、被照射面の直上に配置されていなくても、被照射面をある程度均一に照らすことができる。
特開2008−153154号公報
特許文献1の照明装置では、LEDの配列方向に直交する方向の複合レンズの断面形状が変化しないため、LEDの配列方向の光の配光を制御することができない。このため、被照射面に光を集めることができず、被照射面に向かわない不要光が生じてしまうおそれがある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、被照射面に対して斜めに配置されている場合に、被照射面に光を均一かつ効率的に照射することができるように、発光素子から出射された光の配光を制御することができる光束制御部材を提供することを目的とする。また、本発明は、この光束制御部材を有する発光装置および照明装置を提供することも目的とする。
本発明の光束制御部材は、発光素子から出射された光の配光を制御する光束制御部材であって、発光素子から出射された光を入射させる入射領域と、前記入射領域から入射した光を出射させる出射領域と、を有し、前記入射領域は、前記発光素子から出射された光の一部を入射させる第1傾斜面および前記第1傾斜面から入射した光を前記出射領域に向けて反射させる第2傾斜面を有する平面視形状が円弧状の複数の第1突起が同心に配置された第1フレネルレンズ部を有するか、または前記発光素子から出射された光の一部を前記出射領域に向けて屈折させる平面視形状が扇形の屈折部を有する第1レンズ領域と、前記発光素子から出射された光の他の一部を入射させる第3傾斜面および前記第3傾斜面から入射した光を前記出射領域に向けて反射させる第4傾斜面を有する平面視形状が円弧状の複数の第2突起が同心に配置された第2フレネルレンズ部を有する第2レンズ領域と、を含み、前記発光素子からその光軸に対して角度θで出射され、前記第2フレネルレンズ部を経由する光の光路変換角度は、前記発光素子からその光軸に対して前記角度θで出射され、前記第1フレネルレンズ部または前記屈折部を経由する光の光路変換角度よりも大きい構成を採る。
本発明の発光装置は、前記光束制御部材と発光素子とを有し、前記発光素子の光軸と前記光束制御部材の中心軸とは合致している構成を採る。
本発明の照明装置は、前記発光装置と平面状の被照射面とを有し、前記発光装置は、前記発光素子の光軸と前記被照射面とが鋭角に交わり、かつ前記第1レンズ領域よりも前記第2レンズ領域が前記被照射面に近くなるように配置されている構成を採る。
本発明の光束制御部材を有する発光装置は、被照射面に対して斜めに配置されている場合に、被照射面に光を均一かつ効率的に照射することができる。また、本発明の照明装置は、被照射面に光を均一かつ効率的に照射することができる。
図1A,Bは、実施の形態1の発光装置の構成を示す図である。 図2A,Bは、実施の形態1の光束制御部材の外観図である。 実施の形態1の光束制御部材の断面図である。 実施の形態1の発光装置の光路図である。 実施の形態1の照明装置の構成を示す図である。 図6A〜Dは、従来の光束制御部材の構成を示す図である。 図7A〜Dは、実施の形態2の光束制御部材の構成を示す図である。 実施の形態2の変形例の光束制御部材の底面図である。 図9A〜Cは、被照射面の照度分布のシミュレーション結果を示す模式図およびグラフである。 図10A〜Dは、実施の形態3の光束制御部材の構成を示す図である。 図11A,Bは、実施の形態3の発光装置の光路図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
実施の形態1では、第1レンズ領域が第1フレネルレンズ部および屈折部を有し、第2レンズ領域が第2フレネルレンズ部を有する光束制御部材について説明する。
[発光装置および光束制御部材の構成]
図1は、本発明の実施の形態1の発光装置100の構成を示す図である。図1Aは、発光装置100の断面図であり、図1Bは、発光装置100の底面図である。図1Aでは、発光装置100が基板120上に固定されている様子を図示している。図1Bでは、基板120を取り除いており、発光装置100における発光素子140の位置を示している。
図1に示されるように、発光装置100は、発光素子140と、光束制御部材160とを有する。発光素子140は、例えば白色発光ダイオードなどの発光ダイオード(LED)である。光束制御部材160は、発光素子140から出射された光の配光を制御する。光束制御部材160は、中心軸CAが発光素子140の光軸LAに合致するように、配置される。
図2および図3は、実施の形態1の光束制御部材160の構成を示す図である。図2Aは、光束制御部材160の平面図であり、図2Bは、光束制御部材160の底面図である。図3は、図2Aおよび図2BにおけるA−A線の断面図である。
図2および図3に示されるように、光束制御部材160は、発光素子140から出射された光を入射させる入射領域162と、入射領域162の反対側に位置し、入射領域162から入射した光を出射させる出射領域164と、入射領域162および出射領域164を位置決めする脚部166とを有する。
光束制御部材160は、有底の円筒のような形状をしている。底板に相当する円形の板状部の一方の面(円筒の内部に対向する面)には入射領域162が形成されており、他方の面には出射領域164が形成されている。また、略円筒形状の脚部166は、入射領域162および出射領域164が形成された板状部を入射領域162側から支持している。
光束制御部材160は、一体成形により形成されている。光束制御部材160の素材は、所望の波長の光を通過させるものであれば特に限定されない。たとえば、光束制御部材160の材料は、ポリメタクリル酸メチル(PMMA)やポリカーボネート(PC)、エポキシ樹脂(EP)などの光透過性樹脂、またはガラスである。
入射領域162は、発光素子140から出射された光の一部を光束制御部材160に入射させる領域である。入射領域162は、発光装置100において発光素子140と対向する光束制御部材160の対向部(出射領域164の反対側に位置する)に形成される。入射領域162は、対向部の一部に配置された第1レンズ領域10と、対向部の残部に配置された第2レンズ領域50とを有する。
第1レンズ領域10は、第1フレネルレンズ部170および屈折部168を有する。第1フレネルレンズ部170は、発光素子140から出射された光の一部を光束制御部材160内に入射させ、入射した光を出射領域に向けて所定の角度で反射させる。第1フレネルレンズ部170は、平面視したときに、半円環形状である。第1フレネルレンズ部170は、同心に配置された平面視形状が円弧状の複数の第1突起172を有する。すなわち、第1フレネルレンズ部170は、同心円状に配置された複数の円環状突起を有する反射型フレネルレンズの一部ともいえる。本明細書では、前記同心円の中心を通り、かつ発光素子140の光軸LAに平行な直線を光束制御部材160の中心軸CAとする。
複数の第1突起172は、それぞれ、発光素子140から出射された光を入射させる入射面である第1傾斜面174と、第1傾斜面174から入射した光を出射領域164に向けて反射させる反射面である第2傾斜面176とを有する。各第1突起172において、第1傾斜面174は内側(中心軸CA側)に位置し、第2傾斜面176は外側(脚部166側)に位置する。また、各第1突起172において、第1傾斜面174と第2傾斜面176とは、連続していてもよいし、不連続であってもよい。前者の場合、第1傾斜面174と第2傾斜面176との間に稜線が形成される。後者の場合、第1傾斜面174と第2傾斜面176との間に別の面が形成される。第1傾斜面174と第2傾斜面176との間に別の面を設け、鋭角部分(稜線部分)を無くすことで、製造性を向上させることができる。
第1傾斜面174の母線(第1突起172の断面(中心軸CAを含む光束制御部材160の断面)における第1傾斜面174)は、直線であってもよいし、曲線であってもよい。発光素子140の光軸LAに対する第1傾斜面174の角度は、第1傾斜面174から入射した光を第2傾斜面176側に屈折させることができれば特に限定されず、発光素子140の大きさや位置などに応じて適宜設定されうる。なお、第1傾斜面174の母線が曲線の場合、「第1傾斜面174の角度」とは、第1傾斜面174の母線の接線の角度をいう。製造性の観点からは、第1傾斜面174は、入射領域162側よりも出射領域164側が発光素子140の光軸LAに近くなるように、発光素子140の光軸LAに対して0〜20°程度傾斜していることが好ましい。光束制御部材160を射出成形する際の金型からの抜き勾配や第1傾斜面174から入射した光の第2傾斜面176への光の伝播効率などを考慮すると、第1傾斜面174は、3〜5°程度傾斜していることがより好ましい。なお、各第1突起172の第1傾斜面174の角度は、同一であってもよいし、異なっていてもよい。
第2傾斜面176の母線(第1突起172の断面(中心軸CAを含む光束制御部材160の断面)における第2傾斜面176)は、直線であってもよいし、曲線であってもよい。発光素子140の光軸LAに対する第2傾斜面176の角度は、第1傾斜面174から入射した光を出射領域164側に所定の角度で反射させることができれば特に限定されず、目的とする配光特性などに応じて適宜設定されうる。なお、第2傾斜面176の母線が曲線の場合、「第2傾斜面176の角度」とは、第2傾斜面176の母線の接線の角度をいう。通常は、出射領域164側よりも入射領域162側が発光素子140の光軸LAに近くなるように、発光素子140の光軸LAに対して20〜60°程度傾斜しており、第1傾斜面174から入射した光を全反射させるように形成されている。各第1突起172の第2傾斜面176の角度は、同一であってもよいし、異なっていてもよい。
屈折部168は、発光素子140と対向する位置に、光束制御部材160の中心軸CAと交わるように形成されている。屈折部168は、発光素子140から出射された光の一部(主として前方方向に出射された、発光素子140の光軸LA近傍の光)を光束制御部材160内に入射させるとともに、入射した光を出射領域164に向けて屈折させる。屈折部168の形状は、特に限定されず、平面、球面または非球面であってもよいし、屈折型フレネルレンズであってもよい。
第2レンズ領域50は、第2フレネルレンズ部180を有する。第2フレネルレンズ部180は、発光素子140から出射された光の他の一部を光束制御部材160内に入射させ、入射した光を出射領域に向けて所定の角度で反射させる。第2フレネルレンズ部180は、平面視したときに、半円環形状である。第2フレネルレンズ部180は、同心に配置された平面視形状が円弧状の複数の第2突起182を有する。すなわち、第2フレネルレンズ部180は、同心円状に配置された複数の円環状突起を有する反射型フレネルレンズの一部ともいえる。ここで、円弧状の第2突起182の中心軸(前記同心円の中心を通り、かつ発光素子140の光軸LAに平行な直線)は、円弧状の第1突起172の中心軸(光束制御部材160の中心軸CA)と合致する。
複数の第2突起182は、それぞれ、発光素子140から出射された光を入射させる入射面である第3傾斜面184と、第3傾斜面184から入射した光を出射領域164に向けて反射させる反射面である第4傾斜面186とを有する。各第2突起182において、第3傾斜面184は内側(中心軸CA側)に位置し、第4傾斜面186は外側(脚部166側)に位置する。また、各第2突起182において、第3傾斜面184と第4傾斜面186とは、連続していてもよいし、不連続であってもよい。前者の場合、第3傾斜面184と第4傾斜面186との間に稜線が形成される。後者の場合、第3傾斜面184と第4傾斜面186との間に別の面が形成される。第3傾斜面184と第4傾斜面186との間に別の面を設け、鋭角部分(稜線部分)を無くすことで、製造性を向上させることができる。
第3傾斜面184の母線(第2突起182の断面(中心軸CAを含む光束制御部材160の断面)における第3傾斜面184)は、直線であってもよいし、曲線であってもよい。発光素子140の光軸LAに対する第3傾斜面184の角度は、第3傾斜面184から入射した光を第4傾斜面186側に屈折させることができれば特に限定されず、発光素子140の大きさや位置などに応じて適宜設定されうる。なお、第3傾斜面184の母線が曲線の場合、「第3傾斜面184の角度」とは、第3傾斜面184の母線の接線の角度をいう。製造性の観点からは、第3傾斜面184は、入射領域162側よりも出射領域164側が発光素子140の光軸LAに近くなるように、発光素子140の光軸LAに対して0〜20°程度傾斜していることが好ましい。光束制御部材160を射出成形する際の金型からの抜き勾配や第3傾斜面184から入射した光の第4傾斜面186への光の伝播効率などを考慮すると、第3傾斜面184は、3〜5°程度傾斜していることがより好ましい。なお、各第2突起182の第3傾斜面184の角度は、同一であってもよいし、異なっていてもよい。
第4傾斜面186の母線(第2突起182の断面(中心軸CAを含む光束制御部材160の断面)における第4傾斜面186)は、直線であってもよいし、曲線であってもよい。発光素子140の光軸LAに対する第4傾斜面186の角度は、第3傾斜面184から入射した光を出射領域164側に所定の角度で反射させることができれば特に限定されず、目的とする配光特性などに応じて適宜設定されうる。なお、第4傾斜面186の母線が曲線の場合、「第4傾斜面186の角度」とは、第4傾斜面186の母線の接線の角度をいう。通常は、出射領域164側よりも入射領域162側が発光素子140の光軸LAに近くなるように、発光素子140の光軸LAに対して20〜60°程度傾斜しており、第3傾斜面184から入射した光を全反射させるように形成されている。各第2突起182の第4傾斜面186の角度は、同一であってもよいし、異なっていてもよい。
出射領域164は、入射領域162から入射した光を出射させる領域である。出射領域164は、発光素子140とは反対側の、被照射面側に形成された平面である。本実施の形態において、出射領域164は、発光素子140の光軸LAと直交するように形成されている。
脚部166は、光束制御部材160を発光素子140に対して位置決めする部材である。脚部166は、光束制御部材160の外周部に位置し、略円筒形状に形成されている。脚部166は、入射領域162および出射領域164が形成された円形の板状部を支持すると共に、入射領域162に入射しなかった発光素子140からの光を外部に透過させる。脚部166の下端部には、基板に対する設置面積を広くする設置部167が設けられている(図3参照)。設置部167は、脚部166の下端から径方向に延在した環状板である。
図4は、実施の形態1の発光装置の光路図である。第1フレネルレンズ部170(第1レンズ領域10)および第2フレネルレンズ部180(第2レンズ領域50)に入射した光は、いずれも発光素子140の光軸LAに近づく方向または交わる方向に光路変換され、出射領域164から出射される。図4は、第1フレネルレンズ部170(第1レンズ領域10)および第2フレネルレンズ部180(第2レンズ領域50)のそれぞれにおいて、光軸LAに対して同一角度θで出射された光R10およびR20が、光束制御部材160によってどのように光路変換されるかを示している。
発光素子140から角度θで出射され、第2フレネルレンズ部180を介して出射領域164から出射された光R21の入射光R20に対する光路変換角度θ2は、発光素子140から同一角度θで出射され、第1フレネルレンズ部170を介して出射領域164から出射された光R11の入射光R10に対する光路変換角度θ1よりも大きい。θ2をθ1より大きくする方法は、特に限定されない。たとえば、第1傾斜面174の発光素子140の光軸LAに対する角度と、第3傾斜面184の発光素子140の光軸LAに対する角度を同じ角度にし、かつ第2傾斜面176の発光素子140の光軸LAに対する角度を、第4傾斜面186の発光素子140の光軸LAに対する角度よりも大きくすればよい。また、第1傾斜面174の発光素子140の光軸LAに対する角度と第3傾斜面184の発光素子140の光軸LAに対する角度を同じ角度にしなくても、第1傾斜面174の発光素子140の光軸LAに対する角度と第2傾斜面176の発光素子140の光軸LAに対する角度、および第3傾斜面184の発光素子140の光軸LAに対する角度と第4傾斜面186の発光素子140の光軸LAに対する角度を適宜調整することで、θ2をθ1より大きくすることができる。最も内側の第1突起172には、外側の第1突起172に比べて、発光素子140の出射光の配光特性において高い光度が得られる方向に出射された光が入射する。同様に、最も内側の第2突起182には、外側の第2突起182に比べて、発光素子140の出射光の配光特性において高い光度が得られる方向に出射された光が入射する。発光素子140から角度θで出射された光が、最も内側の第1突起172および最も内側の第2突起182にそれぞれ入射する場合、第1フレネルレンズ部170および第2フレネルレンズ部180に入射する光のうち、少なくとも高光度の光がθ2>θ1を満たすように、第1突起172および第2突起182が形成されている。
[照明装置の構成]
次に、実施の形態1の発光装置100を有する実施の形態1の照明装置190について説明する。
図5は、実施の形態1の照明装置190の構成を示す図である。図5Aは、照明装置190の側面図であり、図5Bは、照明装置190の平面図である。図5に示されるように、照明装置190は、複数の発光装置100と、平面状の被照射面192とを有する。前述したように、発光装置100は、光束制御部材160および発光素子140を含む。
複数の発光装置100は、それぞれ、発光素子140の光軸LAと被照射面192とが鋭角θ3に交わり、かつ第1レンズ領域10よりも第2レンズ領域50が被照射面192に近くなるように配置されている。具体的には、発光装置100は、被照射面192の一対の長辺の直上に、それぞれ一定間隔で配置される。各発光装置100は、被照射面192から所定の高さとなるように、かつ被照射面192および発光素子140の光軸LAが45°で交わるように、図外の支持部材によって支持される。なお、被照射面192と、発光素子140の光軸LAとが交わる角度θ3は、特に限定されず、0°超かつ90°未満であって、被照射面192の照度の均一性が高くなるような角度に調整される。
[効果]
実施の形態1の光束制御部材160では、第1レンズ領域10(第1フレネルレンズ部170および屈折部168)と第2レンズ領域50(第2フレネルレンズ部180)の形状が非対称であるため、それぞれを介して出射された光の発光素子140の光軸LAに対する角度が互いに異なる(図4参照)。実施の形態1の光束制御部材160を有する発光装置100は、被照射面192に対して斜めに配置された場合に、被照射面側(下側)に配置される第2レンズ領域50を通過する光の光路変換角度θ2が、反被照射面側(上側)に配置される第1レンズ領域10を通過する光の光路変換角度θ1よりも大きいため、被照射面192の発光装置100近傍の領域に高光度の光を到達させずに、被照射面192を均一に効率よく照らすことができる。
また、実施の形態1の光束制御部材160では、光の配光を制御するための第1フレネルレンズ部170および第2フレネルレンズ部180の突起(第1突起172および第2突起182)が円弧状に形成されているため、発光素子140の光軸LAに対して大きな角度で出射された光が適度に集光される。このため、実施の形態1の光束制御部材160を有する発光装置100は、被照射面192をより均一に効率よく照射することができる。
図6は、従来の光束制御部材の構成を示す図である。図6Aおよび図6Bは、入射領域にフレネル構造を有していない光束制御部材(保護カバー)の構成を示す図である。図6Cおよび図6Dは、入射領域に回転対称(円対称)のフレネル構造を有する光束制御部材の構成を示す図である。図6Aおよび図6Cは、断面図であり、図6Bおよび図6Dは、底面図である。図6Aおよび図6Bに示される従来の光束制御部材は、入射領域にフレネル構造を有しておらず、発光素子から出射された光を被照射面に効率よく照射することができない。また、図6Cおよび図6Dに示される従来の光束制御部材は、フレネル構造の形状が回転対称であるため、発光装置を被照射面に対して斜めに配置した場合に、被照射面を均一に照射することができない。一方、実施の形態1の光束制御部材160では、被照射面側(下側)および反被照射面側(上側)でフレネル構造の形状が非対称であるため、被照射面192を均一に効率よく照射することができる。
(実施の形態2)
実施の形態2では、第1レンズ領域が第1フレネルレンズ部および屈折部を有し、第2レンズ領域が第2フレネルレンズ部を有し、かつ第1フレネルレンズ部と第2フレネルレンズ部とが離間している光束制御部材について説明する。
本発明の実施の形態2の照明装置および発光装置は、実施の形態1の光束制御部材160の代わりに実施の形態2の光束制御部材260を有する点において、実施の形態1の照明装置190および発光装置100と異なる。そこで、本実施の形態では、実施の形態2の光束制御部材260についてのみ説明する。
[光束制御部材の構成]
図7は、実施の形態2の光束制御部材260の構成を示す図である。図7Aは、光束制御部材260の平面図であり、図7Bは、光束制御部材260の底面図であり、図7Cは、図7Aおよび図7BにおけるB−B線の断面図であり、図7Dは、図7Aおよび図7BにおけるC−C線の断面図である。なお、実施の形態1の光束制御部材160と同一の構成要素については、同一の符号を付してその説明を省略する。
図7A〜Dに示されるように、光束制御部材260は、入射領域262と、出射領域164と、脚部166とを有する。
入射領域262は、第1レンズ領域20と、第2レンズ領域60とを有する。第1レンズ領域20は、平面視したときに、半円状の領域であり、第1フレネルレンズ部270および屈折部168を有する。第2レンズ領域60は、平面視したときに、半円状の領域であり、第2フレネルレンズ部280を有する。図7Bに示されるように、第1フレネルレンズ部270と、第2フレネルレンズ部280とは、離間している。
第1フレネルレンズ部270および第2フレネルレンズ部280が離間することにより生じる間隙282の形状は、第1フレネルレンズ部270と、第2フレネルレンズ部280とが連続しないように配置されていれば特に限定されない。たとえば、図7Bに示されるように、第1フレネルレンズ部270および第2フレネルレンズ部280の中心角を、それぞれ180°未満とすることで構成してもよい。なお、間隙282は、平面状に形成される。このとき、間隙282の中心角は、10〜60°(例えば30°)であることが好ましい。この場合、第1フレネルレンズ部270および第2フレネルレンズ部280の中心角を、それぞれ170〜120°(例えば150°)とすればよい。図7Bでは、第1フレネルレンズ部270の端部および第2フレネルレンズ部280の端部の間の角度が30°の光束制御部材260を図示している。また、間隙282の形状は、図8に示される形状であってもよい。
なお、本実施の形態では、間隙282の形状が、図7BのC−C線に対して対称である場合について示したが、間隙282の形状は、C−C線に対して非対称であってもよい。
[照度分布シミュレーション]
図7に示される実施の形態2の光束制御部材260を有する発光装置200について、被照射面における照度分布をシミュレーションした。また、比較のため、従来技術を模した光束制御部材(短軸方向の断面形状がいずれの点においても図7Dの断面であり、複数の第1突起および複数の第2突起が互いに平行である光束制御部材)を有する発光装置についても、被照射面192の照度分布をシミュレーションした。いずれの発光装置も、図5Aに示されるように、発光素子140の光軸LAと被照射面との角度が45°となるように、被照射面から220mmの高さに設置したものと仮定した。
図9Aは、照度の測定場所を説明するための平面模式図である。図9Aに示されるように、発光装置200の直下の点と、発光素子140の光軸LAおよび被照射面の交点とを通る直線(Y軸)において、発光装置200の直下の点から450mmの点を基準位置とした。基準位置を中心として、X軸方向およびY軸方向に±800mmの範囲内で照度をシミュレーションした。
図9Bは、実施の形態2の光束制御部材260を有する発光装置200のシミュレーション結果であり、図9Cは、従来技術を模した光束制御部材を有する発光装置のシミュレーション結果である。
図9Bおよび図9Cにおいて、X軸方向の照度分布(破線)を比較してみると、従来技術を模した光束制御部材に比べて、実施の形態2の光束制御部材260の方が、光を集光していることがわかる(ピーク幅が狭くなっている)。一方、Y軸方向の照度分布(実線)を比較してみると、従来技術を模した光束制御部材に比べて、実施の形態2の光束制御部材260の方が、基準位置の照度が高くなっていることがわかる。また、Y軸方向の照度分布の比較において、従来技術を模した光束制御部材に比べて、実施の形態2の光束制御部材260の方が、分布曲線の裾野の幅が広がっており、所定の照度値の得られる範囲がY軸方向に広がっていることがわかる。たとえば、約35lux以上が得られる範囲を比較すると、従来技術を模した光束制御部材では−500mmから0mmの範囲であるが、実施の形態2の光束制御部材260では−500mmから+100mmの範囲である。
これらの結果から、本発明の光束制御部材は、X軸方向の出射光の拡がりをある程度抑制するとともに、被照射面の発光装置近傍の領域に向かう光を発光装置から遠い位置に向かわせることで、発光装置近傍における明部の発生および発光装置から遠い位置における暗部の発生を抑制できることがわかる。
[効果]
実施の形態2の光束制御部材260を有する発光装置200は、実施の形態1の発光装置100の効果に加え、間隙282から入射した光が集光されないため、発光装置200の側方方向にも適度に光を拡げ、被照射面192をより均一に照らすことができる。
(実施の形態3)
実施の形態3では、第1レンズ領域が屈折部および第1突起を有し、第2レンズ領域が第2フレネルレンズ部を有する光束制御部材について説明する。
本発明の実施の形態3の照明装置および発光装置は、実施の形態1の光束制御部材160の代わりに実施の形態3の光束制御部材360を有する点において、実施の形態1の照明装置190および発光装置100と異なる。そこで、本実施の形態では、実施の形態3の光束制御部材360についてのみ説明する。
[光束制御部材の構成]
図10は、実施の形態3の光束制御部材360の構成を示す図である。図10Aは、光束制御部材360の平面図であり、図10Bは、光束制御部材360の底面図であり、図10Cは、図10AにおけるE−E線の断面図であり、図10Dは、図10Aおよび図10BにおけるF−F線の断面図である。なお、実施の形態1の光束制御部材160と同一の構成要素については、同一の符号を付してその説明を省略する。
図10A〜Dに示されるように、光束制御部材360は、入射領域362と、出射領域164と、脚部366とを有する。
入射領域362は、第1レンズ領域30および第2レンズ領域70を有する。第1レンズ領域30は、屈折部268および屈折部268の外側に配置された第1突起370を有する。
屈折部268は、発光素子140から出射された光の一部を光束制御部材360内に入射させると共に、入射した光を出射領域164に向けて所定の角度で屈折させる。屈折部268は、平面視したときに、中心角が180°の扇形(半円)の形状である。屈折部268における光束制御部材360の厚みは、発光素子140の光軸LAから離れるにつれて漸減している。すなわち、屈折部268は、円錐面の一部ともいえる。屈折部268の母線(屈折部268の断面(中心軸CAを含む光束制御部材360の断面)は、直線である。
第1突起370は、発光素子140から光軸LAに対して大きい角度で出射される光を光束制御部材360内に入射させ、入射した光を出射領域164に向けて所定の角度で反射させる。第1突起370は、発光素子140から出射された光を入射させる入射面である第1傾斜面374と、第1傾斜面374から入射した光を出射領域164に向けて反射させる反射面である第2傾斜面376とを有する。第1突起370において、第1傾斜面374は内側(中心軸CA側)に位置し、第2傾斜面376は外側(脚部366側)に位置する。また、第1突起370において、第1傾斜面374と第2傾斜面376とは、連続していてもよいし、不連続であってもよい。前者の場合、第1傾斜面374と第2傾斜面376との間に稜線が形成される。後者の場合、第1傾斜面374と第2傾斜面376との間に別の面が形成される。第1傾斜面374と第2傾斜面376との間に別の面を設け、鋭角部分(稜線部分)を無くすことで、製造性を向上させることができる。なお、実施の形態3では、第1突起370が1つのものを示しているが、第1突起370が複数形成されていてもよい。これにより、被照射面に向かう光を増やすことができる。
第2レンズ領域70は、第2フレネルレンズ部280を有する。なお、第2フレネルレンズ部280の中心部に、屈折面269が形成されていてもよい。屈折面269は、平面視したときに、中心角が180°の扇形(半円)の形状である。屈折面269における光束制御部材360の厚みは、発光素子140の光軸LAから離れるにつれて漸減している。すなわち、屈折面269は、円錐面の一部ともいえる。屈折面269の母線(屈折面269の断面(中心軸CAを含む光束制御部材360の断面)は、直線である。
脚部366には、設置部167の裏面に光束制御部材360を設置する向きを決める突起169が形成されている。
図11は、実施の形態3の発光装置の光路図である。図11Aは、発光素子140から光軸LAに対して小さい角度(角度θ’)で出射された光の光路図であり、図11Bは、発光素子140から光軸LAに対して大きい角度(角度θ”)で出射された光の光路図である。
図11Aは、発光素子140から同一角度θ’で出射され、屈折部268または第2フレネルレンズ部280に入射する光R30およびR40が、光束制御部材360によってどのように光路変換されるかを示している。図11Bは、発光素子140から角度θ”で出射され、第1突起370または第2フレネルレンズ部280に入射する光R50およびR60が、光束制御部材360によってどのように光路変換されるかを示している。
図11Aに示されるように、発光素子140から角度θ’で出射され、第2フレネルレンズ部280を介して出射領域164から出射された光R41の入射光R40に対する光路変換角度θ4は、発光素子140から角度θ’で出射され、屈折部268を介して出射領域164から出射された光R31の入射光R30に対する光路変換角度θ3よりも大きい。全反射を利用した光路変換は、屈折による光路変換よりも光路変換角度を大きくすることができる。そのため、発光素子140から被照射面外へ向かう方向へ出射する光を大きく角度変換して被照射面内に向かわせるようにするための第2フレネルレンズ部280には、内部入射する光を全反射させる傾斜面(第4傾斜面)が必須である。一方、第1レンズ領域30は、被照射面内において発光装置100の近傍領域から離間する領域へ向かう光とする程度の角度変換で十分であるため、全反射させるための傾斜面は必須ではない。第2フレネルレンズ部280における複数の第2突起の入射傾斜面(第3傾斜面)、全反射傾斜面(第4傾斜面)および第1レンズ領域30の屈折部268の傾斜角度を調整することにより、θ4>θ3となるように調整すればよい。
また、図11Bに示されるように、発光素子140から角度θ”で出射され、第2フレネルレンズ部280を介して出射領域164から出射された光R61の入射光R60に対する光路変換角度θ6は、発光素子140から角度θ”で出射され、第1突起370を介して出射領域164から出射された光R51の入射光R50に対する光路変換角度θ5よりも大きい。θ6をθ5より大きくする方法は、実施の形態1の光束制御部材160と同じである。
[効果]
実施の形態3の光束制御部材360を有する発光装置は、実施の形態1の発光装置100と同じ効果を有する。
本発明の光束制御部材、発光装置および照明装置は、平面形状の被照射面に発光素子から出射された光を均一かつ効率的に照射することができる。本発明の発光装置および照明装置は、例えば、植物栽培用の照明やタスクライト(卓上照明)、読書灯などとして有用である。
10、20、30 第1レンズ領域
50、60、70 第2レンズ領域
100、200 発光装置
120 基板
140 発光素子
160、260、360 光束制御部材
162、262、362 入射領域
164 出射領域
166、366 脚部
167 設置部
168、268 屈折部
169 突起
170、270 第1フレネルレンズ部
172、370 第1突起
174、374 第1傾斜面
176、376 第2傾斜面
180、280 第2フレネルレンズ部
182 第2突起
184 第3傾斜面
186 第4傾斜面
190 照明装置
192 被照射面
269 屈折面
282 間隙
CA 中心軸
LA 光軸

Claims (8)

  1. 発光素子から出射された光の配光を制御する光束制御部材であって、
    発光素子から出射された光を入射させる入射領域と、
    前記入射領域から入射した光を出射させる出射領域と、を有し、
    前記入射領域は、
    前記発光素子から出射された光の一部を入射させる第1傾斜面および前記第1傾斜面から入射した光を前記出射領域に向けて反射させる第2傾斜面を有する平面視形状が円弧状の複数の第1突起が同心に配置された第1フレネルレンズ部を有するか、または前記発光素子から出射された光の一部を前記出射領域に向けて屈折させる平面視形状が扇形の屈折部を有する第1レンズ領域と、
    前記発光素子から出射された光の他の一部を入射させる第3傾斜面および前記第3傾斜面から入射した光を前記出射領域に向けて反射させる第4傾斜面を有する平面視形状が円弧状の複数の第2突起が同心に配置された第2フレネルレンズ部を有する第2レンズ領域と、
    を含み、
    前記発光素子からその光軸に対して角度θで出射され、前記第2フレネルレンズ部を介して前記出射領域から出射された光の、前記発光素子から出射された光に対する光路変換角度は、前記発光素子からその光軸に対して前記角度θで出射され、前記第1フレネルレンズ部または前記屈折部を介して前記出射領域から出射された光の、前記発光素子から出射された光に対する光路変換角度よりも大きく、
    前記発光素子からその光軸に対して角度θで出射され、前記第2フレネルレンズ部を介して前記出射領域から出射される光と、前記発光素子からその光軸に対して前記角度θで出射され、前記第1フレネルレンズ部または前記屈折部を介して前記出射領域から出射される光は、いずれも前記光軸に近づく方向または交わる方向に光路変換される、
    光束制御部材。
  2. 前記第1レンズ領域は、前記屈折部および前記屈折部の外側に配置された前記第1突起を有する、請求項1に記載の光束制御部材。
  3. 前記第1レンズ領域は、前記第1フレネルレンズ部を有する、請求項1に記載の光束制御部材。
  4. 前記第1傾斜面および前記第3傾斜面は、入射する光をそれぞれ前記第2傾斜面および前記第4傾斜面に向かうように屈折可能な角度に形成されており、
    前記第2傾斜面の前記発光素子の光軸に対する角度は、前記第4傾斜面の前記発光素子の光軸に対する角度より大きい、
    請求項3に記載の光束制御部材。
  5. 前記第1フレネルレンズ部と、前記第2フレネルレンズ部とは、離間している、請求項3に記載の光束制御部材。
  6. 前記第1レンズ領域は、前記屈折部を有し、
    前記屈折部における前記光束制御部材の厚みは、前記発光素子の光軸から離れるにつれて漸減する、請求項1に記載の光束制御部材。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の光束制御部材と、発光素子とを有し、
    前記発光素子の光軸と、前記光束制御部材の中心軸とは、合致している、
    発光装置。
  8. 請求項7に記載の発光装置と、平面状の被照射面と、を有し、
    前記発光装置は、前記発光素子の光軸と前記被照射面とが鋭角に交わり、かつ前記第1レンズ領域よりも前記第2レンズ領域が前記被照射面に近くなるように配置されている、
    照明装置。
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