JP6090689B2 - 表示装置、およびプログラム - Google Patents

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本発明は、メッセージ表示装置、制御方法、およびプログラムに関する。
電子メール、電子掲示板、チャット等において入力されたメッセージを、複数のユーザ端末がインターネット等のネットワークを介して送受信して表示するアプリケーションが提供されている(チャットアプリケーションとして、例えば、特許文献1参照)。このようなアプリケーションを備えるユーザ端末がメッセージを受信すると、例えば、メッセージを入力したユーザを識別するユーザ名や入力されたメッセージ等の情報を、送信日時または受信日時に基づいて時系列に並べ、ユーザが一覧できるように表示する。複数のメッセージが一画面に表示しきれない場合は、スクロール表示させることができる。
特許第4782822号公報
しかしながら、蓄積されたメッセージの量が増えてくると、メッセージのスクロール量が増える。このとき、蓄積された複数のメッセージのうちいずれかのメッセージをユーザがもう一度見たい場合、自分が見たい箇所に移動するために何度もスクロール操作を行わなければならなかったり、自分が見たい箇所を通り過ぎてしまったりすることにより、効率良く操作できないことがある。そこで、このようにスクロール表示する複数のメッセージのうち、ユーザが見たいメッセージの箇所に移動する操作を、より簡単に、効率良く行わせることが望ましい。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたもので、複数のメッセージのうち、表示部に表示させるメッセージを特定するメッセージ表示装置、制御方法、およびプログラムを提供する。
上述した課題を解決するために、本発明の一態様は、日時情報が対応付けられた複数のメッセージを、日時情報に基づいて時系列に並べたうちの一部を表示部(110)に表示させるメッセージ表示制御部(152)と、所定のスクロール方向に沿ったスクロール操作に応じて、表示部に表示させるメッセージを特定するスクロール指示部(156)と、互いに異なる日付を示す複数の日付操作子(E9)を時系列に連結させて表示部に表示させる日付操作子表示制御部(153)と、日付操作子に対する操作に応じて、表示部に表示させるメッセージを特定する日付指示部(157)と、を備えることを特徴とするメッセージ表示装置(100)である。
また、本発明の一態様は、日付操作子表示制御部が、複数のメッセージに対応付けられた日時情報に対応する複数の日付操作子を時系列に連結させて表示部に表示させることを特徴とする。
また、本発明の一態様は、日付指示部が、操作が行われた日付操作子が示す日付に対応する日時情報が対応付けられた複数のメッセージのうち、最初のメッセージを表示部に表示させるメッセージとして特定することを特徴とする。
また、本発明の一態様は、日付操作子表示制御部が、日付を示す日付情報の一部を日付操作子に表示させ、所定の操作に応じて、日付情報の全部(E14)を表示部に表示させることを特徴とする。
また、本発明の一態様は、日付操作子表示制御部が、スクロール指示部によって特定されたメッセージに対応付けられた日付を示す日付操作子の表示態様を、他の日付を示す日付操作子の表示態様と異ならせるように表示させることを特徴とする。
また、本発明の一態様は、日付操作子表示制御部が、スクロール方向と直交する方向に、複数の日付操作子を連結させて表示部に表示させることを特徴とする。
また、本発明の一態様は、日時情報が対応付けられた複数のメッセージを、日時情報に基づいて時系列に並べたうちの一部を表示部に表示させるステップと、互いに異なる日付を示す複数の日付操作子を時系列に連結させて表示部に表示させるステップと、所定のスクロール方向に沿ったスクロール操作に応じて、表示部に表示させるメッセージを特定するステップと、日付操作子に対する操作に応じて、表示部に表示させるメッセージを特定するステップと、を備えることを特徴とするメッセージ表示装置の制御方法である。
また、本発明の一態様は、メッセージ表示装置のコンピュータに、日時情報が対応付けられた複数のメッセージを、日時情報に基づいて時系列に並べたうちの一部を表示部に表示させるステップと、互いに異なる日付を示す複数の日付操作子を時系列に連結させて表示部に表示させるステップと、所定のスクロール方向に沿ったスクロール操作に応じて、表示部に表示させるメッセージを特定するステップと、日付操作子に対する操作に応じて、表示部に表示させるメッセージを特定するステップと、を実行させるプログラムである。
以上説明したように、本発明によれば、メッセージ表示装置が、日時情報が対応付けられた複数のメッセージを、日時情報に基づいて時系列に並べたうちの一部を表示部に表示させ、互いに日付を示す複数の日付操作子を時系列に連結させて表示部に表示させ、所定のスクロール方向に沿ったスクロール操作に応じて、表示部に表示させるメッセージを特定し、日付操作子に対する操作に応じて、表示部に表示させるメッセージを特定するようにしたので、複数のメッセージのうち、表示部に表示させるメッセージを特定することができる。
本発明の第1の実施形態によるメッセージ表示システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態によるユーザ端末が生成する画面情報の例を説明する図である。 本発明の第1の実施形態による表示部が表示する画面の例を示す図である。 本発明の第1の実施形態によるユーザ情報の例を示す図である。 本発明の第1の実施形態によるグループ情報の例を示す図である。 本発明の第1の実施形態によるメッセージ情報の例を示す図である。 本発明の第1の実施形態によるユーザ端末の動作例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態によるインジケータの例を示す図である。 本発明の第4の実施形態により表示部に表示させる日付情報の第1の例を示す図である。 本発明の第4の実施形態により表示部に表示させる日付情報の第2の例を示す図である。 本発明の第4の実施形態により表示部に表示させる日付情報の第3の例を示す図である。 本発明の第4の実施形態により表示部に表示させる日付情報の第4の例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
<第1の実施形態>
まず、本発明の第1の実施形態について説明する。図1は、本実施形態によるメッセージ表示システム1の構成を示すブロック図である。メッセージ表示システム1は、複数のユーザ端末100−N(Nは正の整数。ユーザ端末100−1、ユーザ端末100−2、ユーザ端末100−3、・・・)と、サーバ装置200とのコンピュータ装置を備えており、これらのコンピュータ装置はネットワーク5を介して接続されている。ここで、複数のユーザ端末100−Nは同様の構成であるので、特に区別しない場合には、「−1」、「−2」等の記載を省略してユーザ端末100として説明する。ここでは3台のユーザ端末100を明示して説明するが、メッセージ表示システム1は、4台以上の任意の台数のユーザ端末100を備えていてもよい。
メッセージ表示システム1は、複数のユーザ端末100間でメッセージを送受信することによりユーザ間のコミュニケーションを支援する。メッセージ表示システム1としては、例えば、電子メール、電子掲示板、タイムライン、ミニブログ(マイクロブログ、つぶやきブログ)、チャット等のアプリケーションにより複数のユーザ端末100間で日時情報が対応付けられたメッセージを送受信して日時情報に基づいて時系列に並べて表示するコンピュータシステムが適用できる。本実施形態では、チャットアプリケーションにより送受信された複数のメッセージをユーザ端末100が表示する例を説明する。ここでは、ユーザ端末100−1のユーザを識別するユーザID(Identifier)をユーザAとし、ユーザ端末100−2のユーザを識別するユーザIDをユーザBとし、ユーザ端末100−3のユーザを識別するユーザIDをユーザCとして説明する。
まず、本実施形態の概要を説明する。複数のユーザ間でチャットを行う場合、ユーザ端末100は、自身のユーザである自ユーザからの操作に応じて他のユーザ端末100に送信したメッセージと、相手側のユーザである他ユーザのユーザ端末100から送信されたメッセージとを記憶する。ユーザ端末100は、記憶した複数のメッセージを、そのメッセージの送信日時または受信日時に基づいて時系列に並べた画面情報を生成し、ユーザが一覧できるように表示する。このとき、ユーザ端末100は、メッセージが一画面に表示しきれなければ、そのメッセージを時系列に並べたうちの一部を表示し、メッセージのスクロール制御を行う。図2は、本実施形態によるユーザ端末100が生成する画面情報の例を説明する図である。符号144aは、特定の他ユーザとの間で送受信したメッセージを時系列に基づいて降順に並べた画面情報の例である。ユーザ端末100は、このような画面情報144aを生成するとともに、画面情報144aの全てを一画面に表示しきれなければ、画面情報144aのうち、表示部に表示させる部分を特定する。例えば、ユーザ端末100は、画面情報144aのうち符号144bに示す部分を、表示部に表示させる部分として特定する。
図3は、ユーザ端末100が生成した画面情報144aのうち、表示部に表示させる部分として特定した部分144bを表示する画面の例を示す図である。符号110aは、ユーザ端末100が表示部に表示させる画面の例である。ユーザ端末100は、例えばタッチパネルである画面の任意の箇所において行われるスクロール操作に応じて、メッセージを上下にスクロール表示させる。ただしこの場合、メッセージが大量であると、蓄積された複数のメッセージのうちいずれかのメッセージをユーザがもう一度見たい場合、通常のスクロール操作だけでは、画面情報144aの全体のうち、ユーザが見たい箇所に簡単に移動することが困難である場合がある。そこで、ユーザ端末100は、符号110dの領域に、互いに異なる日付を示す複数の日付操作子(ソフトウェアボタン)E9を時系列に連結させたインジケータE8を表示する。
この日付操作子E9が押下されると、ユーザ端末100は、画面情報144aのうち、押下された日付操作子E9が示す日付が対応付けられたメッセージが含まれる箇所を表示部に表示する。これにより、ユーザは、表示されるメッセージを従来通りのスクロール操作によってスクロールさせて移動させることに加えて、日付操作子E9を選択することによりメッセージの表示箇所を移動させることができる。このため、例えば、ユーザは、もう一度見たいメッセージがいつ頃のメッセージであるかを漠然とでも覚えていれば、その日付周辺のメッセージの箇所に即時に移動させることができる。あるいは、インジケータE8上のスライド操作に応じて、押下されている日付操作子E9が示す日付に応じたメッセージが次々に表示されるようにすれば、効率よくもう一度見たいメッセージの箇所をみつけることができる。このような日付操作子E9によりメッセージの表示を制御する実施形態について、以下詳細に説明する。
図1に戻り、ネットワーク5は、インターネット、WAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)、専用回線、またはこれらの組み合わせによって構成される情報通信ネットワークである。
ユーザ端末100は、ユーザが利用するコンピュータ装置であり、サーバ装置200を介して他のユーザ端末100との間で送受信したメッセージを表示するメッセージ表示装置である。ユーザ端末100としては、例えばPC(Personal Computer)、タブレットPC、スマートフォン、ゲーム機器等の、表示デバイスを具備し情報通信ネットワークに接続可能な装置が適用できる。ここでは、ユーザ端末100はスマートフォンであるとして説明する。ユーザ端末100は、表示部110と、入力部120と、通信部130と、記憶部140と、制御部150とを備えている。複数のユーザ端末100−Nは、同様の各部を備えるものとする。
表示部110は、画像や文字等の情報を表示する表示デバイスである。表示部110の情報を表示する領域を画面といい、表示部110の画面に表示される情報を画面情報という。上述したように、図2に示した画面情報144aのうち、画面に表示すると特定されたメッセージを含む部分を、図3に示したように表示部110に表示させる。図3を参照して、表示部110に表示される情報を詳細に説明する。ここでは、ユーザ端末100−1が表示するユーザAとユーザBとのチャット画面の例を示している。チャットを行うユーザの単位をグループという。このチャット画面はユーザAとユーザBとの2人が属するグループのチャット画面であり、自ユーザはユーザAであり、他ユーザはユーザBである。符号110bの領域には、グループの名称が表示される。ここでは、ユーザBのユーザ名を「田中B子」とし、チャット相手のユーザ名がグループ名として表示されている例を示している。なお、ユーザBのユーザ端末100−2において同一のグループのチャット画面を表示させる場合、グループの名称は、チャット相手であるユーザAのユーザ名がグループ名として表示される。
符号110cの領域には、そのグループにおいて送受信したメッセージが、そのメッセージが送受信された日時に基づいて降順に表示されるように表示コンポーネントが配置される。日付ラベルE1には、メッセージが送受信された日付が表示される。同一の日付のメッセージが複数ある場合には、日付ラベルE1は、その複数のメッセージのうち、最も古い日時を示す日時情報が対応付けられたメッセージの上部に表示される。すなわちメッセージは日付毎に日付ラベルE1により区切られて表示される。アイコンE2は、他ユーザを示すアイコンである。アイコンは、例えば他ユーザによって予め登録された画像でもよいし、メッセージ表示システム1が予め用意した画像でもよい。ユーザ名ラベルE3には、アイコンE2に対応するユーザのユーザ名が表示される。
吹き出しE4には、他ユーザから送信されたメッセージが表示される。時間ラベルE5には、吹き出しE4に表示されたメッセージを受信した時間が表示される。ここでは、他ユーザのメッセージが左側からの吹き出しに表示され、自ユーザのメッセージが右側からの吹き出しに表示されている。吹き出しE6には、自ユーザが送信したメッセージが表示される。時間ラベルE7には、吹き出しE6に表示されたメッセージを送信した時間が表示される。
ここでは、表示部110はタッチパネルであり、符号110cの領域の任意の箇所におけるスクロール操作(スライド操作)に応じてメッセージがスクロール表示される。例えば、符号110fの領域においてタッチパネルに対する上下方向のスクロール操作が行われると、メッセージがスクロール表示される。すなわち、例えば上方向のスクロール操作が行われると、吹き出しE4が表示されている領域に、吹き出しE4のメッセージよりも新しい日時のメッセージが表示される吹き出し(例えば、吹き出しE6)を表示するようにスクロール表示される。一方、下方向のスクロール操作が行われると、吹き出しE4が表示されている領域に、吹き出しE4のメッセージよりも古い日時のメッセージが表示される吹き出しを表示するようにスクロール表示される。
符号110dの領域には、符号110cの領域に表示するメッセージを特定するための表示コンポーネントが配置される。インジケータE8は、互いに異なる日付を示す複数の日付操作子(ソフトウェアボタン)E9が時系列に連結された表示コンポーネントである。ここでは、日付操作子E9には、左方向にいくほど古い日付を表示させ、右方向にいくほど新しい日付が表示される。またここでは、全ての日付でなく、メッセージが存在する日付を示す日付操作子E9のみが表示されている。「メッセージが存在する日付」とは、ユーザ端末100において記憶されたメッセージであって、1回でもメッセージを送信か受信したことのある日付のことである。
このインジケータE8を構成する複数の日付操作子E9のうちのいずれかが押下されると、その日付に対応するメッセージが符号110cの領域に表示される。例えば、「3」の日付を示す日付操作子E9が押下されると、9月3日のメッセージが符号110cの領域に表示される。矢印操作子(アロー)E10は、インジケータE8に対応する左方向の操作子である。この矢印操作子E10が押下されると、インジケータE8を構成する日付操作子E9が一単位左方向に移動される。移動量は、例えば一日でもよいし、インジケータE8に表示する全ての日付を入れ替えてもよい。矢印操作子E11は、インジケータE8に対応する右方向の操作子である。この矢印操作子E11が押下されると、インジケータE8を構成する日付操作子E9が一単位右方向に移動される。
符号110eの領域には、他のユーザ端末100にメッセージを送信するための表示コンポーネントが表示される。テキストボックスE12には、ユーザから入力されるメッセージが表示される。送信ボタンE13は、テキストボックスE12に入力されたメッセージを他のユーザに送信するための操作子である。
図1に戻り、入力部120は、ユーザからの操作に応じて入力信号を生成する入力デバイスである。入力部120には、例えば、キーボードやボタン、タッチパネル等が適用できる。本実施形態では、入力部120と表示部110とは一体に構成されてユーザからの操作入力を受け付けるタッチパネルを適用した例を説明する。
通信部130は、ネットワーク5を介してサーバ装置200と通信する。
記憶部140は、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)等の記録媒体またはこれらの組合せを用いて構成され、ユーザ端末100が備える各部を制御するためのプログラムや各種情報を記憶する。また、記憶部140は、ユーザ端末100に装着するメモリカードであってもよい。記憶部140は、ユーザ情報記憶部141と、グループ情報記憶部142と、メッセージ情報記憶部143と、画面情報記憶部144とを備えている。
ユーザ情報記憶部141は、チャットを行うユーザに関するユーザ情報を記憶する。図4は、ユーザ情報記憶部141に記憶されるユーザ情報の例を示す図である。ユーザ情報には、ユーザIDと、ユーザ名とを対応付けた情報が含まれる。ユーザIDは、ユーザを識別する情報である。ユーザ名は、そのユーザの名称である。チャット相手のユーザ情報は、それぞれのユーザ端末100−Nでそのユーザ自身で登録したものである。このチャット相手のユーザ情報は、事後的に自ユーザのユーザ端末100で修正できるようにしてもよい。
グループ情報記憶部142は、チャットを行うユーザのグループに関する情報を記憶する。図5は、グループ情報記憶部142に記憶されるグループ情報の例を示す図である。ひとつのグループには2以上のユーザが属する。例えば、ユーザAとユーザBとがチャットを行う場合、ユーザAとユーザBとが属するグループに関するグループ情報がグループ情報記憶部142に記憶される。グループ情報には、グループIDと、グループ名と、ユーザIDとを対応付けた情報が含まれる。グループIDは、サーバ装置200で生成されるグループを一意に識別する情報である。グループ名は、グループの名称であり、グループが形成された場合に自動的に付与され、事後的にユーザにより設定できるようになっている。ユーザIDは、そのグループに属するユーザを識別する情報である。ここでは、例えば、グループIDが「G1」であるグループの名称はユーザにより設定されていない。G1グループのように2人が属するチャット(1対1チャット)では、ユーザ情報記憶部141を参照して、チャット相手のユーザ名がグループの名称として自動的に設定される。G1グループには「ユーザA」と「ユーザB」との2ユーザが属することが示されている。また、グループIDが「G2」であるグループの名称はユーザにより「テニスサークル」として設定されている。このグループに属するユーザが「ユーザA」、「ユーザB」「ユーザC」と「ユーザD」との4ユーザであることが示されている。
メッセージ情報記憶部143は、自ユーザが属するグループにおいて送受信されたメッセージに関するメッセージ情報を記憶する。図6は、メッセージ情報記憶部143に記憶されるメッセージ情報の例を示す図である。メッセージ情報には、グループIDと、ユーザIDと、日時情報と、メッセージとを対応付けた情報が含まれる。グループIDは、メッセージが送受信されたグループを識別する情報である。ユーザIDは、メッセージを入力したユーザを識別する情報である。日時情報は、メッセージが送受信された日時を示す情報である。例えば、他ユーザから送信されたメッセージである場合は、そのメッセージを自ユーザのユーザ端末100が受信した日時を示す日時情報を対応付けて記憶し、自ユーザが送信したメッセージである場合は、そのメッセージを自ユーザのユーザ端末100がサーバ装置200に送信した日時を示す日時情報を対応付けて記憶する。日時情報には、年、月、日、時、分、秒(YYYY/MM/DD HH:MM:SS)の情報が含まれる。メッセージは、他ユーザとの間で送受信したメッセージを示す文字列である。
図1に戻り、画面情報記憶部144は、上述したような、複数のメッセージを時系列に並べた画面情報(画面情報144a)を一時的に記憶する。
制御部150は、ユーザ端末100の制御中枢として機能するCPU(Central Processing Unit)等の情報処理装置を備えており、ユーザ端末100が備える各部を制御する。制御部150は、表示制御部151と、指示部154と、メッセージ送受信部158とを備えている。
表示制御部151は、メッセージ表示制御部152と、日付操作子表示制御部153とを備えており、チャット画面の画面情報を生成して表示部110に表示させる。
メッセージ表示制御部152は、メッセージ情報記憶部143に記憶されている複数のメッセージ情報を読み出し、日時情報が対応付けられた複数のメッセージを、その日時情報に基づいて時系列に並べた画面情報を生成して画面情報記憶部144に記憶させる。また、メッセージ表示制御部152は、生成した画面情報のうちの一部を表示部110に表示させる。例えば、メッセージ表示制御部152は、画面情報のうち、ユーザからの操作によって特定されたメッセージを含む箇所を、表示部110に表示させる。初期段階で表示部110に表示させる画面情報の一部は、例えば、読み出した複数のメッセージのうち、最も新しい日時情報が対応付けられたメッセージが含まれる箇所とすることができる。
日付操作子表示制御部153は、互いに異なる日付を示す複数の日付操作子E9を時系列に連結させたインジケータE8を表示部110に表示させる。ここで、日付操作子表示制御部153は、複数のメッセージに対応付けられた日時情報に対応する複数の日付操作子E9を時系列に連結させて表示部110に表示させる。例えば、日付操作子表示制御部153は、表示部110に表示させるチャット画面のグループに対応付けられたメッセージの日時情報をメッセージ情報記憶部143から読み出し、読み出した日時情報から年月日の情報を抽出して降順に並べ、日を示す日付操作子E9で構成されるインジケータE8を表示部110に表示させる。図3の例では、12日、14日、18日、21日、23日、24日、26日、28日、29日、30日、1日、2日、3日、5日の日付を示す日時情報が対応付けられたメッセージ情報がメッセージ情報記憶部143に記憶されていた場合のインジケータE8の例を示している。
インジケータE8は、画面上の任意の箇所、方向に表示させることができるが、本実施形態では、図3に示したように、スクロール方向(上下方向)と直交する方向(左右方向)に表示する。これにより、ユーザはスクロール操作とインジケータE8の操作とを区別して操作することができる。すなわち、誤操作を防ぎ、より直観的な操作が可能となる。
指示部154は、入力部120によってユーザからの操作に応じて生成された入力信号に基づいて、指示情報を生成する。指示部154は、メッセージ送信指示部155と、スクロール指示部156と、日付指示部157とを備えている。
メッセージ送信指示部155は、ユーザからの操作に応じてチャットにおけるメッセージの送信指示を生成する。具体的には、メッセージ送信指示部155は、チャット画面においてテキストボックスE12にメッセージが入力され、送信ボタンE13が押下されると、テキストボックスE12に入力されたメッセージに、そのメッセージが入力されたチャット画面のグループを識別するグループIDと、メッセージを入力したユーザである自ユーザを識別するユーザIDと、自身の計時機能から取得した現在日時を対応付けたメッセージ情報を含む送信指示を生成する。
スクロール指示部156は、所定のスクロール方向に沿ったスクロール操作に応じて、表示部110に表示させるメッセージを特定する。所定のスクロール方向とは、例えば上下方向である。「メッセージを特定する」とは、メッセージ表示制御部152によって時系列に並べられた複数のメッセージを含む画面情報から、表示部110に表示させるメッセージを検出することをいう。具体的には、スクロール指示部156は、タッチパネルにおける任意の箇所で行われたスクロール操作に応じて、上方向または下方向に画面情報を移動させるスクロール指示を生成し、メッセージ表示制御部152に入力する。メッセージ表示制御部152は、スクロール指示部156から入力されたスクロール指示に応じて、表示部110に表示させている画面情報の一部を、上方向または下方向に移動させる。これにより、スクロール指示部156は、表示部110に表示させるメッセージを特定する。
日付指示部157は、日付操作子E9に対する操作に応じて、表示部110に表示させるメッセージを特定する。具体的には、日付指示部157は、日付操作子表示制御部153が表示部110に表示させたインジケータE8に対する操作に応じて、ユーザに選択された日付に対応する日時情報が対応付けられたメッセージを表示する日付移動指示を生成し、メッセージ表示制御部152に入力する。メッセージ表示制御部152は、日付指示部157から入力された日付移動指示に応じて、表示部110に表示させている画面情報を、日付移動指示に示される日時情報が対応付けられたメッセージの箇所に移動させる。これにより、日付指示部157は、表示部110に表示させるメッセージを特定する。
メッセージ送受信部158は、メッセージ送信指示部155が、入力部120に対する操作に応じて送信指示を生成すると、メッセージが入力されたチャット画面のグループIDをグループ情報記憶部142から読み出し、読み出したグループIDを宛先として、メッセージ送信指示部155によって生成された送信指示に含まれるメッセージ情報を、サーバ装置200に送信する。このとき、メッセージ情報に含まれるグループID、ユーザID(自ユーザ)、日時情報及びメッセージを、新たなレコードとしてメッセージ情報記憶部143に記憶させる。
また、メッセージ送受信部158は、他のユーザ端末100から、自ユーザを宛先として送信されたメッセージ情報を、サーバ装置200から受信し、メッセージ情報に含まれるグループID、ユーザID(他ユーザ)、日時情報及びメッセージを新たなレコードとしてメッセージ情報記憶部143に記憶させる。
サーバ装置200は、ユーザ端末100が備えるユーザ情報記憶部141とグループ情報記憶部142と同様の情報を記憶する記憶部を備えており、ユーザ端末100からグループIDを宛先として送信されたメッセージ情報を受信すると、その宛先であるグループIDに対応付けられたユーザIDを特定し、当該ユーザIDが示すユーザ端末100に送信する。ここで、ユーザ端末100が備えるユーザ情報記憶部141とグループ情報記憶部142とは、そのユーザ自身に関連する情報のみが記憶されていることに対し、サーバ装置200が備える記憶部には、サーバ装置200を介してメッセージの送受信を行う全てのユーザ及びグループに関する情報が記憶されている。
次に、図面を参照して、本実施形態によるメッセージ表示システム1の動作例を説明する。図7は、本実施形態によるユーザ端末100の動作例を示すフローチャートである。
入力部120に対するユーザからの操作に応じて、指示部154が、特定のグループのチャット画面を表示する指示を生成すると、メッセージ表示制御部152は、指示に応じたグループに対応付けられたメッセージ情報をメッセージ情報記憶部143から読み出し、読み出したメッセージ情報を、そのメッセージ情報に対応付けられた日時情報に基づいて降順に並べた画面情報を生成し、画面情報記憶部144に記憶させるとともに、その画面情報の一部を表示部110に表示させる。また、日付操作子表示制御部153は、複数の日付操作子E9により構成されるインジケータE8を表示部110に表示させる(ステップS1)。
画面における任意の箇所においてスクロール操作が行われると(ステップS2:YES)、スクロール指示部156は、スクロール操作に応じたスクロール指示を生成し、メッセージ表示制御部152に入力する(ステップS3)。スクロール操作が行われず(ステップS2:NO)、日付操作子E9に対する操作が行われると(ステップS4:YES)、日付指示部157は、日付操作子E9に対する操作に応じた日付移動指示を生成し、メッセージ表示制御部152に入力する(ステップS5)。メッセージ表示制御部152は、スクロール指示部156または日付指示部157によって生成された指示情報に応じて、表示部110に表示させる画面情報の箇所を移動させ、メッセージを表示させる(ステップS6)。日付操作子E9に対する操作が行われなければ(ステップS4:NO)、メッセージ表示制御部152は画面情報の箇所を移動させない。
以上説明したように、本実施形態によれば、スクロール操作によって表示部110に表示させる画面情報を移動させることによりメッセージを特定することに加えて、メッセージが送受信された日付を選択することにより表示部110に表示させる画面情報を移動させ、表示させるメッセージを特定することができる。これにより、ユーザは、蓄積された複数のメッセージのうち、表示部110に表示させるメッセージを、より効率よく、より簡単に、直観的に操作することができる。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態を説明する。本実施形態のメッセージ表示システム1の構成は、第1の実施形態と同様であるので、本実施形態において特徴的な処理について説明する。第1の実施形態では、日付操作子表示制御部153が、メッセージの存在する日付に対応する日付操作子E9を表示部110に表示させる例を示したが、メッセージの存在の有無に関わらず、全ての日付に対応する日付操作子E9により構成されるインジケータE8aを表示させることもできる。図8は、本実施形態により日付操作子表示制御部153が表示部110に表示させるインジケータE8の例を示す図である。インジケータE8は、メッセージの有無に関わらず、22日から30日、1日から5日までの日付操作子E9により構成されている。
なお、本実施形態に示した全ての日付の日付操作子E9により構成されるインジケータE8aを表示させるか、第1の実施形態において示した、メッセージが存在する日付のみの日付操作子E9により構成されるインジケータE8を表示させるかを、ユーザの操作により選択できるようにしてもよい。
また、インジケータE8、E8aを表示させるか否かについても、ユーザの操作により選択できるようにしてもよい。
<第3の実施形態>
次に、本発明の第3の実施形態を説明する。本実施形態のメッセージ表示システム1の構成は、第1の実施形態と同様であるので、本実施形態において特徴的な処理について説明する。第1の実施形態では、日付指示部157が、インジケータE8を構成する複数の日付操作子E9のいずれかに対する操作に応じて、その日付に対応する日時情報が対応付けられたメッセージを表示する日付移動指示を生成し、メッセージ表示制御部152が、日付移動指示に示される日時情報が対応付けられたメッセージの箇所に移動させることを示した。このとき、メッセージ表示制御部152は、例えば、日付移動指示に示される日時情報が対応付けられたメッセージが1件である場合には、画面に表示するメッセージを、その1件のメッセージが含まれる画面情報の箇所に移動させることができる。あるいは、日付移動指示に示される日時情報が対応付けられたメッセージが複数存在する場合には、その複数のメッセージのうち、任意のメッセージが含まれる画面情報の箇所に移動させることができる。例えば、その複数のメッセージのうち、最も新しい日時情報が対応付けられたメッセージの箇所に移動させることもできる。
本実施形態では、日付指示部157は、操作が行われた日付操作子E9が示す日付に対応する日時情報が対応付けられた複数のメッセージのうち、最初のメッセージを表示部110に表示させるメッセージとして特定する日付移動指示を生成し、メッセージ表示制御部152に入力する。メッセージ表示制御部152は、日付指示部157から入力された日付移動指示に応じて、表示部110に表示させている画面情報を、日付移動指示に示される日時情報が対応付けられたメッセージのうち、最も古い時間が対応付けられたメッセージが含まれる箇所が画面上部に表示されるように移動させる。「最初のメッセージ」とは、日付操作子E9によって選択された日付が対応付けられたメッセージが1件である場合にはそのメッセージをいう。日付操作子E9によって選択された日付が対応付けられたメッセージが複数存在する場合には、その複数のメッセージのうち、最も古い日時を示す日時情報が対応付けられたメッセージをいう。これにより、ユーザはより直観的にメッセージをみつけることができる。
<第4の実施形態>
次に、本発明の第4の実施形態を説明する。本実施形態のメッセージ表示システム1の構成は、第1の実施形態と同様であるので、本実施形態において特徴的な処理について説明する。本実施形態の日付操作子表示制御部153は、日付を示す日付情報の一部を日付操作子E9に表示させ、所定の操作に応じて、日付情報の全部を表示部110に表示させる。
図9から図12は、本実施形態により日付操作子表示制御部153が表示部110に表示させる日付情報の例を示す図である。
図9は、インジケータE8において、日付を示す日付情報(2012/9/30)の一部である「30」を日付操作子E9に表示させ、その日付操作子E9が押下された場合に、日付情報の全部である「2012/9/30」を表示させるポップアップラベルE14を表示させた例である。このようにすれば、日付操作子E9に日付情報の全部を表示させる場合に比べて、日付操作子E9に表示させる文字数を減らすことができる。これにより、限られた画面領域において、インジケータE8を表示するための領域を小さくすることができる。また、日付操作子E9を押下した場合に日付情報の全部がポップアップで表示されるので、ユーザは自身が選択した日付が何年何月の何日なのかを知ることができる。さらに、日付操作子E9を押下しており、押下した日付が自身の指に隠れている状態でも、ポップアップ表示により自身が押下している日付が何日であるかを知ることができる。これにより、インジケータE8を直観的に操作することができる。
図10は、インジケータE8において、日付を示す日付情報(2012/9/29)の一部である「29」を日付操作子E9に表示させ、その日付操作子E9が押下された場合に、日付情報の全部である「2012/9/29」を表示させるポップアップラベルE14aを表示させた例である。
図11は、インジケータE8において、日付を示す日付情報(2012/9/28)の一部である「28」を日付操作子E9に表示させ、その日付操作子E9が押下された場合に、日付情報の全部である「2012/9/28」を表示させるポップアップラベルE14bを表示させた例である。
図12は、インジケータE8において、日付を示す日付情報(2012/9/18)の一部である「18」を日付操作子E9に表示させ、その日付操作子E9が押下された場合に、日付情報の全部である「2012/9/18」を表示させるポップアップラベルE14cを表示させた例である。
このように、図9において示した「30」の日付操作子E9を押下した状態からインジケータE8上における指を左にスライドさせると、スライドに応じて押下されている日付操作子E9が示す日付が対応付けられたメッセージを図3に示した符号110cの領域に順次表示させるとともに、その日付の全部をポップアップ表示することができる。これにより、直観的なインジケータE8の操作が可能となる。
なお、インジケータE8上にスライド操作された場合、このように、そのスライド操作に応じて押下されている日付操作子E9が示す日付が対応付けられたメッセージを順次表示させることもできるし、例えば指が押下された時点ではメッセージの表示箇所を移動させず、タッチパネルから指が離れた時点を決定としてメッセージの表示箇所を移動させることもできる。
<第5の実施形態>
次に、本発明の第5の実施形態を説明する。本実施形態のメッセージ表示システム1の構成は、第1の実施形態と同様であるので、本実施形態において特徴的な処理について説明する。本実施形態における日付操作子表示制御部153は、表示部110に表示させた、スクロール操作に応じた日付に対応した日付操作子E9の表示態様を、他の日付操作子E9の表示態様と異ならせるように表示させる。例えば、スクロール操作に応じた日付に対応した日付操作子E9が目立つようにハイライト表示させるようにする。すなわち、日付操作子表示制御部153は、スクロール指示部156によって特定されたメッセージに対応付けられた日付を示す日付操作子E9を、表示部110に他と区別して表示させる。これにより、スクロール操作と連動して表示される日付操作子E9の日付を確認することで、どの日付のメッセージがスクロール表示されるかが分かりやすくなる。
ここで、スクロール操作に応じた日付に対応した日付操作子E9の表示態様を、他の日付操作子E9の表示態様と異ならせるように表示させる際には、例えば、スクロール操作に応じた日付に対応した日付操作子E9の色を、他の日付操作子E9よりも明るい色にしたり、あるいは暗い色にしたりすることができる。あるいは、その日付操作子E9に表示する日付を示す数字を太字(ボールド体)で表示させたり、その日付操作子E9の枠線を太くして強調表示させたり、その日付操作子E9の大きさを他の日付操作子E9の大きさよりも大きくして表示させたりすることができる。
なお、上述の第1から第5の実施形態において説明した各機能は、任意に組み合わせることができる。
また、上述の実施形態では、ひとつのグループには2以上のユーザが属するとして説明したが、自ユーザのみが属するグループを作成できるようにしてもよい。このようなグループは、例えば自分のためのメモとして利用してもよいし、例えば自ユーザのみが属するグループのメッセージを不特定の他ユーザに公開して、他ユーザに対する情報の告知等に利用してもよい。
また、上述の実施形態では、メッセージ情報に対応付ける日時情報として、他ユーザから送信されたメッセージである場合は、そのメッセージをユーザ端末100が受信した日時を対応付けて記憶し、自ユーザが送信したメッセージである場合は、そのメッセージをサーバ装置200に送信した日時を対応付けて記憶する例を示した。ただし、他ユーザから送信されたメッセージである場合に、そのメッセージが他のユーザ端末100において送信された日時を示す情報をメッセージとともに受信して記憶してもよいし、そのメッセージがサーバ装置200から送信された日時をメッセージとともに受信して記憶することもできる。
あるいは、サーバ装置200が送信元のユーザ端末100からメッセージ情報を受信し、宛先であるユーザ端末100に転送する際に、サーバ装置200が自身の計時機能から日時情報を取得し、メッセージ情報に付与して宛先であるユーザ端末100に送信してもよい。すなわち、ユーザ端末100から送信されたメッセージをサーバ装置200が受信した受信時間を、そのメッセージが送信された日時を示す日時情報とすることができる。このようにすれば、複数のユーザ端末100間の計時機能が示す時間が相違している場合や、時差のある地域のユーザ端末100間で互いにメッセージを送受信した場合でも、サーバ装置200によって統一された時系列の日時情報を付与することができ、メッセージが正しく時系列に並ぶように制御することができる。
より具体的には、例えば、送信元のユーザ端末100がサーバ装置200にメッセージ情報を送信し、送信したメッセージ情報をサーバ装置200が受信すると、サーバ装置200は、受信した受信時間を、メッセージ情報の受信完了通知と共に送信元のユーザ端末100に返信する。送信元のユーザ端末100は、この受信時間を、ユーザ端末100がメッセージ情報を送信した日時情報として記憶することができる。
また、上述のメッセージ情報記憶部143に記憶されている複数のメッセージ情報には、互いに同じ日時情報が対応付けられたメッセージ情報(即ち、互いに同じ送信日時のメッセージ情報)が含まれていてもよい。この場合、メッセージ表示制御部152は、互いに同じ日時情報が対応付けられているメッセージ情報のそれぞれを、例えば、メッセージ情報記憶部143に記憶された順にしたがって、時系列にメッセージ画面に表示させてもよい。メッセージ送受信部158が、互いに同じ日時情報が対応付けられたメッセージ情報を受信した場合に、一方の日時情報の時刻(例えば、秒数)をカウントアップさせて、互いに異なる日時情報としてメッセージ情報記憶部143に記憶させてもよい。
また、メッセージ情報記憶部143に記憶されている複数のメッセージ情報には、互いに同じ日時情報が対応付けられたメッセージ情報が含まれないように構成してもよい。この場合、サーバ装置200は、メッセージ情報に互いに同じ日時情報を対応付けることを禁止し、メッセージ情報毎に異なる日時情報を対応付けるようにしてもよい。具体的には、例えば、サーバ装置200は、互いに同じ日時情報となるようなメッセージ情報を受信した場合には、一方の日時情報の時刻(例えば、秒数)をカウントアップさせて、宛先のユーザ端末100に送信することができる。
また、上述の実施形態では、チャットアプリケーションにおけるメッセージの表示制御の例を示したが、上述したように、電子メール、電子掲示板、タイムライン、ミニブログ(マイクロブログ、つぶやきブログ)チャット等におけるメッセージの表示制御にも上述の実施形態を適用することができる。ここで、電子メールとは、携帯電話等によるショートメッセージサービス等により送受信されるメールであってもよい。
また、上述の実施形態では、ユーザ端末100間で送受信するメッセージは文字列であるとしたが、メッセージには、絵文字や写真等の画像情報や、音声等の情報が含まれていてもよい。
また、上述の実施形態では、スクロール操作として、タッチパネル上の任意の箇所におけるスクロール操作の例を示したが、例えば画面の右側にスクロールバーを表示し、スクロールバーのノブ(つまみ)をドラッグすることによりスクロール操作を行うこともできる。
また、本発明の実施形態は、上述の例に限るものではなく、本発明の範囲内で様々な形態をとることができる。例えば、上述したメッセージ表示システム1が備える各構成は、任意のコンピュータ装置に分散または集約して配置することができる。例えば、サーバ装置200は、クラウド環境やネットワーク環境、ユーザ数の規模、メッセージ表示システム1を構成するために用意されたハードウェアの数やスペック等に応じて、任意のコンピュータ装置に分散または集約して配置することができる。
また、例えば、複数のユーザ端末100間で送受信されるメッセージの全てをサーバ装置200が記憶しておき、ユーザ端末100からの任意の要求に応じてメッセージを送信し、ユーザ端末100に表示させるようにしてもよい。
また、上述の実施形態では、複数のユーザ端末100はサーバ装置200を介してメッセージを送受信する例を示したが、サーバ装置200を介さずに、複数のユーザ端末100同士が直接メッセージを送受信してもよい。
なお、本発明における処理部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによりメッセージの表示制御を行ってもよい。ここで、「記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行する」とは、コンピュータシステムにプログラムをインストールすることを含む。ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、インターネットやWAN、LAN、専用回線等の通信回線を含むネットワークを介して接続された複数のコンピュータ装置を含んでもよい。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。このように、プログラムを記憶した記録媒体は、CD−ROM等の非一過性の記録媒体であってもよい。また、記録媒体には、当該プログラムを配信するために配信サーバからアクセス可能な内部または外部に設けられた記録媒体も含まれる。配信サーバの記録媒体に記憶されるプログラムのコードは、端末装置で実行可能な形式のプログラムのコードと異なるものでも良い。すなわち、配信サーバからダウンロードされて端末装置で実行可能な形でインストールができるものであれば、配信サーバで記憶される形式は問わない。なお、プログラムを複数に分割し、それぞれ異なるタイミングでダウンロードした後に端末装置で合体される構成や、分割されたプログラムのそれぞれを配信する配信サーバが異なっていても良い。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、ネットワークを介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、上述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
また、上述した機能の一部または全部を、LSI(Large Scale Integration)等の集積回路として実現してもよい。上述した各機能は個別にプロセッサ化してもよいし、一部、または全部を集積してプロセッサ化してもよい。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、または汎用プロセッサで実現してもよい。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いてもよい。
1 メッセージ表示システム
5 ネットワーク
100 ユーザ端末
110 表示部
120 入力部
130 通信部
140 記憶部
141 ユーザ情報記憶部
142 グループ情報記憶部
143 メッセージ情報記憶部
144 画面情報記憶部
150 制御部
151 表示制御部
152 メッセージ表示制御部
153 日付操作子表示制御部
154 指示部
155 メッセージ送信指示部
156 スクロール指示部
157 日付指示部
158 メッセージ送受信部
200 サーバ装置

Claims (6)

  1. 日時情報が対応付けられた複数のメッセージを、前記日時情報に基づいて時系列に並べたうちの一部を表示部に表示させるメッセージ表示制御部と、
    所定のスクロール方向に沿ったスクロール操作に応じて、前記表示部に表示させるメッセージを特定するスクロール指示部と、
    前記複数のメッセージに対応付けられた日時情報に対応する日付を示す複数の日付操作子を時系列に連結させて前記表示部に表示させる日付操作子表示制御部と、
    前記日付操作子に対する操作に応じて、前記表示部に表示させるメッセージを特定する日付指示部と、
    を備えることを特徴とするメッセージ表示装置。
  2. 前記日付指示部は、操作が行われた前記日付操作子が示す日付に対応する日時情報が対応付けられた複数の前記メッセージのうち、最初のメッセージを前記表示部に表示させるメッセージとして特定する
    ことを特徴とする請求項1に記載のメッセージ表示装置。
  3. 前記日付操作子表示制御部は、日付を示す日付情報の一部を前記日付操作子に表示させ、所定の操作に応じて、前記日付情報の全部を前記表示部に表示させる
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のメッセージ表示装置。
  4. 前記日付操作子表示制御部は、前記スクロール指示部によって特定されたメッセージに対応付けられた日付を示す日付操作子の表示態様を、他の日付を示す日付操作子の表示態様と異ならせるように表示させる
    ことを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載のメッセージ表示装置。
  5. 前記日付操作子表示制御部は、前記スクロール方向と直交する方向に、複数の前記日付操作子を連結させて前記表示部に表示させる
    ことを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載のメッセージ表示装置。
  6. メッセージ表示装置のコンピュータに、
    日時情報が対応付けられた複数のメッセージを、前記日時情報に基づいて時系列に並べたうちの一部を表示部に表示させるステップと、
    前記複数のメッセージに対応付けられた日時情報に対応する日付を示す複数の日付操作子を時系列に連結させて前記表示部に表示させるステップと、
    所定のスクロール方向に沿ったスクロール操作に応じて、前記表示部に表示させるメッセージを特定するステップと、
    前記日付操作子に対する操作に応じて、前記表示部に表示させるメッセージを特定するステップと、
    を実行させるプログラム。
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