JP6090267B2 - 発光装置 - Google Patents

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Description

本発明は、発光装置に関する。
下記特許文献1には、LED光源(12)を取り付ける取付面を有する本体(11)を、口金(コネクタ14)に対して360度回転自在にする枢点部(141)を設けることで、光照射方向を調節可能にしたLEDランプが開示されている。
実用新案登録第3179750号公報
特許文献1のLEDランプは、光照射方向が一方向であるため、全周囲に配光すべき用途には使用できない。全周囲に配光すべき用途に対しては、他のLEDランプを使用する必要がある。全周囲に配光する用途と、特定の方向に配光する用途との両方がある場合には、全周囲に配光するLEDランプと、特定の方向に配光するLEDランプとの両方を用意し、両者を使い分ける必要があるので、コストが高くなる。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、装置中心軸の全周囲に配光する使用状態と、装置中心軸の周囲の一部分に配光する使用状態との双方に対応できる発光装置を提供することを目的とする。
本発明に係る発光装置は、3個以上の光源ユニットと、3個以上の光源ユニットを全体的に装置中心軸を中心として回転可能な全体回転部と、個々の光源ユニットの向きを、装置中心軸に平行な直線を中心に回転させた他の向きに変えられる個別回転部と、を備え、すべての光源ユニットのうち、一つの光源ユニットが全体回転部に対して回転不能に固定され、他の光源ユニットが、それぞれ、個別回転部を介して全体回転部に取り付けられ、装置中心軸に平行な方向から見たとき、複数の個別回転部が装置中心軸を中心とする円周上にあり、装置中心軸に平行な方向から見たときに3個以上の光源ユニットからの光照射方向が放射状になる第一使用状態と、装置中心軸に平行な方向から見たときに3個以上の光源ユニットからの光照射方向が第一使用状態に比べて片寄った方向になる第二使用状態とに、3個以上の光源ユニットの配置状態を変更可能であり、個別回転部により光源ユニットの向きを変えることで、第一使用状態と第二使用状態とに変更可能である。
また、本発明に係る発光装置は、3個以上の光源ユニットと、3個以上の光源ユニットを全体的に装置中心軸を中心として回転可能な全体回転部と、個々の光源ユニットの向きを、装置中心軸に平行な直線を中心に回転させた他の向きに変えられる個別回転部と、を備え、すべての光源ユニット、または、すべての光源ユニットのうちの一つ以外の光源ユニットが、それぞれ、個別回転部を介して全体回転部に取り付けられ、装置中心軸に平行な方向から見たとき、複数の個別回転部が装置中心軸を中心とする円周上にあり、装置中心軸に平行な方向から見たときに3個以上の光源ユニットからの光照射方向が放射状になる第一使用状態と、装置中心軸に平行な方向から見たときに3個以上の光源ユニットからの光照射方向が第一使用状態に比べて片寄った方向になる第二使用状態とに、3個以上の光源ユニットの配置状態を変更可能であり、個別回転部により光源ユニットの向きを変えることで、第一使用状態と第二使用状態とに変更可能であり、N個の光源ユニットを取り付ける状態と、N≠MであるM個の光源ユニットを取り付ける状態とに変更可能であり、個別回転部の数がN及びMの公倍数である。
また、本発明に係る発光装置は、3個以上の光源ユニットと、ソケットに対して固定可能であり、装置中心軸が中心を通る口金と、3個以上の光源ユニットを全体的に装置中心軸を中心として回転可能な全体回転部と、個々の光源ユニットの向きを、装置中心軸に平行な直線を中心に回転させた他の向きに変えられる個別回転部と、を備え、すべての光源ユニット、または、すべての光源ユニットのうちの一つ以外の光源ユニットが、それぞれ、個別回転部を介して全体回転部に取り付けられ、装置中心軸に平行な方向から見たとき、複数の個別回転部が装置中心軸を中心とする円周上にあり、装置中心軸に平行な方向から見たときに3個以上の光源ユニットからの光照射方向が放射状になる第一使用状態と、装置中心軸に平行な方向から見たときに3個以上の光源ユニットからの光照射方向が第一使用状態に比べて片寄った方向になる第二使用状態とに、3個以上の光源ユニットの配置状態を変更可能であり、個別回転部により光源ユニットの向きを変えることで、第一使用状態と第二使用状態とに変更可能であり、個別回転部の回転軸の向きが装置中心軸に対して変更不能である。
本発明の発光装置によれば、複数の光源ユニットの向きを個別回転部により変えることで、装置中心軸の全周囲に配光する第一使用状態と、装置中心軸の周囲の一部分に配光する第二使用状態との双方に対応することが可能となる。
本発明の実施の形態1の発光装置(第一使用状態)を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1の発光装置(第二使用状態)を示す斜視図である。 第二使用状態の発光装置を、装置中心軸が水平になる姿勢にした状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1の発光装置の個別回転部の穴から光源ユニットの支持部を抜いた状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1の発光装置の変形例が備える個別回転部の穴から光源ユニットの支持部を抜いた状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態2の発光装置(第一使用状態)を示す斜視図である。 本発明の実施の形態2の発光装置(第一使用状態)を示す斜視図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、各図において共通する要素には、同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
実施の形態1.
図1及び図2は、本発明の実施の形態1の発光装置を示す斜視図である。これらの図に示すように、本実施の形態1の発光装置1Aは、光源ユニット2と、口金4と、基部5と、全体回転部6と、個別回転部7とを備える。口金4としては、例えば、E39口金(Φ39mm)、E26口金(Φ26mm)等のねじ込み式の口金が好ましく使用できる。口金4の中心を通る直線が、発光装置1Aの中心軸になる。発光装置1Aの中心軸を「装置中心軸」と称する。口金4は、ソケット(図示省略)に対して固定される。口金4は、光源ユニット2に供給される電力の電気接点としての機能、及び、発光装置1Aを使用箇所に固定する固定部としての機能を有する。
本実施の形態1の発光装置1Aは、3個の光源ユニット2を備える。3個の光源ユニット2は、互いにほぼ同様の構成である。3個の光源ユニット2は、全体回転部6に取り付けられている。
光源ユニット2は、光源基板2aと、光源基板2aの一面側(表面側)に設けられた発光素子2bと、光源基板2aの他面側(裏面側)に設けられたヒートシンク2cと、全体回転部6に連結される支持部2dとを有する。光源基板2aは、装置中心軸に対して平行になる。装置中心軸に対して平行な方向の光源ユニット2の長さは、装置中心軸に対して垂直で光源基板2aに平行な方向の長さに比べて、長い。すなわち、光源ユニット2は、装置中心軸に平行な方向を長手方向とする形状を有する。本実施の形態1の光源ユニット2の形状は、光源基板2aに垂直な方向から見て、略長方形である。支持部2dは、棒状をなしており、光源ユニット2の長手方向の一端から装置中心軸に平行な方向に突出するように設けられている。
光源基板2aは、有機材料基板またはセラミックス系基板などでもよいが、アルミニウムまたは鉄などの金属系基板で構成することが好ましい。光源基板2aを金属系基板で構成することにより、放熱性を高めるとともに、振動への耐久性を向上することができる。また、光損失を抑えるため、光源基板2aの表面に、白色系塗料などで表面レジスト処理を行っても良い。
本実施の形態1の発光素子2bは、LED(Light Emitting Diode)光源である。例えば、1W〜数W級の面実装型小型LEDパッケージを発光素子2bとして用いることができる。複数の発光素子2bを光源基板2aに実装している。
ヒートシンク2cは、光源基板2aを取り付ける取付面を有する平板状の伝熱部2eと、伝熱部2eの当該取付面の反対側の面から突出する複数のフィン2fとを有する。本実施の形態1におけるフィン2fの形状は、光源ユニット2の長手方向に沿って延びる板状であるが、ヒートシンク2cのフィンは、板状のものに限定されることはなく、例えばピンフィン(ピン型のフィン)などでも良い。光源基板2aの裏面は、伝熱部2eの一面側(フィン2fの反対側)に接触する。発光素子2bの熱は、光源基板2aから伝熱部2eへ伝わり、さらにフィン2fへ伝わる。この熱は、フィン2fの表面から、輻射、対流熱伝達などにより、空気中へ放散する。ヒートシンク2cを設けることで、発光素子2bの温度が低くなり、発光効率の向上及び長寿命化が図れる。光源基板2aと、ヒートシンク2cの伝熱部2eとは、一体的に設けられていても良い。
本発明において光源ユニット2が用いる発光素子は、図示の構成に限定されるものではない。例えば数千〜数万lm/個の大光束のCOB(Chip on Board)型のLED光源を発光素子として用いてもよい。COB型のLED光源は、金属系基板もしくはセラミック基板等の放熱性基板に複数のLEDベアチップを直接に実装して樹脂封止する構成としたものである。COB型のLED光源を用いる場合、ヒートシンク2cの伝熱部2eの取付面にCOB型LED光源を直接取り付けても良い。また、本発明における光源ユニット2は、LED光源に限らず、例えば有機EL(Electro−Luminescence)光源等を発光素子として用いてもよい。
ヒートシンク2cの伝熱部2eと光源基板2aとの接触面は、装置中心軸に対し平行である。本実施の形態1では、光源ユニット2において、ヒートシンク2cの伝熱部2eと光源基板2aとの接触面に対して垂直な方向であって、発光素子2bから発せられた光が進む方向を「光照射方向」と言うものとする。本実施の形態1では、光源ユニット2の光照射方向は、装置中心軸に対して垂直になる。
基部5は、口金4に固定されている。基部5は、中心軸が装置中心軸に一致する略円柱状または略円筒状の形状を有する。全体回転部6は、基部5に対して回転可能に連結されている。全体回転部6は、装置中心軸を中心として、基部5に対して回転可能である。全体回転部6は、回転軸6a及び円盤部6bを有する。回転軸6aは、中心軸が装置中心軸に一致し、基部5より外径の小さい略円柱状または略円筒状の形状を有する。回転軸6aは、基部5に対して回転可能に連結される。円盤部6bは、中心軸が装置中心軸に一致し、基部5より外径の大きい略円盤状の形状を有する。円盤部6bは、回転軸6aと一体となって回転する。基部5と、全体回転部6の回転軸6aとの摺動面(図示省略)の摩擦力により、基部5に対する全体回転部6の回転位置を、任意の位置で固定可能である。その摩擦力に対応するトルクを超えるトルクを全体回転部6に加えることで、全体回転部6を基部5に対して回転させることができる。この構成に代えて、基部5に対する全体回転部6の回転位置を固定するネジ等の固定手段(図示省略)を設け、当該固定手段の締め付けを緩めることで全体回転部6が基部5に対して回転可能になり、当該固定手段を再度締め付けることで基部5に対する全体回転部6の回転位置が再度固定されるように構成しても良い。
全体回転部6には、複数の個別回転部7が設けられている。個別回転部7は、光源ユニット2の支持部2dが挿入可能な穴を有する。個別回転部7の穴及び支持部2dの中心線は、装置中心軸に平行になる。個別回転部7の穴に支持部2dを挿入することで、個別回転部7の穴の内周と支持部2dの外周との間の摩擦力により、光源ユニット2を個別回転部7及び全体回転部6に対し固定できる。本実施の形態1では、3個の光源ユニット2のすべてが、それぞれ、個別回転部7を介して全体回転部6に取り付けられる。口金4及び基部5に対して全体回転部6を回転させることで、3個の光源ユニット2のすべてが、口金4及び基部5に対して、装置中心軸を中心として全体的に回転する。
全体回転部6には、光源ユニット2と同数(本実施の形態1では3個)の個別回転部7が設けられている。装置中心軸に平行な方向から見たとき、複数の個別回転部7は、装置中心軸を中心とする円周上にある。複数の個別回転部7は、装置中心軸を中心とする円周上で、隣り合う個別回転部7の間隔が等間隔になるように配置されることが望ましい。
個別回転部7の穴から支持部2dを抜き、支持部2dを中心に光源ユニット2を回転させた後、支持部2dを再度個別回転部7の穴に挿入することで、光源ユニット2が個別回転部7及び全体回転部6に対し再度固定される。このようにすることで、個々の光源ユニット2の向きを、装置中心軸に平行な直線を中心に回転させた他の向きに変えることができる。
上述した構成に代えて、全体回転部6に対する光源ユニット2の取り付けの向きを固定するネジ等の固定手段(図示省略)を設け、当該固定手段の締め付けを緩めることで光源ユニット2が個別回転部7を中心に回転可能になり、当該固定手段を再度締め付けることで全体回転部6に対する光源ユニット2の取り付けの向きを再度固定できるように構成しても良い。
本実施の形態1の発光装置1Aは、3個の光源ユニット2の配置状態を、図1に示す第一使用状態と、図2に示す第二使用状態とに変更可能である。発光装置1Aは、複数の光源ユニット2(本実施の形態1では2個の光源ユニット2)の各々の向きを個別回転部7により他の向きに変えることで、第一使用状態と第二使用状態とに変更可能である。
図1に示す第一使用状態では、装置中心軸に平行な方向から見たときに、3個の光源ユニット2からの光照射方向が放射状になる。第一使用状態では、3個の光源ユニット2は、装置中心軸の周りに、ほぼ等角度間隔(本実施の形態1では120°間隔)で配置される。本実施の形態1では、装置中心軸に平行な方向から見たときに、第一使用状態において、3個の光源ユニット2からの光照射方向は、中心からほぼ等角度間隔(本実施の形態1では120°間隔)で三方へ放射状に広がる。第一使用状態では、発光装置1Aは、装置中心軸を囲む周の全周囲へ配光できる。例えば、装置中心軸を鉛直方向とする姿勢で発光装置1Aを設置するような用途においては、全周囲へ配光できる第一使用状態が適する。第一使用状態では、隣り合う光源ユニット2の間に、ヒートシンク2cを冷却する空気が通過可能な風路10が形成される。風路10を空気が通ることで、ヒートシンク2cからさらに効率良く熱を放散することができ、優れた冷却効果が得られる。本実施の形態1では、3個の光源ユニット2のヒートシンク2cで囲まれる空間に、空気の流れを阻害する構造物が存在しないので、ヒートシンク2cに風をより効率良く当てることができ、特に優れた冷却効果が得られる。
図1中で左側にある一つの光源ユニット2以外の二つの光源ユニット2の向きを個別回転部7により変えることで、図2に示す第二使用状態に変えることができる。第二使用状態では、装置中心軸に平行な方向から見たときに、3個の光源ユニット2からの光照射方向が、第一使用状態に比べて片寄った方向になる。第二使用状態では、発光装置1Aは、装置中心軸を囲む周の一部分へ配光できる。
図3は、第二使用状態の発光装置1Aを、装置中心軸が水平になる姿勢にした状態を示す斜視図である。例えば、街路灯のような器具に発光装置1Aを装着して使用する場合には、装置中心軸が水平になる姿勢、または装置中心軸が水平に近くなる姿勢で発光装置1Aが設置される場合がある。そのような用途においては、第二使用状態とすることで、下方を集中的に照らすことが可能となる。
上述したように、発光装置1Aによれば、装置中心軸の全周囲に配光する第一使用状態と、装置中心軸の周囲の一部に配光する第二使用状態との双方に対応できる。このため、一種類の発光装置1Aで多様な用途に対応できるので、コストを抑制できる。
第二使用状態では、光源ユニット2同士の間に、大きい風路11と、小さい風路12とが形成される。大きい風路11は一箇所であり、他の箇所は小さい風路12である。大きい風路11は、第一使用状態のときの風路10に比べて大きい。小さい風路12は、第一使用状態のときの風路10に比べて小さい。第二使用状態では、大きい風路11から多くの空気が入ることで、各光源ユニット2のヒートシンク2cから効率良く熱を放散することができ、優れた冷却効果が得られる。
図2及び図3に示すように、第二使用状態では、装置中心軸に平行な方向から見たときの、3個の光源ユニット2からの光照射方向が、中心角が180°以下の扇形の範囲に収まる。このように、第二使用状態のときの各光源ユニット2からの光照射方向が、中心角が180°以下の扇形の範囲に収まるようにすることで、第二使用状態のときの配光を特定の方向に十分に集中させることができる。
図4は、本実施の形態1の発光装置1Aの個別回転部7の穴から光源ユニット2の支持部2dを抜いた状態を示す斜視図である。図4に示すように、個別回転部7の穴の形状は、正六角形である。光源ユニット2の支持部2dの、個別回転部7の穴に挿入される部分は、個別回転部7の穴の正六角形に対応する正六角形の断面形状を有する。個別回転部7の穴から光源ユニット2の支持部2dを抜いた後、支持部2dを中心に光源ユニット2を60°の倍数だけ回転させた向きで、支持部2dを個別回転部7の穴に再度挿入できる。このような構成により、本実施の形態1では、全体回転部6に対する光源ユニット2の向きを60°ごとに回転させた他の向きに変えることができる。このため、第一使用状態から第二使用状態に変えるとき、またはその逆のときに、光源ユニット2の向きを適正な位置に容易に位置決めできる。
上述のように図4に基づいて説明した構成が、全体回転部6に対する光源ユニット2の向き(角度)を複数の向き(角度)に選択的に固定する角度固定手段に相当する。本発明では、この角度固定手段の構成は、上述の構成に限定されるものではなく、同様の機能を発揮し得る任意の構成に置換できる。また、図4に基づいて説明した構成において、個別回転部7の穴及び支持部2dの断面形状を、正六角形に代えて正N角形(例えば、N=7、8、9、10、11、12、13、14など)にすることで、全体回転部6に対する光源ユニット2の向きを(360/N)°ごとに位置決めできる。
図5は、本実施の形態1の発光装置1Aの変形例が備える個別回転部7の穴から光源ユニット2の支持部2dを抜いた状態を示す斜視図である。図5に示すように、本変形例における個別回転部7の穴の形状は、円形である。光源ユニット2の支持部2dの、個別回転部7の穴に挿入される部分は、個別回転部7の穴の円形に対応する円形の断面形状を有する。個別回転部7の穴から光源ユニット2の支持部2dを抜いた後、支持部2dを中心に光源ユニット2を任意の角度だけ回転させた向きで、支持部2dを個別回転部7の穴に再度挿入できる。このような構成により、本変形例によれば、全体回転部6に対する光源ユニット2の向きを個別回転部7により変える際に、その向き(角度)を連続的に調整できる。このため、光源ユニット2の取り付け位置の調整の自由度を高くできる。
本実施の形態1では、全体回転部6を口金4及び基部5に対して回転させることで、全体回転部6に支持されたすべての光源ユニット2を全体的に装置中心軸を中心として回転させることができる。対象器具のソケットに口金4をねじ込んだときに口金4が止まる回転位置を予測することは難しい。ソケットに口金4をねじ込んで発光装置1Aを装着した後、全体回転部6を回転させることで、すべての光源ユニット2を全体的に装置中心軸を中心として回転させ、光源ユニット2の向きを最適な向きに調整できる。特に、第二使用状態で発光装置1Aを使用する場合、ソケットにねじ込まれた口金4が止まった位置で、配光が集中する方向が所望の向き(例えば下方)にならない場合がある。そのような場合に、全体回転部6を回転させることで、配光が集中する方向が所望の向きになるように容易に調整できる。
本実施の形態1では、発光装置1Aが備える光源ユニット2の数が3個の場合を例に説明したが、本発明の発光装置が備える光源ユニットの数は3個以上であれば良い。発光装置が備える光源ユニットの数をNとしたとき、第一使用状態では、光源ユニットが装置中心軸の周りにほぼ等角度間隔、すなわち(360/N)°間隔で配置されることが好ましい。
発光装置1Aが備えるすべての光源ユニット2のうちの一つの光源ユニット2は、個別回転部7を介さずに、全体回転部6に対して回転不能に固定されていても良い。例えば、図1中で左側に位置する一つの光源ユニット2が、全体回転部6に対して回転不能に完全に固定されていても良い。この場合には、他の二つの光源ユニット2の向きを個別回転部7により変えることで、図1のような第一使用状態から図2及び図3のような第二使用状態へ変えることができる。一つの光源ユニット2を全体回転部6に対して回転不能に固定した場合には、当該光源ユニット2の全体回転部6に対する取り付け強度を向上できるとともに、構造を簡素化できる。
光源ユニット2は、光源基板2a及び発光素子2bを覆う、透光性を有するカバー部材(図示省略)を備えても良い。このカバー部材は、防水性(防湿性)を有し、光源基板2a及び発光素子2bを外気から密閉するように覆うことが望ましい。このカバー部材の構成材料は、例えば、ポリカーボネート等のプラスチック系材料、あるいはガラス系材料が好ましい。このようなカバー部材を設けることで、発光装置1Aの耐環境性を向上でき、屋外に設置される器具に対しても発光装置1Aを好ましく使用できる。
以上、本発明の実施の形態1について説明したが、本発明の発光装置の適用対象は、本実施の形態1の発光装置1Aのような、口金を有するランプに限定されるものではない。本発明の発光装置は、例えばダウンライト、高天井照明、投光器などを含む、様々な照明器具に対して適用可能である。
実施の形態2.
次に、図6及び図7を参照して、本発明の実施の形態2について説明するが、上述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、同一部分または相当部分は同一符号を付し説明を省略する。図6及び図7は、本発明の実施の形態2の発光装置1B(第一使用状態)を示す斜視図である。
図6及び図7に示すように、本実施の形態2の発光装置1Bでは、個別回転部7の数(本実施の形態2では、12個)が光源ユニット2の数(本実施の形態2では、3個または4個)より多い。光源ユニット2を取り付ける個別回転部7の位置を、複数の個別回転部7のうちから選択可能である。このため、複数の光源ユニット2の配置状態をより多様に変えることができ、一種類の発光装置1Bでより多様な用途に対応できる。図示を省略するが、本実施の形態2の発光装置1Bでは、第二使用状態にするとき、光源ユニット2の向きを個別回転部7で変えるだけでなく、光源ユニット2を取り付ける個別回転部7の位置を他の個別回転部7に変えても良い。このようにすることで、第二使用状態のときの配光を特定の方向にさらに集中させることが可能となる。
本実施の形態2の発光装置1Bは、3個の光源ユニット2を取り付ける状態(図6)と、4個の光源ユニット2を取り付ける状態(図7)とに変更可能である。個別回転部7の数(12個)は、取り付け可能な光源ユニット2の数である、3及び4の公倍数である。このような構成により、3個の光源ユニット2を取り付ける状態(図6)と、4個の光源ユニット2を取り付ける状態(図7)とのいずれの状態においても、装置中心軸を中心とする円周上で複数の光源ユニット2を等間隔に配置することが可能となる。そのため、特に第一使用状態のときの配光を良好にできる。
本発明では、取り付け可能な光源ユニットの数が上記と異なる場合においても、N及びMを3以上の自然数とし、N個の光源ユニットを取り付ける状態と、N≠MであるM個の光源ユニットを取り付ける状態とに変更可能な発光装置において、個別回転部の数がN及びMの公倍数であるように構成することで、上記と同様の効果が得られる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明では、上述した複数の実施の形態の特徴を任意に組み合わせて実施することが可能である。
1A,1B 発光装置、2 光源ユニット、2a 光源基板、2b 発光素子、2c ヒートシンク、2d 支持部、2e 伝熱部、2f フィン、4 口金、5 基部、6 全体回転部、6a 回転軸、6b 円盤部、7 個別回転部、10,11,12 風路

Claims (7)

  1. 3個以上の光源ユニットと、
    前記3個以上の前記光源ユニットを全体的に装置中心軸を中心として回転可能な全体回転部と、
    個々の前記光源ユニットの向きを、前記装置中心軸に平行な直線を中心に回転させた他の向きに変えられる個別回転部と、
    を備え、
    すべての前記光源ユニットのうち、一つの前記光源ユニットが前記全体回転部に対して回転不能に固定され、他の前記光源ユニットが、それぞれ、前記個別回転部を介して前記全体回転部に取り付けられ、
    前記装置中心軸に平行な方向から見たとき、複数の前記個別回転部が前記装置中心軸を中心とする円周上にあり、
    前記装置中心軸に平行な方向から見たときに前記3個以上の前記光源ユニットからの光照射方向が放射状になる第一使用状態と、前記装置中心軸に平行な方向から見たときに前記3個以上の前記光源ユニットからの光照射方向が前記第一使用状態に比べて片寄った方向になる第二使用状態とに、前記3個以上の前記光源ユニットの配置状態を変更可能であり、
    前記個別回転部により前記光源ユニットの向きを変えることで、前記第一使用状態と前記第二使用状態とに変更可能である発光装置。
  2. 3個以上の光源ユニットと、
    前記3個以上の前記光源ユニットを全体的に装置中心軸を中心として回転可能な全体回転部と、
    個々の前記光源ユニットの向きを、前記装置中心軸に平行な直線を中心に回転させた他の向きに変えられる個別回転部と、
    を備え、
    すべての前記光源ユニット、または、すべての前記光源ユニットのうちの一つ以外の前記光源ユニットが、それぞれ、前記個別回転部を介して前記全体回転部に取り付けられ、
    前記装置中心軸に平行な方向から見たとき、複数の前記個別回転部が前記装置中心軸を中心とする円周上にあり、
    前記装置中心軸に平行な方向から見たときに前記3個以上の前記光源ユニットからの光照射方向が放射状になる第一使用状態と、前記装置中心軸に平行な方向から見たときに前記3個以上の前記光源ユニットからの光照射方向が前記第一使用状態に比べて片寄った方向になる第二使用状態とに、前記3個以上の前記光源ユニットの配置状態を変更可能であり、
    前記個別回転部により前記光源ユニットの向きを変えることで、前記第一使用状態と前記第二使用状態とに変更可能であり、
    N個の前記光源ユニットを取り付ける状態と、N≠MであるM個の前記光源ユニットを取り付ける状態とに変更可能であり、
    前記個別回転部の数が前記N及び前記Mの公倍数である発光装置。
  3. 3個以上の光源ユニットと、
    ソケットに対して固定可能であり、装置中心軸が中心を通る口金と、
    前記3個以上の前記光源ユニットを全体的に前記装置中心軸を中心として回転可能な全体回転部と、
    個々の前記光源ユニットの向きを、前記装置中心軸に平行な直線を中心に回転させた他の向きに変えられる個別回転部と、
    を備え、
    すべての前記光源ユニット、または、すべての前記光源ユニットのうちの一つ以外の前記光源ユニットが、それぞれ、前記個別回転部を介して前記全体回転部に取り付けられ、
    前記装置中心軸に平行な方向から見たとき、複数の前記個別回転部が前記装置中心軸を中心とする円周上にあり、
    前記装置中心軸に平行な方向から見たときに前記3個以上の前記光源ユニットからの光照射方向が放射状になる第一使用状態と、前記装置中心軸に平行な方向から見たときに前記3個以上の前記光源ユニットからの光照射方向が前記第一使用状態に比べて片寄った方向になる第二使用状態とに、前記3個以上の前記光源ユニットの配置状態を変更可能であり、
    前記個別回転部により前記光源ユニットの向きを変えることで、前記第一使用状態と前記第二使用状態とに変更可能であり、
    前記個別回転部の回転軸の向きが前記装置中心軸に対して変更不能である発光装置。
  4. 前記光源ユニットの向きを前記個別回転部により連続的に調整可能である請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の発光装置。
  5. 前記個別回転部により変えられる前記光源ユニットの向きを複数の向きに選択的に固定する角度固定手段を有する請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の発光装置。
  6. 前記個別回転部の数が前記光源ユニットの数より多く、前記光源ユニットを取り付ける前記個別回転部の位置を選択可能である請求項1から請求項のいずれか一項に記載の発光装置。
  7. 前記光源ユニットは、発光素子と、前記発光素子の裏面側に設けられたヒートシンクとを有する請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の発光装置。
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