JP6087867B2 - シート材の位置調整方法 - Google Patents

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本発明は、段ボールシートの製造ラインにおいて、走行するシート材の幅方向の位置を調整するシート材の位置調整方法に関するものである。
段ボールシートは、一般的にコルゲータと称される装置で製造される。コルゲータでは、シングルフェーサにおいて、波形に成形された中芯と裏ライナとの貼合により片面段ボールシートが製造され、ダブルフェーサにおいて、片面段ボールシートと表ライナとの貼合、または複数の片面段ボールシートと表ライナの貼合が行われ、両面段ボールシート、複両面段ボールシート等の段ボールシートが製造される。製造された段ボールシートは、スリッタスコアラにおいて走行方向と平行に罫線入れ及び溝切りが行われた後、所定の長さで流れ方向と直交する方向に裁断される。
上記の工程は、中芯、ライナ、片面段ボールシート、両面段ボールシート等のシート材を走行させながら行われるが、シート材が走行する位置が幅方向(走行方向と直交する方向)にずれることにより、不具合が生じることがある。例えば、貼合前のシート材が幅方向にずれると、貼合されたシート材同士で幅方向の端辺が不揃いとなる。また、スリッタスコアラの上流でシート材が幅方向にずれていると、ずれた位置で罫線入れや溝切りが行われることになり、製造された段ボールブランクの寸法が不正確となる。
そこで、従来、シート材が走行する幅方向の位置を調整する方法として、それぞれシート材に平行な軸周りに回転自在な上ホイール及び下ホイールでシート材を挟持し、上ホイール及び下ホイールをシート材に垂直な軸周りに旋回させ、且つ、上ホイールと下ホイールの旋回を共通の駆動装置によって同期させる技術が提案されている(特許文献1参照)。この技術によれば、上下のホイールをシート材の走行に従動させて自由回転させつつ、シート材に垂直な軸周りに旋回させることにより、シート材に対するホイールの相対的な進行方向をシート材の走行方向から傾け、シート材を幅方向に移動させることができる。
しかしながら、シート材を幅方向にある距離だけ移動させたい場合に、上下のホイールを垂直な軸周りに旋回させるべき角度は、単純に計算で求めることができない。ホイールをある角度だけ旋回させたときにシート材が幅方向に移動する距離は、シート材の水分含有率、シート材における反り、シート材の幅長さなど種々の条件が複雑に影響し、一定ではないからである。そのため、ホイールを旋回させるべき適正な角度は、下流側でのシート材の幅方向の位置の計測結果に基づき、ホイールの旋回角度を調整するフィードバック制御により求めている。
このようにフィードバック制御によって、ホイールの適正な旋回角度を求めるためには、フィードバックを何回も繰り返さなければならず、時間がかかる。そのため、フィードバックを繰り返している間にシート材の条件が変動してしまい、いつまで経ってもホイールの適正な旋回角度を求めることができないという問題があった。また、近年では、多種類の段ボールシートを小ロットで製造することも多い。そのような製造ラインでは、フィードバックを高速で繰り返す高度なフィードバック制御を行っても、実際には、シート材の幅方向の位置を調整することは困難であった。
特許第3442735号公報
そこで、本発明は、上記の実情に鑑み、段ボールシートの製造ラインにおいて走行するシート材の幅方向の位置を、時間をかけることなく調整することができるシート材の位置調整方法の提供を、課題とするものである。
上記の課題を解決するため、本発明にかかるシート材の位置調整方法(以下、単に「位置調整方法」と称することがある)は、
連続的に供給されて走行する長尺のシート材に、外力の作用により走行方向と直交する幅方向の位置ずれが生じたときに、前記幅方向の位置を修正するシート材の位置調整方法であって、
それぞれ走行するシート材のシート面に平行な水平軸周りに回転自在な一対のローラで、前記シート材を常に上下から挟持し、
記シート材に、前記幅方向の位置ずれが生じたときは常に、一対の前記ローラの双方に、前記シート材の中心線が予め定めた基準センタラインに一致するまで、前記幅方向に移動するスライド動作を行わせ、
少なくとも前記スライド動作によって前記シート材の前記中心線を前記基準センタラインに一致させた時点で、前記基準センタラインまたは前記初期位置から予め定めた所定の範囲内に前記ローラが位置しないとき、一対の前記ローラの少なくとも一方に、前記シート材に対する前記ローラの相対的な転動方向が、前記ローラの初期位置に対して前記ローラが位置している方向となるように、前記シート面に垂直な垂直軸周りに旋回する旋回動作を行わせることにより、前記シート材に敢えて前記幅方向の位置ずれを生じさせ、その位置ずれを修正するための前記スライド動作によって、前記外力が作用し続けることにより同一方向にスライドし続ける前記ローラを、前記初期位置に向けて戻すように移動させる」ものである。
「シート材」は、表・裏ライナ、波形に成形された中芯、片面段ボールシート、両面段ボールシート、及び、二層以上が貼合された片面段ボールシートに表ライナが貼合されたシートを指している。
ローラに行わせる「スライド動作」は、本発明の位置調整方法に使用する位置調整装置において、専らローラをシート材の幅方向に移動させることにより行うものであっても、位置調整装置の全体をシート材に対して幅方向に移動させることにより行うものであってもよい。
「基準センタライン」は、シート材を理想的に走行させる場合のシート材の中心線とすることができる。段ボールシートの製造ラインでは、シングルフェーサ、ブリッジ、グルーマシン、ダブルフェーサ、スリッタスコアラ等、製造ラインを構成する各装置における中心線、いわゆる「マシンセンタ」が設定されている。従って、このような各装置のマシンセンタの延長線である製造ラインの中心線を、基準センタラインとすることができる。また、本発明の位置調整方法に使用する位置調整装置のマシンセンタを、基準センタラインとしてもよい。なお、上述のように、ローラにスライド動作を行わせるために、位置調整装置全体を幅方向に移動させる方法を採用し得るが、その場合であっても、位置調整装置のマシンセンタとしての基準センタラインは、位置調整装置の移動に伴って変動することのない、固定されたラインとして設定される。
本構成では、シート材に幅方向のずれが生じたとき、ローラを上下から挟持するローラを、シート材の中心線が基準センタラインに一致するまで幅方向にスライドするように制御することにより、シート材の幅方向のずれを修正する。ここで、プリンタ用紙やコピー用紙のようにカットされた状態のシート材が供給される場合は、シート材の幅方向の位置にずれが生じたとき、ずれを修正する動作はそのシート材に対してのみ行えばよい。これに対して、段ボールシートの製造ラインにおいて走行するシート材は、上流端でミルロールスタンド(原紙掛け)に巻き掛けられている非常に長い原紙が、連続的に供給されるものであるため、幅方向に位置ずれを生じさせる原因が生じた後は、ロットが切り換えられるまではその原因が取り除かれることはなく、それより下流側のシート材に対して幅方向にずらすように外力が作用し続けるのが通常である。従って、シート材の中心線が基準センタラインと一致している状態を保持するためには、ローラは初期位置から離れる方向にスライドし続けることになり、いずれ可動範囲の限界に達してしまう。
これに対して、本構成では、ローラの少なくとも一方を垂直軸周りに旋回させ、その旋回方向は、シート材に対するローラの相対的な転動方向が、ローラの初期位置に対してローラが位置している方向に旋回する方向とする。これにより、シート材の中心線が基準センタライン上にあるために、ローラのスライドによってシート材に加えられている力に加えて過剰な力が、ローラの旋回によってシート材に加えられる。ローラは、シート材の中心線が基準センタラインに一致するまで幅方向にスライドするように制御されていることにより、過剰な力によるシート材の移動を相殺するようにスライドするため、ローラが初期位置から大きく離れることなく、シート材の幅方向の位置ずれを修正することができる。
従って、本構成の位置調整方法によれば、幅方向へのスライド動作と、垂直軸周りの旋回動作の双方をローラに行わせるという新規な手段を採用したことにより、特に高速ではない簡易なフィードバック制御であっても、時間をかけることなく、シート材の幅方向の位置ずれを修正することができる。
本発明にかかるシート材の位置調整方法は、上記構成に加え、「前記旋回動作を行わせる前記ローラに、前記スライド動作と同時に前記旋回動作を行わせ、旋回角度を変化させる過程で前記ローラが前記スライド動作を停止した時の旋回角度として、前記ローラの旋回により前記シート材を幅方向に移動させる力と前記外力とが拮抗する旋回角度を求める」ものとすることができる。
本構成では、シート材の中心線が基準センタラインに一致するまで幅方向にスライドするようにローラを制御しつつ、ローラの旋回角度を変化させる。シート材を幅方向にずらす方向に作用する外力に対して、ローラの旋回によりシート材を幅方向に移動させる力が小さいときは、シート材の中心線が基準センタラインに一致した状態(シート材のずれが修正された状態)に保持するために、ローラはスライド動作を続ける。ローラの旋回角度を変化させると、その過程のある角度で、ローラの旋回によりシート材を幅方向に移動させる力と外力とがつりあい、ローラは停止する。従って、ローラがスライド移動を停止したときの旋回角度として、シート材の幅方向のずれを修正するために適した旋回角度(シート材の幅方向のずれが修正された状態を保持するために適した旋回角度)を求めることができる。
従って、ホイールの旋回のみによってシート材の幅方向のずれを修正していた従来技術では、適正な旋回角度はフィードバックを繰り返さなければ求められなかったところ、本構成の位置調整方法によれば、シート材の幅方向のずれを修正するのと同時に、適正な旋回角度を求めることができ、幅方向のずれが修正された状態を保持することができる。
本発明にかかる段ボールシートの位置調整方法は、上記構成に加え、「前記旋回動作を行わせる前記ローラの旋回角度は、該ローラが前記初期位置からスライドした距離に比例して増加させる」ものである。
本構成では、ローラが初期位置から離れるほど旋回角度が大きくなり、ローラの旋回によってシート材を幅方向に移動させる力が大きくなる。従って、ローラが旋回角度を増加させながらスライドして行く過程のどこかで、ローラの旋回によりシート材を移動させる力と、外力とを拮抗させることが可能となる。ローラは、シート材の中心線が基準センタラインと一致するまでスライドするように制御されているため、外力と拮抗する旋回角度となったスライド位置で停止する。従って、シート材に作用している外力が変化しない限りは、その状態で、シート材の中心線が基準センタラインに一致している状態を保持することができる。
以上のように、本発明の効果として、段ボールシートの製造ラインにおいて走行するシート材の幅方向の位置を、時間をかけることなく調整することができるシート材の位置調整方法を、提供することができる。
本発明の一実施形態である位置調整方法に使用する位置調整装置の概略構成図である。 図1の位置調整装置のローラ対の(a)正面図、及び(b)側面図である。 本発明の一実施形態の位置調整方法における制御例1の説明図である。 図3に引き続き、制御例1の説明図である。 本発明の一実施形態の位置調整方法における制御例2の説明図である。 図5に引き続き、制御例2の説明図である。 本発明の一実施形態の位置調整方法における制御例3の説明図である。
以下、本発明の具体的な実施形態であるシート材の位置調整方法、及び、該位置調整方法に使用するシート材の位置調整装置1(以下、単に「位置調整装置1」と称する)について、図1乃至図7に基づいて説明する。
まず、位置調整装置1について、図1及び図2を用いて説明する。位置調整装置1は、段ボールシートの製造ラインにおいて、走行するシート材Sを載置する載置台61で構成されるシート材Sの走行路の一部で、上下の空間を連通させている開放部64に配置される。ここで、載置台61は、シート材Sを載置し滑らせるプレートや、シート材Sを載置し搬送するコンベアで構成させることができる。ここでは、開放部64として、載置台61を上流側と下流側とに分断して間隙を設けることにより形成されたものを図示により例示しているが、その他、載置台を左右に分断して中央部に間隙を設けることにより、或いは、載置台の一部に貫通孔を設けることにより、開放部を形成することができる。
位置調整装置1は、走行するシート材Sを上下から挟持する一対のローラ10,20を具備している。一方のローラ10は、シート材Sのシート面に平行な水平軸P1、すなわち、走行するシート材Sを載置する載置台61の上面に平行な水平軸P1周りに回転自在であり、シート材Sの上面に当接させる。他方のローラ20は、シート材Sのシート面に平行な水平軸P2周りに回転自在であり、シート材Sの下面に当接させる。一対のローラ10,20のうち一方は、シート面に垂直な垂直軸P3、すなわち、載置台61の上面に垂直な垂直軸P3周りに旋回可能である。ここでは、シート材Sの上面に当接させるローラ10が、旋回可能である場合を例示する。
ローラ10は、複数の上ホイール11からなる。ここでは、四つの上ホイール11によってローラ10が構成されている場合を、図示により例示している。複数の上ホイール11は、水平な単一の第一軸部15を回転自在に挿通させており、第一軸部15の両端は、コ字形の部材を二つ連結したローラ支持部19の両端部間に架け渡されている。この第一軸部15の軸心が、水平軸P1である。ローラ支持部19の中央を、第三軸部16が垂直に挿通している。この第三軸部16の軸心が垂直軸P3である。
ローラ20は、複数の下ホイール21からなる。ここでは、四つの下ホイール21によってローラ20が構成されている場合を、図示により例示している。複数の下ホイール21は、水平な単一の第二軸部25を回転自在に挿通させており、第二軸部25の両端は、コ字形のローラ支持部29の両端部間に架け渡されている。この第二軸部25の軸心が、水平軸P2である。ローラ20は、ローラ10の真下に設けられている。
このような上下のローラ10,20からなるローラ対30を、本実施形態の位置調整装置1は二対備えている。そして、位置調整装置1は、二つのローラ対30における二つのローラ10を、同時に同一の角度だけ垂直軸P3周りに旋回させる旋回機構と、二つのローラ10を同時に同一高さ昇降させる昇降機構と、二つのローラ対30における全てのローラ10,20を、同時に同距離だけシート材Sの幅方向、すなわち、載置台61の幅方向における同一方向に移動させるスライド機構を備えている(何れも図示省略)。
ここで、旋回機構は、例えば、二つのローラ10それぞれのローラ支持部19から突設された連結片に、両端が回動可能に取り付けられた連結アームを、エアまたは油圧で作動するシリンダ装置のピストンロッドで駆動することにより、二つのローラ支持部19をそれぞれの垂直軸P3周りに回動させる構成とすることができる。また、昇降機構は、例えば、二つのローラ支持部19を連結している昇降体を、モータにより正逆回転するボール螺子を介して昇降させる構成や、シリンダ装置のピストンロッドを上下に進退させることにより昇降させる構成とすることができる。なお、旋回機構は、昇降体に取り付けることができる。
スライド機構は、例えば、レール、レール上を摺動するスライダ、及びシリンダ装置で構成させることができる。この場合、レールの軸方向をシート材Sの幅方向に一致させた状態で、二つのローラ対30を支持している架台の支柱をスライダの上に固定する。そして、シリンダ装置のピストンロッドをレールの軸方向に平行に進退させることにより、支柱を押し又は牽引する。これにより、位置調整装置1全体がシート材Sの幅方向に移動するため、全てのローラ10,20を同時に同距離だけ幅方向における同一方向にスライドさせることができる。或いは、上述の昇降機構をスライド体に取付け、モータにより正逆回転するボール螺子を介して、スライド体をシート材Sの幅方向に移動させる構成としてもよい。
更に、位置調整装置1は、主記憶装置と、主記憶装置に記憶されたプログラムに従って処理を行う中央処理装置(CPU)と、ハードディスク等の補助記憶装置とを具備するコンピュータ(図示しない)を備えており、主記憶装置には、シート材Sの幅方向の位置を検出するカメラや光電センサ等の検出装置の検出に基づき、シート材Sの幅方向のずれ量やシート材Sの中心線の位置等を算出し、算出された値に基づき、スライド機構及び旋回機構を制御する位置制御プログラムが記憶されている。
上記構成の位置調整装置1を使用して行う位置調整方法は、それぞれ走行するシート材Sのシート面に平行な水平軸P1,P2周りに回転自在な一対のローラ10,20で、シート材Sを常に上下から挟持し、外力の作用によりシート材Sに幅方向の位置ずれが生じたとき、一対のローラ10,20の双方に、シート材Sの中心線が予め定めた基準センタラインLに一致するまで、外力の方向とは反対の幅方向に移動するスライド動作を行わせ、一対のローラ10,20の一方であるローラ10に、シート材Sに対するローラ10の相対的な転動方向が、ローラ10の初期位置Nに対してローラ10が位置している方向となるように、シート面に垂直な垂直軸P3周りに旋回する旋回動作を行わせるものである。
このような位置調整方法では、位置調整装置1の動作開始に先立ち、或いは、製造する段ボールシートの種類の切り替えに際して、まず、シート材Sの厚さに応じて、ローラ10を降下させ、シート材Sの上面に当接させる。例えば、位置調整装置1のコンピュータを、段ボールシートの製造ラインの生産管理装置または事業者の事務所コンピュータと、有線通信または無線通信可能に接続することにより、シート材Sの種類や厚さに関する情報を、生産管理装置や事務所コンピュータから随時取得することができる。或いは、シート材Sの種類や厚さに関する情報を、予め位置調整装置1のコンピュータの補助記憶装置に記憶させておき、これを読み出して使用する構成とすることができる。コンピュータの主記憶装置には、シート材Sの厚さに関する情報に基づいて昇降機構を制御し、ローラ10の高さを調整するローラ高さ調整プログラムを記憶させておくことができる。一方、ローラ20は、上端が載置台61の上面と同一の高さとなるように開放部64に設置することにより、シート材Sの下面に当接する。
本実施形態の位置調整方法における制御の基本は、次のようである。まず、シート材Sは、上面に当接させたローラ10と下面に当接させたローラ20によって、常に上下から挟持された状態とする。上下のローラ10,20は、それぞれ水平軸P1,P2周りに回転自在であるため、シート材Sの走行を妨げることなく、シート材Sの走行に従動して自由回転する。そして、幅方向のスライド動作に関しては、上下のローラ10,20は、シート材Sを挟持したままの状態で同時に同方向に同距離移動させる。これにより、上下のローラ10,20に挟持されたシート材Sは、ローラ10,20に引き摺られるように幅方向に移動する。一方、旋回動作に関しては、本実施形態ではローラ10を垂直軸P3周りに旋回させる。これにより、シート材Sに対する相対的なローラ10の転動方向が、上流側から流入してくるシート材Sの走行方向に対して傾くため、旋回したローラ10からシート材Sに対して幅方向に移動させようとする力が作用する。シート材Sは上下からローラ10,20によって挟持されているため、ローラ10から作用する力以外の方向にシート材Sが滑りにくく、ローラ10を旋回させた力をシート材Sに効率よく伝え、高い応答性でシート材Sを幅方向に移動させることができる。
以下、シート材Sの位置調整方法における具体的な制御例を、図3乃至図7を用いて説明する。なお、図3乃至図7では、シート材Sを挟持しているローラ10,20のうちローラ10のみを図示し、ローラ20の図示は省略している。また、図3乃至図7におけるシート材Sの走行方向は、紙面上から下に向かう方向である。
<制御例1>
まず、制御例1について、図3及び図4を用いて説明する。シート材Sの中心線が基準センタラインL上にあるときは、上下からシート材Sを挟持しているローラ10,20にはスライド動作も旋回動作もさせない(図3(a)参照)。このときの各ローラ10の幅方向の位置が、それぞれの初期位置Nである。この状態では、ローラ10の上流側と下流側とで、シート材Sが走行する幅方向の位置は変わらない。シート材Sに対して、幅方向にずらすように外力が作用した場合(図3(b)参照)、コンピュータにより次のように制御する。ここでは、紙面左方向に外力が作用し、シート材Sが紙面左方向にずれた場合を例示する。ローラ10は、シート材Sの中心線が基準センタラインLと一致するまでスライドするよう制御される。従って、シート材Sに外力が作用している方向とは反対方向、すなわち紙面右方向に、ローラ10がスライドする。これにより、スライドするローラ10にシート材Sが引き摺られるように、シート材Sはローラ10のスライド方向、すなわち紙面右方向に移動し、シート材Sの中心線が基準センタラインLと一致する(図3(c)参照)。
段ボールシートの製造ラインにおいて走行するシート材Sは、非常に長い原紙が連続的に供給されて製造されるものであるため、製造ラインのどこかで幅方向に位置ずれを生じさせる原因が生じた後は、それより下流側のシート材Sに対して幅方向にずらすように、外力が作用し続けるのが通常である。従って、シート材Sの中心線が基準センタラインLと一致している状態を保持するために、ローラ10は同方向、すなわちシート材Sに作用する外力の方向と反対方向(紙面右方向)にスライドを続ける(図3(d)参照)。そのため、シート材Sに幅方向のずれを生じさせる外力が作用し続ける限り、ローラ10は同一方向にスライドし続けることになり、いずれ可動範囲の限界に達してしまう。
そこで、本制御例では、ローラ10をスライドさせる許容範囲を予め定めておく。この許容範囲は、基準センタラインLから両側に所定距離の範囲として定める。つまり、基準センタラインLの左右両側に、それぞれローラ10をスライドさせる距離の上限値が設けられる。ここで、許容範囲は、ローラ10の機械的な可動範囲より、基準センタラインLに近い範囲とすることができる。シート材Sの位置制御は、基準センタラインLに近い位置にあるローラ10によって行う方が、制御が安定するからである。
そして、スライドを続けたローラ10が許容範囲の上限値に達したとき、ローラ10を垂直軸P3周りに旋回させる。このとき、シート材Sに対する相対的なローラ10の転動方向が、各ローラ10がその初期位置Nに対して位置している方向となるように、ローラ10を旋回させる。図示の例では、各ローラ10はその初期位置Nに対して紙面右方向に位置しているため、ローラ10の転動方向が右方向に傾くように、ローラ10を垂直軸P3周りに図示左回りに旋回させる。つまり、中心線が基準センタラインLにあるシート材Sを、敢えて、外力の方向とは反対方向にずらすように、ローラ10を旋回させる(図4(e)参照)。
ローラ10の転動方向が傾くことにより、シート材Sは外力の方向とは反対方向(紙面右方向)に過剰に移動する。ローラ10は、常にシート材Sの中心線が基準センタラインLと一致するまでスライドするよう制御されているため、シート材Sを戻す方向にスライドする。つまり、ローラ10は、それぞれの初期位置Nに向かってスライドする(図4(f)参照)。ローラ10のスライドによってシート材Sの中心線が基準センタラインLと一致するとローラ10は停止するが、このとき、ローラ10はそれぞれの初期位置Nの近傍に戻っている(図4(g)参照))。このようにして、ローラ10のスライドによってシート材Sの幅方向のずれを修正すると共に、ローラ10の旋回によってローラ10の位置を基準センタラインLの近傍に戻すことができる。なお、ローラ10が基準センタラインLの近傍に戻っているか否かの判定のために、ローラ10を戻すべき範囲として、初期位置Nの近傍であって、初期位置Nから両側に所定距離の範囲として、ローラ基準範囲を設けることができる。このローラ基準範囲は、当然ながら、ローラ10の移動を許容する前述の許容範囲よりは狭い範囲である。
シート材Sの中心線が基準センタラインLと一致しても、ローラ10がローラ基準範囲内まで戻らない場合は、図4(e)と同様にローラ10を旋回させる。ローラ10がローラ基準範囲内まで戻ったら、ローラ10を旋回していない状態(旋回角度ゼロの状態)に戻す(図4(h)参照)。以降は、図3(b)から図4(h)の制御を繰り返すことにより、シート材Sの幅方向の位置を、その中心線が基準センタラインL上にあるように調整することができる。
<制御例2>
次に、制御例2について、図5及び図6を用いて説明する。上記のように、位置調整装置1は、シート材Sを上下から挟持するローラ対30を二つ備えているが、二つのローラ10の動作は同じであるため、図5及び図6では図示を簡略化し、ローラ10を一つのみ示している。従って、図面においては、ローラ10の初期位置Nは基準センタラインLと重なっているが、ローラ対30が複数ある場合は、図3及び図4に示したように、各ローラ10の初期位置Nは基準センタラインLとは相違する。
シート材Sに対して幅方向にずらすように外力が作用した場合、コンピュータにより次のように制御する。ここでは、紙面左方向に外力が作用し、シート材Sが紙面左方向にずれた場合を例示する。ローラ10は、シート材Sの中心線が基準センタラインLと一致するまでスライドするよう制御される。従って、シート材Sに外力が作用している方向とは反対方向、すなわち紙面右方向にローラ10がスライドする。本制御例では、このスライド動作と同時に、垂直軸P3周りに旋回させる旋回動作をローラ10に行わせる(図5(b)参照)。このとき、シート材Sに対する相対的なローラ10の転動方向が、ローラ10がスライドして行く方向となるように、ローラ10を旋回させる。図示の例では、ローラ10は紙面右方向にスライドして行くため、ローラ10の転動方向が右方向に傾くように、ローラ10を垂直軸P3周りに図示左回りに回動させる。ここで、「シート材Sに対する相対的なローラ10の転動方向が、ローラ10がスライドして行く方向となるような旋回」と「シート材Sに対する相対的なローラ10の転動方向が、ローラ10の初期位置Nに対してローラ10が位置している方向となるような旋回」とは、旋回の方向は同一である。
このローラ10のスライド動作及び旋回動作により、シート材Sの中心線が基準センタラインLと一致したとき、そのときのローラ10の旋回角度θ1がシート材Sに作用する外力と拮抗するためには不十分であったとする。ローラ10は、シート材Sの中心線が基準センタラインLと一致するまでスライドするよう制御されているため、シート材Sの中心線が基準センタラインLと一致している状態を保持するために、移動速度は低減するものの同一方向にスライドを続ける(図5(c)参照)。そこで、ローラ10の垂直軸P3周りの旋回角度を同一方向に増加させていくと、その過程においてある旋回角度θ2でローラ10のスライド移動が停止する(図5(d)参照)。この旋回角度θ2は、シート材Sに作用する外力と、ローラ10の旋回によりシート材Sを外力とは反対方向に向かわせる力とが拮抗した角度である。
このように旋回角度θ2でローラ10が停止したとき、ローラ10の位置が上記のローラ基準範囲外にあれば、更に旋回角度を同一方向に増加させ、角度をθ3とする(図6(e)参照)。すなわち、中心線が基準センタラインLにあるシート材Sをその状態に保持する旋回角度、すなわち、外力と拮抗させるのに十分な旋回角度より、敢えて過剰に、ローラ10を旋回させる。これにより、シート材Sは外力の方向とは反対方向(紙面右方向)に移動することとなるが、ローラ10は常にシート材Sの中心線が基準センタラインLと一致するまでスライドするよう制御されているため、シート材Sを戻す方向にスライドする。つまり、ローラ10は、初期位置Nに向かってスライドする。
ローラ10のスライドによりシート材Sの中心線が基準センタラインLと一致するとローラ10は停止するが、このとき、ローラ10はローラ基準範囲内に戻っている。この段階で、ローラ10の旋回角度をθ2に戻す(図6(f)参照)。上述のように、この旋回角度θ2で、シート材Sに作用する外力と、ローラ10の旋回によりシート材Sを幅方向に移動させる力とが拮抗しているため、外力が変化しない限りは、この状態で、シート材Sの中心線が基準センタラインLに一致している状態を保持することができる。シート材Sに作用している外力が変化した場合は、その外力の方向に応じて図5(b)〜図6(f)の制御を繰り返すことにより、シート材Sの幅方向の位置を、その中心線が基準センタラインL上にあるように調整することができる。
<制御例3>
次に、制御例3について、図7を用いて説明する。シート材Sに対して幅方向にずらすように外力が作用した場合、シート材Sの中心線が基準センタラインLと一致するまで、シート材Sに外力が作用している方向とは反対方向に、ローラ10をスライドさせる。本制御例では、このスライド動作と同時にローラ10に旋回動作を行わせる。このとき、シート材Sに対する相対的なローラ10の転動方向が、ローラ10がスライドして行く方向となるように、ローラ10を旋回させる。具体的には、ローラ10が右方向にスライドする場合は、ローラ10の転動方向が右方向を向くように、ローラ10を垂直軸P3周りに図示左回りに旋回させる。逆に、ローラ10が左方向にスライドする場合は、ローラ10の転動方向が左方向を向くように、ローラ10を垂直軸P3周りに図示右回りに旋回させる。
加えて、本制御例では、ローラ10の旋回角度を、ローラ10が初期位置Nからスライドした距離に比例して増加させるように制御する。これによりローラ10が初期位置Nから離れるほど、ローラ10の旋回によりシート材Sを外力とは反対方向に向かわせる力が大きくなる。従って、ローラ10が旋回角度を増加させながらスライドして行く過程のどこかで、ローラ10の旋回によりシート材Sを幅方向に移動させる力と外力とを拮抗させることができる。ローラ10は、シート材Sの中心線が基準センタラインLと一致するまでスライドするように制御されているため、旋回角度が外力と拮抗する角度となったスライド位置で停止する。シート材Sに作用している外力が変化しない限りは、ローラ10がこの旋回角度でこのスライド位置にある状態で、シート材Sの中心線が基準センタラインLに一致している状態を保持することができる。本制御例では、ローラ10のスライド距離に旋回角度を比例させる係数を、実際の製造ラインで生じるシート材Sの幅方向のずれの大きさ等を考慮して適宜選択することにより、ローラ10が初期位置Nから大きく離れない位置で、適正な旋回角度となってローラ10が停止するように設定することができる。
なお、シート材Sに作用している外力が変化した場合は、シート材Sが幅方向に移動するため、シート材Sの中心線を基準センタラインLと一致させるべく再びローラ10をスライドさせ、ローラ10のスライド距離に比例して旋回角度を増加させる。
上記のように、本実施形態の位置調整方法によれば、幅方向へのスライド動作と、垂直軸周りの旋回動作との双方を、ローラ10に行わせることにより、特に高速ではない簡易なフィードバック制御であっても、時間をかけることなく、シート材Sの幅方向の位置ずれを修正することができる。
加えて、スライド動作と同時に旋回動作を行わせ、旋回角度を変化させるように制御することにより、シート材Sの幅方向のずれを修正するのと同時に、シート材Sを幅方向にずらすように作用する外力と、ローラ10の旋回によりシート材Sを幅方向に移動させる力とが拮抗する旋回角度、すなわち、シート材Sの幅方向のずれが修正された状態を保持するための適正な旋回角度を、求めることができる。
以上、本発明について好適な実施形態を挙げて説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、以下に示すように、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改良及び設計の変更が可能である。
例えば、上記の位置調整装置1では、ローラ10,20がそれぞれ四つのホイールからなる場合を例示したが、一つのローラを構成するホイールの数は四つに限定されるものではない。また、ローラは、必ずしも複数のホイールからなる必要はない。また、上記では、シート材Sを上下から挟持するローラ対30が二対設けられている位置調整装置1を例示したが、ローラ対は一対であっても三対以上であってもよい。
また、上記では、ローラ10,20のうち、シート材の上面に当接させるローラ10に旋回動作を行わせる場合を例示したが、シート材の下面に当接させるローラ20に旋回動作を行わせることもできる。
1 位置調整装置
10,20 ローラ
30 ローラ対(一対のローラ)
S シート材
P1,P2 水平軸
P3 垂直軸
L 基準センタライン
N 初期位置

Claims (3)

  1. 連続的に供給されて走行する長尺のシート材に、外力の作用により走行方向と直交する幅方向の位置ずれが生じたときに、前記幅方向の位置を修正するシート材の位置調整方法であって、
    それぞれ走行するシート材のシート面に平行な水平軸周りに回転自在な一対のローラで、前記シート材を常に上下から挟持し、
    記シート材に、前記幅方向の位置ずれが生じたときは常に、一対の前記ローラの双方に、前記シート材の中心線が予め定めた基準センタラインに一致するまで、前記幅方向に移動するスライド動作を行わせ、
    少なくとも前記スライド動作によって前記シート材の前記中心線を前記基準センタラインに一致させた時点で、前記基準センタラインまたは前記初期位置から予め定めた所定の範囲内に前記ローラが位置しないとき、一対の前記ローラの少なくとも一方に、前記シート材に対する前記ローラの相対的な転動方向が、前記ローラの初期位置に対して前記ローラが位置している方向となるように、前記シート面に垂直な垂直軸周りに旋回する旋回動作を行わせることにより、前記シート材に敢えて前記幅方向の位置ずれを生じさせ、その位置ずれを修正するための前記スライド動作によって、前記外力が作用し続けることにより同一方向にスライドし続ける前記ローラを、前記初期位置に向けて戻すように移動させる
    ことを特徴とするシート材の位置調整方法。
  2. 前記旋回動作を行わせる前記ローラに、前記外力の作用による前記幅方向の位置ずれに対する前記スライド動作と同時に前記旋回動作を行わせ、旋回角度を変化させる過程で前記ローラが前記スライド動作を停止した時の旋回角度として、前記ローラの旋回により前記シート材を幅方向に移動させる力と前記外力とが拮抗する旋回角度を求める
    ことを特徴とする請求項1に記載のシート材の位置調整方法。
  3. 前記旋回動作を行わせる前記ローラの旋回角度は、該ローラが前記初期位置からスライドした距離に比例して増加させる
    ことを特徴とする請求項2に記載のシート材の位置調整方法。
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