JP6087867B2 - シート材の位置調整方法 - Google Patents
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Description
「連続的に供給されて走行する長尺のシート材に、外力の作用により走行方向と直交する幅方向の位置ずれが生じたときに、前記幅方向の位置を修正するシート材の位置調整方法であって、
それぞれ走行するシート材のシート面に平行な水平軸周りに回転自在な一対のローラで、前記シート材を常に上下から挟持し、
前記シート材に、前記幅方向の位置ずれが生じたときは常に、一対の前記ローラの双方に、前記シート材の中心線が予め定めた基準センタラインに一致するまで、前記幅方向に移動するスライド動作を行わせ、
少なくとも前記スライド動作によって前記シート材の前記中心線を前記基準センタラインに一致させた時点で、前記基準センタラインまたは前記初期位置から予め定めた所定の範囲内に前記ローラが位置しないとき、一対の前記ローラの少なくとも一方に、前記シート材に対する前記ローラの相対的な転動方向が、前記ローラの初期位置に対して前記ローラが位置している方向となるように、前記シート面に垂直な垂直軸周りに旋回する旋回動作を行わせることにより、前記シート材に敢えて前記幅方向の位置ずれを生じさせ、その位置ずれを修正するための前記スライド動作によって、前記外力が作用し続けることにより同一方向にスライドし続ける前記ローラを、前記初期位置に向けて戻すように移動させる」ものである。
まず、制御例1について、図3及び図4を用いて説明する。シート材Sの中心線が基準センタラインL上にあるときは、上下からシート材Sを挟持しているローラ10,20にはスライド動作も旋回動作もさせない(図3(a)参照)。このときの各ローラ10の幅方向の位置が、それぞれの初期位置Nである。この状態では、ローラ10の上流側と下流側とで、シート材Sが走行する幅方向の位置は変わらない。シート材Sに対して、幅方向にずらすように外力が作用した場合(図3(b)参照)、コンピュータにより次のように制御する。ここでは、紙面左方向に外力が作用し、シート材Sが紙面左方向にずれた場合を例示する。ローラ10は、シート材Sの中心線が基準センタラインLと一致するまでスライドするよう制御される。従って、シート材Sに外力が作用している方向とは反対方向、すなわち紙面右方向に、ローラ10がスライドする。これにより、スライドするローラ10にシート材Sが引き摺られるように、シート材Sはローラ10のスライド方向、すなわち紙面右方向に移動し、シート材Sの中心線が基準センタラインLと一致する(図3(c)参照)。
次に、制御例2について、図5及び図6を用いて説明する。上記のように、位置調整装置1は、シート材Sを上下から挟持するローラ対30を二つ備えているが、二つのローラ10の動作は同じであるため、図5及び図6では図示を簡略化し、ローラ10を一つのみ示している。従って、図面においては、ローラ10の初期位置Nは基準センタラインLと重なっているが、ローラ対30が複数ある場合は、図3及び図4に示したように、各ローラ10の初期位置Nは基準センタラインLとは相違する。
次に、制御例3について、図7を用いて説明する。シート材Sに対して幅方向にずらすように外力が作用した場合、シート材Sの中心線が基準センタラインLと一致するまで、シート材Sに外力が作用している方向とは反対方向に、ローラ10をスライドさせる。本制御例では、このスライド動作と同時にローラ10に旋回動作を行わせる。このとき、シート材Sに対する相対的なローラ10の転動方向が、ローラ10がスライドして行く方向となるように、ローラ10を旋回させる。具体的には、ローラ10が右方向にスライドする場合は、ローラ10の転動方向が右方向を向くように、ローラ10を垂直軸P3周りに図示左回りに旋回させる。逆に、ローラ10が左方向にスライドする場合は、ローラ10の転動方向が左方向を向くように、ローラ10を垂直軸P3周りに図示右回りに旋回させる。
10,20 ローラ
30 ローラ対(一対のローラ)
S シート材
P1,P2 水平軸
P3 垂直軸
L 基準センタライン
N 初期位置
Claims (3)
- 連続的に供給されて走行する長尺のシート材に、外力の作用により走行方向と直交する幅方向の位置ずれが生じたときに、前記幅方向の位置を修正するシート材の位置調整方法であって、
それぞれ走行するシート材のシート面に平行な水平軸周りに回転自在な一対のローラで、前記シート材を常に上下から挟持し、
前記シート材に、前記幅方向の位置ずれが生じたときは常に、一対の前記ローラの双方に、前記シート材の中心線が予め定めた基準センタラインに一致するまで、前記幅方向に移動するスライド動作を行わせ、
少なくとも前記スライド動作によって前記シート材の前記中心線を前記基準センタラインに一致させた時点で、前記基準センタラインまたは前記初期位置から予め定めた所定の範囲内に前記ローラが位置しないとき、一対の前記ローラの少なくとも一方に、前記シート材に対する前記ローラの相対的な転動方向が、前記ローラの初期位置に対して前記ローラが位置している方向となるように、前記シート面に垂直な垂直軸周りに旋回する旋回動作を行わせることにより、前記シート材に敢えて前記幅方向の位置ずれを生じさせ、その位置ずれを修正するための前記スライド動作によって、前記外力が作用し続けることにより同一方向にスライドし続ける前記ローラを、前記初期位置に向けて戻すように移動させる
ことを特徴とするシート材の位置調整方法。 - 前記旋回動作を行わせる前記ローラに、前記外力の作用による前記幅方向の位置ずれに対する前記スライド動作と同時に前記旋回動作を行わせ、旋回角度を変化させる過程で前記ローラが前記スライド動作を停止した時の旋回角度として、前記ローラの旋回により前記シート材を幅方向に移動させる力と前記外力とが拮抗する旋回角度を求める
ことを特徴とする請求項1に記載のシート材の位置調整方法。 - 前記旋回動作を行わせる前記ローラの旋回角度は、該ローラが前記初期位置からスライドした距離に比例して増加させる
ことを特徴とする請求項2に記載のシート材の位置調整方法。
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014113205A JP6087867B2 (ja) | 2014-05-30 | 2014-05-30 | シート材の位置調整方法 |
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JP2015227230A JP2015227230A (ja) | 2015-12-17 |
JP6087867B2 true JP6087867B2 (ja) | 2017-03-01 |
Family
ID=54884976
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2014113205A Active JP6087867B2 (ja) | 2014-05-30 | 2014-05-30 | シート材の位置調整方法 |
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2014
- 2014-05-30 JP JP2014113205A patent/JP6087867B2/ja active Active
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