JP6087245B2 - 通信システム及び通信装置 - Google Patents
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本発明は、通信装置と、前記通信装置と無線通信が可能な複数の移動端末装置とを備える通信システム、及びそのような通信システムにて用いられる通信装置に関する。
電話機等の通信装置と、無線通信が可能な移動端末装置とを備える通信システムが普及している。例えば、通信装置を電話機の親機とし、移動端末装置を電話機の子機として、DECT(Digital Enhanced Cordless Telecommunications)等の通信規格に基づいて通信する通信システムがある。また、例えば、電話機等の通信装置と、携帯型電話機等の移動端末装置とを、ブルートゥース(Bluetooth ;登録商標)等の近距離用の通信規格に基づいて通信接続する通信システムがある。
一方、移動端末装置を用いた通信システムでは、移動端末装置の紛失、携帯忘れ等のトラブルが生じる危険性がある。
このようなトラブルを防止する方法として、各機器間でIDを登録し、近距離通信の通信接続状態を維持するものとし、いずれかの機器がいずれかの機器と近距離通信の接続が途切れた場合に、報知を行う携帯情報機器が開示されている(特許文献1参照。)。
しかしながら、特許文献1に開示された携帯情報機器は、全ての機器に、全ての機器のIDを登録しておかなければならず、ユーザの利便性に関する問題がある。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、通信装置が、複数の移動端末装置との通信状況を判別してトラブルの有無を判別するので、全ての機器に、全ての機器のIDを登録する必要が無いため、利便性に優れた通信システムの提供を目的とする。
また、本発明は、本発明に係る通信システムにて用いられる通信装置の提供を他の目的とする。
上記課題を解決するため、本願に記載の通信システムは、通信装置と、前記通信装置と無線による通信が可能な複数の移動端末装置とを備える通信システムであって、前記通信装置は、第1の通信方法で通信が可能な第1通信手段と、第1の通信方法と異なる第2の通信方法で通信が可能な第2通信手段と、一の移動端末装置に対し、接続していた第1の通信方法での通信が切断され、かつ第2の通信方法での通信が可能であるという第1通信条件を満たすか否かを判別する第1判別手段と、前記第1判別手段により、第1通信条件を満たすと判別した場合に、他の移動端末装置と第1の通信方法での通信が可能であるという第2通信条件を満たすか否かを判別する第2判別手段と、前記第2判別手段により、第2通信条件を満たすと判別したときに、一の移動端末装置に対し、第2の通信方法で所定の通信処理を行う手段とを備えることを特徴とする。
また、本願に記載の通信システムは、前記通信装置は、更に、前記移動端末装置を示す識別情報同士を対応付けて記録する記録手段と、前記第1判別手段により、第1通信条件を満たすと判別した場合に、前記記録手段を参照して、一の移動端末装置を示す識別情報に対応付けて記録されている識別情報を抽出する抽出手段とを備え、前記第2判別手段は、前記抽出手段が抽出した識別情報にて示される移動端末装置を、他の移動端末装置として判別することを特徴とする。
また、本願に記載の通信システムは、前記第2判別手段は、前記第1判別手段による第1通信条件についての判別から所定時間経過後に、第2通信条件について判別することを特徴とする。
また、本願に記載の通信システムは、前記第1通信手段による第1の通信方法は、近距離用の無線通信方法であり、前記第2通信手段による第2の通信方法は、第1の通信方法より遠距離の無線通信も可能な無線通信方法であることを特徴とする。
また、本願に記載の通信システムは、前記所定の通信処理は、前記通信装置から前記他の移動端末装置までの距離と比べて、前記通信装置から前記一の移動端末装置までの距離が遠いことを示す情報を通知する処理であることを特徴とする。
また、本願に記載の通信システムは、前記通信装置は、電話通信が可能な電話通信手段を更に備え、前記第1通信手段により、前記他の移動端末装置に対して電話通信を中継することを特徴とする。
また、本願に記載の通信システムは、前記所定の通信処理は、所定の画像の出力指示命令の送信、所定の音の出力指示命令の送信、所定の作動指示命令の送信、電子メールの送信、及び発呼のうちの少なくとも一つであることを特徴とする。
また、本願に記載の通信システムは、通信装置と、前記通信装置と無線による通信が可能な複数の移動端末装置とを備える通信システムであって、前記通信装置及び前記移動端末装置の間は、第1の通信方法で通信が可能であり、かつ、第1の通信方法と異なる第2の通信方法で通信が可能であり、前記通信装置及び一の移動端末装置との間で、接続していた第1の通信方法での通信が切断され、かつ第2の通信方法での通信が可能であるという第1通信条件を満たすか否かを判別する第1判別手段と、前記第1判別手段により、第1通信条件を満たすと判別した場合に、前記通信装置及び他の移動端末装置との間で、第1の通信方法での通信が可能であるという第2通信条件を満たすか否かを判別する第2判別手段と、前記第2判別手段により、第2通信条件を満たすと判別したときに、前記通信装置及び一の移動端末装置の間で、第2の通信方法で所定の通信処理を行う手段とを備えることを特徴とする。
また、本願に記載の通信装置は、複数の移動端末装置と無線通信が可能な通信装置であって、前記移動端末装置と第1の通信方法で通信が可能な第1通信手段と、第1の通信方法と異なる第2の通信方法で、前記移動端末装置と通信が可能な第2通信手段と、一の移動端末装置に対し、接続していた第1の通信方法での通信が切断され、かつ第2の通信方法での通信が可能であるという第1通信条件を満たすか否かを判別する第1判別手段と、前記第1判別手段により、第1通信条件を満たすと判別した場合に、他の移動端末装置と第1の通信方法での通信が可能であるという第2通信条件を満たすか否かを判別する第2判別手段と、前記第2判別手段により、第2通信条件を満たすと判別したときに、一の移動端末装置に対し、第2の通信方法で所定の通信処理を行う手段とを備えることを特徴とする。
また、本願に記載の通信装置は、前記第2判別手段は、前記第1判別手段による第1通信条件についての判別から所定時間経過後に、第2通信条件について判別することを特徴とする。
また、本願に記載の通信装置は、前記第1通信手段による第1の通信方法は、近距離用の無線通信方法であり、前記第2通信手段による第2の通信方法は、第1の通信方法より遠距離の無線通信も可能な無線通信方法であることを特徴とする。
また、本願に記載の通信装置は、前記所定の通信処理は、前記他の移動端末装置までの距離と比べて、前記一の移動端末装置までの距離が遠い旨を示す情報を通知する処理であることを特徴とする。
また、本願に記載の移動端末装置は、通信装置と無線通信が可能な移動端末装置であって、前記通信装置と第1の通信方法で通信が可能な第1通信手段と、第1の通信方法と異なる第2の通信方法で、前記通信装置と通信が可能な第2通信手段とを備え、前記通信装置との間で、第1の通信方法での通信が切断され、かつ第2の通信方法での通信が可能である場合に、前記通信装置からの所定の通信処理を受け付ける手段と、受け付けた所定の通信処理に基づいて、前記通信装置が他の装置と通信が可能であることを示す出力を行う手段とを備えることを特徴とする。
また、本願に記載の通信プログラムは、複数の移動端末装置と無線通信が可能なコンピュータに、通信処理を実行させる通信プログラムであって、コンピュータに、一の移動端末装置に対し、接続していた第1の通信方法での通信が切断され、かつ第1の通信方法と異なる第2の通信方法での通信が可能であるという第1通信条件を満たすか否かを判別する第1判別手順と、前記第1判別手順により、第1通信条件を満たすと判別した場合に、他の移動端末装置と第1の通信方法での通信が可能であるという第2通信条件を満たすか否かを判別する第2判別手順と、前記第2判別手順により、第2通信条件を満たすと判別したときに、一の移動端末装置に対し、第2の通信方法で所定の通信処理を行う手順とを実行させることを特徴とする。
また、本願に記載の通信方法は、通信装置と、前記通信装置と無線通信が可能な複数の移動端末装置とを用いた通信方法であって、前記通信装置は、一の移動端末装置に対し、接続していた第1の通信方法での通信が切断され、かつ第1の通信方法と異なる第2の通信方法での通信が可能であるという第1通信条件を満たすか否かを判別する第1判別手順と、前記第1判別手順により、第1通信条件を満たすと判別した場合に、他の移動端末装置と第1の通信方法での通信が可能であるという第2通信条件を満たすか否かを判別する第2判別手順と、前記第2判別手順により、第2通信条件を満たすと判別したときに、一の移動端末装置に対し、第2の通信方法で所定の通信処理を行う手順とを行うことを特徴とする。
本発明に係る通信システム及び通信装置は、通信装置が、一の移動端末装置に対し、第1の通信方法での通信が切断され、かつ第2の通信方法での通信が可能である場合であって、他の移動端末装置と第1の通信方法での通信が可能であるときに、一の移動端末装置に対し、所定の通信処理を行う。この構成により、通信装置に、各移動端末装置を認識させておくだけで、移動端末装置の携帯忘れ等のトラブルを防止することができるので、機器のIDの登録作業の簡略化が可能であり、利便性に優れている等、優れた効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施の形態は、本発明を具現化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る通信システムの構成例を概念的に示す説明図である。本発明に係る通信システムは、固定電話等の通信装置1と、通信装置1との無線通信が可能な複数台の移動端末装置とを備えている。以下では、移動端末装置として、携帯可能なキーホルダ型の無線機等の第1移動端末装置2と、携帯型電話機等の第2移動端末装置3とを用いる例について説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る通信システムの構成例を概念的に示す説明図である。本発明に係る通信システムは、固定電話等の通信装置1と、通信装置1との無線通信が可能な複数台の移動端末装置とを備えている。以下では、移動端末装置として、携帯可能なキーホルダ型の無線機等の第1移動端末装置2と、携帯型電話機等の第2移動端末装置3とを用いる例について説明する。
通信装置1と第1移動端末装置2との間は、ブルートゥース(Bluetooth ;登録商標)等の近距離用の無線通信方法による通信が可能であり、また、近距離用の無線通信方法より遠距離の通信も可能なDECT(Digital Enhanced Cordless Telecommunications)、WLAN(Wireless LAN)、3G等の遠距離用の無線通信方法による通信も可能である。同様に、通信装置1と第2移動端末装置3との間も、近距離用の無線通信方法による通信が可能であり、また、遠距離用の無線通信方法による通信も可能である。例えば、見通しの良い場所であれば、ブルートゥースによる通信では、10m程度まで通信することが可能であり、DECTによる通信では、近距離用の無線通信方法より遠い100m程度まで通信することが可能である。また、通信装置1による電話通信を、近距離用の無線通信方法により、第2移動端末装置3に中継することで、通信装置1を親機とし、第2移動端末装置3を子機として用いることが可能である。
第1移動端末装置2は、通常、ユーザが外出時に携帯すると考えられる財布、鞄等の携帯品に取り付けられ、第2移動端末装置3、即ち、携帯型電話機を忘れたことを、後述する方法により、ユーザに通知する機能を有する。
次に本発明に係る通信システムにて用いられる各種装置の構成例について説明する。図2は、本発明の第1の実施形態に係る通信システムにて用いられる通信装置1の構成例を示すブロック図である。通信装置1は、制御部10、記録部11、記憶部12、表示部13、入力部14、音声処理部15、近距離無線通信部17、遠距離無線通信部18、電話通信部19等の各種機構を備えている。
制御部10は、情報処理回路、計時回路、レジスタ回路等の各種回路を備え、装置内の各部を制御する処理を実行するCPU(Central Processing Unit )等の機構である。
記録部11は、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の不揮発性記録機構、及び各種RAM(Random Access Memory)等の揮発性記録機構を用いて構成される機構であり、本発明に係る通信プログラム110等の各種プログラム及びデータ等の情報が記録されている。また、記録部11の記録領域の一部には、第1移動端末装置2及び第2移動端末装置3との無線通信に必要なID等の識別情報が記録されている。
記憶部12は、揮発性記録機構を用いて構成される機構であり、各種プログラムの実行に際し、一時的に発生するデータを記憶する。なお、便宜上、記録部11及び記憶部12を異なる機構として示しているが、一の回路で構成しても良く、また相互にその機能を補完することも可能である。
表示部13は、液晶パネル等の画像表示部材を用いて構成される出力機構であり、ユーザに情報を視認させる機能を有する。
入力部14は、数字キー、各種機能キー等の押しボタンを用いて構成される機構であり、ユーザの入力を受け付ける機能を有する。
音声処理部15は、音声に関する各種情報処理を行う機構である。音声処理部15には、ユーザの発生を受音し、音声信号に変換するマイクロホン等の音声入力部150と、音声信号を音声として出力するスピーカ等の音声出力部151とを有する送受話器が接続されている。
近距離無線通信部17は、ブルートゥース等の近距離通信機能により近傍に位置する第1移動端末装置2、第2移動端末装置3等の無線装置を探索し、無線による通信接続を確立して、各種情報及び命令を送受信する制御機構及びアンテナを備える機構である。なお、通信装置1は、電話通信部19による他の電話機との電話通信を、近距離無線通信部17により、第2移動端末装置3に対して中継することも可能である。近距離無線通信部17により、電話通信を中継することで、通信装置1は、電話機の親機として機能し、第2移動端末装置3は、電話機の子機として機能する。
遠距離無線通信部18は、DECT等の遠距離通信機能により、第1移動端末装置2、第2移動端末装置3等の無線装置を探索し、無線による通信接続を確立して、各種情報及び命令を送受信する制御機構及びアンテナを備える機構である。
電話通信部19は、電話回線に接続し、着呼検出、DTMF信号検出、DTMF信号発生、呼接続の確立等の各種電話通信処理を実行する機構である。なお、電話通信部19による電話通信処理は、無線電話通信網を介することにより、近距離無線通信部17による近距離用の無線通信方法より遠距離の無線通信も可能である。
図3は、本発明の第1の実施形態に係る通信システムにて用いられる第1移動端末装置2の構成例を示すブロック図である。第1移動端末装置2は、制御部20、記録部21、記憶部22、出力部23、近距離無線通信部24、遠距離無線通信部25等の各種機構を備えている。
出力部23は、例えば、LED(Light Emitting Diode)等の発光手段、液晶パネル等の表示手段、スピーカ等の音声出力手段、バイブレータ等の振動手段を用いて構成される出力機構であり、ユーザに情報を認識させる機能を有する。
このように構成された第1移動端末装置2は、通信装置1と近距離無線通信部24及び遠距離無線通信部25により、通信装置1と無線通信が可能であり、通信内容に基づき出力機構から所定の出力を行う。
図4は、本発明の第1の実施形態に係る通信システムにて用いられる第2移動端末装置3の構成例を示すブロック図である。第2移動端末装置3は、制御部30、記録部31、記憶部32、表示部33、入力部34、音声処理部35、近距離無線通信部36、遠距離無線通信部37等の各種機構を備えている。また、音声処理部35には、音声入力部350及び音声出力部351が接続されている。
次に本発明に係る通信システムにて実行される通信方法について説明する。先ず、通信方法の概要について説明する。図5は、本発明の第1の実施形態に係る通信システムの概要を示す説明図である。通信装置1は、固定電話として、家屋内に設置されており、ユーザは、第1移動端末装置2を常時携帯し、また、外出時には第2移動端末装置3も携帯する場合の例について説明する。
図5(a)に示すように、ユーザが在宅している場合、通信装置1は、第1移動端末装置2と近距離用の無線通信方法及び遠距離用の無線通信方法の双方で通信が可能である。また、通信装置1は、第2移動端末装置3とも近距離用の無線通信方法及び遠距離用の無線通信方法の双方で通信が可能である。なお、図5では、説明の便宜上、第2移動端末装置3は、通信装置1と近距離用の無線通信方法にて接続が確立している状態のみを示している。
ここで、ユーザは、第1移動端末装置2を携帯し、かつ第2移動端末装置3を家屋内に置き忘れて外出するものとする。図5(b)に示すように、ユーザが外出し、第1移動端末装置2が通信装置1との近距離用の無線通信の通信圏内から外れると、接続していた近距離用の無線通信は切断されるが、遠距離用の無線通信方法での通信は可能な状態となる。また、家屋内に置き忘れた第2移動端末装置3については、通信装置1との近距離用の無線通信方法での通信が接続されたままの状態となる。通信装置1は、第1移動端末装置2との近距離通信が切断されたにも関わらず、第2移動端末装置3との近距離通信が接続されて通信可能な状態を、第2移動端末装置3の携帯忘れと判断し、その旨を第1移動端末装置2へ通知する。これにより、ユーザは、第2移動端末装置3の携帯を忘れたことを認識する。
次に本発明に係る通信システムにて用いられる各種装置の具体的な処理について説明する。図6は、本発明の第1の実施形態に係る通信システムにて用いられる通信装置1の処理の一例を示すフローチャートである。通信装置1は、記録部11に記録されている通信プログラム110を実行する制御部10の制御により、以下の処理を実行する。
通信装置1の制御部10は、第1移動端末装置2との近距離通信による接続が確立されており、かつ遠距離通信による接続が可能であるか否かを判別する(S101)。ステップS101では、近距離用及び遠距離用のいずれの通信も可能である状態であるか否かを判別する。通信の可否は、通信装置1の記録部11に予め記録されている第1移動端末装置2の識別情報及び第2移動端末装置3の識別情報に基づいて判別される。
ステップS101において、近距離用及び遠距離用のいずれの通信も可能であると判別した場合(S101:YES)、通信装置1の制御部10は、第1移動端末装置2と接続していた近距離通信が切断され、通信が不可能であるか否かを判別する(S102)。ステップS102では、第1移動端末装置2が通信装置1との近距離通信圏外から離脱して、近距離通信の再接続が不可能になった状態を、通信が切断されたと判別する。なお、ステップS101の判別処理からステップS102までの判別処理の時間が短すぎる場合、近距離通信切断を捉えきれない状況が発生する可能性がある。従って、ステップS101の判別後に所定時間待機する、ステップS102の判別処理の判別結果が「NO」の場合に同判別処理を所定回数又は所定時間繰り返す等の処理を付加しても良い。
ステップS102において、第1移動端末装置2との近距離通信が切断されたと判別した場合(S102:YES)、通信装置1の制御部10は、第1移動端末装置2との遠距離通信が可能か否かを判別する(S103)。ステップS103は、近距離通信が不可能な場合で、遠距離通信も不可能であるとき、第1移動端末装置2は、電源切断、故障等の通信不能状態にあると考えられるため、そのような状態を以降の処理の対象から除外するための処理である。このように、通信装置1は、第1移動端末装置2に対する通信の状態を判別する処理を第1通信条件とし、ステップS102及びS103において第1通信条件を満たすか否かを判別する。
ステップS103において、第1移動端末装置2との遠距離通信が可能であると判別した場合(S103:YES)、通信装置1の制御部10は、第2移動端末装置3との近距離通信が可能であるか否かを判別する(S104)。通信装置1は、第2移動端末装置3に対する通信の状態を判別する処理を第2通信条件とし、ステップS104において第2通信条件を満たすか否かを判別する。
ステップS104において、第2移動端末装置3との近距離通信が可能であると判別した場合(S104:YES)、通信装置1の制御部10は、所定の通信処理として、遠距離無線通信部18から第1移動端末装置2へ出力指示命令を送信する(S105)。ステップS105にて送信する出力指示命令とは、第1移動端末装置2に、第2移動端末装置3を忘れている可能性がある旨を出力させるための命令を送信する処理である。出力指示命令は、第1移動端末装置2に、例えば、発光手段の発光、表示手段からの画像の表示、音声出力手段からの音声の出力、振動手段による振動等の出力処理を実行させる命令を示す電文情報である。なお、ステップS105では、出力指示命令の送信としているが、電子メールの送信等の様々な通信処理で代替することが可能である。ただし、その場合、通信装置1及び第1移動端末装置2に電子メール送受信機能等の代替通信処理用の機能を追加する必要がある。また、第1移動端末装置2に電話機能を追加し、通信装置1から第1移動端末装置2へ電話通信に係る発呼処理を行う様にしても良い。
なお、ステップS101において、近距離用及び遠距離用のうち少なくとも一方の通信が不可能であると判別した場合(S101:NO)、ステップS102において、第1移動端末装置2との近距離通信が可能であると判別した場合(S102:NO)、ステップS103において、第1移動端末装置2との遠距離通信が不可能であると判別した場合(S103:NO)、又は、ステップS104において、第2移動端末装置3との近距離通信が不可能であると判別した場合(S104:NO)、通信装置1の制御部10は、ステップS101へ戻り、以降の処理を繰り返す。なお、ステップS101からの処理の再実行に際し、必要に応じて所定時間待機するようにしても良い。
以上のように、通信装置1は、第1通信条件を満たすと判別した場合に、第2通信条件を満たすか否かを判別し、第2通信条件を満たすと判別したとき、第1移動端末装置2へ所定の通信処理を行う。第1通信条件及び第2通信条件を満たす場合、第2移動端末装置3が近距離通信圏内であるにも関わらず、第1移動端末装置2が近距離通信圏外ということになる。即ち、通信装置1から第2移動端末装置3までの距離と比べて、通信装置1から第1移動端末装置2までの距離が遠いということになる。このような第1移動端末装置2のみが近距離通信圏外となり、第2移動端末装置3と比べて第1移動端末装置2が遠い状況としては、ユーザが第2移動端末装置3の携帯を忘れて外出したという状況が想定される。したがって、通信装置1は、第1通信条件及び第2通信条件を満たす場合、第2移動端末装置3までの距離と比べて第1移動端末装置2までの距離が遠く、第2移動端末装置3の携帯を忘れて外出した可能性がある旨を示す情報を、出力指示命令として送信するのである。また、第1通信条件を満たしながらも、第2通信条件を満たさない場合、通信装置1は、ユーザが第1移動端末装置2及び第2移動端末装置3の両方を携帯して外出したと判別し、所定の通信処理を実行しない。
図7は、本発明の第1の実施形態に係る通信システムにて用いられる第1移動端末装置2の処理の一例を示すフローチャートである。第1移動端末装置2の制御部20は、遠距離無線通信部25により、出力指示命令を受信する(S201)。ステップS201にて受信する出力指示命令は、通信装置1が送信した電文情報である。即ち、ステップS201は、通信装置1との間で、近距離通信により接続を確立した通信が切断され、かつ遠距離通信による通信が可能である場合に、通信装置1からの所定の通信処理として出力指示命令を受信する処理である。
第1移動端末装置2の制御部10は、受信した出力指示命令に基づく出力を出力部23から行う(S202)。ステップS202では、例えば、発光手段の発光、表示手段からの画像の表示、音声出力手段からの音声の出力、振動手段による振動、受信した電子メールの表示、電話通信に係る着呼による鳴動等の出力処理を実行する。実行される出力処理により、ユーザは、第2移動端末装置3が通信装置1と近距離通信が可能な状態であることを認識する。ユーザは、第2移動端末装置3が通信装置1の近距離通信が可能な状態にあることから、第2移動端末装置3の携帯を忘れて外出したことを認識することができる。
以上のように、本発明に係る通信システムでは、通信装置1は、第1移動端末装置2との近距離通信が切断され、かつ遠距離通信が可能という第1通信条件を満たす場合に、第2移動端末装置3との近距離通信が可能という第2通信条件を満たすか否かを判別する。そして、第1通信条件及び第2通信条件を満たすとき、通信装置1は、第1移動端末装置2へ出力指示命令の送信等の所定の通信処理を行う。なお、通信処理を行うのは、通信装置1と、第1移動端末装置2又は第2移動端末装置3との間だけであるので、第1移動端末装置2及び第2移動端末装置3の間で通信処理を行う必要は無い。即ち、通信に要する識別情報の記録等の作業は、通信装置1に対して行えば良く、各移動端末装置間で相互認識させるための作業は必要ない。このように、通信装置1は、複数の移動端末装置との通信状況を判別して携帯忘れ等のトラブルの有無を判別するので、全ての機器に、全ての機器の識別情報を登録する必要が無いため、利便性に優れている等、優れた効果を奏する。
(第2の実施形態)
第2の実施形態は、第1の実施形態において、複数の移動端末装置を組としてグループ化する形態である。以降の説明において、第1の実施形態と同様の構成については、第1の実施形態と同様の符号を付し、第1の実施形態を参照するものとし、その説明を省略する。
第2の実施形態は、第1の実施形態において、複数の移動端末装置を組としてグループ化する形態である。以降の説明において、第1の実施形態と同様の構成については、第1の実施形態と同様の符号を付し、第1の実施形態を参照するものとし、その説明を省略する。
図8は、本発明の第2の実施形態に係る通信システムの構成例を概念的に示す説明図である。第2の実施形態に係る通信システムは、固定電話等の通信装置1と、通信装置1との無線通信が可能な複数台の移動端末装置とを備えている。以下では、移動端末装置として、第1移動端末装置2、第2移動端末装置3、第3移動端末装置4及び第4移動端末装置5を用いる例について説明する。
第1移動端末装置2及び第2移動端末装置3の構成は、第1の実施形態と同様である。第3移動端末装置4及び第4移動端末装置5の構成は、第1の実施形態における第2移動端末装置3と同様である。また、通信装置1は、第1の実施形態と同様の構成であるが、記録部11の記録領域の一部を、移動端末装置の組を記録するグループテーブル111として用いる。
図9は、本発明の第2の実施形態に係る通信装置1が備えるグループテーブル111の記録内容を概念的に示す説明図である。グループテーブル111には、グループ化した移動端末装置について、組を示す組名称と、各移動端末装置のそれぞれの識別情報とが対応付けられたレコード形式で記録されている。図9は、第1組として、第1移動端末装置2の識別情報と第2移動端末装置3の識別情報とが対応付けられ、第2組として第3移動端末装置4の識別情報と第4移動端末装置5の識別情報とが対応付けられている例を示している。
次に各種装置の処理について説明する。図10は、本発明の第2の実施形態に係る通信システムにて用いられる通信装置1の処理の一例を示すフローチャートである。通信装置1は、記録部11に記録されている通信プログラム110を実行する制御部10の制御により、以下の処理を実行する。
通信装置1の制御部10は、第1移動端末装置2に対し、第1の実施形態で示したステップS101〜S103の処理を実行し、第1通信条件を満たすか否かを判別する。
第1通信条件を満たす場合、即ち、接続していた第1移動端末装置2との近距離通信が切断され、通信が不可能であり(S102:YES)、かつ遠距離通信が可能である場合(S103:YES)、通信装置1は、以下の処理を実行する。
通信装置1の制御部10は、記録部11に記録されているグループテーブル111を参照し、第1移動端末装置2を示す識別情報に対応付けて記録されている他の識別情報を抽出する(S301)。図9に例示したグループテーブル111では、第1移動端末装置2の識別情報に対応付けて、第2移動端末装置3の識別情報が記録されていることから、ステップS301では、第2移動端末装置3の識別情報が抽出される。
通信装置1の制御部10は、抽出した第2移動端末装置3に対し、第1の実施形態で示したステップS104の第2通信条件に係る処理、即ち、近距離通信が可能であるか否かを判別する(S104)。以降の処理は、第1の実施形態と同様であるので、第1の実施形態を参照するものとし、その説明を省略する。
このように第2の実施形態は、第1通信条件を満たす場合、第2通信条件の判別対象となる他の移動端末装置を、グループテーブル111を参照して決定する形態である。なお、第2通信条件を満たすときに通信装置1から送信される出力指示命令を受信した第1移動端末装置2の処理は、第1の実施形態と同様であるので、第1の実施形態を参照するものとし、その説明を省略する。
図10に例示した処理は、通信装置1が、第1移動端末装置2について通信条件を判別する場合の処理を示しており、通信装置1は、図10に例示する処理を各移動端末装置に対してそれぞれ実行する。
第2の実施形態では、グループテーブル111を用いて移動端末装置をそれぞれグループ化することにより、1台の通信装置1で複数組の移動端末装置を管理することが可能である。従って、例えば、家族内で、各人がそれぞれ2台の移動端末装置の識別情報を、通信装置1に記録しておくことにより、それぞれ移動端末装置の携帯忘れ等のトラブルを防止することができる。しかも、各人が携帯すべき2台の移動端末装置のいずれを忘れても、通知が行われることになる。また、第1の実施形態でも示したように、移動端末装置の数が増加しても、識別情報の登録は通信装置1に対して行えば良いので、利便性を損ねることがない。
(第3の実施形態)
第3の実施形態は、第1の実施形態において、ユーザが2台の移動端末装置を携帯して外出した場合に、誤動作を防止する形態である。以降の説明において、第1の実施形態と同様の構成については、第1の実施形態と同様の符号を付し、第1の実施形態を参照するものとし、その説明を省略する。
第3の実施形態は、第1の実施形態において、ユーザが2台の移動端末装置を携帯して外出した場合に、誤動作を防止する形態である。以降の説明において、第1の実施形態と同様の構成については、第1の実施形態と同様の符号を付し、第1の実施形態を参照するものとし、その説明を省略する。
図11は、本発明の第3の実施形態に係る通信システムの構成例を概念的に示す説明図である。図11(a)に示すように、第3の実施形態では、第1の実施形態と同様に、通信装置1と、第1移動端末装置2及び第2移動端末装置3とを用い、1人のユーザが、第1移動端末装置2及び第2移動端末装置3を携帯する。
そして、図11(b)に示すように、ユーザは、第1移動端末装置2及び第2移動端末装置3を携帯して外出する。したがって、通信装置1は、第1移動端末装置2及び第2移動端末装置3の双方と近距離用の無線通信が切断されることになる。しかしながら、第1移動端末装置2の近距離無線通信部24と第2移動端末装置3の近距離無線通信部36とは、回路の種別、方式、回路構成、ソフト構成、その他各種個体差が存在する。そのため、通信装置1との近距離通信が、第1移動端末装置2及び第2移動端末装置3で同時に切断されるとは限らない。したがって、ユーザが第1移動端末装置2及び第2移動端末装置3を携帯しているにも関わらず、通信装置1から第1移動端末装置2へ出力指示命令が送信されるという誤動作が生じる可能性がある。第3の実施形態は、このような誤動作を防止する形態である。
次に各種装置の処理について説明する。図12は、本発明の第3の実施形態に係る通信システムにて用いられる通信装置1の処理の一例を示すフローチャートである。通信装置1は、記録部11に記録されている通信プログラム110を実行する制御部10の制御により、以下の処理を実行する。
通信装置1の制御部10は、第1の実施形態で示したステップS101〜S103の処理を実行し、第1通信条件を満たすか否かを判別する。
第1通信条件を満たす場合、即ち、接続していた第1移動端末装置2との近距離通信が切断され、通信が不可能であり(S102:YES)、かつ遠距離通信が可能である場合(S103:YES)、通信装置1は、以下の処理を実行する。
第1通信条件を満たす場合、通信装置1の制御部10は、予め設定されている5分等の所定時間待機する(S401)。そして、通信装置1の制御部10は、第1通信条件についての判別から所定時間経過後、第1の実施形態で示したステップS104の第2通信条件に係る処理、即ち、近距離通信が可能であるか否かを判別する(S104)。以降の処理は、第1の実施形態と同様であるので、第1の実施形態を参照するものとし、その説明を省略する。
このように第3の実施形態は、第1通信条件を満たす場合、所定時間待機後、第2通信条件についての判別処理を行う形態である。なお、第2通信条件を満たすときに通信装置1から送信される出力指示命令を受信した第1移動端末装置2の処理は、第1の実施形態と同様であるので、第1の実施形態を参照するものとし、その説明を省略する。
第3の実施形態では、第1通信条件を判別後、所定時間待機することにより、第1移動端末装置2及び第2移動端末装置3の近距離通信が切断される場合の時間差を吸収し、誤動作を防止することができる。
前記第1乃至第3の実施形態は、本発明の無数に存在する実施例の一部を開示したに過ぎず、目的、用途、仕様、設定等の様々な要因を加味して適宜設計することが可能である。
例えば、前記第1の実施形態では、キーホルダ型の無線機を第1移動端末装置2として用い、携帯型電話機を第2移動端末装置3として用いる形態を示したが、本発明はこれに限らず、両方とも携帯型電話機とする等、様々な装置を用いることが可能である。また、この場合、第2移動端末装置3の携帯忘れを判別するだけでなく、両方の移動端末装置の携帯忘れを判別する等、適宜設定することが可能である。さらに、各装置として、通信装置1には、固定電話だけで無く、無線LANルータ装置等の様々な無線装置を用いることが可能であり、移動端末装置としては、タブレットPC等の様々な携帯型の無線装置を用いることが可能である。
また、前記実施形態では、2台の移動端末装置を用いた形態を示したが、本発明はこれに限らず、3台以上の移動端末装置を用い、それらの移動端末装置の通信状況の組み合わせに応じて、出力指示命令を送信する等、適宜設定することが可能である。
さらに、前記実施形態では、通信装置1が全ての処理の基点となる形態を示したが、本発明はこれに限らず、例えば、近距離通信の可否を第1移動端末装置2にて判別する形態であってもよい。即ち、第1移動端末装置2が、第1通信条件を満たすと判別した場合に、その旨を通信装置1へ送信し、通信装置1にて第2通信条件を判定するようにすることも可能である。
また、第1乃至第3の実施形態は、それぞれ独立して実行するだけでなく、適宜組み合わせて実行することも可能である。
1 通信装置
10 制御部
11 記録部
110 通信プログラム
111 グループテーブル
16 近距離無線通信部
17 遠距離無線通信部
18 電話通信部
2 第1移動端末装置
20 制御部
24 近距離無線通信部
25 遠距離無線通信部
3 第2移動端末装置
30 制御部
36 近距離無線通信部
37 遠距離無線通信部
4 第3移動端末装置
5 第4移動端末装置
10 制御部
11 記録部
110 通信プログラム
111 グループテーブル
16 近距離無線通信部
17 遠距離無線通信部
18 電話通信部
2 第1移動端末装置
20 制御部
24 近距離無線通信部
25 遠距離無線通信部
3 第2移動端末装置
30 制御部
36 近距離無線通信部
37 遠距離無線通信部
4 第3移動端末装置
5 第4移動端末装置
Claims (5)
- 通信装置と、前記通信装置と無線による通信が可能な複数の移動端末装置とを備える通信システムであって、
前記通信装置は、
第1の通信方法で通信が可能な第1通信手段と、
第1の通信方法と異なる第2の通信方法で通信が可能な第2通信手段と、
一の移動端末装置に対し、接続していた第1の通信方法での通信が切断され、かつ第2の通信方法での通信が可能であるという第1通信条件を満たすか否かを判別する第1判別手段と、
前記第1判別手段により、第1通信条件を満たすと判別した場合に、他の移動端末装置と第1の通信方法での通信が可能であるという第2通信条件を満たすか否かを判別する第2判別手段と、
前記第2判別手段により、第2通信条件を満たすと判別したときに、一の移動端末装置に対し、第2の通信方法で所定の通信処理を行う手段と
を備えることを特徴とする通信システム。 - 複数の移動端末装置と無線通信が可能な通信装置であって、
前記移動端末装置と第1の通信方法で通信が可能な第1通信手段と、
第1の通信方法と異なる第2の通信方法で、前記移動端末装置と通信が可能な第2通信手段と、
一の移動端末装置に対し、接続していた第1の通信方法での通信が切断され、かつ第2の通信方法での通信が可能であるという第1通信条件を満たすか否かを判別する第1判別手段と、
前記第1判別手段により、第1通信条件を満たすと判別した場合に、他の移動端末装置と第1の通信方法での通信が可能であるという第2通信条件を満たすか否かを判別する第2判別手段と、
前記第2判別手段により、第2通信条件を満たすと判別したときに、一の移動端末装置に対し、第2の通信方法で所定の通信処理を行う手段と
を備えることを特徴とする通信装置。 - 請求項2に記載の通信装置であって、
前記第2判別手段は、前記第1判別手段による第1通信条件についての判別から所定時間経過後に、第2通信条件について判別する
ことを特徴とする通信装置。 - 請求項2又は請求項3に記載の通信装置であって、
前記第1通信手段による第1の通信方法は、近距離用の無線通信方法であり、
前記第2通信手段による第2の通信方法は、第1の通信方法より遠距離の無線通信も可能な無線通信方法である
ことを特徴とする通信装置。 - 請求項4に記載の通信装置であって、
前記所定の通信処理は、
前記他の移動端末装置までの距離と比べて、前記一の移動端末装置までの距離が遠い旨を示す情報を通知する処理である
ことを特徴とする通信装置。
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---|---|---|---|
JP2013184215A JP6087245B2 (ja) | 2013-09-05 | 2013-09-05 | 通信システム及び通信装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP4363361B2 (ja) * | 2005-04-28 | 2009-11-11 | 沖電気工業株式会社 | 携帯用電子機器,セキュリティシステムおよび携帯用電子機器の動作許可範囲決定方法 |
JP4737146B2 (ja) * | 2007-05-24 | 2011-07-27 | パナソニック株式会社 | 携帯端末装置およびキー、並びに無線認証システム |
-
2013
- 2013-09-05 JP JP2013184215A patent/JP6087245B2/ja active Active
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