JP6087200B2 - 太陽光発電システムの異常検出装置、異常検出方法、及び太陽光発電システム - Google Patents

太陽光発電システムの異常検出装置、異常検出方法、及び太陽光発電システム Download PDF

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Description

本発明は、太陽光発電システムの異常検出装置、異常検出方法、及び太陽光発電システムに関する。
近年、自然エネルギーを用いた太陽光発電システムの需要がますます高まっている。1MWを超えるメガソーラーシステム等の大型システムが増加する中で、システムが何らかのトラブルにより停止又は発電量が減少した場合、いち早く問題を検出して対処を促すことが要求されている。
従来、太陽光発電システムの異常検出方法には次のようなものがあった。すなわち、第1の方法として、太陽光発電システムにおいて太陽電池からの直流電力を交流電力に変換して系統に連系するパワーコンディショナ又は電流・電圧・発電量の計測機器等から、システムの発電量、稼働状態、又はエラー発生等の情報を取得して表示する方法があった。
また第2の方法として、パワーコンディショナ又は計測機器等からの情報、日射計・気温計等の気象観測データ、及び時刻情報等に基づいて判断する方法があった。第2の方法では、システムに用いられる太陽電池の定格発電量及び方角・傾斜角等の設置条件に対し、現在の日射量・気温等に基づいておおよその発電量を推定可能である。従って、これらの情報に基づいて推定される発電量に対して、実際の発電量が少ない場合、太陽電池に何らかの異常が発生していると判断するものである(例えば、特許文献1)。
特開2011−216811号公報
従来、上述の第1の方法では、太陽光発電システムは天候、日射量、季節、又は時間帯等によって発電量が異なるため、太陽電池の発電量が妥当かどうかを判断することはできなかった。すなわち、パワーコンディショナ又は計測機器等からの情報だけでは、機器の故障等明らかに異常と分かる場合又は日中にもかかわらず発電量がゼロである等の特殊な場合を除き、発電量そのものが妥当であるか否かの判断が困難であった。
また第2の方法では、太陽電池の発電量が妥当かどうかを判断可能であるが、気象観測データの取得が必要である。一般的に、身近に気象観測所があるとは限らないため、日射計等を同時に設置することとなる。しかしながら、日射計は高価なうえ、定期的な校正・メンテナンスが必要となるため、必ずしも簡易な異常検出方法ではなかった。
従って、かかる事情に鑑みてなされた本発明の目的は、太陽光発電システムにおいて、太陽光発電システムの発電量が妥当かどうかを容易に判断可能な太陽光発電システムの異常検出装置、異常検出方法、及び太陽光発電システムを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明に係る太陽光発電システムの異常検出装置は、複数の太陽電池ストリングを備える太陽光発電システムの異常検出装置であって、所定の時刻毎に前記複数の太陽電池ストリングに係る出力電流をそれぞれ測定する電流測定部と、前記太陽光発電システムの出力電流の基準値であるシステム初期値を設定し、前記電流測定部から取得した電流測定値と前記システム初期値とに基づいて前記太陽電池ストリングの出力異常を検出する制御部と、を備え、前記制御部は、前記各太陽電池ストリングについて前記太陽光発電システムの基準日から複数日分の前記電流測定値における電流最大値を前記所定の時刻毎にそれぞれ抽出して前記システム初期値を設定し、前記各太陽電池ストリングについて前記所定の時刻毎に、前記電流測定値に係る全太陽電池ストリングの第1の平均値に対する前記電流測定値の割合を、前記電流最大値に係る全太陽電池ストリングの第2の平均値に対する前記電流最大値の割合で除算した結果が所定の第1の閾値以下である場合、前記太陽電池ストリングの出力異常と判断する。
また本発明に係る太陽光発電システムの異常検出装置は、
前記制御部は、前記所定の時刻毎に、前記第2の平均値に対する前記第1の平均値の割合が所定の第2の閾値以下である場合、前記太陽電池ストリングの出力異常と判断しない。
また本発明に係る太陽光発電システムの異常検出装置は、
前記電流測定部は、前記太陽光発電システムの基準時に前記複数の太陽電池ストリングに係る出力電流をそれぞれ測定し、
前記制御部は、前記各太陽電池ストリングについて、前記太陽光発電システムの基準時における前記複数の電流測定値に係る全太陽電池ストリングの第1の平均値に対する前記電流測定値の割合が所定の第3の閾値以下である場合、前記太陽電池ストリングの初期不良と判断する。
また本発明に係る太陽光発電システムの異常検出方法は、複数の太陽電池ストリングと、該太陽電池ストリングの出力異常を検出する異常検出装置と、を備える太陽光発電システムの異常検出方法であって、前記異常検出装置の電流測定部が、所定の時刻毎に前記複数の太陽電池ストリングに係る出力電流をそれぞれ測定するステップと、前記異常検出装置の制御部が、前記太陽光発電システムの出力電流の基準値であるシステム初期値を設定するステップと、前記電流測定部から取得した電流測定値と前記システム初期値とに基づいて前記太陽電池ストリングの出力異常を検出するステップと、を含み、前記制御部は、前記各太陽電池ストリングについて前記太陽光発電システムの基準日から複数日分の前記電流測定値における電流最大値を前記所定の時刻毎にそれぞれ抽出して前記システム初期値を設定し、前記各太陽電池ストリングについて前記所定の時刻毎に、前記電流測定値に係る全太陽電池ストリングの第1の平均値に対する前記電流測定値の割合を、前記電流最大値に係る全太陽電池ストリングの第2の平均値に対する前記電流最大値の割合で除算した結果が所定の第1の閾値以下である場合、前記太陽電池ストリングの出力異常と判断する
また本発明に係る太陽光発電システムは、複数の太陽電池ストリングと、該複数の太陽電池ストリングの出力異常を検出する異常検出装置と、を備える太陽光発電システムであって、前記異常検出装置は、所定の時刻毎に前記複数の太陽電池ストリングに係る出力電流をそれぞれ測定する電流測定部と、前記太陽光発電システムの出力電流の基準値であるシステム初期値を設定し、前記電流測定部から取得した電流測定値と前記システム初期値とに基づいて前記太陽電池ストリングの出力異常を検出する制御部と、を備え、前記制御部は、前記各太陽電池ストリングについて前記太陽光発電システムの基準日から複数日分の前記電流測定値における電流最大値を前記所定の時刻毎にそれぞれ抽出して前記システム初期値を設定し、前記各太陽電池ストリングについて前記所定の時刻毎に、前記電流測定値に係る全太陽電池ストリングの第1の平均値に対する前記電流測定値の割合を、前記電流最大値に係る全太陽電池ストリングの第2の平均値に対する前記電流最大値の割合で除算した結果が所定の第1の閾値以下である場合、前記太陽電池ストリングの出力異常と判断する。
本発明における太陽光発電システムの異常検出装置、異常検出方法、及び太陽光発電システムによれば、太陽光発電システムの発電量が妥当かどうかを容易に判断可能となる。
本発明の一実施形態に係る異常検出装置を含む太陽光発電システムの機能ブロック図である。 図1の測定データテーブルを示す図である。 図1のシステム初期値を示す図である。 図1の照合データを示す図である。 本発明の一実施形態に係る測定データテーブルの更新処理を示すフローチャート図である。 本発明の一実施形態に係るシステム稼働後の太陽電池ストリングの異常検出処理を示すフローチャート図である。 本発明の一実施形態に係るシステム初期値の設定処理を示すフローチャート図である。 本発明の一実施形態に係るシステム稼働時の太陽電池ストリングの初期不良検出処理を示すフローチャート図である。
以下、本発明に係る実施形態について、図面を参照して説明する。
(実施の形態)
図1は、本発明の一実施形態に係る異常検出装置を備える太陽光発電システムの機能ブロック図である。太陽光発電システムは、複数の太陽電池ストリング1と、異常検出装置2と、接続箱3と、パワーコンディショナ4と、商用電力系統5と、負荷機器6と、を備える。図1では簡便のため、3つの太陽電池ストリング(1−1,1−2,1−3)を備えている様子を示す。以下において、各太陽電池ストリング1は同一環境下において発電量が概ね同一となるものとして説明する。
太陽電池ストリング1は、太陽光を利用して発電する複数の太陽電池モジュールを直列接続して出力電圧を上昇させたものであり、直流電流を出力する。また太陽電池ストリング1は、異常検出装置2に接続される。
異常検出装置2は、EMS(Energy Management System)装置等の電力制御装置であり、接続される太陽電池ストリング1の出力電流の異常を検出する。異常検出装置2は、複数の電流測定部21と、記憶部22と、通知部23と、制御部24と、を備える。
電流測定部21は、複数の太陽電池ストリング1にそれぞれ対応して接続され、対応する太陽電池ストリング1の発電した出力電流を測定する。
記憶部22は、測定データテーブル211と、システム初期値222と、照合データ223を記憶している。
ここで図2を参照して測定データテーブル221について説明する。測定データテーブル221は、各太陽電池ストリング1の電流測定値及び電流測定値に係る全太陽電池ストリングの平均値を、所定の時刻毎に複数日にわたって蓄積したものであり、制御部24によってシステム初期値222を設定するのに用いられる。本実施形態において、測定データテーブル221は、測定日2211と、時刻2212と、電流測定値2213と、第1の平均値2214と、を含む。
測定日2211は、太陽光発電システムを稼働した日所定の基準日を1日目として太陽電池ストリング1の出力電流を測定した日付を示す。以下において、基準日(又は基準時)は太陽光発電システムの稼働日(又は稼働時)であるものとして説明するが、例えば太陽光発電システムをリセットした日(又はリセット時)等とすることができる。図2においては簡便のため、測定日2211として「1日目」、「2日目」、及び「d日目」を示している。
時刻2212は、電流測定部21が出力電流の測定を行う所定の時刻を示す。ここで所定の時刻とは、一日のうち日の出ている時間帯から任意の時刻を複数選択したものである。例えば本実施形態においては、8時から17時まで1時間毎に測定する。図2においては簡便のため、「8:00(8時)」、「9:00(9時)」、及び「17:00(17時)」を示している。
電流測定値2213は、測定日2211及び時刻2212に対応付けられた各太陽電池ストリング1の電流測定値を示す。図2における電流測定値2213の値は、「S[ストリング番号]−[測定日]−[時刻]」で示している。
第1の平均値2214は、測定日2211及び時刻2212に対応付けられた電流測定値2213に係る全太陽電池ストリング1の平均値を示す。図2における第1の平均値2214の値は、「Ave−[測定日]−[時刻]」で示している。
次に図3を参照してシステム初期値222について説明する。システム初期値222は、太陽光発電システムにおける所定の時刻毎の各太陽電池ストリング1の出力電流の基準値を示すものであり、制御部24によって太陽光発電システムの経時的な発電量の減少を検出するのに用いられる。本実施形態において、システム初期値222は、時刻2221と、電流最大値2222と、第2の平均値2223と、を含む。
時刻2221は、測定データテーブル221の時刻2212と対応する時刻を示す。
電流最大値2222は、時刻2221に対応付けられており、各太陽電池ストリング1について太陽光発電システムの稼働日から複数日分の電流測定値における最大値を示す。本実施形態において、電流最大値2222は、各太陽電池ストリング1について、測定データテーブル221の1日目からd日目までの電流測定値2213における最大値をそれぞれ抽出したものである。
既に述べたように、太陽光発電システムは天候、日射量、季節、又は時間帯等によって発電量が異なる。複数日間における電流測定値には、例えば天候不順等の環境条件により発電量が低下している場合が含まれ得る。しかし、太陽光発電システムの出力電流の基準値であるシステム初期値222の決定においてこのような環境条件により低下した発電量を考慮すべきではない。また、太陽光発電システムの発電量は、その設置条件(例えば立地条件、周辺環境等)によって変動し得る。このため、太陽光発電システムの出力電流の基準値であるシステム初期値222を、例えば太陽電池モジュールの定格等に基づいて直ちに決定することはできない。従って、各太陽電池ストリング1について複数日分の電流測定値2213における最大値をそれぞれ抽出することにより、複数日間において最も環境による影響の少ない電流測定値、言い換えると複数日間において最も太陽光発電に理想的な環境における電流測定値をシステム初期値222とする。図3における電流最大値2222の値は、「S[ストリング番号]−0−[時刻]」で示している。
第2の平均値2223は、時刻2221に対応付けられた電流最大値2222に係る全太陽電池ストリング1の平均値を示す。
次に図4を参照して照合データ223について説明する。照合データ223は、予め記憶部22に記憶されており、制御部24によって太陽電池ストリング1の出力異常を判断するのに用いられる。本実施形態において、照合データ223は、時間帯2231と、第1の閾値2232と、第2の閾値2233と、第3の閾値2234と、を含む。照合データ223に含まれるこれらの情報の値は、太陽光発電システムの稼働後に操作者が変更可能に構成されてもよい。
時間帯2231は、一日のうち日が出ている時間帯を任意に分割した複数の時間帯を示す。本実施形態においては、2時間ずつ5つの時間帯に分割している。
第1の閾値2232は、時間帯2231に対応付けられた0以上1以下の値であり、システム稼働後の経時変化による太陽電池ストリング1の出力電流の異常を検出するために制御部24によって用いられる。好適には第1の閾値2232は、日射量が多いと考えられる時間帯ほど高い値に設定される。例えば本実施形態においては、一日のうち日射量が最も多いと考えられる「11:00〜13:00未満(11時以降13時未満)」の時間帯で第1の閾値2232は「0.9」と高い値が設定されており、日射量が少ないと考えられる朝夕の「〜9:00未満(9時未満)」及び「15:00〜(15時以降)」の時間帯で第1の閾値2232は「0.7」と低い値が設定されている。
第2の閾値2233は、0以上1以下の値であり、太陽電池ストリング1に係る出力電流の測定時における天候不順を判断するために制御部24によって用いられる。本実施形態において、第2の閾値2233は、時間帯2231によらず一定の値(「0.3」)を設定しているが、時間帯2231毎に異なる値を設定してもよい。
第3の閾値2234は、時間帯2231に対応付けられた0以上1以下の値であり、システム稼働時の初期不良等による太陽電池ストリング1の出力電流の異常を検出するために制御部24によって用いられる。好適には第3の閾値2234は、日射量が多いと考えられる時間帯ほど高い値に設定される。例えば本実施形態においては、一日のうち日射量が最も多いと考えられる「11:00〜13:00未満」の時間帯で第3の閾値2234は「0.7」と高い値が設定されており、日射量が少ないと考えられる朝夕の「〜9:00未満」及び「15:00〜」の時間帯で第3の閾値2234は「0.5」と低い値が設定されている。
図1の説明に戻る。通知部23は、制御部24が太陽電池ストリング1の出力電流の異常の有無を判断した場合、判断結果を装置の操作者に通知する。通知部23は、例えば、スピーカ又は液晶ディスプレイ等による表示パネルとすることができる。LED等の発光素子による点滅等の報知にて代用してもよい。
制御部24は、異常検出装置2全体の動作を制御する。また制御部24は、現在時刻を取得可能であり、太陽光発電システム稼働時からの経過時間を測定する。
また制御部24は、測定データテーブル221の内容を更新して記憶部22に記憶させる。具体的には、制御部24は、太陽光発電システムの稼働後、所定の時刻毎に電流測定部21から各太陽電池ストリング1に対応する電流測定値を電流測定部21からそれぞれ取得する。続いて制御部24は、取得した複数の電流測定値に係る全太陽電池ストリング1の平均値である第1の平均値を算出する。続いて制御部24は、取得した複数の電流測定値及び算出した第1の平均値を、測定日2211及び時刻2212に対応付けて、それぞれ電流測定値2213及び第1の平均値2214として測定データテーブル221に蓄積して記憶部22に記憶させる。
また制御部24は、測定データテーブル221に基づいてシステム初期値222を設定する。具体的には、制御部24は、各太陽電池ストリング1について所定の時刻毎に、測定データテーブル221に含まれる1日目から複数日分(例えば、d日分)の電流測定値2213における最大値である電流最大値をそれぞれ抽出する。続いて制御部24は、所定の時刻毎に、抽出した電流最大値に係る全太陽電池ストリング1の平均値である第2の平均値を算出する。そして制御部24は、各太陽電池ストリング1について所定の時刻毎に、抽出した電流最大値及び第2の平均値をそれぞれ電流最大値2222及び第2の平均値2223として、システム初期値222を設定し、記憶部22に記憶させる。
また制御部24は、測定データテーブル221とシステム初期値222とに基づいて、照合データ223との照合によりシステム稼働後の経時変化による太陽電池ストリング1の出力電流の異常を検出する。具体的には、制御部24は、測定データテーブル221における最新の測定日2211(p日目)かつ最新の時刻2212(時刻t)に係る電流測定値2213(すなわち、「Sm−p−t」)及び第1の平均値2214(すなわち、「Ave−p−t」)を抽出する。続いて制御部24は、式(1)に示すように、各太陽電池ストリング1について、抽出した第1の平均値2214に対する電流測定位置2213の割合(すなわち、「Sm−p−t」/「Ave−p−t」)を、時刻tにおける第2の平均値2223に対する電流最大値2222の割合(すなわち、「Sm−0−t」/「Ave−0−t」)で除算した値であるAを算出する。
Figure 0006087200
続いて制御部24は、式(1)の算出結果Aを照合データ223と照合し、その算出結果Aが時刻tの属する時間帯2231に対応する第1の閾値2232以下であるか否かを判断する。そして制御部24は、算出結果Aが第1の閾値2232以下である場合、対応する太陽電池ストリング1の出力電流は異常であると判断する。一方、制御部24は、算出結果Aが第1の閾値2232よりも大きい場合、対応する太陽電池ストリング1の出力電流は正常であると判断する。
好適には、制御部24は、電流測定値2213及び第1の平均値2214を抽出した後、式(2)に示すように、システム初期値222の時刻tにおける第2の平均値2223に対する抽出した第1の平均値2214の割合であるBの値を算出する。
Figure 0006087200
続いて制御部24は、式(2)の算出結果Bを照合データ223と照合し、その算出結果Bが第2の閾値2233以下であるか否かを判断する。そして制御部24は、算出結果Bが第2の閾値2233以下である場合、システム全体として発電量が少ないため、天候不順と判断して太陽電池ストリング1の出力異常に関する判断を行わない。一方、制御部24は、算出結果Bが第2の閾値2233よりも大きい場合、太陽電池ストリング1の出力異常検出動作を継続する。このようにすることで、天候不順等によりシステム全体の発電量が低下しているにもかかわらず、太陽電池ストリング1の出力電流が異常であると誤って判断することを防止できる。
また制御部24は、システム稼働時(時刻u)の太陽電池ストリング1の初期不良を検出する。具体的には、制御部24は、時刻uにおいて複数の電流測定部21から各太陽電池ストリング1に対応する電流測定値をそれぞれ取得する。続いて制御部24は、取得した複数の電流測定値に係る第1の平均値を算出する。続いて制御部24は、式(3)に示すように、第1の平均値に対する電流測定値の割合であるCの値を算出する。
Figure 0006087200
続いて制御部24は、式(3)の算出結果Cを照合データ223と照合し、算出結果Cが、時刻uが属する時間帯2231に対応する第3の閾値2234以下であるか否かを判断する。例えば、時刻uが9時30分である場合、当該時刻が属する時間帯2231は「9:00〜11:00未満」であり、対応する第3の閾値2234は「0.6」である。そして制御部24は、算出結果Cが第3の閾値2234以下である場合、対応する太陽電池ストリング1の初期不良と判断する。
接続箱3は、異常検出装置2を経由して複数の太陽電池ストリング1が並列に接続されており、直流電流を昇圧してパワーコンディショナ4に入力する。
パワーコンディショナ4は、接続箱3から入力される直流電力を交流電力に変換する。またパワーコンディショナ4は、商用電力系統5に連系し、変換した交流電力及び商用電力系統5から供給された交流電力を負荷機器6に供給する。またパワーコンディショナ4は、変換した交流電力を電力会社に売電可能である。
図5は、本発明の一実施形態に係る測定データテーブル221の更新処理を示すフローチャート図である。はじめに制御部24は、太陽光発電システムの稼働後に、太陽電池ストリング1の出力電流を測定する日付として、pの値を1に設定する(ステップS100)。図5の説明において、測定日をp日目と記載する。
続いて制御部24は、現在時刻が所定の時刻のいずれかに該当するか否かを判断する(ステップS101)。ここで所定の時刻とは、一日のうち日の出ている時間帯から任意の時刻を複数選択したものであって、図2における測定データテーブル221の時刻2212に対応する。所定の時刻のいずれかに該当すると判断した場合、ステップS102に進む。一方、所定の時刻のいずれにも該当しないと判断した場合、ステップS101を繰り返して所定の時刻のいずれかに該当するまで待つ。
続いて制御部24は、所定の時刻のうちいずれかの時刻において複数の電流測定部21から各太陽電池ストリング1に対応する電流測定値をそれぞれ取得する(ステップS102)。
続いて制御部24は、取得した複数の電流測定値に係る第1の平均値を算出する(ステップS103)。
続いて制御部24は、取得した複数の電流測定値及び算出した第1の平均値を、p日目である測定日2211及び測定時刻と同一の時刻2212に対応付けて、それぞれ電流測定値2213及び第1の平均値2214として測定データテーブル221に蓄積し、記憶部22に記憶させる(ステップS104)。
続いて制御部24は、システム稼働時から一日経過したか否かを判断する(ステップS105)。一日経過したと判断した場合、ステップS106に進む。一方、一日経過していないと判断した場合、ステップS101に戻る。
ステップS105においてシステム稼働時から一日経過したと判断した場合、制御部24は、pの値をインクリメントして(ステップS106)、ステップS101に戻る。
図6は、本発明の一実施形態に係るシステム初期値222の設定処理を示すフローチャート図である。はじめに制御部24は、各太陽電池ストリング1について所定の時刻毎に、測定データテーブル221に含まれる1日目から複数日分(例えば、d日分)の電流測定値2213における最大値である電流最大値をそれぞれ抽出する(ステップS200)。
続いて制御部24は、所定の時刻毎に、抽出した電流最大値に係る全太陽電池ストリング1の平均値(以下、第2の平均値)を算出する(ステップS201)。
続いて制御部24は、各太陽電池ストリング1について所定の時刻毎に、抽出した電流最大値及び第2の平均値をそれぞれ電流最大値2222及び第2の平均値2223として、システム初期値222を設定し、記憶部22に記憶させる(ステップS202)。
図7は、本発明の一実施形態に係るシステム稼働後の経時変化による太陽電池ストリング1の異常検出処理を示すフローチャート図である。経時変化による異常検出処理の前提として、図6に示す処理によりシステム初期値222が設定されているものとする。はじめに制御部24は、測定データテーブル221における最新の測定日2211(p日目)かつ最新の時刻2212(時刻t)に係る電流測定値2213及び第1の平均値2214を抽出する(ステップS300)。
続いて制御部24は、式(2)に示すように、システム初期値222の時刻tにおける第2の平均値2223に対する抽出した第1の平均値2214の割合であるBの値を算出する(ステップS301)。
続いて制御部24は、ステップS301の算出結果Bを照合データ223と照合し、算出結果Bが第2の閾値2233以下であるか否かを判断する(ステップS302)。算出結果Bが第2の閾値2233よりも大きいと判断した場合、ステップS303に進む。一方、算出結果Bが第2の閾値2233以下であると判断した場合、ステップS311に進む。
ステップS302において、算出結果Bが第2の閾値2233よりも大きいと判断した場合、制御部24は、複数の太陽電池ストリング1に係る番号として、mの値を1に設定する(ステップS303)。図7の説明において、太陽光発電システムはn個の太陽電池ストリング1を備えるものとし、各太陽電池ストリング1を第mの太陽電池ストリング1−mと記載する。
続いて制御部24は、(1)式に示すように、第mの太陽電池ストリング1−mについて、抽出した第1の平均値2214に対する電流測定位置2213の割合を、時刻tにおける第2の平均値2223に対する電流最大値2222の割合で除算した値であるAを算出する(ステップS304)。
続いて制御部24は、ステップS304の算出結果Aを照合データ223と照合し、算出結果Aが時刻tの属する時間帯2231に対応する第1の閾値2232以下であるか否かを判断する(ステップS305)。算出結果Aが第1の閾値2232以下であると判断した場合、ステップS306に進む。一方、算出結果Aが第1の閾値2232よりも大きいと判断した場合、ステップS309に進む。
ステップS305において、算出結果Aが第1の閾値2232以下であると判断した場合、制御部24は、第mの太陽電池ストリング1−mの出力電流は異常であると判断する(ステップS306)。又は、ステップS305において、算出結果Aが第1の閾値2232よりも大きいと判断した場合、制御部24は、第mの太陽電池ストリング1−mの出力電流は正常であると判断する(ステップS309)。
続いて通知部23は、制御部24による判断結果を操作者に通知する(ステップS307)。
続いて制御部24は、mの値をインクリメントし、mの値がnよりも大きいか否かを判断する(ステップS308)。mの値がnよりも大きいと判断した場合、処理を終了する。一方、mの値がn以下であると判断した場合、ステップS304に戻る。
一方、ステップS302において、算出結果Bが第2の閾値2233以下であると判断した場合、制御部24は、システム全体として発電量が少ないため、天候不順と判断する(ステップS310)。この場合、制御部24は、太陽電池ストリング1の出力異常に関する判断を行わない。
続いて通知部23は、制御部24による判断結果を操作者に通知して(ステップS311)、処理を終了する。
このように本実施形態によれば、太陽光発電システムの稼働日から複数日分の太陽電池ストリング1の電流測定値に基づいて太陽光発電システム稼働当初における出力電流の基準値であるシステム初期値222を設定し、現在の出力電流とシステム初期値222とに基づいて太陽電池ストリング1の出力異常を検出することにより、太陽光発電システムの発電量が妥当かどうかを容易に判断することができる。また、各太陽電池ストリング1について出力電流の異常をそれぞれ検出するため、異常個所の特定が容易である。また、異常個所の特定が容易になることにより、迅速なメンテナンス対処を行うことができ、発電量が減少したまま運用されてしまう期間を抑制することができる。
図8は、本発明の一実施形態に係るシステム稼働時の太陽電池ストリング1の初期不良検出処理を示すフローチャート図である。はじめに制御部24は、太陽光発電システムの稼働時(時刻u)に、複数の電流測定部21から各太陽電池ストリング1に対応する電流測定値をそれぞれ取得する(ステップS400)。
続いて制御部24は、取得した複数の電流測定値に基づいて第1の平均値を算出する(ステップS401)。
続いて制御部24は、複数の太陽電池ストリング1に係る番号として、mの値を1に設定する(ステップS402)。図8の説明において、太陽光発電システムはn個の太陽電池ストリング1を備えるものとし、各太陽電池ストリング1を第mの太陽電池ストリング1−mと記載する。
続いて制御部24は、式(3)に示すように、時刻tにおける第1の平均値に対する第mの太陽電池ストリング1−mに係る電流測定値の割合であるCの値を算出する(ステップS403)。
続いて制御部24は、ステップS403の算出結果Cを照合データ223と照合し、算出結果Cが、時刻uが属する時間帯2231に対応する第3の閾値2234以下であるか否かを判断する(ステップS404)。算出結果Cが第3の閾値2234以下である場合、ステップS405に進む。一方、算出結果Cが第3の閾値2234よりも大きい場合、ステップS408に進む。
ステップS404において算出結果Cが第3の閾値2234以下であると判断した場合、制御部24は、第mの太陽電池ストリング1−mの初期不良と判断する(ステップS405)。又は、ステップS404において算出結果Cが第3の閾値2234よりも大きいと判断した場合、制御部24は、第mの太陽電池ストリング1−mの出力は正常であると判断する(ステップS408)。
続いて通知部23は、制御部24による判断結果を操作者に通知する(ステップS406)。
続いて制御部24は、mの値をインクリメントし、mの値がnよりも大きいか否かを判断する(ステップS407)。mの値がnよりも大きい場合、処理を終了する。一方、mの値がn以下である場合、ステップS403に戻る。
このように、太陽光システム稼働時に各太陽電池ストリング1の出力電流を測定し、電流測定値と電流測定値に係る全太陽電池ストリング1の平均値と比較することにより、太陽光発電システム稼働時の太陽電池ストリング1の初期不良を検出することができる。
(変形例)
次に、本発明の実施の形態の変形例について説明する。変形例に係る異常検出装置2は、上述の実施の形態に係る構成において、概略として太陽電池ストリング1の出力異常の原因を判断して操作者に通知する。
変形例に係る異常検出装置2の制御部24は、各太陽電池ストリング1について太陽電池ストリング1の出力異常に係る判断結果を、電流測定値2213とともに測定データテーブル221に蓄積して記憶部22に記憶させる。そして制御部24は、出力異常の発生状況に基づいて、出力異常の発生原因を判断する。
例えば、変形例に係る異常検出装置2の制御部24は、1つの太陽電池ストリング1において連続する複数日にわたって特定の時間帯において出力異常が発生している場合、当該時間帯はその太陽電池ストリング1に対する日射が遮られて日陰になっていると判断する。また例えば、変形例に係る制御部24は、1つの太陽電池ストリング1において連続する複数日にわたって一日の全ての時間帯において出力異常が発生している場合、その太陽電池ストリング1の故障と判断する。そして異常検出装置2の通知部23は、制御部24が判断した出力異常の発生原因を操作者に通知する。
このように変形例によれば、太陽電池ストリング1の出力異常の発生状況に基づいて出力異常の発生原因を特定することができる。また、出力異常の発生原因を操作者に通知することにより、発生原因に応じて適切なメンテナンス対処を行うことができ、発電量が減少しているにもかかわらずそのまま運用されてしまう期間を更に抑制することができる。
本発明を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。例えば、各手段、各ステップ等に含まれる機能等は論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の手段やステップ等を1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。
例えば、本発明に係る異常検出装置2を、複数の太陽電池ストリング1を並列して接続可能なマルチストリング構成のパワーコンディショナ、又は接続箱等の他の装置に統合することが考えられる。
また例えば、本発明に係る異常検出装置2を家庭用に展開する場合、HEMS(Home Energy Management System)装置に統合することが考えられる。
1 太陽電池ストリング
2 異常検出装置
3 接続箱
4 パワーコンディショナ
5 商用電力系統
6 負荷機器
21 電流測定部
22 記憶部
23 通知部
24 制御部
221 測定データテーブル
222 システム初期値
223 照合データ
2211 測定日
2212 時刻
2213 電流測定値
2214 第1の平均値
2221 時刻
2222 電流最大値
2223 第2の平均値
2231 時間帯
2232 第1の閾値
2233 第2の閾値
2234 第3の閾値

Claims (5)

  1. 複数の太陽電池ストリングを備える太陽光発電システムの異常検出装置であって、所定の時刻毎に前記複数の太陽電池ストリングに係る出力電流をそれぞれ測定する電流測定部と、前記太陽光発電システムの出力電流の基準値であるシステム初期値を設定し、前記電流測定部から取得した電流測定値と前記システム初期値とに基づいて前記太陽電池ストリングの出力異常を検出する制御部と、を備え、前記制御部は、前記各太陽電池ストリングについて前記太陽光発電システムの基準日から複数日分の前記電流測定値における電流最大値を前記所定の時刻毎にそれぞれ抽出して前記システム初期値を設定し、前記各太陽電池ストリングについて前記所定の時刻毎に、前記電流測定値に係る全太陽電池ストリングの第1の平均値に対する前記電流測定値の割合を、前記電流最大値に係る全太陽電池ストリングの第2の平均値に対する前記電流最大値の割合で除算した結果が所定の第1の閾値以下である場合、前記太陽電池ストリングの出力異常と判断する、太陽光発電システムの異常検出装置。
  2. 前記制御部は、前記所定の時刻毎に、前記第2の平均値に対する前記第1の平均値の割合が所定の第2の閾値以下である場合、前記太陽電池ストリングの出力異常と判断しない、請求項に記載の異常検出装置。
  3. 前記電流測定部は、前記太陽光発電システムの基準時に前記複数の太陽電池ストリングに係る出力電流をそれぞれ測定し、前記制御部は、前記各太陽電池ストリングについて、前記太陽光発電システムの基準時における電流測定値に係る全太陽電池ストリングの第1の平均値に対する前記電流測定値の割合が所定の第3の閾値以下である場合、前記太陽電池ストリングの初期不良と判断する、請求項1または2に記載の異常検出装置。
  4. 複数の太陽電池ストリングと、該太陽電池ストリングの出力異常を検出する異常検出装置と、を備える太陽光発電システムの異常検出方法であって、前記異常検出装置の電流測定部が、所定の時刻毎に前記複数の太陽電池ストリングに係る出力電流をそれぞれ測定するステップと、前記異常検出装置の制御部が、前記太陽光発電システムの出力電流の基準値であるシステム初期値を設定するステップと、前記電流測定部から取得した電流測定値と前記システム初期値とに基づいて前記太陽電池ストリングの出力異常を検出するステップと、を含み、前記制御部は、前記各太陽電池ストリングについて前記太陽光発電システムの基準日から複数日分の前記電流測定値における電流最大値を前記所定の時刻毎にそれぞれ抽出して前記システム初期値を設定し、前記各太陽電池ストリングについて前記所定の時刻毎に、前記電流測定値に係る全太陽電池ストリングの第1の平均値に対する前記電流測定値の割合を、前記電流最大値に係る全太陽電池ストリングの第2の平均値に対する前記電流最大値の割合で除算した結果が所定の第1の閾値以下である場合、前記太陽電池ストリングの出力異常と判断する、太陽光発電システムの異常検出方法。
  5. 複数の太陽電池ストリングと、該複数の太陽電池ストリングの出力異常を検出する異常検出装置と、を備える太陽光発電システムであって、前記異常検出装置は、所定の時刻毎に前記複数の太陽電池ストリングに係る出力電流をそれぞれ測定する電流測定部と、前記太陽光発電システムの出力電流の基準値であるシステム初期値を設定し、前記電流測定部から取得した電流測定値と前記システム初期値とに基づいて前記太陽電池ストリングの出力異常を検出する制御部と、を備え、前記制御部は、前記各太陽電池ストリングについて前記太陽光発電システムの基準日から複数日分の前記電流測定値における電流最大値を前記所定の時刻毎にそれぞれ抽出して前記システム初期値を設定し、前記各太陽電池ストリングについて前記所定の時刻毎に、前記電流測定値に係る全太陽電池ストリングの第1の平均値に対する前記電流測定値の割合を、前記電流最大値に係る全太陽電池ストリングの第2の平均値に対する前記電流最大値の割合で除算した結果が所定の第1の閾値以下である場合、前記太陽電池ストリングの出力異常と判断する、太陽光発電システム。
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