JP6084520B2 - 半導体メモリおよび半導体メモリの試験方法 - Google Patents

半導体メモリおよび半導体メモリの試験方法 Download PDF

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Description

本発明は、半導体メモリおよび半導体メモリの試験方法に関する。
例えば、不揮発性の半導体メモリは、メモリセルに保持されたデータの書き換えおよびデータの読み出しに使用される昇圧電圧等の複数種の内部電圧を発生する複数の昇圧回路を有する。テストモードにおいて、複数の昇圧回路の少なくとも1つを動作させてリーク電流を測定することで、昇圧回路や昇圧電圧が供給される回路の良否が判定される(例えば、特許文献1、2参照)。
メモリセルのアクセス動作において、昇圧電圧等の内部電圧が基準電圧より低下したことを検出し、検出結果を半導体メモリの外部に出力することで、局所的なリーク不良が検出される(例えば、特許文献3参照)。
特開2002−279800号公報 特開平10−290563号公報 特開2009−232486号公報
ところで、リーク不良を有する半導体メモリでは、半導体メモリの内部で生成される内部電圧の立ち上がり時間は、正常な半導体メモリに比べて遅くなる場合がある。例えば、アクセスされるメモリセルの位置に依存して発生するリーク不良は、半導体メモリの外部からアクセスコマンドとともにアドレスを順次に供給し、内部電圧の値をアドレス毎にモニタすることで検出可能である。しかしながら、半導体メモリの外部からアクセスコマンドとともにアドレスを順次に供給する場合、試験コマンドおよびアドレスを内部で生成する試験回路を有する半導体メモリに比べて、試験時間は長くなる。
本件開示の半導体メモリおよび半導体メモリの試験方法は、内部で生成される電圧の立ち上がり時間がアドレスに依存して遅くなるリーク不良を、従来に比べて短い試験時間で検出することを目的とする。
一つの観点によれば、半導体メモリは、複数のメモリセルと、複数のメモリセルに接続されたワード線と、複数のメモリセルの各々に接続された複数のビット線と、電圧制御信号に応答して、ワード線に供給する電圧を生成する電圧生成部と、複数のメモリセルに連続してアクセスするアクセス要求に応答して、所定の回数の電圧制御信号を生成し、電圧制御信号の生成毎に複数のビット線を順次に選択する選択信号を生成し、各電圧制御信号の生成から所定時間内に電圧が基準電圧に到達しない場合にエラー信号を出力する制御部とを有する。
別の観点によれば、半導体メモリの試験方法は、複数のメモリセルに連続してアクセスするアクセス要求に応答して、所定の回数の電圧制御信号を生成し、電圧制御信号に応答して、複数のメモリセルに接続されたワード線に供給する電圧を生成し、電圧制御信号の生成毎に複数のメモリセルの各々に接続された複数のビット線を順次に選択する選択信号を生成し、各電圧制御信号の生成から所定時間内に電圧が基準電圧に到達しない場合にエラー信号を出力する。
本件開示の半導体メモリおよび半導体メモリの試験方法では、内部で生成される電圧の立ち上がり時間がアドレスに依存して遅くなるリーク不良を、従来に比べて短い試験時間で検出することができる。
半導体メモリおよび半導体メモリの試験方法の一実施形態を示す図である。 図1に示した半導体メモリの試験の例を示す図である。 半導体メモリおよび半導体メモリの試験方法の別の実施形態を示す図である。 図3に示した制御部の例を示す図である。 図3に示した半導体メモリのリーク試験時の動作の例を示す図である。 図5に示したリーク試験を実行する制御部の動作フローの例を示す図である。 図5の下側に示した通常動作モードを用いてリーク試験を実行する場合の動作フローの例を示す図である。 半導体メモリおよび半導体メモリの試験方法の別の実施形態におけるリーク試験の動作フローの例を示す図である。 半導体メモリおよび半導体メモリの試験方法の別の実施形態を示す図である。 図9に示した半導体メモリが実行するリーク試験の動作フローの例を示す図である。 半導体メモリおよび半導体メモリの試験方法の別の実施形態を示す図である。
以下、図面を用いて実施形態を説明する。信号が伝達される信号線には、信号名と同じ符号を使用する。信号線と交差させた”/”は、複数ビットの信号が伝達されることを示す。二重の四角印は、外部端子を示す。外部端子は、例えば、半導体チップ上のパッド、あるいは半導体チップが収納されるパッケージのリードである。外部端子を介して供給される信号には、端子名と同じ符号を使用する。
図1は、半導体メモリおよび半導体メモリの試験方法の一実施形態を示す。例えば、半導体メモリMEM1は、制御部10、電圧生成部20およびメモリセルアレイ30を有する。メモリセルアレイ30は、複数のメモリセルMCと、メモリセルMCに接続されたワード線WLと、各メモリセルMCに接続されたビットBL(BL0、BL1)とを有する。
電圧生成部20は、電圧制御信号VCNTに応答して、ワード線WLに供給する電圧V1を生成する。例えば、電圧V1は、ワード線WLを駆動するドライバ回路DRVの電源線に供給され、ワード線WLのハイレベル電圧に使用される。ドライバ回路DRVは、動作制御部10からのアクティブ信号XACTに応答して、ワード線WLを電圧V1に設定する。
制御部10は、メモリセルMCを連続してアクセスするアクセス要求CMDに応答して、電圧制御信号VCNTを複数回生成し、電圧制御信号VCNTの生成毎にビット線BLを選択する選択信号SECY(SECY0、SECY1)を生成する。例えば、選択信号SECY0は、ビット線BL0をデータ線DTに接続するコラムスイッチCSW0を制御し、選択信号SECY1は、ビット線BL1をデータ線DTに接続するコラムスイッチCSW1を制御する。例えば、コラムスイッチCSW(CSW0、CSW1)は、ゲートで選択信号SECY(SECY0、SECY1)を受けるnMOSトランジスタを含む。
制御部10は、電圧V1と基準電圧VREFとを受け、各電圧制御信号VCNTの生成から所定の時間T1内に電圧V1が基準電圧VREFに到達しない場合にエラー信号ERRを出力する。例えば、アクセス要求CMDは、メモリセルMCからデータを順次に読み出して、半導体メモリMEM1の良否を判定する試験時に、半導体メモリMEM1の外部に接続された試験装置から供給される試験コマンドである。試験装置は、半導体メモリMEM1からエラー信号ERRを受けた場合に、電圧V1の上昇を妨げる要因が半導体メモリMEM1に存在することを認識する。例えば、エラー信号ERRを出力した半導体メモリMEM1は、不良品として扱われる。
例えば、制御部10は、アクセス要求CMDに応答して選択信号SECYを順次に生成する試験制御部を有する。試験制御部は、ビット線BL0、BL1を示すアドレスYAD(図2)を順次に生成する。例えば、アドレスYADが”0”のときに、選択信号SECY0が活性化されてスイッチCSW0がオンし、アドレスYADが”1”のときに、選択信号SECY1が活性化されてスイッチCSW0がオンする。すなわち、アドレスYADが”0”のときにビット線BL0が選択され、アドレスYADが”1”のときにビット線BL1が選択される。
図2は、図1に示した半導体メモリMEM1の試験の例を示す。例えば、図2に示す動作は、メモリセルMCの良否を判定する試験装置が半導体メモリMEM1に試験コマンドCMDを出力した場合に、半導体メモリMEM1により実行される。すなわち、図2は、半導体メモリMEM1の試験方法を示している。
まず、ステップS10において、半導体メモリMEM1の制御部10は、試験コマンドCMDに応答して、アドレスYADを、例えば”0”に初期化する。次に、ステップS20において、制御部10は、電圧制御信号VCNTを出力し、電圧生成部20は、制御部10からの電圧制御信号VCNTに応答して、電圧V1の生成を開始する。
次に、ステップS30において、制御部10は、電圧制御信号VCNTに応答して電圧生成部20が電圧V1の生成を開始してからの時間が、時間T1を超えたか否かを判定する。時間T1が経過した場合、リーク不良等の電圧V1の上昇を妨げる要因が存在すると判断され、処理はステップS50に移行される。時間T1が経過していない場合は、処理はステップS40に移行される。ステップS40において、制御部10は、電圧V1が基準電圧VREFに到達したか否かを判定する。電圧V1が基準電圧VREFに到達していない場合、制御部10は、電圧V1が基準電圧VREFに到達するまで、ステップS30とステップS40を繰り返す。ステップS40において電圧V1が基準電圧VREFに到達した場合、すなわち、時間T1が経過する前に電圧V1が基準電圧VREFに到達した場合は、電圧V1が正常に上昇したと判断され、処理はステップS60に移行される。
ステップS50において、制御部10は、エラー信号ERRを出力し、アクセス要求CMDに応答する動作を終了する。なお、制御部10は、エラー信号ERRとともに、現在のアドレスYADの値を出力してもよい。例えば、制御部10は、ステップS50の後に、電圧制御信号VCNTの出力を停止し、電圧生成部20による電圧V1の生成を停止する。
エラー信号ERRの発生時にアクセス要求CMDに応答する動作を終了することで、例えば、リーク不良を有する半導体メモリMEM1を不良として判別する試験工程の試験時間を、アクセス要求CMDに応答する動作を継続する場合に比べて短くできる。
一方、時間T1が経過していない場合、ステップS60において、制御部10は、電圧制御信号VCNTの出力を停止し、電圧生成部20による電圧V1の生成を停止する。次に、ステップS70において、制御部10は、アドレスYADが最終値か否かを判定する。この例では、制御部10は、アドレスYADを”0”、”1”の順に生成し、アドレスYADの最終値は”1”である。アドレスYADが最終値の場合、試験コマンドCMDに応答する動作は終了し、アドレスYADが最終値でない場合、処理はステップS80に移行する。
ステップS80において、制御部10は、アドレスYADを”1”増加し、ステップS20の処理に戻る。すなわち、電圧V1は、アドレスYADが変化する毎に生成される。
例えば、電圧V1の伝達経路と接地線等のロウレベル電圧線との間にリーク不良が存在する場合、電圧制御信号VCNTに応答して生成される電圧V1の立ち上がり時間は、リーク不良が存在しない場合に比べて遅くなる。電圧V1の立ち上がり時間が遅くなると、メモリセルMCのアクセスが開始されるまでの動作が遅くなり、半導体メモリMEM1の動作が、電気的仕様を満足しないおそれがある。このため、例えば、半導体メモリMEM1を試験する試験装置は、エラー信号ERRに基づいて半導体メモリMEM1を不良と判定する。
以上、図1および図2に示した実施形態では、半導体メモリMEM1の外部から複数回のコマンド信号CMDを供給することなく、電圧V1の立ち上がり時間をアドレスYAD毎に評価し、アドレスYADに依存して発生するリーク不良を検出することができる。これにより、アドレスYADに依存して発生するリーク不良を、半導体メモリMEM1の外部からのアクセスコマンドに応じて電圧V1を生成する場合に比べて、短い試験時間で検出することができる。この結果、半導体メモリMEM1の試験コストを従来に比べて削減できる。
図3は、半導体メモリおよび半導体メモリの試験方法の別の実施形態を示す。図1および図2に示した実施形態で説明した要素と同一または同様の要素については、同一の符号を付し、これ等については、詳細な説明を省略する。
例えば、この実施形態の半導体メモリMEM2は、フラッシュメモリ等の不揮発性の半導体メモリである。半導体メモリMEM2は、制御部10A、制御信号生成部12、電圧生成部20A、比較部22、アンプ部24、メモリセルアレイ30A、Xデコーダ部32およびYデコーダ部34を有する。
制御部10Aは、コマンド信号CMDに応答して、電圧制御信号VCNT、アクティブ信号XACT、YACTおよびセンスアンプ制御信号SACNTを生成する。そして、制御部10Aは、半導体メモリMEM2の全体の動作を制御し、読み出し動作、プログラム動作、プログラムベリファイ動作、消去動作または消去ベリファイ動作を実行する機能を有する。
制御部10Aは、コマンド信号CMDが読み出し動作を示す場合に、読み出し動作を実行し、メモリセルMCから読み出したデータをデータ信号DOUTとして出力する。制御部10Aは、コマンド信号CMDがプログラムコマンドを示す場合に、データ信号DINの論理に応じて、プログラム動作およびプログラムベリファイ動作を実行する。制御部10Aは、コマンド信号CMDが消去コマンドを示す場合に、消去動作または消去ベリファイ動作を実行する。
制御部10Aは、プログラムベリファイ動作において、アンプ部24から出力されるデータ信号DTの論理が、プログラム動作の未完了を示す場合、プログラム動作を再度実行する。同様に、制御部10Aは、消去ベリファイ動作において、アンプ部24から出力されるデータ信号DTの論理が、消去動作の未完了を示す場合、消去動作を再度実行する。
また、制御部10Aは、コマンド信号CMDが試験コマンドを示す場合に、通常動作モードから試験モードに遷移し、電圧V1の供給経路のリーク不良を判定するリーク試験を実行する。制御部10Aは、プログラム動作、プログラムベリファイ動作、消去動作、消去ベリファイ動作および試験モード中に、ビジー信号BSYを出力する。
例えば、リーク試験では、制御部10Aは、所定のアドレスXADを生成し、アドレスYADを順次に生成し、アドレスYAD毎に電圧制御信号VCNTを生成し、プログラムベリファイ動作のシーケンスと同様のシーケンスを実行する。そして、制御部10Aは、電圧V1が基準電圧VREFに到達したことを示す到達信号UPの受信タイミングが、内蔵するタイマTMにより生成される時間T1(図5)より遅い場合に、エラー信号ERRおよびエラーアドレスERAを出力する。半導体メモリMEM2のリーク不良を判定するリーク試験の例は、図5および図6で説明する。
制御信号生成部12は、通常動作モード中に、半導体メモリMEM2の外部から供給されるアドレスADをデコードし、アドレスデコード信号DXA、DYAを生成する。制御信号生成部12は、試験モード中に、制御部10Aから供給されるアドレスXAD、YADをデコードし、アドレスデコード信号DXA、DYAを生成する。
電圧生成部20Aは、電圧制御信号VCNTに応答して、ワード線WLに供給する電圧V1を生成する。例えば、電圧V1は、ワード線WLを駆動するデコード部32のドライバ回路XDRVの電源線に供給され、ワード線WLのハイレベル電圧に使用される。例えば、読み出し動作、プログラム動作、プログラムベリファイ動作および消去ベリファイ動作において、Xデコーダ部32のドライバ回路XDRVのいずれかが、アクティブ信号XACTに同期して有効になる。そして、有効になったドライバ回路XDRVの出力に接続されたワード線WL(WL0−WLmのいずれか)が、電圧V1(ハイレベル電圧)に設定される。また、電圧生成部20Aは、試験モード中に基準電圧VREFを生成する。
比較部22は、試験モード中に、電圧V1と基準電圧VREFとを比較し、電圧V1が基準電圧VREFに到達した場合、すなわち、電圧V1が基準電圧VREF以上の場合に到達信号UPを出力する。例えば、比較部22は、電圧V1が基準電圧VREF以上の場合にハイレベルの到達信号UPを出力し、電圧V1が基準電圧VREFより低い場合にロウレベルの到達信号UPを出力する電圧コンパレータを有する。
アンプ部24は、センスアンプ制御信号SACNTに応答して動作し、メモリセルMCからデータバスDBに読み出されるデータの信号量を増幅する。読み出し動作において、アンプ部24により信号量が増幅されたデータは、データ線DTおよび制御部10Aを介してデータ端子DOUTに出力される。プログラムベリファイ動作および消去ベリファイ動作において、アンプ部24により信号量が増幅されたデータは、データ線DTに出力される。
メモリセルアレイ30Aは、マトリックス状に配置された複数のメモリセルMCを有する。例えば、半導体メモリMEM2は、NOR型のフラッシュメモリである。各メモリセルMCは、コントロールゲートCGおよびフローティングゲートFGを有するセルトランジスタを含む。図3の横方向に配列されたセルトランジスタのコントロールゲートCGは、m+1本(mは正の整数)のワード線WL(WL0、WL1、...、WLm−1、WLm)のいずれかに共通に接続される。図3の縦方向に配列されたセルトランジスタのドレインは、n+1本(nは正の整数)のビット線(BL0、BL1、...、BLn−1、BLn)のいずれかに共通に接続される。各セルトランジスタのソースは、共通のソース線SLを介して、例えば接地線VSSに接続される。
Xデコーダ部32は、各ワード線WLに接続された複数のドライバ回路XDRVを有する。各ドライバ回路XDRVは、アドレスデコード信号DXA、アクティブ信号XACTおよび電圧V1を受けて動作し、ワード線WL(WL0−WLmのいずれか)を電圧V1(ハイレベル電圧)に設定する。
Yデコーダ部34は、ビット線BLにそれぞれ対応する複数のドライバ回路YDRVおよびコラムスイッチCSW(CSW0、CSW1、...CSWn−1、CSWn)を有する。各ドライバ回路YDRVは、アドレスデコード信号DYAおよびアクティブ信号YACTを受けて動作し、選択信号SECY(SECY0、SECY1、...、SECYn−1、SECYnのいずれか)をハイレベルに設定する。
各コラムスイッチCSWは、対応する選択信号SECYがハイレベルの期間にオンし、ビット線BLをデータバスDBに接続する。各コラムスイッチCSWは、対応する選択信号SECYがロウレベルの期間にオフし、ビット線BLとデータバスDBとの接続を解除する。
図4は、図3に示した制御部10Aの例を示す。制御部10Aは、動作制御部OPCNT、試験制御部BSTCNT、タイマTM、ラッチ部LTおよびバッファBUFを有する。制御部10Aの動作の例は、図5で説明する。
動作制御部OPCNTは、コマンド信号CMDが読み出しコマンド、プログラムコマンドおよび消去コマンドを示す場合、アクティブ信号EXACT、EYACTおよび電圧制御信号EVCNTを所定のタイミングで生成する。また、動作制御部OPCNTは、プログラム動作および消去動作の実行中にビジー信号EBSYを、例えばロウレベルに設定する。
動作制御部OPCNTは、プログラムコマンドに伴うプログラムベリファイ動作および消去コマンドに伴う消去ベリファイ動作において、センスアンプ制御信号SACNTを生成する。動作制御部OPCNTは、プログラムベリファイ動作および消去ベリファイ動作の実行後に、データ線DTを介して受けるデータ信号の論理に基づいて、プログラム動作および消去動作を継続するか否かの判定を行う。動作制御部OPCNTは、コマンド信号CMDが試験コマンドを示す場合、試験信号TSTを出力する。
試験制御部BSTCNTは、試験信号TSTの受信に基づいて、アクティブ信号BXACT、BYACTを生成し、ビット線BL0−BLnを示すアドレスYADを順次に生成し、所定のワード線WLを示すアドレスXADを順次に生成する。試験信号TSTは、試験制御部BSTCNTを動作させる試験コマンドの一例である。
試験制御部BSTCNTは、アドレスYADの生成毎に電圧制御信号BVCNTを生成し、アドレスYADの値に依存して発生するリーク不良が電圧V1の伝達経路に存在するか否かを試験する試験部の一例である。すなわち、試験制御部BSTCNTは、アドレスXAD、YADを順次に生成して半導体メモリMEM2の良否を判定するBIST(Built-in Self Test)の機能を有する。試験制御部BSTCNTは、リーク試験の実行中、ビジー信号BBSYを、例えば、ロウレベルに設定する。
例えば、電圧V1は、セルトランジスタの閾値電圧を確認するプログラムベリファイ動作で使用される電圧である。プログラムベリファイ動作は、メモリセルMCにデータを書き込むプログラム動作後に実行される。すなわち、試験制御部BSTCNTは、電圧制御信号VCNTを生成して、プログラムベリファイ動作で使用される電圧V1を電圧生成部20Aに生成させる。なお、制御部10Aは、読み出し動作、プログラム動作、消去動作および消去ベリファイ動作の各々において、ワード線WLの電圧に使用される電圧を生成する電圧制御信号を生成する。
タイマTMは、電圧制御信号BVCNTに応答して、時間の計測動作を開始し、電圧制御信号BVCNTの受信から時間T1後に経過信号TOVERを、例えば、ロウレベルからハイレベルに変化する。すなわち、タイマTMは、電圧制御信号VCNTに応答して所定時間T1を計測し、所定時間T1が経過したことを示す経過信号TOVERを出力する。
ラッチ部LTは、経過信号TOVERが到達信号UPのハイレベルへの変化より早くハイレベルに変化した場合に、エラー信号ERRをハイレベルに設定する。ラッチ部LTは、到達信号UPより前に経過信号TOVERを受けた場合に、エラー信号ERRを出力する判定部の一例である。
バッファBUFは、エラー信号ERRをイネーブル端子で受け、エラー信号ERRがハイレベルの期間に、アドレスYADをエラーアドレスERAとして出力する。バッファBUFは、エラー信号ERRの出力に応答して、選択したビット線BLを示すアドレスYADをエラーアドレスERAとして出力する出力部の一例である。なお、タイマTM、ラッチ部LTおよびバッファBUFの少なくともいずれかは、制御部10Aの外部に配置されてもよい。
オア回路OR1は、アクティブ信号EXACT、BXACTのいずれかのハイレベルへの変化に応答して、アクティブ信号XACTをハイレベルに設定する。オア回路OR2は、アクティブ信号EYACT、BYACTのいずれかのハイレベルへの変化に応答して、アクティブ信号YACTをハイレベルに設定する。
アンド回路AND1(負論理のオア回路)は、ビジー信号EBSY、BBSYのいずれかのロウレベルへの変化に応答して、ビジー信号BSYをロウレベルに設定する。オア回路OR3は、電圧制御信号EVCNT、BVCNTのいずれかのハイレベルへの変化に応答して、電圧制御信号VCNTをハイレベルに設定する。
図5は、図3に示した半導体メモリMEM2のリーク試験時の動作の例を示す。図5に示す例では、半導体メモリMEM2は、アドレスYADを切り替えながら、ワード線WLに供給する電圧V1を4回生成し、電圧V1のレベルを検出し、電圧V1の伝達経路に存在するリーク不良を検出する。例えば、電圧V1は、プログラムベリファイ動作におけるワード線WLのハイレベル電圧に使用される。プログラムベリファイ動作におけるワード線WLのハイレベル電圧は、読み出し動作や消去ベリファイ動作におけるワード線WLのハイレベル電圧より高い。このため、読み出し動作や消去ベリファイ動作において電圧生成部20Aが生成する電圧を使用する場合に比べて、リーク経路に流れる電流量を増やすことができ、リーク不良の検出率を向上することができる。図3に示した制御部10Aは、プログラムベリファイ動作時の電圧V1を生成する電圧制御信号VCNTを、電圧生成部20Aに出力する。すなわち、リーク不良の検出は、プログラムベリファイ動作時に生成される各種の信号を用いて行われる。
まず、半導体メモリMEM2は、テスタ等の試験装置からリーク試験の開始を示すコマンド信号CMD(試験コマンドBST)を受ける(図5(a))。図4に示した動作制御部OPCNTは、試験コマンドBSTに応答して試験信号TSTを試験制御部BSTCNTに出力する。試験制御部BSTCNTは、試験信号TSTに応答して、ビジー信号BBSY(BSY)を半導体メモリMEM2のビジー状態を示すロウレベルに設定する(図5(b))。また、試験制御部BSTCNTは、試験信号TSTに応答して、アドレスXADを生成し、アドレスYADを順次に生成し、アドレスYADの切り替え毎に電圧制御信号BVCNT(VCNT)を生成する(図5(c)、(d))。例えば、試験制御部BSTCNTは、ワード線WL0を示すアドレスXADを生成し、ビット線BL0、BL1、BLn−1、BLnを示すアドレスYADを順次に生成する。
図3に示した電圧生成部20Aは、電圧制御信号VCNTに応答して電圧V1の生成を開始する(図5(e))。例えば、電圧生成部20Aは、電圧制御信号VCNTがハイレベルの間、電圧V1を生成する。図3に示した比較部22は、電圧V1が基準電圧VREFより低い期間に到達信号UPをロウレベルに設定し、電圧V1が基準電圧VREF以上の期間に到達信号UPをハイレベルに設定する(図5(f))。
図4に示したタイマTMは、電圧制御信号VCNTに応答して計時動作を開始し、電圧制御信号VCNTの受信から時間T1後に経過信号TOVERをロウレベルからハイレベルに変化する(図5(g))。経過信号TOVERは、電圧制御信号BVCNTのロウレベルへの変化に応答して、ロウレベルにリセットされる。
図4に示したラッチ部LTは、経過信号TOVERより前に到達信号UPがハイレベルに変化するため、エラー信号ERRをロウレベルに維持する(図5(h))。すなわち、制御部10Aは、電圧V1が時間T1の経過前に基準電圧VREFに到達した場合、アドレスYADの値に依存して発生するリーク不良が電圧V1の伝達経路に存在しないと判断する。
試験制御部BSTCNTは、到達信号UPがハイレベルに変化してから所定時間後にアクティブ信号BYACT(YACT)をハイレベルに設定する(図5(i))。なお、試験モードがメモリセルMCからベリファイデータを読み出さない仕様の場合、アクティブ信号BYACTはロウレベルに維持されてもよい。
次に、動作制御部OPCNTは、アドレスYADを、ビット線BL1を示す値に切り替え、電圧制御信号VCNTを生成する(図5(j)、(k))。制御部10Aは、電圧V1が時間T1の経過前に基準電圧VREFに到達するため、エラー信号ERRを出力しない(図5(l))。
次に、動作制御部OPCNTは、アドレスYADを、ビット線BLn−1を示す値に切り替え、電圧制御信号VCNTを生成する(図5(m)、(n))。この例では、アドレスYADによるビット線BLn−1の選択時に電圧V1の上昇を妨げるリーク不良が存在する。このため、電圧V1の上昇カーブは緩慢になり、電圧V1が基準電圧VREFに到達する前に時間T1が経過する。すなわち、経過信号TOVERは、到達信号UPがハイレベルに変化する前にハイレベルに変化し、ラッチ部LTは、ハイレベルのエラー信号ERRを出力する(図5(o))。
また、図4に示したバッファBUFは、エラー信号ERRがハイレベルの期間、ビット線BLn−1を示すアドレスYADをエラーアドレスERAとして出力する(図5(p))。テスタ等の試験装置は、半導体メモリMEM2からハイレベルのエラー信号ERRとエラーアドレスERAとを受けることで、エラーアドレスERAが示すアドレスYADにより選択される回路と電圧V1の供給経路との間にリーク不良が存在することを認識できる。なお、エラーアドレスERAは、通常動作モードで使用する外部端子に出力してもよく、試験専用の外部端子に出力してもよい。
次に、動作制御部OPCNTは、アドレスYADを、ビット線BLnを示す値に切り替え、電圧制御信号VCNTを生成する(図5(q)、(r))。制御部10Aは、電圧V1が時間T1の経過前に基準電圧VREFに到達するため、エラー信号ERRを出力しない(図5(s))。
図5の下側にかぎ括弧内に示す波形は、通常動作モードにおいて、アドレスYADに依存して発生するリーク不良を検出するリーク試験の例である。図4に示した試験制御部BSTCNTは通常動作モード中に動作しないため、リーク試験は、テスタ等の試験装置から半導体メモリMEM2にコマンド信号CMDおよびアドレスXAD、YADを供給することで実行される。
まず、リーク試験を実行する前に、アクセスするメモリセルMCに所定の論理(期待値)が書き込まれる。次に、書き込みコマンドWRを示すコマンド信号CMDおよびアドレスXAD、YADが順次に供給される(図5(t)、(u))。アドレスXADは、所定の値が半導体メモリMEM2に供給される。
例えば、半導体メモリMEM2は、書き込みコマンドWRに応答して、メモリセルMCのセルトランジスタの閾値電圧が所定の値を超えるまで、プログラムベリファイ動作とプログラム動作とを繰り返し実行する。この例では、書き込みコマンドWRが供給される前に、期待値がメモリセルMCに書き込まれているため、半導体メモリMEM2は、書き込みコマンドWRに応答する最初のプログラムベリファイ動作でパスし、プログラム動作を実行しない。すなわち、かぎ括弧内に示す電圧V1の波形は、プログラムベリファイ動作に伴い生成される波形である。
半導体メモリMEM2は、書き込みコマンドWRを受けてからプログラムベリファイ動作が終了するまでビジー信号BSYをロウレベルに設定する(図5(v))。試験装置は、半導体メモリMEM2から出力されるビジー信号BSYのロウレベルからハイレベルへの変化に基づいて、書き込みコマンドWRに応答する動作の完了を検出し、次の書き込みコマンドWRを半導体メモリMEM2に供給する(図5(w))。
アドレスYADの値に依存して発生するリーク不良が電圧V1の伝達経路に存在する場合、電圧V1の上昇カーブは緩慢になり、プログラムベリファイ動作の開始は、リーク不良がない場合に比べて遅れる(図5(x))。試験装置は、プログラムベリファイ動作の開始の遅れに伴って遅れるビジー信号BSYの立ち上がりエッジのタイミングを検出することで、リーク不良を検出する(図5(y))。
通常動作モードにおいて、アドレスYADに依存して発生するリーク不良を検出する場合、コマンド信号CMDおよびアドレスXAD、YADは、半導体メモリMEM2の外部から順次に供給される。このため、試験時間は、試験制御部BSTCNTによる試験時間に比べて長くなる(図5(z))。
図6は、図5に示したリーク試験を実行する制御部10Aの動作フローの例を示す。図2に示したフローと同一または同様の動作については、図2と同じ符号を付し、詳細な説明は省略する。
まず、ステップS8において、半導体メモリMEM2の制御部10Aは、試験コマンドBSTに応答して、アドレスXADを、例えば”0”に初期化する。アドレスXADの初期化により、図5に示したように、ワード線WL0が選択される。ステップS10、S20、S30、S40の処理は、図2と同様である。
ステップS30において時間T1の経過が判定された場合、ステップS51において、制御部10Aは、エラー信号ERRおよびエラーアドレスERAを出力し、処理をステップS42に移行し、リーク試験を継続する。エラー信号ERRが出力された後にリーク試験を継続することで、テスタ等の試験装置は、リーク不良の原因となるアドレスYADまたはアドレスXADの傾向を把握できる。例えば、半導体メモリMEM2が、ワード線WLの救済回路とビット線BLの救済回路とを有する場合、試験結果に基づいて、どちらの救済回路を使用するかを判断することができる。これにより、どちらの救済回路を使用するかを判断しない場合に比べて、救済効率を向上することができる。
ステップS42において、制御部10Aは、アクセスしたメモリセルMCからベリファイデータを読み出すプログラムベリファイ動作を実行する。次に、ステップS44において、制御部10Aは、プログラムベリファイ動作がパスしたか否かを判定する。プログラムベリファイ動作がパスした場合、処理はステップS60に移行され、プログラムベリファイ動作がフェイルした場合、処理はステップS53に移行される。
ステップS53において、制御部10Aは、プログラムベリファイ動作がフェイルしたメモリセルMCにデータを書き込むプログラム動作を実行し、処理をステップS20に戻して、再びプログラムベリファイ動作を実行する。なお、図5に示した波形は、全てのプログラムベリファイ動作がパスした場合を示しており、ステップS53のプログラム動作は実行されない。また、制御部10Aは、プログラム動作を所定の回数繰り返してもプログラムベリファイ動作がパスしない場合、リーク試験を終了してもよい。
ステップS60、S70、S80の処理は、図2と同様である。ステップS70においてアドレスYADが最終値の場合、処理はステップS72に移行する。ステップS72において、制御部10Aは、アドレスXADが最終値か否かを判定する。アドレスXADが最終値の場合、試験コマンドBSTに応答するリーク試験は終了し、アドレスXADが最終値でない場合、処理はステップS74に移行する。
ステップS74において、制御部10Aは、アドレスXADを”1”増加し、ステップS10の処理に戻り、アドレスYADを初期化し、ステップS20以降の動作を繰り返す。すなわち、電圧V1は、アドレスYADが変化する毎に生成される。なお、図5に示す例では、ワード線WL0を示すアドレスXADを最終値に設定するため、リーク試験は、ステップS74の処理は実行されずに終了する。
図7は、図5の下側に示した通常動作モードを用いてリーク試験を実行する場合の動作フローの例を示す。図2および図6に示したフローと同一または同様の動作については、図2および図6と同じ符号を付し、詳細な説明は省略する。図7に示すフローは、書き込みコマンドWRを受信する毎に実行される。
まず、ステップS6において、制御部10Aは、試験装置から書き込みコマンドWRを受ける。制御部10Aは、書き込みコマンドWRに応答して、ステップS20、S40、S42、S44、S60を実行する。すなわち、図7では、制御部10Aは、電圧V1を生成するために書き込みコマンドWRを受ける。ステップS44においてプログラムベリファイ動作がフェイルした場合、ステップS53においてプログラム動作が実行される。
以上、この実施形態においても、図1および図2に示した実施形態と同様に、アドレスYADに依存して発生するリーク不良を、外部からのコマンド信号CMDに応じて電圧V1を生成する場合に比べて、短い試験時間で検出することができる。
さらに、試験制御部BSTCNTは、外部からの試験コマンドBSTに基づいて、アドレスYADおよび電圧制御信号BVCNTを順次に生成するため、半導体メモリMEM2の外部からアドレスYADを受けることなく、リーク試験を実行することができる。例えば、試験制御部BSTCNTがBIST機能を有する場合、BIST機能を利用して、アドレスYADに依存して発生するリーク不良を検出することが可能になり、半導体メモリMEM2の試験回路の面積の増加を抑制することができる。
プログラムベリファイ動作で使用する電圧V1を用いてリーク試験が実行されるため、読み出し動作や消去ベリファイ動作で電圧生成部20Aが生成する電圧を使用する場合に比べて、リーク不良の検出率を向上することができる。
比較部22からの到達信号UPの論理変化のタイミングと、タイマTMからの経過信号TOVERの論理変化のタイミングとをラッチ部LTにより判定することで、電圧V1の上昇速度が正常であるか緩慢であるかを、論理回路を用いて判定することができる。
図8は、半導体メモリおよび半導体メモリの試験方法の別の実施形態におけるリーク試験の動作フローの例を示す。図1から図6に示した実施形態で説明した要素と同一または同様の要素については、同一の符号を付し、これ等については、詳細な説明を省略する。
例えば、図8に示す動作フローは、図3に示した半導体メモリMEM2により実行される。この実施形態では、制御部10Aは、リーク不良の検出時に、ステップS51においてエラー信号ERRおよびエラーアドレスERAを出力した後、リーク試験を終了する。図8のその他の動作は、図6と同様である。
リーク不良の検出時にリーク試験が終了されるため、例えば、図5に示した動作では、エラー信号ERRの出力後、ビット線BLnを示すアドレスYADは生成されない。
以上、この実施形態においても、図1から図6に示した実施形態と同様に、アドレスYADに依存して発生するリーク不良を、半導体メモリMEM2の外部からアドレスYADを受けることなく実行することができる。また、リーク不良の検出時にリーク試験が終了されるため、例えば、アドレスYADに依存して発生するリーク不良を有する半導体メモリMEM2を不良として判別する試験工程の試験時間を、リーク不良の検出時にリーク試験を継続する場合に比べて短くできる。
図9は、半導体メモリおよび半導体メモリの試験方法の別の実施形態を示す。図1から図6に示した実施形態で説明した要素と同一または同様の要素については、同一の符号を付し、これ等については、詳細な説明を省略する。
この実施形態の半導体メモリMEM3は、図3に示したメモリセルアレイ30AおよびYデコーダ部34の代わりに、メモリセルアレイ30BおよびYデコーダ部34Bを有する。半導体メモリMEM3のその他の構成は、図3に示した制御部10Aが不良を救済する機能を有することを除き、図3に示した半導体メモリMEM2と同様である。
メモリセルアレイ30Bは、図3に示したメモリセルアレイ30Aに冗長メモリセルRMCおよび冗長ビット線RBLを追加している。各冗長メモリセルRMCは、ワード線WL0−WLmのいずれかに接続され、冗長ビット線RBLおよびソース線SLに接続される。
Yデコーダ部34Bは、図3に示したYデコーダ部34に冗長コラムスイッチRCSWを追加している。冗長コラムスイッチRCSWは、冗長イネーブル信号RENがハイレベルの期間にオンし、冗長ビット線RBLをデータバスDBに接続する。冗長コラムスイッチRCSWは、冗長イネーブル信号RENがロウレベルの期間にオフし、冗長ビット線RBLとデータバスDBとの接続を解除する。
Yデコーダ部34Bのドライバ回路YDRVは、冗長イネーブル信号RENの論理をインバータIVで反転した信号を受けて動作する。すなわち、各ドライバ回路YDRVは、冗長イネーブル信号RENがロウレベルの場合に、アドレスデコード信号DYAおよびアクティブ信号YACTを受けて動作し、対応する選択信号SECYをハイレベルに活性化する。
例えば、冗長イネーブル信号RENは、リーク不良が検出されたアドレスYADが示すビット線BLを冗長ビット線RBLに置き換える場合に、図3に示した制御部10Aによりハイレベルに設定される。冗長イネーブル信号RENは、冗長ビット線RBLが使用されない場合、ロウレベルに保持される。
例えば、制御部10Aは、リーク不良が検出されたアドレスYADを記憶する不揮発性の記憶部と、記憶部に記憶されたアドレスYADが外部から供給されるアドレスADと一致する場合に、冗長イネーブル信号RENをハイレベルに設定する冗長判定部とを有する。Yデコーダ部34B、記憶部および冗長判定部は、エラー信号ERRの出力時に選択されたビット線BLに接続されたメモリセルMCを救済する救済部の一例である。
図10は、図9に示した半導体メモリMEM3が実行するリーク試験の動作フローの例を示す。図2および図6に示したフローと同一または同様の動作については、図2および図6と同じ符号を付し、詳細な説明は省略する。
この実施形態では、制御部10Aは、リーク不良の検出時に、ステップS51においてエラー信号ERRおよびエラーアドレスERAを出力した後、ステップS52において、リーク不良の救済処理を実行する。例えば、救済処理では、リーク不良が検出されたアドレスYADが示すビット線BLが、冗長ビット線RBLに置き換えられる。ステップS52の救済処理の後、ステップS53において、プログラム動作が実行される。
また、ステップS44においてプログラムベリファイ動作がフェイルした場合、半導体メモリMEM3は、ステップS46において救済処理を実行するか否かを判定する。例えば、救済処理を実行する判定は、プログラム動作を所定の回数繰り返してもプログラムベリファイ動作がパスしない場合に行われる。救済処理を実行する場合、処理はステップS52に移行される。例えば、救済処理を実行しない判定は、プログラムベリファイ動作の実行回数が所定の回数未満の場合に行われる。救済処理を実行しない場合、処理はステップS53にされる。そして、ステップS53においてプログラム動作が実行された後、処理をステップS20に戻して、再びプログラムベリファイ動作が実行される。
以上、この実施形態においても、図1から図6に示した実施形態と同様に、アドレスYADに依存して発生するリーク不良を、半導体メモリMEM3の外部からアドレスYADを受けることなく実行することができる。さらに、エラー信号ERRの出力に応じて救済処理を実行することで、アドレスYADに依存して発生するリーク不良を有する半導体メモリMEM3を救済することができる。
図11は、半導体メモリおよび半導体メモリの試験方法の別の実施形態を示す。図1から図6および図8から図10に示した実施形態で説明した要素と同一または同様の要素については、同一の符号を付し、これ等については、詳細な説明を省略する。
この実施形態の半導体メモリMEM4は、図3に示したメモリセルアレイ30AおよびXデコーダ部32の代わりに、メモリセルアレイ30CおよびXデコーダ部32Cを有する。半導体メモリMEM4のその他の構成は、図3に示した制御部10Aが不良を救済する機能を有することを除き、図3に示した半導体メモリMEM2と同様である。
メモリセルアレイ30Cは、図3に示したメモリセルアレイ30Aに冗長メモリセルRMCおよび冗長ワード線RWLを追加している。各冗長メモリセルRMCは、ビット線BL0−BLnのいずれかに接続され、冗長ワード線RWLおよびソース線SLに接続される。
Xデコーダ部32Cのドライバ回路XDRVは、冗長イネーブル信号RENの論理をインバータIVで反転した信号を受けて動作する。すなわち、各ドライバ回路XDRVは、冗長イネーブル信号RENがロウレベルの場合に、アドレスデコード信号DXAおよびアクティブ信号XACTを受けて動作し、対応するワード線WLをハイレベルに設定する。
例えば、冗長イネーブル信号RENは、リーク不良が検出されたアドレスXADが示すワード線WLを冗長ワード線RWLに置き換える場合に、図3に示した制御部10Aによりハイレベルに設定される。冗長イネーブル信号RENは、冗長ワード線RWLが使用されない場合、ロウレベルに保持される。
図11に示した半導体メモリMEM4が実行するリーク試験の動作フローは、図10と同様である。なお、図10のステップS52の救済処理は、共通のワード線WLに接続された複数のメモリセルMCを示す複数のアドレスYADにおいてリーク不良が検出されたときに実行されてもよい。
以上、この実施形態においても、図1から図6に示した実施形態と同様に、アドレスYADに依存して発生するリーク不良を、半導体メモリMEM4の外部からアドレスYADを受けることなく実行することができる。また、図9および図10に示した実施形態と同様に、エラー信号ERRの出力に応じて救済処理を実行することで、アドレスYADに依存して発生するリーク不良を有する半導体メモリMEM4を救済することができる。
以上の実施形態において説明した発明を整理して、付記として開示する。
(付記1)
複数のメモリセルと、
前記複数のメモリセルに接続されたワード線と、
前記複数のメモリセルの各々に接続された複数のビット線と、
電圧制御信号に応答して、前記ワード線に供給する電圧を生成する電圧生成部と、
前記複数のメモリセルに連続してアクセスするアクセス要求に応答して、所定の回数の前記電圧制御信号を生成し、前記電圧制御信号の生成毎に前記複数のビット線を順次に選択する選択信号を生成し、前記各電圧制御信号の生成から所定時間内に前記電圧が基準電圧に到達しない場合にエラー信号を出力する制御部と
を備えていることを特徴とする半導体メモリ。
(付記2)
前記制御部は、前記アクセス要求に応答して、前記選択信号を生成するアドレスを順次に生成し、前記アドレスの生成毎に前記電圧制御信号を生成する試験部を備え、
前記アクセス要求は、前記試験制御部を動作させる試験コマンドであること
を特徴とする付記1記載の半導体メモリ。
(付記3)
前記複数のメモリセルの各々は、コントロールゲートとフローティングゲートとを含むセルトランジスタを有する不揮発性のメモリセルであり、
前記制御部は、前記複数のメモリセルにデータを書き込むプログラム動作後に実行される前記セルトランジスタの閾値電圧を確認するプログラムベリファイ動作で使用される前記電圧を前記電圧生成部に生成させる前記電圧制御信号を生成すること
を特徴とする付記1または付記2記載の半導体メモリ。
(付記4)
前記電圧生成部が生成する前記電圧と前記基準電圧とを比較し、前記電圧が前記基準電圧に到達した場合に到達信号を出力する比較部と、
前記電圧制御信号に応答して前記所定時間を計測し、前記所定時間が経過したことを示す経過信号を出力するタイマと、
前記到達信号より前に経過信号を受けた場合に、前記エラー信号を出力する判定部と
を備えることを特徴とする付記1ないし付記3のいずれか1項記載の半導体メモリ。
(付記5)
前記制御部は、前記エラー信号を出力する場合に、前記電圧制御信号の生成に対応して選択した前記ビット線を示すアドレスをエラーアドレスとして出力する出力部を備えること
を特徴とする付記1ないし付記4のいずれか1項記載の半導体メモリ。
(付記6)
前記複数のメモリセルを救済するための冗長メモリセルを備え、
前記制御部は、前記エラー信号を出力する場合に、前記電圧制御信号の生成に対応して選択した前記ビット線に接続されたメモリセルを救済する救済部を備えること
を特徴とする付記1ないし付記5のいずれか1項記載の半導体メモリ。
(付記7)
前記制御部は、前記エラー信号の出力後、前記電圧制御信号および前記選択信号の生成を停止すること
を特徴とする付記1ないし付記6のいずれか1項記載の半導体メモリ。
(付記8)
前記制御部は、前記エラー信号の出力の有無に拘わらず、所定の回数の前記電圧制御信号の生成および前記選択信号の生成を継続すること
を特徴とする付記1ないし付記6のいずれか1項記載の半導体メモリ。
(付記9)
複数のメモリセルに連続してアクセスするアクセス要求に応答して、所定の回数の電圧制御信号を生成し、
前記電圧制御信号に応答して、前記複数のメモリセルに接続されたワード線に供給する電圧を生成し、
前記電圧制御信号の生成毎に前記複数のメモリセルの各々に接続された複数のビット線を順次に選択する選択信号を生成し、
前記各電圧制御信号の生成から所定時間内に前記電圧が基準電圧に到達しない場合にエラー信号を出力すること
を特徴とする半導体メモリの試験方法。
以上の詳細な説明により、実施形態の特徴点および利点は明らかになるであろう。これは、特許請求の範囲がその精神および権利範囲を逸脱しない範囲で前述のような実施形態の特徴点および利点にまで及ぶことを意図するものである。また、当該技術分野において通常の知識を有する者であれば、あらゆる改良および変更に容易に想到できるはずである。したがって、発明性を有する実施形態の範囲を前述したものに限定する意図はなく、実施形態に開示された範囲に含まれる適当な改良物および均等物に拠ることも可能である。
10、10A…制御部;12…生成部;20、20A…電圧生成部;22…比較部;24…アンプ部;30、30A、30B、30C…メモリセルアレイ;32、32C…Xデコーダ部;34、34B…Yデコーダ部;BL…ビット;BSTCNT…試験制御部;BSY…ビジー信号;BUF…バッファ;CMD…アクセス要求;CSW…コラムスイッチ;DRV…ドライバ回路;ERA…エラーアドレス;ERR…エラー信号;LT…ラッチ部;MC…メモリセル;MEM1、MEM2、MEM3、MEM4…半導体メモリ;OPCNT…動作制御部;RBL…冗長ビット線;RCSW…冗長コラムスイッチ;REN…冗長イネーブル信号;RMC…冗長メモリセル;RWL…冗長ワード線;SECY…選択信号;T1…時間;TM…タイマ;TOVER…経過信号;UP…到達信号;V1…電圧;VCNT…電圧制御信号;VREF…基準電圧;WL…ワード線;XACT…アクティブ信号;XAD…アドレス;YAD…アドレス

Claims (5)

  1. 複数のメモリセルと、
    前記複数のメモリセルに接続されたワード線と、
    前記複数のメモリセルの各々に接続された複数のビット線と、
    電圧制御信号に応答して、前記ワード線に供給する電圧を生成する電圧生成部と、
    前記複数のメモリセルに連続してアクセスするアクセス要求に応答して、所定の回数の前記電圧制御信号を生成し、前記電圧制御信号の生成毎に前記複数のビット線を順次に選択する選択信号を生成し、前記各電圧制御信号の生成から所定時間内に前記電圧が基準電圧に到達しない場合にエラー信号を出力する制御部と
    を備えていることを特徴とする半導体メモリ。
  2. 前記制御部は、前記アクセス要求に応答して、前記選択信号を生成するアドレスを順次に生成し、前記アドレスの生成毎に前記電圧制御信号を生成する試験部を備え、
    前記アクセス要求は、前記試験部を動作させる試験コマンドであること
    を特徴とする請求項1記載の半導体メモリ。
  3. 前記複数のメモリセルの各々は、コントロールゲートとフローティングゲートとを含むセルトランジスタを有する不揮発性のメモリセルであり、
    前記制御部は、前記複数のメモリセルにデータを書き込むプログラム動作後に実行される前記セルトランジスタの閾値電圧を確認するプログラムベリファイ動作で使用される前記電圧を前記電圧生成部に生成させる前記電圧制御信号を生成すること
    を特徴とする請求項1または請求項2記載の半導体メモリ。
  4. 前記電圧生成部が生成する前記電圧と前記基準電圧とを比較し、前記電圧が前記基準電圧に到達した場合に到達信号を出力する比較部と、
    前記電圧制御信号に応答して前記所定時間を計測し、前記所定時間が経過したことを示す経過信号を出力するタイマと、
    前記到達信号より前に経過信号を受けた場合に、前記エラー信号を出力する判定部と
    を備えることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項記載の半導体メモリ。
  5. 複数のメモリセルに連続してアクセスするアクセス要求に応答して、所定の回数の電圧制御信号を生成し、
    前記電圧制御信号に応答して、前記複数のメモリセルに接続されたワード線に供給する電圧を生成し、
    前記電圧制御信号の生成毎に前記複数のメモリセルの各々に接続された複数のビット線を順次に選択する選択信号を生成し、
    前記各電圧制御信号の生成から所定時間内に前記電圧が基準電圧に到達しない場合にエラー信号を出力すること
    を特徴とする半導体メモリの試験方法。
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