JP6084476B2 - プラスチックボトルおよび物品 - Google Patents

プラスチックボトルおよび物品 Download PDF

Info

Publication number
JP6084476B2
JP6084476B2 JP2013019843A JP2013019843A JP6084476B2 JP 6084476 B2 JP6084476 B2 JP 6084476B2 JP 2013019843 A JP2013019843 A JP 2013019843A JP 2013019843 A JP2013019843 A JP 2013019843A JP 6084476 B2 JP6084476 B2 JP 6084476B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plastic bottle
pattern
height direction
concave portion
cylindrical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013019843A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014151914A (ja
Inventor
和大 長谷川
和大 長谷川
達宏 早野
達宏 早野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Soft Drinks Co Ltd
Original Assignee
Asahi Soft Drinks Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Soft Drinks Co Ltd filed Critical Asahi Soft Drinks Co Ltd
Priority to JP2013019843A priority Critical patent/JP6084476B2/ja
Publication of JP2014151914A publication Critical patent/JP2014151914A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6084476B2 publication Critical patent/JP6084476B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)

Description

本発明は、プラスチックボトルおよびそれに飲料が充填された物品に関する。
特許文献1には、砲弾状の上胴部と、ほぼ円筒状の下胴部とを有し、下胴部に周方向凹ビードが形成されたプラスチックボトルが記載されている。周方向凹ビードは、きらめきや、ゆらぎ感を提供するための模様であり、下胴部の表面を基準として内側に窪んでいる。
特開平10−29614号公報
特許文献1に記載されたように周方向凹ビードなどの凹部によって模様が構成されたプラスチックボトルに炭酸飲料を充填すると、プラスチックボトル内の圧力によって凹部が外側に押し出され、凹部による段差が小さくなり、凹部が目立たなくなる。逆に、凸部によって模様が構成されたプラスチックボトルに炭酸飲料を充填すると、プラスチックボトル内の圧力によって凸部以外の部分が外側に押し出され、凸部による段差が小さくなり、凸部が目立たなくなる。模様が付された部分の段差の縮小は、段差による滑り止めの効果を低減させることにもなる。
本発明は、上記の課題認識を契機としてなされたものであり、模様の視認性を高めたり、段差による滑り止めの効果を高めたりするために有利な技術を提供することを目的とする。
本発明の1つの側面は、口部と、前記口部から延びた肩部と、底部と、前記肩部と底部とを接続する中間部とを含むプラスチックボトルに係り、前記中間部は、円筒部と、前記円筒部と前記底部との間に設けられた模様部とを含み、前記円筒部の径は、前記肩部の最大径および前記底部の最大径よりも小さく、前記プラスチックボトルの高さ方向における前記円筒部の最大幅は、前記プラスチックボトルの全体の高さの20パーセント以上30パーセント以下であり、前記模様部は、前記円筒部の表面を含む仮想円筒面よりも外側に突出した凸部と、前記仮想円筒面よりも内側に窪んだ凹部とを有し、前記仮想円筒面に対する前記凹部の深さをD、前記プラスチックボトルの高さ方向における前記凹部の幅をLとすると、D/Lが0.25以上0.5以下であり、前記プラスチックボトルの高さ方向における前記模様部の最大幅は、前記プラスチックボトルの全体の高さの10パーセント以上20パーセント以下である。
本発明の第2の側面は、物品に係り、該物品は、第1の側面に係るプラスチックボトルと、前記プラスチックボトルに充填された飲料とを含む。
本発明によれば、模様の視認性を高めたり、段差による滑り止めの効果を高めたりするために有利な技術が提供される。
本発明の好適な実施形態のプラスチックボトルの構造を示す正面図。 図1の一部分を拡大した図。 図1の一部分を拡大した図。
以下、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態を説明する。
図1は、本発明の好適な実施形態のプラスチックボトル100の構造を示す正面図である。図2は、図1の一部分を拡大した図である。図3は、図2のA部分における断面図である。プラスチックボトル100は、ポリエチレンテレフタレート等のプラスチックで構成される。プラスチックボトル100は、炭酸飲料用として構成されうるが、炭酸を含有しない飲料が充填されてもよい。
プラスチックボトル100は、口部10と、口部10から延びた肩部20と、底部30と、肩部20と底部30とを接続する中間部40とを含む。中間部40は、円筒部42と、円筒部42と底部30との間(即ち、円筒部42の下)に設けられた模様部44とを含む。円筒部42の径は、肩部20の最大径および底部30の最大径よりも小さい。一例において、円筒部42の径は62.4mmとされ、肩部20の最大径および底部30の最大径は64.0mmとされる。
模様部44は、円筒部42の表面(外側面)46を含む仮想円筒面VCSよりも外側に突出した凸部102と、仮想円筒面VCSよりも内側に窪んだ凹部104とを有する。円筒部42の表面46を含む仮想円筒面VCSよりも外側に突出した凸部102と、仮想円筒面VCSよりも内側に窪んだ凹部104とで模様部44の模様を構成することによって、模様を構成する段差を大きくすることができる。これは、模様を目立たせて視認性を高めることや、プラスチックボトル100を把持した際の滑り止めの効果を高めることに寄与する。特に、プラスチックボトル100に炭酸飲料が充填される場合には、プラスチックボトル100内の圧力の上昇によって模様を構成する段差が小さくなり易いので、仮想円筒面VCSを基準とした凸部102と凹部104とを設けることによる効果が大きい。
凸部102および凹部104は、プラスチックボトル100の高さ方向にうねる波形模様を構成しうる。凹部104は、凸部102に沿って配置されうる。ここで、凹部104は、凸部102の上側および下側の双方に配置されうる。すなわち、凹部104は、2つの凹部104によって凸部102が挟まれるように配置されうる。これは、凸部102の輪郭を際立たせることに寄与する。プラスチックボトル100の高さ方向における凹部104の幅は、プラスチックボトル100の高さ方向における凸部102の最大幅よりも小さくされうる。これは、凹部104の変形量を凸部102の変形量よりも小さくし、凹部104が凸部102の輪郭を際立たせることに寄与する。プラスチックボトル100の高さ方向における凹部104の幅は、模様部44の全周にわたって一定であり、プラスチックボトル100の高さ方向における凸部102の幅は、模様部44の周方向に沿って増減しうる。
図3に示されるように仮想円筒面VCSに対する凹部104の深さをD、プラスチックボトル100の高さ方向における凹部104の幅をLとすると、D/Lが0.25以上0.5以下であることが好ましい。D/Lが0.25よりも小さいと炭酸飲料が充填された場合における変形が大きくなるので、模様の視認性を高める効果や、プラスチックボトル100を把持した際の滑り止めの効果が小さくなりうる。一方、D/Lが0.5より大きいと、製造が難しくなる。なお、図3には、模様部44の表面(外側面)441と内側面442とが示されている。凹部104の深さDは、仮想円筒面VCSからの模様部44の表面441の深さとして定義され、凹部104の幅Lは、凹部104が存在する部分の、仮想円筒面VCSにおける幅として定義される。
仮想基準面VCSに対する凸部102の最大突出量Pは、仮想基準面VCSに対する凸部102あるいは模様部44の表面441の最大突出量として定義される。凸部102の最大突出量Pは、例えば、凹部104の深さDよりも小さく設定されうる。一例において、D=0.3mm、L=1.1mm、P=0.5mmである。
模様部44の上端UEは、プラスチックボトル100の全体の高さHの1/2の高さよりも下に位置しうる。これは、肩部20、円筒部42および模様部44のうち肩部20および円筒部42をシュリンクラベルで覆い、模様部44を露出させる形態に適合しうる。プラスチックボトル100の高さ方向における円筒部42の最大幅W42は、例えば、プラスチックボトル100の全体の高さHの20パーセント以上30パーセント以下でありうる。プラスチックボトル100の高さ方向における模様部44の最大幅W44は、例えば、プラスチックボトル100の全体の高さHの10パーセント以上20パーセント以下でありうる。
本発明の好適な実施形態の物品は、プラスチックボトル100と、それに充填された炭酸飲料などの飲料とを含んで構成される。該物品は、口部10がキャップでシールされる。また、該物品には、シュリンクラベルが付されうる。プラスチックボトル100は、典型的には、炭酸飲料が充填された状態においても、仮想円筒面VCSよりも外側に突出した凸部102および仮想円筒面VCSよりも内側に窪んだ凹部104を有しうる。
10 口部
20 肩部
30 底部
40 中間部
42 円筒部
44 模様部
46 円筒部の表面(外側面)
100 プラスチックボトル
102 凸部
104 凹部

Claims (9)

  1. 口部と、前記口部から延びた肩部と、底部と、前記肩部と底部とを接続する中間部とを含むプラスチックボトルであって、
    前記中間部は、円筒部と、前記円筒部と前記底部との間に設けられた模様部とを含み、
    前記円筒部の径は、前記肩部の最大径および前記底部の最大径よりも小さく、
    前記プラスチックボトルの高さ方向における前記円筒部の最大幅は、前記プラスチックボトルの全体の高さの20パーセント以上30パーセント以下であり、
    前記模様部は、前記円筒部の表面を含む仮想円筒面よりも外側に突出した凸部と、前記仮想円筒面よりも内側に窪んだ凹部とを有
    前記仮想円筒面に対する前記凹部の深さをD、前記プラスチックボトルの高さ方向における前記凹部の幅をLとすると、D/Lが0.25以上0.5以下であり、
    前記プラスチックボトルの高さ方向における前記模様部の最大幅は、前記プラスチックボトルの全体の高さの10パーセント以上20パーセント以下である、
    ことを特徴とするプラスチックボトル。
  2. 炭酸飲料用として構成されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のプラスチックボトル。
  3. 前記凸部および前記凹部は、前記プラスチックボトルの高さ方向にうねる波形模様を構成している、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のプラスチックボトル。
  4. 前記凹部は、前記凸部に沿って配置されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のプラスチックボトル。
  5. 前記凹部は、2つの前記凹部によって前記凸部が挟まれるように配置される、
    ことを特徴とする請求項に記載のプラスチックボトル。
  6. 前記プラスチックボトルの高さ方向における前記凹部の幅は、前記プラスチックボトルの高さ方向における前記凸部の最大幅よりも小さい、
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のプラスチックボトル。
  7. 前記プラスチックボトルの高さ方向における前記凹部の幅は、前記模様部の全周にわたって一定であり、前記プラスチックボトルの高さ方向における前記凸部の幅は、前記模様部の周方向に沿って増減する、
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のプラスチックボトル。
  8. 前記模様部の上端は、前記プラスチックボトルの全体の高さの1/2の高さよりも下に位置する、
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のプラスチックボトル。
  9. 請求項1乃至のいずれか1項に記載のプラスチックボトルと、
    前記プラスチックボトルに充填された飲料と、
    を含むことを特徴とする物品。
JP2013019843A 2013-02-04 2013-02-04 プラスチックボトルおよび物品 Active JP6084476B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013019843A JP6084476B2 (ja) 2013-02-04 2013-02-04 プラスチックボトルおよび物品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013019843A JP6084476B2 (ja) 2013-02-04 2013-02-04 プラスチックボトルおよび物品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014151914A JP2014151914A (ja) 2014-08-25
JP6084476B2 true JP6084476B2 (ja) 2017-02-22

Family

ID=51574165

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013019843A Active JP6084476B2 (ja) 2013-02-04 2013-02-04 プラスチックボトルおよび物品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6084476B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6462366B2 (ja) * 2014-12-26 2019-01-30 キリン株式会社 プラスチックボトル
EP3784578B1 (en) * 2018-04-26 2023-05-03 Société des Produits Nestlé S.A. Container grip portion with reinforcing ribs
CH715582A1 (de) 2018-11-22 2020-05-29 Alpla Werke Alwin Lehner Gmbh & Co Kg Kunststoffbehälter mit wenigstens bereichsweise scharfkantig ausgebildeter Behältergeometrie und Verfahren zur Herstellung des Kunststoffbehälters.

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08207919A (ja) * 1995-02-07 1996-08-13 Denki Kagaku Kogyo Kk 耐圧自立型ボトル
JPH1029614A (ja) * 1996-07-15 1998-02-03 Toyo Seikan Kaisha Ltd プラスチックボトル
JPH1135027A (ja) * 1997-07-14 1999-02-09 Mitsubishi Plastics Ind Ltd プラスチックボトル
JP3050588U (ja) * 1998-01-16 1998-07-21 日精エー・エス・ビー機械株式会社 二軸延伸ブロー成形容器
JP2000127231A (ja) * 1998-10-21 2000-05-09 Aoki Technical Laboratory Inc 延伸ブロー成形による薄肉ボトル
JP2000229614A (ja) * 1999-02-08 2000-08-22 Lion Corp リブ付きプラスチック容器
FR2888563B1 (fr) * 2005-07-12 2007-10-05 Sidel Sas Recipient, notamment bouteille, en matiere thermoplastique

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014151914A (ja) 2014-08-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI391298B (zh) A bottle with a necked part
JP4675013B2 (ja) ピンチグリップ式ボトル型容器
AU2009208458B2 (en) Synthetic resin bottle
USD728368S1 (en) Bottle cap
JP6342112B2 (ja) 樹脂製容器
USD716148S1 (en) Bottle
JP5030823B2 (ja) 耐座屈性を有するプラスチック容器及びそれを用いた飲料製品
WO2008065850A1 (fr) Bouteille ronde fabriquée en résine synthétique
JP6084476B2 (ja) プラスチックボトルおよび物品
JP5216980B2 (ja) 容器
JP2016108016A (ja) 樹脂製容器
WO2016106181A1 (en) Deformation-resistant container with panel indentations
JP2010105677A (ja) 耐座屈性を有する樹脂製容器及びそれを用いた飲料製品
JP4813285B2 (ja) 合成樹脂製ボトル
JP5177389B2 (ja) ピンチグリップ式ボトル型容器
JP5470013B2 (ja) ボトル
JP7370301B2 (ja) プラスチックボトル
JP4762674B2 (ja) 合成樹脂製ボトル型容器
JP2004323100A (ja) 減圧吸収壁を備えた合成樹脂製ボトル型容器
USD874292S1 (en) Torpedo-shaped beverage container
WO2018123368A1 (ja) 樹脂製容器
JP4993736B2 (ja) ストロー付き合成樹脂製容器
JP5053580B2 (ja) 合成樹脂製の偏平ボトル
JP4209296B2 (ja) ピンチグリップ式ボトル型容器
EP3514075B1 (en) Resin-made bottle

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151028

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160715

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160722

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160817

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170120

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170125

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6084476

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250