JP2016108016A - 樹脂製容器 - Google Patents
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Description
なお、横リブによって側面剛性を確保する手法は広く行われているものであるため、この手法を開示する特定の先行技術文献は提示しない。
また、樹脂製容器の強度向上のため、横リブの本数を増やした場合、横リブが並ぶ胴部にシュリンクラベルを巻くと、横リブに沿うようにシュリンクラベルが密着し、シュリンクラベル表面に横リブの形状が浮き上がってしまうため、ラベルデザインの美観を損なうこととなる。
本構成のごとく、樹脂製容器の胴部において、最大幅、最大長及び最大深さが所定の範囲内である縦凹部を周方向に複数設けることにより、樹脂製容器の周方向にわたって側面剛性を高くすることができるため、樹脂製容器を軽量化した場合であっても、良好な強度を確保して、樹脂製容器の変形を防止できる。
樹脂製容器には、種々のデザインが施されたシュリンクラベルが装着されることが多い。シュリンクラベルが装着されるラベル面には、減圧吸収部や胴部を一周する横リブが設けられている場合があるが、減圧吸収部や横リブが設けられたラベル面にシュリンクラベルを装着すると、減圧吸収部の凹凸に沿ってシュリンクラベルが収縮してしまい、シュリンクラベルのデザイン性が損なわれるという点で改善の余地があった。また、大きな減圧吸収パネルの上にロールラベルを装着しようとする場合、ロールラベルを貼り付けるためのホットメルト接着剤をつける領域の大きさが不十分であることがあった。
これに対し、本発明の樹脂製容器における縦凹部は、最大幅、最大長及び最大深さが所定の範囲内であるため、ラベル面に形成しても、シュリンクラベルが縦凹部に沿って収縮しにくい。そのため、減圧吸収部の代わりに縦凹部をラベル面に設けることで、シュリンクラベルのデザイン性の低下を抑制することができる。また、ロールラベルを装着する際のホットメルト接着剤をつける領域も十分に確保できる。
本構成によれば、樹脂製容器の周方向にわたって側面剛性を均等に高めることができる。
本構成によれば、樹脂製容器の側面剛性を更に向上させることができる。
本構成によれば、樹脂製容器の側面剛性を更に向上させることができる。
本構成によれば、樹脂製容器の側面剛性と離型性とをバランス良く確保することができる。
以下、本発明の樹脂製容器の構成をアセプティック充填(無菌常温充填)用飲料ボトルに適用した形態について、図面を参照しながら説明する。
以下、本発明の樹脂製容器の構成を、容量が500ミリリットルのアセプティック充填用飲料ボトルに適用した形態について、図面を参照しながら説明する。
なお、以下の説明で使用する図面において、実施形態1と共通する構成には同一の符号を付している。
また、くびれ部4bの直胴部4aと連接される部分には、横凹部7が設けられている。くびれ部4bに設けられた横凹部7は、直胴部4aに設けられた横凹部7よりも深さが大きくなるように構成している。
1.上述の実施形態では、略同形状及び略同寸法の縦凹部6を複数形成しているが、この構成に限定されるものではない。場合によっては、形状や寸法の異なる縦凹部6を複数形成してもよい。横凹部7についても同様である。
2.上述の実施形態では、複数の縦凹部6を周方向に一列で配置しているが、この構成に限定されるものではない。場合によっては、複数の縦凹部6を二列以上配置してもよいし、ジグザグ状に配置してもよいし、ランダムに配置してもよい。
3.上述の実施形態では、横凹部7を、縦凹部6の上下、胴部4の肩部3に連接される部分、及び、胴部4の底部5に連接される部分とに形成した場合(実施形態1)と、縦凹部6の上下、及び、くびれ部4bの直胴部4aに連接される部分に形成した場合(実施形態2)とについて示しているが、これらの構成に限定されるものではない。場合によっては、横凹部7を縦凹部6の上下のみに形成してもよいし、縦凹部6の上下のいずれかのみに形成してもよい。
4.上述の実施形態では、ボトル1,101をアセプティック充填用飲料ボトルとしており、ボトル1,101の内圧変動や内容液の容積変動が少ないため、減圧吸収部を設けていないが、必要に応じて減圧吸収部を設けてもよい。例えば、ボトル1,101を熱間充填用飲料ボトルとする場合には、ボトル1,101の内圧変動や内容液の容積変動が大きいため、縦凹部6とともに、減圧吸収部を設けることが好適である。
2 口部
3 肩部
4 胴部
4a 直胴部
4b くびれ部
5 底部
6 縦凹部
7 横凹部
8 ラベル面
9 接触部
10 非接触部
11 底溝
12 円形窪み
13 台形窪み
14 三角窪み
Claims (6)
- 口部、肩部、胴部及び底部が連接された樹脂製容器であって、
前記胴部に、正面視において略鉛直方向に延びる縦凹部が周方向に複数設けられており、
前記縦凹部は、最大幅が10mm以下、最大長が30mm以下、最大深さが4.0mm以下である樹脂製容器。 - 前記胴部は、シュリンクラベルが装着されるラベル面を有し、
前記縦凹部は、前記ラベル面に設けられている請求項1に記載の樹脂製容器。 - 前記胴部に、複数の前記縦凹部が略等間隔で設けられている請求項1又は2に記載の樹脂製容器。
- 前記胴部に、正面視において略水平方向に延びる横凹部が設けられている請求項1〜3のいずれか1項に記載の樹脂製容器。
- 前記横凹部は、少なくとも前記縦凹部の上下に1本ずつ設けられている請求項4に記載の樹脂製容器。
- 前記横凹部の最大深さは、2.0mm以下である請求項4又は5に記載の樹脂製容器。
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2014
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