JP6083638B2 - 動物体の体重推定装置、及び体重推定方法 - Google Patents
動物体の体重推定装置、及び体重推定方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6083638B2 JP6083638B2 JP2012185553A JP2012185553A JP6083638B2 JP 6083638 B2 JP6083638 B2 JP 6083638B2 JP 2012185553 A JP2012185553 A JP 2012185553A JP 2012185553 A JP2012185553 A JP 2012185553A JP 6083638 B2 JP6083638 B2 JP 6083638B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- point cloud
- cloud data
- shape
- dimensional
- cross
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
Description
このため、飼育中に牛体の体重を測定する場合には、熟練した人が目視で重量を推定するか、或いは、局所的な体各部の測定値から体重を推定する方法が採用されている。
しかし、上記従来の体重推定(評価)方法では、測定精度、正確性に問題があった。そこで、可搬性があり非接触で牛体の体重計測(推定)を正確に行うことが可能な計測器の開発が切望されている。
ここでは、カメラまたはビデオカメラにより撮影された画像を使って、家畜の投影面積を求めることで、人間が家畜に接触せず、遠隔計測している。家畜の高さ(1次元)と面積(2次元)とをそれぞれ遠隔計測することによって、家畜の体積(3次元)を求め、家畜の比重が一定であると仮定し、家畜の体重を推定することが開示されている。
しかしながら、引用文献1にあっては、画像計測による2次元計測であったため、推定された体重の精度が十分ではないといった問題があった。
そこで、三次元計測によって動物体の寸法を高精度に測定し、得られた当該寸法データにより推定される体重の精度を向上することが可能な体重推定装置および体重推定方法の提案が切望されている。
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的としては、三次元計測によって動物体の寸法を高精度に測定し、得られた当該寸法データにより推定される体重の精度を向上することが可能な体重推定装置および体重推定方法を提供することにある。
<第1実施形態>
図1を参照して、本発明の第1実施形態に係る動物体の体重推定装置に適用可能な体重計測システム1の構成について説明する。なお、本実施形態では、動物体の一つである牛体を例にして説明することとする。
動物体の体重計測システム1は、図1に示すように、ラーメン構造体11を有し、台座部11aが床面に配置され、台座部11aに柱部11bの下部が接合されて柱部11bは垂直に延び、柱部11bの上部からは梁部11cが水平に延びている。柱部11bと梁部11cとは溶接されて一体となった剛接合構造であり、運搬の時の携帯性を向上するために、梁部11cにジョイントを設けてもよい。
梁部11cには、三次元計測器14Aが設けられ、三次元計測器14Aから牛体3の上方に複数の点光を放射し、牛体3の上面から反射した反射点を撮像する。
柱部11bには、三次元計測器14Bが設けられ、三次元計測器14Bから牛体3の左側方に複数の点光を放射し、牛体3の左側面から反射した反射点を撮像する。
傾きセンサ12は、柱部11bに配置され、重力の加速度の方向に関する牛体の傾きを検出し、傾きデータを出力する。
なお、第2三次元計測器14Bが対向する牛体3の左側方とは反対側に配置され、牛体3の右側方にランダムな光点を投光し、牛体3の側面から反射された反射点を撮像して牛体の左側面の三次元点群データを取得する第3三次元計測器を備えてもよい。
三次元計測器14は、図2(a)に示すように、プロジェクタ16と、RGBカラーカメラ18と、赤外線カメラ20と、を備えている。
プロジェクタ16は、図2(b)に示すように、光源となる赤外帯域の光を発光する高輝度赤外線LED16bと、高輝度赤外線LED16bから発光された赤外線光を略並行なビーム光に変換するレンズ16cと、レンズ16cからのビーム光の照度むらを抑制し均質な光に調整する光拡散素子(ディフューザ)16dと、複数のマイクロレンズを配置し、複数のマイクロレンズにより複数のランダムな光点を形成するマイクロレンズアレー16eと、マイクロレンズアレー16eにより形成された点光を所定の角度βの広がりを有する複数の点光として前方に投光するレンズ16aと、を備えて構成される。
なお、三次元計測器14は、プロジェクタ16と、RGBカラーカメラ18と、赤外線カメラ20に対して入出力する制御信号および画像データをパーソナルコンピュータとの間でケーブルを介して送受信するI/Fユニットなどを備えて構成される。
図3に示すように、パーソナルコンピュータ22には、制御部22a、記憶部22b、表示制御部22c、モニタ22dが備えられている。
制御部22aには、傾きセンサ12、三次元計測器14A、14Bが接続されている。制御部22aは、傾きセンサ12、三次元計測器14A、14Bから入力されるほぼ同時刻の各データを記憶部22bに記憶しておき、記憶部22bから読み出した各データに対して演算処理を行い、演算結果を表示制御部22cを介してモニタ22dに表示する。
ここで、三次元計測器14により得られた三次元点群データに対して、所定の画像数の小領域(Nx×Ny画素)を定め、水平にずれた位置についての相互相関値を算出し、最も高い相関値を示すシフト量を求め、求めたシフト量から位置を算出する。
例えば、被写体の位置がスクリーン位置に近い程、水平シフト量は小さくなり、逆に三次元計測器14に近い程、水平シフト量は大きくなる。そこで、赤外線カメラ20から得られた三次元点群データに基づいて、小領域(Nx×Ny画素)で構成されるブロック単位で、元のランダムドットパターンが水平方向にどの程度シフトしたかを求めれば、数学的にそのブロックの深度(Z値)を取得することができる。
牛体3の三次元計測を行う前に、設置した三次元計測器14A、14Bの座標軸を一致させる必要がある。このために、図5に示すように、マーカ(球体)30を有する支柱31を4本備え、全ての三次元計測器から測定できる位置に基準となるマーカ30を設置する。ただし、夫々のマーカ30は、同一平面上にならないように設置する必要がある。
三次元計測器14Bに固定された座標系を(x,y,z)、三次元計測器14Aに固定された座標系を(x’,y’,z’)とする。
(x’,y’,z’)から(x,y,z)への座標系の変換式は回転と移動を考慮して以下のようになる。
土壌の状態が悪い場合には、三次元計測器が重力方向に対して傾いている場合がある。そのために三次元計測器14Bに固定して配置されている傾きセンサ12により検出された値から、座標系(x,y,z)を修正し、z軸を重力方向と並行になるように補正する。
図6に示すフローチャートで示されるプログラムをOS上で制御部22aが実行することで、体重計測システム1が動作するように構成されている。
また、後述するステップS10〜S20は、三次元計測器14A、14Bを動作するための専用のアプリケーションソフトウエアのプログラムを示している。制御部22aにより並列処理されるようにOSの管理下で実行される。一方、後述するステップS30〜S90は、別のアプリケーションソフトウエアのプログラムを示している。
詳しくは、制御部22aは、投光開始信号を三次元計測器14に設けられたプロジェクタ16に送信する。投光開始指示を受信した三次元計測器14Aは、プロジェクタ16に設けられた高輝度赤外線LED16bに電源を投入する。これに応じて、高輝度赤外線LED16bが発光し、高輝度赤外線LED16bからの赤外線光をレンズ16cにより略並行なビーム光に変換し、レンズ16cからのビーム光の照度むらを光拡散素子16dにより抑制し均質な光に調整する。次いで、光拡散素子16dにより抑制された均質な光がマイクロレンズアレー16eに入射され、複数のマイクロレンズにより複数のランダムな光点が形成され、複数の点光を所定の角度βの広がりを有する複数の点光としてレンズ16aから下方向に投光される。
これにより、三次元計測器14Aから出力される牛体の上方の画像データを取得することができる。三次元計測器14Aからは赤外帯域の点光を放射しているので、牛体3の皮膚面上の反射点を赤外線カメラ20で撮影することができる。図7は牛体3の上方から取得した三次元点群データを示す図である。
三次元計測器14から取得した画像データに対して、上述した式(1)(2)に従って個々の光点までの距離Zdを求めることで三次元点群データを算出し、算出結果である三次元点群データ(A)を記憶部22bに記憶する。
これにより、三次元計測器14Bから出力される牛体の左側方の画像データを取得することができる。図8は牛体の側面から取得した三次元点群データを示す図である。三次元計測器14から取得した画像データに対して、上述した式(1)(2)に従って個々の光点までの距離Zdを求めることで三次元点群データを算出し、算出結果である三次元点群データ(B)を記憶部22bに記憶する。
なお、第2三次元計測器14Bが対向する牛体3の左側方とは反対側の右側方に配置され、牛体3の右側方からランダムな光点を投光し、牛体3により反射された反射点を撮像して牛体の別の側面の三次元点群データを取得する第3三次元計測器を備えた場合、ステップS30では、第1乃至第3三次元計測器から取得した上面、左側面、右側面の三次元点群データを合成し三次元形状データからなる牛体データを生成するように構成してもよい。
ここで、取得された三次元点群データから牛体の胴体の胸胴周り、高さ等を推定するためには、胴体の方向を、グローバル座標系に整える必要がある。
一般に、地面が平坦でないので、地面に対するラーメン構造体11の傾きを考慮すべきである。
地面に対してラーメン構造体11(図1)に傾きが生じている場合、ロール角(x軸周り)とピッチ角(z軸周り)が存在する。体重計測システム1には傾きセンサ12を備えているので、傾きセンサ12は、重力の加速度の方向を検出することで、ロール角とピッチ角の傾きを簡単に検出することができる。
重力の加速度の方向に対する牛体の傾きは、傾きセンサ12により検出され、重力の加速度の方向の周りのヨー角は画像処理により検出する。なお、図15はグローバル座標系を示す。
図15において、高さHは地面からの牛体の一番上の位置までを示す、そして、横断面(A−A’)は胴体に設定される。なお、断面形状が胴体に含まれるように、横断面(A−A’)の高さは0.67Hに設定される。
図16に横断面(A−A’)について抽出された牛体の横断面図を示す。
図16において、胴体は、y軸の周りでヨー角θyによって傾けられることを示す。
傾きの角度を演算するために、断面形状に対して、最小二乗法を使用して楕円形状として近似する。近似される楕円形状は図16において曲線(破線)よって示す。牛体の横断面の傾きは、楕円形状の傾きとして検出することができる。
近似される楕円形状は、横断面A−A’の周りで10cm間隔で推定し、y軸周りの平均的な回転は、y軸周りの牛体の回転の量として決定する。牛体の胴体はこの量によって回転し、制御部22aでグローバル座標によって牛体に対して位置合わせを行う。
これにより、牛体3の計測環境に傾斜がある場合、ラーメン構造体11に第2三次元計測器14Bに近接して配置された傾きセンサ12により第2三次元計測器14Bのロール角およびピッチ角を検出し、検出されたロール角およびピッチ角の値に基づいて、ヨー角を算出し、検出されたロール角およびピッチ角の値、算出されたヨー角の値に基づいて、合成結果の牛体データ3iを補正することができ、より正確な牛体データを取得することができる。
このように、牛体から取得した三次元点群データを合成して生成された牛体データに対して、重力方向に並行な複数の断面形状を楕円形状に近似し、夫々の楕円形状の中心点を結ぶ直線を算出し、当該直線の傾きに応じて前記牛体データを回転処理し、当該回転処理後の重力方向に並行する断面形状および水平方向に並行な断面形状を楕円形状に近似することで、牛体から取得した三次元点群データに欠落部分がある場合でも、楕円形状に近似が可能になるので、牛体の断面形状に極めて近い楕円形状を推定することができる。
図14は回転処理して得られた牛体データ3iの断面形状を楕円形状36に近似したことを示す模式図である。また、図19に示す牛体データに対して、水平方向の断面形状の例を図20に示し、重力方向の断面形状の例を図21に示す。
体重計測システムの性能を評価するために、既知の寸法を有する長方形の並行六面体を計測対象物として使用する。三次元計測器14Bから対象物までの距離は、1.0mから0.5mおきに2.5mまで変更することとする。図17は、上述した並行六面体を計測対象物として使用した実験の結果を示す。RMSエラー(平均二乗誤差)は0.003m未満であり、システム性能が牛体の測定に十分であることが理解できる。
対象となる牛体の年齢は18ヵ月、牛衝器による体重計測の結果として重さは533kg、十字部高(HH)は131.0cm、体長(BL)は216.0cm、胸囲(CG)は196.0cm、幅は50.0cmである。
夫々の三次元計測器14A,14Bによって検出される三次元点群データを、図8、図9に示す。夫々の三次元点群データは、ステップS30での合成処理により合成されている。
図18は、合成された牛体の三次元点群データを示す図である。データ数は約250,000個であり、個々の三次元点群データは(x,y,z)座標と、牛体表面のRGBカラーデータからなる。
一度、胴体データを作成すると、牛体を評価するのに必要な主要な特徴はパーソナルコンピュータ22で推定することができる。特に、胸胴回り(V2,V3)、腰高さと胴体長さその他は、牛体の成長を評価するのに重要なパラメータである。
本実施形態によれば、例えば、H5を体長(BL)を推定するために使用し、V1の最高位置を十字部高(HH)を推定するために使用する。
また、胸胴回り(V2,V3)に近い円は、胸囲(CG)を推定するために使用する。図21における円(破線)は、胸胴回りに接合された円である。
本実施形態による推定処理結果とマニュアル測定結果との誤差は、胸囲(CG)、体長(BL)については5%未満であった。
一方、十字部高(HH)については、可視光を利用したコンピュータ画像とマニュアル測定と誤差は、7%未満であった。両者の比較結果が違う結果となった原因の一つは、牛体の胴体髪に起因する。
次いで、ステップS110では、制御部22aは、ステップS100で抽出した寸法データを体重計算式に代入して牛体の体重データを推定する。
体重(BW)の算定式の例は、胸囲(CG)、体長(BL)、十字部高(HH)として、
BW(kg)=3.74CG+2.4BL+2.3HH−862.2 (9)
となる。なお、単位はいずれもcmである。
ここで、体重算定式(9)は一般式(10)において
BW=A×CG+B×BL+C×HH−D (10)
牛衝器やメジャーによる実測データを可能な限り多く取得し、CG、BL、HHに代入して、最小二乗法により計数A、B、C、Dを算出することで得られる。
胸囲(CG)、体長(BL)、十字部高(HH)などの寸法データを体重算出式(9)に代入し牛体の体重データを推定し、記憶部22bに記憶するとともに、推定結果の体重データを表示制御部22cを介してモニタ22dに表示する。
本発明の第1実施形態に係る動物体の体重推定装置は、図1に示す体重計測システム1の構成として、三次元計測器14A,14Bを備えた構成に適用して説明したが、本発明はこのように2個の三次元計測器を用いる場合に限定されるものではない。
すなわち、変形例1として、一つの第1三次元計測器14Aが対向する牛体3の上方に配置され、牛体3に対向して上方から赤外帯域のランダムな光点を投光し、牛体3により反射された反射点を撮像して牛体3の上面の三次元点群データを取得するように構成してもよい。
三次元計測器14Aが牛体の上面から牛体データを取得した場合には、牛体データに対して、重力方向に並行な複数の断面形状を楕円形状(図21のV1〜V4)に近似する。
このとき、近似された結果の夫々の楕円形状(重力方向)を水平方向に並行な断面上で見ると数個の点が点在している。そこで、上記数個の点を牛体データの一部とみなし、近似された結果の夫々の楕円形状(重力方向)に含まれる点と牛体データに対して、水平方向に並行な断面形状を楕円形状(図20のH1〜H6)に近似すればよい。
これにより、近似された楕円形状から当該牛体の特徴的な寸法データを抽出することができる。
本発明の第1実施形態に係る動物体の体重推定装置は、図1に示す体重計測システム1の構成として、三次元計測器14A、14Bを備えた構成に適用して説明したが、本発明はこのように2個の三次元計測器を用いる場合に限定されるものではない。
すなわち、変形例2として、一つの第1三次元計測器14Bが対向する牛体3の側方に配置され、牛体3に対向して側方から赤外帯域のランダムな光点を投光し、牛体3により反射された反射点を撮像して牛体3の上面の三次元点群データを取得するように構成してもよい。
三次元計測器14Bが牛体の側面から牛体データを取得した場合には、牛体データに対して、水平方向に並行な複数の断面形状を楕円形状(図20のH1〜H6)に近似する。
このとき、近似された結果の夫々の楕円形状(水平方向)を重力方向に並行な断面上で見ると数個の点が点在している。そこで、上記数個の点を牛体データの一部とみなし、近似された結果の夫々の楕円形状(水平方向)に含まれる点と牛体データに対して、重力方向に並行な断面形状を楕円形状(重力方向)(図21のV1〜V4)に近似すればよい。
これにより、近似された楕円形状から当該牛体の特徴的な寸法データを抽出することができる。
本発明の第1実施形態に係る動物体の体重推定装置は、図1に示す体重計測システム1の構成として、三次元計測器14A、14Bを備えた構成に適用して説明したが、本発明はこのように2個の三次元計測器を用いる場合に限定されるものではない。
すなわち、変形例3として、第2三次元計測器14Bが対向する牛体3の側方とは別の側方に配置され、牛体3に対向して別の側方から赤外帯域のランダムな光点を投光し、牛体3により反射された反射点を撮像して牛体3の別の側面の三次元点群データを取得する第3三次元計測器を備えてもよい。
上述したステップS30では、合成処理において、第1乃至第3三次元計測器から取得した上面、側面、当該側面とは別の側面の三次元点群データを合成し三次元形状データからなる牛体データ3iを生成すればよい。
これにより、より正確な牛体データ3iを生成できるので、より正確に牛体の体重を推定することができる。
本発明の第1実施形態では、動物体の一つである牛体を例にして説明したが、本発明は牛体に限定されるものではなく、他の動物体に適用することが可能である。他の動物体から取得した三次元点群データに対して、重力方向に並行な断面形状および水平方向に並行な断面形状を楕円形状に近似し、近似された楕円形状から当該動物体の特徴的な寸法データを抽出し、抽出された当該動物体の特徴的な寸法データを当該動物体に適切な体重計算式に代入して当該動物体の体重を推定すればよい。
Claims (10)
- 動物体の寸法データを所定の体重計算式に代入して前記動物体の体重を推定する動物体の体重推定装置であって、
所定の姿勢で静止した前記動物体の上方、左側方、右側方の少なくとも一つの方向から赤外帯域のランダムな光点を投光し、前記動物体により反射された反射点を撮像して前記動物体の三次元点群データを取得する三次元計測器と、
前記三次元計測器により取得した前記三次元点群データに対して、重力方向に並行な断面形状および水平方向に並行な断面形状を楕円形状に近似する形状近似処理手段と、
前記形状近似処理手段により近似された楕円形状から当該動物体の特徴的な寸法データを抽出する形状抽出手段と、を備え、
前記形状抽出手段により抽出された当該動物体の特徴的な寸法データを前記所定の体重計算式に代入して当該動物体の体重を推定し、
前記形状近似処理手段は、前記三次元点群データに対して、重力方向に並行な複数の断面形状を楕円形状に近似し、夫々の楕円形状の中心点を結ぶ直線を算出し、当該直線の傾きに応じて前記三次元点群データを回転処理し、当該回転処理後の重力方向に並行する断面形状および水平方向に並行な断面形状を楕円形状に近似することを特徴とする動物体の体重推定装置。 - 前記一つの方向とは異なる他の一つの方向から赤外帯域のランダムな光点を投光し、前記動物体により反射された反射点を撮像して前記動物体の三次元点群データを取得する他の三次元計測器と、
前記三次元計測器および前記他の三次元計測器から取得した夫々の三次元点群データを合成する合成手段と、を備えたことを特徴とする請求項1記載の動物体の体重推定装置。 - 前記三次元計測器のロール角およびピッチ角を検出する検出手段と、
前記検出手段により検出されたロール角およびピッチ角に基づいて、ヨー角を算出するヨー角算出手段と、
前記検出手段により検出されたロール角およびピッチ角、前記ヨー角算出手段により算出されたヨー角に基づいて、前記三次元点群データを補正する補正手段と、を備えたことを特徴とする請求項1記載の動物体の体重推定装置。 - 前記三次元計測器が前記動物体の上方から前記三次元点群データを取得した場合には、前記形状近似処理手段は、前記三次元点群データに対して、重力方向に並行な複数の断面形状を楕円形状に近似し、該近似された結果の夫々の楕円形状に含まれる点と前記三次元点群データに対し、水平方向に並行な断面形状を楕円形状に近似することを特徴とする請求項1記載の動物体の体重推定装置。
- 前記三次元計測器が前記動物体の左側方または右側方から前記三次元点群データを取得した場合には、前記形状近似処理手段は、前記三次元点群データに対して、水平方向に並行な複数の断面形状を楕円形状に近似し、該近似された結果の夫々の楕円形状に含まれる点と前記三次元点群データに対し、重力方向に並行な断面形状を楕円形状に近似することを特徴とする請求項1記載の動物体の体重推定装置。
- 動物体の寸法データを所定の体重計算式に代入して前記動物体の体重を推定する動物体の体重推定方法であって、
所定の姿勢で静止した前記動物体の上方、左側方、右側方の少なくとも一つの方向から赤外帯域のランダムな光点を投光し、前記動物体により反射された反射点を撮像して前記動物体の三次元点群データを取得する三次元計測器により取得した前記三次元点群データに対して、重力方向に並行な断面形状および水平方向に並行な断面形状を楕円形状に近似する形状近似処理ステップと、
前記形状近似処理ステップにより近似された楕円形状から当該動物体の特徴的な寸法データを抽出する形状抽出ステップと、を備え、
前記形状抽出ステップにより抽出された当該動物体の特徴的な寸法データを前記所定の体重計算式に代入して当該動物体の体重を推定し、
前記形状近似処理ステップは、前記三次元点群データに対して、重力方向に並行な複数の断面形状を楕円形状に近似し、夫々の楕円形状の中心点を結ぶ直線を算出し、当該直線の傾きに応じて前記三次元点群データを回転処理し、当該回転処理後の重力方向に並行する断面形状および水平方向に並行な断面形状を楕円形状に近似することを特徴とする動物体の体重推定方法。 - 前記三次元計測器および、前記一つの方向とは異なる他の一つの方向から赤外帯域のランダムな光点を投光し、前記動物体により反射された反射点を撮像して前記動物体の三次元点群データを取得する他の三次元計測器から取得した夫々の三次元点群データを合成する合成ステップを備えたことを特徴とする請求項6記載の動物体の体重推定方法。
- 前記三次元計測器のロール角およびピッチ角を検出する検出手段により検出されたロール角およびピッチ角に基づいて、ヨー角を算出するヨー角算出ステップと、
前記検出手段により検出されたロール角およびピッチ角、前記ヨー角算出ステップにより算出されたヨー角に基づいて、前記三次元点群データを補正する補正ステップと、を備えたことを特徴とする請求項6記載の動物体の体重推定方法。 - 前記三次元計測器が前記動物体の上方から前記三次元点群データを取得した場合には、前記形状近似処理ステップは、前記三次元点群データに対して、重力方向に並行な複数の断面形状を楕円形状に近似し、該近似された結果の夫々の楕円形状に含まれる点と前記三次元点群データに対し、水平方向に並行な断面形状を楕円形状に近似することを特徴とする請求項6記載の動物体の体重推定方法。
- 前記三次元計測器が前記動物体の左側方または右側方ら前記三次元点群データを取得した場合には、前記形状近似処理ステップは、前記三次元点群データに対して、水平方向に並行な複数の断面形状を楕円形状に近似し、該近似された結果の夫々の楕円形状に含まれる点と前記三次元点群データに対し、重力方向に並行な断面形状を楕円形状に近似することを特徴とする請求項6記載の動物体の体重推定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012185553A JP6083638B2 (ja) | 2012-08-24 | 2012-08-24 | 動物体の体重推定装置、及び体重推定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012185553A JP6083638B2 (ja) | 2012-08-24 | 2012-08-24 | 動物体の体重推定装置、及び体重推定方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014044078A JP2014044078A (ja) | 2014-03-13 |
JP6083638B2 true JP6083638B2 (ja) | 2017-02-22 |
Family
ID=50395445
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012185553A Active JP6083638B2 (ja) | 2012-08-24 | 2012-08-24 | 動物体の体重推定装置、及び体重推定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6083638B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109459119A (zh) * | 2018-10-17 | 2019-03-12 | 北京京东金融科技控股有限公司 | 一种体重测量方法、设备和计算机可读存储介质 |
JP2019045478A (ja) * | 2017-09-06 | 2019-03-22 | 国立大学法人 宮崎大学 | 家畜の体重推定装置及び家畜の体重推定方法 |
JP2019211364A (ja) * | 2018-06-06 | 2019-12-12 | 全国農業協同組合連合会 | 動物体の体重推定装置及び体重推定方法 |
Families Citing this family (31)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6388806B2 (ja) * | 2014-08-06 | 2018-09-12 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | 射影画像生成装置と射影画像生成プログラムと射影画像生成方法 |
WO2017049346A1 (en) * | 2015-09-21 | 2017-03-30 | Plf Agritech Pty Ltd | Image analysis for making animal measurements including 3-d image analysis |
CN105784083B (zh) * | 2016-04-05 | 2018-05-18 | 北京农业信息技术研究中心 | 基于立体视觉技术的奶牛体型测量方法和系统 |
US10895491B2 (en) | 2016-06-03 | 2021-01-19 | Optim Corporation | Animal weight estimation system, animal weight estimation method, and program |
MY202319A (en) * | 2017-06-29 | 2024-04-24 | Gsi Group Llc | Regression-based animal weight estimation |
CN107667903B (zh) * | 2017-07-27 | 2020-04-07 | 北京奥云牧数据科技有限公司 | 基于物联网的畜牧养殖活体体重监测方法 |
KR102122131B1 (ko) * | 2017-12-26 | 2020-06-11 | 주식회사 일루베이션 | 가축 무게 측정 시스템 및 이를 이용한 가축 무게 측정 방법 |
KR102269532B1 (ko) * | 2019-04-19 | 2021-06-25 | 주식회사 일루베이션 | 3차원 이미지를 활용한 가축 무게 측정 시스템 및 이를 이용한 가축 무게 측정 방법 |
JP2020106422A (ja) * | 2018-12-27 | 2020-07-09 | Nttテクノクロス株式会社 | 体重推定装置、体重推定方法及びプログラム |
KR102131558B1 (ko) * | 2019-05-22 | 2020-07-07 | 주식회사 일루베이션 | 라이다를 이용한 가축 무게 측정 시스템 및 이를 이용한 가축 무게 측정 방법 |
KR102131559B1 (ko) * | 2019-05-27 | 2020-07-07 | 주식회사 일루베이션 | 건 타입 가축 무게 측정 장치 및 이를 이용한 가축 무게 측정 방법 |
KR102131560B1 (ko) * | 2019-05-27 | 2020-07-07 | 주식회사 일루베이션 | 웨어러블 타입 가축 무게 측정 장치 및 이를 이용한 가축 무게 측정 방법 |
JP7300895B2 (ja) * | 2019-05-29 | 2023-06-30 | キヤノン株式会社 | 画像処理装置および画像処理方法、プログラム、並びに記憶媒体 |
KR102123761B1 (ko) * | 2019-06-20 | 2020-06-16 | 주식회사 일루베이션 | 3d 스캐닝을 이용한 3d 모델 분석 기반의 가축 추적 시스템 및 이의 가축 체중 예측 방법 |
CN110288580A (zh) * | 2019-06-25 | 2019-09-27 | 深圳德里克设备有限公司 | 牲畜体重的测量方法、测量装置及可读存储介质 |
JP6942758B2 (ja) * | 2019-07-24 | 2021-09-29 | ソフトバンク株式会社 | 測定装置、サーバ及びシステム |
KR102062609B1 (ko) | 2019-07-29 | 2020-01-06 | 전북대학교 산학협력단 | 3d 영상을 이용한 휴대형 가축 무게 측정시스템 |
CN110672016A (zh) * | 2019-09-12 | 2020-01-10 | 四川农业大学 | 一种基于图像识别的牛体尺寸测定系统及方法 |
JP2021063774A (ja) * | 2019-10-17 | 2021-04-22 | 株式会社ノア | 体重推定装置 |
KR102258282B1 (ko) * | 2019-10-31 | 2021-05-31 | 전북대학교산학협력단 | 3차원 영상을 이용한 한우 체중 측정 장치 |
CN110693499B (zh) * | 2019-11-14 | 2023-10-24 | 河北农业大学 | 一种动物体尺和体重的检测系统及方法 |
CN115135973B (zh) | 2020-02-18 | 2024-04-23 | 国立大学法人宫崎大学 | 重量推定装置和程序 |
JPWO2021191976A1 (ja) * | 2020-03-23 | 2021-09-30 | ||
WO2021191975A1 (ja) * | 2020-03-23 | 2021-09-30 | Nttテクノクロス株式会社 | 体重推定装置、体重推定方法及びプログラム |
KR102180077B1 (ko) * | 2020-04-29 | 2020-11-17 | 주식회사 일루베이션 | 3d 영상을 기반으로한 가축 무게 추정 애플리케이션을 활용한 가축 무게 추정 시스템과, 이를 이용한 가축 무게 추정 방법 |
KR102356183B1 (ko) * | 2020-07-08 | 2022-01-28 | 전북대학교산학협력단 | ToF 카메라 기반 한우 체중 측정 장치 |
KR102404137B1 (ko) * | 2020-11-09 | 2022-06-02 | 주식회사 일루베이션 | 3d 영상을 기반으로한 거치형 가축 무게 추정 시스템과, 이를 이용한 가축 무게 추정 방법 |
JP2022150026A (ja) * | 2021-03-25 | 2022-10-07 | 学校法人東京理科大学 | 生育状況評価システム |
KR102622655B1 (ko) * | 2021-11-15 | 2024-01-10 | 주토스 주식회사 | 한우의 성장검사 자료 수집 장치 |
CN114966733B (zh) * | 2022-04-21 | 2023-04-18 | 北京福通互联科技集团有限公司 | 基于激光阵列和单目摄像机的肉牛立体深度图像采集系统 |
CN115111986A (zh) * | 2022-06-08 | 2022-09-27 | 合肥拉塞特机器人科技有限公司 | 一种自动估重的系统 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4205973A (en) * | 1978-11-08 | 1980-06-03 | Owens-Illinois, Inc. | Method and apparatus for measuring the volume and shape of a glass gob |
US5412420A (en) * | 1992-10-26 | 1995-05-02 | Pheno Imaging, Inc. | Three-dimensional phenotypic measuring system for animals |
JPH103547A (ja) * | 1996-06-18 | 1998-01-06 | Minolta Co Ltd | 3次元データ処理装置 |
JP3897191B2 (ja) * | 1997-04-16 | 2007-03-22 | コマツエンジニアリング株式会社 | 平面の段差計測装置 |
US6377353B1 (en) * | 2000-03-07 | 2002-04-23 | Pheno Imaging, Inc. | Three-dimensional measuring system for animals using structured light |
US6974373B2 (en) * | 2002-08-02 | 2005-12-13 | Geissler Technologies, Llc | Apparatus and methods for the volumetric and dimensional measurement of livestock |
JP2004108836A (ja) * | 2002-09-13 | 2004-04-08 | Sumitomo Denko Systems Kk | 撮像装置の方位角計算方法及び装置、撮像装置の姿勢検出装置、撮像装置の傾きセンサ、コンピュータプログラム、並びに三次元モデル構成装置 |
JP4462952B2 (ja) * | 2004-02-13 | 2010-05-12 | 勝三 川西 | 脂肪率測定装置 |
CA2753249A1 (en) * | 2009-02-27 | 2010-09-02 | Body Surface Translations, Inc. | Estimating physical parameters using three dimensional representations |
-
2012
- 2012-08-24 JP JP2012185553A patent/JP6083638B2/ja active Active
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019045478A (ja) * | 2017-09-06 | 2019-03-22 | 国立大学法人 宮崎大学 | 家畜の体重推定装置及び家畜の体重推定方法 |
JP7049657B2 (ja) | 2017-09-06 | 2022-04-07 | 国立大学法人 宮崎大学 | 家畜の体重推定装置及び家畜の体重推定方法 |
JP2019211364A (ja) * | 2018-06-06 | 2019-12-12 | 全国農業協同組合連合会 | 動物体の体重推定装置及び体重推定方法 |
JP7057971B2 (ja) | 2018-06-06 | 2022-04-21 | 全国農業協同組合連合会 | 動物体の体重推定装置及び体重推定方法 |
CN109459119A (zh) * | 2018-10-17 | 2019-03-12 | 北京京东金融科技控股有限公司 | 一种体重测量方法、设备和计算机可读存储介质 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014044078A (ja) | 2014-03-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6083638B2 (ja) | 動物体の体重推定装置、及び体重推定方法 | |
JP5587137B2 (ja) | 測定装置及び測定方法 | |
JP6429772B2 (ja) | 3d走査および位置決めシステム | |
JP7050131B2 (ja) | 眼の網膜の距離の幾何学的測定値を判定する方法、非一時的なコンピュータ可読な記憶媒体、及び眼の網膜の距離の幾何学的測定値を判定する画像システム | |
CN110163898B (zh) | 深度信息配准方法、装置、系统、设备及存储介质 | |
US20170243365A1 (en) | Method and system for designing a stair lift rail assembly | |
JP7057971B2 (ja) | 動物体の体重推定装置及び体重推定方法 | |
JP6589636B2 (ja) | 3次元形状計測装置、3次元形状計測方法及び3次元形状計測プログラム | |
JP2020098151A5 (ja) | ||
WO2004044522A1 (ja) | 3次元形状計測方法およびその装置 | |
JP7049657B2 (ja) | 家畜の体重推定装置及び家畜の体重推定方法 | |
JP6164679B2 (ja) | カメラのキャリブレーション方法及びカメラのキャリブレーション装置 | |
JP2008249432A (ja) | 非静止物体の三次元画像計測装置、三次元画像計測方法および三次元画像計測プログラム | |
JP6556013B2 (ja) | 処理装置、処理システム、撮像装置、処理方法、プログラム、および記録媒体 | |
WO2019172351A1 (ja) | 物体同定装置、物体同定システム、物体同定方法およびプログラム記憶媒体 | |
JP2011212203A5 (ja) | ||
JP2019056679A (ja) | 表面評価方法、表面評価装置及び評価モデル記憶装置 | |
JP2008014882A (ja) | 三次元計測装置 | |
JP2009232942A (ja) | 重心位置解析法 | |
JP2020016501A (ja) | 計測装置、計測システム、計測方法およびコンピュータプログラム | |
JP2005098978A (ja) | 三次元計測装置、三次元計測方法、三次元計測プログラムおよび記録媒体 | |
JP2004333368A (ja) | 移動物体撮影系の三次元定数取得用キャリブレーション治具 | |
JP6921036B2 (ja) | レーザ較正装置、その較正方法、及びレーザ較正装置を含む画像入力装置 | |
Mutsvangwa et al. | Design, construction, and testing of a stereo-photogrammetric tool for the diagnosis of fetal alcohol syndrome in infants | |
CN113012112B (zh) | 一种血栓检测的评估系统 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150824 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160617 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160628 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160725 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20161220 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170113 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6083638 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |