JP6083205B2 - メニュー表示装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、階層メニューを表示するメニュー表示装置及びプログラムに関する。
一般に、階層メニューを表示する場合、階層の最上位レベルに対応する複数のメニュー項目(メニューアイコン)を直線的に配列してメニューバーを表示し、そのメニューバーの中から任意のメニューアイコンが選択された場合に、最上位レベルよりも下位の各メニュー項目をプルダウンメニュー表示するようにしているが、メニューバー表示の領域全体が長くなってしまうため、従来では、複数のメニュー項目をマトリックス状に配列表示するようにしたメニュー表示方法が知られている(特許文献1参照)。
特表2007−515000号公報
上述した特許文献1の技術にあっては、複数のメニュー項目をマトリックス状に配列表示することにより、メニューバー表示に比べて表示領域全体をコンパクト化することができるほかに、操作性やデザイン性を高めることが可能となるが、単に複数のメニュー名(項目名)をマトリックス状に配列する技術であり、階層メニューに適用した場合には、次のような問題が起きる、
すなわち、最上位のメニュー項目がマトリックス状に配列表示されている状態において、そのいずれかのメニュー項目がユーザ操作により選択されると、その選択メニュー項目に続く下位階層のメニュー(下位メニュー)をプルダウンメニューなどによってリスト形式で表示することは、メニュー表示方式の変更となり、操作性を損なってしまう。また、操作に不慣れなユーザにあっては、目的のメニュー項目を選択する操作を行った際に、その選択メニューに続く下位メニューが存在していても最下位の階層メニュー(最下位メニュー)を既に選択したものと誤解してメニュー画面から目を離し、その選択項目に対応するアプリケーションが起動されるまで待ってしまうことがあり、逆に、選択メニューが最下位メニューであっても選択メニューに続く下位メニューが存在しているものと誤解して、下位メニューが表示されるまで待ってしまうことがある。
本発明の課題は、階層メニューを適切に表示できるようにすることである。
上述した課題を解決するために本発明のメニュー表示装置は、
階層メニューを表示するメニュー表示装置であって、
同一階層に属する複数のメニュー項目に対応付けてそのメニューアイコンをマトリックス状に配列表示する第1の表示制御手段と、
前記第1の表示制御手段によって表示された前記メニューアイコンから選択された選択メニューアイコンに対応するメニュー名称を階層毎に並列表示する第2の表示制御手段と、
前記第1の表示制御手段によって表示された前記メニューアイコンから選択された選択メニューアイコンに割り当てられている数字あるいは文字を階層毎に直列表示する第3の表示制御手段と、
を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、階層メニューを適切に表示することができ、操作性が優れたものとなる。
メニュー表示装置として適用したタブレット端末装置の基本的な構成要素を示したブロック図。 タッチ表示部8に表示されたトップメニュー画面を例示した図。 メニュー定義テーブル3cに記憶されている階層メニューを例示した図。 電源投入に応じて実行開始されるタブレット端末装置の全体動作(本実施形態の特徴的な動作)を説明するためのフローチャート。 図4の動作に続くフローチャート。 メニュー画面生成切替表示処理(図4のステップA3)を詳述するためのフローチャート。 図2のトップメニュー画面に続いて表示された第2階層のメニュー画面を例示した図。 図7の第2階層のメニュー画面に続いて表示された第3階層のメニュー画面を例示した図。 図8の第3階層のメニュー画面に続いて表示された第4階層のメニュー画面を例示した図。 図9の第4階層のメニュー画面に続いて表示されたログイン認証設定用のアプリケーション画面を例示した図。 (A)〜(C)は、メニューアイコン操作履歴メモリ3dを説明するための図。 本実施形態の変形例を説明するためのメニュー画面を示した図。
以下、図1〜図11を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1は、メニュー表示装置として適用したタブレット端末装置の基本的な構成要素を示したブロック図である。
タブレット端末装置は、その装置本体(筐体)が薄型板状の携帯可能な構成となっており、制御部1を中核としている。この制御部1は、電源部(二次電池)2からの電力供給によって動作し、記憶部3内の各種のプログラムに応じてこのタブレット端末装置1の全体動作を制御するもので、この制御部1には図示しないCPU(中央演算処理装置)やメモリなどが設けられている。
記憶部3は、例えば、ROM、フラッシュメモリなどを有する構成で、図4〜図6に示した動作手順に応じて本実施形態を実現するためのプログラムや各種のアプリケーションなどが格納されているプログラムメモリ3aと、このタブレット端末装置1が動作するために必要となる各種の情報(例えば、フラグなど)を一時的に記憶するワークメモリ3bのほか、後述するメニュー定義テーブル3c、メニューアイコン操作履歴メモリ3dなどを有している。なお、記憶部3は、例えば、SDカード、ICカードなど、着脱自在な可搬型メモリ(記録メディア)を含む構成であってもよく、図示しないが、通信機能を介してネットワークに接続されている状態においては所定のサーバ装置側の記憶領域を含むものであってもよい。
操作部4は、押しボタン式のキーとして、図示省略したが、電源をオン/オフさせる電源キーなどを備えている。無線LAN(Local Area Network)通信部5は、高速大容量の通信が可能な無線通信モジュールで、最寄りの無線LANルータ(図示省略)を介してインターネットなどに接続可能となっている。外付けキーボード6は、任意に接続可能な外部機器としてのキーボード装置で、テンキー、ファンクションキーなどを備えている。モーションセンサ部7は、3次元空間上のタブレット端末装置の姿勢を検出するセンサで、例えば、図示省略したが、3次元空間の3軸方向(X・Y・Z方向)における加速度を検出する加速度センサなどを有し、このモーションセンサ7の出力結果に基づいて制御部1は、タブレット端末装置の姿勢の変化によりタッチ表示部8の表示内容の向きを変更するようにしている。
タッチ表示部8は、表示パネル8aにタッチパネル8bを積層配設した構成で、表示パネル8aは、縦横比(例えば、横4:縦3)の異なる画面を有した高精細液晶ディスプレイであり、タッチパネル8bは、撮影者の指などでタッチ操作された位置を検知してその座標データを入力するタッチスクリーンを構成するもので、例えば、静電容量方式あるいは抵抗膜方式を採用しているが、その他の方式であってもよい。なお、タッチ操作とは、タッチパネル8上への接触操作(タッチ操作)に限らず、その接触操作に近似する操作として、例えば、指やペンの接近や接近移動による静電容量変化や明るさ変化などに応じて指やペンの位置を検出する非接触操作を含むことを意味している。つまり、接触操作を検出する接触型タッチパネルに限らず、非接触操作を検出する非接触型タッチパネルや操作検出デバイスであってもよいが、本実施形態にあっては、タッチ操作として、接触型タッチパネル上での接触操作を例示した場合である。
図2は、タッチ表示部8に表示されたトップメニュー画面を例示した図である。
このトップメニュー画面は、メニュー定義テーブル3cの内容に応じてタッチ表示部8に表示されたもので、図示の例は、縦横比の異なるタッチ表示部8の画面を横長に向けた状態を示している。すなわち、トップメニュー画面は、階層メニューの最上位の階層メニュー(最上位メニュー)を表示する画面で、その画面の右下に寄せて配置されたメニューアイコン表示領域D1と、画面の左上に寄せて配置されたメニュー名表示領域D2と、画面の左下に寄せて配置されたリターンボタン表示領域D3と、画面の下端部に配置されたタスクバー表示領域D4を有している。
メニューアイコン表示領域D1は、階層メニューを構成する階層毎に、同一階層に属する複数のメニュー項目に対応付けてそのメニューアイコンmnをマトリックス状に配列表示する領域である。メニュー名表示領域D2は、メニュー画面の名称(メニュー名)を表示する領域である。リターンボタン表示領域D3は、現在表示中のメニュー画面よりも一つ前の階層のメニュー画面に戻す際に操作されるリターンボタンを表示する領域である。タスクバー表示領域D4は、メニュー画面以外の領域で、現在時刻やアイコンなどを表示する領域である。
メニューアイコン表示領域D1は、その全体を複数個に区画、図示の例では、3(行)×3(列)のマトリックス状に9個に区画し、各区画に同一形状で同大の矩形アイコン(メニューアイコン)mnが割り当てられている。各区画に割り当てたメニューアイコンmnは、隣同士が僅かに離れるように接近配列されたもので、各区画内のエリア全体は、タッチ操作を受け付け可能なタッチ有効エリアとなっている。この各メニューアイコンmnには、一連の数字(1〜9)が順次割り当て表示されている。すなわち、この一連の数字(1〜9)は、メニューアイコンmnを識別可能とするもので、メニューアイコン表示領域D1の左上を1行1列目とし、右下を3行3列目とした場合に、1行1列目のメニューアイコンmnには“1”、2行1列目のメニューアイコンmnには“2”、…、3行3列目のメニューアイコンmnには“9”が順次割り当て表示されている。
このように各メニューアイコンmnに割り当てられた配列数字(1〜9)は、半透過で表示(図中、点線表示)されており、メニューアイコンmnの補助的な識別符号として用いられる。つまり、メニューアイコンmnには、図示のように“ファイルマネージャ”、“手書きメモ”、…、“メンテナンス”のメニュー項目名(文字列)がアイコン識別用として明瞭に表示されているのに対し、上述の数字(1〜9)は、メニューアイコンmnの左上寄りに半透過で表示されている。なお、図2の例では、3(行)×3(列)のマトリックス表示を例示したが、マトリックス領域のサイズやその区画の仕方は、例えば、4(行)×3(列)、4(行)×4(列)などであってもよい。
メニューアイコンmnには、上述したようにアイコン識別用として、メニュー項目名(文字列)と共に配列数字(1〜9)が表示されているほかに、メニューアイコンmnの種類を示す情報が付加表示されている。すなわち、メニューアイコンmnには、それに続く下位の階層メニュー(下位メニュー)が存在しているメニュー項目であるか、下位メニューが存在していない最下位の階層レベル(最下位レベル)のメニュー項目であるかを識別する情報(アイコンの種類を示す情報)が付加表示されている。図示の例では、1行1列目のメニューアイコンmnから3行2列目のメニューアイコンmnまでは、それに対応するメニュー項目の階層レベルが最下位レベルの場合であり、これらのメニューアイコンmnの右上寄りには、最下位レベルのメニュー項目であることを示すためにそのメニュー項目の内容(処理内容など)をシンボル化(絵柄化)したアイコンシンボルS1が付加表示されている。
また、図示の例において、1行3列目から3行3列目までの各メニューアイコンmnは、それに対応するメニュー項目に下位メニューが存在している場合であり、これらのメニューアイコンmnには、フォルダシンボルS2が付加表示されている。つまり、メニュー項目には下位メニューが存在していることをファイルとフォルダとの関係で表現するフォルダシンボルS2が付加表示されている。
図3は、メニュー定義テーブル3cに記憶されている階層メニューを説明するための図である。
この階層メニューは、第1階層(ルート)のメニューをトップメニューとして、以下、第2階層以下のサブメニューが階層配列された構成となっている。図示の例では、第1階層に属するメニュー項目として、“(1)ファイルマネージャ”、“(2)手書きメモ”、…“(9)メンテナンス”の各メニュー項目が存在し、この“(9)メンテナンス”の下位階層(第2階層)に属するメニュー項目として、“(91)セキュリティ”、“(92)設定”、“(93)バックアップ”、“(94)コピー”、の各メニュー項目が存在していることを示している。
更に、この“(91)セキュリティ”の下位階層(第3階層)に属するメニュー項目として、“(911)盗難防止”、“(912)セキュリティ設定”、“(913)業務環境設定”の各メニュー項目が存在し、この“(913)業務環境設定”の下位階層(第4階層)に属するメニュー項目として、“(9131)ログイン認証設定”、“(9132)業務ユーザ編集”の各メニュー項目が存在していることを示している。なお、(1)、(91)、(913)、(9131)のように括弧内の数字は、階層別にメニュー項目を識別するための項目番号であり、例えば、項目番号の桁数は階層レベルに対応付けられていて、項目番号が1桁の場合には第1階層、2桁の場合には第2階層、3桁の場合には第3階層、4桁の場合には第4階層を表している。
次に、本実施形態におけるタブレット端末装置の動作概念を図4〜図6に示すフローチャートを参照して説明する。ここで、これらのフローチャートに記述されている各機能は、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されており、このプログラムコードにしたがった動作が逐次実行される。また、ネットワークなどの伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードに従った動作を逐次実行することもできる。すなわち、記録媒体のほかに、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用して本実施形態特有の動作を実行することもできる。
図4及び図5は、電源投入に応じて実行開始されるタブレット端末装置の全体動作(本実施形態の特徴的な動作)を説明するためのフローチャートである。
先ず、制御部1は、電源投入操作に応じて各種のメモリなどをクリアする初期化処理を実行すると共に、正規なユーザであるかを認証するためのユーザ認証処理(図4のステップA1)を実行した後、表示対象である階層メニューを構成する各階層の中から先頭の第1階層を指定する(ステップA2)。そして、この指定階層に属する各メニュー項目を配置表示するメニュー画面を生成してタッチ表示部8に切り替え表示するメニュー画面生成切替表示処理に移る(ステップA3)。
図6は、メニュー画面生成切替表示処理(図4のステップA3)を詳述するためのフローチャートである。
先ず、制御部1は、タッチ表示部8にメニュー画面の基本フォームとして、メニューアイコン表示領域D1、メニュー名表示領域D2、リターンボタン表示領域D3を配置表示する(ステップB1)。そして、指定階層に基づいてメニュー定義テーブル3cを参照し(ステップB2)、指定階層に属する各メニュー項目のメニュー名(項目名)を読み出して、メニュー画面内のメニュー名表示領域D2に配置表示する(ステップB3)。次に、メニュー画面内のメニューアイコン表示領域D1を3(行)×3(列)のマトリックス状に区画し、各区画エリア内に配列数字(1〜9)を割り当て、その配列数字を半透過表示する(ステップB4)。
更に、指定階層は、第2階層以下であるかを調べるが(ステップB5)、最初は第1階層が指定されているため(ステップB5でNO)、メニュー定義テーブル3cから指定階層に属するメニュー項目数を取得し(ステップB7)、そのメニュー項目数を“N”とする(ステップB8)。この場合、図3に示すように第1階層に属するメニュー項目数は“9”であるからN=9となる。次に、メニューアイコン表示領域D1内にメニュー項目数分のメニューアイコンmnを順次割り当てるためのアイコン指定アドレスAの値を初期値“1”とする(ステップB9)。
次に、このアイコン指定アドレスAの値で指定されるメニューアイコン表示領域D1内の区画エリアをタッチ操作が有効なタッチエリア(メニューアイコンmn)として指定する(ステップB10)。いま、アイコン指定アドレスAの値は、初期値“1”であるからメニューアイコン表示領域D1内の1行1列目にメニューアイコンmnが割り当てられる。そして、この指定メニューアイコンmnに対応するメニュー項目に基づいてメニュー定義テーブル3cからその項目名を読み出し、その指定アイコンmn上に配置表示する(ステップB11)。これによって図2に示すように1行1列目のメニューアイコンmnには、項目名として“ファイルマネージャ”が表示される。
そして、この指定メニューアイコンmnのメニュー項目に基づいてメニュー定義テーブル3cを参照し、そのメニュー項目に下位メニューが存在しているかを調べ(ステップB12)、下位メニューが存在していなければ(ステップB1でNO)、最下位レベルのメニュー項目であると判断し、指定アイコン上にその項目内容を表現したアイコンシンボルS1(図2参照)を付加表示する(ステップB13)。また、指定アイコンのメニュー項目に続いて下位メニューが存在していれば(ステップB12でYES)、フォルダシンボルS2(図2参照)を付加表示する(ステップB14)。いま、1行1列目のニューアイコンmnが指定されている場合には、その項目内容(ファイルマネージャ)を表現したアイコンシンボルS1が表示される。
このようにして1行1列目のメニューアイコンmnを生成し終わると、アイコン指定アドレスAの値に“1”を加算してその値を更新する処理(ステップB15)を行った後、その更新後のアイコン指定アドレスAの値は、指定階層のメニュー項目数Nの“9”を超えたかを調べる(ステップB16)。いま、アイコン指定アドレスAの値は“2”に更新された場合であるから(ステップB16でNO)、上述のステップB10に戻り、アイコン指定アドレスAの値“2”に対応する2行1列目のメニューアイコンmnを指定し、そのメニューアイコンmn上に項目名として“手書きメモ”を表示する(ステップB11)。この場合も2行1列目のメニューアイコンmnのメニュー項目は最下位レベルのメニュー項目であるから(ステップB12でNO)、このメニューアイコンmnにアイコンシンボルS1を表示する(ステップB14)。以下、同様の動作をアイコン指定アドレスAの値が“N=9”を超えるまで上述の動作を繰り返す(ステップB10〜B16)。
これによって3行1列目のメニューアイコンmn、1行2列目のメニューアイコンmn、…、3行3列目のメニューアイコンmnが順次割り当てられると共に、それらのアイコン上には項目名が表示されたり、アイコンシンボルS1又はフォルダシンボルS2が表示されたりする。その後、アイコン指定アドレスAの値が“N=9”を超えると(ステップB16でYES)、図6のフローから抜ける。これによって図2に示すようなトップメニュー画面が生成表示される。この場合、1行1列目のメニューアイコンmn〜3行2列目のメニューアイコンmnには、アイコンシンボルS1が表示され、1行3列目のメニューアイコンmnから3行3列目の〜メニューアイコンmnには、フォルダシンボルS2”が表示される。
このようにしてトップメニュー画面を生成して表示する処理(図4のステップA3)が終わると、メニュー画面上のアイコン表示領域D上のいずれかのメニューアイコンmnが指やペンなどでタッチされたかを調べる(ステップA4)。いま、いずれかのアイコンmnがタッチされたときには(ステップA4でYES)、例えば、図2に示すように、3行3列目のメニュー名が“メンテナンス”のメニューアイコンmnがタッチ操作されたときには、そのタッチ操作されたメニューアイコンmnに対応するメニュー項目を指定すると共に(ステップA5)、その指定メニュー項目を識別する項目番号及びメニュー名を操作履歴としてメニューアイコン操作履歴メモリ3dに記憶しておく(ステップA6)。そして、指定メニュー項目に基づいてメニュー定義テーブル3cを参照し、そのメニュー項目に下位メニューが存在しているかを調べる(ステップA7)。つまり、現在の階層よりも1レベル分下がった階層(次の下位レベルの階層)に属するメニュー項目が存在しているかを調べる。
ここで、指定メニュー項目に下位メニューが存在していない場合(ステップA7でNO)、つまり、アイコンシンボルS1が表示されているメニューアイコンmnがタッチされた場合には、最下位レベルのメニュー項目であると判断し、その項目に対応付けられているアプリケーションを起動させてそのアプリケーション画面をタッチ表示部8に表示(ステップA8)すると共に、そのアプリケーション処理を実行する(ステップA9)。その後、アプリケーション処理が終了すると、上述のメニュー画面生成切替表示処理(ステップA3)に戻る。この場合、指定階層が第1階層のままであれば、上述と同様の処理を実行することによりトップメニュー画面が表示される。
一方、タッチ操作されたメニューアイコンmnに対応するメニュー項目(指定メニュー項目)に下位メニューが存在している場合(ステップA7でYES)、例えば、図2に示すようなトップメニュー画面が表示されている状態において、“メンテナンス”のメニューアイコンmnには、フォルダシンボルS2”が表示されているので、このようなフォルダシンボルS2が表示されているメニューアイコンmnがタッチ操作された場合には、その指定メニュー項目に基づいてメニュー定義テーブル3cを参照し、その下位階層に属する各メニュー項目を指定すると共に(ステップA10)、当該指定メニュー項目の階層を指定する(ステップA11)。この場合、図3に示すように“メンテナンス”の下位階層として“(91)セキュリティ”、“(92)設定”、“(93)バックアップ”、“(94)コピー”の各メニュー項目が指定されると共に、その指定メニュー項目の階層として第2階層が指定される。
その後、上述のメニュー画面生成切替表示処理(ステップA3)に戻り、図6のステップB1〜B4を実行する。図7は、トップメニュー画面(図2参照)上において、“メンテナンス”のメニューアイコンmnがタッチ操作された場合に、その操作に応じて切り替え表示された2階層目のメニュー画面(トップメニュー画面よりも1レベル分下がったメニュー画面)を示している。この2階層目のメニュー画面のメニュー名表示領域D2には“メンテナンス”が表示される(ステップB3)。そして、次のステップB5に移り、指定階層は第2階層以下であるかを調べるが、いま、指定階層は第2階層であるから(ステップB5でYES)、メニュー画面内にメニュー選択履歴表示領域D5及びアイテム選択履歴表示領域D6を配置表示する(ステップB6)。
すなわち、メニュー名表示領域D2の下側にはメニュー選択履歴表示領域D5が配置される共にその領域D5内には前回のメニュー名として“トップメニュー”が表示され、また、メニューアイコン表示領域D1の上側にはアイテム選択履歴表示領域D6が配置され、その領域D6内には前回の項目番号として“9”が表示される。そして、ステップB7に移るが、この場合、メニュー項目数はN=4となり、以下、ステップB10〜B16の実行により、メニューアイコン表示領域D1には、図7に示すように4つのメニューアイコンmnが割り当て配置される。
このようにトップメニュー画面から第2階層のメニュー画面に切り替えられても、2階層目のメニュー画面のメニューアイコン表示領域D1は、トップメニュー画面と同じ位置に割り当て配置される。そして、1行1列目、2行1列目〜1行2列の区画には、“セキュリティ”、“設定”、“バックアップ”、“コピー”の各メニューアイコンmnが割り当て配置される。また、第2階層に属するメニュー項目数に関わらず、各メニューアイコンmnの形状及び大きさはトップメニュー画面の場合と同一であり、メニュー画面が切り替えられてもメニューアイコン表示領域D1の基本フォームが変化しないようにしている。
図7に示したような第2階層のメニュー画面が表示されている状態において、いずれかのメニューアイコンmnがタッチ操作された場合(図4のステップA4でYES)、例えば、“セキュリティ”のメニューアイコンmnがタッチされた場合、そのメニューアイコンmnには、フォルダシンボルS2”が表示されているので、ステップA7では下位メニュー有り判断されて上述と同様に、ステップA10、A11、A3の処理が行われる結果、図8に示すような第3階層のメニュー画面に切り替え表示される。この場合、メニュー名表示領域D2には“セキュリティ”が表示され、その下側に配置されたメニュー選択履歴表示領域D5には、前回のメニュー名“メンテナンス”が並列表示され、更にその下側には前々回のメニュー名“トップメニュー”が並列表示される。また、アイテム選択履歴表示領域D6には、前々回の項目番号“9”が表示され、それに続けて前回の項目番号“1”が直列表示される。
図8に示したような第2階層のメニュー画面が表示されている状態において、いずれかのメニューアイコンmnがタッチ操作された場合(図4のステップA4でYES)、例えば、“業務環境設定”のメニューアイコンmnがタッチされた場合、そのメニューアイコンmnには、フォルダシンボルS2”が表示されているので、ステップA7では下位メニュー有り判断されて上述と同様に、ステップA10、A11、A3の処理が行われる結果、図9に示すような第4階層のメニュー画面に切り替え表示される。
この場合、メニュー名表示領域D2には“業務環境設定”が表示され、その下側に配置されたメニュー選択履歴表示領域D5には、前回のメニュー名“セキュリティ”が表示され、その下側には前々回のメニュー名“メンテナンス”が並列表示され、更にその下側に最初の“トップメニュー”が並列表示される。また、アイテム選択履歴表示領域D6には、最初の項目番号“9”に続けて前々回の項目番号“1”が直列表示され、更に続けて前回の項目番号“3”直列表示される。
図9に示したような第3階層のメニュー画面が表示されている状態において、いずれかのメニューアイコンmnがタッチ操作された場合(図4のステップA4でYES)、例えば、“ログイン認証設定”のメニューアイコンmnがタッチされた場合、そのメニューアイコンmnには、アイテムシンボルS1”が表示されているので、ステップA7では下位メニュー無し判断されてステップA8に移り、図10に示すようなログイン認証設定用のアプリケーション画面が表示される。その後、そのアプリケーション処理を実行し(ステップA9)、例えば、認証方式、誤認識許可回数などの必要項目に対応してその項目データを入力する処理を行う。これによってログイン認証設定の処理が終了すると(例えば、図10に示した「OKキー」が操作されると)、上述のメニュー画面生成切替表示処理(ステップA3)に戻る。この場合、指定階層が第3階層のままであれば、上述と同様の処理を実行することにより図9に示したメニュー画面に戻る。
他方、メニュー画面が表示されている状態において、メニューアイコンmnがタッチされなければ(図4のステップA4でNO)、図5のフローに移り、メニュー選択履歴表示領域D5内のいずれかのメニュー名がタッチ操作されたかを調べたり(ステップA12)、アイテム選択履歴表示領域D6のいずれかの項目番号がタッチ操作されたかを調べたり(ステップA14)、リターンボタン表示領域D3がタッチ操作されたかを調べたりする(ステップA16)。
いま、メニュー選択履歴表示領域D5内のメニュー名がタッチ操作されたときには(ステップA12でYES)、メニューアイコン操作履歴メモリ3dを参照し、タッチされたメニュー名に対応する操作履歴(メニュー項目)を指定し(ステップA13)、また、アイテム選択履歴表示領域D6内の項目番号がタッチ操作されたときには(ステップA14でYES)、メニューアイコン操作履歴メモリ3dを参照し、タッチされた項目番号に対応する操作履歴(メニュー項目)を指定する(ステップA15)。
図11(A)は、メニューアイコン操作履歴メモリ3dを説明するための図である。
このメニューアイコン操作履歴メモリ3dの内容は、上述した図2、図7〜図9の各メニュー画面を順次表示させた場合の操作履歴を示したもので、メニューアイコンmnの操作順にそのアイコンに対応付けられているメニュー項目を識別するためのメニュー名及び項目番号が操作履歴として記憶されている。すなわち、メニュー名表示位置(1)〜(5)に対応してメニュー名“トップメニュー”〜“ログイン認証設定”が順次記憶され、項目番号表示位置(1)〜(4)に対応して項目番号“(9)”〜“(9131)”が順次記憶されている場合を示している。
図中、メニュー名表示位置(1)〜(5)は、図11(B)に示すようにメニュー選択履歴表示領域D5内に表示されているメニュー名の表示位置(座標)を示し、メニューアイコン操作履歴メモリ3dの内容とメニュー選択履歴表示領域D5の内容とを対応付けるための情報で、図示の例では、メニュー名表示位置(1)が“トップメニュー”〜メニュー名表示位置(4)が“業務認証設定”となっている。同様に、項目番号表示位置(1)〜(4)は、図11(C)に示すようにアイテム選択履歴表示領域D6内に表示されている項目番号の表示位置を示し、メニューアイコン操作履歴メモリ3dの内容とアイテム選択履歴表示領域D6の内容とを対応付けるための情報で、図示の例では、項目番号表示位置(1)が“(9)”〜項目番号表示位置(3)が“(913)”となっている。
制御部1は、上述のように構成されたメニューアイコン操作履歴メモリ3dを参照し、メニュー選択履歴表示領域D5内のいずれかのメニュー名がタッチされた際には、そのメニュー名の表示位置に基づいて対応する操作履歴としてメニュー項目を指定したり、アイテム選択履歴表示領域D6内のいずれかの項目番号がタッチされた際には、その項目番号の表示位置に基づいて対応する操作履歴としてとしてメニュー項目を指定したりする(ステップA12〜A15)。また、リターンボタン表示領域D3がタッチ操作されたときには(ステップA16でYES)、メニューアイコン操作履歴メモリ3dを参照し、現在のメニュー画面よりも一つ前のメニュー項目を指定する(ステップA17)。このようにしてメニュー項目が指定されると、その項目番号の桁数に基づいてそのメニューの階層を指定する(ステップA18)。その後、図4のステップA3に戻り、メニュー画面生成切替表示処理が実行される結果、指定階層に応じたメニュー画面に戻される。
他方、メニューアイコン表示領域D1へのタッチ操作が行われず(図4のステップA4でNO)、かつ、メニュー選択履歴表示領域D5、アイテム選択履歴表示領域D6、リターンボタン表示領域D3へのタッチ操作も行われなかったときには(図5のステップA12、A14、A16でNO)、外付けキーボード6から項目番号が置数入力されたかを調べたり(ステップA19)、電源オフされたかを調べたりする(ステップA21)。
ここで、ユーザにあっては、アイテム選択履歴表示領域D6に表示されている項目番号を確認してその数字が外付けキーボード6から置数入力された場合には(ステップA19でYES)、その置数入力された項目番号を階層番号として指定(ステップA20)した後、上述のメニュー画面生成切替表示処理(ステップA3)に戻る。これによって任意に置数入力された階層のメニュー画面に切り替えられる。また、電源もオフされなければ(ステップA21でNO)、図4のステップA4に戻り、上述の動作が繰り返されるが、電源もオフされたときには(ステップA21でYES)、図4及び図5のフローの終了となる。
以上のように、本実施形態において制御部1は、同一階層に属する複数のメニュー項目に対応付けてそのメニューアイコンをマトリックス状に配列表示した場合に、メニュー画面内のメニューアイコン毎にそのメニュー項目の階層が最下位レベルであるか否かを判別し、最下位レベルであると判別されたメニュー項目のメニューアイコンと最下位レベルではないと判別されたメニュー項目のメニューアイコンを識別可能に表示するようにしたので、階層メニューを適切に表示することができ、操作性が優れたものとなる。すなわち、ユーザにあってはメニューアイコン表示領域D1のコンパクト化により操作性を高めることが可能となるほか、メニューアイコンmn毎にその種類を適切に確認することができ、操作性を更に高めることが可能となる。
制御部1は、階層メニューを構成する階層毎に、同一階層に属する複数のメニュー項目に対応付けてそのメニューアイコンをマトリックス状に配列表示したメニューアイコン表示領域D1を備えたメニュー画面に切り替え表示するようにしたので、階層の異なるメニュー画面に切り替えられても、同一のフォームを備えたメニュー画面、つまり、メニューアイコンをマトリックス状に配列表示したメニューアイコン表示領域D1を備えたメニュー画面を表示することができ、ユーザにあっては同一のフォームのメニュー画面上での操作が可能となり、操作性を更に高めることが可能となる。
制御部1は、最下位レベルであると判別したメニュー項目のメニューアイコンmnにその項目内容を表現したアイテムシンボルS1を付加表示するようにしたので、ユーザにあっては、アイテムシンボルS1を見るだけでどのような内容のメニュー項目であるかを容易に確認することができ、操作性を更に高めることが可能となる。
制御部1は、最下位レベルではないと判別したメニュー項目のメニューアイコンmnに下位階層が有ることを表現したフォルダシンボルS2を付加表示するようにしたので、ユーザにあっては、フォルダシンボルS2を見るだけで下位メニュの存在を容易に確認することができ、操作性を更に高めることが可能となる。
制御部1は、メニュー画面を切り替える毎に、メニューアイコン表示領域D1をメニュー画面内の同一位置に割り当て配置するようにしたので、階層の異なるメニュー画面に切り替えられてもメニューアイコン表示領域D1のメニュー画面上での配置位置は変わらず、同一位置に表示されているので、ユーザにあってはメニューアイコン表示領域D1を探さなくても良く、操作性を更に高めることができる。
制御部1は、メニュー画面を切り替えられても、メニュー項目数に関わらず、同じ形状及び同じ大きさの各メニューアイコンmnをマトリックス状に配列表示するようにしたので、メニューアイコン表示領域D1の基本フォームはメニュー画面が切り替えられても変更されず、操作性を更に高めることができる。
制御部1は、メニューアイコン操作履歴メモリ3dの内容を表示すると共に、この選択操作履歴の中から任意の操作履歴がユーザ操作によって指定された際に、その指定履歴に応じた階層のメニュー画面に切り替えるようにしたので、ユーザにあっては、ユーザにあっては、現在のメニュー項目に至るまでにどのようなメニュー項目を選択したかを確認することができると共に、その操作履歴の中から所望するメニュー画面に容易に戻ることができる。
操作履歴として項目番号を階層毎に順次配列表示するようにしたので、操作履歴としてのメニュー項目をその項目番号で知らせることができる。
選択操作履歴としてメニュー名を階層毎に順次配列表示するようにしたので、操作履歴としてのメニュー項目をそのメニュー名で知らせることができる。
メニュー画面上には、リターンボタン表示領域D3、メニュー選択履歴表示領域D5、アイテム選択履歴表示領域D6が同時に表示されているので、そのいずれかの表示領域をタッチ操作することにより所望のメニュー画面に戻すことができ、ユーザにあっては、利便性の良いものとなる。
なお、上述した実施形態においては、外付けキーボード6から置数入力された操作履歴(項目番号)に基づいてメニュー画面を切り替え表示可能としたが、メニューアイコンmnの選択操作として、例えば、1行1列目のメニューアイコンmnを選択する場合には、半透過表示の数値“1”を入力するなど、各メニューアイコンmnに割り当てられている半透過表示の数字を外付けキーボード6から置数入力するようにしてもよい。これによってメニューアイコンmnをタッチ操作することによりアイコンを選択する代わりに、外付けキーボード6からもアイコン選択が可能となり、利便性の良いものとなる。
上述した実施形態においては、特に言及しなかったが、モーションセンサ7の出力結果に基づいてタブレット端末装置の姿勢の変化によりタッチ表示部8の表示内容の向きを変更する場合に、図12に示すように、メニュー画面が縦長状態から横長状態に変更された場合あるいは横長状態から縦長状態に変更された場合、メニュー内のメニューアイコン表示領域D1、メニュー名表示領域D2、リターンボタン表示領域D3、メニュー選択履歴表示領域D5、アイテム選択履歴表示領域D6の配置位置を変更し、その領域の大きさ、形状を変更しないようにしてもよい。これによってタブレット端末装置の姿勢変化に関わらず、操作性を維持することができる。
上述した実施形態においては、メニューアイコンmnの種類を識別可能に表示する場合に、最下位レベルであると判別したメニュー項目のメニューアイコンmnにその項目内容を表現したアイテムシンボルS1を付加表示し、最下位レベルではないと判別したメニュー項目のメニューアイコンmnに下位階層が有ることを表現したフォルダシンボルS2を付加表示するようにしたが、アイテムシンボルS1、フォルダシンボルS2に限らず、アイコン色を変更したり、アイコン模様を変更したり、アイコンの形状や大きさを変更したりするようにしてもよい。
上述した実施形態においては、各メニューアイコンmnに半透過表示の数字を割り当て表示するようにしたが、アルファベット文字、記号などであってもよく、各メニューアイコンmnを感覚的に識別できるものであればよい。
また、上述した実施形態においては、メニュー表示装置としてタブレット端末装置に適用した場合を示したが、これに限らず、パーソナルコンピュータ、PDA(個人向け携帯型情報通信機器)、デジタルカメラ、音楽プレイヤー、スマートフォンなどの携帯電話機、電子ゲームなどに適用することもできる。
また、上述した実施形態において示した“装置”や“部”とは、機能別に複数の筐体に分離されていてもよく、単一の筐体に限らない。また、上述したフローチャートに記述した各ステップは、時系列的な処理に限らず、複数のステップを並列的に処理したり、別個独立して処理したりするようにしてもよい。
以上、この発明の実施形態について説明したが、この発明は、これに限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲を含むものである。
以下、本願出願の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記)
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、
階層メニューを表示するメニュー表示装置であって、
同一階層に属する複数のメニュー項目に対応付けてそのメニューアイコンをマトリックス状に配列表示する第1の表示制御手段と、
前記第1の表示制御手段によって表示されたメニューアイコン毎にそのメニュー項目の階層が最下位レベルであるか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段によって最下位レベルであると判別されたメニュー項目のメニューアイコンと最下位レベルではないと判別されたメニュー項目のメニューアイコンを識別可能に表示する第2の表示制御手段と、
を備えたことを特徴とするメニュー表示装置である。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のメニュー表示装置において、
前記第1の表示制御手段は、階層メニューを構成する階層毎に、同一階層に属する複数のメニュー項目に対応付けてそのメニューアイコンをマトリックス状に配列表示したメニューアイコン表示領域を備えたメニュー画面に切り替え表示し、
前記判別手段は、前記第1の表示制御手段によって切り替えられたメニュー画面内のメニューアイコン毎にそのメニュー項目の階層が最下位レベルであるか否かを判別する、
ようにしたことを特徴とするメニュー表示装置である。
(請求項3)
請求項3に記載の発明は、請求項1あるいは請求項2に記載のメニュー表示装置において、
前記第2の表示制御手段は、前記判別手段によって最下位レベルであると判別されたメニュー項目のメニューアイコンにその項目内容を表現したシンボルを付加表示する、
ようにしたことを特徴とするメニュー表示装置である。
(請求項4)
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のいずれかに記載のメニュー表示装置において、
前記第2の表示制御手段は、前記判別手段によって最下位レベルではないと判別されたメニュー項目のメニューアイコンに下位階層が有ることを表現したシンボルを付加表示する、
ようにしたことを特徴とするメニュー表示装置である。
(請求項5)
請求項5に記載の発明は、請求項2に記載のメニュー表示装置において、
前記第1の表示制御手段は、メニュー画面を切り替える毎に、前記メニューアイコン表示領域をメニュー画面内の同一位置に割り当て配置する、
ようにしたことを特徴とするメニュー表示装置である。
(請求項6)
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載のメニュー表示装置において、
前記第1の表示制御手段は、メニュー画面を切り替える毎に、メニュー項目数に関わらず、同じ形状及び同じ大きさの各メニューアイコンを前記メニューアイコン表示領域内に配列表示する、
ようにしたことを特徴とするメニュー表示装置である。
(請求項7)
請求項7に記載の発明は、請求項1〜請求項6のいずれかに記載のメニュー表示装置において、
前記メニュー画面内に配列表示されているメニューアイコンの中から任意のアイコンを選択する選択操作が行われる毎に、その選択アイコンに対応するメニュー項目を識別する情報を選択操作履歴として順次記憶する履歴記憶手段と、
前記履歴記憶手段に記憶されている選択操作履歴を階層毎に配列表示すると共に、この選択操作履歴の中から任意の操作履歴がユーザ操作によって指定された際に、その指定履歴に応じた階層のメニュー画面に切り替える第3の表示制御手段と、
を更に備える、
ようにしたことを特徴とするメニュー表示装置である。
(請求項8)
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載のメニュー表示装置において、
前記第3の表示制御手段は、選択アイコンに対応するメニュー項目を識別する情報を選択操作履歴として配列表示する場合に、その項目番号を階層毎に順次配列表示する、
ようにしたことを特徴とするメニュー表示装置である。
(請求項9)
請求項9に記載の発明は、請求項7あるいは請求項8に記載のメニュー表示装置において、
前記第3の表示制御手段は、選択アイコンに対応するメニュー項目を識別する情報を選択操作履歴として配列表示する場合に、そのメニュー名を階層毎に順次配列表示する、
ようにしたことを特徴とするメニュー表示装置である。
(請求項10)
請求項10に記載の発明は、請求項1〜請求項9のいずれかに記載のメニュー表示装置において、
前記第1の表示制御手段は、各メニューアイコン内に一連の数字あるいは文字を所定の順序にしたがって割り当て表示し、
前記第1の表示制御手段によって一連の数字あるいは文字が各メニューアイコン内に割り当て配列されている状態において、任意のアイコンを選択する選択操作としてそのアイコンに割り当てられている数字あるいは文字を入力する入力手段を更に備える、
ようにしたことを特徴とするメニュー表示装置である。
(請求項11)
請求項11に記載の発明は、請求項1〜請求項10のいずれかに記載のメニュー表示装置において、
縦横比の異なるメニュー画面の向きを検出する向き検出手段と、
前記向き検出手段によって検出されたメニュー画面の向きに応じてその表示内容の向きを変更する第4の表示制御手段と、
を備え、
前記第4の表示制御手段は、前記向き検出手段によって検出されたメニュー画面の向き関わらず、同じ形状、同じ大きさの各メニューアイコンをマトリックス状に配列表示する、
ようにしたことを特徴とするメニュー表示装置である。
(請求項12)
請求項12に記載の発明は、
コンピュータに対して、
階層メニューの同一階層に属する複数のメニュー項目に対応付けてそのメニューアイコンをマトリックス状に配列表示する機能と、
前記表示されたメニューアイコン毎にそのメニュー項目の階層が最下位レベルであるか否かを判別する機能と、
前記最下位レベルであると判別されたメニュー項目のメニューアイコンと最下位レベルではないと判別されたメニュー項目のメニューアイコンを識別可能に表示する機能と、
を実現させるためのプログラムである。
1 制御部
3 記憶部
3a プログラムメモリ
3c メニュー定義テーブル
4 操作部
8 タッチ表示部
6 外付けキーボード
7 モーションセンサ部
D1 メニューアイコン表示領域
D2 メニュー名表示領域
D5 メニュー選択履歴表示領域
D6 アイテム選択履歴表示領域

Claims (5)

  1. 階層メニューを表示するメニュー表示装置であって、
    同一階層に属する複数のメニュー項目に対応付けてそのメニューアイコンをマトリックス状に配列表示する第1の表示制御手段と、
    前記第1の表示制御手段によって表示された前記メニューアイコンから選択された選択メニューアイコンに対応するメニュー名称を階層毎に並列表示する第2の表示制御手段と、
    前記第1の表示制御手段によって表示された前記メニューアイコンから選択された選択メニューアイコンに割り当てられている数字あるいは文字を階層毎に直列表示する第3の表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とするメニュー表示装置。
  2. 前記第2の表示制御手段によって階層毎に並列表示された前記メニュー名称から指定されたメニュー名称に対応する階層のメニューアイコンをマトリックス状に配列表示し、あるいは、前記第3の表示制御手段によって階層毎に直列表示された前記数字あるいは文字から指定された数字あるいは文字に対応する階層のメニューアイコンをマトリックス状に配列表示する第4の表示制御手段を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載のメニュー表示装置。
  3. 縦横比の異なるメニュー画面の向きを検出する向き検出手段と、
    前記向き検出手段によって検出されたメニュー画面の向きに応じてその表示内容の向きを変更する第の表示制御手段と、を備え、
    前記第の表示制御手段は、前記向き検出手段によって検出されたメニュー画面の向き関わらず、同じ形状、同じ大きさの各メニューアイコンをマトリックス状に配列表示する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1または2に記載のメニュー表示装置。
  4. コンピュータ
    階層メニューの同一階層に属する複数のメニュー項目に対応付けてそのメニューアイコンをマトリックス状に配列表示する第1の表示制御手段
    前記第1の表示制御手段によって表示された前記メニューアイコンから選択された選択メニューアイコンに対応するメニュー名称を階層毎に並列表示する第2の表示制御手段、
    前記第1の表示制御手段によって表示された前記メニューアイコンから選択された選択メニューアイコンに割り当てられている数字あるいは文字を階層毎に直列表示する第3の表示制御手段、
    として機能させるためのプログラム。
  5. メニューアイコンの各配置位置に所定の識別記号が割り当てられた配列テンプレートに基づいて複数のメニューアイコンを第1の表示領域に配列表示させるとともに前記複数のメニューアイコンのそれぞれに該メニューアイコンの配置位置に割り当てられている前記識別記号を重ねて表示させ、且つ、前記配列表示させている複数のメニューアイコンのなかから所定のメニューアイコンが選択された場合に前記複数のメニューアイコンに代えて前記選択されたメニューアイコンに対応させて1段階下位の階層として設定されている複数のメニューアイコンを前記第1の表示領域に配列表示させる第1表示制御手段と、
    前記第1表示制御手段により前記第1の表示領域に表示されている複数のメニューアイコンを下位階層のメニューアイコンとして従えている各上位階層のメニューアイコンに対応する前記識別記号を、前記メニューアイコンの階層順に対応するように配列して第2の表示領域に表示させる第2表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とするメニュー表示装置。
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