JP6082568B2 - 桝および桝の設置方法ならびに更新方法 - Google Patents

桝および桝の設置方法ならびに更新方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6082568B2
JP6082568B2 JP2012239746A JP2012239746A JP6082568B2 JP 6082568 B2 JP6082568 B2 JP 6082568B2 JP 2012239746 A JP2012239746 A JP 2012239746A JP 2012239746 A JP2012239746 A JP 2012239746A JP 6082568 B2 JP6082568 B2 JP 6082568B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bottom plate
pipe
riser
plate member
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012239746A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014087306A (ja
Inventor
小野寺 恒雄
恒雄 小野寺
宏文 平岡
宏文 平岡
Original Assignee
株式会社パディ研究所
株式会社クボタケミックス
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社パディ研究所, 株式会社クボタケミックス filed Critical 株式会社パディ研究所
Priority to JP2012239746A priority Critical patent/JP6082568B2/ja
Publication of JP2014087306A publication Critical patent/JP2014087306A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6082568B2 publication Critical patent/JP6082568B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Sewage (AREA)

Description

この発明は、桝および桝の設置方法ならびに更新方法に関し、特にたとえば、圃場に設けられて灌漑用の水を圃場に供給する給水バルブを保護する農業用桝などの、桝と、桝の設置方法ならびに更新方法に関する。
特許文献1や特許文献2にこの種の桝の一例が開示されている。特許文献1および2では、給水バルブを設ける農業用桝(以下、単に「桝」という。)は、たとえば圃場のたとえば上流側に設けられ、そこから灌漑用の水を流出させる。
農業用桝は、多くはコンクリートで形成されるが、老朽化したり、農業機械との接触で破損したりした場合、桝を更新する必要がある。
特開2005‐211254号[A01G 25/00 25/06] 特開2006‐81436号[A01G 25/06 25/00]
農業用の給水バルブは、たとえば地中から立ち上がった給水管の出口端に設けられて、圃場に流出させる水の量を調整する。給水管の出口端は上方に向いているため、給水バルブは、そこから上方に吐出される水を地面方向(下方)に向けるための、傘の形状をしたキャップを含む。このキャップの直径は給水管(立ち上がり管)の口径よりかなり大きいので、キャップが桝の更新の邪魔になる。そこで、桝を更新するときは給水バルブも含めて取り外さざるを得ず、更新に時間がかかるだけでなく、更新費用が高くなってしまう。
それゆえに、この発明の主たる目的は、新規な、桝を提供することである。
この発明の他の目的は、容易に設置または更新できる、桝を提供することである。
この発明のさらに他の目的は、新規な、桝の設置方法および更新方法を提供することである。
この発明のその他の目的は、容易に更新できる、桝の設置方法および更新方法を提供することである。
本発明は、上記の課題を解決するために、以下の構成を採用した。なお、括弧内の参照符号および補足説明などは、本発明の理解を助けるために後述する実施の形態との対応関係を示したものであって、本発明を何ら限定するものではない。
請求項1の発明は、立ち上がり管の管端を内部に包含する桝であって、組み合わせるときに立ち上がり管を挟むことができるように分割され、組み合わせることによって底板を形成する底板部材、および立ち上がり管を挟んで組み合せた底板部材が形成する底板と一体化されて、管端を囲繞する枠体を備える、桝である。
請求項1の発明では、桝(10:実施例で相当する部分を例示する参照符号。以下同じ。)は、立ち上がり管(102、104)の管端を内部に包含する。組み合わせることによって底板(12)を形成する底板部材(12a、12b)は、組み合わせるときに立ち上がり管を挟むことができるように分割される。実施例では、底板部材(12a、12b)は接合端面(18a、18b)で突き合わされて接合されるように形成しているが、それぞれの接合端面に、立ち上がり管を受容する凹部(20Aa、20Ab、20Ba、20Bb)を形成しておき、それによって底板部材が組み合わせ時に立ち上がり管を挟むことができるようにしている。
そのようにして凹部(20Aa、20Ab、20Ba、20Bb)で立ち上がり管を挟んで底板部材で形成した底板(12)上に立ち上がり管(102、104)の管端が臨まされている。つまり、立ち上がり管が底板部材(12a、12b)を組み合わせることによって形成される孔(22、24)を貫通して、立上り管の管端が底板上に位置する。その状態で、たとえば底板上に枠体(14)を載せることによって、枠体(14)と底板(12)すなわち底板部材(12a、12b)とが一体化される。立ち上がり管の管端は底板上にあるので、枠体がその管端を囲繞することになる。
請求項1の発明によれば、立ち上がり管を挟んで底板部材を組み合わせることによって底板を形成するようにしたので、仮に立ち上がり管やそれの付属物があっても、容易に、桝を設置し、あるいは桝を更新することができる。
請求項2の発明は、請求項1記載の発明に従属し、底板部材には組み合わせたとき孔を形成する凹部を含み、凹部で立ち上り管を挟む、桝である。
請求項2の発明では、たとえば実施例でいえば、底板部材(12a,12b)は接合端面(18a,18b)で突き合せて接合される(組み合せられる)が、この接合端面に凹部(20Aa,20Ab,20Ba,20Bb)を形成すると、底板部材(12a,12b)を接合するとき凹部(20Aa,20Ab,20Ba,20Bb)で立ち上がり管(102,104)を挟むことができる。
請求項2の発明によれば、底板を容易に設置することができる。
請求項3の発明は、請求項1または2記載の発明に従属し、底板部材および枠体にそれぞれ形成される第1嵌合部および第2嵌合部をさらに備え、第1嵌合部と第2嵌合部を嵌合させて底板部材と枠体を一体化する、桝である。
請求項3の発明では、たとえば実施例でいえば、底板部材(12a、12b)の上面に第1嵌合部として溝(26Aa、26Ab)を形成し、枠体(14)の下端に第2嵌合部として突起(28)を形成し、これらの第1嵌合部と第2嵌合部が嵌合部として機能する。つまり、第1嵌合部と第2嵌合部を嵌合させて底板部材と枠体を一体化する。
請求項3の発明によれば、嵌合部によって枠体と底板とを一体化するので底板(底板部材)が分離するのを拘束し、その一体化構造が安定する。
請求項4の発明は、請求項3記載の発明に従属し、第1嵌合部は底板部材の上面および下面にそれぞれ形成される、桝である。
請求項4の発明では、たとえば実施例でいえば、底板部材(12a、12b)の下面にも上面の溝(26Aa、26Ab)と同じような溝(26Ba、26Bb)を形成する。枠体(14)の下端に突起(28)はどちらの溝にも嵌合できる。
請求項4の発明によれば、底板部材を裏使いしても、枠体と底板部材とを一体化できる。つまり、底板部材をリバーシブルにできる。
請求項5の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載の発明に従属し、底板部材は、底板の周縁の少なくとも一部が枠体の外方に露出する大きさにされる、桝である。
請求項5の発明では、枠体(14)および底板部材(12a、12b)のサイズは、底板(12)の周縁に所定幅(W)の底板部分が露出する大きさに設定される。
請求項5の発明によれば、枠体の外方に底板が露出するので、その上に土を載せて底板を土圧によって安定させることができる。
請求項6の発明は、請求項1ないし5のいずれかに記載の発明に従属し、枠体は、立ち上がり管の管端より高い位置に形成される流出部を含む、桝である。
請求項6の発明では、枠体(14)には、その中に溜まった水を圃場に流出させるための流出部(16)を形成するが、その流出部(16)は高さ(H)の堰(17)の上に形成される。その堰(17)すなわち流出部(16)の高さ(H)は立ち上がり管(104)の管端(入口端)の高さよりも高い。したがって、立ち上がり管(104)の入口端から桝(10)すなわち枠体(14)内に溜まった水を取り込んで地下灌漑用のたとえば横管に供給することができる。
請求項6の発明によれば、地下灌漑が可能な桝が得られる。
請求項7の発明は、組み合わせるときに立ち上がり管を挟むことができるように分割され、組み合わせることによって底板を形成する底板部材、および底板部材が形成する底板と一体化される枠体を用いて、立ち上がり管の管端を内部に包含する桝の設置方法であって、底板部材を、立ち上がり管を挟むように組み合わせて底板を設置し、そして枠体を、立ち上がり管の管端を囲繞するように底板と一体化する、桝の設置方法である。
請求項7の発明では、たとえば請求項1ないし6のいずれかの発明に従った底板部材(12a、12b)と枠体(14)を用いる。そして、底板部材(12a、12b)を立ち上がり管(102、104)を挟むように組み合わせて底板(12)を設置する。実施例では、底板部材(12a、12b)は接合端面(18a、18b)で突き合わされて接合されるようにし、そのそれぞれの接合端面に、立ち上がり管を受容する凹部(20Aa、20Ab、20Ba、20Bb)を形成し、それによって底板部材が立ち上がり管を挟むことができるようにしている。したがって、底板部材の凹部(20Aa、20Ab、20Ba、20Bb)で立ち上がり管を挟んで底板(12)を形成すると、その底板(12)上に立ち上がり管(102、104)の管端がある。つまり、立ち上がり管が底板部材(12a、12b)を組み合わせることによって形成される孔(22、24)を貫通して、管端が底板上に位置する。このとき、必要なら、立ち上がり管と底板部材との隙間をモルタルなどで埋める。その後、枠体を、立ち上がり管の管端を囲繞するように底板と一体化する。
請求項7の発明によれば、立ち上がり管やそれの付属物が合っても、容易に、桝を設置することができる。
請求項8の発明は、組み合わせるときに立ち上がり管を挟むことができるように分割され、組み合わせることによって底板を形成する底板部材、および底板部材が形成する底板と一体化される枠体を用いて、立ち上がり管の管端を内部に包含する桝の更新方法であって、立ち上がり管を残して既設の桝を除去し、底板部材を、立ち上がり管を挟むように組み合わせて底板を設置し、そして枠体を、立ち上がり管の管端を囲繞するように底板と一体化する、桝の更新方法である。
請求項8の発明では、底板部材を設置する前に、既設の桝を除去する。その後は、請求項7の発明と同様の方法で新しい桝を設置することができる。
請求項8の発明によれば、立ち上がり管や付属物を残して既設の桝を除去するだで、容易に桝を更新することができる。
この発明によれば、立ち上がり管やそれの付属物があっても、容易に、桝を設置しまたは更新できる。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
図1はこの発明の一実施例の桝をその中に設置されている給水バルブなどとともに示す斜視図である。 図2は図1実施例の桝を分解して示す斜視図である。 図3は図1実施例の桝の底板を示す平面図である。 図4は図3実施例の底板の断面構造を示す、図3の線IV−IVにおける断面図である。 図5は図1実施例の桝の枠体を示す平面図である。 図6は図5実施例の枠体の断面構造を示す、図5の線VI−VIにおける断面図である。 図7は図3実施例の底板の上に図5実施例の枠体を載せて両者を図1図示のように一体化したときの、嵌合部を示す図解図である。 図8は図1実施例に従った桝の更新手順の一例を示す図解図であり、図8(a)は既設の桝を除去した状態を示し、図8(b)は底板を設置する状態を示し、図8(c)は底板上に枠体を設置する状態を示す。 図9は桝の具体的な設置例を示す図解図である。 図11はこの発明の他の実施例に従った桝の枠体を示す図解図であり、図10(a)は平面、図10(b)は正面、図10(c)は背面をそれぞれ示す。 図11は図10実施例の枠体のための底板を示し、図11(a)は平面図、図11(b)は側面図である。 図12はこの発明の他の実施例に従った桝をその中に設置している給水バルブとともに示す図解図である。 図13は図12実施例の桝の底板を示す図解図である。 図14はこの発明のさらに他の実施例に従った桝の底板を形成する底板部材を示す図解図である。 図15は図14実施例の底板部材の嵌合構造を示す図解図である。 図16は図15実施例の底板部材で形成した底板と枠体とを一体化した状態を示す図解図である。 図17はこの発明のその他の実施例に従った桝において底板と枠体とを一体化した状態を示す図解図である。
図1を参照して、この実施例の桝10は、特許文献1および特許文献2などで公知の灌漑方式(1つの桝で圃場の地表灌漑も地下灌漑も可能な方式)に用いられるものである。しかしながら、この発明の桝はこのような特殊な灌漑方式に用いられるものに限定されるものではなく、他の一般的な農業用桝、さらにはそれ以外の用途の桝として用いられ得ることを予め指摘しておく。
この実施例の桝10は、平面矩形の底板12および底板10上に設置される4角筒形状の枠体14を含み、枠体14の1つの側面には流出部16が形成される。つまり、当該側面の下端から高さHの側板部分を堰17として残し、その上に流出部16が形成されている。なお、底板12および枠体14は、桝10が屋外に設置されることから、耐候性、耐紫外線性などを考慮して、それぞれコンクリート製であるが、その他の材料たとえば合成樹脂などを排除するものではない。また、底板12と枠体14の材質が異なっていてもよい。たとえば、底板12を合成樹脂で形成し、枠体14をコンクリートで形成するようにしてもよい。
底板12を貫通して枠体10の内部に、この実施例では2つの立ち上がり管102および104の管端が臨まされていて、一方の立ち上がり管102が給水用のものであり、その出口端には給水バルブ106が設けられる。この給水バルブ106の上端には、出口端から上方に吐出される水を地表方向(下方)に向けるための傘のようなキャップ108を含む。キャップ108の直径は、立ち上がり管102の直径(口径)より大きい。なお、給水バルブ106は、図示しないが、圃場に流出させる水の量を調整するための水量調整機構(バルブ)を含む。
なお、立ち上がり管102の管端つまり出力端は、堰17の高さHより高い位置に設定されている。
別の立ち上がり管104は、地下灌漑用のものであり、管端の高さは、地表灌漑用の立ち上がり管102の管端の高さより低く、さらには、堰17の高さHより低く設定されている。そして、この立ち上がり管104の管端は入口端として機能し、この入口端は、不使用時には、キャップ(栓)110によって封止される。
図1実施例の底板12は、図2の分解斜視図や図3の平面図からよく分かるように、立ち上がり管102および104を挟んで2つ割りにされていて、それぞれが平面3角形状の底板部材12aおよび12bをそれらの接合端面18aおよび18bで互いに突き合せて接合することによって形成される。なお、このように1枚の底板12を2つ割りの底板部材12aおよび12bで形成することによって、後に説明するように、桝10を設置しまたは更新するときに、給水バルブ106などがあっても、桝10だけを容易に更新できるようになる。
なお、実施例では、底板12の平面形状が正方形であるので、底板部材12aおよび12bの平面形状は直角二等辺3角形に形成される。ただし、底板12の全体形状は正方形に限るものではなく、長方形など任意の形状でよい。長方形の場合には当然、二等辺3角形ではなく、単なる直角3角形になるが、いずれの場合も、底辺が接合端面18aおよび18bとなる。
ここで、各底板部材12aおよび12bを説明するが、両者は、接合端面18aおよび18bにおいて線対称に形成されるので、以下では、一方の底板部材12aを主に説明し、他方の底板部材12bについては、必要な場合を除いて、参照符号の末尾に「b」を付すにとどめ、重複する説明は省略する。
底板部材12aは平面3角形状に形成され、その底辺に相当する部分が上述の接合端面18aとして形成され、その接合端面18aには、上で説明した2つの立ち上がり管102および104を、他方の底板部材12bと協働して挟むための、平面半円形の2つの凹部20Aaおよび20Baが形成される。凹部20Aaの位置は立ち上がり管102の位置に対応していて、凹部20Baの位置は立ち上がり管104の位置に対応する。
詳しく言うと、底板部材12aの凹部20Aaと底板部材12bの凹部20Abとで図3および図4に示す孔22を形成し、この孔22に立ち上がり管102が挿通される。底板部材12aの凹部20Baと底板部材12bの凹部20Bbとで図3および図4に示す孔24を形成し、この孔24に立ち上がり管104が挿通される。つまり、底板部材12aおよび12bは、立ち上がり管102(104)を挟むように接合されて1つの底板12を形成する。
底板部材12aの上面には、底板部材12aの側端から所定幅W(図1)内側に入った位置に、3角形の直角を挟む各辺に平行に、連続する溝26Aaが形成される。
ただし、この底板部材12aをリバーシブル(reversible:裏使いができる)にする場合には、図4に特に示すように、底板部材12aの下面に、溝26Aaと同じ位置に溝26Baを形成するようにすればよい。そうすれば、底板部材12aおよび12bを接合端面18aおよび18bで線対称に形成しているので、実質的に1つの底板部材12aだけで1枚の底板12を形成することができる。したがって、部品点数が少なくて済む。
底板12の上に載置されて底板12と一体化される枠体14は、図5および図6にも示すように、平面正方形の筒状体であり、1つの側面には、所定の高さHの側板部分すなわち堰17を残してその上に、前述の流出部16が形成される。なお、このような流出部16を形成するためには、いわゆるノックアウト方式(各側面を予め肉薄に形成しておき、現場の設置環境に応じて任意の側面を破損してその部分を流出部とする方式)で形成するようにしてもよい。
枠体14の下端には、上で説明した底板部材12aおよび12bの上面に形成された溝26Aaおよび26Abに嵌まり合う突起28が形成される。すなわち、枠体14を底板12上に載置して両者を一体化するとき、図7に示すように、底板12(12a、12b)上の溝26A(26Aa、26Ab)に突起28を嵌合させる。このとき、必要に応じてコンクリート接着剤(たとえば、「タフボンド」(商品名))を溝26A内に塗布しておき、その状態で突起28を溝26Aに挿入するようにすればよい。接着剤を用いれば、底板12(底板部材12a、12b)と枠体14との一体化構造が強固になる。
なお、この実施例では、嵌合部を設けるために、上述のように底板12すなわち底板部材12aおよび12bに連続する溝26Aを嵌合凹部として形成し、枠体14にそれに嵌まり合う連続する突起28を嵌合凸部として形成した。しかしながら、突起だけを間欠的に(飛び飛びに)形成してもよく、あるいは溝26Aを間欠的に形成し、突起28もそれに合わせて間欠的に形成してもよい。
さらに、底板12すなわち底板部材12aおよび12bと枠体14とにそれぞれ形成された第1嵌合部および第2嵌合部は、実施例のように底板側の第1嵌合部が嵌合凹部(溝)であり、枠体側の第2嵌合部が嵌合凸部(突起)であってよいが、逆に底板側の第1嵌合部を嵌合凸部(突起)とし、枠体側の第2嵌合部を嵌合凹部(溝)にしてもよい。
次に、図8を参照して、桝の更新方法を説明する。まず、老朽化したまたは破損した、更新すべき既設の桝をたとえばハンマーなどで砕いて除去する。既設の桝を除去した状態が図8(a)に示される。図8(a)の例では、図1に示すように2つの立ち上がり管102および104が、それらの付属物たとえば給水バルブ106(キャップ108を含む。)やキャップ110を付属したまま、露出される。
次いで、図8(b)に示すように、立ち上がり管102を凹部20Aaおよび20Ab(図2、図3)で挟み、立ち上がり管104を凹部20Baおよび20Bb(図2、図3)で挟むように、接合端面18aおよび18bにおいて、2つの底板部材12aおよび12bを接合する。その状態では、図4に示す孔22を立ち上がり管102が挿通した状態(底板12を貫通した状態)となり、孔24を立ち上がり管104が挿通した状態(底板12を貫通した状態)となる。
ただし、図8(b)の状態では、2つの底板部材12aおよび12bは互いに拘束されている訳ではないので、もし設置場所が傾斜していたり、でこぼこだったりしたときは、底板部材12aおよび12bは離れてしまう可能性がある。したがって、底板12(12a、12b)を設置すべき場所はできるだけ平坦でかつ水平にできるだけ近い状態になるよう、下処理を行うことが望ましい。
さらには、立ち上がり管102および104の周囲の底板部材12aおよび12bとの隙間(或る設計例では管102や104の周囲に幅10mm程度の環状の隙間が生じる。)をモルタルや充填系接着剤などで埋めるようにすれば、後述のように桝内に溜まる水がそのような隙間から流出して底板12の下方の土を穿つことによって底板12が傾斜したりする問題が回避できる。また、そのように立ち上がり管102および104の周囲の隙間を接着剤などで埋めるようにすれば、その接着剤などによって立ち上がり管102および104に底板部材12aおよび12bが接着されることになり、接合している底板部材12aおよび12bどうしが分離したりするのを防止できる。
その後、図8(c)に示すように、接合した底板部材すなわち底板12の上に、枠体14を載せる。つまり、枠体14の下端の突起28を底板部材12aおよび12bの上面の溝26Aに、図7に示すように嵌合させる。このとき、上述のように、溝26Aと突起28とを接着剤で接着するようにしてもよい。
図8(c)のように接合した底板部材12aおよび12b、すなわち底板12の上に枠体14を載せ、突起28を溝26Aに嵌合して、底板12と枠体14を一体化することによって、2つの底板部材12aおよび12bを枠体14で拘束することができる。したがって、2つの底板部材12aおよび12bの接合が維持される。
なお、桝10を新規に設置する場合も図8に示す手順に従うが、更新時に必要であった既設の桝の除去のステップは必要ない。
図9はこのような桝10の設置例を示し、この実施例では、桝10は、圃場200の上流側の畦202の近傍に設置される。あぜ202の下端の圃場200との境目付近に立ち上がり管102および104が配管されていて、立ち上がり管102の出力端には給水バルブ106が設けられている。その状態で図8のようにして桝10を設置しまたは更新する。このとき、図9に示すように、底板12の、枠体14より外方にはみ出た幅W(図1)の部分の上に圃場200やあぜ202の土を載せる(土かぶり)とともに、枠体14の下部を地中に埋設するので、その土圧によって桝10が安定的に保持される。
底板12の、枠体14よりはみ出た部分は、一定の幅Wを持つようなものに限らず、はみ出る幅は場所によって異なっていてもよいし、はみ出ない部分があってもよい。つまり、底板12の周縁の少なくとも一部が任意の幅で枠体14からはみ出していればよい。
また、底板すなわち底板部材の設置面積は大きければ大きいほど沈下防止や安定設置に効果的である。しかしながら、設置面積が大きいと材料費が高くなるだけでなく、重量が大きくなって持ち運びに不便が生じるので、総合的にこれらを勘案して最適サイズに設計すればよい。
立ち上がり管102には矢印Aの方向にポンプなどの水源(図示せず)から給水管112を通って水が送られる。この水は、必要に応じて給水バルブ106での水量調整を受け、立ち上がり管102の出力端から吐出される。上方向に吐出された水はキャップ108で方向転換され、桝10内に落下して桝(枠体14)内に溜まる。桝内に溜まった水が高さHの堰17を越えると、流出部16から水が矢印Bの方向に流出し、圃場200の地表上を流れる。桝10が上流側に設置されているので、桝10から溢れ出た水がやがて圃場200の下流側末端にまで流下する。このようにして、圃場200の地表灌漑が行われ得る。
このとき、桝10は枠体14だけでなく底板12(12a、12b)も設けられているので、上述のようにキャップ108から落下する水によって、桝の下の土が穿たれることがない。したがって、桝10は長期に亘って安定した設置状態を保持できる。
圃場200の地下灌漑をするためには、立ち上がり管104のキャップ110を外す。立ち上がり管104の管端すなわち入口端は枠体14の堰(高さHの側板部分)17より下位にあるので、桝10すなわち枠体14の内部に溜まった水が、この立ち上がり管104の入口端から矢印C方向に流下し、圃場200の土中に埋設された横管204へ流れ込む。この横管204は一例として有孔管であり、立ち上がり管104から流入した水が孔から流出し、それによって圃場200は、地下において、上流側から下流側へ徐々に灌漑される。
図10はこの発明の他の実施例に従った桝の枠体14を示す図解図である。この実施例の桝は、以下の点を除いて先の実施例の桝と同様であるので、同一または類似の部分に同一または類似の参照符号を付して、重複する説明は省略する。
この実施例の枠体14は全体として、各側板が下から上に向かって僅かに内方に傾斜している(テーパが付けられている)。これは金型からの離脱を容易にするための抜き勾配のためであるとともに、桝全体の重心を可及的下方にして安定化させるのに役立つ。
この図10の枠体14において、図10(b)の正面図では一部が点線で示され、図10(c)の背面図では全部実線で示されるように、ノックアウト方式で背面(流出部16がある側面が正面としたとき。)に横孔が形成できるように横孔用肉薄部30が形成される。
この横孔を通して、たとえば先に挙げた特許文献1の図2のような、給水管(図示せず)が枠体14内にもたらされ、そこから桝(枠体14)内に水を供給することができる。
上述の実施例では、図9に示すように配管された給水管112から立ち上がり管102を経て水源からの水を桝10内すなわち枠体14内に導入するようにしたが、給水管や立ち上がり管を設置していない圃場の場合、給水管や立ち上がり管を新たに設置することは費用の点で問題である。そこで、この実施例では、給水管や立ち上がり管を持たない圃場にも適用できるようにするために、このように枠体14に横孔を形成できるように横孔用肉薄部30を形成している。
また、給水管(立ち上がり管102)は地下から立ち上がっているが、上述の有孔管204に接続する立ち上がり管104がない場合に、ノックアウト方式で開口させた横孔から有孔管を接続することにも使用できる。
そして、流出部16として機能させるべき側面においては、図10においての正面のように、必要に応じて、蓋体32がその流出部16に装着されまたは取り外される。
先の実施例と同様に、図10に示す枠体14が図11に示す底板12すなわち底板部材12aおよび12bの上に載置されて両者が一体化されるのであるが、この実施例では、図11(b)に示すように、底板部材12aおよび12bの下面には溝(図4に示す溝26Ba、26Bbに相当するもの。)を形成していない。つまりこの実施例の底板部材12aおよび12bはリバーシブルではない。
この実施例の底板部材12aおよび12bの接合端面18aおよび18bには、半円形の凹部20Aaならびに20Baおよび20Abならびに20Bbが形成され、両者が接合端面18aおよび18bで接合されたとき、先の実施例の立ち上がり管102および104を受け入れるための孔22および24を形成する。したがって、先の実施例と同じように立ち上がり管102および104を利用するのであれば、この孔22および24に立ち上がり管102および104を挿通して立ち上がり管102および104の出力端および入力端を枠体14内に臨ませるようにすればよい。この場合、背面の横孔(図10)は利用しないのであるから、この背面の横孔用肉薄部30は開口しないままにしておく。
逆に、横孔から給水する場合、使用しない立ち上がり管102用の孔22または立ち上がり管104用の孔24は蓋(図示せず)で、もしくは底板部材12aおよび12bを設置したときにモルタルや充填系接着剤で、封止する必要がある。
上述の実施例はいずれも、必要なら地下灌漑ができる桝であったが、このような地下灌漑用の配管がない場合、地表灌漑ができるだけである。図12および図13の実施例は、そのための桝である。
図12および図13に示す実施例の桝10は、底板12すなわち底板部材12aおよび12bで形成する孔を1つだけにした点を除いて図1の実施例と同様である。
つまり、図12に示すように、底板部材12aおよび12bの接合端面18aおよび18bには、1つの凹部20Aaおよび20Abだけを、そのほぼ中央に形成している。したがって、この実施例では、底板12すなわち底板部材12aおよび12bで1つの孔22を形成し、その孔に立ち上がり管102を挿通させ、それの出力端を枠体14内に臨ませる。そして、給水バルブ106から供給される水が桝10すなわち枠体14内に溜まり、高さHの堰17を越えたとき流出部16から水が圃場に流れ出す。
ただし、この実施例では地下灌漑用の立ち上がり管を使用しないので、堰17の高さHはもっと低くてもよく、場合によっては、堰そのものがなくてもよい。この場合には、給水バルブ106からの水が一旦桝内に溜まることなく、そのまま流出する。
なお、図13の実施例では、底板部材12aおよび12bの裏面の溝は形成していない。
図14および図15に示す実施例の底板部材12aおよび12bでは、接合端面18aおよび18bに、接合突起36aおよび接合溝36bを形成する。そして、接合端面18aおよび18bを突き合わせて底板部材12aおよび12bを接合するとき、接合突起36aを接合溝36bへ嵌め合わせることによって、底板部材12aおよび12bが傾斜地やでこぼこ面に設置されても容易に分解されないように、強固な接合が可能となる。
なお、接合突起36aと接合溝36bを単に嵌合させるだけでなく、両者を接着剤で接着するようにしてもよい。
接合突起36aおよび接合溝36bを底板部材12aおよび12bにそれぞれ形成したが、底板部材12aおよび12bに接合溝および接合突起を設けるようにしてもよい。
図14および図15に示す実施例の底板部材12aおよび12bは、たとえば図3や図11に示す実施例の底板部材に比べて、枠体14の突起28(図2、図10)を嵌める溝26Aに相当する溝が形成されておらず、したがって、その溝から外側の部分、つまり、先の実施例で枠体14の外方に露出する幅W(図1、図11、図12など)の部分がない。すなわち、この実施例の底板部材12aおよび12bで構成される1枚の底板のサイズは、枠体14の内法のサイズに対応するものとなっている。したがって、この実施例の底板12(底板部材12a、12b)は、図16に示す枠体14と一緒に用いられる。
図16の実施例の枠体14では、下端から底板12の厚みTに相当する高さにそれの下面が位置するように、内方に突出する押さえ突起38を形成する。そして、上で説明したと同様の方法で、立ち上がり管(ここでは図示せず)を挟むように底板部材12aおよび12bを接合し、必要なら立ち上がり管と孔との隙間をモルタルや充填接着剤で埋めた後、底板12(底板部材12a、12b)の外側に枠体14を嵌めて、桝10の設置が完了する。このとき、底板12すなわち底板部材12aおよび12bの周側縁および周側面が第1嵌合部として、また枠体14の内面および押え突起38が第2嵌合部として機能する。
なお、図14および図15に示す接合突起36aと接合溝36bを先に説明した各実施例の溝26Aがある底板部材12aおよび12bに形成するようにしてもよい。
図17の実施例の桝10では、枠体14の下面の突起28(図6など)を形成しておらず、枠体14の下端は平坦なままである。そして、底板12すなわち底板部材12aおよび12bの周縁は、そのような枠体14の下端面をそのまま載置できるような肉薄部40として形成されている。つまり、肉薄部40の周側面が枠体14の内面の当り面42となる。そして、この実施例では、各実施例と同様の方法で、立ち上がり管(ここでは図示せず)を挟むように底板部材を接合して1枚の底板12を形成し、必要なら立ち上がり管と孔との隙間をモルタルや充填接着剤で埋めた後、底板12の肉薄部40に枠体14を載置して、桝10を完成させる。この実施例では、底板12すなわち底板部材12aおよび12bの肉薄部40や当り面42が第1嵌合部として、また枠体14の下端や内面が第2嵌合部として機能する。
上述の実施例では、立ち上がり管が2つの場合、底板に形成する孔は2つとし、立ち上がり管が1つだけなら底板にも1つだけの孔を形成するようにした。底板の孔は、必要なら3つ以上形成するようにしてもよい。ただし、この場合も、分割した底板部材(実施例でいうなら底板部材12aおよび12b)が組み合わせ時にすべての孔を挟むように形成される必要がある。さもなければ、立ち上がり管を残したまま桝を更新するということができなくなるからである。
さらに、底板部材は実施例のような2分割ではなく、3つ以上の底板部材を組み合わせて底板を形成するようにしてもよい。ただし、この場合も、立ち上がり管を残したまま桝を更新するという目的を達成するためには、すべての底板部材が組み合わせ時にすべての孔を挟むように形成される必要がある。
また、実施例では、平面形状が矩形の桝10について説明した。しかしながら、桝の平面形状は、矩形に限らず、円形やその他の異形であってもよい。
そして、実施例では底板部材は接合端面における突き合せ接合によって組み合わせる場合について説明した。しかしながら、底板部材の組み合わせ構造や組合せ方法はこれに限ることなく、立ち上がり管を挟むことができるものであれば、他の任意の組み合わせ構造や組合せ方法が採用されてもよい。
なお、上述した径や幅、高さ等の具体的数値は、いずれも単なる一例であり、必要に応じて適宜変更可能である。
10 …農業用桝(桝)
12 …底板
12a、12b …側板部材
14 …枠体
16 …流出部
17 …堰
18a、18b …接合端面
20Aa、20Ab、20Ba、20Bb …凹部
22、24 …孔
26Aa、26Ab、26Ba、26Bb …溝
28 …突起
30 …給水孔
32 …蓋体
34 …受容部
36a …接合突起
36b …接合溝
38 …押さえ突起
40 …肉薄部
42 …当り面
102、104 …立ち上がり管
106 …給水バルブ
108、110 …キャップ
112 …給水管
200 …圃場
202 …あぜ
204 …横管

Claims (8)

  1. 立ち上がり管の管端を内部に包含する桝であって、
    組み合わせるときに前記立ち上がり管を挟むことができるように分割され、組み合わせることによって底板を形成する底板部材、および
    立ち上がり管を挟んで組み合せた底板部材が形成する底板と一体化されて、前記管端を囲繞する枠体を備える、桝。
  2. 前記底板部材には組み合わせたとき孔を形成する凹部を含み、前記凹部で前記立ち上り管を挟む、請求項1記載の、桝。
  3. 前記底板部材および前記枠体にそれぞれ形成される第1嵌合部および第2嵌合部をさらに備え、前記第1嵌合部と前記第2嵌合部を嵌合させて前記底板部材と前記枠体を一体化する、請求項1または2記載の桝。
  4. 前記第1嵌合部は前記底板部材の上面および下面にそれぞれ形成される、請求項3記載の桝。
  5. 前記底板部材は、前記底板の周縁の少なくとも一部が前記枠体の外方に露出する大きさにされる、請求項1ないし4のいずれかに記載の桝。
  6. 前記枠体は、立ち上がり管の管端より高い位置に形成される流出部を含む、請求項1ないし5のいずれかに記載の桝。
  7. 組み合わせるときに立ち上がり管を挟むことができるように分割され、組み合わせることによって底板を形成する底板部材、および前記底板部材が形成する底板と一体化される枠体を用いて、前記立ち上がり管の管端を内部に包含する桝の設置方法であって、
    前記底板部材を、前記立ち上がり管を挟むように組み合わせて底板を設置し、そして
    前記枠体を、前記立ち上がり管の管端を囲繞するように前記底板と一体化する、桝の設置方法。
  8. 組み合わせるときに立ち上がり管を挟むことができるように分割され、組み合わせることによって底板を形成する底板部材、および前記底板部材が形成する底板と一体化される枠体を用いて、前記立ち上がり管の管端を内部に包含する桝の更新方法であって、
    前記立ち上がり管を残して既設の桝を除去し、
    前記底板部材を、前記立ち上がり管を挟むように組み合わせて底板を設置し、そして
    前記枠体を、前記立ち上がり管の管端を囲繞するように前記底板と一体化する、桝の更新方法。
JP2012239746A 2012-10-31 2012-10-31 桝および桝の設置方法ならびに更新方法 Active JP6082568B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012239746A JP6082568B2 (ja) 2012-10-31 2012-10-31 桝および桝の設置方法ならびに更新方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012239746A JP6082568B2 (ja) 2012-10-31 2012-10-31 桝および桝の設置方法ならびに更新方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014087306A JP2014087306A (ja) 2014-05-15
JP6082568B2 true JP6082568B2 (ja) 2017-02-15

Family

ID=50789864

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012239746A Active JP6082568B2 (ja) 2012-10-31 2012-10-31 桝および桝の設置方法ならびに更新方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6082568B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2678581B2 (ja) * 1995-04-28 1997-11-17 日本体育施設株式会社 水位調整機能を持つ貯水型土壌システム
JPH10155375A (ja) * 1996-11-29 1998-06-16 Mitsubishi Plastics Ind Ltd 地下潅漑用給水装置
JP5234748B2 (ja) * 2008-05-08 2013-07-10 クボタシーアイ株式会社 配管ユニットおよびそれを用いた地下灌漑用枡システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014087306A (ja) 2014-05-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
FR3062406A1 (fr) Deversoir evacuateur de crues pour barrages et ouvrages similaires comportant un dispositif integre d'aeration de la nappe d'eau aval.
JP6082568B2 (ja) 桝および桝の設置方法ならびに更新方法
KR101670907B1 (ko) 상하수관용 연결 구조체
KR20160075179A (ko) 파형 강관을 이용한 도로 측구
EP2453078A3 (fr) Dispositif d'écumage de piscine et piscine munie de celui-ci
JP3160407U (ja) 排水トラップ改修用部品
FR3010099A1 (fr) Bonde siphoide a sortie horizontale pour receveur de douche
FR2888593A1 (fr) Dispositif permettant de transformer un puits en reservoir tout en maintenant la fonction de puits
US20050172390A1 (en) Pool cover drain system
US20160289935A1 (en) Clear Lavatory Undersink Drain Assembly with Removable Trap & Safety Clips
JP5027028B2 (ja) 雨水の排水管路構造
JP4051578B1 (ja) 開口の閉塞方法、閉塞用補助具および開口閉塞用具セット
FR3016177A1 (fr) Avaloir-siphon de sol a encastrer, installation d'evacuation a avaloir-siphon et procede de realisation
JP6505475B2 (ja) 基礎貫通用鞘管および管路施工方法
JP4183270B1 (ja) 開口の閉塞方法、管内の掃除方法および開口閉塞用具セット
JP3314340B2 (ja) 土木用遮水シートに用いる、スリットを入れたカバー付き逆止弁
JP5457936B2 (ja) 雨水排出システム
KR200450274Y1 (ko) 쐐기를 이용한 산업용 맨홀의 철개
JP7385250B2 (ja) 排水桝
JP2002030641A (ja) 配管外周の止水構造
JP4582555B2 (ja) 上水道、下水道又はガスの蓋構造
EP3258768B1 (fr) Fosse à lisier dont une paroi pentue présente une cavité apte à accueillir un organe de pompage
EP2489803B1 (fr) Dispositif d'étanchéité entre les chevrons et les poutres
JP2015508135A (ja) 補強された土壌構造のための壁面要素
CN206941751U (zh) 一种两污分流结构

Legal Events

Date Code Title Description
A625 Written request for application examination (by other person)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625

Effective date: 20150918

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160719

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160726

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160809

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170110

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170123

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6082568

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250