JP6081651B1 - 容器減容装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】構成部品が少なく、構造が簡単であり、装置全体が小型であり、設定面積が狭くて済み、容器中から排出された液状内容物が外部に飛散するのを防ぐことができる。【解決手段】この発明の容器減容装置1は、架台2と、枠部材3と、蓋部材4と、ロック機構5と、押部材6と、駆動ユニット7と、排出路部材8と、を備える。駆動ユニット7は、油圧シリンダ72を有する。枠部材3は、外側枠部材30と、内側枠部材31と、を有する。蓋部材4は、外側蓋部材40と、内側蓋部材41と、を有する。この結果、この発明の容器減容装置1は、構成部品が少なく、構造が簡単であり、装置全体が小型であり、設定面積が狭くて済み、容器9中から排出された液状内容物90が外部に飛散するのを防ぐことができる。【選択図】 図1

Description

この発明は、容器減容装置に関する。特に、この発明は、中身が入っている容器を減容する容器減容装置に関するものである。
この種の容器減容装置は、従来(特許文献1、特許文献2)からある。特許文献1の従来の実缶処理機は、本体に缶投入用の扉と缶取出し用の扉とをそれぞれ設け、本体の内部に実缶投入容器室を形成し、容器室に開閉自在の缶投入部と缶取出し部とを設け、容器室の内部上方に押圧板を油圧シリンダーにより上下方向に往復動するように設け、容器室の下方に受け台と内容物受けとを設けたものである。特許文献1の従来の実缶処理機は、缶投入用の扉と缶投入部とを開いて、内部にジュースやビールなどの液体内容物が入った缶(実缶)を容器室の内部に投入し、缶投入用の扉と缶投入部とを閉じて、油圧シリンダーを作動させて押圧板を移動させる。これにより、実缶が押圧板と受け台との間において圧縮され、缶から飛散した液体内容物が容器室および受け台の小孔から内容物受けに排出され、本体の排出口から外部に放出される。
特許文献2の従来の実缶処理機は、基盤に設けたH型鋼や基台にプレス室を形成し、プレス室の後面にプレス板をプレスシリンダーにより前後方向に往復移動自在に設け、プレス室の前面に蓋部材を扉開閉シリンダーにより上下動開閉自在に設け、プレス室の天井部にホッパーを設け、プレス板に遮蔽板をプレス板の前後方向の往復移動に連動してプレス室の天井部を往復移動するように設けたものである。特許文献2の従来の実缶処理機は、内部にビールやコーラなどの水分を封入した缶(実缶)をホッパーを介してプレス室に投入し、プレスシリンダーによりプレス板を蓋部材の方向に移動させる。これにより、実缶がプレス板と蓋部材との間で圧縮され、実缶の内部から噴出した水分や泡等などがプレス室の床部の隙間を経て基盤の排出溝に排出され、扉開閉シリンダーで蓋部材を開放してブロック状の缶(インゴット)がプレス室から押し出されて床部の延出部に排出される。
実開平3−36390号公報 実用新案登録第3049927号公報
しかしながら、特許文献1の従来の実缶処理機は、押圧板往復動用の油圧シリンダー、缶取出し用の扉開閉用の油圧シリンダーおよび缶取出し部開閉用の油圧シリンダーを備えるので、構成部品が多く、構造が複雑である。また、特許文献1の従来の実缶処理機は、容器室、缶投入部、缶取出し部、押圧板、受け台、内容物受け、3本の油圧シリンダーおよび油圧装置を、缶投入用の扉および缶取出し用の扉が設けられている本体により覆うので、装置が大型である。
特許文献2の従来の実缶処理機は、プレスシリンダーおよび扉開閉シリンダーを備えるので、特許文献1の従来の実缶処理機と同様に、構成部品が多く、構造が複雑である。また、特許文献2の従来の実缶処理機は、プレス室とプレスシリンダと床部の延出部とを前後に配置し、床部の下方の基盤に排出溝を設けるので、設置面積が広い。さらに、特許文献2の従来の実缶処理機は、蓋部材と遮蔽板との間が開口しているので、実缶の圧縮時に実缶の内部から噴出した水分や泡等がホッパーを介して外部に飛散する場合がある。
この発明が解決しようとする課題は、構成部品が少なく、構造が簡単であり、装置全体が小型であり、設定面積が狭くて済み、容器中から排出された液状内容物が外部に飛散するのを防ぐことができる容器減容装置を提供することにある。
この発明の容器減容装置は、架台と、架台に設けられていて、上下両端が開口した中空状の筒形状をなし、内部には容器を収納する中空部が設けられていて、上側の開口部が開口していて、下側の開口部が架台により閉塞されている枠部材と、上側の開口部の縁に開閉可能に取り付けられていて、上側の開口部を閉じたり開いたりする蓋部材と、蓋部材の閉状態をロックしたり蓋部材のロック状態を解除したりするロック機構と、中空部中において、下側の開口部から上側の開口部までの間を上下方向に往復移動可能に配置されている押部材と、押部材を上下方向に往復移動させる駆動ユニットと、押部材により圧縮された容器中から排出された液状内容物を中空部中から外部に排出させる排出路部材と、を備え、駆動ユニットが、上下両端が架台と押部材とに取り付けられている駆動アクチュエータを有し、枠部材が、外側枠部材と、外側枠部材中に配置されている内側枠部材と、を有し、外側枠部材と内側枠部材との間には、空間部が形成されていて、内側枠部材には、中空部と、中空部中の液状内容物を空間部中に排出させる排出部と、がそれぞれ設けられていて、蓋部材が、外側枠部材の上側の開口部を閉じたり開いたりする外側蓋部材と、内側枠部材の上側の開口部を閉じたり開いたりする内側蓋部材と、を有する、ことを特徴とする。
この発明の容器減容装置は、外側枠部材の上側の開口部から押部材までの寸法長が、内側枠部材の上側の開口部から押部材までの寸法長に比較して長い、ことが好ましい。
この発明の容器減容装置は、蓋部材には、蓋部材が上側の開口部を閉じた際に、上側の開口部側の空間部中に位置する遮蔽壁部が設けられている、
ことが好ましい。
この発明の容器減容装置は、押部材には、容器中から排出された液状内容物を排出路部材側に排出させる排出部が設けられている、ことが好ましい。
この発明の容器減容装置は、排出路部材が、枠部材の下側の端部に配置されていて、枠部材の下側の端部には、排出路部材中に連通する連通口が設けられている、ことが好ましい。
この発明の容器減容装置は、構成部品が少なく、構造が簡単であり、装置全体が小型であり、設定面積が狭くて済み、容器中から排出された液状内容物が外部に飛散するのを防ぐことができる。
図1は、この発明にかかる容器減容装置の実施形態を示す概略正面図である。 図2は、この実施形態にかかる容器減容装置を示す概略右側面図(図1におけるII矢視図)である。 図3は、蓋部材が開いている状態を示す一部概略右側面図(図2に対応する一部概略右側面図)である。 図4は、枠部材と押部材を示す概略平面図(図3におけるIV矢視図)である。 図5は、枠部材と蓋部材を示す一部概略断面図(図2におけるV−V線断面図)である。図5(A)は、蓋部材に遮蔽壁部が設けられている場合の一部概略断面図である。図5(B)は、蓋部材に遮蔽壁部が設けられていない場合の一部概略断面図である。 図6は、要部(枠部材、蓋部材、押部材および排出路部材)を示す概略断面図である。 図7は、減容作業の開始時の状態を示す概略断面図である。 図8は、減容作業の途中の状態を示す概略断面図である。 図9は、減容作業の完了時の状態を示す概略断面図である。 図10は、減容された容器を取出す状態を示す概略断面図である。
以下、この発明にかかる容器減容装置の実施形態(実施例)の1例を図面に基づいて詳細に説明する。
(実施形態の構成の説明)
以下、この実施形態にかかる容器減容装置1の構成について説明する。容器減容装置1は、架台2と、枠部材3と、蓋部材4と、ロック機構5と、押部材6と、駆動ユニット7と、排出路部材8と、を備える。容器減容装置1は、容器9、特にこの例では、中身90が入っている容器(以下、単に「容器」と称する)9を圧縮して、その容器9の容積を小さくする。
容器9は、この例では、アルミ缶やスチール缶などの金属製容器、あるいは、ペットボトルなどのプラスチック製容器である。中身90は、この例では、ビール、ジュース、水、油などであって、比較的粘度が比較的小さい流体物、すなわち、液状内容物(以下、単に「液状内容物」と称する)90である。液状内容物90が入っていて減容する容器9としては、液状内容物90の賞味期限が切れているものや賞味期限が近いもの、あるいは、容器9自体の傷や凹みなどの不良品などのもの、である。また、図面中において、容器9は、二点鎖線にて示し、液状内容物90は、破線矢印にて示す。
(架台2の説明)
架台2は、図1、図2に示すように、フレームなどであって、この例では、金属製の支柱や金属製の板などの構造部材を組み合わせることで構成されている。架台2は、底部22と、天部23と、底部22・天部23間に固定された柱部24と、底部22に設けられた脚部20と、を有する。天部23および柱部24は、底部22の正面側(前側)に設けられている。
架台2は、脚部20を介して処理場のグランドG上に設置される。脚部20は、固定式であっても良いし、ストッパ付の移動式であっても良い。なお、処理場のグランドG上には、液状内容物90を一時溜めておくタンク21が架台2に隣接して設置されている。このタンク21は、固定式でも可動式でも良い。このタンク21に溜まった液状内容物90は、廃棄物処理されてからあるいは直接下水に流される。
(枠部材3の説明)
枠部材3は、架台2の天部23に設けられている。枠部材3は、容器9の減容作業時の圧力に十分に耐え得る構造物、この例では、鋼鉄製の構造物から構成されている。枠部材3は、図1〜図10に示すように、外側枠部材30と、内側枠部材31と、を有する。外側枠部材30および内側枠部材31(以下、単に「枠部材3」と称する)は、それぞれ、上下両端300、301および310、311が開口した中空状の筒形状、この例では、四角(長方形)筒形状(2重の四角筒形状)をなし、4つの側壁部から構成されている。
上側の開口部300および310は、開口されていて、容器9を枠部材3中に投入する投入用の開口部と、圧縮された容器9を枠部材3から取出す取出し用の開口部と、に兼用される。一方、下側の開口部301および311は、架台2の天部23により閉塞されている。外側枠部材30の高さは、内側枠部材31の高さよりも高い。すなわち、外側枠部材30の上側の開口部300から下側の開口部301(押部材6)までの寸法長は、内側枠部材31の上側の開口部310から下側の開口部311(押部材6)までの寸法長に比較して長い。枠部材3の4つの側壁部のうち左右の2つの側壁部の下側の端部には、排出路部材8中に連通する連通口32が設けられている。
外側枠部材30の開口部300、301は、内側枠部材31の開口部310、311よりも一回り大きい。内側枠部材31は、外側枠部材30中に配置されている。このため、外側枠部材30の4つの側壁部の内面と内側枠部材31の4つの側壁部の外面との間には、等間隔もしくはほぼ等間隔の空間部33が形成されている。内側枠部材31の4つの側壁部により囲まれている内部には、容器9を収納する中空部34が設けられている。
容器9は、中空部34中において、押部材6により圧縮される。このため、容器9中の液状内容物90は、中空部34中に排出される。また、内側枠部材31の4つの側壁部には、排出部としての複数本の長孔35が上下方向にかつ相互に平行にもしくはほぼ平行に設けられている。長孔35は、中空部34中の液状内容物90を空間部33中に排出させる。空間部33中に排出された液状内容物90は、連通口32を通って排出路部材8中に排出される。
外側枠部材30の4つの側壁部のうち左右の2つの側壁部の上側の端部には、遮水板36が取り付けられている。この遮水板36は、枠部材3から外部に出た液状内容物90を周囲に散らさないようにするものである。なお、この遮水板36は、取り付けなくても良い。また、外側枠部材30の4つの側壁部のうち前側の側壁部の上端には、係止板部37が一体に設けられている。さらに、外側枠部材30の4つの側壁部のうち左の1つの側壁部の上側の端部には、ショックアブソーバー38が設けられている。このショックアブソーバー38は、設けなくても良い。
(蓋部材4の説明)
蓋部材4は、図1〜図3、図5〜図10に示すように、外側蓋部材40と、内側蓋部材41と、を有する。蓋部材4は、枠部材3と同様に、容器9の減容作業時の圧力に十分に耐え得る構造物、この例では、鋼鉄製の構造物から構成されている。蓋部材4は、外側枠部材30の4つの側壁部のうち後の1つの側壁部の上側の開口部300の縁に、ヒンジ機構42を介して開閉可能に取り付けられている。蓋部材4は、枠部材3の上側の開口部300および310を閉じたり開いたりする。蓋部材4の4辺のうち後側(ヒンジ機構42側)の辺と、枠部材3の4つの側壁部のうち後側の側壁部と、の間には、スプリング43が設けられている。このスプリング43の作用により、蓋部材4の開閉操作を小さい力で行うことができる。
外側蓋部材40は、外側枠部材30の上側の開口部300よりも一回り大きい四角(長方形)板形状をなす。外側蓋部材40の4辺の縁部の下面が外側枠部材30の上側の端面に当接することにより、外側蓋部材40が外側枠部材30の上側の開口部300を閉じる。また、外側蓋部材40の4辺の縁部の下面と外側枠部材30の上側の端面との当接を開放することにより、外側蓋部材40が外側枠部材30の上側の開口部300を開く。
一方、内側蓋部材41は、内側枠部材31の上側の開口部310よりも一回り大きい四角(長方形)板形状をなす。内側蓋部材41の板厚は、外側蓋部材4の板厚よりも、外側枠部材30の高さと内側枠部材31の高さとの差の分、厚い。内側蓋部材41の4辺の縁部の下面が内側枠部材31の上側の端面に当接することにより、内側蓋部材41が内側枠部材31の上側の開口部310を閉じる。また、内側蓋部材41の4辺の縁部の下面と内側枠部材31の上側の端面との当接を開放することにより、内側蓋部材41が内側枠部材31の上側の開口部310を開く。
蓋部材4には、蓋部材4が枠部材3の上側の開口部300および310を閉じた際に、枠部材3の上側の開口部300および310側の空間部33中に位置する遮蔽壁部44が設けられている。遮蔽壁部44は、外側蓋部材40の4辺の縁部の下面のうち、外側枠部材30の上側の端面に当接する部分と内側蓋部材41との間の任意の位置に、一体に突設されている。遮蔽壁部44は、図4に示すように、上側から見て、外側枠部材30の4つの側壁部の内面よりも一回り小さく、かつ、内側枠部材31の4つの側壁部の外面よりも一回り大きい、ロ形状をなす。また、遮蔽壁部44の先端(下端)は、図5(A)に示すように、内側蓋部材41の4辺の縁部の下面と内側枠部材31の上側の端面との当接箇所よりも下側に位置する。
外側蓋部材40の4辺のうち前側(ヒンジ機構42に対して反対側)の辺には、取付板部45が一体に設けられている。また、外側蓋部材40の4辺のうち左側の辺には、当板部46が、外側枠部材30のショックアブソーバー38に対応して設けられている。蓋部材4を枠部材3の上側の開口部300および310を閉じた時に、当板部46がショックアブソーバー38に当たって、蓋部材4を枠部材3に閉じる際の衝撃を緩和させる。
(ロック機構5の説明)
ロック機構5は、蓋部材4の閉状態をロックしたり蓋部材4のロック状態を解除したりする。ロック機構5は、図1〜図3に示すように、ロック部材50と、ハンドル51と、ストッパ52と、回転部材53と、軸部材54と、から構成されている。ロック機構5は、左右に2組設けられている。
回転部材53は、外側蓋部材40の取付板部45に軸部材54を介して左右方向(水平方向)に回転可能に取り付けられている。回転部材53には、ロック部材50が固定されている。ロック部材50には、ハンドル51が固定されている。ロック部材50には、ロック溝55が設けられている。ストッパ52は、外側枠部材30の前側の側壁部の上端部であって係止板部37よりも下側の位置に、上下方向(垂直方向)に回転可能に取り付けられている。
以下、ロック機構5の操作について説明する。ハンドル51を握って軸部材54を中心に一方向(右側のロック機構5は右方向、左側のロック機構5は左方向)に回転操作する。すると、ロック部材50のロック溝55が外側枠部材30の係止板部37と外側蓋部材40の取付板部45とに入り込み、ロック部材50が係止板部37と取付板部45とを挟み込んで蓋部材4の閉状態がロックされる。このとき、ストッパ52がハンドル51に係合している。また、手(例えば、親指)操作で、ストッパ52のハンドル51との係合状態を解除して、ハンドル51を軸部材54を中心に他方向(右側のロック機構5は左方向、左側のロック機構5は右方向)に回転操作する。すると、ロック部材50が係止板部37と取付板部45とから離れて蓋部材4のロック状態が解除される。
(押部材6の説明)
押部材6は、図4、図6〜図10に示すように、内側枠部材31の上側の開口部310よりも一回り小さい四角(長方形)板形状をなす。押部材6は、枠部材3および蓋部材4と同様に、容器9の減容作業時の圧力に十分に耐え得る構造物、この例では、鋼鉄製の構造物から構成されている。押部材6は、中空部34中、上下方向、すなわち、内側枠部材31の下側の開口部311から上側の開口部310までの間を上下方向に往復移動可能に配置されている。押部材6には、容器9中から排出された液状内容物90を排出路部材8側に排出させる排出部が設けられている。
排出部は、押部材6に上下方向に設けられた小円形の排出孔60と、押部材6の4辺の縁部に上下方向に設けられた小半円形の排出溝61と、押部材6の一面(上面)に縦横に設けられた排出路62と、を有する。排出孔60は、中空部34中の液状内容物90を押部材6から排出路部材8側に排出させる。排出溝61は、中空部34中の液状内容物90を内側枠部材31の4つの側壁部の内面と押部材6の4辺の縁部の外面との間から排出路部材8側に排出させる。排出路62は、中空部34中の液状内容物90を排出孔60側に導く。
(駆動ユニット7の説明)
駆動ユニット7は、この例では、油圧ユニットである。駆動ユニット7は、押部材6を上下方向に往復移動させる。駆動ユニット7は、図1、図2、図4、図6〜図10に示すように、モータ70と、油圧ポンプと、切換弁71と、駆動アクチュエータとしての1本の油圧シリンダ72と、オイルクーラー73と、油タンクと、制御盤74と、を有する。油圧シリンダ72の上下両端は、架台2と押部材6とに取り付けられている。
すなわち、油圧リンダ72の下端の基部は、架台2の底部22に取り付けられていて、油圧シリンダ72のピストンロッド75の上端の先端は、押部材6の他面(下面)の中央に取り付けられている。ピストンロッド75は、枠部材3の下側の開口部301および311を閉塞している架台2に対して、水密に上下方向に往復移動可能である。
モータ70、油圧ポンプ、切換弁71、オイルクーラー73および油タンクは、架台2の底部22背面側(後ろ側)に配置されている。一方、油圧シリンダ72、枠部材3、蓋部材4、ロック機構5、押部材6および排出路部材8は、架台2の底部22の正面側(前側)に配置されている。制御盤74は、外側枠部材30の4つの側壁部のうち右の1つの側壁部の上側の外面に配置されている。
(排出路部材8の説明)
排出路部材8は、図1、図2、図6〜図10に示すように、外側枠部材30の下側の端部に配置されている。排出路部材8は、押部材6により圧縮された容器9中から排出された液状内容物90を中空部34中から外部のタンク21中に排出させる。排出路部材8は、受部80と、配管81と、を有する。受部80は、中空形状をなし、外側枠部材30の4つの側壁部のうち左右の2つの側壁部の下側の端部に設けられている。受部80は、連通口32を介して枠部材3の空間部33中および中空部34中と連通する。受部80は、この例では、上面が開口しているが、上面開口部を開閉蓋(図示せず)により開閉可能としても良いし、上面開口部を閉塞しても良い。受部80の下面には、排出口82が設けられている。排出口82の縁には、配管81の上端が固定されている。配管81の下端は、タンク21に対向している。
(実施形態の作用の説明)
この実施形態にかかる容器減容装置1は、以上のごとき構成からなり、以下、その作用について説明する。
まず、起動前の容器減容装置1は、図6に示すように、ピストンロッド75が後退していて、押部材6が最下位の位置に位置している。この状態の時に、ロック機構5を解除して、蓋部材4を開いて枠部材3の上側の開口部300、310を開放する(図3を参照)。中身90が入っている容器9を、開口された内側枠部材31の上側の開口部310から内側枠部材31の中空部34中に投入する。
容器9の投入量は、蓋部材4が枠部材3の上側の開口部300、310を閉じることができる程度の量、たとえば、容器9が内側枠部材31の上側の開口部310から上に飛び出さない程度の量である。なお、容器9の投入量は、内側枠部材31の4つの側壁部の内面に囲まれた空間であって、内側蓋部材41の下面から最下位に位置する押部材6の上面までの空間によりある程度決まる。容器9の投入後、蓋部材4を閉じて枠部材3の開口部300、310を閉じ、ロック機構5をロックする(図1、図2、図7を参照)。
つぎに、駆動ユニット7を駆動させて、ピストンロッド75を前進させる。それに伴って、受部材6が内側枠部材31の中空部34中を下側の開口部311から上側の開口部310に上方向に移動する。すると、枠部材3にロックされた蓋部材4の内側蓋部材41の下面と、内側枠部材31の中空部34中を蓋部材4側に移動する受部材6の上面と、の間において、中空部34中に投入された容器9が圧縮される。
容器9が圧縮されると、容器9中の液状内容物90が容器9から排出する。容器9から排出した液状内容物90は、内側枠部材3の長孔35を通って、内側枠部材31の中空部34から外側枠部材30と内側枠部材31との間の空間部33中に排出される。また、容器9から排出した液状内容物90は、受部材6の排出孔60、排出溝61を通って、内側枠部材31の中空部34のうち、容器9が圧縮されている上側の空間部中から容器9が無い下側の空間部中に下方向に排出される。排出された液状内容物90は、排出路部材8を通って、タンク21に排出される(図1、図8参照)。
さらに、ピストンロッド75を前進させて、押部材6を上方向に圧縮作業上限位置まで移動させる。この間において、容器9は、圧縮され、かつ、圧縮された容器9から排出した液状内容物90は、中空部34中から排出路部材8を通って、タンク21に排出される(図1、図9参照)。押部材6が圧縮作業上限位置に位置している状態の間は、容器9の圧縮作業が続く。この容器9の圧縮作業の時間は、任意に調整することができる。押部材6の圧縮作業上限位置は、内側蓋部材41の下面と押部材6の上面との間の距離、すなわち、圧縮されて減容された容器9の容積に基づいて、任意に調整することができる。
容器9の圧縮が完了した時点で、ピストンロッド75を停止あるいは後退させて、ロック機構5を解除して、蓋部材4を開いて枠部材3の上側の開口部300、310を開放する。このとき、上側の開口部300、310が蓋部材4により覆われないように、蓋部材4を全開させる。それから、ピストンロッド75を前進限界位置まで前進させて、受部材6を上限位置まで移動させる。受部材6の上側位置は、圧縮された容器9を受部材6の上面から容易に取出すことができる程度の位置、たとえば、受部材6の上面が外側枠部材30の上側の開口部300よりも若干上側に突出する位置である(図10を参照)。そして、枠部材3の上側の開口部300、310から若干上側に突出した容器(圧縮されて減容された容器)9を、受部材6から取出す。それから、ピストンロッド75を後退させて、受部材6を最下位の位置に位置させることにより、次の容器9の圧縮作業の準備が整う。
なお、ピストンロッド75の前進後退、すなわち、受部材6の上下動は、全自動あるいは手動により行うことができる。また、受部材6の最下位の位置、圧縮作業上限位置、上限位置などは、検出器により検出することができる。さらに、蓋部材4の閉状態、開状態、全開状態なども、検出器により検出することができる。
(実施形態の効果の説明)
この実施形態にかかる容器減容装置1は、以上のごとき構成および作用からなり、以下、その効果について説明する。
この実施形態にかかる容器減容装置1は、構成部品が少なく、構造が簡単であり、装置全体が小型であり、設定面積が狭くて済み、容器9中から排出された液状内容物90が外部に飛散するのを防ぐことができる。すなわち、この実施形態にかかる容器減容装置1は、油圧シリンダ72が1本であるから、3本の油圧シリンダー(押圧板往復動用の油圧シリンダー、缶取出し用の扉開閉用の油圧シリンダー、缶取出し部開閉用の油圧シリンダー)を備える前記の特許文献1の従来の実缶処理機、および、3本のシリンダー(プレスシリンダー、左右2本の扉開閉シリンダー)を備える前記の特許文献2の従来の実缶処理機と比較して、構成部品が少なく、構造が簡単である。
また、この実施形態にかかる容器減容装置1は、枠部材3を外側枠部材30と内側枠部材31との2重構造とし、内側枠部材31のみを外側枠部材30により覆うものである。このため、この実施形態にかかる容器減容装置1は、容器室、缶投入部、缶取出し部、押圧板、受け台、内容物受け、3本の油圧シリンダーおよび油圧装置を、缶投入用の扉および缶取出し用の扉が設けられている本体により覆う前記の特許文献1の従来の実缶処理機と比較して、装置全体が小型である。
さらに、この実施形態にかかる容器減容装置1は、枠部材3、蓋部材4、油圧シリンダ72、制御盤74および排出路部材8を上下に配置し、かつ、これらの隣に駆動ユニット7(油圧シリンダ72および制御盤74を除いた部品)を配置したものである。このため、この実施形態にかかる容器減容装置1は、プレス室、蓋部材、プレスシリンダーおよび床部の延出部を前後に配置し、床部の下方の基盤に排出溝を設け、プレス室の上にホッパーを設け、プレスシリンダーの上に油圧ユニットを設ける前記の特許文献2の従来の実缶処理機と比較して、装置全体が小型であり、設定面積が狭くて済む。
さらにまた、この実施形態にかかる容器減容装置1は、容器9の圧縮作業中において、枠部材3の上側の開口部300、310が蓋部材4により閉じていて、蓋部材4の閉状態がロック機構5によりロックされているので、容器9中から排出された液状内容物90が枠部材3および蓋部材4から外部に飛散するのを防ぐことができる。ここで、前記の特許文献1の従来の実缶処理機は、実缶の圧縮作業中において、本体の缶投入用の扉や容器室の缶投入部が開いて、液体内容物が容器室や本体から外部に飛散する場合がある。また、前記の特許文献2の従来の実缶処理機は、実缶の圧縮作業中において、プレス板および遮蔽板と蓋部材との間が開いているので、水分や泡等などがプレス板および遮蔽板と蓋部材との間からホッパーを経て外部に飛散する場合がある。これに対して、この実施形態にかかる容器減容装置1は、液状内容物90が枠部材3および蓋部材4から外部に飛散するのを防ぐことができる。
さらにまた、この実施形態にかかる容器減容装置1は、枠部材3の上側の開口部300、310を、投入用の開口部と取出し用の開口部と、に兼用する。このため、この実施形態にかかる容器減容装置1は、缶投入用の扉と缶取出し用の扉と缶投入部と缶取出し部とをそれぞれ設ける前記の特許文献1の従来の実缶処理機、および、遮蔽板と蓋部材とをそれぞれ設ける前記の特許文献2の従来の実缶処理機と比較して、構成部品が少なく、構造が簡単である。
さらにまた、この実施形態にかかる容器減容装置1は、枠部材3の上側の開口部300、310を、投入用の開口部と出し用の開口部と、に兼用する。このため、この実施形態にかかる容器減容装置1は、作業者が立ったままの姿勢で、容器9の枠部材3への投入作業と、圧縮された容器9の枠部材3および押部材6からの取出し作業とを、行うことができ、作業者の特に腰への負担を軽減することができる。
この実施形態にかかる容器減容装置1は、図5(B)に示すように、外側枠部材30の高さが内側枠部材31の高さよりも高い。すなわち、外側枠部材30の上側の開口部300から下側の開口部301(押部材6)までの寸法長が内側枠部材31の上側の開口部310から下側の開口部311(押部材6)までの寸法長に比較して長い。このため、この実施形態にかかる容器減容装置1は、外側枠部材30の上側の端面と外側枠部材40の下面との当接位置が内側枠部材31の上側の端面と内側枠部材41の下面との当接位置に比較して上位に位置する。
これにより、この実施形態にかかる容器減容装置1は、下側に位置する内側枠部材31の上側の端面と内側枠部材41の下面との間から空間部33中に排出した液状内容物90が、図5(B)中の破線矢印に示すように、上側に位置する外側枠部材30の上側の端面と外側枠部材40の下面との間には届き難い。この結果、この実施形態にかかる容器減容装置1は、液状内容物90が外側枠部材30の上側の端面と外側枠部材40の下面との間から外部に排出するのを防ぐことができる。すなわち、容器9中から排出された液状内容物90が枠部材3および蓋部材4から外部に飛散するのを防ぐことができる。
この実施形態にかかる容器減容装置1は、図5(A)に示すように、蓋部材4には、蓋部材4が枠部材3の上側の開口部300および310を閉じた際に、枠部材3の上側の開口部300および310側の空間部33中に位置する遮蔽壁部44が設けられている。このため、この実施形態にかかる容器減容装置1は、図5(A)に示すように、容器9の圧縮作業中において、中空部34中の圧力が高くなって、内側枠部材31の上側の端面と内側枠部材41の下面との間および外側枠部材30の上側の端面と外側枠部材40の下面との間に、隙間(この例では、約1mmの隙間)が形成されたとしても、下記の通り、液状内容物90が枠部材3および蓋部材4から外部に飛散するのを確実に防ぐことができる。
すなわち、中空部34中の液状内容物90が、内側枠部材31の上側の端面と内側枠部材41の下面との間の隙間から空間部33中に排出したとしても、その空間部33中に排出した液状内容物90が、遮蔽壁部44に当たって、外側枠部材30の上側の端面と外側枠部材40の下面との間の隙間には届かない(図5(A)中の二点鎖線矢印を参照)。これにより、この実施形態にかかる容器減容装置1は、液状内容物90が、外側枠部材30の上側の端面と外側枠部材40の下面との間の隙間から外部に排出するのを確実に防ぐことができる。すなわち、液状内容物90が枠部材3および蓋部材4から外部に飛散するのを確実に防ぐことができる。
しかも、この実施形態にかかる容器減容装置1は、図5(A)に示すように、遮蔽壁部44の先端(下端)が内側枠部材31の上側の端面と内側枠部材41の下面との間よりも下側に位置する。このため、この実施形態にかかる容器減容装置1は、内側枠部材31の上側の端面と内側枠部材41の下面との間の隙間から空間部33中に排出した液状内容物90が、遮蔽壁部44に確実に当たって、外側枠部材30の上側の端面と外側枠部材40の下面との間の隙間には確実に届かない(図5(A)中の二点鎖線矢印を参照)。これにより、この実施形態にかかる容器減容装置1は、液状内容物90が、外側枠部材30の上側の端面と外側枠部材40の下面との間の隙間から外部に排出するのをさらに確実に防ぐことができる。すなわち、液状内容物90が枠部材3および蓋部材4から外部に飛散するのをさらに確実に防ぐことができる。
この実施形態にかかる容器減容装置1は、図4に示すように、押部材6には、容器9中から排出された液状内容物90を排出路部材8側に排出させる排出部(排出孔60、排出溝61、排出路62)が設けられている。このため、この実施形態にかかる容器減容装置1は、図8、図9に示すように、容器9から排出した液状内容物90が受部材6の排出孔60、排出溝61を通って、内側枠部材31の中空部34のうち、容器9が圧縮されている上側の空間部中から容器9が無い下側の空間部中に排出されて、排出路部材8を通ってタンク21に排出される。これにより、この実施形態にかかる容器減容装置1は、中空部34中の液状内容物90をスムーズに外部のタンク21に排出することができ、枠部材3および蓋部材4から外部に漏れ出るのを防ぐことができる。
この実施形態にかかる容器減容装置1は、排出路部材8を枠部材3の下側の端部に配置するので、液状内容物90を枠部材3から排出路部材8を介して外部にスムーズに排出することができる。しかも、この実施形態にかかる容器減容装置1は、枠部材3の下側の端部と排出路部材8中とが連通口32を介して連通するので、排出路部材8中から連通口32を介して枠部材3の下側の端部に清掃具を挿入することができる。このため、この実施形態にかかる容器減容装置1は、枠部材3の下側の端部に溜まる圧縮された容器9から離れた小片(例えば、缶のリング形状のイージーオープンエンドなど)を除去することができる。
(実施形態以外の例の説明)
なお、この実施形態においては、液状内容物90が入っている容器9を圧縮して、その容器9の容積や容量を少なくするものである。しかしながら、この発明においては、液状内容物90が入っていない容器9を圧縮して、その容器9の容積や容量を少なくするものであっても良い。
なお、この発明は、前記の実施形態により限定されるものではない。たとえば、前記の実施形態においては、枠部材3の外側枠部材30および内側枠部材31の形状が中空状の四角(長方形)筒形状(2重の四角筒形状)をなすものである。しかしながら、この発明においては、枠部材3の外側枠部材30および内側枠部材31の形状が中空状の四角(長方形)筒形状以外の形状、たとえば、中空状の円筒形状(2重の円筒形状)などであっても良い。すなわち、中空状の筒形状(2重の筒形状)であれば良い。また、前記の実施形態においては、蓋部材4の外側蓋部材40および内側蓋部材41の形状が四角(長方形)板形状をなすものである。しかしながら、この発明においては、蓋部材4の外側蓋部材40および内側蓋部材41の形状が四角(長方形)板形状以外の形状、たとえば、円板形状などであっても良い。すなわち、蓋部材4の外側蓋部材40および内側蓋部材41の形状は、枠部材3の外側枠部材30および内側枠部材31の上側の開口部300および310を閉じることができる形状であれば良い。さらに、前記の実施形態においては、押部材6の形状が四角(長方形)板形状をなすものである。しかしながら、この発明においては、押部材6の形状が四角(長方形)板形状以外の形状、たとえば、円板形状などであっても良い。すなわち、押部材6の形状は、内側枠部材31の中空部34中を往復移動することができ、かつ、内側枠部材31と共に容器9を圧縮することができる形状であれば良い。
また、前記の実施形態においては、外側枠部材30の形状と内側枠部材31の形状とが中空状の四角(長方形)筒形状(2重の四角筒形状)であって、相似の形状をなすものである。しかしながら、この発明においては、外側枠部材30の形状と内側枠部材31の形状とが中空状の四角(長方形)筒形状(2重の四角筒形状)であって、相似の形状以外の非相似の形状であっても良い。たとえば、外側枠部材30の形状が中空状の四角(長方形)筒形状をなし、内側枠部材31の形状が中空状の円筒形状をなすものであっても良いし、逆に、外側枠部材30の形状が中空状の円筒形状をなし、内側枠部材31の形状が中空状の四角(長方形)筒形状をなすものであっても良い。すなわち、外側枠部材30の形状と内側枠部材31の形状とは、2重の筒形状であれば良い。
1…容器減容装置、2…架台、20…脚部、21…タンク、22…底部、23…天部、24…柱部、3…枠部材、30…外側枠部材、31…内側枠部材、32…連通口、33…空間部、34…中空部、35…長孔(排出部)、36…遮水板、37…係止板部、38…ショックアブソーバー、300、310…上側の開口部、301、311…下側の開口部、4…蓋部材、40…外側蓋部材、41…内側蓋部材、42…ヒンジ機構、43…スプリング、44…遮蔽壁部、45…取付板部、46…当板部、5…ロック機構、50…ロック部材、51…ハンドル、52…ストッパ、53…回転部材、54…軸部材、55…ロック溝、6…押部材、60…排出孔(排出部)、62…排出溝(排出部)、63…排出路(排出部)、7…駆動ユニット、70…モータ、71…切換弁、72…油圧シリンダ、73…オイルクーラー、74…制御盤、75…ピストンロッド、8…排出路部材、80…受部、81…配管、82…排出口、9…容器、90…液状内容物(中身)、G…グランド。

Claims (5)

  1. 架台と、
    前記架台に設けられていて、上下両端が開口した中空状の筒形状をなし、内部には容器を収納する中空部が設けられていて、上側の開口部が開口していて、下側の開口部が前記架台により閉塞されている枠部材と、
    前記上側の開口部の縁に開閉可能に取り付けられていて、前記上側の開口部を閉じたり開いたりする蓋部材と、
    前記蓋部材の閉状態をロックしたり前記蓋部材のロック状態を解除したりするロック機構と、
    前記中空部中において、前記下側の開口部から前記上側の開口部までの間を上下方向に往復移動可能に配置されている押部材と、
    前記押部材を上下方向に往復移動させる駆動ユニットと、
    前記押部材により圧縮された前記容器中から排出された液状内容物を前記中空部中から外部に排出させる排出路部材と、
    を備え、
    前記駆動ユニットは、上下両端が前記架台と前記押部材とに取り付けられている駆動アクチュエータを有し、
    前記枠部材は、外側枠部材と、前記外側枠部材中に配置されている内側枠部材と、を有し、前記外側枠部材と前記内側枠部材との間には、空間部が形成されていて、前記内側枠部材には、前記中空部と、前記中空部中の前記液状内容物を前記空間部中に排出させる排出部と、がそれぞれ設けられていて、
    前記蓋部材は、前記外側枠部材の前記上側の開口部を閉じたり開いたりする外側蓋部材と、前記内側枠部材の前記上側の開口部を閉じたり開いたりする内側蓋部材と、を有する、
    ことを特徴とする容器減容装置。
  2. 前記外側枠部材の前記上側の開口部から前記押部材までの寸法長は、前記内側枠部材の前記上側の開口部から前記押部材までの寸法長に比較して長い、
    ことを特徴とする請求項1に記載の容器減容装置。
  3. 前記蓋部材には、前記蓋部材が前記上側の開口部を閉じた際に、前記上側の開口部側の前記空間部中に位置する遮蔽壁部が設けられている、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の容器減容装置。
  4. 前記押部材には、前記容器中から排出された前記液状内容物を前記排出路部材側に排出させる排出部が設けられている、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の容器減容装置。
  5. 前記排出路部材は、前記枠部材の下側の端部に配置されていて、
    前記枠部材の下側の端部には、前記排出路部材中に連通する連通口が設けられている、
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の容器減容装置。


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