JP6081112B2 - 粉体分級装置 - Google Patents

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Description

本発明は、気体と混合状態にて搬送される原料粉体を、粉体のサイズまたは密度(もしくは比重)に応じて分離することで、原料粉体を複数種類の粉体に分級する粉体分級装置に関する。
従来、粒径分布を有する原料粉体を気体に混合させて搬送して、粉体のサイズまたは密度に応じて複数の種類の粉体に分級するような粉体分級装置として様々な構成のものが知られている。例えば、原料粉体を細粉と粗粉とに分級処理するような粉体分級装置では、原料粉体として例えばミクロンオーダーの粒径分布の粉体を含む、いわゆる微細な粉体が取り扱われる。
このような従来の粉体分級装置において、原料粉体流路として長方形状流路断面を採用した粉体分級装置が知られている(例えば、非特許文献1参照)。非特許文献1の粉体分級装置では、長方形状流路断面の原料粉体流路を細粉流路と粗粉流路とに分岐し、この分岐部分にて慣性力を用いてそれぞれの流路に流れ込む粉体のサイズを分級している。
また、原料粉体流路として、長方形状流路断面に代えて円環状流路断面を採用した粉体分級装置が提案されている(例えば、非特許文献2参照)。非特許文献2の粉体分級装置では、円環状流路断面を有する原料粉体流路において軸方向に沿って均一な原料粉体の気流が形成され、この原料粉体流路を細粉流路と粗粉流路とに分岐し、この分岐部分にて慣性力を用いてそれぞれの流路に流れ込む粉体のサイズを分級している。
このような非特許文献2の粉体分級装置では、非特許文献1の装置のように長方形状流路断面の構成では存在していた流路端部(短辺側端部)を無くすことができ、分級精度を向上させることができる。
"Improvement of the Classification Performance of a Rectangular Jet Virtual Impactor", Kuniaki Gotoh and Hiroaki Masuda, Aerosol Science and Technology 32:221-232(2000), 2000 American Association for Aerosol Research "Development of annular-type virtual impactor", Kuniaki Gotoh and Hiroaki Masuda, Powder Technology 118(2001)68-78
近年、分級処理が行われる原料粉体の対象が多様化しており、さらに原料粉体から細粉や粗粉(あるいは高密度粉体や低密度粉体)を高い分級精度でもって分級し、所定の粒径(あるいは密度)範囲の粉体を選択的に確実に取り出したいという要望が増えつつある。
しかしながら、非特許文献2の粉体分級装置では、円環状の流路(原料粉体流路)を採用しているため、装置を構成する各部品の取り付け精度などによっては均一な円環状の気流を形成することが難しく、さらに高い分級精度を得ることが難しいという課題がある。
従って、本発明の目的は、上記問題を解決することにあって、気体と混合状態にて搬送される原料粉体を、粉体のサイズまたは密度(もしくは比重)に応じて複数種類の粉体に分級する粉体分級処理において、分級精度を高めることができる粉体分級装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は以下のように構成する。
本発明の第1態様によれば、気体と混合された状態で供給される原料粉体を、慣性力を用いて第1粉体と第2粉体とに分級する粉体分級装置において、円環状流路断面を有する原料粉体流路と、円環状流路断面を有し、原料粉体流路に連通されるとともに原料粉体流路と略同じ流路方向に配置された第1粉体流路と、原料粉体流路と第1粉体流路との連通部分にて、原料粉体流路の内周側壁面に開口された開口部を通じて原料粉体流路に連通された第2粉体流路とを備え、原料粉体流路には、円環状流路断面の周方向に沿った旋回流が形成される、粉体分級装置を提供する。
本発明の第2態様によれば、原料粉体流路に旋回流形成手段が設けられている、第1態様に記載の粉体分級装置を提供する。
本発明の第3態様によれば、旋回流形成手段として、原料粉体流路の流路方向に対して傾斜した方向に延在するように突起部または凹部が流路壁面に形成されている、第2態様に記載の粉体分級装置を提供する。
本発明の第4態様によれば、旋回流形成手段として、原料粉体流路に対して円環状流路断面の接線方向に原料粉体を導入する導入口が設けられている、第2態様に記載の粉体分級装置を提供する。
本発明の第5態様によれば、原料粉体流路において、内周側壁面の開口部に対向するように外周側壁面が配置されている、第1態様から第4態様のいずれか1つに記載の粉体分級装置を提供する。
本発明の第6態様によれば、第1粉体流路に旋回流形成手段が設けられている、第1態様から第5態様のいずれか1つに記載の粉体分級装置を提供する。
本発明の第7態様によれば、第2粉体流路に旋回流形成手段が設けられている、第1態様から第6態様のいずれか1つに記載の粉体分級装置を提供する。
本発明の第8態様によれば、第2粉体流路の旋回流形成手段は、原料粉体流路における旋回流とは逆向きの旋回流を形成する、第7態様に記載の粉体分級装置を提供する。
本発明によれば、円環状流路断面を有する原料粉体流路において、円環状流路断面の周方向に沿った旋回流が形成される構成を採用している。このように旋回流を用いることにより、周方向におけるそれぞれの流路の微小な構造的不均一さを解消することが可能となる。また、軸方向の力と遠心力とを慣性力として利用して分級を行うことができる。よって、粉体分級処理において、分級精度を高めることができる。
本発明の一の実施形態にかかる粉体分級システムのフロー図 実施の形態の粉体分級装置の外観正面図 実施の形態の粉体分級装置の外観側面図 実施の形態の粉体分級装置の分解図 粉体分級装置内における各流れの模式図(縦断面) 粉体分級装置内における各流れの模式図(横断面) 粉体分級装置内における各流れの模式図(斜視図) 図5Aの装置における分級部近傍の各流れの模式図 細粉吸引部の上面図 細粉吸引部の側面図 変形例に係る細粉吸引部の上面図 粗粉排出フランジの上面図 粗粉排出フランジの側面図 図8Aの粗粉排出フランジの貫通孔の部分断面図 分岐部分における流路断面図
以下に、本発明にかかる実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
本発明の一の実施の形態にかかる粉体分級装置を備える粉体分級システムの主要な構成について、図1に示すフロー図を用いて説明する。
図1に示すように、粉体分級システム1は、定量フィーダ2と、分散機3と、粉体分級装置4と、細粉回収用バグフィルタ5と、粗粉回収用バグフィルタ6と、真空ポンプ7と、クリーンエア供給部8とを備えている。
本実施の形態にかかる粉体分級システム1では、例えば0.1μm〜数十μmの粒径分布を含むような原料粉体を気体に混合させた状態(すなわち、固気混合状態)にて搬送して、粉体分級装置4にて細粉(第2粉体:例えば粒径0.1μm〜1μm程度)と粗粉(第1粉体:例えば1μmを超える粒径)に分級して回収するシステムである。また、原料粉体に混合される気体としては、空気の他に、イオンガスや不活性ガスなどを用いることができる。
このような原料粉体としては、ファインセラミックス、金属材料、高分子材料、電池・電子材料、複合材料、医薬品材料、食品材料など、電子、エネルギ、医療、食品などの各種技術分野にて用いられる無機物および有機物の微粉を含む粉体を対象とするものである。原料粉体から特定の仕様(サイズ、密度など)の粉体を選択的に取り出す処理が本発明の粉体分級処理である。また、原料粉体に含まれる特定の仕様の粉体以外の異物を、原料粉体から取り除く処理についても本発明の粉体分級処理に含まれる。
定量フィーダ2は、粉体分級システム1内に対して、原料粉体を定量供給する装置であり、本実施の形態では、例えばマイクロフィーダが用いられる。
分散機3はエジェクタを備え、定量フィーダ2にて定量供給された原料粉体をエジェクタ内に通過させることにより解砕して分散させる。分散機3としてはこのように原料粉体を解砕・分散する機能を有する装置であればよく、エジェクタ以外の構成を採用しても良い。また、複数の分散機で構成してもよく、必要に応じて粉体分級装置4の直前に配置しても良い。
粉体分級装置4は、分散機3にて分散されて気体と混合状態にて搬送される原料粉体に対して、慣性力を用いて細粉と粗粉とに選択的に分級する装置である。この粉体分級装置4には、分級部10が備えられおり、装置内に供給された原料粉体に対して分級部10にて分級処理を行う。また、粉体分級装置4には、クリーンエア供給部8が接続されており、装置内にクリーンエアが供給される。クリーンエア供給部8より供給されるクリーンエアの流れにより原料粉体が取り囲まれた状態にて分級部10にて分級処理が行われるため、分級部10の内壁面に原料粉体が付着することが抑制され、高い分級精度を得ることができる。なお、粉体分級装置4の詳細な構成については後述する。
細粉回収用バグフィルタ5は、粉体分級装置4にて分級された細粉を含む粉体気流を濾過して細粉を回収する。同様に、粗粉回収用バグフィルタ6は、粉体分級装置4にて分級された粗粉を含む粉体気流を濾過して粗粉を回収する。
図1に示すように、粉体分級システム1において、上述したそれぞれの装置構成は管路(原料粉体の搬送用配管)にて接続されている。真空ポンプ7は、粉体分級システム1の管路全体の下流側端部に接続されており、管路内を吸引することにより、管路内が負圧に保たれて原料粉体の気流による搬送が行われる。
細粉回収用バグフィルタ5および粗粉回収用バグフィルタ6のそれぞれの出口の管路上には、開度調節弁5a、6a、流量計5b、6b、および圧力計5c、6cが設けられている。また、クリーンエア供給部8の管路は後述するように2本の管路に分岐されており、それぞれの管路上においても開度調節弁8a、8d、流量計8b、8e、および圧力計8c、8fが設けられている。それぞれの流量計および圧力計が適切な値を示すようにそれぞれの開度調節弁を調節することで、クリーンエア、細粉、粗粉の各流れのバランスを制御できる。
次に、粉体分級装置4の構成について図面を参照しながら説明する。粉体分級装置4の外観図(正面図(一部断面図))を図2Aに示し、外観図(側面図(一部断面図))を図2Bに示し、分解図を図3に示す。なお、図3の分解図では、図2Aおよび図2Bの粉体分級装置4の外観図に示す構成部材のうちの主要な構成部材についてのみ示しており、例えば、ボルト、ナット、ガスケットなどの構成部材の接続部品や細部の部品については図示を省略している。
図2A、図2Bおよび図3に示すように、粉体分級装置4は、細粉排出管11と、第1クリーンエア導入部12と、旋回管固定フランジ13と、原料粉体導入部14と、旋回管15と、第2クリーンエア導入部16と、細粉排出管固定部17と、細粉吸引部18と、粗粉排出フランジ19と、粗粉排出部20とを備えている。
第1クリーンエア導入部12、旋回管15、原料粉体導入部14、および第2クリーンエア導入部16は、それぞれ大略円筒形状を有している。粉体分級装置4において、第2クリーンエア導入部16の内側に原料粉体導入部14が配置され、原料粉体導入部14の内側に旋回管15が配置され、旋回管15の内側に細粉排出管11が配置され、それぞれの内周側壁面と外周側壁面との間に、円環状の流路が形成された構成を有している。なお、第1クリーンエア導入部12は、旋回管15の上部に接続されて旋回管15の内部と連通されている。
原料粉体導入部14は、定量フィーダ2および分散機3より管路を経由して搬送される原料粉体の導入部となっており、大略円筒状の本体部14aと、本体部14aに対して円周(接線)方向に接続された原料粉体の導入口(導入管)14bとを備える。また、大略円筒状の旋回管15が原料粉体導入部14の本体部14aの内側に配置されることにより、旋回管15の外周側壁面と、本体部14aの内周側壁面との間に円環状流路断面を有する原料粉体流路が形成される。原料粉体導入部14において、導入口14bより導入された原料粉体は、原料粉体流路内にて旋回流を形成して図示下方へと搬送される。
第1クリーンエア導入部12は、クリーンエア供給部8からの一方の管路に連通されたクリーンエアの導入部となっており、大略円筒状の本体部12aと、本体部12aに対して円周方向に接続された第1クリーンエア導入口12bとを備える。また、細粉排出管11が第1クリーンエア導入部12の本体部12aの内側に配置されることにより、細粉排出管11の外周側壁面と、本体部12aの内周側壁面との間に円環状流路断面を有する第1クリーンエア流路が形成される。また、本体部12aの下部は、旋回管15の上部に接続されており、旋回管15の内周側壁面と、細粉排出管11の外周側壁面との間に第1クリーンエア流路が連続して形成されている。第1クリーンエア導入部12において、第1クリーンエア導入口12bより導入されたクリーンエアは、第1クリーンエア流路内にて旋回流を形成して図示下方へと搬送される。なお、第1クリーンエア流路の途中には、整流板(例えば、網状の金属部材など)を配置しても良い。また、原料粉体導入部14、旋回管15、および第1クリーンエア導入部12は、旋回管固定フランジ13により互いに固定されている。
第2クリーンエア導入部16は、クリーンエア供給部8からの他方の管路に連通されたクリーンエアの導入部となっており、大略円筒状の本体部16aと、本体部16aの円周方向に接続された第2クリーンエア導入口16bとを備える。また、原料粉体導入部14の下部が第2クリーンエア導入部16の本体部16aの内側に配置されることにより、原料粉体導入部14の外周側壁面と、本体部16aの内周側壁面との間に円環状流路断面を有する第2クリーンエア流路が形成される。第2クリーンエア導入部16において、第2クリーンエア導入口16bより導入されたクリーンエアは、第2クリーンエア流路内にて旋回流を形成して図示下方へと搬送される。なお、第2クリーンエア流路の途中には、整流板(例えば、網状の金属部材など)を配置しても良い。
細粉排出管固定部17は、大略円環形状を有しており、その内部開口部分に細粉排出管11の下部が接続されて連通されている。また、細粉排出管固定部17の上部は、旋回管15の下部内側に配置されており、旋回管15の下部内周側壁面(傾斜面)と細粉排出管固定部17の上部外周側壁面(傾斜面)との間に、円環状流路断面を有する第1クリーンエア流路の一部が形成されている。さらに、細粉排出管固定部17の下部は、第2クリーンエア導入部16の本体部16aの下部内側に配置されており、第2クリーンエア導入部16の本体部16aの内周側壁面と細粉排出管固定部17の下部外周側壁面との間に、円環状流路断面を有する合流流路が形成されている。この合流流路は、第1および第2クリーンエア流路と、原料粉体流路とが合流した流路となっており、詳細については後述する。
細粉吸引部18は、細粉排出管固定部17の下部に接続されるとともに、第2クリーンエア導入部16の本体部16aの下部内側に配置される。細粉吸引部18の上面と細粉排出管固定部17の下面との間に細粉流路が形成され、この細粉流路は、合流流路から円環状流路断面の中心方向に向かって分岐され、細粉排出管11の内側に連通されている。また、細粉吸引部18の外周側壁面と第2クリーンエア導入部16の本体部16aの下部内周側壁面との間に、合流流路の流路方向と同じ方向に延在し、円環状流路断面を有する粗粉流路が形成される。
第2クリーンエア導入部16の下部は、粗粉排出フランジ19を介して粗粉排出部20に接続されている。また、粗粉排出部20は、細粉吸引部18の下部と係合されている。粗粉排出部20は、大略円筒状の本体部20aと、本体部20aに対して円周方向に接続された粗粉排出口20bとを備える。本体部20aにおける円筒部分の内部には、円環状流路断面を有する粗粉流路が形成されており、細粉吸引部18の外周側壁面と第2クリーンエア導入部16の本体部16aの下部内周側壁面との間に形成された粗粉流路が、この粗粉流路に連通されている。なお、粗粉排出部20の粗粉排出口20aは、管路を通じて粗粉回収用バグフィルタ6に接続されている。
細粉排出管11は、その下端開口部分が細粉排出管固定部17に接続されるとともに、旋回管15および第1クリーンエア導入部12の本体部12aの内側を通過するように配置され、その内側に細粉流路を形成する。細粉排出管11の上端開口部が細粉排出口11aとなっており、細粉排出口11aは、管路を通じて細粉回収用バグフィルタ5に接続されている。
ここで、粉体分級装置4における原料粉体およびクリーンエアなどのそれぞれの流路について、概略的に図4Aおよび図4Bに示す。なお、図4Aは粉体分級装置4の縦断面における流路の模式図であり、図4Bは、図4AにおけるA−A線断面における流路の模式図である。
図4Aおよび図4Bに示すように、粉体分級装置4の上部側には、円環状流路断面を有する原料粉体流路21が形成されており、原料粉体流路21の内周側に円環状流路断面を有する第1クリーンエア流路22が配置され、原料粉体流路21の外周側に円環状流路断面を有する第2クリーンエア流路23が配置されている。
それぞれの流路21、22、23は下流側に向かってその流路断面積が小さく設定されており、原料粉体流路21と合流流路24との連通部分にて、内周側より第1クリーンエア流路22が、外周側より第2クリーンエア流路23が合流している。なお、この合流部分では、原料粉体流路21に対して、第1および第2クリーンエア流路22、23が傾斜した状態(例えば、傾斜角30度)にて合流されている。このように、原料粉体流路21の内周側および外周側から第1および第2クリーンエア流路22、23が合流していることにより、合流流路24では、円環状の原料粉体の流れが、クリーンエアの流れにより内周側および外周側から囲まれた状態とすることができる。
合流流路24の流路断面積は、合流直前の原料粉体流路21、第1および第2クリーンエア流路22、23の流路断面積の合計よりも小さく設定されている(すなわち、下流側に向かって流路断面が絞られている)。したがって、原料粉体の流れは、合流流路24を通過する際に加速されることになる。なお、合流流路24には、原料粉体流路21からの原料粉体が流れ込むことになるため、広義には合流流路24は原料粉体流路の一部でもある。
合流流路24は、合流流路24の流路方向と大略同じ方向に向かう円環状流路断面を有する粗粉流路25と、合流流路24の内周側壁面に開口された開口部24aより中心(軸心)側に向かう細粉流路26とに分岐されている。この分岐部分Pが、原料粉体を細粉と粗粉とに分級する分級位置となっている。
粗粉流路25は、粗粉排出口20bを通じて装置外部の管路に連通されている。また、細粉流路26は、装置の軸心上に配置された細粉排出管11内の細粉流路27に連通されており、細粉流路27は上方に向かう細粉の流れを形成するとともに、細粉排出口11aを通じて装置外部の管路に連通されている。
ここで、粉体分級装置4内のそれぞれの流路の流れを図5Aに示す模式斜視図に示す。また、図5Aにおける分岐位置Pにおける流路断面の流れを図5Bに示す。
上述したように、それぞれ円環状流路断面を有する原料粉体流路21、第1および第2クリーンエア流路22、23には、円環状流路断面の周方向に沿った旋回流が形成される。このような旋回流は旋回流形成手段により形成され、例えば、図2Aおよび図2Bに示すように、原料粉体導入口14b、第1および第2クリーンエア導入口12b、16bを通して円周方向に沿ってそれぞれの流体が導入されることにより旋回流が形成される。なお、これらの流路21、22、23において形成されるそれぞれの旋回流の方向は同じ方向である。
そのため、合流流路24においても、円環状流路断面の周方向に沿った同一方向の旋回流F1が形成される。なお、この合流流路24における旋回流F1では、原料粉体の流れ全体が、内周側および外周側からクリーンエアにより囲まれた状態とされている。
合流流路24における分岐部分Pでは、粗粉流路25および細粉流路26のそれぞれを通して真空ポンプ7による吸引力が付与されている。合流流路24にて形成された旋回流F1により原料粉体に対して遠心力(慣性力)が作用するとともに図示下方へ向かう力(軸方向の力(慣性力))が作用する。比較的粒径が大きいまたは密度が高い粗粉は、比較的大きな慣性力が作用するため、合流流路24と同じ流路方向に形成された粗粉流路25へと吸引される。これに対して、比較的粒径が小さいまたは密度が低い細粉は、作用する慣性力が吸引力(向進力(円心へ向かう力))に比して小さいため、この慣性力に抗して、中心側へと向かう細粉流路26へと吸引される。すなわち、旋回流により生じる慣性力(遠心力および下方へ向かう力)の大きさと吸引力の大きさとの関係により、粗粉と細粉とが分級されることになる。
粗粉流路25に吸引された粗粉は、旋回流F2を形成しながら粗粉排出口20aより排出される。細粉流路26に吸引された細粉は、旋回流F3を形成しながら中心側へと向かい、中心側にて連通された細粉流路27内に吸引され、その後、旋回流F4を形成しながら細粉流路27を通して上方に向かって、細粉排出口11aより排出される。
次に、粉体分級装置4内に形成されるそれぞれの流路において、旋回流を形成するための旋回流形成手段について、具体的に説明する。
まず、上述したように、原料粉体導入口14b、第1および第2クリーンエア導入口12b、16bを通して円周方向に沿ってそれぞれの流体が導入されることにより旋回流を形成することができる。そのため、これらの導入口14b、12b、16bが旋回流形成手段の一例となっている。同様に、粗粉排出部20の本体部20aの円周方向に沿って粗粉が排出されるように、粗粉排出口20bが本体部20aに接続されていることにより、粗粉流路25内にて旋回流を形成することができる。そのため、粗粉排出口20bについても旋回流形成手段の一例となっている。
さらに、図2Aおよび図2Bに示すように、旋回管15の外周側壁面には図示斜め下方に向かって延在する複数の凹部15aが周方向に所定の間隔にて配列して形成されている。すなわち、原料粉体流路21の流路方向(図示下方)に対して傾斜した方向に延在して複数の凹部15aが形成されている。このように傾斜して形成された複数の凹部15aは、原料粉体流路21を通過する原料粉体を旋回方向に導く作用を有する。よって、これらの凹部15aについても旋回流形成手段の一例となっており、旋回流の形成を促進できる。特に、原料粉体流路21において、上流側よりも流路幅が狭められた部分(図2A参照)にこのような凹部15aを設けることにより、原料粉体を凹部15aの形成方向(延在方向)に方向付ける効果を高めることができる。なお、このような凹部15aに代えて傾斜した突起部を旋回流形成手段として形成しても良い。また、原料粉体導入部14の本体部14aの内周側壁面にこのような凹部あるいは突起部を形成しても良く、また、他の流路の壁面に形成しても良い。
次に、細粉流路26、27において旋回流を形成する旋回流形成手段について説明する。図6Aに細粉吸引部18の上面図を示し、図6Bに側面図(一部断面図)を示す。
図6Aに示すように、細粉吸引部18の上面には、放射方向に対して傾斜した方向に沿った流路を形成する複数の旋回案内部31が所定の間隔にて同一円周上に形成されている。旋回案内部31は、細粉吸引部18の上面より上方に向かって突出形成されており、図2Aおよび図2Bに示すように、それぞれの上端は細粉排出管固定部17の下部に接触して配置されている。これにより、隣接する旋回案内部31の間には、旋回方向に沿って傾斜された複数の流路が形成されるとともに、それぞれの流路を介して、細粉流路26が細粉流路27に連通されている。
このように細粉流路26と細粉流路27の連通部分に、旋回方向に気流を案内する複数の旋回案内部31が形成されていることにより、細粉流路27内に吸い込まれる細粉に対して旋回流を形成することができる。よって、細粉排出管11の内周側壁面に細粉が付着することを抑制できる。また、このように旋回案内部31により形成される旋回流は、合流流路24における旋回流F1と同じ方向に形成され、細粉流路26から細粉流路27内に円滑に細粉を導くことができる。
また、図7に示す変形例に係る細粉吸引部18(上面図)のように、旋回案内部31により形成される旋回流の向きを、合流流路24の旋回流F1と逆向きとしても良い。このような場合には、細粉流路26内の旋回流F3と細粉流路27内の旋回流F4との間の相対速度を高めることができ、細粉流路27内に粗粉が混入する可能性を低減することができ、分級精度をさらに高めることができる。
次に、粗粉流路25において旋回流F2を形成する旋回流形成手段について説明する。図8Aに粗粉排出フランジ19の上面図を示し、図8Bに側面図(一部断面図)を示し、図8Cに図8AのB−B線の部分断面図を示す。
粗粉排出フランジ19には、複数の貫通孔32が同一円周上に配列して形成されている。それぞれの貫通孔32は、粗粉流路25において、合流流路24に連通する流路部分と、粗粉排出口20bに連通する流路部分とを接続する。さらに、図8Cに示すように、それぞれの貫通孔32は、合流流路24の旋回流F1と同じ方向に傾斜して形成されている。これにより、合流流路24における旋回流F1を維持しながら、粗粉流路25において、貫通孔32を通過させることで粗粉の旋回流F2を保つことができる。このように粗粉流路25内においても、合流流路24の旋回流F1と同じ方向の旋回流F2を積極的に形成することにより、分岐部分Pにおける気流の流れを安定させる(すなわち、気流の乱れを低減する)ことができ、安定した分級を行うことができる。また、このような旋回流F2を用いて、粗粉排出口20bを通して粗粉を安定して排出することができる。
次に、分岐部分Pにおける流路形状について、図9の流路断面図を用いて説明する。
図9に示すように、分岐部分Pにおいて、細粉流路26が合流流路24に連通する開口部24aの上端側には、曲面部(R部)24bが形成されている。このように曲面部24bが形成されていることにより、曲面部24b近傍において気流の乱れが発生することを抑制できる。
また、同じ流路方向に配置される合流流路24の外周側壁面と粗粉流路25の外周側壁面との間には、下流側の部分が中心側へ突出する段部25aが形成されている。この段部25aは、細粉流路26に連通する開口部の下端側に対向する部分に形成されている。このように段部25aが形成されていることにより、合流流路24の外周側壁面と粗粉流路25の外周側壁面とに沿って気流を導くことができ、分岐部分Pにて気流の剥離や乱れを抑制できる。
このように、分岐部分Pにおいて、曲面部24bや段部25aが形成されていることにより、気流の乱れが発生することを抑制して、分級精度を向上させることができる。
本実施の形態の粉体分級装置4によれば、円環状流路断面を有する原料粉体流路21、第1および第2クリーンエア流路22、23、合流流路24において、同一方向の旋回流が形成される構成が採用されている。このように旋回流を用いることにより、周方向におけるそれぞれの流路の微小な構造的不均一さを解消することが可能となる。すなわち、それぞれの流路において周方向における流路幅の微小な相違を、旋回流を採用することにより実質的に均一化することができる。よって、流路幅の微小な相違により生じるおそれがある気流や圧力バランスの乱れを抑制することができ、分級精度を高めることができる。
また、合流流路24において旋回流を形成することにより、分岐部分Pにて、慣性力として、遠心力と下方へ向かう力とを利用することができ、より高い分級精度を得ることができる。
さらに、合流流路24の流路断面積を、合流する前の合計流路断面積よりも小さく設定していることにより、合流流路24にて旋回流の速度を、原料粉体流路21における旋回流の速度よりも高めることができる。よって、分岐部分Pにて高い慣性力を得ることができ、安定した分級を行うことができる。また、流路断面積を調整することにより、所望の仕様(サイズ、密度)の原料粉体を高い精度でもって分級することが可能となる。
また、分岐部分Pよりも下流側の流路、すなわち、細粉流路26や粗粉流路25においても、合流流路24と同じ方向の旋回流が維持されることにより、分岐部分Pにおいて気流の乱れが生じることを抑制でき、安定した分級を行うことができる。
また、合流流路24と略同じ流路方向に粗粉流路25が形成されていることにより、遠心力に加えて下方へ向かう力を慣性力として積極的に利用することが可能となり、高い分級精度を得ることができる。
また、分岐部分Pにおいて、細粉流路26へと連通する開口部24aが内周側壁面に形成され、この開口部24aに対向する部分には外周側壁面が配置されていることにより、合流流路24から粗粉流路25へと向かう気流を安定させることができ、安定した分級が行える。
また、原料粉体流路21と、原料粉体流路21を囲むように配置された第1および第2クリーンエア流路22、23とが合流流路24にて合流するようにしている。これにより、合流流路24における内周側壁面側および外周側壁面側にクリーンエアの流れが形成され、その内側に原料粉体の流れが形成される。よって、気流が安定する領域に原料粉体の流れを配置でき、分級精度を高めることができる。また、壁面側にクリーンエアの流れを形成して原料粉体の流れを包み込むことにより、原料粉体が壁面に付着することを抑制することができる。
なお、旋回流形成手段としては、上述した様々な構成の他にも、様々な手段を採用することができる。流路に対して、旋回流を形成する方向に向かって外部から気流を吹き出すことで、旋回流を形成しても良い。例えば、合流流路24の外周側壁面より合流流路24内に旋回方向に気流を吹き出すことで、所望の旋回流を形成することもできる。また、原料粉体流路21の外周側壁面あるいは内周側壁面から気流を吹き出すことで、旋回流を形成しても良い。ただし、合流流路24における分岐位置Pの近傍では、気流の乱れが少ないことが好ましいため、このような気流吹き出しによる旋回流の形成は、分岐位置Pの近傍以外の流路にて行うことが好ましい。
上述の実施の形態では、粉体分級装置4において、円環状流路断面を有する原料粉体流路21を内外周から囲むように、円環状流路断面を有する第1および第2クリーンエア流路22、23を備える構成について一例として説明したが、本発明の粉体分級装置はこのような構成についてのみ限定されるものではない。このような構成に代えて、例えば、粉体分級装置4において、第1および第2クリーンエア流路を設けないような構成を採用しても良い。原料粉体流路21において、壁面への付着の程度が少ない使用の原料粉体が用いられるような場合にあっては、クリーンエアを用いることなく分級を行うことも可能である。
また、粉体分級装置4が第1および第2クリーンエア流路22、23を備えるような構成では、第1および第2クリーンエア流路22、23に流れるクリーンエアの流量を、クリーンエア供給部8の管路上設けられた開度調節弁8a、8dを操作することにより、調整することが可能である。このような開度調節弁8a、8dに代えて、流量調節弁を用いても良い。また、第1および第2クリーンエア流路22、23を備えるような構成において、必要に応じて開度調節弁8a、8dの開閉状態を選択して、第1クリーンエア流路22のみにクリーンエアを流すようにしても良く、逆に第2クリーンエア流路23のみにクリーンエアを流すようにしても良い。さらに、開度調節弁8a、8dを閉止して、第1および第2クリーンエア流路22、23のいずれにもクリーンエアを流さないようにすることもできる。取り扱われる原料粉体の仕様や求められる分級精度などに応じて、クリーンエアの流量(流量ゼロも含む)を調整することが可能である。
また、円環状流路断面を有する原料粉体流路21の途中において、内周側壁面あるいは外周側壁面の一方を他方に対して近づけその後離れるようにして、連続的に流路が縮小しその後拡大するような、流路の絞り部分を設けても良い。このような流路の絞り部分では、原料粉体の流れを圧縮しその後拡散することができ、原料粉体を分散・解砕させる効果を得ることができる。よって、均一に分散された状態の原料粉体に対して分級を行うことができ、分級精度をさらに高めることができる。
上述の実施の形態では、粉体分級装置4が、原料粉体を粉体サイズに応じて分離して、粗粉(第1粉体)と細粉(第2粉体)とに分級するような場合を例として説明したが、本発明の粉体分級装置は、このような場合についてのみに限定されない。本発明の粉体分級装置にて、原料粉体を粉体密度に応じて分離して、原料粉体を高密度粉体(第1粉体)と低密度粉体(第2粉体)とに分級するような場合であっても良い。
なお、上記様々な実施の形態のうちの任意の実施の形態を適宜組み合わせることにより、それぞれの有する効果を奏するようにすることができる。
1 粉体分級システム
2 定量フィーダ
3 分散機
4 粉体分級装置
5 細粉回収用バグフィルタ
6 粗粉回収用バグフィルタ
7 真空ポンプ
8 クリーンエア供給部
10 分級部
11 細粉排出管
12 第1クリーンエア導入部
13 旋回管固定フランジ
14 原料粉体導入部
15 旋回管
16 第2クリーンエア導入部
17 細粉排出管固定部
18 細粉吸引部
19 粗粉排出フランジ
21 原料粉体流路
22 第1クリーンエア流路
23 第2クリーンエア流路
24 合流流路
25 粗粉流路
26 細粉流路
27 細粉流路

Claims (8)

  1. 気体と混合された状態で供給される原料粉体を、慣性力を用いて第1粉体と第2粉体とに分級する粉体分級装置において、
    円環状流路断面を有し、円環状流路断面の軸方向に対して平行に円環状流路断面が延びる原料粉体流路と、
    円環状流路断面を有し、原料粉体流路に連通されるとともに原料粉体流路と同じ流路方向に延びる第1粉体流路と、
    原料粉体流路と第1粉体流路との連通部分にて、原料粉体流路の内周側壁面に開口された開口部を通じて原料粉体流路に連通された第2粉体流路とを備え、
    原料粉体流路には、円環状流路断面の周方向に沿った旋回流が形成される、粉体分級装置。
  2. 原料粉体流路に旋回流形成手段が設けられている、請求項1に記載の粉体分級装置。
  3. 旋回流形成手段として、原料粉体流路の流路方向に対して傾斜した方向に延在するように突起部または凹部が流路壁面に形成されている、請求項2に記載の粉体分級装置。
  4. 旋回流形成手段として、原料粉体流路に対して円環状流路断面の接線方向に原料粉体を導入する導入口が設けられている、請求項2に記載の粉体分級装置。
  5. 原料粉体流路において、内周側壁面の開口部に対向するように外周側壁面が配置されている、請求項1から4のいずれか1つに記載の粉体分級装置。
  6. 第1粉体流路に旋回流形成手段が設けられている、請求項1から5のいずれか1つに記載の粉体分級装置。
  7. 第2粉体流路に旋回流形成手段が設けられている、請求項1から6のいずれか1つに記載の粉体分級装置。
  8. 第2粉体流路の旋回流形成手段は、原料粉体流路における旋回流とは逆向きの旋回流を形成する、請求項7に記載の粉体分級装置。
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