JP6078283B2 - 管台 - Google Patents

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Description

本発明は管台に係り、特に、地中に埋設される電線を保護する地中埋設管を支持するのに好適な管台に関する。
従来、この種の管台は、地中埋設管等の管材の軸心方向と直交する方向に縦断したときに表れる円の下半分に相当する凹部を有する下部ブロック片と、この下部ブロック片の天地を逆にした関係を有する、上記円の上半分に相当する凹部を有する上部ブロック片とで管材を挟持する一つのブロックを構成している。そして、このブロックにおける管材の支持状態は、下部ブロック片の凹部に管材を載せるとともに、その管材の上に上部ブロック片の凹部を被せた形態を呈している。
ところで、管材が電線を保護する地中埋設管の場合は、通常、複数本同時に埋設されるので、この場合の管台は、上述したブロックの上に他のブロックを積層した構成となり、複数のブロックで複数本の地中埋設管を支持するようにしている。このブロックの積層の際には、下部のブロックが上部のブロックを確実に支持できるように、下部のブロックの上面と、この上面に当接される上部のブロックの下面には、互いに嵌め合う嵌合手段が設けられている。
上記嵌合手段として、特許文献1では、下部のブロックの上面及びこの上面に当接される上部のブロックの下面のいずれか一方の面に、そのブロックに載置される管材の軸心方向に延びる凸条体を設け、他方の面にその凸条体が嵌合する凹条体を設けている。したがって、一方の面に設けられている凸条体に他方の面に設けられている凹条体を嵌合すると、下部のブロックの上面に上部のブロックの下面が載置されて管台を構成することができる。
特開平10−227374号公報
しかしながら、上述した下部のブロックの上面及びこの上面に当接される上部のブロックの下面のいずれか一方の面に凸条体を設けるとともに、他方の面に凹条体を設けて構成されるブロックからなる管台は、凸条体及び凹条体の嵌合が管材の軸心方向に移動して行われるので、管材を支持した状態でも凸条体又は凹条体の軸心方向に移動できるから、何らかの原因によりその移動が起こると、凸条体及び凹条体の嵌合状態が外れ、上側のブロックが下側のブロック上から外れて管材の支持に支障を来たすおそれがあった。
そこで、本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、管材の軸心方向の移動を規制することのできる嵌合手段を有する管台を提供することを目的としている。
本発明に係る管台は、上記目的を達成するために、下部ブロック片に設けられている凹部と上部ブロック片に設けられている凹部とで管材の周囲を挟持して支持するブロックを複数個積層して構成される管台であって、下側に位置する前記ブロックの上部ブロック片の上面と、その上面に当接される上側に位置する前記ブロックの下部ブロック片の下面と、が雄雌継手により嵌合されてなり、その雄継手と雌継手は、前記管材の軸心方向に対して所定の角度を付した方向に沿って摺動することにより嵌合され、前記上部ブロック片の上面及び前記ブロックの下部ブロック片の下面のいずれか一方の面には、前記両凹部で挟持される管材の軸心方向に対して所定の角度を付して延びる直線状の第1の凹条溝及びその第1の凹条溝から所定距離だけ離れた位置に第1の突起が設けられ、他方の面には、前記第1の凹条溝内に摺動する第2の突起及びその第2の突起の摺動を許可する範囲で前記第1の突起が摺動するように設けられている第2の凹条溝が設けられていることを特徴としている。
上記構成からなる管台は、上部ブロック片及び下部ブロック片を用いて、上段のブロック及び下段のブロックからなる管台を構成した場合は、上段のブロックの下部ブロック片の下面と、下段のブロックの上部ブロック片の上面との嵌合構造が管材の軸心方向に移動できないので、上側のブロックが下側のブロック上から外れるのを効果的に防止することができる。
また、本発明に係る管台は、下部ブロック片に設けられている凹部と上部ブロック片に設けられている凹部とで管材の周囲を挟持して支持するブロックを複数個積層して構成される管台であって、下側に位置する前記ブロックの上部ブロック片の上面と、その上面に当接される上側に位置する前記ブロックの下部ブロック片の下面と、が雄雌継手により嵌合されてなり、その雄継手と雌継手は、前記管材の軸心方向に対して所定の角度を付した方向に沿って摺動することにより嵌合され、前記上部ブロック片の上面及び前記ブロックの下部ブロック片の下面のいずれか一方の面には、前記両凹部で挟持される管材の軸心方向に対して所定の角度を付して延びる直線状の第1の凹条溝及びその第1の凹条溝から所定距離だけ離れ、かつ、平行に設けられた凸条部が設けられ、他方の面には、前記第1の凹条溝内に摺動する突起及びその突起がその第1の凹条溝内を摺動できるように前記凸条部が摺動される直線状の第2の凹条溝が設けられていることを特徴としている。
上記構成からなる上部ブロック片及び下部ブロック片を用いた管台は、嵌合構造が管材の軸心方向に移動できないので、上側のブロックが下側のブロック上から外れるのを効果的に防止することができる。
また、本発明に係る管台は、下部ブロック片に設けられている凹部と上部ブロック片に設けられている凹部とで管材の周囲を挟持して支持するブロックを複数個積層して構成される管台であって、下側に位置する前記ブロックの上部ブロック片の上面と、その上面に当接される上側に位置する前記ブロックの下部ブロック片の下面と、が雄雌継手により嵌合されてなり、その雄継手と雌継手は、前記管材の軸心方向に対して所定の角度を付した方向に沿って摺動することにより嵌合され、前記上部ブロック片の上面及び前記ブロックの下部ブロック片の下面のいずれか一方の面には、前記一方の面の中心位置を中心とした所定の半径を有する円上の一部に沿って設けられた円弧状の第1の凹条溝及びその第1の凹条溝に対向し、かつ、その所定の円上の一部に沿って設けられた円弧状の凸条部が設けられ、他方の面には、前記第1の凹条溝内に摺動する突起及びその突起がその第1の凹条溝内で摺動ができるように前記凸条部が摺動される円弧状の第2の凹条溝が設けられていることを特徴としている。
上記構成からなる上部ブロック片及び下部ブロック片を用いた管台は、嵌合構造が管材の軸心方向に移動できないので、上側のブロックが下側のブロック上から外れるのを効果的に防止することができる。
本発明に係る管台は、下側のブロックの上部ブロック片の上面及び上側のブロックの下部ブロック片の下面の嵌合構造が管材の軸心方向に移動できないので、上側のブロックが下側のブロック上から外れるのを効果的に防止することができる。
本発明の第1の実施の形態による管台を用いて管材を支持した状態の斜視図である。 本発明の第1の実施の形態の管台による上部ブロック片及び上部ブロックの斜視図である。 本発明の第1の実施の形態の管台による設置用スペーサの斜視図である。 本発明の第1の実施の形態の管台による天井用スペーサの斜視図である。 本発明の第2の実施の形態の管台による上部ブロック片及び上部ブロックの斜視図である。 本発明の第3の実施の形態の管台による上部ブロック片及び上部ブロックの斜視図である。
以下、本発明による管台の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、本発明は、この実施の形態により限定されるものではなく、また、下記の実施の形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一ものも含まれる。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態による管台1を用いて管材P1、P2を支持した状態の斜視図であって、この管台1は、ポリ塩化ビニルやポエチレン等の合成樹脂製からなり、上段のブロック1a、下段のブロック1b、設置用スペーサ2及び天井用スペーサ3で構成されている。
なお、管材が電線を保護する地中埋設管の場合は、電線が3本以上敷設されることが多く、したがって管材も敷設される電線数に合わせて多くなるが、ここでは、説明を簡単にするために、上下に配される2本の管材P1、P2が示されている。
上段のブロック1a等について説明する前に、図1に示される管台1の全体的な形状について説明する。この管台1は、第1管材P1を支持する上段のブロック1aを有するとともに、その上段のブロック1aの下側に位置する第2管材P2を支持する下段のブロック1bから構成されている。なお、この上段のブロック1aは、本発明の「上側に位置するブロック」に相当し、下段のブロック1bは、本発明の「下側に位置するブロック」に相当している。
下段のブロック1bの下側には、設置用スペーサ2が設けられ、また、上段のブロック1aの上側には、天井用スペーサ3が設けられている。なお、第1管材P1の支持において、その第1管材P1の上方を覆う必要がない場合は、天井用スペーサ3及び上段のブロック1aの後述する上部ブロック片A1を省略することができる。
本実施の形態の管台1の特徴は、図1中の上段のブロック1a及び下段のブロック1bの当接面、すなわち、上段のブロック1aの下面及び下段のブロック1bの上面の当接面の構造にある。この構造については、各ブロック1a、1bの説明で明らかになる。
以下、上段のブロック1a及び下段のブロック1bについて説明する。これらブロック1a,1bは、共に上部ブロック片A1及び下部ブロック片B1で構成されている。
図2は、上部ブロック片A1及び下部ブロック片B1の斜視図である。この図2において、下部ブロック片B1は、上部ブロック片A1に当接される面の構造の理解を容易にするために、その当接される面(下面Ba)を上にして示されている。なお、上部ブロック片A1は、図1中の上部ブロック片A1の姿勢に一致している。
先ず、上部ブロック片A1から説明すると、この上部ブロック片A1の全体形状は直方体を呈していて、その直方体の下部中央部分に管材P1、P2(管材P1、P2は同一形状であるので、以下、第1管材P1を例に説明する。)の軸心方向Cと直交する方向に縦断したときに表れる円の上半分に相当する形状の凹部4が設けられている。
上部ブロック片A1の上面Aaには、この上部ブロック片A1の凹部4と後述する下部ブロック片B1の凹部7で挟持される第1管材P1の軸心方向Cに対して所定の角度を付して延びる直線状の凹条溝5(第1の凹条溝)が設けられている。また、この上部ブロック片A1の上面Aaには、凹条溝5から所定距離だけ離れた位置に円状の突起6(第1の突起)が設けられている。なお、本実施の形態で上部ブロック片A1の凹部4及び下部ブロック片B1の凹部7で第1管材P1を挟持するというときは、両凹部4、7を合わせたときに形成される円状の空間内に第1管材P1を軸心方向Cに沿って自由に出し入れできる状態も含んでいる。
次に、下部ブロック片B1について説明する。この下部ブロック片B1の全体形状は直方体を呈していて、その直方体の下部中央部分に第1管材P1の軸心方向Cと直交する方向に縦断したときに表れる円の上半分に相当する形状の凹部7が設けられている。この凹部7は、上部ブロック片A1と組み合わされて使用されたとき、すなわち、図1に示されるように、図2の下部ブロック片B1が天地を逆にして使用されたときは、上部ブロック片A1の凹部4と協同して第1管材P1を挟持する円状の空間が形成される。
下部ブロック片B1の下面Baには、逆L字状の凹条溝8(第2の凹条溝)及び円状の突起9(第2の突起)が設けられている。逆L字状の凹条溝8は、上部ブロック片A1の突起6が摺動できるように構成され、突起9は上部ブロック片A1に設けられている凹条溝5内で摺動できるように構成されている。
上部ブロック片A1に設けられている凹条溝5及び突起6と、下部ブロック片B1に設けられる凹条溝8及突起9との位置関係は、下部ブロック片B1が図2に矢印aに示されるように天地を逆にし、上部ブロック片A1に設けられている凹条溝5内に下部ブロック片B1に設けられている突起9が摺動するときに(図2の矢印b参照)、上部ブロック片A1に設けられている突起6が下部ブロック片B1に設けられている凹条溝8内を摺動できるように決められている(図2の矢印c参照)。
上部ブロック片A1に設けられている凹条溝5及び突起6と下部ブロック片B1に設けられる凹条溝8及び突起9、6との嵌合は、上部ブロック片A1に設けられている凹部4又は下部ブロック片B1の凹部7に第1管材P1が挿入されている状態では第1管材P1の軸心方向Cの移動が禁止されるためにできず、したがって凹部4又は凹部7に第1管材P1が配設前にしか嵌合ができない特徴を有している。そして、上述の嵌合が行われた後に、凹部4又は凹部7に第1管材P1が配設さているときは、凹条溝5の延在方向が第1管材P1の軸心方向Cと角度を有しているので嵌合状態が解除されることがなくなる。このような嵌合状態は、上部ブロック片A1及び下部ブロック片B1の形状を逆にした場合も同様に得ることができる。すなわち、上部ブロック片A1に設けられている凹条溝5及び突起6を下部ブロック片B1に設け、下部ブロック片B1に設けられる凹条溝8及突起9を上部ブロック片A1に設けても同様に得ることができる。
なお、第1管材P1を挟持している上部ブロック片A1の下面Abと、下部ブロック片B1の上面Bbとが当接する面は、周知の管台と同様に、その当接する面の一方の面には、図示しないが凸が設けられているとともに、他方の面には、その凸に嵌合される凹に形成されている。したがって、第1管材P1を挟持した状態で上部ブロック片A1及び下部ブロック片B1がずれることはない。
図3に示される設置用スペーサ2は、図2に示される上部ブロック片A1から凹部4を除去し、その除去部分をフラットにした形状を呈している。そして、その上面には、上部ブロック片A1の上面に設けられていると凹条溝5と同様の凹条溝5a及び突起6と同様の突起6aが設けられている。したがって、この設置用スペーサ2は、下段のブロック1bの下側に位置する下部ブロック片B1に嵌合させることができる。
図4に示される天井用スペーサ3は、図2に示される下部ブロック片B1から凹部7を除去し、その除去部分をフラットにした形状を呈している。そして、その上面には、下部ブロック片B1の上面に設けられている凹条溝8と同様の凹条溝8a及び突起9と同様の突起9aが設けられている。したがって、この天井用スペーサ3は、上段のブロック1aの上側に位置する上部ブロック片A1に嵌合させることができる。
図1に示されるように、下段のブロック1bの下側には、設置用スペーサ2が設けられ、また、上段のブロック1aの上側には、天井用スペーサ3が設けられている。なお、天井用スペーサ3を必要としない場合は、天井用スペーサ3は省略され、また、第1管材P1の支持において、その第1管材P1の上方を覆う必要がない場合は、上段のブロック1aの上部ブロック片A1も省略される。
上記構成からなる上部ブロック片A1及び下部ブロック片B1を用いて、図1に示される上段のブロック1a及び下段のブロック1bからなる管台1を構成した場合は、上段のブロック1aの下部ブロック片B1の下面Baと、下段のブロック1bの上部ブロック片A1の上面Aaとの嵌合構造が第1管材P1の軸心方向Cに移動できないので、上側のブロック1aが下側のブロック1b上から外れるのを効果的に防止することができる。
(第2の実施の形態)
図5は、本発明の第2の実施の形態による管台に係る上部ブロック片A2及び下部ブロック片B2の斜視図である、これら上部ブロック片A2及び下部ブロック片B2の嵌合構造以外は、上述した上部ブロック片A1及び下部ブロック片B1を用いた管台1と同様である。したがって、上部ブロック片A2及び下部ブロック片B2の嵌合構造以外についての説明は省略する。
上部ブロック片A2の上面Aaには、その上面の中心位置Oを中心とした所定の半径を有する円上の一部に沿って設けられた円弧状の凹条溝15(第1の凹条溝)及びその凹条溝15に対向し、かつ、その所定の円上の一部に沿って設けられた円弧状の凸条部16が設けられている。
下部ブロック片B2の下面Baには、上部ブロック片A2の凹条溝15内に摺動する突起19及びその突起19がその凹条溝15内で摺動ができるように形成された円弧状の凹条溝18(第2の凹条溝)が設けられている。すなわち、突起19及び凹条溝18は、下部ブロック片B2の下面Baの中心位置Oを中心とした円上に設けられている。
上部ブロック片A2に設けられている凹条溝15及び凸条部16と、下部ブロック片B2に設けられる凹条溝18及突起19との位置関係は、下部ブロック片B2が図5に矢印aに示されるように天地を逆にし、上部ブロック片A2に設けられている凹条溝15内に下部ブロック片B2に設けられている突起19が摺動するときに(図5の矢印b参照)、上部ブロック片A2に設けられている凸条部16が下部ブロック片B2に設けられている凹条溝18内を摺動できるように決められている(図5の矢印c参照)。これにより、上部ブロック片A2の上面Aaの中心位置Oと、下部ブロック片B2の下面Baの中心位置Oとを合わせた状態で下部ブロック片B2を回動させると、上部ブロック片A2と下部ブロック片B2とを嵌合させることができる。
上記構成からなる部ブロック片A2及び下部ブロック片B2を用いた管台においても、嵌合構造が第1管材P1の軸心方向Cに移動できないので、図1に示される上側のブロック1aが下側のブロック1b上から外れるのを効果的に防止することができる。
(第3の実施の形態)
図6は、本発明の第3の実施の形態による管台に係る上部ブロック片A3及び下部ブロック片B3の斜視図である、これら上部ブロック片A3及び下部ブロック片B3の嵌合構造以外は、上述した上部ブロック片A1及び下部ブロック片B1を用いた管台1と同様である。したがって、上部ブロック片A3及び下部ブロック片B3の嵌合構造以外についての説明は省略する。
上部ブロック片A3の上面Aaには、第1管材P1の軸心方向Cに対して所定の角度を付して延びる直線状の凹条溝25(第1の凹条溝)、及びその凹条溝25から所定距離だけ離れ、かつ、平行に設けられた凸条部26が設けられている。
下部ブロック片B3の上面には、第1管材P1の軸心方向Cに対して所定の角度を付して延びる直線状の凹条溝28(第2の凹条溝)、及びその凹条溝28から所定距離だけ離れた位置に設けられ、上部ブロック片A3の凹条溝25内を摺動できる突起29が設けられている。
上部ブロック片A3に設けられている凹条溝25及び凸条部26と、下部ブロック片B2に設けられる凹条溝28及突起29との位置関係は、下部ブロック片B2が図5に矢印aに示されるように天地を逆にし、上部ブロック片A3に設けられている凹条溝25内に下部ブロック片B3に設けられている突起29が摺動するときに(図6の矢印b参照)、上部ブロック片A3に設けられている凸条部26が下部ブロック片B3に設けられている凹条溝28内を摺動できるように決められている(図6の矢印c参照)。
上記構成からなる部ブロック片A3及び下部ブロック片B3を用いた管台においても、嵌合構造が第1管材P1の軸心方向Cに移動できないので、図1に示される上側のブロック1aが下側のブロック1b上から外れるのを効果的に防止することができる。
以上、本発明による管台の実施の形態について説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
なお、上述の例では、管材は電線を保護する地中埋設管としたが他の用途の管材とすることもできる。また、上述の例では、管材は2本としたが、管材が3本の場合は上段のブロック1aの上にもう一つのブロックが載置され、また、管材が6本の場合は、3段に積層されたブロック群の隣に3段に積層されたブロック群が併設される。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。
P1、P2 管材
1 管台
1a 上段のブロック(上側に位置するブロック)
1b 下段のブロック(下側に位置するブロック)
2 設置用スペーサ
3 天井用スペーサ
4 凹部
5 凹条溝(第1の凹条溝)
5a 凹条溝
6 突起(第1の突起)
6a 突起
7 凹部
8 凹条溝(第2の凹条溝)
8a 凹条溝
9 突起(第2の突起)
9a 突起
15 凹条溝(第1の凹条溝)
16 突条部
18 凹条溝(第2の凹条溝)
19 突起
25 凹条溝(第1の凹条溝)
26 凸条
28 凹条溝(第2の凹条溝)
29 突起(第2の突起)
A1、A2、A3 上部ブロック片
B1、B2、B3 下部ブロック片
C 管材の軸心方向
O ブロック片の中心位置

Claims (3)

  1. 下部ブロック片に設けられている凹部と上部ブロック片に設けられている凹部とで管材の周囲を挟持して支持するブロックを複数個積層して構成される管台であって、
    下側に位置する前記ブロックの上部ブロック片の上面と、その上面に当接される上側に位置する前記ブロックの下部ブロック片の下面と、が雄雌継手により嵌合されてなり、
    その雄継手と雌継手は、前記管材の軸心方向に対して所定の角度を付した方向に沿って摺動することにより嵌合され
    前記上部ブロック片の上面及び前記ブロックの下部ブロック片の下面のいずれか一方の面には、
    前記両凹部で挟持される管材の軸心方向に対して所定の角度を付して延びる直線状の第1の凹条溝及びその第1の凹条溝から所定距離だけ離れた位置に第1の突起が設けられ、
    他方の面には、前記第1の凹条溝内に摺動する第2の突起及びその第2の突起の摺動を許可する範囲で前記第1の突起が摺動するように設けられている第2の凹条溝が設けられていることを特徴とする管台。
  2. 下部ブロック片に設けられている凹部と上部ブロック片に設けられている凹部とで管材の周囲を挟持して支持するブロックを複数個積層して構成される管台であって、
    下側に位置する前記ブロックの上部ブロック片の上面と、その上面に当接される上側に位置する前記ブロックの下部ブロック片の下面と、が雄雌継手により嵌合されてなり、
    その雄継手と雌継手は、前記管材の軸心方向に対して所定の角度を付した方向に沿って摺動することにより嵌合され、
    前記上部ブロック片の上面及び前記ブロックの下部ブロック片の下面のいずれか一方の面には、
    前記両凹部で挟持される管材の軸心方向に対して所定の角度を付して延びる直線状の第1の凹条溝及びその第1の凹条溝から所定距離だけ離れ、かつ、平行に設けられた凸条部が設けられ、
    他方の面には、前記第1の凹条溝内に摺動する突起及びその突起がその第1の凹条溝内を摺動できるように前記凸条部が摺動される直線状の第2の凹条溝が設けられていることを特徴とする管台。
  3. 下部ブロック片に設けられている凹部と上部ブロック片に設けられている凹部とで管材の周囲を挟持して支持するブロックを複数個積層して構成される管台であって、
    下側に位置する前記ブロックの上部ブロック片の上面と、その上面に当接される上側に位置する前記ブロックの下部ブロック片の下面と、が雄雌継手により嵌合されてなり、
    その雄継手と雌継手は、前記管材の軸心方向に対して所定の角度を付した方向に沿って摺動することにより嵌合され、
    前記上部ブロック片の上面及び前記ブロックの下部ブロック片の下面のいずれか一方の面には、
    前記一方の面の中心位置を中心とした所定の半径を有する円上の一部に沿って設けられた円弧状の第1の凹条溝及びその第1の凹条溝に対向し、かつ、その所定の円上の一部に沿って設けられた円弧状の凸条部が設けられ、
    他方の面には、前記第1の凹条溝内に摺動する突起及びその突起がその第1の凹条溝内で摺動ができるように前記凸条部が摺動される円弧状の第2の凹条溝が設けられていることを特徴とする管台。
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