JP6077364B2 - 車両構造 - Google Patents
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Description
同文献に記載の車両構造においては、リヤスライドドアのロアガイド用のレールケースが、車両下部のロッカ(サイドシル)内に配設されており、このロッカ内には、ロッカリインフォースも配設されている。このロッカリインフォースは、前部および後部の2つのリインフォースに分割して設けられ、かつ前部リインフォースをレールケースと連結することにより、前突荷重の伝達が図られるようにされている。前部リインフォースをレールケースに連結するための手段としては、それらとは別体の連結部材を利用し、前部リインフォースをレールケースの上面部に連結する手段が採用されている。前記連結部材は、センタピラーのリインフォースにも連結されており、前突荷重の入力時には、この荷重がレールケースの上面部に集中しないようにされている。
また、前記従来技術は、連結部材をセンタピラーにも連結させるものであるために、センタピラーを有しない車両には適切に採用することができない。
仮に、センタピラーとの連結を図ることなく、ただ単純に前部リインフォースとレールケースの上面部とを連結部材で連結するだけの構造を採用した場合には、レールケースの上面部の剛性をかなり高める必要がある。剛性が不足したのでは、前突荷重の入力時に大きく変形し、適切な荷重伝達ができない。これを防止すべくレールケースの上面部の剛性を高めるには、この部分の厚肉化などを図る必要があり、重量増加や製造コストの上昇を招いてしまう。
を有しており、前記レールケースは、このレールケースを構成する上側ケースパネルおよび下側ケースパネルに設けられている一対のフランジがこのレールケースの前部から車両前方に向けて突出した構成とされており、前記前部リインフォースの前記板部と前記レールケースの前記一対のフランジとは接合されていることを特徴としている。
第1に、前部リインフォースとレールケースとは直結されており、これらを連結するための専用部品は不要である。したがって、部品点数の削減による軽量化や製造コストの低減を好適に図ることができる。
第2に、前部リインフォースの後部は、断面ハット状であり、その剛性を高くすることが可能である。一方、レールケースの一対のフランジが設けられている箇所は、たとえばレールケースの上面部などと比較すると、その剛性が格段に高い部分である。したがって、前突荷重を受けた際に前記した各所が大きく変形するようなことはなく、荷重伝達を適切に行なわせることが可能である。このため、特許文献1とは異なり、センタピラーを有しない車両にも好適となる。
第3に、前部リインフォースと接合される一対のフランジとしては、上側ケースパネルと下側ケースパネルとの接合に利用されるものを用いることができる。このため、たとえばレールケースに特別な改良を加えるといった必要はない。レールケースを厚肉化するといった必要性もない。さらに、前部リインフォースの後部の略水平状の板部と、レールケースの一対のフランジとを接合する作業は容易に行なうことが可能である。このようなことから、製造コストの一層の低減を図ることができる。
図面において、矢印Frは車両前方を示し、矢印Ouは車幅方向外方を示し、矢印Upは上方を示す。
本発明は、センタピラーを有するタイプの車両にも適用できることは勿論である。
1 前部リインフォース(ロッカリインフォース)
2 後部リインフォース(ロッカリインフォース)
3 レールケース
4 ロッカ
7 ロアローラ用のストッパ片
10a 板部(前部リインフォースの)
30a 上側ケースパネル
30b 下側ケースパネル
Claims (2)
- ロッカリインフォースとして、前部リインフォースと、この前部リインフォースの車両後方側に位置する後部リインフォースとを備えており、
この後部リインフォースの上側領域に、リヤスライドドアのロアガイド用のレールケースが配設されている、車両構造であって、
前記前部リインフォースの少なくとも後部は、その形状が断面ハット状とされ、かつ横向き開口の取付け姿勢とされて略水平状の板部を有しており、
前記レールケースは、このレールケースを構成する上側ケースパネルおよび下側ケースパネルに設けられている一対のフランジがこのレールケースの前部から車両前方に向けて突出した構成とされており、
前記前部リインフォースの前記板部と前記レールケースの前記一対のフランジとは接合されていることを特徴とする、車両構造。 - 請求項1に記載の車両構造であって、
前記上側ケースパネルのうち、前記一対のフランジの近傍部分には、リヤスライドドアのロアローラ用のストッパ片が取り付けられ、かつこのストッパ片の下部は、前記後部リインフォースに接合されている、車両構造。
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