JP6076387B2 - シート状物の延伸機 - Google Patents
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Description
これにより、掴み装置はシート状物側のガイドレールに対してほぼ直角方向の姿勢を保って、案内されることが可能となる。
前記複数のガイドレールは、シート状物側の第1ガイドレールと反シート状物側の第2ガイドレールからなり、
前記等長リンク装置の折尺部を構成するリンクプレートを回転自在に接続するリンク軸の下方に前記第1ガイドレールで案内される第1リンク軸ホルダと、前記第2ガイドレールで案内される第2リンク軸ホルダを設けて、該第1リンク軸ホルダに第1ガイドレールに近接させて掴み装置を設け、
前記第2リンク軸ホルダと前記等長リンク装置の折尺部を形成するリンクプレートの間に一端側が挟まれて摺動するようにした連結プレートの他端側が、回転自在に接続されるリンク軸の下方に前記第1ガイドレールで案内される第3リンク軸ホルダを設けて、該第3リンク軸ホルダに第1ガイドレールに近接させて掴み装置を設けたことを特徴とする。
この同時二軸延伸機のシート状物1の端部を把持する複数(多数)の掴み装置2、22(掴み装置22は、図1では省略)をシート状物1の両側に具備した無端リンク装置3(図中リンクの一部並びにシート状物の上半分の無端リンクは省略)は、折尺状に形成された複数個(多数個)の等長リンク装置31より構成される。さらに、無端リンク装置3は、シート状物1の入口側スプロケット4で駆動される。そして、入口に設けられた開閉ガイド等の開閉手段(図示せず)により掴み装置2が開閉されてシート状物1を掴み、予熱区間(図示せず)で延伸に必要な温度に加熱される。
そして、各掴み装置2、22には、MD方向の延伸による反力が加わり、その反力の方向は、フィルムの進行方向X(延伸方向)と逆方向のシート状物1の入口側のスプロケット4の方向Y’となる。図示省略しているが、シート状物1の上半分の無端リンクの掴み装置2、22についても、同様に、MD方向の延伸による反力が矢印Y’方向に加わる。
なお、掴み装置2、22のうち、掴み装置22は、把持力が掴み装置2よりも小さいもの、具体的には、MD方向の把持力が小さいか、把持力のないものを使用することもでき、これにより、装置を簡略化することができる。
図2に示すリンク軸ホルダ10は、ガイドレール5を挟む一方の対をなす横ローラ12a、12dと、ガイドレール5を挟む他方の対をなす横ローラ12b、12cを有する。上記構成のリンク軸ホルダ10は、ガイドレール5に沿って多数並べて配置されている。一方、リンク軸ホルダ11は、ガイドレール6を挟む1対の横ローラ13を有し、ガイドレール6に沿って多数並べて配置されている。
図7の参考例では、リンク軸8がガイドレール5の中心の真上に配置されている。
これに対し、図3の本実施例では、リンク軸8がガイドレール5の中心からガイドレール6側に外れた位置に設けられている。
このようにリンク軸8がガイドレール5の中心から外れていると、その外れた分、掴み装置の取付部17をガイドレール5に接近させて、突出距離を小さくできる。図3では、取付部17の突出距離を小さくすることで、シート状物の延伸時の撓みを少なくすることができる。
図7の参考例では、掴み装置の取付部17がガイドレール5から距離L2だけ突出し、図3の本実施例では取付部17がガイドレール5から距離L1だけ突出しており、L1<L2となる。
本実施例では、リンク軸ホルダ10に隣り合う横ローラを上下にずらし、かつ重ねて設けることにより、ガイドレール5に沿った上記設置スペースを抑制している。
具体的には、第2リンク軸ホルダ11と等長リンク装置31の折尺部を形成するリンクプレート15の間に一端側が挟まれて摺動するようにした連結プレート18の他端側が、回転自在に接続されるリンク軸19の下方に第1ガイドレール5で案内される第3リンク軸ホルダ20を設け、第3リンク軸ホルダ20のリンク軸19を第1ガイドレール5から第2ガイドレール6側に外れた位置に設け、第3リンク軸ホルダ20の下方に第1ガイドレール5を挟んで転動する1対の横ローラ21と第1ガイドレール5に近接させて掴み装置22を設けるようにする。
ここで、第3リンク軸ホルダ20には、シート状物側に突出(ほぼ垂直に突出)して取付部23が形成され、この取付部23に掴み装置22が設けられている。
これにより、前記特許文献2の掴み装置2に加え、その中間位置に掴み装置22を配設することにより、掴み装置2、22のピッチが小さくなる(掴み装置2のピッチの1/2になる。)ことでシート状物を小さなピッチで掴むことができ、延伸時に高精度な延伸によりシート状物の品質を高く維持することができる。
このように、掴み装置2、22は、ガイドレールに対し、入口側スプロケット4の場所においてシート状物を掴んだ姿勢の状態を維持しながら延伸動作を行うことになり、シート状物の把持部分が回転(ツイスト)せずシート状物1が破れることがない。
2 掴み装置
3 無端リンク装置
4 入口側スプロケット
5 一方のガイドレール
6 他方のガイドレール
7 出口側スプロケット
8 リンク軸
9 リンク軸
10 リンク軸ホルダ
11 リンク軸ホルダ
12、12a〜12d 2対の横ローラ
12a、12c 対角同士の横ローラ
12b、12d 対角同士の横ローラ
13 横ローラ
13 1対の横ローラ
15、16 リンクプレート
17 掴み装置の取付部
18 連結プレート
19 リンク軸
20 リンク軸ホルダ
21 横ローラ
22 掴み装置
23 掴み装置の取付部
31 等長リンク装置
Claims (6)
- シート状物の端部を把持する複数の掴み装置を前記シート状物の両側端に具備した無端リンク装置を設け、この無端リンク装置は折尺状に形成された複数個の等長リンク装置よりなり、入口側又は出口側のスプロケットにより駆動され、前記入口側スプロケットから送り出され進行方向に末広がり状に配置された複数のガイドレールに案内されてシート状物を延伸した後シート状物を外し、前記出口側スプロケットを介して前記入口側スプロケットに戻るように構成されたシート状物の延伸機において、
前記複数のガイドレールは、シート状物側の第1ガイドレールと反シート状物側の第2ガイドレールからなり、
前記等長リンク装置の折尺部を構成するリンクプレートを回転自在に接続するリンク軸の下方に前記第1ガイドレールで案内される第1リンク軸ホルダと、前記第2ガイドレールで案内される第2リンク軸ホルダを設けて、該第1リンク軸ホルダに第1ガイドレールに近接させて掴み装置を設け、
前記第2リンク軸ホルダと前記等長リンク装置の折尺部を形成するリンクプレートの間に一端側が挟まれて摺動するようにした連結プレートの他端側が、回転自在に接続されるリンク軸の下方に前記第1ガイドレールで案内される第3リンク軸ホルダを設けて、該第3リンク軸ホルダに第1ガイドレールに近接させて掴み装置を設けたことを特徴とするシート状物の延伸機。 - 請求項1記載のシート状物の延伸機において、前記第1リンク軸ホルダのリンク軸を第1ガイドレールから第2ガイドレール側に外れた位置に設けるとともに、第2リンク軸ホルダのリンク軸を第2ガイドレールのほぼ真上の位置に設け、第3リンク軸ホルダのリンク軸を第1ガイドレールから第2ガイドレール側に外れた位置に設けたことを特徴とするシート状物の延伸機。
- 請求項1又は2記載のシート状物の延伸機において、第1リンク軸ホルダの下方に第1ガイドレールを挟んで転動する2対の横ローラを、第2リンク軸ホルダの下方に第2ガイドレールを挟んで転動する1対の横ローラを、第3リンク軸ホルダの下方に第1ガイドレールを挟んで転動する1対の横ローラを、それぞれ設けたことを特徴とするシート状物の延伸機。
- 請求項1〜3のいずれかに記載のシート状物の延伸機において、第1リンク軸ホルダの2対の横ローラ及び第3リンク軸ホルダの1対の横ローラが第1ガイドレールに接触することにより掴み装置の姿勢が規制された状態で第1ガイドレールに沿って案内されることを特徴とするシート状物の延伸機。
- 請求項1〜4のいずれかに記載のシート状物の延伸機において、前記掴み装置は第1ガイドレールに対してほぼ直角方向の姿勢を保って、案内されることを特徴とするシート状物の延伸機。
- 請求項1〜5のいずれかに記載のシート状物の延伸機において、第2リンク軸ホルダは1対の横ローラによりガイドレールに対して姿勢が変化可能に案内されることを特徴とするシート状物の延伸機。
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