JP6075076B2 - 主軸装置 - Google Patents
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Description
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、より確実にびびり振動を抑制することができる主軸装置を提供することを目的とする。
(請求項3)本手段に係る主軸装置は、主軸台と、前記主軸台に対して回転可能に支持される主軸と、前記主軸に保持される回転工具と、前記回転工具自身の動剛性に応じて前記主軸台に対する前記主軸の動剛性を調整する調整機構と、前記主軸台に対して前記主軸を回転可能に支持する軸受と、を備える。
前記主軸装置は、前記主軸台に対して前記主軸の軸方向に移動することにより前記主軸台からの突き出し量を変化可能な軸方向移動体を備える。前記軸受は、前記軸方向移動体に対して前記主軸を回転可能に支持する。前記調整機構は、前記軸受による動剛性を調整することにより、前記主軸台に対する前記主軸の動剛性を調整する。前記調整機構は、前記回転工具自身の動剛性および前記軸方向移動体の前記突き出し量に応じて、前記軸受による動剛性を調整する。
(請求項4)また、調整機構は、軸方向移動体の突き出し量が長いほど軸受による動剛性を高くするとよい。
(請求項5)また、主軸装置は、主軸の軸方向に配列された複数の軸受を備え、調整機構は、複数の軸受の中で最も回転工具側に配置される軸受による動剛性を調整するとよい。
(請求項7)また、本手段に係る他の主軸装置は、主軸台と、前記主軸台に対して回転可能に支持される主軸と、前記主軸に保持される回転工具と、前記回転工具自身の動剛性に応じて前記主軸台に対する前記主軸の動剛性を調整する調整機構とを備え、調整機構は、回転工具自身の動剛性が低いほど突き出し量を長くする。
(請求項11)また、主軸装置は、主軸台に対して主軸の軸方向に移動することにより主軸台からの突き出し量を変化可能な軸方向移動体を備え、片持ち梁として振動する部位は、回転工具、軸方向移動体および主軸のうち、主軸台から突き出す部位としてもよい。
(請求項5)複数の軸受のうち最も回転工具側に配置される軸受を調整することで、効果的にびびり振動を抑制できる。すなわち、当該軸受の動剛性の僅かな調整により、びびり振動を抑制できる。
(請求項10)片持ち梁として振動する部位を、回転工具と、主軸のうち回転工具側の一部分とすることで、容易に、当該振動する部位の動剛性を高くすることができる。
(請求項11)片持ち梁として振動する部位を、主軸台から突き出す部位とすることで、確実に主軸の動剛性を調整できる。
第一実施形態の主軸装置は、例えば、横型マシニングセンタの主軸装置に適用される。主軸装置について、図1を参照して説明する。図1に示すように、主軸装置は、主軸台10と、主軸20と、複数の軸受31〜34と、回転工具40と、モータ(図示せず)と、予圧調整機構50とを備える。
次に、第二実施形態の主軸装置について説明する。主軸装置は、横中ぐり装置の主軸装置に適用する。横中ぐり装置は、図7〜図9を参照して説明する。横中ぐり装置は、ベッド110上に主軸台120が固定され、主軸台120に対して水平方向にクイル130が軸方向に移動する。クイル130の中には、主軸150が、軸受141〜144によってクイル130に対して回転可能に支持されている。主軸150の端には工具160が保持されている。一方、ベッド110上には、工具160に対向する位置に、工作物170が固定されている。なお、本実施形態においては、軸方向移動体としてクイル130を用いる例をあげるが、ラムを適用することもできる。
第三実施形態の主軸装置は、第二実施形態の横中ぐり装置の構成にさらに、工作物170の支持体が主軸150の軸方向に移動可能である場合とする。図13および図14に示すように、クイル130の突き出し量に応じて、主軸台120に対して片持ち梁として振動する部位G,Hの動剛性が異なることは、第二実施形態にて説明したとおりである。ここで、片持ち梁として振動する部位G,Hは、主軸台120から突き出す部位である。
次に、第四実施形態の主軸装置について説明する。本実施形態においては、第三実施形態と同様の構成を適用する。本実施形態における調整処理について、図16を参照して説明する。
Claims (11)
- 主軸台と、
前記主軸台に対して回転可能に支持される主軸と、
前記主軸に保持される回転工具と、
前記回転工具自身の動剛性に応じて前記主軸台に対する前記主軸の動剛性を調整する調整機構と、
前記主軸台に対して前記主軸を回転可能に支持する軸受と、
を備え、
前記調整機構は、前記軸受による動剛性を調整することにより、前記主軸台に対する前記主軸の動剛性を調整し、
前記調整機構は、前記回転工具自身の動剛性が低いほど前記軸受による動剛性を低くする、主軸装置。 - 前記主軸装置は、前記主軸台に対して前記主軸の軸方向に移動することにより前記主軸台からの突き出し量を変化可能な軸方向移動体を備え、
前記軸受は、前記軸方向移動体に対して前記主軸を回転可能に支持し、
前記調整機構は、前記回転工具自身の動剛性および前記軸方向移動体の前記突き出し量に応じて、前記軸受による動剛性を調整する、請求項1の主軸装置。 - 主軸台と、
前記主軸台に対して回転可能に支持される主軸と、
前記主軸に保持される回転工具と、
前記回転工具自身の動剛性に応じて前記主軸台に対する前記主軸の動剛性を調整する調整機構と、
前記主軸台に対して前記主軸を回転可能に支持する軸受と、
を備え、
前記主軸装置は、前記主軸台に対して前記主軸の軸方向に移動することにより前記主軸台からの突き出し量を変化可能な軸方向移動体を備え、
前記軸受は、前記軸方向移動体に対して前記主軸を回転可能に支持し、
前記調整機構は、前記軸受による動剛性を調整することにより、前記主軸台に対する前記主軸の動剛性を調整し、
前記調整機構は、前記回転工具自身の動剛性および前記軸方向移動体の前記突き出し量に応じて、前記軸受による動剛性を調整する、主軸装置。 - 前記調整機構は、前記軸方向移動体の前記突き出し量が長いほど前記軸受による動剛性を高くする、請求項2または3の主軸装置。
- 前記主軸装置は、前記主軸の軸方向に配列された複数の前記軸受を備え、
前記調整機構は、複数の軸受の中で最も前記回転工具側に配置される軸受による動剛性を調整する、請求項1〜4の何れか一項の主軸装置。 - 主軸台と、
前記主軸台に対して回転可能に支持される主軸と、
前記主軸に保持される回転工具と、
前記回転工具自身の動剛性に応じて前記主軸台に対する前記主軸の動剛性を調整する調整機構と、
前記主軸台に対して前記主軸の軸方向に移動することにより前記主軸台からの突き出し量を変化可能な軸方向移動体と、
を備え、
前記調整機構は、前記突き出し量を調整することにより、前記主軸台に対する前記主軸の動剛性を調整する、主軸装置。 - 前記調整機構は、前記回転工具自身の動剛性が低いほど前記突き出し量を長くする、請求項6の主軸装置。
- 主軸台と、
前記主軸台に対して回転可能に支持される主軸と、
前記主軸に保持される回転工具と、
前記回転工具自身の動剛性に応じて前記主軸台に対する前記主軸の動剛性を調整する調整機構と、
前記主軸台に対して前記主軸の軸方向に移動することにより前記主軸台からの突き出し量を変化可能な軸方向移動体と、
前記軸方向移動体に対して前記主軸を回転可能に支持する軸受と、
を備え、
前記調整機構は、前記軸受による動剛性を調整することおよび前記突き出し量を調整することにより、前記主軸台に対する前記主軸の動剛性を調整する、主軸装置。 - 主軸台と、
前記主軸台に対して回転可能に支持される主軸と、
前記主軸に保持される回転工具と、
前記回転工具自身の動剛性に応じて前記主軸台に対する前記主軸の動剛性を調整する調整機構と、
を備え、
前記調整機構は、前記回転工具自身の動剛性が低いほど、前記回転工具を含み前記主軸台に対して片持ち梁として振動する部位の動剛性を高くするように、前記主軸台に対する前記主軸の動剛性を調整する、主軸装置。 - 片持ち梁として振動する前記部位は、前記回転工具と、前記主軸のうち前記回転工具側の一部分とである、請求項9の主軸装置。
- 前記主軸装置は、前記主軸台に対して前記主軸の軸方向に移動することにより前記主軸台からの突き出し量を変化可能な軸方向移動体を備え、
片持ち梁として振動する前記部位は、前記回転工具、前記軸方向移動体および前記主軸のうち、前記主軸台から突き出す部位である、請求項9の主軸装置。
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