JP6074856B2 - 照明器具 - Google Patents

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Description

本発明は、照明器具に関するものである。
従来から、電気的な光源を有する灯体が、いわゆるジンバル構造によって支持されることで、灯体の向きが可変とされた照明器具が提供されている(例えば、特許文献1参照)。
この種の照明器具として、例えば図9のようなものがある。この照明器具は、灯体1と、灯体1を光源(図示せず)の光軸に交差(直交)する第1回転軸周りに回転可能に支持する回転枠2とを3組備える。光源としては例えば発光ダイオードなどの周知の電気的な光源を用いることができ、上記のような灯体1は周知技術で実現可能であるので説明は省略する。また、上記の照明器具は、各回転枠2を第1回転軸に交差(直交)する第2回転軸周りに回転可能に支持する支持枠3を備える。回転枠2は例えば樹脂からなり、支持枠3は例えば金属板からなる。支持枠3は上下方向から見て長方形状であって、3個の回転枠2は、支持枠3の長手方向に並べて取り付けられている。また、回転枠2は、灯体1において光源の光が出射する方向の端部である下端部を囲む円環形状とされている。回転枠2は、第1の径方向の両端部がそれぞれ灯体1に対して回転可能に連結されるとともに、第1の径方向に直交する第2の径方向の両端部がそれぞれ支持枠3の短手方向の一端部ずつに対して回転可能に連結されている。つまり、上記の第2回転軸は、支持枠3の短手方向に平行となっている。また、上記の第1回転軸は、支持枠3に対し、第2回転軸に直交する面内(つまり、支持枠3の長手方向と上下方向とに平行な面内)で回転可能となっている。
上記の照明器具は、図10に示すように、天井材7に設けられた埋込穴70に埋込配設される。天井材7は、コンクリートなどの造営材(図示せず)との間に隙間(いわゆる配線スペース)を開けて配置されて天井面を構成する板材である。上記の照明器具は、灯体1よりも上側において埋込穴70内の天井(造営材)に吊下げ支持される天板4と、この天板4と上記の支持枠3とを相互に連結する連結体5とを備える。天板4と連結体5とはそれぞれ例えば金属板からなる。天板4は、厚さ方向を上下方向に向けた長方形状の主片41と、主片41の短手方向の両端からそれぞれ下方に突設された側片42とを有する。また、天板4の主片41は上方から見て支持枠3に重なる寸法形状であって、天板4は主片41の四隅付近においてそれぞれ連結体5を介して支持枠3の四隅付近に連結されている。さらに、天板4は、天井材7の上側の造営材(図示せず)から垂下されたアンカーボルト71を上方から挿通されるボルト挿通穴40を長手方向の両端部に有する。ボルト挿通穴40に挿通されたアンカーボルト71は、天板4の下側においてナット72にねじ込まれる。このナット72によって、天板4は天井(造営材)から吊下げ支持される。ナット72の上面と天板4の下面との間には座金73が配置される。さらに、連結体5には、4個の取付金具6が上下にスライド可能に取り付けられており、上記の照明器具は、上記の取付金具6が天井材7の上面に当接することによっても支持される。連結体5に対する取付金具6の取付は、例えば、連結体5に設けられたT字型の取付穴50への嵌め込みにより達成される。この場合、取付金具6は、取付穴50において幅の広い上端部に挿入された後、図9に矢印A4で示すように下方へスライドされる。支持枠3は、上下方向に開口した角筒形状であって各回転枠2をそれぞれ支持するとともに埋込穴70に挿通される筒部31と、筒部31の下端から外向きに突設された環形状であって天井材7の下面(天井面)に当接する鍔部32とを有する。
実用新案登録第3066834号公報
灯体1の光軸方向での寸法が支持枠3の上下方向での寸法よりも大きいことや、支持枠3の下方への灯体1の突出寸法が大きくなることは好ましくないことなどの理由により、灯体1は、上端部を支持枠3の上方へ突出させる形で保持される。つまり、支持枠3に対する灯体1の回転に伴って、灯体1の上端部は水平方向に変位する。従って、灯体1を支持枠3に対して回転させる際に、連結体5が灯体1の上端部に干渉してしまう場合があった。例えば、図9の左端の灯体1のように、上端部が支持枠3の筒部31から長手方向に突出した灯体1を回転枠2に対して回転させようとすると、灯体1の上端部に連結体5が干渉(当接)してしまう。
本発明は、上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、灯体に対する連結体の干渉を避けることができる照明器具を提供することにある。
本発明の照明器具は、電気的な光源を有する灯体と、前記灯体を前記光源の光軸に交差する第1回転軸周りに回転可能に支持する回転枠と、前記回転枠を前記第1回転軸に交差する第2回転軸周りに回転可能に支持する支持枠と、前記灯体よりも上側において天井から吊下げ支持される天板と、前記天板と前記支持枠とを相互に連結する連結体とを備え、前記連結体は、前記天板と前記支持枠とに対してそれぞれ変位可能に連結されていることを特徴とする。
上記の照明器具において、前記連結体は、前記支持枠に対し上下方向に交差する所定のスライド方向に変位可能に連結された第1連結部と、前記天板に対して前記スライド方向に変位可能に連結された第2連結部と、前記第1連結部と前記第2連結部との間に介在する本体部とを備え、前記支持枠と前記第1連結部とには、互いに当接することで前記支持枠から前記スライド方向への前記第1連結部の脱落を防止する第1脱落防止部が設けられ、前記天板と前記第2連結部とには、互いに当接することで前記天板から前記スライド方向への前記第2連結部の脱落を防止する第2脱落防止部が設けられていてもよい。
上記の照明器具において、前記連結体は、前記支持枠から水平方向には突出しないことが望ましい。
上記の照明器具において、前記連結体は、前記支持枠と前記天板とに対し、上下方向に平行な軸周りに回転可能に連結されていてもよい。
上記の照明器具において、前記支持枠と前記天板との少なくとも一方には、前記連結体に当接することで前記連結体の回転範囲を制限する制限部が設けられていてもよい。
本発明によれば、灯体の向きを変更する際には、連結体を支持枠や天板に対して適宜変位させることで、灯体に対する連結体の干渉を避けることができる。
(a)(b)はそれぞれ本発明の実施形態1を示す斜視図であり、(a)は各連結体がそれぞれ可動範囲の一端にある状態を示し、(b)は各連結体がそれぞれ可動範囲の他端にある状態を示す。 同上の要部を示す、一部破断した斜視図である。 同上における天板の要部を示す斜視図である。 (a)(b)はそれぞれ本発明の実施形態2を示す斜視図であり、(a)は各連結体がそれぞれ可動範囲の一端にある状態を示し、(b)は各連結体がそれぞれ可動範囲の中央部にある状態を示す。 同上の要部を示す斜視図である。 (a)(b)はそれぞれ本発明の実施形態3を示す斜視図であり、(a)は各連結体がそれぞれ可動範囲の一端にある状態を示し、(b)は各連結体がそれぞれ可動範囲の他端にある状態を示す。 同上の要部を示す分解斜視図である。 同上の要部を示す斜視図である。 従来の照明器具が埋込配設された状態を示す斜視図である。 同上を埋込配設する方法を示す説明図である。
本発明の照明器具は、電気的な光源を有する灯体1と、灯体1を光源の光軸に交差する第1回転軸周りに回転可能に支持する回転枠2と、回転枠2を第1回転軸に交差する第2回転軸周りに回転可能に支持する支持枠3とを備える。また、本発明の照明器具は、灯体1よりも上側において天井から吊下げ支持される天板4と、天板4と支持枠3とを相互に連結する連結体5とを備える。連結体5は、天板4と支持枠3とに対してそれぞれ変位可能に連結されている。
連結体5は、支持枠3から水平方向には突出しないことが好ましい。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施形態1)
本実施形態の基本構成は図9及び図10で説明した従来例と共通であるので、共通する部分については説明を省略する。
本実施形態においては、図1(a)(b)に示すように、支持枠3と天板4との長手方向の両側に1個ずつ設けられた連結体5が、それぞれ、支持枠3と天板4とに対して長手方向に平行移動(スライド)自在に連結されている。以下、図1(a)のABCDEF方向を上下左右前後方向と呼ぶ。つまり、支持枠3と天板4との長手方向を左右方向と呼び、支持枠3と天板4との短手方向を前後方向と呼ぶ。
具体的に説明すると、各連結体5は、それぞれ、長方形枠状であって長手方向を上下方向に向け短手方向を前後方向に向けて支持枠3と天板4との左右方向(長手方向)の一方側に位置する本体部53を備える。取付金具6は、本体部53の前後両側に取り付けられる。取付金具6の取付は、例えば、本体部53に設けられたT字型の取付穴50への嵌め込みにより達成される。
また、本体部53の下端部の前後両端部には、それぞれ、本体部53から左右方向のうち他方の連結体5に近づく方向に突出して前後方向において支持枠3の筒部31を挟む第1連結部51が設けられている。各第1連結部51にはそれぞれ左右に長い貫通穴である第1連結穴510が設けられている。支持枠3の筒部31の前後両面において左右両端部には、それぞれ2個ずつのねじ33が、第1連結穴510を貫通する形で左右に並べてねじ込まれている。第1連結穴510は、ねじ33の頭部を挿通不可能な程度に幅寸法(上下方向の寸法)を小さくされている。つまり、各ねじ33が、それぞれ第1連結穴510の周縁において第1連結部51に当接することで、支持枠3に対する連結体5の可動範囲が制限されるとともに、支持枠3からの連結体5の脱落が防止される。すなわち、ねじ33と第1連結部51(第1連結穴510の周縁部)とが、それそれ第1脱落防止部である。また、各ねじ33が第1連結穴510内で左右に変位することで、連結体5は支持枠3に対して所定のスライド方向である左右方向に平行移動(スライド)可能となっている。
さらに、本体部53の上端部の前後両端部には、それぞれ、本体部53から左右方向のうち他方の連結体5に近づく方向に突出して前後方向において天板4を挟む第2連結部52が設けられている。各第2連結部52にはそれぞれ左右に長い貫通穴である第2連結穴520が設けられている。天板4の各側片42において左右両端部には、それぞれ2個ずつのねじ43が、図2に示すように第2連結穴520を貫通する形で左右に並べてねじ込まれている。第2連結穴520は、ねじ43の頭部を挿通不可能な程度に幅寸法(上下方向の寸法)を小さくされている。つまり、各ねじ43が、それぞれ第2連結穴520の周縁において第2連結部52に当接することで、天板4に対する連結体5の可動範囲が制限されるとともに、天板4からの連結体5の脱落が防止される。すなわち、ねじ43と第2連結部52(第2連結穴520の周縁部)とが、それそれ第2脱落防止部である。また、各ねじ43が第2連結穴520内で左右に変位することで、連結体5は天板4に対して所定のスライド方向である左右方向に平行移動(スライド)可能となっている。さらに、第2連結部52は、第2連結穴520を有して厚さ方向を左右方向に向けた主片521と、主片521の上端から天板4の上側へ突設された上片522と、主片521の下端から天板4の下側へ突設された下片523とを有する。また、下片523の先端部には、主片521との間に天板4の側片42を挟む挟み片524が上方に突設されている。つまり、上片522と下片523との間に天板4が挟まれることや、主片521と挟み片524との間に天板4の側片42が挟まれることで、天板4に対する連結体5のがたつきが抑えられている。また、図3に示すように、天板4の側片42の左右方向の両端部には、それぞれ前後方向の外向きに弾性的に突出するように屈曲された係合片44が設けられている。第2連結部52において主片521には、係合片44が係入する係合穴525が設けられている。天板4から長手方向への連結体5の突出寸法が最も大きくなったときに、図2に示すように係合穴525に係合片44が係入するように、係合穴525と係合片44との位置は設計されている。上記のように係合穴525に係合片44が係入した状態では、天板4に対する連結体5のがたつきが抑えられる。
上記構成によれば、埋込穴70への埋込配設の際には図1(a)のように各連結体5の位置をそれぞれ支持枠3の鍔部32よりも水平方向には突出しないような位置とすることができる。また、灯体1の向きを変更する際には、図1(a)に矢印A1で示すように各連結体5を左右方向の外側へ変位させて図1(b)の状態とすることで、灯体1に対する連結体5の干渉を避けることができる。
なお、連結体5に対する天井材7の干渉が発生しないように(つまり、連結体5が確実に天井材7よりも上側に位置するように)、連結体5の下端と支持枠3の鍔部32との距離は、想定される天井材7の厚さ寸法の最大値よりも大きくされている。
(実施形態2)
本実施形態の基本構成は実施形態1と共通であるので、共通する部分についての説明は省略する。
本実施形態は、図4(a)(b)に示すように、連結体5として、それぞれ支持枠3と天板4とに対して左右に平行移動(スライド)可能なものを、支持枠3と天板4との前後両側に2個ずつ、合計4個備える。各連結体5は、それぞれ、支持枠3に対して左右にスライド可能に連結された第1連結部51と、天板4に対して左右にスライド可能に連結された第2連結部52と、第1連結部51と第2連結部52との間に介在する本体部53とを備える。
また、支持枠3の筒部31の前後の壁において左右両端部には、それぞれ左右に長い貫通穴である連結穴310が設けられている。第1連結部51は、厚さ方向を前後方向に向けた扁平な形状であって、第1ボルト541を前後方向の外側から挿通されている。この第1ボルト541は、支持枠3の連結穴310にも挿通され、支持枠3の内側においてナット(図示せず)にねじ込まれる。そして、第1ボルト541が連結穴310内で左右に変位することで、連結体5は支持枠3に対して所定のスライド方向である左右方向に平行移動(スライド)可能となっている。つまり、第1ボルト541と、支持枠3の筒部31(連結穴310の周縁部)とが、本実施形態における第1脱落防止部である。支持枠3の連結穴310の幅寸法(上下方向の寸法)は、上記のナットを挿通不可能な程度に小さくされている。
さらに、天板4の側片42において左右両端部には、それぞれ左右に長い貫通穴である連結穴420が設けられている。第2連結部52は、図5に示すように、厚さ方向を前後方向に向けた主片521と、主片521の上端から前後方向の内向きに突設されて天板4の上側に位置する上片522とを有する。また、第2連結部52の主片521には、前後方向の内側から天板4の連結穴420に挿通された第2ボルト542がねじ込まれている。そして、この第2ボルト542が連結穴310内で左右に変位することで、連結体5は支持枠3に対して所定のスライド方向である左右方向に平行移動(スライド)可能となっている。つまり、第2ボルト542と、天板4の側片42(連結穴420の周縁部)とが、本実施形態における第2脱落防止部である。天板4の連結穴420の幅寸法(上下方向の寸法)は、第2ボルト542の頭部を挿通不可能な程度に小さくされている。
また、連結体5の本体部53は、一部が第1連結部51や第2連結部52よりも前後方向の内側に突出し、支持枠3の筒部31の上端と天板4の側片42の下端との間に挟まれる。そして、連結体5の本体部53は、第1ボルト541の中心軸に対して左右方向の互いに異なる側に位置する2点で支持枠3の上端に当接するとともに、第2ボルト542の中心軸に対して左右方向の互いに異なる側に位置する2点で側片42の下端に当接する。これにより、支持枠3や天板4に対する連結体5の回転であっていずれかのボルト541,542を軸とした回転は禁止されている。
さらに、連結体5の各連結部51,52は、本体部53に対し、スライド方向である左右方向へは突出しない寸法形状とされている。これにより、連結体5は、可動範囲内のどの位置であっても、支持枠3や天板4から左右方向(スライド方向)へは突出しない。また、連結体5は、可動範囲内のどの位置であっても、支持枠3の鍔部32よりも水平方向には突出しない。
上記構成によれば、灯体1の向きを変更する際には、各連結体5を支持枠3や天板4に対して適宜変位させることで、灯体1に対する連結体5の干渉を避けることができる。例えば、中央の灯体1の向きを変更する際には、図4(a)に矢印A2で示すように各連結体5をそれぞれ左右方向の外向きに変位(スライド)させて図4(b)の状態とすれば、中央の灯体1に対する各連結体5の干渉を避けることができる。また、左右両端の灯体1の向きを変更する際には、上記とは逆に、各連結体5をそれぞれ左右方向の内向きに変位(スライド)させて図4(a)の状態とすればよい。
ここで、実施形態1では、連結体5は、灯体1に対する干渉を避けるように変位した図1(b)の状態では、支持枠3の鍔部32よりも水平方向(左右方向)に突出する。つまり、実施形態1の照明器具は、上記のように連結体5を変位させたままでは、支持枠3の鍔部32よりも小さい寸法形状の埋込穴70に対する出し入れができない。実施形態1における連結体5の変位は、埋込配設後に、例えば灯体1や回転枠2をいったん取り外して支持枠3を通じて手を差し入れることで行うことができる。すなわち、実施形態1では、灯体1の向きを、埋込配設の前に予め調整しておくことができない。
これに対し、本実施形態では、連結体5を変位させても支持枠3の鍔部32よりも水平方向には突出しないから、灯体1に対する干渉を避けるように連結体5を変位させた状態のままで埋込穴70に対する出し入れを行うことができる。つまり、灯体1の向きを、埋込配設の前に予め調整しておくことができる。
ただし、実施形態1の図1(b)の状態のように支持枠3から水平方向に突出する位置に連結体5を変位可能としたほうが、全ての灯体1に対して同時に連結体5の干渉を避けることが比較的に容易であるという利点がある。
(実施形態3)
本実施形態の基本構成は実施形態1と共通であるので、共通する部分についての説明は省略する。
本実施形態は、図6(a)(b)に示すように、連結体5として、それぞれ支持枠3と天板4とに対して上下方向に平行な軸周りに回転可能なものを、支持枠3と天板4との左右両端部に2個ずつ、合計4個備える。
具体的に説明すると、各連結体5は、図7に示すように、互いに同軸の筒形状の第1連結部51及び第2連結部52と、連結部51,52間に介在する本体部53とを備える。本体部53は、第1連結部51から径方向に突出する第1腕部531と、第2連結部52から径方向に突出する第2腕部532と、第1腕部531の先端部と第2腕部532の先端部とを相互に連結する胴部533とを有する、全体としてU字形状である。
また、支持枠3の筒部31の四隅には、それぞれ下側回転軸35が上方に突設されており、第1連結部51は、下側回転軸35を挿通されることで、支持枠3に対し、上下方向に平行な軸周りに回転可能に連結されている。下側回転軸35は、例えば、軸方向を上下方向に向けて支持枠3に上方からねじ込まれたボルトからなる。
さらに、天板4の主片41の四隅には、それぞれ上側回転軸45が下方に突設されており、第2連結部52は、上側回転軸45を挿通されることで、天板4に対し、上下方向に平行な軸周りに回転可能に連結されている。上側回転軸45は、例えば、軸方向を上下方向に向けて天板4の主片41に上方から挿通されたボルトと、天板4の主片41の下側において上記のボルトがねじ込まれるブラインドナットとからなる。
また、支持枠3の筒部31の四隅には、それぞれ、図8に示すように、連結体5の第1腕部531に当接することで、支持枠3に対する連結体5の可動範囲(回転範囲)を制限する制限部34が設けられている。
上記構成によれば、埋込穴70への埋込配設の際には図6(a)のように各連結体5の位置をそれぞれ支持枠3の鍔部32よりも水平方向には突出しないような位置とすることができる。また、灯体1の向きを変更する際には、図6(b)に矢印A3で示すように胴部533を左右方向の外側へ変位させる向きに各連結体5を回転させることで、灯体1に対する連結体5の干渉を避けることができる。
なお、連結体5が天井材7に干渉しないように(つまり、連結体5が確実に天井材7よりも上側に位置するように)、連結体5の下端と支持枠3の鍔部32との距離は、想定される天井材7の厚さ寸法の最大値よりも大きくされている。
また、連結体5の可動範囲(回転範囲)を制限する制限部34は、天板4に設けてもよいし、支持枠3と天板4との両方に設けてもよい。
本実施形態においても、実施形態1と同様に、連結体5は、灯体1に対する干渉を避けるように変位した図6(b)の状態では、支持枠3の鍔部32よりも水平方向に突出するので、灯体1の向きを、埋込配設の前に予め調整しておくことができない。連結体5の変位は、埋込配設後に、例えば灯体1や回転枠2をいったん取り外して支持枠3を通じて手を差し入れることで行うことができる。
1 灯体
2 回転枠
3 支持枠
4 天板
5 連結体
31 筒部(実施形態2での第1脱落防止部)
33 ねじ(実施形態1での第1脱落防止部)
34 制限部
42 側片(実施形態2での第2脱落防止部)
43 ねじ(実施形態1での第2脱落防止部)
51 第1連結部(実施形態1での第1脱落防止部)
52 第2連結部(実施形態1での第2脱落防止部)
53 本体部
541 第1ボルト(実施形態2での第1脱落防止部)
542 第2ボルト(実施形態2での第2脱落防止部)

Claims (5)

  1. 電気的な光源を有する灯体と、
    前記灯体を前記光源の光軸に交差する第1回転軸周りに回転可能に支持する回転枠と、
    前記回転枠を前記第1回転軸に交差する第2回転軸周りに回転可能に支持する支持枠と、
    前記灯体よりも上側において天井から吊下げ支持される天板と、
    前記天板と前記支持枠とを相互に連結する連結体とを備え、
    前記連結体は、前記天板と前記支持枠とに対してそれぞれ変位可能に連結されていることを特徴とする照明器具。
  2. 前記連結体は、前記支持枠に対し上下方向に交差する所定のスライド方向に変位可能に連結された第1連結部と、前記天板に対して前記スライド方向に変位可能に連結された第2連結部と、前記第1連結部と前記第2連結部との間に介在する本体部とを備え、
    前記支持枠と前記第1連結部とには、互いに当接することで前記支持枠から前記スライド方向への前記第1連結部の脱落を防止する第1脱落防止部が設けられ、
    前記天板と前記第2連結部とには、互いに当接することで前記天板から前記スライド方向への前記第2連結部の脱落を防止する第2脱落防止部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の照明器具。
  3. 前記連結体は、前記支持枠から水平方向には突出しないことを特徴とする請求項2記載の照明器具。
  4. 前記連結体は、前記支持枠と前記天板とに対し、上下方向に平行な軸周りに回転可能に連結されていることを特徴とする請求項1記載の照明器具。
  5. 前記支持枠と前記天板との少なくとも一方には、前記連結体に当接することで前記連結体の回転範囲を制限する制限部が設けられていることを特徴とする請求項4記載の照明器具。
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