JP6074199B2 - レンズ鏡筒およびそれを備えた撮像装置 - Google Patents

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本発明は、デジタルカメラやビデオカメラ等の撮像装置に搭載されるレンズ鏡筒およびそれを備えた撮像装置を備える撮像装置に関する。
従来、撮像装置のレンズ鏡筒として、複数のレンズ群を移動してズーム動作やフォーカス動作を行う撮影状態と、レンズ間隔や撮像素子との間隔を所定間隔に狭くした格納状態とで全長を可変とする沈胴型のレンズ鏡筒が多く用いられている。
また、近年、撮像装置の高機能化、高画素化に伴い、高速、静音なレンズ駆動および高停止精度のレンズ駆動が要求されている。このため、DCモータやステッピングモータに代わって、マグネットやヨークからなる磁気回路中にコイルを配設した、いわゆるボイルコイルモータを用い、レンズ群を光軸方向に駆動する機構が提案されている。(特許文献1)
特開2011−75674号公報
従来のボイスコイルモータ(図4)のアクチュエータは、第1のヨーク61の厚み、第2のヨーク62の厚み、コイルの高さ、移動レンズ群の移動量からアクチュエータの全長が決定される。しかしながら、コイルへの通電量が同量であれば、第1のヨーク61の厚みH1、第2のヨーク62の厚みH2、コイルの高さのいずれかを短縮すると磁気回路に発生する推力が低下する。
また、第1のヨーク61と第2のヨーク62はそれぞれを位置規制するための嵌合部を有している。ヨークを成型する際に生じるマッチング、抜きダレ等により第1のヨーク61と第2のヨーク62との間の嵌合部や当接面に空隙が生じると、磁気回路中に磁気損失が生じてしまいボイスコイルモータの発生推力が低下する。このため、推力低下を補填するためにアクチュエータのマグネット63が大きくなるという問題があった。
上述した課題を解決するために、本発明のレンズ鏡筒は、レンズを保持するレンズ保持枠と、
前記レンズ保持枠を前記レンズの光軸方向に駆動するボイスコイルモータと、前記ボイスコイルモータを保持する第1の固定部材と、前記第1の固定部材を固定保持する第2の固定部材と、を備えたレンズ鏡筒であって、
前記ボイスコイルモータは、
略U字形状を有する第1のヨークと、
前記第1のヨークの前記略U字形状の内部に配置されるマグネットと、
四角形状を有し、前記第1のヨークと嵌合することなく前記第1のヨークの開放端を覆うように配置される第2のヨークと、を有し、
前記第2のヨークは、前記マグネットに吸着された状態で前記第1の固定部材および前記第2の固定部材によって位置を規制され、
前記光軸方向から見た場合、前記第2のヨークの当接面は、前記第1のヨークの当接面を内包した状態で前記マグネットに吸着しており、
前記光軸直交方向について、前記第1のヨークの当接面と当接する前記第2のヨークの当接面が前記第1のヨークの当接面より突出する量は、前記第1の固定部材および前記第2の固定部材と前記第2のヨークの当接面とのクリアランスよりも大きいことを特徴としている。
本発明によれば、ボイスコイルモータの発生推力を減少させることなく、アクチュエータを小型化することが可能なレンズ鏡筒およびそれを備えた撮像装置を提供することができる。
本実施形態に係る撮像装置のレンズ鏡筒の分解斜視図である。 図1に示すレンズ鏡筒の磁気回路の斜視図である。 第2のヨークと4群鏡筒、撮像素子地板とのレイアウトを説明するための断面図である。 従来のレンズ鏡筒の磁気回路の斜視図である。
以下、本発明の実施の形態の一例を図を参照して説明する。
図1は本発明の実施の形態の一例であるレンズ鏡筒のレンズ鏡筒を説明する分解斜視図であり、特にボイスコイルモータアクチュエータ(VCMアクチュエータ)を搭載したフォーカス駆動装置を示している。
レンズ鏡筒は、光軸方向Hに移動するフォーカスレンズL4を保持した4群保持枠10(レンズ保持枠)と、4群保持枠10を光軸方向Hに駆動させるVCMアクチュエータとを有する。
4群保持枠10は、スリーブ部10aと振れ止め部10bとを有する。スリーブ部10aと振れ止め部10bはそれぞれ、4群鏡筒11(第1の固定部材)と撮像素子地板12(第2の固定部材)に支持されているガイドバー13、14に係合している。撮像素子地板12は、不図示の撮像素子と赤外カット、ローパスフィルタなどの光学素子を固定保持し、また、不図示のビスにより、4群鏡筒11を固定保持している。
VCMアクチュエータは、第1のヨーク15と、光軸方向Hに垂直に配置された第2のヨーク16と、光軸方向Hに延在されたマグネット17と、マグネット17と離れて配置された四角柱形状の空芯コイルであるコイル19と、を有する。コイル19に通電すると磁気回路18の作用により、4群保持枠10が光軸方向Hに駆動する。
コイル19は、4群保持枠10に固定され、コイル19の中心軸は光軸方向Hに平行に延び、コイル19にはフレキシブル基板42が接続されている。
図2は、第1のヨーク15、第2のヨーク16、マグネット17で構成される磁気回路18の斜視図であり、磁気回路18は4群鏡筒11に固定されている。
第1のヨーク15は断面U字形状をしており光軸方向Hに平行に延びる部分を有した磁性材料であり、U字内部にマグネット17を保持されている。第1のヨーク15にはコイル19が挿通され、コイル19と、第1のヨーク15、マグネット17とは離れて配置されている。マグネット17は光軸方向Hに直交する方向に磁化されて光軸方向Hに平行に延びている。第1のヨーク15のU字形状の開放側の一端には四角形状の第2のヨーク16がマグネット17の磁力の吸着力により保持されている。この第2のヨーク16の大きさは、第1のヨーク15のU字形状の開放側の一端の外形とほぼ同じとなっている。
4群保持枠10には、光軸方向に沿うスケール20が接着材等により保持されている。4群保持枠10に保持されたスケール20には、所定のピッチで溝部が形成されている。スケール20に対向する位置には、4群鏡筒11に固定された光学センサ21が配置されている。
光学センサ21には発光素子と受光素子が実装されており、発光素子から発光される光束がスケール20の溝部に反射して、その反射光束を受光素子により受光する事で出力信号を得る。固定の光学センサ21に対し、スケール20を保持した4群保持枠10が移動すると、光学センサ21から90degの位相差を有する正弦波信号が出力される。これらの2相の出力により、スケール20の移動力と移動方向を判定する事ができる。なお、光学センサ21の出力は3相以上でも構わない。また、位相角も90deg以外の角度でも構わない。
次に、VCMアクチュエータを構成する磁気回路18とその保持方法について説明する。
上述したように、マグネット17を内部に保持したU字形状の第1のヨーク15の開放側の一端には、四角形状の第2のヨーク16が保持されている。
第2のヨーク16の第1のヨーク15との当接部分には、第1のヨーク15から磁束が流れ込む。第1のヨーク15と第2のヨーク16との間に隙間が生じた場合、磁気回路中の磁気損失を引き起こしてしまい、VCMアクチュエータの発生推力の低下を招いてしまう。また、第1のヨーク15、第2のヨーク16の間に隙間が発生する原因としては、ヨーク15、16を成型する際に生じるマッチング、抜きダレや互いの嵌合ガタ等が挙げられる。そのため、本実施の形態では、第2のヨーク16をマグネット17の磁力の吸着力のみで第1のヨーク15に保持している。こうすることで、図4のように、第2のヨークを位置規制するために設けていた第1のヨークの凸形状と第2のヨークの凹形状を無くす事が可能となり、第1のヨーク15と第2のヨーク16の形状を最大限簡略化している。
この結果、ヨーク15、16を成型する際に生じていたマッチングや抜きダレを極力少なくすることができ、第1のヨーク15と第2のヨーク16との嵌合部や当接面の空隙が少なくなる。そして、アクチュエータの発生推力を増加させることが可能となる。
また、本実施形態の第2のヨーク16は、マグネット17の磁力の吸着力のみで保持されているため、光軸方向Hと垂直な方向には位置規制がされていない。このため、第2のヨーク16は振動や落下等の衝撃を受けると第1のヨーク15に対して位置がずれる可能性がある。第2のヨーク16の位置がずれてしまうと、第1のヨーク15との当接面積が減少し磁気回路中の磁気損失が増加するため、VCMアクチュエータの発生推力を低下させてしまう。
このため本実施の形態では、図3に示すように、磁気回路18が固定された4群鏡筒11を撮像素子地板12に固定すると、第2のヨーク16は、4群鏡筒11および撮像素子地板12によって位置を規制されている。具体的には、第2のヨーク16は、4群鏡筒11の内壁11aと撮像素子地板12のL字形状の規制壁12aによって所定のクリアランスを確保して囲まれる構造としている。このため、振動や落下等の衝撃を受けても第2のヨーク16は第1のヨーク15に対して保持位置がずれることを規制されている。
本実施例では、第1のヨーク15の開放側の一端の当接部に対して第2のヨーク16の四角形状を上記のクリアランスを加味した大きさとしている。これにより、衝撃を受けて第2のヨーク16が上記のクリアランス分ずれた場合でも、第1のヨーク15との当接面積が減ることはなく発生推力が減少することはない。また、第2のヨーク16は光軸方向Hにもクリアランスを設けているが、仮に、第2のヨーク16が第1のヨーク15から外れてもマグネット17の吸着力により復帰するため、発生推力は減少しない。
なお、第2のヨーク16は規制部に対して全周を囲われている必要はなく、実施例の様に光軸方向Hと垂直な平面方向への位置が規制される構造であればよい。
以上により、VCMアクチュエータの構成部品を増やすことなく、また、アクチュエータを大きくすることなくボイスコイルモータの発生推力を増加させることが可能となる。
なお、上述の実施例は、VCMを使用した駆動装置としてフォーカスレンズの移動機構について説明したが、これに限定するものではなく、他の移動レンズ群の移動機構に適用してもよい。
10 レンズ保持枠
11 4群鏡筒
11a 内壁
12 撮像素子地板
12a 規制壁
15 第1のヨーク
16 第2のヨーク
17 マグネット

Claims (4)

  1. レンズを保持するレンズ保持枠と、
    前記レンズ保持枠を前記レンズの光軸方向に駆動するボイスコイルモータと、前記ボイスコイルモータを保持する第1の固定部材と、前記第1の固定部材を固定保持する第2の固定部材と、を備えたレンズ鏡筒であって、
    前記ボイスコイルモータは、
    略U字形状を有する第1のヨークと、
    前記第1のヨークの前記略U字形状の内部に配置されるマグネットと、
    四角形状を有し、前記第1のヨークと嵌合することなく前記第1のヨークの開放端を覆うように配置される第2のヨークと、を有し、
    前記第2のヨークは、前記マグネットに吸着された状態で前記第1の固定部材および前記第2の固定部材によって位置を規制され、
    前記光軸方向から見た場合、前記第2のヨークの当接面は、前記第1のヨークの当接面を内包した状態で前記マグネットに吸着しており、
    前記光軸直交方向について、前記第1のヨークの当接面と当接する前記第2のヨークの当接面が前記第1のヨークの当接面より突出する量は、前記第1の固定部材および前記第2の固定部材と前記第2のヨークの当接面とのクリアランスよりも大きいことを特徴とするレンズ鏡筒。
  2. 前記第2のヨークは、前記第1の固定部材の内壁および前記第2の固定部材の規制壁によって、位置を規制されていることを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡筒。
  3. 前記レンズ保持枠は、コイルを有することを特徴とする請求項1または2に記載のレンズ鏡筒。
  4. 請求項1ないし3の何れか1項に記載のレンズ鏡筒を有することを特徴とする撮像装置。
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