JP6074198B2 - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、撮影画像中に生じる被写体像のずれを補正する技術に関する。
今日、デジタルカメラ等の撮像装置には、撮像時のユーザの手ぶれ等による撮像装置の動きによって被写体像がぶれてしまうことを防ぐため、様々な手ぶれ補正機能が備えられていることが多い。手ぶれ補正技術には、大きく分けて光学式手ぶれ補正と電子式手ぶれ補正があり、電子式手ぶれ補正では撮像された複数の画像について被写体像のずれを画像処理によって補正している。特許文献1には、撮像された2つの画像間において特徴パターンのマッチングを行うことにより複数の動きベクトルを算出し、それらの動きベクトルからずれ補正パラメータを推定して被写体像のずれを補正する技術が開示されている。
特開2009−258868号公報
しかしながら、上述の特許文献に開示された従来技術では、線状の被写体に対して誤った動きベクトルを算出して、誤った動きベクトルを用いて誤ったずれ補正パラメータを推定してしまう。
そこで、本発明の目的は、線状の被写体に対しても正しいずれ補正パラメータを推定することを可能にした画像処理装置及び画像処理方法を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の画像処理装置、ターゲット画像に対して複数の画素からなる所定の大きさのターゲットブロックを設定し、前記ターゲット画像とは異なる参照画像に対して設定された前記ターゲットブロックに対応する複数の参照ブロックとの相関値を求めることで相関値マップを生成する相関値マップ生成手段と、前記相関値マップから前記ターゲットブロックとの相関が最大となる前記参照ブロックと、前記ターゲットブロックとのずれを前記ターゲットブロックの動きベクトルとして検出するずれ検出手段と、前記相関値マップの行ごと及び列ごとの少なくとも一方で相関が最大となる相関値を検出し、当該検出した相関値を正規化した評価値に基づいて前記動きベクトルの信頼度を評価する信頼度評価手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、線状の被写体像による動きベクトルを正しく評価することができる画像処理装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係るデジタルカメラの機能構成を示したブロック図。 実施形態に係る画像処理部の機能構成を示したブロック図。 実施形態に係る線判定部の動作を説明するためのフローチャート。 実施形態に係るSADテーブルを説明するための図。 実施形態に係る線判定評価値を説明するための図。 ターゲット画像と参照画像を説明するための図。 SADテーブルを説明するための図。 SADテーブルを3次元的に説明するための図。 ブロックマッチング処理を説明するための図。 ブロックマッチング処理を説明するための図。 ブロックマッチング処理の参照ベクトルを説明するための図。 ブロックマッチング処理の参照ベクトルを説明するための図。 ブロックマッチング処理のSAD値を説明するための図。 ブロックマッチング処理のSADテーブルを説明するための図。
(実施例1)
以下、本発明の好適な一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下に説明する一実施形態は、画像処理装置の一例としての、撮像された画像において撮像装置の動きに起因して生じている被写体像のずれを補正可能なデジタルカメラに、本発明を適用した例を説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るデジタルカメラの機能構成を示すブロック図である。制御部101は、例えばCPUであり、デジタルカメラ100が備える各ブロックの動作プログラムをROM102より読み出し、RAM103に展開して実行することによりデジタルカメラ100が備える各ブロックの動作を制御する。ROM102は、書き換え可能な不揮発性メモリであり、デジタルカメラ100が備える各ブロックの動作プログラムに加え、各ブロックの動作に必要なパラメータ等を記憶する。RAM103は、書き換え可能な揮発性メモリであり、デジタルカメラ100が備える各ブロックの動作において出力されたデータの一時的な記憶領域として用いられる。本実施形態ではRAM103には、撮像装置の動きに起因して生じている参照画像における被写体像のずれを検出するために必要となるターゲット画像や、補正前の参照画像等が一時的に記憶される。
撮像部105は、例えばCCDやCMOSセンサ等の撮像素子であり、光学系104により撮像素子に結像された光学像を光電変換し、得られたアナログ画像信号をA/D変換部106に出力する。A/D変換部106は、入力されたアナログ画像信号にA/D変換処理を適用し、得られたデジタル画像データ(画像データ)をRAM103に出力して記憶させる。
画像処理部107は、RAM103あるいはROM102、記録媒体108から読みだされる画像データに対して、各種の画像処理を行う。たとえば、A/D変換部106から出力された状態の画像データにはシェーディング補正、ホワイトバランス補正などの補正処理や現像処理、ガンマ補正処理、色変換処理などが行われる。また、本実施では、撮像時にデジタルカメラ100の動きなどにより生じた被写体像のずれを補正する補正処理も画像処理部107で行われる。図2は、画像処理部107の特に被写体像のずれを補正する補正処理に関連するブロックを詳細に示したブロック図である。画像処理部107には、撮像時にデジタルカメラ100の動きなどにより生じた被写体像のずれを検出するために、当該ずれを検出する補正の対象となる参照画像と、補正の基準となるターゲット画像とが入力される。なお、ターゲット画像及び参照画像は、制御部101によりRAM103より読み出されて画像処理部107に入力されるものとする。また、信号処理部200は前述したような各種の画像処理を行う。これらの画像処理は被写体像のずれを補正する補正処理後に行われてもよい。すなわち、アフィン変換部207の後段にあってもよいものとする。
動きベクトル検出部202は、ターゲットブロックごとに、参照画像における被写体像の動きベクトルを検出する。具体的には、動きベクトル検出部202はターゲット画像と参照画像の近傍の領域における被写体像を比較する、例えば特許文献2と同様のブロックマッチング手法により、画像間の同一パターンの画像の移動から動きベクトルを検出する。
図6は線状の被写体に対して動きベクトルを算出した場合の処理を説明するための図である。901は動きベクトル算出の基準となるターゲットフレーム(ターゲット画像)、902は動きベクトルを算出する対象となる参照フレーム(参照画像)である。さらに、903はブロックマッチングの基準となるターゲットブロックであり、参照フレーム中に設定されるサーチ範囲904に対してブロックマッチング処理することで差分絶対値和テーブル(SADテーブル)を生成する。図7は生成されたSADテーブルであり、横軸がX方向のずれ量、縦軸がY方向のずれ量でマスの値が各参照ブロックに対応するSAD値である。図8は図7を3次元的に表現したSADテーブルである。
ターゲットブロック903は線状の模様であるため、参照フレーム上のサーチ範囲中で同様の模様が線状の被写体に沿って数多く検出される。このため、サーチ範囲中で対応するブロックを特定することができないため、正しく動きベクトルを検出することができない。
つまりSADテーブルにおいては、図8に示すようにSAD値が低い部分(相関が高い部分)が溝状に現れる。このため、溝のどの位置が正しい対応ブロックの位置か特定できないため、正しく動きベクトルを検出することができない。
しかしながら、画像中のノイズ等の影響で、SADテーブル上に最小極小値が1つだけ発生する場合があり、その場合は正しく動きベクトルが検出できないにもかかわらず、その動きベクトルを正しい動きベクトルとして検出してしまう。図7において、905は誤って検出された動きベクトル、906はターゲットブロックの位置、907はSAD値の最小極小値の位置である。図7の場合、溝上のSAD値はいずれも同様の相関の強さを示しているが、907の位置は周りに比べてわずかに相関が強いため、最小極小値となって、正しい動きベクトルとして検出される。ただし周りのSAD値に比べて相関が強いのは画像中のノイズ等の影響によるものなので、実際に相関が最も強いSAD値を示すものではない。
そこで本実施形態では、線状の被写体であるか否かを判定し、得られた動きベクトルの信頼度の1つとして考慮する。
図9〜図14は、本実施形態におけるブロックマッチング手法を説明するための図である。例えば、図9(a)に示すように、ターゲットフレーム1100に、それぞれ水平方向の複数画素および垂直方向の複数ライン分からなる所定の大きさの矩形領域のブロック(ターゲットブロック)1102を想定する。
ブロックマッチングにおいては、ターゲットブロック1102と相関性の高いブロックを、参照フレーム1101の中から検索する。この検索の結果、相関性が最も高いとして参照フレーム1101内に検出された参照ブロック1103(図9(B)参照)を、動き補償ブロックと呼ぶ。また、ターゲットブロック1102と動き補償ブロック1103(相関性が最も高い参照ブロック)との間の位置ずれ量を、動きベクトル(図9(B)の符号1104参照)と称する。
ターゲットブロック1102と動き補償ブロック1103との間の位置ずれ(位置ずれ量と位置ずれ方向を含む)に対応する動きベクトル1104について考える。参照フレーム1101において、ターゲットフレーム1100の各ターゲットブロック1102の位置と同じ位置に、ターゲットブロック1102の射影イメージブロック1109を想定する。このとき、このターゲットブロックの射影イメージブロック1109の位置(例えば中心位置)と、動き補償ブロック1103の位置(例えば中心位置)との間の位置ずれに相当し、位置ずれ量と位置ずれの方向成分も有するものである。
ブロックマッチング処理の概要を説明する。図10において点線で示すように、参照フレーム1101において、ターゲットフレーム1100のターゲットブロック1102の位置と同じ位置にターゲットブロック1102の射影イメージブロック1109を想定する。このターゲットブロック1102の射影イメージブロック1109の中心の座標を、動き検出の原点1105とする。そして、動きベクトル1104が、動き検出の原点1105から或る範囲内に存在すると仮定し、この動き検出の原点1105を中心した所定の範囲をサーチ範囲1106(図10の一点鎖線参照)と設定する。
次に、ターゲットブロック1102と同じ大きさのブロック(参照ブロックという)1108を参照画面において設定する。そして、この参照ブロック1108の位置を、設定されたサーチ範囲1106内において、例えば水平方向および垂直方向に、1画素または複数画素単位で移動させるようにする。したがって、サーチ範囲1106においては、複数個の参照ブロック1108が設定されることになる。
ここで、参照ブロック1108を、サーチ範囲1106内を移動させるというのは、この例では、動き検出原点1105がターゲットブロックの中心位置であるので、参照ブロック1108の中心位置を、サーチ範囲1106内を移動させることを意味する。また参照ブロック1108を構成する画素は、サーチ範囲1106よりもはみ出すことがある。
そして、サーチ範囲において、設定される各参照ブロック1108に対して、当該各参照ブロック1108とターゲットブロック1102との位置ずれ量および位置ずれ方向を表すベクトル(参照ベクトルという)1107(図10参照)を設定する。それぞれの参照ベクトル1107が指し示す位置にある参照ブロック1108の画像内容と、ターゲットブロック1102の画像内容との相関性を評価する。
参照ベクトル1107は、図11に示すように、参照ブロック1108の水平方向(X方向)の位置ずれ量Vxとし、垂直方向(Y方向)の位置ずれ量をVyとしたとき、ベクトル(Vx,Vy)と表すことができる。参照ブロック1108の位置座標(例えば中心位置座標)とターゲットブロック1102の位置座標(例えば中心位置座標)とが同じときには、参照ベクトル1107は、ベクトル(0,0)と表す。
例えば、参照ブロック1108が、ターゲットブロック1102の位置から、X方向に1画素ずれた位置にある場合、参照ベクトル1107はベクトル(1,0)となる。また、図12に示すように、参照ブロック1108が、ターゲットブロック1102の位置から、X方向に3画素、Y方向に2画素ずれた位置にある場合には、参照ベクトル1107はベクトル(3,2)となる。
つまり、参照ベクトル1107は、図12の例に示すように、対応する各参照ブロック1108とターゲットブロック1102との間での位置ずれ(位置ずれ量と位置ずれの方向を含むベクトルとなる)を意味する。なお、図12では、ターゲットブロック1102および参照ブロック1108の位置を、それぞれのブロックの中心位置としている。
参照ブロック1108は、サーチ範囲1106において移動するものとなるが、その場合に、参照ブロック1108の中心位置がサーチ範囲1106内を移動する。参照ブロック1108は、水平方向および垂直方向の複数画素からなる。したがって、ターゲットブロック1102とブロックマッチング処理される対象となる参照ブロック1108が移動する最大範囲は、図12に示すように、サーチ範囲1106よりも広いマッチング処理範囲1110となる。
そして、ターゲットブロック1102の画像内容との相関が最も強いとして検出された参照ブロック1108の位置を、ターゲットフレーム1100のターゲットブロック1102の、参照フレーム1101における位置(動いた後の位置)として検出する。検出した参照ブロックを、前述した動き補償ブロック1103とする。そして、その検出した動き補償ブロック1103の位置と、ターゲットブロック1102の位置との間の位置ずれ量を、方向成分を含む量としての動きベクトル1104として検出するようにする(図9(B)参照)。
ここで、ターゲットブロック1102と、サーチ範囲1106において移動する参照ブロック1108との相関の強さを表す相関値は、基本的にはターゲットブロック1102と参照ブロック1108との対応する画素値を用いて算出される。その算出方法としては、自乗平均を用いる方法やその他種々の方法が提案されている。
動きベクトルを算出する際に用いられる相関値としては、例えばターゲットブロック1102内の各画素の輝度値と参照ブロック1106内の対応する各画素の輝度値との差分の絶対値の、ブロック内の全画素についての総和が用いられる(図13参照)。この差分の絶対値の総和を差分絶対値和と呼ぶ。以下、この差分絶対値和をSAD(Sum of Absolute Difference)と記載することとする。
相関値としてSAD値が用いられる場合には、SAD値が小さいほど相関が強いものとされる。したがって、サーチ範囲1106において移動する参照ブロック1108のうち、SAD値が最小となる位置の参照ブロック1108が最も相関が強い最強相関参照ブロックとなる。この最強相関参照ブロックが、動き補償ブロック1103として検出され、その検出された動き補償ブロック1103のターゲットブロック1102の位置に対する位置ずれ量が動きベクトルとして検出される。
前述したように、ブロックマッチングでは、サーチ範囲1106において設定される複数個の参照ブロック1108のそれぞれの、ターゲットブロック1102の位置に対する位置ずれ量は、方向成分を含む量としての参照ベクトル1107で表現される。各参照ブロック1108の参照ベクトル1107は、参照ブロック1108の参照フレーム1102上の位置に応じた値となる。前述したように、ブロックマッチングでは、相関値であるSAD値が最小値となる参照ブロック1108の参照ベクトルを、動きベクトル1104として検出する。
そこで、ブロックマッチングでは、サーチ範囲1106において設定される複数個の参照ブロック1108のそれぞれとターゲットブロック1102との間におけるSAD値(以下、説明の簡単のため参照ブロック1108についてのSAD値という)を、先ず求める。
次に、求めたSAD値を、図14に示すように、それぞれの参照ブロック1108の位置に応じた参照ベクトル1107のそれぞれに対応させて、メモリに記憶しておく。そして、そのメモリに記憶された全ての参照ブロック1108についてのSAD値の中から、最小のSAD値の参照ブロック1108を検出することで、動きベクトル1104を検出するようにしている。なお、以下、説明の簡単のため、参照ブロック1106の位置に応じた参照ベクトル1107を参照ブロック1108の参照ベクトル1107という。
サーチ範囲1106において設定された複数個の参照ブロック1108の位置に応じた参照ベクトル1107のそれぞれに対応させて、それぞれの参照ブロック1108についての相関値(この例では、SAD値)を記憶したものを相関値テーブルとして生成する(相関値マップ生成)。この例では、相関値として差分絶対値和であるSAD値を用いるので、この相関値テーブルを、差分絶対値和テーブル(以下SADテーブルという)と呼ぶことにする。
図14のSADテーブルTBLが、これを示しており、このSADテーブルTBLにおいて、それぞれの参照ブロック1108についての相関値(この例ではSAD値)を相関値テーブル要素という。図14の例では、符号1111で指し示すSAD値は、参照ベクトルがベクトル(0,0)のときのSAD値である。そして、図14の例では、SAD値の最小値は、参照ベクトルがベクトル(3,2)のときの「7」であるので、求める動きベクトル1104は、当該(3,2)となる。
なお、上述の説明において、ターゲットブロック1102および参照ブロック1108の位置とは、それらのブロックの任意の特定の位置、例えば中心位置を意味するものである。参照ベクトル1107は、参照フレーム1102におけるターゲットブロック1102の射影イメージブロック1109の位置と、参照ブロック1108の位置との間のずれ量(方向を含む)を示すものである。
そして、各参照ブロック1108に対応する参照ベクトル1107は、参照フレーム1101上において、ターゲットブロック1102に対応する射影イメージブロック1109の位置からの、各参照ブロック1108の位置ずれとなっている。したがって、参照ブロック1108の位置が特定されると、その位置に対応して参照ベクトルの値も特定される。これにより、SADテーブル1110のメモリにおける参照ブロックの相関値テーブル要素のアドレスが特定されると、対応する参照ベクトルは特定されることになる。
線判定部201は、動きベクトルが線状の被写体で検出されたものかどうかを判定し、線状の被写体で検出されたと判定された場合はその動きベクトルを排除し、そうでない場合はその動きベクトルをそのまま出力する。図6のターゲット画像では6×6=36個のターゲットブロックがあり、それぞれに対応する36個の動きベクトルが動きベクトル検出部202によって検出される。左半分に位置する18個のターゲットブロックについては線状の被写体が存在するため、線と判定されて対応する動きベクトルが排除される。右半分に位置する18個のターゲットブロックに対応する動きベクトルについては、そのまま出力される。なお、本実施形態では右半分の被写体を省略して説明しているが、右半分からは線状の被写体以外の被写体が検出できているものとしている。
アフィン係数算出部203は、ターゲット画像が有する複数のターゲットブロックそれぞれの動きベクトルを用いて、各領域の補正に用いる座標変換係数であるアフィン係数を算出する(座標変換係数算出)。なお、アフィン係数算出手法についても例えば特許文献1に示される方法を使用することができる。
次に、アフィン係数算出手法の概要を説明する。
アフィン変換の一般式を、式(1)として示す。
Figure 0006074198
この式(1)において、vは、ターゲットブロックの動きベクトルの水平成分、wはターゲットブロックの動きベクトルの垂直成分を示し、a,b,c,d,e,fは、アフィン係数を示している。そして、x,yは、ターゲットブロックの中心座標の水平成分、垂直成分を示している。
求められるアフィン係数と各ターゲットブロックの中心の座標から、求められるアフィン係数に応じた動きベクトル(このベクトルを理想的な動きベクトルと呼ぶ)が得られる。この理想的なベクトルと、観測(ブロックマッチングにより検出)された動きベクトルとの間のエラーの総和εは、式(2)のように表される。
アフィン係数を導出するという命題は、上記のエラーの総和εを最小化するアフィン係数a〜fの推定であり、これは、例えば、最小自乗法によって解くことが可能である。式(3)、式(4)、式(5)には、アフィン係数a〜fの導出過程と、その結果を示す。
Figure 0006074198
Figure 0006074198
Figure 0006074198
Figure 0006074198
アフィン変換部207は、算出されたアフィン係数を用いて参照画像の位置ずれを補正する。
線判定部201(信頼度評価手段)の動作を、図3を用いて説明する。まず列方向と行方向に1次元線判定を行う(S101、S102)。列方向もしくは行方向で線と判定された場合はその動きベクトルを排除し、そうでない場合は動きベクトルをそのまま出力する(S103、S104)。
列方向の1次元線判定について、図4および図5を用いて説明する。図4は図7のSADテーブルと同じもので、列の中のSAD最小値を黒く塗りつぶしている。例えばX方向ずれ量が−10の列のSAD最小値は、Y方向ずれ量が0の行の15であり、X方向ずれ量が3の列のSAD最小値は、Y方向ずれ量が3の行の2である。さらに列のSAD最小値を列のSAD平均値で正規化し、その値を評価値とする。例えばX方向ずれ量が−10の列のSAD平均値は88なので、評価値は15/88=0.17であり、X方向ずれ量が3の列のSAD平均値は89なので、評価値は2/89=0.02である。図5はX方向ずれ量に対する評価値をプロットしたグラフである。
本実施の形態では、正規化はSAD値の列平均値で除算することで実現されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばSAD値の列積算値、列最大値、列最大値と列最小値の差分値等で除算してもよい。もしくは各X方向ずれ量に対応するSAD列最小値の平均値、積算値、最大値、最大値と最小値の差分値等で除算してもよい。
列方向の1次元線判定では、評価値が第1閾値より大きく第2閾値未満である評価値の割合が第3閾値より多ければSADテーブルが溝状であるとして線と判定する。すなわち、評価値の分布(相関値の極小値の分布)が線状であるかを評価する。本実施例では第1閾値を0、第2閾値を0.3、第3閾値を0.8とする。このSADテーブルに対する第1閾値以上第2閾値未満である評価値の数は21で、その割合は21/21=1となり第3閾値の0.8以上となるため、この場合は線状として判定する。ここで、評価値が上記の範囲内にある数をカウントするだけで評価値の分布(相関値の極小値の分布)が線状であることを推定できる理由は、相関値マップが通常の被写体を撮影する場合には、図8のようにおおよそなだらかに分布していると考えてよいからである。したがって、相関値の最小値から得られる評価値が所定範囲内で収まって所定数以上ある場合、それらは概ね連なって分布していると考えられるからである。線状であることをより正確に特定する場合には、評価値に対応する相関値の分布の形状を検出して線状であることを特定すればよい。
列方向の1次元線判定でX方向ずれ量に対する評価値を評価(第1の信頼度)していたのに対して、行方向の1次元線判定ではY方向ずれ量に対する評価値を評価(第2の信頼度)するが、動作は列方向と同様である。また、上記のような行ごと及び列ごとの評価値の算出や線状の被写体であるかの判定は、少なくとも一方が行われればよい。
このようにして補正された対象画像は、画像処理部107より出力され、記録媒体108に記録される。記録媒体108は、例えばデジタルカメラ100が備える内部メモリや、デジタルカメラ100に着脱可能に装着される、メモリカードやHDD等の記録装置である。なお、記録媒体108には、撮像した画像の被写体像のずれを補正しない場合は、A/D変換部106から出力された画像データに対し、所定の変換処理や符号化処理が適用されて記録されればよい。
以上説明したように、本実施形態の画像処理装置は、入力されたターゲット画像と参照画像のうち、参照画像を撮像した撮像装置の動きに起因して生じる、ターゲット画像に対する参照画像のずれを補正することができる。具体的には画像処理装置は、ブロックマッチングで検出された動きベクトルが線状の被写体のものかどうかを線判定部で判定し、線状の被写体のものである場合はその動きベクトルを位置ずれ補正に用いない。線判定部は対象動きベクトルのSADテーブルが溝状であるか否かを判定し、溝状である場合に線状の被写体のものであると判定する。
このようにすることで、線状の被写体像を含む2画像であっても、正しく被写体像のずれを補正することができる。
(実施例2)
以下、本発明の第2の実施例による、画像処理装置について説明する。
本実施の形態に係るデジタルカメラの構成は、線判定部201以外は実施例1と同様である。また線判定部201の処理フローは、図3で示される実施例1の処理フローと同様である。
本実施の形態における列方向の1次元線判定について、図4および図5を用いて説明する。実施例1同様、図4のSADテーブルから図5の評価値を算出する。
本実施の形態における列方向の1次元線判定では、評価値の積算値が第4閾値未満であればSADテーブルが溝状であるとして線と判定する。第4閾値を2とする。このSADテーブルに対して各X方向ずれ量に対する評価値21個を積算した値は1.57で第4閾値の2未満となるため、この場合は線として判定する。
本実施の形態では、評価値の積算値を第4閾値と比較するが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば評価値の平均値を第5閾値と比較するようにしてもよい。
列方向の1次元線判定でX方向ずれ量に対する評価値を評価していたのに対して、行方向の1次元線判定ではY方向ずれ量に対する評価値を評価するが、動作は列方向と同様である。
以上説明したように、本実施形態の画像処理装置は、入力されたターゲット画像と参照画像のうち、参照画像を撮像した撮像装置の動きに起因して生じる、ターゲット画像に対する参照画像のずれを補正することができる。具体的には画像処理装置は、ブロックマッチングで検出された動きベクトルが線状の被写体のものかどうかを線判定部で判定し、線状の被写体のものである場合はその動きベクトルを位置ずれ補正に用いない。線判定部は対象動きベクトルのSADテーブルが溝状であるか否かを判定し、溝状である場合に線状の被写体のものであると判定する。さらに溝状であるか否かの判定は、線判定評価値の積算値を第1閾値と比較することで実現する。
このようにすることで、線状の被写体像であっても、正しく被写体像のずれを補正することができる。さらに線判定評価値の閾値比較が1回で済むため、評価値判定の計算コストを少なくすることができる。
(実施例3)
以下、本発明の第3の実施例による、画像処理装置について説明する。
本実施の形態に係るデジタルカメラの構成は、線判定部201以外は実施例1と同様である。また線判定部201の処理フローは、図3で示される実施例1の処理フローと同様である。
本実施の形態における列方向の1次元線判定について、図4を用いて説明する。
本実施の形態における評価値は、列の中のSAD最小値とする。
本実施の形態における列方向の1次元線判定では、評価値が第1閾値より大きく第2閾値未満である評価値の割合が第3閾値より多ければSADテーブルが溝状であるとして線と判定する。例えば、第1閾値を0、第2閾値を20、第3閾値を0.8とする。このSADテーブルに対する第1閾値以上第2閾値未満である評価値の数は21で、その割合は21/21=1となり第3閾値の0.8以上となるため、この場合は線として判定する。
列方向の1次元線判定でX方向ずれ量に対する評価値を評価していたのに対して、行方向の1次元線判定ではY方向ずれ量に対する評価値を評価するが、動作は列方向と同様である。
以上説明したように、本実施形態の画像処理装置は、入力されたターゲット画像と参照画像のうち、参照画像を撮像した撮像装置の動きに起因して生じる、ターゲット画像に対する参照画像のずれを補正することができる。具体的には画像処理装置は、ブロックマッチングで検出された動きベクトルが線状の被写体のものかどうかを線判定部で判定し、線状の被写体のものである場合はその動きベクトルを位置ずれ補正に用いない。線判定部は対象動きベクトルのSADテーブルが溝状であるか否かを判定し、溝状である場合に線状の被写体のものであると判定する。さらに線判定の評価値は、SADテーブルの溝のSAD値そのものとする。
このようにすることで、線状の被写体像であっても、正しく被写体像のずれを補正することができる。さらに線判定評価値生成を簡略化できるため、評価値生成の計算コストを少なくすることができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
100 デジタルカメラ
101 制御部
102 ROM
103 RAM
104 光学系
105 撮像部
106 A/D変換部
107 画像処理部
108 記録媒体

Claims (7)

  1. ターゲット画像に対して複数の画素からなる所定の大きさのターゲットブロックを設定し、前記ターゲット画像とは異なる参照画像に対して設定された前記ターゲットブロックに対応する複数の参照ブロックとの相関値を求めることで相関値マップを生成する相関値マップ生成手段と、
    前記相関値マップから前記ターゲットブロックとの相関が最大となる前記参照ブロックと、前記ターゲットブロックとのずれを前記ターゲットブロックの動きベクトルとして検出するずれ検出手段と、
    前記相関値マップの行ごと及び列ごとの少なくとも一方で相関が最大となる相関値を検出し、当該検出した相関値を正規化した評価値に基づいて前記動きベクトルの信頼度を評価する信頼度評価手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記信頼度評価手段は、前記評価値が所定の範囲内に存在する割合を算出し、前記割合が所定の範囲にある場合に、信頼度が無いと判定することを特徴とする、請求項に記載の画像処理装置。
  3. 前記信頼度評価手段は、前記評価値を積算した値が所定の値未満にある場合に、前記所定の範囲より大きい値である場合に比べて信頼度が低いと判定することを特徴とする、請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 前記信頼度評価手段は、行ごとに算出した前記評価値で第1の信頼度を評価し、列ごとに算出した前記評価値で第2の信頼度を評価し、前記第1の信頼度と前記第2の信頼度を基に前記動きベクトルの信頼度を評価することを特徴とする、請求項1乃至のいずれか1つに記載の画像処理装置。
  5. 前記動きベクトル検出手段は、前記ターゲット画像における各ターゲットブロックについてそれぞれ検出された複数の動きベクトルのうち、前記信頼度評価手段で信頼度が低いと評価された動きベクトルは出力しないことを特徴とする、請求項1乃至のいずれか1つに記載の画像処理装置。
  6. 撮像手段と、
    前記撮像手段から出力される画像データの画像間の被写体像のずれを前記動きベクトルに基づいて補正する請求項1乃至のいずれか1つに記載の画像処理装置と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  7. ターゲット画像に対して複数の画素からなる所定の大きさのターゲットブロックを設定し、前記ターゲット画像とは異なる参照画像に対して設定された前記ターゲットブロックに対応する複数の参照ブロックとの相関値を求めることで相関値マップを生成する相関値マップ生成ステップと、
    前記相関値マップから前記ターゲットブロックとの相関が最大となる前記参照ブロックと、前記ターゲットブロックとのずれを前記ターゲットブロックの動きベクトルとして検出するずれ検出ステップと、
    前記相関値マップの行ごと及び列ごとの少なくとも一方で相関が最大となる相関値を検出し、当該検出した相関値を正規化した評価値に基づいて前記動きベクトルの信頼度を評価する信頼度評価ステップと、
    を有することを特徴とする画像処理方法。
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