JP2010041418A - 画像処理装置、画像処理プログラム、画像処理方法、および電子機器 - Google Patents

画像処理装置、画像処理プログラム、画像処理方法、および電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】歪曲収差の影響により、画像間の位置合わせの精度が低下する
【解決手段】複数枚の画像間の位置ずれ量を用いて複数枚の画像の位置合わせ処理を行う画像処理装置であって、光学系の歪みを示す情報に基づいて、画像上に、動きベクトルを測定するための複数の動きベクトル測定領域403を設定し、設定した複数の動きベクトル測定領域の各々において、複数枚の画像間の動きベクトルを求め、求めた複数の動きベクトルに基づいて、複数枚の画像間の位置ずれ量を求める。
【選択図】図4

Description

本発明は、画像間の重ね合わせ技術や、画像間のブレ補正技術など、複数枚画像の位置合わせ技術に関する。
デジタルカメラなどの電子撮像機器において、シャッタ速度が遅くなると手ブレや被写体ブレに起因する像ブレが発生しやすくなることが知られている。手ブレによる像ブレを抑制する方法として、機械式手ブレ補正と電子式手ブレ補正がある。機械式手ブレ補正は、ジャイロセンサなどを用いて変位量を測定し、撮像光軸を偏心させる補正光学系を駆動することにより像ブレ補正を行うレンズシフト方式と、撮像素子を移動することにより像ブレ補正を行うセンサシフト方式がある。電子式手ブレ補正は、高速に複数フレーム(複数枚画像)を撮像し、それらフレーム間の位置ずれ量を、センサもしくは画像処理手法を用いて測定し、位置ずれ量を補償したうえでフレーム積算することで画像を生成する手法である。
フレーム間の位置ずれ量を求める技術としてブロックマッチング法が一般的に知られている。ブロックマッチング法は、基準フレームにおいて適当な大きさのブロック(例えば8画素×8ライン)を定義し、比較対象フレームの該当箇所から一定範囲において一致指標値を計算し、その一致指標値が最も大きくなる(または小さくなる)フレーム間の相対的ずれ量を計算する手法である。
一致指標値としては、画素値の差分の自乗和である誤差自乗和SSD(Sum of Squared intensity Difference)、画素値の差分の絶対値和である誤差絶対値和SAD(Sum of Absolute intensity Difference)などがある。SSD、SADが小さいほど、一致度が高いと判断する。マッチングの基準ブロック領域Iおよび対象とするブロック領域I'において、画素位置p∈Iおよび、q∈I'(p,qは2次元の値を持つ量で、I,I'は2次元の領域、p∈Iは座標pが領域Iに含まれていることを示す)の画素値をそれぞれLp、Lqとすると、SSD、SADは、それぞれ次式(1)、(2)で表される。
Figure 2010041418
Figure 2010041418
その他に、正規化相互相関NCC(Normalized Cross-Correlation)を用いる方法がある。ゼロ平均相関は、マッチングの基準ブロック領域Iおよび対象とするブロック領域I'の各々に含まれる画素p∈Iおよび、q∈I'の平均値Ave(Lp)、Ave(Lq)を算出し、各ブロックに含まれる画素値との差分を次式(3)、(4)により計算する。
Figure 2010041418
Figure 2010041418
続いて、正規化相互相関NCCを次式(5)により計算する。
Figure 2010041418
正規化相互相関NCCの大きいブロックを一致度の高い(相関の高い)ブロックと判断し、最も一致度の高いブロックI'とIの間の相対的ズレ量を求める。
ところで、通常、光学系には収差が含まれている。特に、広角レンズ等、歪曲収差が大きいレンズで撮影すると、画像の中心部は歪みが小さく、画像端部は歪みが大きい画像が得られる(図9(a)、(b)参照)。このような歪みが生じた画像を用いて画像間の位置ずれ量を求める場合、画像の中心からの距離(以下、像高と呼ぶ)に応じて、動きベクトルにバラツキが生じる。図9(a)に示すように、負の歪曲収差を有する光学系を用いて撮像された画像では、像高の小さい領域の動きベクトルに比べて、像高の大きい領域の動きベクトルは小さくなる。逆に、図9(b)に示すように、正の歪曲収差を有する光学系を用いて撮像された画像では、像高の小さい領域の動きベクトルに比べて、像高の大きい領域の動きベクトルは大きくなる。
このような歪曲収差の影響を排除するために、特許文献1に記載の技術では、歪曲収差を補正する歪み補正処理を施し、歪みの影響を除去した画像を用いて、位置合わせを行っている(図10参照)。歪み補正処理では、画像の中心を基準として、像高に応じた補正を行っている。
特開2007−129587号公報
しかしながら、実際のカメラでは、レンズや撮像素子の組み付け精度による個体差や、ズーム移動時の像ずれ等が含まれることがあるため、画像の中心と歪みの中心とが一致しない場合がある。この場合、歪み補正処理時に、歪曲収差の影響を精度良く排除することができないため、位置合わせの精度が低下するという問題があった。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、光学系の歪みの影響を排除して、画像間の位置合わせを精度良く行うことである。
本発明のある態様に係る画像処理装置は、複数枚の画像間の位置ずれ量を用いて複数枚の画像の位置合わせ処理を行う画像処理装置であって、光学系の歪みを示す情報に基づいて、前記複数枚の画像間の動きベクトルを測定するための複数の動きベクトル測定領域を画像上に設定する動きベクトル測定領域設定部と、前記複数の動きベクトル測定領域の各々において、前記複数枚の画像間の動きベクトルを求める動きベクトル演算部と、前記複数の動きベクトル測定領域の各々において求められた動きベクトルに基づいて、前記複数枚の画像間の位置ずれ量を求める位置ずれ量算出部と、を備えることを特徴とする。
本発明の別の態様に係る画像処理方法は、複数枚の画像間の位置ずれ量を用いて複数枚の画像の位置合わせ処理を行う画像処理方法であって、光学系の歪みを示す情報に基づいて、前記複数枚の画像間の動きベクトルを測定するための複数の動きベクトル測定領域を画像上に設定するステップと、前記複数の動きベクトル測定領域の各々において、前記複数枚の画像間の動きベクトルを求めるステップと、前記複数の動きベクトル測定領域の各々において求められた動きベクトルに基づいて、前記複数枚の画像間の位置ずれ量を求めるステップと、を備えることを特徴とする。
本発明のさらに別の態様に係る画像処理プログラムは、複数枚の画像間の位置ずれ量を用いて複数枚の画像の位置合わせ処理をコンピュータに実行させるための画像処理プログラムであって、光学系の歪みを示す情報に基づいて、前記複数枚の画像間の動きベクトルを測定するための複数の動きベクトル測定領域を画像上に設定するステップと、前記複数の動きベクトル測定領域の各々において、前記複数枚の画像間の動きベクトルを求めるステップと、前記複数の動きベクトル測定領域の各々において求められた動きベクトルに基づいて、前記複数枚の画像間の位置ずれ量を求めるステップと、を備えることを特徴とする。
これら態様によれば、光学系の歪みを示す情報に基づいて、例えば、歪みの影響を受けにくい位置に動きベクトル測定領域を設定して、動きベクトルを求めるので、画像間の位置ずれ量を精度良く求めることができる。
本発明によれば、光学系の歪みの影響を排除して、画像間の位置合わせを精度良く行うことができる。
図1は、一実施の形態における画像処理装置100の構成を示すブロック図である。図中、点線は制御信号、細線は動きベクトルや信頼度等のデータの流れ、太線は画像データの流れを表している。なお、本実施の形態に係る画像処理装置100は、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラや内視鏡など、正しく作動するために電流または電磁界に依存する機器である電子機器に搭載される。
メインコントローラ101は、装置全体の動作制御を行うプロセッサ103と、撮影パラメータや各種処理情報を保持するメモリ102とを備え、各処理ブロックへのコマンド生成やステータス管理を行う。
メモリ102は、光学系データ入力部120から入力される光学系データ、および、ユーザインターフェース121から入力されるシャッタ速度、絞り、焦点距離、連射速度、ISO感度などの撮影パラメータを保持する。光学系データには、光学系の歪みを示すデータが少なくとも含まれている。なお、光学系データは、画像処理装置100内のROM(不図示)に保存しておいてもよいし、画像処理装置100とは別の光学系ユニット内のROM(不図示)に保存しておいてもよい。
撮像部110で撮像された複数フレームの画像は、時系列に連続的に、フレームメモリ111に入力され、格納される。フレームメモリ111に格納された入力画像には、位置合わせの基準となる画像(以下、基準画像と呼ぶ)と、基準画像に対して位置合わせを行う画像(以下、対象画像と呼ぶ)とがある。
位置合わせ画像生成部112は、基準画像および対象画像を、それぞれ位置合わせに適した画像へ変換することにより、位置合わせ画像を生成する。位置合わせ画像の生成方法については、後述する。
動きベクトル測定領域設定部113は、メモリ102に格納されている光学系データ、位置合わせ画像の幅や高さなどの画像情報、および、測定領域パラメータに基づいて、動きベクトルを測定するための複数の動きベクトル測定領域を設定する。測定領域パラメータには、動きベクトル測定領域のX,Y方向の個数、および、探索範囲などが含まれる。動きベクトル測定領域の詳しい設定方法については、後述する。以下では、「動きベクトル測定領域」を単に「測定領域」とも呼ぶ。
動きベクトル演算部114は、フレームメモリ111に格納されている位置合わせ画像のデータと、動きベクトル測定領域のデータとを用いて、各測定領域において、対象画像から基準画像への写像を表す動きベクトルを算出する。動きベクトルの詳しい算出方法については、後述する。
動きベクトル信頼度算出部115は、各測定領域の動きベクトル、および、位置合わせ画像に基づいて、各動きベクトルの信頼性(確からしさ)を表す信頼度を算出する。信頼度の詳しい算出方法についても後述する。
動きベクトル統合処理部116は、各測定領域の動きベクトルおよび各動きベクトルの信頼度に基づいて、基準画像および対象画像間の位置ずれ量を求める。画像間の位置ずれ量を求める詳しい方法については後述する。
歪み補正処理部118は、基準画像および対象画像の歪みを補正する歪み補正処理を行う。歪みの補正は、例えば、光学系の歪曲収差の情報に基づいて既知の方法を用いることにより行う。光学系の歪曲収差の情報は、メモリ102に保持されている光学系データに含まれる。歪み補正後の画像は、フレーム加算部109に送られる。
フレーム加算部109は、歪み補正後の基準画像および対象画像と、歪み補正前の位置ずれ量とに基づいて、フレーム加算処理を行う。すなわち、歪み補正後の対象画像を、歪み補正前の位置ずれ量だけシフトさせて、歪み補正後の基準画像に加算する処理を行う。
図2は、一実施の形態における画像処理装置によって行われる処理の処理手順を示すフローチャートである。ステップS10において、光学系データ入力部120は、光学系の歪み情報などの光学系データをメインコントローラ101のメモリ102に格納する。
ステップS20において、ユーザインターフェース121は、シャッタ速度、絞り、焦点距離、連射速度、ISO感度などを含む撮影パラメータをメモリ102に格納する。ステップS30において、撮像部110は、メモリ102に入力された撮影パラメータに基づいて撮影を行う。撮影された複数フレームの画像は、フレームメモリ111に格納される。
ステップS40において、位置合わせ画像生成部112は、フレームメモリ111に格納されている基準画像と対象画像のそれぞれについて、位置合わせ用の画像である位置合わせ用基準画像と位置合わせ用対象画像を生成する。位置合わせ用基準画像および位置合わせ用対象画像は、基準画像および対象画像をそれぞれ縮小した画像である。生成された位置合わせ用基準画像および位置合わせ用対象画像は、フレームメモリ111に格納される。
ステップS50において、動きベクトル測定領域設定部113は、メモリ102に格納されている光学系データ、位置合わせ画像の幅や高さなどの画像情報、および、測定領域パラメータに基づいて、動きベクトル測定領域を計算し、設定する。上述したように、測定領域パラメータには、測定領域のX,Y方向の個数、探索範囲などが含まれる。
上述したように、内視鏡のように広画角で歪曲収差が大きい光学系を用いて画像を取得した場合、画像中心付近では歪みの影響が少なく、画像周辺部では歪みの影響が大きくなる。これにより、動きベクトルの大きさは、測定箇所(または、像高)によって変動する。
ここで、動きベクトル測定領域を画像中心部にだけ設定すると、歪曲収差の影響は受けにくくなるが、動きベクトルの検出範囲が狭くなるため、検出できる動きベクトルの数が少なくなり、画像間の位置ずれ量の算出精度が低下する。一方、動きベクトル測定領域の設定範囲を画像周辺部まで広げると、歪曲収差の影響を受けやすくなり、各測定領域の動きベクトルにバラツキが発生する。従って、歪曲収差に起因した動きベクトルの変動が、動きベクトル演算精度の範囲内に収まる条件で、できるだけ広く測定領域を設定することが望ましい。
歪曲収差に起因する歪み量と動きベクトル変動量の計算方法について説明する。歪曲収差の影響を排除した理想像の像高(以下、理想像高Yと呼ぶ)と、実画像の像高 (以下、実像高Y’と呼ぶ)とは、光学系の歪みを示すデータである歪曲収差係数DTを用いて、次式(6)の関係が成り立つ。
Figure 2010041418
式(6)を変形すると、実像高Y’を表す式(7)が得られる。
Figure 2010041418
歪曲収差係数DTは、あらかじめ形状がわかっている被写体を撮影して理想像高Yと実像高Y’をそれぞれ求め、式(6)に代入することで、実験的に求めることができる。図3は、理想像高Yと歪曲収差係数DTとの関係を実験的に求めた一例を示す図である。歪曲収差係数DTは、次式(8)のような多項式で近似することができる。
Figure 2010041418
式(8)における多項式の係数a,b,cを求めれば、任意の理想像高Yに対する歪曲収差係数DTを求めることができる。係数a,b,cは、理想像高Yおよびその理想像高Yに対応する歪曲収差DTを1組とした場合に、少なくとも3組の理想像高Yおよび歪曲収差DTの関係から求めることができる。なお、ここでは3次の多項式で近似したが、より高次の多項式で近似してもよい。
式(8)で表される歪曲収差係数DTを式(7)に代入すると、理想像高Yから実像高Y’への変換式として、次式(9)が得られる。
Figure 2010041418
続いて、歪曲収差に起因した動きベクトルの変動量の計算方法について説明する。歪曲収差が無い理想的な条件で撮像された画像上の任意の2点、点A(x1,y1)、点B(x2,y2)間の動きベクトルは、次式(10)で表される。
Figure 2010041418
一方、歪曲収差が存在する光学系を用いて撮像された画像上において、点A−Bに対応する2点A’−B’間の動きベクトルは、次式(11)で表される。
Figure 2010041418
ただし、式(11)中のα1、α2は、次式(12)で表される。
Figure 2010041418
従って、歪曲収差がない理想的な条件における動きベクトルと、歪曲収差が存在する条件における動きベクトルとの差である動きベクトルの変動量は、次式(13)で表される。
Figure 2010041418
ここで、動きベクトルの測定は、基本画像に設定したテンプレート領域に対して、対象画像中の相関の高い領域を求めることにより行う。テンプレート領域は、例えば、所定の大きさの矩形領域であり、動きベクトル測定領域の範囲内で移動させる。
図4は、動きベクトル測定領域を設定する方法を説明するための図である。テンプレート領域401の中心座標を(xc、yc)、テンプレート領域401の中心座標が移動可能な範囲(探索範囲)を、中心座標(xc、yc)の上下左右の幅Rの範囲(図4参照)とすると、テンプレート領域401の最大像高位置は、符号402で表される位置となり、動きベクトル測定領域は、符号403で表される範囲となる。この場合、動きベクトル測定領域403内における動きベクトルの最大変動量は次式(14)で表される。なお、Rは所定の固定値である。
Figure 2010041418
ただし、式(14)中のαc、αrは、次式(15)で表される。式(15)におけるDTcは、動きベクトル測定領域403の中心における歪曲収差係数であり、DTrは、動きベクトル測定領域内の最大像高位置402における歪曲収差係数である。
Figure 2010041418
本実施の形態では、式(14)で表される、測定領域内における動きベクトルの最大変動量が動きベクトル測定の分解能C(動きベクトルの測定精度)より小さくなる範囲内で、測定領域を設定する。すなわち、次式(16)の関係を満たす(xc、yc)を求め、測定領域の中心座標が、画像の中心404の位置座標(0,0)を中心として、x座標は−xc以上xc以下の範囲、y座標は−yc以上yc以下の範囲となるように、複数の動きベクトル測定領域403を設定する。
Figure 2010041418
本実施の形態では、図4に示すように、格子状に複数の動きベクトル測定領域403を設定する。上述した方法によって動きベクトル測定領域403を設定すると、図4に示すように、歪みの影響が小さく、動きベクトルの演算精度が保たれる画像中心付近の範囲405内に、複数の動きベクトル測定領域403が設定される。範囲405は、光学系の歪みに応じて定まる範囲である。
図2のフローチャートに戻って説明を続ける。ステップS60において、動きベクトル演算部114は、フレームメモリ111に格納されている位置合わせ用基準画像および位置合わせ用対象画像と、テンプレート領域401および測定領域403とに基づいて、動きベクトルを求める。動きベクトルを求める方法を以下で詳しく説明する。
まず初めに、位置合わせ用基準画像のテンプレート領域401を、位置合わせ用対象画像の測定領域403内において位置合わせを行うことにより、画素精度での動きベクトルを求める。この位置合わせは、SAD、SSD、NCC等の一致指標値を演算するブロックマッチング手法を用いて行うことができる。
また、ブロックマッチングの代わりに、オプティカルフローに置き換えてもよい。なお、画素精度での動きベクトルは、設定された全ての測定領域403に対して求める。
次に、求めた画素精度の動きベクトルについて、画素精度よりも細かい精度であるサブピクセル精度の動きベクトルを求める。このため、まず、一致度が最も大きいことを示す一致指標値の画素位置を中心とする上下左右の4近傍の画素位置において、再度、一致指標値を求める。一致度が最も大きいことを示す一致指標値の画素位置とは、例えば、一致指標値としてSSDを求めた場合には、SSDが最小となる画素位置である。
図5は、一致度が最も大きいことを示す一致指標値の画素位置を中心とする上下左右の4近傍の画素位置を示す図である。一致度が最も大きいことを示す一致指標値の画素位置を黒丸で、上下左右の4近傍の画素位置を白丸でそれぞれ示している。
続いて、上下左右の4近傍の画素位置において求めた一致指標値をフィッティングし、一致指標値のピーク位置を求めることでサブピクセル精度の動きベクトルを求める。フィッティングとしては、等角直線フィッティングや、パラボラフィッティング等の既知の方法を用いることができる。
図6(a)は、等角直線フィッティングを用いてサブピクセル精度の動きベクトルを求める方法を示す図である。例えば、画素単位の一致指標値が最高となる画素位置における一致指標値をR(0)とし、一致指標値が最高となる画素位置の左隣および右隣の画素位置の一致指標値をそれぞれR(−1)、R(1)とすると、X方向のサブピクセル精度のずれ量dは、次式(17)で表される。
Figure 2010041418
同様に、上隣および下隣の画素位置の一致指標値をそれぞれR(1)、R(−1)として、式(17)よりY方向のサブピクセル精度のずれ量を求めることにより、サブピクセル精度の動きベクトルを求める。
図6(b)は、パラボラフィッティングを用いてサブピクセル精度の動きベクトルを求める方法を示す図である。この場合、サブピクセル精度のずれ量dは、次式(18)で表される。
Figure 2010041418
この場合も、式(18)に基づいて、X方向およびY方向のサブピクセル精度のずれ量を求めることにより、サブピクセル精度の動きベクトルを求める。
サブピクセル精度の動きベクトルを求める処理は、画素精度の動きベクトル全てを対象として行う。
図2のフローチャートのステップS70において、動きベクトル信頼度算出部115は、各動きベクトルの信頼度を算出する。動きベクトルの信頼度は、例えば、動きベクトル演算において求められた一致指標値のヒストグラムの最も一致度が高いところの一致指標値および平均値の偏差を用いて判定する。例えば、一致指標値にSSDを用いた場合、SSDの最小値と平均値との偏差を用いる。簡単には、SSDの最小値と平均値との偏差を信頼度とする。
なお、SSDの統計性に基づく信頼度は、領域の構造特徴と以下の(i)〜(iii)の概念で対応付けられる。
(i)エッジ構造が鮮鋭な領域の場合、動きベクトルの信頼性が高い。このため、SSDの最小値を示す位置の誤差は少なく、SSDのヒストグラムをとった場合に、最小値を示す位置付近に小さな差分値が集中する。従って、SSDの最小値と平均値の差が大きい。
(ii)テクスチャや平坦な構造の場合、差分値のヒストグラムが平坦になる。このため、最小値と平均値の差は小さく、信頼度は低い。
(iii)繰り返し構造の場合、差分の最小値と最大値を示す位置が近く、差分が小さい値を示す位置が分散している。このため、最小値と平均値の差は小さく、信頼度は低い。
なお、信頼性に関しては、各測定領域内のエッジの量に応じて判定することもできる。
ステップS80〜ステップS110の処理は、動きベクトル統合処理部116により行われる。ステップS80では、各動きベクトルの信頼度に基づいて、信頼度の高い動きベクトルを選択する。
図7(a)は、各テンプレート領域401において求められた動きベクトルの一例を示す図、図7(b)は、信頼度の低い動きベクトルを除外して、信頼度の高い動きベクトルを選択した様子の一例を示す図である。図7(b)に示す例では、信頼度の低い動きベクトル(例えば、信頼度が所定のしきい値より低い動きベクトル)を除外するためのフィルタリング処理を行うことにより、信頼度の高い動きベクトルを選択している。
ステップS90では、ステップS80の選択処理で選択した複数の動きベクトルに対して投票処理を行い、最も頻度の高い動きベクトル、すなわち、最も数の多い同一の動きベクトルを選択する。例えば、選択処理で選択した動きベクトルを、X方向のずれ量およびY方向のずれ量に分解し、X方向のずれ量およびY方向のずれ量のそれぞれに対して投票処理を行うことにより、最も頻度の高い動きベクトルを求める。
ステップS100では、ステップS80およびステップS90の処理で残った動きベクトルについて、その個数(最頻位置ずれ量の投票数)と所定のしきい値とを比較することにより、フレーム加算可否を判定する。投票数が所定のしきい値を下回る場合、フレーム加算は行わず次フレームの処理に移るため、ステップS30に戻る。投票数が所定のしきい値以上の場合、ステップS110に進む。
ステップS110では、画像間の代表位置ずれ量を求める。位置合わせ用基準画像および位置合わせ用対象画像は、基準画像および対象画像をそれぞれ縮小した画像であるため、投票数が所定のしきい値以上の最頻度の動きベクトルを、縮小後の位置合わせ用の画像を縮小前の画像に変換する際の変換率で変換することで、代表位置ずれ量を求める。縮小後の位置合わせ用の画像を縮小前の画像に変換する際の変換率は、基準画像および対象画像から位置合わせ用基準画像および位置合わせ用対象画像を生成する際の縮小率の逆数として算出する。例えば、基準画像および対象画像をそれぞれ4分の1に縮小して、位置合わせ用基準画像および位置合わせ用対象画像を生成した場合には、求めた最頻度の動きベクトルを4倍することにより、代表位置ずれ量を求める。
このとき、求めた代表位置ずれ量が画素精度になるように、最頻度の動きベクトルを更新することが好ましい。例えば、最頻度の動きベクトルが(2.2,2.6)で、変換率が4倍の場合、単純に4倍すると、(8.8,10.4)となり、画素精度にはならない。従って、最頻度の動きベクトルを(2.0,2.5)に更新してから4倍することにより、画素精度の代表位置ずれ量(8,10)を得ることができる。
ステップS120において、歪み補正処理部118は、メモリ102に保持されている光学系データに基づいて、基準画像および対象画像の歪みを補正する。
ステップS130において、フレーム加算部117は、歪み補正後の基準画像および対象画像と、ステップS110で求めた歪み補正前の位置ずれ量とに基づいて、フレーム加算処理を行う。すなわち、歪み補正後の対象画像を、歪み補正前の位置ずれ量だけシフトさせて、歪み補正後の基準画像に加算する処理を行う。
ステップS140では、規定フレームを全て処理し終えたか否かを判定する。規定フレームを全て処理し終えればフローチャートの処理を終了し、未処理フレームが残っていれば、ステップS30に戻って、上記処理を繰り返す。
図8は、一実施の形態における画像処理装置によって行われる処理の流れを簡単に説明するための図である。歪み補正前の基準画像および対象画像に基づいて、動きベクトル測定領域が設定される範囲405内で、基準画像および対象画像間の位置合わせを行い、画像間の位置ずれ量を求める。そして、基準画像および対象画像の歪みを補正し、歪み補正後の基準画像および対象画像と、歪み補正前の位置ずれ量とに基づいて、フレーム加算処理を行う。
以上、一実施の形態における画像処理装置によれば、光学系の歪みを示す情報に基づいて、画像上に複数の動きベクトル測定領域を設定し、設定した複数の動きベクトル測定領域の各々において、複数枚の画像間の動きベクトルを求め、求めた複数の動きベクトルに基づいて、複数枚の画像間の位置ずれ量を求める。光学系の歪みを示す情報に基づいて、複数の動きベクトル測定領域を設定するので、光学系に歪みが存在する場合でも、歪みの影響を受けにくい位置に動きベクトル測定領域を設定して、画像間の位置ずれ量を精度良く求めることができる。また、歪み補正処理を行う前の画像を用いて、画像間の位置ずれ量を求めるので、歪み補正処理後の画像を用いて位置ずれ量を求める従来の方法に比べて、少ない演算量で位置ずれ量を求めることができる。すなわち、従来の方法では、位置合わせを行う全ての画像に対して、歪み補正処理を行う必要があるが、一実施の形態における画像処理装置によれば、そのような歪み補正処理を行う必要がない。
特に、一実施の形態における画像処理装置では、光学系の歪みを示す情報に基づいて、動きベクトル測定領域を設定する範囲を決定し、決定した範囲内において、複数の動きベクトル測定領域を設定する。動きベクトル測定領域を設定する範囲は、画像の中心から光学系の歪みに応じた所定の範囲とするので、歪みの影響が小さく、動きベクトルの演算精度が保たれる範囲内で動きベクトルを求めることができる。
また、一実施の形態における画像処理装置によれば、動きベクトル測定領域内で測定可能な動きベクトルが光学系の歪みに起因して変動する量のうちの最大変動量を求め、求めた最大変動量が動きベクトルの測定精度よりも小さくなる範囲内で、複数の動きベクトル測定領域を設定する。これにより、動きベクトルの測定時に、光学系の歪みに起因する動きベクトルの変動量が無視されるので、歪みの影響を排除した精度の高い位置ずれ量を求めることができる。
一実施の形態における画像処理装置によれば、各動きベクトルの信頼度を算出し、算出した信頼度、および、各動きベクトルに基づいて、複数枚の画像間の位置ずれ量を求める。特に、信頼度の高い動きベクトルを選択し、選択した信頼度の高い動きベクトルに基づいて、複数枚の画像間の位置ずれ量を求めるので、精度の高い位置ずれ量を求めることができる。
本発明は、上述した一実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。例えば、上述した一実施の形態では、基準画像と対象画像のそれぞれを縮小することにより、位置合わせ用基準画像と位置合わせ用対象画像を生成し、生成した位置合わせ用画像を用いて、動きベクトルを求めた。しかし、位置合わせ用画像を生成せずに、基準画像および対象画像を用いて、動きベクトルを求めるようにしてもよい。
複数の動きベクトル測定領域403は、図4に示すように、画像の中心404から光学系の歪みに応じた範囲405内に設定するようにしたが、画像の略中心から光学系の歪みに応じた範囲内に設定するようにしてもよい。なお、図4では、画像の中心と歪みの中心とが一致するものとして説明しているが、両者が一致しない場合には、画像上において歪みの中心に対応する位置を中心とする所定の範囲内に、動きベクトル測定領域403が設定されることになる。
画像間の位置ずれ量は、各動きベクトル測定領域で求められた複数の動きベクトルの中から、信頼度が高い動きベクトルを選択し、選択した複数の動きベクトルの中で最も頻度の高い動きベクトルを選択することにより求めた。しかし、信頼度が高い動きベクトルを選択した後、選択した複数の動きベクトルの平均ベクトルを算出することにより、位置ずれ量を求めてもよいし、選択した複数の動きベクトルを、信頼度に応じて重み付け加算することにより、位置ずれ量を求めるようにしてもよい。
図1に示す構成では、フレーム加算の例を示したが、画像間の位置ずれ量を用いて、基準画像に対する対象画像の位置あわせを行う動画ブレ補正を行う構成としてもよい。動画ブレ補正では、位置ずれ量を用いて、対象画像が基準画像に対して、ブレが少なくなるような補正を行う。
光学系の歪みを示す情報として、歪曲収差係数を例に挙げて説明したが、歪曲収差係数に限定されることはない。
なお、上述した一実施の形態の説明では、画像処理装置が行う処理としてハードウェアによる処理を前提としていたが、このような構成に限定される必要はない。例えば、別途ソフトウェアにて処理する構成も可能である。この場合、画像処理装置は、CPU、RAM等の主記憶装置、上記処理の全て或いは一部を実現させるためのプログラムが記憶されたコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を備えている。ここでは、このプログラムを画像処理プログラムと呼ぶ。そして、CPUが上記記憶媒体に記憶されている画像処理プログラムを読み出して、情報の加工・演算処理を実行することにより、上述の画像処理装置と同様の処理を実現させる。
ここで、コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、この画像処理プログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該画像処理プログラムを実行するようにしても良い。
一実施の形態における画像処理装置の構成を示すブロック図である。 一実施の形態における画像処理装置によって行われる処理の処理手順を示すフローチャートである。 理想像高と歪曲収差係数との関係を実験的に求めた一例を示す図である。 動きベクトル測定領域を設定する方法を説明するための図である。 一致度が最も大きいことを示す一致指標値の画素位置を中心とする上下左右の4近傍の画素位置を示す図である。 図6(a)は、等角直線フィッティングを用いてサブピクセル精度の動きベクトルを求める方法を示す図であり、図6(b)は、パラボラフィッティングを用いてサブピクセル精度の動きベクトルを求める方法を示す図である。 図7(a)は、各テンプレート領域において求められた動きベクトルの一例を示す図であり、図7(b)は、信頼度の低い動きベクトルを除外して、信頼度の高い動きベクトルを選択した様子の一例を示す図である。 一実施の形態における画像処理装置によって行われる処理の流れを簡単に説明するための図である。 図9(a)は、負の歪曲収差を有する光学系を用いて撮像された画像の一例であり、図9(b)は、正の歪曲収差を有する光学系を用いて撮像された画像の一例である。 歪曲収差を補正した画像に基づいて、画像間の位置ずれ量を求める従来技術の方法を説明するための図である。
符号の説明
100…画像処理装置
101…メインコントローラ
102…メモリ
103…プロセッサ
110…撮像部
111…フレームメモリ
112…位置合わせ画像生成部
113…動きベクトル測定領域設定部
114…動きベクトル演算部
115…動きベクトル信頼度算出部
116…動きベクトル統合処理部
117…フレーム加算部
118…歪み補正処理部
120…光学系データ入力部
121…ユーザインターフェース

Claims (10)

  1. 複数枚の画像間の位置ずれ量を用いて複数枚の画像の位置合わせ処理を行う画像処理装置であって、
    光学系の歪みを示す情報に基づいて、前記複数枚の画像間の動きベクトルを測定するための複数の動きベクトル測定領域を画像上に設定する動きベクトル測定領域設定部と、
    前記複数の動きベクトル測定領域の各々において、前記複数枚の画像間の動きベクトルを求める動きベクトル演算部と、
    前記複数の動きベクトル測定領域の各々において求められた動きベクトルに基づいて、前記複数枚の画像間の位置ずれ量を求める位置ずれ量算出部と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記動きベクトル測定領域設定部は、前記光学系の歪みを示す情報に基づいて、動きベクトル測定領域を設定する範囲を決定し、決定した範囲内において、前記複数の動きベクトル測定領域を設定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記動きベクトル測定領域設定部は、画像の略中心から前記光学系の歪みに応じた所定の範囲内を前記動きベクトル測定領域を設定する範囲として決定することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記動きベクトル測定領域設定部は、動きベクトル測定領域内で測定可能な動きベクトルが前記光学系の歪みに起因して変動する量のうちの最大変動量を求め、求めた最大変動量が動きベクトルの測定精度よりも小さくなる範囲内で、前記複数の動きベクトル測定領域を設定することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  5. 前記複数の動きベクトル測定領域の各々において求められた動きベクトルの信頼度を算出する動きベクトル信頼度算出部をさらに備え、
    前記位置ずれ量算出部は、前記複数の動きベクトル測定領域の各々において求められた動きベクトル、および、前記動きベクトルごとに求められた信頼度に基づいて、前記複数枚の画像間の位置ずれ量を求めることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  6. 前記動きベクトルごとに求められた信頼度に基づいて、信頼度の高い動きベクトルを選択する高信頼度動きベクトル選択部をさらに備え、
    前記位置ずれ量算出部は、前記選択された信頼度の高い動きベクトルに基づいて、前記複数枚の画像間の位置ずれ量を求めることを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
  7. 前記光学系の歪みを示す情報に基づいて、複数枚の画像の歪みを補正する歪み補正処理部と、
    前記歪み補正処理が行われた画像のうち、位置ずれが生じた画像を前記求められた位置ずれ量に基づいてシフトさせ、前記シフトさせた後の画像を、前記歪み補正処理が行われた基準となる画像に加算する加算部と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の画像処理装置を有することを特徴とする電子機器。
  9. 複数枚の画像間の位置ずれ量を用いて複数枚の画像の位置合わせ処理を行う画像処理方法であって、
    光学系の歪みを示す情報に基づいて、前記複数枚の画像間の動きベクトルを測定するための複数の動きベクトル測定領域を画像上に設定するステップと、
    前記複数の動きベクトル測定領域の各々において、前記複数枚の画像間の動きベクトルを求めるステップと、
    前記複数の動きベクトル測定領域の各々において求められた動きベクトルに基づいて、前記複数枚の画像間の位置ずれ量を求めるステップと、
    を備えることを特徴とする画像処理方法。
  10. 複数枚の画像間の位置ずれ量を用いて複数枚の画像の位置合わせ処理をコンピュータに実行させるための画像処理プログラムであって、
    光学系の歪みを示す情報に基づいて、前記複数枚の画像間の動きベクトルを測定するための複数の動きベクトル測定領域を画像上に設定するステップと、
    前記複数の動きベクトル測定領域の各々において、前記複数枚の画像間の動きベクトルを求めるステップと、
    前記複数の動きベクトル測定領域の各々において求められた動きベクトルに基づいて、前記複数枚の画像間の位置ずれ量を求めるステップと、
    を備えることを特徴とする画像処理プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018017568A (ja) * 2016-07-27 2018-02-01 キヤノン株式会社 距離測定装置、撮像装置、および距離測定方法
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