JP6073572B2 - X線診断装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、X線診断装置に関する。
近年、X線管から発生するX線を被検体に照射して被検体を診断するX線診断装置が普及しており、このようなX線診断装置では、X線から発生するX線の線量を多くした高線量モードと、発生するX線の線量を少なくした低線量モードとに切替え可能にしたものが知られている(下記特許文献1参照)。
特開2008−36278号公報
X線の線量モードの切替えは、切替スイッチを切替操作することにより行われている。このため、診断を高線量モードで開始した場合には切替スイッチを切替操作しない限り高線量モードでの診断が継続され、診断を低線量モードで開始した場合には切替スイッチを切替操作しない限り低線量モードでの診断が継続される。
ここで、高線量モードによる診断では高画質な診断画像が得られるが被検体の被ばく量が多くなり、低線量モードによる診断では被検体の被ばく量が低くなるが得られる診断画像の画質が低くなる。このように、被ばく量と診断画像の画質とは、トレードオフの関係にある。
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、その目的は、被検体にX線を照射して診断する場合に、被検体の総被ばく量を抑えつつ得られる診断画像の画質を高くすることができるX線診断装置を提供することである。
実施形態のX線診断装置は、被検体が載置される天板と、天板上の被検体に対して照射するX線を発生するX線管と、被検体を透過したX線を検出するX線検出器と、X線検出器に接続されて検出したX線に基づいた被検体の診断画像を生成する画像生成部と、天板より上の或る高さの平面に複数に仕切った区画を設定する区画設定部と、天板位置情報、撮像系位置情報、及び、絞り部開度情報を基に、設定された区画のうち、X線管から発生したX線が照射される照射野内に位置する区画を特定する区画特定部と、特定された区画に対して照射されたX線の線量を計算する線量計算部と、特定された区画それぞれに対して照射されたX線の線量を積算した積算線量を求める線量積算部と、個々の区画の積算線量が閾値に達したか否かを監視する積算線量監視部と、積算線量が閾値に達した区画に対して照射されるX線の線量を低減させる被ばく低減設定部と、を備える。
第1の実施形態のX線診断装置の構成を示すブロック図である。 天板上の或る高さの平面に設定された複数の区画を示す模式図である。 区画特定部と線量計算部と線量積算部と積算線量監視部と被ばく低減設定部との関係を示すブロック図である。 各区画とX線の照射野との関係を示す模式図であり、(a)はX線の照射野内に位置する全ての区画において積算線量が閾値に達していない場合を示し、(b)はX線の照射野内に位置する一つの区画の積算線量が閾値に達した場合を示している。 診断中における或る区画の積算線量と、X線管から発生するX線の線量モードと、その区画から生成される診断画像の画質とを示すグラフであり、(a)はその区画の積算線量が閾値に達しない場合を示し、(b)はその区画の積算線量が閾値に達した場合を示している。 X線の照射野内に位置する各区画の積算線量に応じてX線の線量モードを切替える制御を説明するフローチャートである。 第2の実施形態において、診断中における或る区画の積算線量と、X線管から発生するX線の線量モードと、その区画から生成される診断画像の画質とを示すグラフである。 X線の照射野内に位置する各区画の積算線量に応じてX線の線量モードを二段階に切替える制御を説明するフローチャートである。
以下、実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1の実施形態)
第1の実施形態を図1ないし図6に基づいて説明する。本実施形態に係るX線診断装置1は、図1に示すように、寝台(図示せず)に設けられて被検体Pが載置される天板2と、被検体Pに対してX線を照射するX線照射部3と、このX線照射部3に対してX線照射に必要な高電圧を供給する高電圧供給部4と、被検体Pを透過したX線を検出するX線検出部5と、天板2やその他の可動部材を可動させる可動機構部6と、X線検出部5で検出されたX線の検出データに基づいた被検体Pの診断画像を生成する画像生成部7と、画像生成部7に接続されて生成した診断画像を表示する画像表示部8とを備えている。
さらに、X線診断装置1は、被検体Pの情報やこのX線診断装置1を駆動させるための各種情報を入力する入力操作部9と、入力操作部9から入力された情報に基づいてX線診断装置1の各部を制御するとともに後述する各区画A、A1(図2、図4参照)に対して照射されるX線の線量を制御するシステム制御部10と、システム制御部10に接続されて各区画A、A1に対して照射されたX線の積算線量を表示する積算線量表示部11とを備えている。
X線照射部3は、天板2上の被検体Pに対して照射するX線を発生するX線管12と、X線が照射される範囲である後述する照射野B(図4参照)を調整する絞り部を有するX線絞り器13と、X線管12から発生したX線のうちの軟X線を除去する線質フィルタ14と、X線を吸収する補償フィルタ15とを備えている。X線管12は、X線を発生する真空管であり、陰極(フィラメント)から電子が放出され、放出された電子が高電圧により加速されてタングステン陽極に衝突することによりX線を発生する。X線絞り器13は、X線管12と天板2に載置された被検体Pとの間に配置され、絞り部の絞りを調整することによりX線が照射される照射野Bの範囲を可変するように構成されている。線質フィルタ14と補償フィルタ15とは、可動機構部6内の後述するフィルタ可動機構によりX線の照射方向と交差する方向に移動可能に設けられている。これらの線質フィルタ14と補償フィルタ15との移動は、一体に行ってもよく、又は、別個に行ってもよい。
高電圧供給部4は、高電圧を発生する高電圧発生器16と、システム制御部10からの制御信号に従い、X線管12に印加する管電流、管電圧、X線のパルスレート等のX線照射条件の制御を行う高電圧制御回路17とを備えている。
X線検出部5は、X線管12から発生して被検体Pを透過したX線が入射されるとともに入射されたX線をアナログ信号として検出するX線検出器18と、X線検出器18で検
出されたアナログ信号をデジタル信号に変換するAD変換器19と、天板2とX線検出器18との間に配置されて被検体Pを通過したX線の散乱光成分がX線検出器18に入射されることを阻止するグリッド20とを備えている。グリッド20は、直交する向きに配置された二枚一組で構成され、一方のグリッド20は、可動機構部6内の後述するグリッド可動機構により移動可能に設けられている。
可動機構部6は、天板2を上下方向と長手方向(載置した被検体Pの体軸方向)とに移動させる天板可動機構21と、X線照射部3とX線検出部5とを水平方向や上下方向及び天板2に対する傾き角度を変える方向に移動させる撮像系可動機構22と、線質フィルタ14と補償フィルタ15とをX線の照射方向と交差する方向に移動させるフィルタ可動機構23と、X線絞り器13の絞り部を可動させる絞り可動機構24と、一枚のグリッド20を移動させるグリッド可動機構25と、これらの各可動機構21〜25を制御する可動機構制御回路26を備えている。グリッド可動機構25により移動されるグリッド20は、天板2とX線検出器18との間に配置されて被検体Pを透過したX線の散乱光成分がX線検出器18に入射されることを阻止する阻止位置と、その配置位置から退避して被検体Pを透過したX線の散乱光成分がX線検出器18に入射されることを許容する退避位置とに移動可能とされている。
画像生成部7は、X線検出器18で検出された後にAD変換器19でデジタル信号に変換されたX線の検出データに基づいて被検体Pの診断画像を生成する部分であり、X線が入射されたX線検出器18の各画素の画素値を演算する画素値演算部27と、生成する診断画像の画質を補正する画質補正部28とを備えている。画素値演算部27では、X線を検出したX線検出器18の各画素の画素値が演算され、その演算結果を利用して診断画像が生成される。画質補正部28は、X線管12から発生するX線の線量が低下した場合において、診断画像のコントラストを明確にするように構成されている。
システム制御部10は、上述した画像生成部7と、X線管12と、高電圧制御回路17と、X線検出器18と、可動機構制御回路26とを制御するシステム制御回路29と、これらの各部7、12、17、18、26から送信された情報と入力操作部9から入力された情報と各種プログラムとを記憶する記憶部30を備えている。
さらに、システム制御部10は、入力操作部9から入力された情報に基づいて天板2上の或る高さの平面に複数に仕切った区画A(図2参照)を設定する区画設定部31と、設定された各区画AのうちX線管12から発生したX線の照射野B内に位置する区画A、A1(図4参照)を特定する区画特定部32と、照射野B内に位置する各区画A、A1に対して照射されたX線の線量を計算する線量計算部33と、各区画A、A1に対して照射されたX線の線量を積算して各区画A、A1ごとの積算線量を求める線量積算部34と、各区画A、A1の積算線量が閾値に達したか否かを監視する積算線量監視部35と、或る区画A1の積算線量が閾値に達した場合にその区画A1に対して照射されるX線の線量を低減させる被ばく低減設定部36を備えている。
ここで、積算線量が閾値に達した区画A1(後述する図4(b)参照)に対して照射されるX線の線量を低減させる場合には、被ばく低減設定部36により設定された以下に説明する処理の一つ又は二つ以上が組み合わせて行われる。
積算線量が閾値に達した区画A1に対して照射されるX線の線量を低減させる処理の一つは、X線管12に印加する管電圧を上げることである。この処理は、システム制御回路29によって高電圧制御回路17を制御することにより行われる。X線管12に印加する管電圧が上がることにより、X線管12から発生するX線のエネルギーが大きくなり、発生したX線のエネルギーが大きくなることによってそのX線が被検体Pに照射された場合
に被検体Pに吸収されずに透過してX線検出器18に到達するX線の線量が増える。つまり、X線管12に印加する管電圧を上げた場合には、X線管12から発生するX線の線量を低減させても、X線検出器18で検出されるX線の線量が維持される。ここで、X線管12から発生するX線の線量の制御は、X線検出器18で検出されるX線の線量(又は、X線検出器18で検出される画素値)が一定となるように行われている。したがって、X線管12の管電圧を上げることにより、X線管12から発生するX線の線量を低減させることができ、積算線量が閾値に達した区画A1に対して照射されるX線の線量を低減させることができる。
積算線量が閾値に達した区画A1に対して照射されるX線の線量を低減させる処理の他の一つは、X線管12に印加する管電圧のパルスレートを下げることである。この処理は、システム制御回路29によって高電圧制御回路17を制御することにより行われる。X線管12に印加する管電圧のパルスレートが下がることにより、単位時間当たりのX線管12からのX線の発生回数が少なくなる。したがって、X線管12に印加する管電圧のパルスレートを下げることにより、X線管12から発生するX線の線量を低減させることができ、積算線量が閾値に達した区画A1に対して照射されるX線の線量を低減させることができる。
積算線量が閾値に達した区画A1に対して照射されるX線の線量を低減させる処理の他の一つは、X線検出器18のゲインを上げることである。この処理は、システム制御回路29によってX線検出器18を制御することにより行われる。X線検出器18のゲインが上がることにより、X線検出器18に入力されるX線の線量が少なくなっても、X線検出器18で検出される画素値が維持される。したがって、X線検出器18のゲインを上げることにより、X線管12から発生するX線の線量を低減させることができ、積算線量が閾値に達した区画A1に対して照射されるX線の線量を低減させることができる。
積算線量が閾値に達した区画A1に対して照射されるX線の線量を低減させる処理の他の一つは、X線検出器18のビニング(画素加算)の加算画素数を大きくすることである。この処理は、システム制御回路29によってX線検出器18を制御することにより行われる。X線検出器18のビニングの加算画素数が大きくなることにより、X線検出器18に入力されるX線の線量が少なくなっても、X線検出器18で検出される画素値が維持される。したがって、X線検出器18のビニングを大きくすることにより、X線管12から発生するX線の線量を低減させることができ、積算線量が閾値に達した区画A1に対して照射されるX線の線量を低減させることができる。
積算線量が閾値に達した区画A1に対して照射されるX線の線量を低減させる処理の他の一つは、X線管12とX線検出器18との天板2に対する傾き角度を変えることである。この処理は、システム制御回路29によって撮像系可動機構22を制御することにより行われる。そして、X線管12とX線検出器18との天板2に対する傾き角度を変えることにより、X線管12から発生したX線が、積算線量が閾値に達した区画A1に照射させることを避けるようにすることができる。したがって、X線管12とX線検出器18との天板2に対する傾き角度を変えることにより、積算線量が閾値に達した区画A1に対して照射されるX線の線量を低減させることができる。
積算線量が閾値に達した区画A1に対して照射されるX線の線量を低減させる処理の他の一つは、X線管12からのX線の照射方向を天板2の下側からに変更することである。この処理は、X線管12とX線検出器18とがC型アームに取付けられている場合に適用可能であり、システム制御回路29によって撮像系可動機構22を制御することにより行われる。天板2の下側からX線を照射することにより、X線管12から区画A1までの距離が大きくなり、積算線量が閾値に達した区画A1に対して照射されるX線の線量を低減
させることができる。
積算線量が閾値に達した区画A1に対して照射されるX線の線量を低減させる処理の他の一つは、X線絞り器13の絞りを小さくし、積算線量が閾値に達した区画A1がX線の照射野Bから外れるようにすることである。この処理は、システム制御回路29によって絞り可動機構24を制御することにより行われる。X線絞り器13の絞りを小さくして積算線量が閾値に達した区画A1がX線の照射野Bから外れるようにすることにより、積算線量が閾値に達した区画A1に対して照射されるX線の線量を低減させることができる。
積算線量が閾値に達した区画A1に対して照射されるX線の線量を低減させる処理の他の一つは、X線管12と天板2上の被検体Pとの間に線質フィルタ14を入れ、線質フィルタ14により積算線量が閾値に達した区画A1を覆うことである。この処理は、システム制御回路29によってフィルタ可動機構23を制御することにより行われる。積算線量が閾値に達した区画A1が線質フィルタ14で覆われることにより、この線質フィルタ14により軟X線が除去され、積算線量が閾値に達した区画A1に対して照射されるX線の線量を低減させることができる。
積算線量が閾値に達した区画A1に対して照射されるX線の線量を低減させる処理の他の一つは、X線管12と天板2上の被検体Pとの間に補償フィルタ15を入れ、補償フィルタ15により積算線量が閾値に達した区画A1を覆うことである。この処理は、システム制御回路29によってフィルタ可動機構23を制御することにより行われる。積算線量が閾値に達した区画A1が補償フィルタ15で覆われることにより、積算線量が閾値に達した区画A1に対して照射されるX線の線量を低減させることができる。
積算線量が閾値に達した区画A1に対して照射されるX線の線量を低減させる処理の他の一つは、天板2とX線検出器18との間に直交する向きに配置されて被検体Pを透過したX線の散乱光成分がX線検出器18に入射されることを阻止する阻止位置に位置している二枚のグリッド20のうちの一枚を、被検体Pを透過したX線の散乱光成分がX線検出器18に入射されることを許容する退避位置に移動させることである。この処理は、システム制御回路29によってグリッド可動機構25を制御することにより行われる。一枚のグリッド20が退避位置に移動することにより、X線検出器18に入射されるX線の散乱光が増えるとともにX線管12から発生するX線の線量を低減させることができ、積算線量が閾値に達した区画A1に対して照射されるX線の線量を低減させることができる。なお、この処理において、一枚のグリッド20のみではなく二枚のグリッド20を退避位置に移動させるようにしてもよい。
図2は、天板2上の或る高さの平面に設定された矩形状の複数の区画Aを示す模式図である。これらの区画Aの設定は、天板2から平面までの高さ寸法“H”と各区画Aの縦横の寸法との情報が入力操作部9から入力され、入力された情報に基づいてシステム制御部10の区画設定部31により行われる。
図3は、システム制御部10が備えている、区画特定部32と、線量計算部33と、線量積算部34と、積算線量監視部35と、被ばく低減設定部36との関係を示すブロック図である。
区画特定部32は、X線が照射される区画Aを特定する部分であり、天板可動機構21からの天板位置情報と、撮像系可動機構22からの撮像系位置情報と、絞り可動機構24からの絞り部開度情報とが入力されるように構成されている。区画特定部32は、これらの情報に基づいてX線の照射野B内に位置する区画Aを特定する。
線量計算部33は、高電圧制御回路17からのX線照射情報と、天板可動機構21からの天板位置情報と、撮像系可動機構22からの撮像系位置情報と、フィルタ可動機構23からの線質フィルタ位置情報と補償フィルタ位置情報とが入力されるように構成されている。線量計算部33は、入力された情報に基づいて各区画Aに対して照射されたX線の線量を計算する。この線量計算部33での線量の計算は、周知の表面線量簡易換算法(Non Dosimeter Dosimetry:NDD法)等を用いて行われる。区画特定部32での区画Aの特定と線量計算部33での線量の計算とは、単位時間(例えば、1秒)ごとに行われる。
線量積算部34には、区画特定部32と線量計算部33とが接続されている。線量積算部34は、区画特定部32で特定された各区画Aごとに、線量計算部33で計算された線量を積算する。
積算線量監視部35には、線量積算部34が接続されている。積算線量監視部35は、各区画Aの積算線量が閾値に達したか否かを監視する。
被ばく低減設定部36には、積算線量監視部35が接続されている。被ばく低減設定部36は、X線の照射野B内に位置する或る区画A1の積算線量が閾値に達した場合に“オン状態”に切替えられ、X線の照射野B内に位置する全ての区画Aの積算線量が閾値に達していない場合には“オフ状態”に切替えられるように構成されている。被ばく低減設定部36が“オン状態”に切替えられた場合には、X線管12から発生するX線の線量モードが低線量モードになってX線管12から発生するX線の線量が少なくなり、照射野B内に位置して積算線量が閾値に達した区画A1及び照射野B内に位置する他の区画Aに対して照射されるX線の線量が低減される。また、積算線量が閾値に達した区画A1が、天板2又はX線照射部3の移動に伴ってX線の照射野Bから外れた場合には、被ばく低減設定部36が“オフ状態”に切替えられ、X線管12から発生するX線の線量モードが標準線量モードになってX線管12から発生するX線の線量が元の状態に戻って多くなる。
図4は、各区画A、A1とX線の照射野Bとの関係を示す模式図である。図4(a)は、X線の照射野B内に位置する複数の区画Aの全てにおいて積算線量が閾値に達していない場合を示している。図4(b)は、X線の照射野B内に位置する複数の区画A、A1のうちの一つの区画A1の積算線量が閾値に達した場合を示している。
図4(a)に示すように、照射野B内に位置する複数の区画Aの全てにおいて積算線量が閾値に達していない場合には、被ばく低減設定部36が“オフ状態”に切替えられた状態に維持され、X線管12から発生するX線の線量モードが標準線量モードに維持される。
一方、図4(b)に示すように、照射野B内に位置する複数の区画A、A1内に積算線量が閾値に達した区画A1が存在する場合には、被ばく低減設定部36が“オン状態”に切替えられ、X線管12から発生するX線の線量モードが低線量モードになるとともに、照射野B内に位置する区画A、A1に対して照射されるX線の線量が低減される。
図5は、診断中における或る区画A、A1の積算線量と、X線管12から発生するX線の線量モードと、その区画A、A1から生成される診断画像の画質とを示すグラフであり、(a)は診断中に区画Aの積算線量が閾値に達しない場合を示し、(b)は診断中に区画A1の積算線量が閾値に達した場合を示している。
図5(a)に示すように、診断中に区画Aの積算線量が閾値に達しない場合には、被ばく低減設定部36が“オフ状態”に切替えられた状態に維持されるとともにX線管12か
ら発生するX線の線量モードが標準線量モードに維持され、生成される診断画像の画質が標準画質に維持される。
図5(b)に示すように、診断開始から“T”時間経過後に区画A1に対する積算線量が閾値に達した場合には、その時点で被ばく低減設定部36が“オン状態”に切替えられてX線管12から発生するX線の線量モードが低線量モードに切替えられ、この切替え以降には照射野B内に位置する区画A、A1に対して照射されるX線の線量が低減される。なお、照射されるX線の線量が低減されることに伴い、生成される診断画像の画質が低画質になる。
図5のグラフに示されている積算線量の上限値とは、診断において照射されたX線の積算線量の許容値を意味している。区画A1に対する積算線量がこの上限値に達した場合には、例えば、積算線量が上限値に達した旨の警告が発せられ、さらに、事前の設定により、X線の照射を停止することによる診断の停止も選択できる。
図6は、被検体Pの診断中における線量モードの切替え(被ばく低減設定部36の切替え)について説明するフローチャートである。診断が開始されると、照射野内に位置してX線が照射される区画が区画特定部32により特定され(ステップS1)、照射野内に位置する各区画に照射されたX線の線量が線量計算部33により計算され(ステップS2)、計算された線量が各区画ごとに線量積算部34により積算され(ステップS3)、いずれかの区画において積算線量が閾値に達したか否かが積算線量監視部35により監視される(ステップS4)。
いずれの区画においても積算線量が閾値に達しない場合には(ステップS4のNO)、ステップS1に戻る。ここで、診断の開始時には、被ばく低減設定部36が“オフ状態”に切替えられており、X線管12から発生するX線の線量モードは標準線量モードになっている。
一方、いずれかの区画において積算線量が閾値に達した場合には(ステップS4のYES)、被ばく低減設定部36が“オン状態”に切替えられてX線管12から発生するX線の線量モードが低線量モードに切替えられる(ステップS5)。
線量モードが低線量モードに切替えられた後は、上述したステップS1〜S3と同様に、照射野内に位置してX線が照射される区画が区画特定部32により特定され(ステップS6)、照射野内に位置する各区画に照射されたX線の線量が線量計算部33により計算され(ステップS7)、計算された線量が各区画ごとに線量積算部34により積算される((ステップS8)。
ステップS5〜S8の処理が行われた後、いずれかの区画において積算線量が上限値に達したか否かが積算線量監視部35により監視され(ステップS9)、さらに、積算線量が閾値に達した区画がX線の照射野から外れたか否かが区画特定部32により判断される(ステップS10)。
いずれかの区画において積算線量が上限値に達した場合には(ステップS9のYES)、積算線量が上限値に達した旨の警告が行われ(ステップS11)、事前設定された場合はX線を照射することによる診断が停止される(ステップS12)。事前設定されない場合は、警告(ステップS11)の後、ステップS10に続く。
一方、積算線量が閾値に達した区画が照射野から外れた場合には(ステップS10のYES)、被ばく低減設定部36が“オフ状態”に切替えられてX線管12から発生するX
線の線量モードが標準線量モードに切替えられ(ステップS13)、標準線量モードでの診断が継続される。
本実施の形態によれば、被検体PにX線を照射して診断を開始する場合、線量モードを標準線量モードにして被検体Pに照射されるX線の線量を多くすることにより、画質の高い標準画質の診断画像を得ることができる。また、診断中にX線の積算線量が閾値より高い区画が発生した場合には、その区画に照射するX線の線量を自動的に下げることができ、その区画に対する積算線量の上昇を抑えることができ、被検体Pに対するX線の被ばく量を抑えることができる。一方、X線の積算線量が閾値に達している区画がX線の照射野から外れた場合には、被ばく低減設定部36を“オフ状態”に切替えて線量モードを標準線量モードに戻すことができ、再び画質の高い標準画質の診断画像を得ることができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態を図7及び図8に基づいて説明する。なお、第1の実施形態で説明した構成要素と同じ構成要素には同じ符号を付け、重複する説明は省略する。
第2の実施形態の基本的構成は、第1の実施形態と同じである。第2の実施形態が第1の実施形態と異なる部分は、第2の実施形態では積算線量の閾値が第1閾値と第2閾値(第1閾値<第2閾値)との2つ設定され、X線管12から発生するX線の線量モードが、標準線量モードと、第1低線量モードと、第2低線量モードとに切替可能に設定されている点である。照射野内に位置する或る区画の積算線量が第1閾値に達した場合には、線量モードが第1低線量モードに切替えられ、照射野内に位置する或る区画の積算線量が第2閾値に達した場合には、線量モードが第2低線量モードに切替えられる。
被ばく低減設定部36は、積算線量監視部35が監視している積算線量に応じて、“オフ状態”と、“第1オン状態”と、“第2オン状態”とに切替え可能に設けられている。被ばく低減設定部36が“オフ状態”に切替えられた場合にはX線管12から発生するX線の線量モードが標準線量モードに切替えられ、被ばく低減設定部36が“第1オン状態”に切替えられた場合にはX線管12から発生するX線の線量モードが第1低線量モードに切替えられ、被ばく低減設定部36が“第2オン状態”に切替えられた場合にはX線管12から発生するX線の線量モードが第2低線量モードに切替えられる。
図7は、診断中における或る区画に対する積算線量と、X線管12から発生するX線の線量モードと、その区画から生成される診断画像の画質とを示すグラフである。
このグラフは、診断開始から時間“T1”経過した時点で、或る区画の積算線量が第1閾値に達し、診断開始から時間“T2”経過した時点で、或る区画の積算線量が第2閾値に達した場合を示している。
診断開始から時間“T1”経過した時点で、或る区画の積算線量が第1閾値に達すると、被ばく低減設定部36が“オフ状態”から“第1オン状態”に切替えられ、線量モードが標準線量モードから第1低線量モードに切替えられる。これにより、積算線量が第1閾値に達した区画に対して照射されるX線の線量が低減されるとともに、生成される診断画像の画質が、標準画質より低い第1低画質になる。
診断開始から時間“T2”経過した時点で、或る区画の積算線量が第2閾値に達すると、被ばく低減設定部36が“第1オン状態”から“第2オン状態”に切替えられ、線量モードが第1低線量モードから第2低線量モードに切替えられる。これにより、積算線量が第2閾値に達した区画に対して照射されるX線の線量がさらに低減されるとともに、生成される診断画像の画質が、第1低画質より低い第2低画質になる。
図8は、被検体Pの診断中における線量モードの切替え(被ばく低減設定部36の切替え)について説明するフローチャートである。診断が開始されると、X線が照射される照射野内に位置する区画が区画特定部32により特定され(ステップS21)、照射野内に位置する各区画に対して照射されたX線の線量が線量計算部33により計算され(ステップS22)、計算された線量が各区画ごとに線量積算部34により積算され(ステップS23)、いずれかの区画において積算線量が第1閾値に達したか否かが積算線量監視部35により監視される(ステップS24)。
いずれの区画においても積算線量が第1閾値に達しない場合には(ステップS24のNO)、ステップS21に戻る。ここで、診断の開始時には、被ばく低減設定部36が“オフ状態”に切替えられており、X線管12から発生するX線の線量モードは標準線量モードになっている。
一方、いずれかの区画において積算線量が第1閾値に達した場合には(ステップS24のYES)、被ばく低減設定部36が“第1オン状態”に切替えられてX線管12から発生するX線の線量モードが第1低線量モードに切替えられる(ステップS25)。
線量モードが第1低線量モードに切替えられた後は、上述したステップS21〜S23と同様に、区画特定部32によるX線が照射される区画の特定(ステップS26)と、線量計算部33による各区画に照射されたX線の線量計算(ステップS27)と、線量積算部34による各区画ごとの線量積算(ステップS28)とが行われる。
ステップS25〜S28の処理が行われた後、積算線量が第1閾値に達した区画がX線の照射野から外れたか否かが区画特定部32により判断され(ステップS29)、さらに、いずれかの区画において積算線量が第2閾値に達したか否かが積算線量監視部35により監視される(ステップS30)。
積算線量が第1閾値に達した区画が照射野から外れた場合には(ステップS29のYES)、被ばく低減設定部36が“オフ状態”に切替えられてX線管12から発生するX線の線量モードが標準線量モードに切替えられる(ステップS31)。
また、いずれかの区画において積算線量が第2閾値に達した場合には(ステップS30のYES)、被ばく低減設定部36が“第2オン状態”に切替えられてX線管12から発生するX線の線量モードが第2低線量モードに切替えられる(ステップS32)。
線量モードが第2低線量モードに切替えられた後は、上述したステップS21〜S23(又は、ステップS26〜S28)と同様に、区画特定部32によるX線が照射される区画の特定(ステップS33)と、線量計算部33による各区画に照射されたX線の線量計算(ステップS34)と、線量積算部34による各区画ごとの線量積算(ステップS35)とが行われる。
ステップS32〜S35の処理が行われた後、いずれかの区画において積算線量が上限値に達したか否かが積算線量監視部35により監視され(ステップS36)、さらに、積算線量が第2閾値に達した区画がX線の照射野から外れたか否かが区画特定部32により判断される(ステップS37)。
いずれかの区画において積算線量が上限値に達した場合には(ステップS36のYES)、積算線量が上限値に達した旨の警告が行われ(ステップS38)、事前設定された場合はX線を照射することによる診断が停止される(ステップS39)。事前設定されない
場合は、警告(ステップS38)の後、ステップS37に続く。
また、積算線量が第2閾値に達した区画が照射野から外れた場合には(ステップS37のYES)、被ばく低減設定部36が“オフ状態”に切替えられてX線管12から発生するX線の線量モードが標準線量モードに切替えられ(ステップS40)、標準線量モードでの診断が継続される。
本実施の形態によれば、被検体PにX線を照射して診断を開始する場合、線量モードを標準線量モードにして被検体Pに照射されるX線の線量を多くすることにより、画質の高い標準画質の診断画像を得ることができる。また、診断中にX線の積算線量が第1閾値より高い区画が発生した場合には、X線管から発生するX線を第1低線量モードに下げることによりその区画に対する積算線量の上昇を抑えることができ、被検体Pに対するX線の被ばく量を抑えることができる。さらに、診断中にX線の積算線量が第2閾値より高い区画が発生した場合には、X線管から発生するX線を第2低線量モードに下げることによりその区画に対する積算線量の上昇をさらに抑えることができ、被検体Pに対するX線の被ばく量を抑えることができる。一方、X線の積算線量が第2閾値に達している区画がX線の照射野から外れた場合には、被ばく低減設定部36を“オフ状態”に切替えて線量モードを標準線量モードに戻すことができ、再び画質の高い標準画質の診断画像を得ることができる。
なお、本実施の形態では、或る区画の積算線量の閾値を2つ(第1閾値と第2閾値)設定し、その閾値に応じてX線管12から発生するX線の線量モードを2段階に変化させる場合を例に挙げて説明したが、閾値を3つ以上設定し、その閾値に応じてX線管12から発生するX線の線量モードを3段階以上に変化させるようにしてもよく、その場合には、診断中における被検体Pに対するX線の被ばく量の上昇をより一層抑えることができる。
以上説明したように、本実施形態のX線診断装置1によれば、被検体Pが載置される天板2上の或る高さの平面を複数に仕切った区画を設定し、その区画に対して照射されるX線の積算線量を監視しながら被検体Pに対するX線照射を行うことにより、各区画に対するX線の積算線量が閾値に達する前はX線の照射量を多くして得られ診断画像の画質を高くすることができ、或る区画に対するX線の積算線量が閾値に達した場合には、その区画に対して照射されるX線を低減させることにより被検体Pに対する被ばく量を抑えることができる。これにより、被検体Pの総被ばく量を抑えつつ、画質の高い診断画像を得ることができる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、様々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変更は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
2 天板
7 画像生成部
12 X線管
13 X線絞り器
14 線質フィルタ
15 補償フィルタ
18 X線検出器
20 グリッド
28 画質補正部
31 区画設定部
32 区画特定部
33 線量計算部
34 線量積算部
35 積算線量監視部
36 被ばく低減設定部
P 被検体

Claims (4)

  1. 被検体が載置される天板と、
    前記天板上の前記被検体に対して照射するX線を発生するX線管と、
    前記被検体を透過したX線を検出するX線検出器と、
    前記X線検出器に接続されて検出したX線に基づいた前記被検体の診断画像を生成する画像生成部と、
    前記天板より上の或る高さの平面に複数に仕切った区画を設定する区画設定部と、
    天板位置情報、撮像系位置情報、及び、絞り部開度情報を基に、設定された前記区画のうち、前記X線管から発生したX線が照射される照射野内に位置する区画を特定する区画特定部と、
    特定された前記区画に対して照射されたX線の線量を計算する線量計算部と、
    特定された前記区画それぞれに対して照射されたX線の線量を積算した積算線量を求める線量積算部と、
    個々の前記区画の前記積算線量が閾値に達したか否かを監視する積算線量監視部と、
    前記積算線量が閾値に達した前記区画に対して照射されるX線の線量を低減させる被ばく低減設定部と、
    を備えることを特徴とするX線診断装置。
  2. 前記被ばく低減設定部は、前記X線管に印加する管電圧を上げることと、前記X線管に印加する管電圧のパルスレートを下げることと、前記X線検出器のゲインを上げることと、前記X線検出器のビニングの加算画素数を大きくすることと、前記X線管と前記X線検出器との前記天板に対する傾き角度を変えることと、前記X線管からのX線の照射方向を前記天板の下側からに変更することと、前記X線管と前記被検体との間に設けられたX線絞り器の絞りを小さくすることと、前記X線管と前記被検体との間に線質フィルタを入れることと、前記X線管と前記被検体との間に補償フィルタを入れることと、前記天板と前記X線検出器との間に配置されている二枚のグリッドの少なくとも一枚を配置位置から退避させることとの少なくとも一つ又は二つ以上を組み合わせて行うことを特徴とする請求項1記載のX線診断装置。
  3. 前記閾値は2つ以上設定されており、前記積算線量が達した前記閾値が高くなるにつれて前記X線管から照射されるX線の線量が少なくなるように設定されていることを特徴とする請求項1又は2記載のX線診断装置。
  4. 前記被ばく低減設定部により前記X線管から発生するX線の線量が低下した場合、前記画像生成部により生成される診断画像のコントラストを明確にする画質補正部を備えることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のX線診断装置。
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