JP6071933B2 - 配信広告決定装置、配信広告決定方法、および配信広告決定プログラム - Google Patents

配信広告決定装置、配信広告決定方法、および配信広告決定プログラム Download PDF

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Description

本発明は、配信広告決定装置、配信広告決定方法、および配信広告決定プログラムに関する。
近年、インターネットの飛躍的な普及および配信技術の向上により、インターネットを介して多様なコンテンツの閲覧が可能になっている。例えば、映画やドラマなど、動画コンテンツを、インターネットを介して閲覧する者も多い。
また、インターネットの普及に伴って、インターネットを介した広告配信も盛んに行われるようになってきており、例えば、上記動画コンテンツの閲覧者に対し、広告を配信することが行われている。このとき、動画のシーンなどと広告とが関連していると、広告の訴求力の向上が期待できる。
他方、動画から、例えば所謂キャプションと呼ばれる情報を入手し、かかるキャプションに符合する広告が含まれた検索結果を提供する技術が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
そこで、キャプションを利用すれば、動画のシーンと対応した広告の配信が可能になると考えられる。
特許第5211066号公報
しかしながら、キャプションを利用しただけでは、動画の内容とどの程度対応した広告を配信することができるのかは不明であり、動画内容との対応が中途半端な広告を配信してしまうと、逆効果になってしまうおそれがある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、動画の内容とよりマッチした配信広告情報を決定することができる配信広告決定装置、配信広告決定方法、および配信広告決定プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る配信広告決定装置は、第1の取得部と、第2の取得部と、広告情報決定部とを備える。第1の取得部は、コンテンツ情報に含まれる動画のシーンに対応付けられたキャプション情報を取得する。第2の取得部は、前記コンテンツ情報に含まれる複数のシーンの状況をそれぞれ示すシーン情報を取得する。広告情報決定部は、前記第1の取得部で取得された前記キャプション情報と、前記第2の取得部で取得された前記シーン情報とに基づいて、前記コンテンツ情報に対応する配信広告情報を決定する。
実施形態の一態様によれば、動画の内容とよりマッチした配信広告情報を決定することができる配信広告決定装置、配信広告決定方法、および配信広告決定プログラムを提供することができる。
図1は、実施形態に係る配信広告決定処理の説明図である。 図2は、実施形態に係る配信広告決定装置の構成例を示す図である。 図3は、実施形態に係るキャプションDBに記憶される情報の一例を示す図である。 図4は、実施形態に係るシーンDBに記憶される情報の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る配信広告決定テーブルの一例を示す図である。 図6は、実施形態に係る決定広告関連情報の一例を示す図である。 図7は、実施形態に係る決定広告関連情報の生成手順の一例を示す説明図である。 図8は、実施形態に係る決定広告関連情報の生成手順の一例を示す説明図である。 図9は、実施形態に係るシーン関連ワードテーブルの一例を示す図である。 図10は、実施形態に係るシーン情報の生成手順の一例を示す説明図である。 図11は、実施形態に係る広告情報決定部が実行する処理を示すフローチャートである。 図12は、実施形態に係るシーン情報生成部が実行する処理を示すフローチャートである。 図13は、変形例1に係るシーンDBに記憶される情報の一例を示す図である。 図14は、変形例1に係るシーン情報を使用した配信広告情報の決定手順の一例を示す説明図である。 図15は、変形例2に係るシーンDBに記憶される情報の一例を示す図である。 図16は、実施形態に係る情報配信装置の構成例を示す図である。 図17は、配信広告決定装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る配信広告決定装置、配信広告決定方法、および配信広告決定プログラムの実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る配信広告決定装置、配信広告決定方法および配信広告決定プログラムが限定されるものではない。なお、以下においては、データベースをDBと記載する。
以下に説明する配信広告決定装置は、例えば、一般のユーザが所有する端末装置へストリーム配信される動画のコンテンツ情報に対応して端末装置へ配信される動画の広告情報を決定する装置である。
以下、一般のユーザが所有する端末装置を「ユーザ端末」と記載し、ユーザ端末へストリーム配信される動画のコンテンツ情報を「コンテンツ情報」と記載し、コンテンツ情報に対応してユーザ端末へ配信される動画の広告情報を「配信広告情報」と記載する。
配信広告決定装置は、例えば、ユーザ端末によるコンテンツ情報の再生中に、コンテンツ情報の再生画面枠外に表示される配信広告情報や、再生画面枠内の一部の領域に表示される配信広告情報、再生画面枠全体を使用して表示される配信広告情報などを決定する。
つまり、配信広告決定装置によって決定される配信広告情報は、例えば、テレビコマーシャルのように、コンテンツ情報の再生を一旦中止してコンテンツ情報の再生用領域全体を使用して表示される映像、コンテンツ情報の再生を停止させずに、コンテンツ情報の再生用領域の一部に重畳させて表示される映像、コンテンツ情報の再生用領域外に表示される映像などである。
以下では、一例として、配信広告決定装置がユーザ端末によるコンテンツ情報の再生中に、コンテンツ情報の再生画面枠全体を使用して表示される配信広告情報を決定する場合について説明する。
[1.配信広告決定処理]
まず、実施形態に係る配信広告決定装置が行う配信広告決定処理について説明する。図1は、実施形態に係る配信広告決定処理の説明図である。図1に示すように、ユーザ端末へ配信されるコンテンツ情報Vは、ビデオクリップV1,V2〜Vnという連続する複数の動画を含む。
各ビデオクリップV1,V2〜Vnには、それぞれキャプション情報と、シーン情報とが対応付けられている。ここでのキャプション情報は、例えば、各ビデオクリップV1,V2〜Vn中のセリフ、字幕、シーンの説明文、タイトル、および見出しなどの情報をテキスト化したテキスト情報である。また、シーン情報は、各ビデオクリップV1,V2〜Vnの動画中におけるシーンがどのような状況であるかを示す情報である。
ここで、コンテンツ情報Vのキャプション情報からコンテンツ情報Vに対応して配信する配信広告情報を推定すること(ステップS1)は、不可能ではない。例えば、第1のビデオクリップV1に、「運転うまいね・・」というキャプション情報が対応付けられていた場合、車のコマーシャル(以下、「CM」と記載する)を配信広告情報として推定することができる。
しかしながら、第1のビデオクリップV1に「運転うまいね・・」というキャプション情報が対応付けられていても、この会話がドライブスルーを利用した買物中のシーンで行われていた場合、車のCMを配信するよりも、ドライブスルーのCMを配信した方がよいことがある。
したがって、キャプション情報だけに基づいて配信広告情報を推定した場合、動画の内容とよりマッチしたCMを決定すること、つまり、コンテンツ情報Vを閲覧しているユーザの購買意欲をより掻き立てるCMを配信広告情報として決定することは容易ではない。
そこで、実施形態に係る配信広告決定装置は、キャプション情報からコンテンツ情報Vに対応して配信する配信広告情報を推定する(ステップS1)とともに、コンテンツ情報Vのシーン情報からも配信広告情報を推定する(ステップS2)。
そして、配信広告決定装置は、ステップS1およびステップS2の両推定結果から配信広告情報を決定する。すなわち、配信広告決定装置は、キャプション情報とシーン情報とに基づいて、コンテンツ情報Vに対応して配信される配信広告情報を決定する。これにより、配信広告決定装置は、動画の内容とよりマッチした配信広告情報を決定することができる。
[2.配信広告決定装置の構成]
次に、図2を参照して、実施形態に係る配信広告決定装置1の構成について説明する。以下の説明では、配信広告決定装置1がコンテンツ情報に含まれる全てのシーンについて、前述した配信広告決定処理を行う場合を例に挙げて説明するが、配信広告決定装置1は、特定のシーンについて選択的に配信広告決定処理を行う構成とすることも可能である。
かかる場合、広告情報配信のオプションとして、配信広告決定処理を行うシーンを広告主に選択してもらう。これにより、広告主は、例えば、広告を入稿する際に、広告情報配信のオプションとして、配信広告決定処理を付けるか否かを選択することができる。つまり、広告主は、配信広告決定処理を行って広告情報の配信を行いたいシーンや、配信を行いたくないシーンを自由に選択することができる。
図2は、実施形態に係る配信広告決定装置1の構成例を示す図である。図2に示すように、配信広告決定装置1は、通信部2と、制御部3と、記憶部4とを備える。
通信部2は、通信ネットワーク6を介して、ユーザ端末51,52やサーバ7などとの間で情報の送受信を行う通信インターフェイスである。なお、図2では、便宜上、ユーザ端末51,52の台数を2台としているが、実際に通信ネットワーク6へ接続される台数は、3台以上(多数)である。
なお、以下の説明では、ユーザ端末51、ユーザ端末52、および、その他のユーザ端末をそれぞれ区別しない場合、または、総称する場合に、これらのユーザ端末をユーザ端末5と記載することがある。
記憶部4は、例えば、RAM(Random Access Memory)やフラッシュメモリ、ハードディスク等の情報記憶デバイスである。かかる記憶部4は、キャプションDB41、広告関連情報42、シーンDB43、シーン関連ワードテーブル44、および配信広告決定プログラム45を記憶する。
配信広告決定プログラム45は、制御部3が広告関連情報42を生成する場合に実行するアプリケーションプログラムである。なお、キャプションDB41、広告関連情報42、シーンDB43、およびシーン関連ワードテーブル44については、図3〜図6および図9を参照して後述する。
制御部3は、配信広告決定装置1全体を統括制御する処理部であり、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
かかる制御部3は、内部のCPU(Central Processing Unit)またはMPU(Micro Processing Unit)が記憶部4から配信広告決定プログラム45を読み出してRAMを作業領域として実行することによって機能する複数の情報処理部を備える。
具体的には、制御部3は、第1の取得部31、広告情報決定部32、第2の取得部33、シーン情報生成部34、および情報出力部35を備える。なお、制御部3の内部構成は、かかる構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
第1の取得部31は、記憶部4に記憶されたキャプションDB41からキャプション情報を取得して、広告情報決定部32へ出力する処理部である。かかる第1の取得部31は、通信ネットワーク6に接続された所定のサーバ7からキャプション情報を取得してキャプションDB41へ記憶させることもできる。かかる場合のサーバ7は、例えば、コンテンツ情報Vの作成者などのコンテンツプロバイダーが運用管理するサーバ装置である。
ここで、図3を参照して、キャプション情報DB41に記憶される情報の一例について説明する。図3は、実施形態に係るキャプションDB41に記憶される情報の一例を示す図である。
図3に示すように、キャプションDB41には、コンテンツ情報Vを識別するためのコンテンツ識別情報と、コンテンツ情報Vに含まれる各ビデオクリップV1〜Vnの再生時間帯と、各ビデオクリップV1〜Vnのキャプション情報とが対応付けられて記憶されている。
図3に示す例では、コンテンツ識別情報が「01」のコンテンツ情報Vにおける再生時間帯が00:00〜15:00のビデオクリップに対して、「この車かっこいいね・・」というキャプション情報が対応付けられている。また、コンテンツ識別情報が「01」のコンテンツ情報Vにおける再生時間帯が15:15〜30:00のビデオクリップに対して、「車ぶつけちゃった・・」というキャプション情報が対応付けられている。
また、コンテンツ識別情報が「02」のコンテンツ情報Vにおける再生時間帯が00:00〜15:00のビデオクリップに対して、「いいレストランだね・・」というキャプション情報が対応付けられている。また、コンテンツ識別情報が「02」のコンテンツ情報Vにおける再生時間帯が15:15〜30:00のビデオクリップに対して、「どのパスタ注文する?・・」というキャプション情報が対応付けられている。
そして、第1の取得部31は、配信広告情報を決定するコンテンツ情報Vについて、キャプション情報と、キャプション情報に対応付けられたコンテンツ識別情報および再生時間とをキャプションDB41から取得して、広告情報決定部32へ出力する。
図2へ戻り、第2の取得部33は、シーンDB43からシーン情報を取得して、広告情報決定部32へ出力する処理部である。第2の取得部33は、通信ネットワーク6に接続された所定のサーバ7からシーン情報を取得してシーンDB33へ記憶させることもできる。
かかる場合のサーバ7は、例えば、コンテンツ情報Vの作成者などのコンテンツプロバイダーが運用管理するサーバ装置である。ここで、図4を参照して、シーンDB43に記憶される情報の一例について説明する。図4は、実施形態に係るシーンDB43に記憶される情報の一例を示す図である。
図4に示すように、シーンDB43には、コンテンツ情報Vを識別するためのコンテンツ識別情報と、コンテンツ情報Vに含まれる各ビデオクリップV1〜Vnの再生時間帯と、各ビデオクリップV1〜Vnのシーン情報とが対応付けられて記憶されている。
図4に示す例では、コンテンツ識別情報が「01」のコンテンツ情報Vにおける再生時間帯が00:00〜15:00のビデオクリップに対して、「ドライブシーン」というシーン情報が対応付けられている。また、コンテンツ識別情報が「01」のコンテンツ情報Vにおける再生時間帯が15:15〜30:00のビデオクリップに対して、「交通事故シーン」というシーン情報が対応付けられている。
また、コンテンツ識別情報が「02」のコンテンツ情報Vにおける再生時間帯が00:00〜15:00のビデオクリップおよび再生時間帯が15:15〜30:00のビデオクリップに対して、「食事シーン」というシーン情報が対応付けられている。
そして、第2の取得部33は、配信広告情報を決定するコンテンツ情報Vについて、シーン情報と、シーン情報に対応付けられたコンテンツ識別情報および再生時間とをシーンDB43から取得して、広告情報決定部32へ出力する。かかるシーンDB43に記憶されるシーン情報は、後述のシーン情報生成部34によって生成されてもよい。
図2へ戻り、広告情報決定部32は、第1の取得部31から入力されるキャプション情報、第2の取得部33から入力されるシーン情報、および広告関連情報42に含まれる配信広告決定テーブルに基づいて、配信広告情報を決定する処理部である。そして、広告情報決定部32は、決定した配信広告情報に関する決定広告関連情報を広告関連情報42へ書き込む。
ここで、図5および図6を参照して、広告関連情報42に含まれる配信広告決定テーブルおよび決定広告関連情報について説明する。図5は、実施形態に係る配信広告決定テーブルの一例を示す図であり、図6は、実施形態に係る決定広告関連情報の一例を示す図である。
図5に示すように、配信広告決定テーブルは、広告情報決定部32が配信広告を決定する場合に参照するLUT(Look Up Table)である。配信広告決定テーブルでは、複数の各配信広告情報の種別に対して抽出ワードが関連付けられている。抽出ワードは、例えば、広告情報を入稿する場合に広告主によって持ち込まれる広告情報のタイトルや説明文から抽出された特徴語である。
かかる抽出ワードは、例えば、TF(Term Frequency)やIDF(Inverse Document Frequency)によって抽出される。また、配信広告決定テーブルでは、複数の各配信広告情報の種別に対して、シーン情報が関連付けられている。
図5に示す例では、種別がCM(7)の車のCMに対して、「車」という抽出ワードと、「ドライブシーン」というシーン情報とが関連付けられている。また、種別がCM(2)の損害保険のCMに対して、「車」という抽出ワードと、「交通事故シーン」というシーン情報とが関連付けられている。また、種別がVM(2)の生命保険のCMに対して、「人生」という抽出ワードと、「食事シーン」というシーン情報とが関連付けられている。
また、図6に示すように、広告情報決定部32によって生成される決定広告関連情報は、コンテンツ情報Vを識別するためのコンテンツ識別情報と、配信広告情報の表示タイミングと、配信広告情報の種別とが対応付けられた情報である。
図6に示す例では、コンテンツ識別情報が「01」のコンテンツ情報Vに対して、配信広告情報の表示タイミングとして、15:00〜15:15という時間帯と、CM(7)という配信広告情報の種別とが対応付けられている。
これは、コンテンツ識別情報が「01」のコンテンツ情報Vの動画が再生される場合に、コンテンツ情報Vの動画が冒頭から15分間再生された後、種別がCM(7)という配信広告情報を15秒間再生させることを意味する。
また、コンテンツ識別情報が「01」のコンテンツ情報Vに対して、配信広告情報の表示タイミングとして、30:00〜30:15という時間帯と、CM(2)という配信広告情報の種別とが対応付けられている。
これは、コンテンツ識別情報が「01」のコンテンツ情報Vの動画が再生される場合に、配信広告情報の再生時間も含め、コンテンツ情報Vの動画が冒頭から30分間再生された後、種別がCM(2)という配信広告情報を15秒間再生させることを意味する。
一方、コンテンツ識別情報が「02」のコンテンツ情報Vに対しては、配信広告情報の表示タイミングとして、15:00〜15:15という時間帯と、CM(5)という配信広告情報の種別とが対応付けられている。また、30:00〜30:15という時間帯と、CM(9)という配信広告情報の種別とが対応付けられている。
このように、広告情報決定部32は、コンテンツ情報Vが再生される場合に、ユーザ端末5によって表示させる配信広告情報の種別および配信広告情報の表示タイミングを決定した決定広告関連情報を生成する。
ここで、図7および図8を参照して、広告情報決定部32がキャプション情報、シーン情報、および配信広告決定テーブルに基づいて、決定広告関連情報を生成する手順の一例について説明する。図7および図8は、実施形態に係る決定広告関連情報の生成手順の一例を示す説明図である。
広告情報決定部32は、キャプション情報から抽出した抽出ワードと、配信広告決定テーブルにおいて配信広告情報の種別に関連付けられている抽出ワードとに基づいて、配信広告情報を絞り込む第1の絞り込み処理を行う。
さらに、広告情報決定部32は、配信広告決定テーブルにおいて第1の絞り込み処理によって絞り込まれた配信広告情報の種別に関連付けられているシーン情報に基づいて配信広告情報を絞り込む第2の絞り込み処理を行う。
例えば、図7に示すように、広告情報決定部32は、コンテンツ情報Vに関する決定広告関連情報を生成する場合、コンテンツ情報Vの冒頭のシーンに対応するビデオクリップV1に対応付けられたキャプション情報を第1の取得部31から取得する(ステップS11)。
さらに、広告情報決定部32は、コンテンツ情報Vの冒頭のシーンに対応するビデオクリップV1に対応付けられたシーン情報を第2の取得部33から取得する(ステップS12)。
ここで、広告情報決定部32は、例えば、TFやIDFによって「この車かっこいいね・・」というキャプション情報から予め取得された「車」というワードを第1の取得部31から取得する。そして、広告情報決定部32は、記憶部4に記憶された広告関連情報42に含まれる配信広告決定テーブル(図5参照)を参照する。
図5に示す配信広告決定テーブルでは、「車」という抽出ワードに種別がCM(7)の車のCMと、種別がCM(2)の損害保険のCMとが関連付けられている。一方、種別がCM(3)の生命保険のCMには、「車」という抽出ワードが関連付けられていない。
このため、広告情報決定部32は、キャプション情報に基づいて、配信広告を種別がCM(7)の車のCMと、種別がCM(2)の損害保険のCMとに絞り込む第1の絞り込み処理を行う(ステップS13)。
さらに、広告情報決定部32は、配信広告決定テーブルにおいて、第1の絞り込み処理によって絞り込まれた配信広告情報の種別に関連付けられているシーン情報と、取得したビデオクリップV1のシーン情報とに基づいて、第2の絞り込み処理を行う。
例えば、例えば、広告情報決定部32が、第2の取得部33から、例えば、「ドライブシーン」というシーン情報を取得したとする。かかる場合、図5に示す配信広告決定テーブルでは、「ドライブシーン」というシーン情報に対して、種別がCM(7)の車のCMが関連付けられている。
一方、種別がCM(2)の損害保険のCMには、「ドライブシーン」というシーン情報ではなく、「交通事故シーン」というシーン情報が対応付けられている。このため、広告情報決定部32は、配信情報を種別がCM(7)の車のCMに絞り込む第2の絞り込み処理を行う(ステップS14)。
このように、ビデオクリップV1のシーンでは、動画の登場人物が車に対して好印象をいだいているが、広告情報決定部32は、キャプション情報から抽出された「車」という抽出ワードからだけでは、損害保険のCMと車のCMとのどちらを表示させれば良いかの判定を行うことができない。
そこで、本実施形態の広告情報決定部32は、キャプション情報だけでなく、シーン情報までを配信広告情報の決定材料として使用する。ここでは、広告情報決定部32は、「車」というキャプション情報に加えて、「ドライブシーン」というシーン情報を取得している。
したがって、広告情報決定部32は、配信広告決定テーブルを参照することで、ビデオクリップV1に対応する配信広告情報として、高い広告効果が期待できる種別がCM(7)の車のCMを決定することができる。
その後、広告情報決定部32は、ビデオクリップV1に連続するビデオクリップV2〜Vnについても同様に、各ビデオクリップV2〜Vnのキャプション情報とシーン情報とに基づいて、対応する配信広告情報を決定する。
図7に示す例では、広告情報決定部32は、ビデオクリップV2に対応する配信広告情報として、種別がCM(2)のCMを決定している(ステップS15)。また、広告情報決定部32は、ビデオクリップVnに対応する配信広告情報として、種別がCM(5)のCMを決定している(ステップS16)。
なお、ここでは、広告情報決定部32がキャプション情報に基づいて第1の絞り込み処理を行った後に、シーン情報に基づいて第2の絞り込み処理を行うこととしたが、絞り込み処理の順序は逆であってもよい。つまり、広告情報決定部32は、シーン情報に基づいて第1の絞り込み処理を行った後に、キャプション情報に基づいて第2の絞り込み処理を行う構成であってもよい。
また、広告情報決定部32は、各ビデオクリップV1〜Vnに対応する配信広告情報の決定に加え、これら複数の配信広告情報のうち、どの配信広告情報をどのタイミングで表示させるかについても決定する。
具体的には、広告情報決定部32は、コンテンツ情報Vに含まれた連続する第1のシーンと第2のシーンとにそれぞれ対応する第1のシーン情報と第2のシーン情報とに基づいて、配信広告情報の表示タイミングを決定する。
例えば、図8に示すように、コンテンツ情報V中で連続する3つの各ビデオクリップV10,V11,V12の間に、配信広告情報を表示させる広告枠B10,B11が設けられ、ビデオクリップV10のシーンが車の走行シーンF10であり、ビデオクリップV11のシーンが車の衝突シーンF11であったとする。
そして、広告情報決定部32が車の走行シーンF10に対応する配信広告情報として、種別がCM(7)の車のCMを決定し、車の衝突シーンF11に対応する配信広告情報として、種別がCM(2)の損害保険のCMを決定したとする。
かかる場合に、例えば、ビデオクリップV10が再生された後の広告枠B10で種別がCM(7)の車のCMを表示させてユーザの購買意欲を高めても、次に再生されるビデオクリップV11に車の衝突シーンF11があるため、ユーザの購買意欲が下がってしまう。
そこで、広告情報決定部32は、ビデオクリップV10のシーン情報が「ドライブシーン」であり、ビデオクリップV11のシーン情報が「交通事故シーン」である場合、広告枠B10での車のCMの表示を「NG」と判定する(ステップS21)。
また、車の衝突シーンF11を含むビデオクリップV11が再生された後の広告枠B11で車のCMを表示させても、当然ながら広告効果は上がらない。そこで、広告情報決定部32は、ビデオクリップV10のシーン情報が「ドライブシーン」であり、ビデオクリップV11のシーン情報が「交通事故シーン」である場合、広告枠B11での車のCMの表示を「NG」と判定する(ステップS22)。
これに対して、車の衝突シーンF11を含むビデオクリップV11では、ユーザが事故に対する不安をいだく可能性が高いため、ビデオクリップV11が再生された後の広告枠B11では、損害保険のCMを表示させることが望ましい。
そこで、広告情報決定部32は、ビデオクリップV10のシーン情報が「ドライブシーン」であり、ビデオクリップV11のシーン情報が「交通事故シーン」である場合、広告枠B11において、種別がCM(2)の損害保険のCMの表示を「OK」と判定する(ステップS23)。
こうして、広告情報決定部32は、コンテンツ情報Vに含まれた連続する第1のシーンと第2のシーンとにそれぞれ対応する第1のシーン情報と第2のシーン情報とに基づいて、配信広告情報の表示タイミングを決定する。
そして、広告情報決定部32は、図6に示したように、コンテンツ情報Vを識別するためのコンテンツ識別情報と、配信広告情報の表示タイミングと、配信広告情報の種別とを対応付けて決定広告関連情報を生成して、記憶部4に記憶させる。
図2へ戻り、シーン情報生成部34は、例えば、最新作のコンテンツ情報Vなど、未だ既製のシーン情報がないコンテンツ情報Vについて、そのコンテンツ情報Vのシーンを生成してシーンDB43へ記憶させる処理部である。
かかるシーン情報生成部34は、クラウドソーシングによってコンテンツ情報Vのシーン情報を生成する。具体的には、シーン情報生成部34は、シーン情報を生成するコンテンツ情報Vを時間軸で分割した複数のビデオクリップと、各ビデオクリップのシーン状況に関する情報の提供要求を不特定多数のユーザ端末5へ配信し、その回答に基づいてシーン情報を生成する。
また、シーン情報生成部34は、シーン情報の生成に記憶部4によって記憶されているシーン関連ワードテーブル44を使用する。ここで、図9を参照して、シーン関連ワードテーブル44の一例について説明し、図10を参照して、シーン情報の生成手順の一例について説明する。図9は、実施形態に係るシーン関連ワードテーブル44の一例を示す図であり、図10は、実施形態に係るシーン情報の生成手順の一例を示す説明図である。
図9に示すように、シーン関連ワードテーブル44は、複数のシーン情報候補と、各シーン情報候補に関連する複数の関連ワードとが対応付けられたLUTである。図9に示す例では、「ドライブシーン」というシーン情報に対して、「車」、「カー」、「運転」などの関連ワードが対応付けられている。
また、「交通事故シーン」というシーン情報に対して、「車」、「急ブレーキ」、「けが」などの関連ワードが対応付けられている。また、「飲酒シーン」というシーン情報に対して、「バー」、「酒場」、「酒」などの関連ワードが対応付けられている。
そして、シーン情報生成部34は、例えば、コンテンツ情報Vのシーン情報を生成する場合、コンテンツ情報Vに関する情報の提供者を募集する募集情報を不特定多数の一般のユーザ端末5に対して配信する。
そして、シーン情報生成部34は、一般のユーザ端末5から募集に対する回答として応募情報を受信した場合、応募情報を送信してきたユーザ端末5に対して、情報の提供要求を配信する。
例えば、シーン情報生成部34は、図10に示すように、第1のユーザU1が所有する第1のユーザ端末51へコンテンツ情報Vを時間軸で複数に分割したうちの第1のビデオクリップV1とともに、情報の提供要求を配信する。
第1のビデオクリップV1は、例えば、コンテンツ情報Vの再生開始から15分が経過するまでの期間(00:00〜15:00)に再生される動画である。つまり、第1のビデオクリップV1は、シークバー上を移動するスライダが00:00を示す位置から15:00を示す位置まで移動する期間に再生される動画である。
そして、シーン情報生成部34は、かかる第1のビデオクリップV1とともに、第1のユーザ端末51へ第1のビデオクリップV1に含まれるシーン状況に関する情報の提供要求を配信する。例えば、シーン情報生成部34は、第1のユーザ端末51に対し、「このビデオクリップは、どのようなシーンですか?」というテキスト情報を提供要求として配信する。
その後、シーン情報生成部34は、第1のユーザU1が配信要求の回答として、例えば、「車を運転中」というテキスト情報を第1のユーザ端末51によって入力した場合、かかるテキスト情報を第1のビデオクリップV1に関する提供情報として取得する。
そして、シーン情報生成部34は、第1のユーザ端末51から取得した提供情報から、例えば、TFやIDFによってワード(例えば、名詞)を抽出する。ここで、シーン情報生成部34は、例えば、提供情報から「車」、「運転」というワードを抽出した場合、シーン関連ワードテーブル44に基づき、第1のビデオクリップV1のシーン情報を「ドライブシーン」と決定してシーンDB43へ記憶させる。
続いて、シーン情報生成部34は、第2のユーザU2が所有する第2のユーザ端末52へ第1のビデオクリップV1のシーンに連続する第2のビデオクリップV2を配信する。第2のビデオクリップV2は、シークバー上を移動するスライダが15:15を示す位置から30:00を示す位置まで移動する期間に再生される動画である。なお、第1のビデオクリップV1の再生時間と、第2のビデオクリップV2の再生時間との間の15秒間は、例えば、配信広告情報の表示時間帯である。
そして、シーン情報生成部34は、かかる第2のビデオクリップV2とともに、第2のユーザ端末52へ前述したものと同じ提供要求を配信する。具体的には、シーン情報生成部34は、第2のユーザ端末52に対し、「このビデオクリップは、どのようなシーンですか?」というテキスト情報を提供要求として配信する。
そして、シーン情報生成部34は、第2のユーザU2が配信要求の回答として、例えば、「交通事故」というテキスト情報を第2ユーザ端末52によって入力した場合、かかるテキスト情報を第2のビデオクリップV2に関する提供情報として取得する。
そして、シーン情報生成部34は、第2のユーザ端末52から取得した提供情報から、例えば、TFやIDFによってワード(例えば、名詞)を抽出する。ここで、シーン情報生成部34は、例えば、提供情報から「事故」というワードを抽出した場合、シーン関連ワードテーブル44に基づき、第2のビデオクリップV2のシーン情報を「交通事故シーン」と決定してシーンDB43へ記憶させる。
その後、シーン情報生成部34は、第2のビデオクリップV2に続く第3〜第nのビデオクリップV3〜Vnについても、それぞれ、第3〜第nのユーザ端末53〜5nへ各ビデオクリップV3〜Vnとともに情報の提供要求を配信する。
そして、第3〜第nのユーザ端末53〜5nから取得する提供情報とシーン関連ワードテーブル44とに基づいて、第3〜第nのユーザ端末53〜5nのシーン情報を生成し、シーンDB43へ記憶させることによって、コンテンツ情報Vのシーン情報を生成する。
図2へ戻り、情報出力部35は、広告情報決定部32によって生成された決定広告関連情報を広告関連情報42から読み出して、決定広告関連情報を利用する他の装置へ出力する処理部である。
かかる決定広告関連情報は、前述したように、コンテンツ情報Vを識別するためのコンテンツ識別情報と、配信広告情報の表示タイミングと、配信広告情報の種別とが対応付けられた情報である。
そして、決定広告関連情報に含まれる表示タイミングと、配信広告情報の種別とは、コンテンツ情報Vに関し、広告情報決定部32によって決定された広告効果の高い配信広告情報の表示タイミングおよび配信広告情報の種別である。
このため、情報出力部35は、例えば、コンテンツ情報Vをストリーミング配信またはダウンロード配信するコンテンツ配信装置や広告コンテンツを配信する広告配信装置へ決定広告関連情報を出力することによって、有益な情報を提供することができる。
なお、配信広告決定装置1では、キャプション情報が予め記憶部4内のキャプションDB31に記憶されている場合またはキャプション情報が通信ネットワーク6に接続された所定のサーバ7から取得される場合について説明したが、キャプション情報はクラウドソーシングによって生成されてもよい。
かかる場合、第1の取得部31をシーン情報生成部34と同様の構成とする。そして、第1の取得部31は、シーン情報生成部34と同様の手順によって、不特定多数のユーザ端末5からコンテンツ情報Vのキャプションに関する情報を取得し、取得した情報に基づいてキャプション情報を生成する。
[3.配信広告決定装置の制御部が実行する処理]
次に、図11および図12を参照して、実施形態に係る配信広告決定装置1の制御部3が実行する処理について説明する。図11は、実施形態に係る広告情報決定部32が実行する処理を示すフローチャートであり、図12は、実施形態に係るシーン情報生成部34が実行する処理を示すフローチャートである。
図11に示すように、広告情報決定部32は、第1の取得部31からキャプション情報を取得し(ステップS101)、取得したキャプション情報に対応するシーン情報を第2の取得部33から取得する(ステップS102)。
続いて、広告情報決定部32は、ステップS101で取得したキャプション情報と、ステップS102で取得したシーン情報とに基づいて配信広告情報を決定する(ステップS103)。その後、広告情報決定部32は、ステップS103で決定した配信広告情報の表示タイミングを連続する2シーンのシーン情報に基づいて決定する(ステップS104)。
続いて、広告情報決定部32は、配信広告情報を表示させるコンテンツ情報Vのコンテンツ識別情報と、配信広告情報の表示タイミングと、種別とを対応付けて決定広告関連情報を生成し、決定広告関連情報を記憶部4へ記憶させる(ステップS105)。
その後、広告情報決定部32は、全シーン(全ビデオクリップV1〜Vn)の決定広告関連情報の生成が完了したか否かを判定する(ステップS106)。そして、広告情報決定部32は、全シーンの決定広告関連情報の生成が完了していないと判定した場合(ステップS106,No)、処理をステップS101へ移す。また、広告情報決定部32は、全シーンの決定広告関連情報の生成が完了したと判定した場合(ステップSS106,Yes)、処理を終了する。
また、図12に示すように、シーン情報生成部34は、まず、一般のユーザ端末5へコンテンツ情報Vに関する情報の提供者を募集する募集情報を配信する(ステップS201)。その後、シーン情報生成部34は、ユーザ端末5から募集に対する回答として応募情報を取得する(ステップS202)。
続いて、シーン情報生成部34は、応募情報を送信してきたユーザ端末5に対して、コンテンツ情報Vを分割したビデオクリップとともに、ビデオクリップのシーン状況に関する情報の提供要求を配信する(ステップS203)。
その後、シーン情報生成部34は、提供要求を配信したユーザ端末5からビデオクリップのシーン状況に関する提供情報を取得し(ステップS204)、取得した提供情報に基づいて、各ビデオクリップのシーン情報を生成する(ステップS205)。
続いて、シーン情報生成部34は、全シーンのシーン情報の生成が完了したか否かを判定する(ステップS206)。そして、シーン情報生成部34は、全シーンのシーン情報の生成が完了していないと判定した場合(ステップS206,No)、処理をステップS203へ移す。また、シーン情報生成部34は、全シーンのシーン情報の生成が完了したと判定した場合(ステップS206,Yes)、処理を終了する。
[4.その他の実施形態]
上述した実施形態では、シーン情報が「ドライブシーン」や「交通事故シーン」などといった具体的な情報である場合について説明したが、シーン情報は、抽象的な情報であってもよく、具体的な情報と抽象的な情報とを含む情報であってもよい。以下、かかるシーン情報の変形例1について図13および図14を参照し、シーン情報の変形例2について図15を参照して説明する。
[4.1.シーン情報の変形例1]
図13は、変形例1に係るシーンDBに記憶される情報の一例を示す図であり、図14は、変形例1に係るシーン情報を使用した配信広告情報の決定手順の一例を示す説明図である。
図13に示すように、変形例1に係るシーンDBには、コンテンツ情報Vを識別するためのコンテンツ識別情報と、コンテンツ情報Vに含まれる各ビデオクリップV1〜Vnの再生時間帯と、各ビデオクリップV1〜Vnの抽象的なシーン情報とが対応付けられて記憶されている。
図13に示す例では、コンテンツ識別情報が「01」のコンテンツ情報Vについては、再生時間帯が00:00〜15:00のビデオクリップに対して「ポジティブ」というシーン情報が対応付けられている。また、再生時間帯が15:15〜30:00のビデオクリップに対しては、「ネガティブ」というシーン情報が対応付けられている。
「ポジティブ」というシーン情報は、例えば、コンテンツ情報Vのシーンに登場する登場者の心情が高揚しているシーンや、雰囲気が盛り上がっているシーンや楽しげなシーンを含むビデオクリップに対応付けられる。また、「ポジティブ」というシーン情報は、コンテンツ情報Vの閲覧者の心情が高揚する可能性の高いシーンを含むビデオクリップに対応付けられてもよい。
「ネガティブ」というシーン情報は、例えば、コンテンツ情報Vのシーンに登場する登場者の心情が低迷しているシーンや、雰囲気が盛り下がっているシーンや寂しげ、悲しげなシーンを含むビデオクリップに対応付けられる。また、「ネガティブ」というシーン情報は、コンテンツ情報Vの閲覧者の心情が低迷する可能性の高いシーンを含むビデオクリップに対応付けられてもよい。
そして、配信広告決定装置1は、かかる変形例1に係るシーンDBに記憶されたシーン情報を使用して配信広告情報を決定することもできる。例えば、配信広告決定装置1は、図14に示すように、ビデオクリップV10のシーンが車の走行シーンF10であった場合に、「次の角を右折・・」というキャプション情報を取得したとする。
かかる場合、配信広告決定装置1は、キャプション情報からこのビデオクリップV10のシーンが走行中の車のシーンであることは推定可能である。しかし、配信広告決定装置1は、このシーン状況がとても楽しげなポジティブな状況なのか、とても悲しげなネガティブな状況なのかまでは、推定不可能である。
そこで、配信広告決定装置1は、キャプション情報に加えてビデオクリップV1のシーン情報を取得して、このシーン状況がとても楽しげなポジティブな状況なのか、とても悲しげなネガティブな状況なのかまで判定する。
そして、配信広告決定装置1は、シーン情報が「ポジティブ」であれば、例えば、種別がCM(7)の車のCMを配信広告情報として決定する。これにより、ビデオクリップV10を閲覧したユーザの車に関する購買意欲を高めることができる。
また、ビデオクリップV10のシーン情報が「ネガティブ」であっても、ビデオクリップV10に車が登場すれば、ビデオクリップV10を閲覧したユーザは、車を購入しようとまでは思わなくとも、多少車に意識が向くことが予測可能である。
そこで、配信広告決定装置1は、ビデオクリップV10のシーン情報が「ネガティブ」であった場合、車を所有しているユーザであれば誰もが実施する可能性のあるサービスのCM、例えば、種別がCM(5)の車検のCMを配信広告情報として決定する。これにより、配信広告決定装置1は、車検のCMの広告効果を向上させることができる。
また、シーン情報を「ポジティブ」や「ネガティブ」といった抽象的な情報とした場合、各ビデオクリップV1〜Vnのシーン状況を大別することができる。これにより、配信広告決定装置1が判別するシーン情報の種類を低減することができるので、配信広告決定処理の処理負荷を軽減することが可能となる。
なお、ここでは、シーン情報が「ポジティブ」または「ネガティブ」の2種類の場合について説明したが、シーン情報は、例えば、「ポジティブ」と「ネガティブ」との間に、「ミディアム」を設けるなど、3種類以上であてもよい。また、配信広告決定装置1は、シーン情報が「ポジティブ」であるビデオクリップに限り、対応する配信広告情報を決定する構成であってもよい。
[4.2.シーン情報の変形例2]
図15は、変形例2に係るシーンDBに記憶される情報の一例を示す図である。図15に示すように、変形例2に係るシーンDBには、コンテンツ情報Vを識別するためのコンテンツ識別情報と、コンテンツ情報Vに含まれる各ビデオクリップV1〜Vnの再生時間帯と、各ビデオクリップV1〜Vnのシーン情報とが対応付けられて記憶されている。
また、変形例2に係るシーン情報は、大項目、中項目、および小項目という複数の段階(階層)に分けられている。図14に示す例では、コンテンツ識別情報が「01」のコンテンツ情報Vについては、再生時間帯が00:00〜15:00のビデオクリップV1に対して「可」、「ポジティブ」、「ドライブシーン」というシーン情報が対応付けられている。
また、再生時間帯が15:15〜30:00のビデオクリップV2に対しては、「否」というシーン情報が対応付けられている。ここでの、「可」は、ビデオクリップV1に対応する配信広告情報を表示させてもよいことを示しており、「否」は、ビデオクリップV2に対応する配信広告情報を表示させてはいけないことを示す。なお、「ポジティブ」、「ドライブシーン」などは、前述したシーン情報と同様のものである。
配信広告決定装置1は、変形例2に係るシーンDBを使用して配信広告情報を決定することによって、配信広告決定処理の処理負荷をより大きく軽減することができるとともに、広告効果についてもさらに向上させることができる。
具体的には、配信広告決定装置1は、取得したシーン情報の大項目が「否」であれば、そのシーン情報に対応するビデオクリップについては、配信広告決定処理を行う必要がないので、処理負荷を軽減することができる。
また、配信広告決定装置1は、変形例2に係るシーンDBを使用して配信広告情報を生成することによって、例えば、広告情報を表示させるのに相応しくないシーンを含むビデオクリップに対応する配信広告情報を無理に決定することがない。これにより、配信広告決定装置1は、広告効果の低下を抑制することができる。
また、配信広告決定装置1は、例えば、キャプション情報とシーン情報とに基づいて、一つのビデオクリップに対応する複数の配信広告情報の候補を決定することがある。かかる場合に、配信広告決定装置1は、変形例2に係るシーン情報を使用すれば、シーン情報の中項目および小項目に基づき、複数の配信広告情報の候補から、より広告効果の高い配信広告情報を決定することによって、広告効果をさらに向上させることができる。
上述した実施形態では、配信広告決定装置1が決定した配信広告情報に関する決定広告関連情報をコンテンツ配信装置や広告配信装置などの情報配信装置へ出力する場合について説明したが、情報配信装置が配信広告決定装置1の機能を備えてもよい。
[5.情報配信装置]
次に、図16を参照して、配信広告決定装置1の機能を備える情報配信装置1aについて説明する。図16は、実施形態に係る情報配信装置1aの構成例を示す図である。なお、ここでは、図16に示す構成要素のうち、図2に示す構成要素と同一の構成要素については、図2に示す符号と同一の符号を付することにより、その説明を省略する。
図16に示すように、情報配信装置1aの制御部3aは、広告配信部36、コンテンツ配信部37、および配信要求受付部38をさらに備える点を除き、図2に示す制御部3と同様の構成である。また、情報配信装置1aの記憶部4aは、広告DB46、コンテンツDB47、および情報配信プログラム48をさらに備える点を除き、図2に示す記憶部4と同様の構成である。
記憶部4aに記憶された広告DB46は、複数の配信広告情報が記憶されたDBである。また、コンテンツDB47は、複数のコンテンツ情報Vが記憶されたDBである。また、情報配信プログラム48は、制御部3aがコンテンツ情報Vや配信広告情報を一般のユーザ端末5へ配信するために実行するアプリケーションプログラムである。
制御部3aの配信要求受付部38は、通信ネットワーク6および通信部2を介して、ユーザ端末5からコンテンツ情報Vの配信要求を受け付ける処理部である。配信要求には、ユーザ端末5を識別するためのユーザIDと、コンテンツ識別情報とが含まれる。配信要求受付部38は、配信要求を受け付けた場合に、配信要求をコンテンツ配信部37へ出力する。
コンテンツ配信部37は、ユーザ端末5へコンテンツ情報Vを配信する処理部である。コンテンツ配信部37は、配信要受付求部38から配信要求が入力されると、配信要求に含まれるコンテンツ識別情報に対応したコンテンツ情報VをコンテンツDB47から取得する。
そして、コンテンツ配信部37は、取得したコンテンツを配信要求に含まれるユーザIDに対応したIPアドレスが割り当てられたユーザ端末5へ配信する。また、コンテンツ配信部37は、配信中のコンテンツ情報Vの再生時間と配信先のIPアドレスとを広告配信部36へ出力する。
広告配信部36は、コンテンツ情報Vを閲覧中のユーザ端末5へ配信広告情報を配信する処理部である。広告配信部36は、コンテンツ配信部37から入力される再生時間に対応付けられている配信広告情報を広告関連情報42中の決定広告関連情報に基づいて判別する。
そして、広告配信部36は、判別した配信広告情報を広告DB46から取得し、コンテンツ配信部37から入力されたIPアドレスが割り当てられたユーザ端末5へ、決定広告関連情報に定められた表示タイミングで配信する。
なお、情報配信装置1aをコンテンツ配信装置とする場合、広告配信部36および広告DB46は、不要となる。かかる場合、コンテンツ配信装置は、配信中のコンテンツ情報Vに関する決定広告関連情報に定められた配信広告情報の種別、配信広告情報の表示タイミング、およびコンテンツ情報Vを配信中のユーザ端末5のIPアドレスを広告配信装置へ送信する。
これにより、広告配信装置は、決定広告関連情報に定められた配信広告情報を、決定広告関連情報に定められたタイミングで、コンテンツ情報Vを閲覧中のユーザ端末5に表示させることができる。
また、情報配信装置1aを広告配信装置とする場合、コンテンツ配信部37およびコンテンツDB47は、不要となる。かかる場合、広告配信装置は、コンテンツ配信装置からコンテンツ情報Vを配信中のユーザ端末5のIPアドレスと、コンテンツ情報Vの再生時間とを取得する。
これにより、広告配信装置は、配信中のコンテンツ情報Vの再生時間と決定広告関連情報とに基づき、決定広告関連情報に定められた配信広告情報を決定広告関連情報に定められたタイミングでコンテンツ情報Vを閲覧中のユーザ端末5に表示させることができる。
[6.ハードウェア構成]
なお、実施形態における配信広告決定装置1および情報配信装置1aは、例えば図17に示すような構成のコンピュータ90によって実現される。図17は、配信広告決定装置1および情報配信装置1aの機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ90は、CPU(Central Processing Unit)91、RAM(Random Access Memory)92、ROM(Read Only Memory)93、HDD(Hard Disk Drive)94、通信インターフェイス(I/F)95、入出力インターフェイス(I/F)96、およびメディアインターフェイス(I/F)97を備える。
CPU91は、ROM93またはHDD94に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM93は、コンピュータ90の起動時にCPU91によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ90のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD94は、CPU91によって実行されるプログラムおよび当該プログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス95は、通信部2に対応し、通信ネットワーク6を介して他の機器からデータを受信してCPU91へ送り、CPU91が生成したデータを、通信ネットワーク6を介して他の機器へ送信する。
CPU91は、入出力インターフェイス96を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、および、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU91は、入出力インターフェイス96を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU91は、生成したデータを、入出力インターフェイス96を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス97は、記録媒体98に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM92を介してCPU91に提供する。CPU91は、当該プログラムを、メディアインターフェイス97を介して記録媒体98からRAM92上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体98は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
コンピュータ90が配信広告決定装置1および情報配信装置1aとして機能する場合、コンピュータ90のCPU91は、RAM92上にロードされたプログラムを実行することにより、第1の取得部31、広告情報決定部32、第2の取得部33、シーン情報生成部34、情報取得部35、広告配信部36、コンテンツ配信部37、および配信要求受付部38の各機能を実現する。また、HDD94は、記憶部3,3aの機能を実現し、キャプションDB41、広告関連情報42、シーンDB43、シーン関連ワードテーブル44、配信広告決定プログラム45、広告DB46、コンテンツDB47、および情報配信プログラム48などが格納される。
コンピュータ90のCPU91は、これらのプログラムを、記録媒体98から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から、通信ネットワーク6を介してこれらのプログラムを取得してもよい。
[7.効果]
実施形態に係る配信広告決定装置1は、コンテンツ情報Vに含まれる動画のシーンに対応付けられたキャプション情報を取得する第1の取得部31と、コンテンツ情報Vに含まれる複数のシーンの状況をそれぞれ示すシーン情報を取得する第2の取得部33とを備える。
さらに、配信広告決定装置1は、第1の取得部31で取得されたキャプション情報と、第2の取得部33で取得されたシーン情報とに基づいて、コンテンツ情報に対応する配信広告情報を決定する広告情報決定部32とを備える。これにより、配信広告決定装置1は、動画の内容とよりマッチした配信広告情報を決定することができる。
また、配信広告決定装置1の広告情報決定部32は、第1の取得部31で取得されたキャプション情報と、第2の取得部33で取得されたシーン情報とに基づいて、コンテンツ情報Vに含まれる複数のシーンにそれぞれ対応する複数の配信広告情報を決定する。これにより、配信広告決定装置1は、決定した複数の配信広告情報から好適な配信広告情報を選択することができるので、配信広告情報の広告効果を向上させることができる。
また、配信広告決定装置1の広告情報決定部32は、決定した配信広告情報の表示タイミングをコンテンツ情報に含まれた連続する第1のシーンと第2のシーンとにそれぞれ対応する第1のシーン情報と第2のシーン情報とに基づいて決定する。これにより、配信広告決定装置1は、決定した配信広告情報を広告効果が向上する表示タイミングでユーザ端末5へ表示させることができる。
また、配信広告決定装置1の第2の取得部33が取得するシーン情報は、配信広告情報の配信の可否を示す配信可否情報を含む。これにより、配信広告決定装置1は、「否」のシーン情報が取得された動画については、配信広告情報を決定する必要がないので、配信広告決定処理の負荷を軽減することができる。
また、配信広告決定装置1の第2の取得部33が取得するシーン情報は、コンテンツ情報に含まれる複数のシーンのそれぞれの状況が、ポジティブな状況かネガティブな状況かを示す情報を含む。これにより、配信広告決定装置1は、各シーン状況が2種類に大別されるので判別するシーン情報の種類が低減され、配信広告決定処理の処理負荷を軽減することが可能となる。
配信広告決定装置1は、1以上のユーザ端末5から動画のシーンに関する提供情報を取得して、シーン情報を生成するシーン情報生成部34を備える。これにより、配信広告決定装置1は、多額のコストをかけることなく、多くのシーン情報を生成することができる。
配信広告決定装置1の広告情報決定部32は、キャプション情報およびシーン情報のうち一方の情報に基づいて、配信広告情報を絞り込む第1の絞り込み処理と、第1の絞り込み処理によって絞り込まれた配信広告情報を、キャプション情報およびシーン情報のうち他方の情報に基づいて絞り込む第2の絞り込み処理とを行う。これにより、配信広告決定装置1は、配信広告情報の決定精度をさらに向上させることができる。
[8.その他]
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
上述した配信広告決定装置1や情報配信装置1aは、複数のサーバコンピュータで実現してもよく、また、機能によっては外部のプラットフォーム等をAPI(Application Programming Interface)やネットワークコンピューティングなどで呼び出して実現するなど、構成は柔軟に変更できる。
1 配信広告決定装置
2 通信部
3,3a 制御部
31 第1の取得部
32 広告情報決定部
33 第2の取得部
34 シーン情報生成部
35 情報出力部
36 広告配信部
37 コンテンツ配信部
38 配信要求受付部
4,4a 記憶部
41 キャプションDB
42 広告関連情報
43 シーンDB
44 シーン関連ワードテーブル
45 配信広告決定プログラム
46 広告DB
47 コンテンツDB
48 情報配信プログラム
V コンテンツ情報
V1〜Vn ビデオクリップ
1a 情報配信装置

Claims (8)

  1. コンテンツ情報に含まれる動画のシーンに対応付けられたキャプション情報を取得する第1の取得部と、
    前記コンテンツ情報に含まれる複数のシーンの状況をそれぞれ示すシーン情報を取得する第2の取得部と、
    前記第1の取得部で取得された前記キャプション情報と、前記第2の取得部で取得された前記シーン情報のうち、連続する第1のシーンおよび第2のシーンにそれぞれ対応する第1のシーン情報および第2のシーン情報とに基づいて、前記コンテンツ情報に対応し、且つ、前記第1のシーンから前記第2のシーンにかけてのシーン状況の変化に応じた配信広告情報を決定する広告情報決定部と
    を備えることを特徴とする配信広告決定装置。
  2. 前記広告情報決定部は、
    前記第1の取得部で取得された前記キャプション情報と、前記第2の取得部で取得された前記シーン情報とに基づいて、前記コンテンツ情報に含まれる前記複数のシーンにそれぞれ対応する複数の配信広告情報を決定する
    ことを特徴とする請求項に記載の配信広告決定装置。
  3. 前記広告情報決定部は、
    決定した前記配信広告情報の表示タイミングを前記コンテンツ情報に含まれた連続する第1のシーンと第2のシーンとにそれぞれ対応する第1のシーン情報と第2のシーン情報とに基づいて決定する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の配信広告決定装置。
  4. 前記シーン情報は、
    前記配信広告情報の配信の可否を示す配信可否情報を含む
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか一つに記載の配信広告決定装置。
  5. 前記シーン情報は、
    前記コンテンツ情報に含まれる複数のシーンのそれぞれの状況が、ポジティブな状況かネガティブな状況かを示す情報を含む
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか一つに記載の配信広告決定装置。
  6. 前記広告情報決定部は、
    前記キャプション情報およびシーン情報のうち一方の情報に基づいて、前記配信広告情報を絞り込む第1の絞り込み処理と、
    前記第1の絞り込み処理によって絞り込まれた配信広告情報を、前記キャプション情報およびシーン情報のうち他方の情報に基づいて絞り込む第2の絞り込み処理とを行う
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか一つに記載の配信広告決定装置。
  7. コンピュータが実行する配信広告決定方法であって、
    コンテンツ情報に含まれる動画のシーンに対応付けられたキャプション情報を取得する第1の取得工程と、
    前記コンテンツ情報に含まれる複数のシーンの状況をそれぞれ示すシーン情報を取得する第2の取得工程と、
    前記第1の取得工程で取得された前記キャプション情報と、前記第2の取得工程で取得された前記シーン情報のうち、連続する第1のシーンおよび第2のシーンにそれぞれ対応する第1のシーン情報および第2のシーン情報とに基づいて、前記コンテンツ情報に対応し、且つ、前記第1のシーンから前記第2のシーンにかけてのシーン状況の変化に応じた配信広告情報を決定する広告情報決定工程と
    を含むことを特徴とする配信広告決定方法。
  8. コンピュータに、
    コンテンツ情報に含まれる動画のシーンに対応付けられたキャプション情報を取得する第1の取得手順と、
    前記コンテンツ情報に含まれる複数のシーンの状況をそれぞれ示すシーン情報を取得する第2の取得手順と、
    前記第1の取得手順で取得された前記キャプション情報と、前記第2の取得手順で取得された前記シーン情報のうち、連続する第1のシーンおよび第2のシーンにそれぞれ対応する第1のシーン情報および第2のシーン情報とに基づいて、前記コンテンツ情報に対応し、且つ、前記第1のシーンから前記第2のシーンにかけてのシーン状況の変化に応じた配信広告情報を決定する広告情報決定手順と
    を実行させることを特徴とする配信広告決定プログラム。
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