JP2008052463A - 広告情報処理システム、広告情報サーバ装置、広告情報処理方法、およびプログラム - Google Patents

広告情報処理システム、広告情報サーバ装置、広告情報処理方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】従来の広告情報処理システムにおいては、ある企業を批判しているブログやSNSや掲示板などに、批判対象の企業の商品の広告が表示されたりする場合があった。
【解決手段】キーワードと評判に関する情報である第一評判情報と広告情報とを有する出力広告情報を1以上格納しており、出力情報識別情報とキーワードと評判に関する情報である第二評判情報を有する出力情報評価情報を1以上格納しており、端末装置から出力情報識別情報を受信し、前記受信した出力情報識別情報に対応する出力情報評価情報が有するキーワードと第二評判情報を取得し、当該キーワードと第二評判情報と所定の関係があるキーワードと第一評判情報を検索し、当該検索したキーワードと第一評判情報と対になる広告情報を、検索し、前記検索した広告情報を端末装置に送信する広告情報サーバ装置により、有効に広告を提示できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、広告情報を出力する広告情報処理システム等に関するものである。
従来、Webにおいて、提携サイトのコンテンツと関連性の高い広告が表示されるコンテンツ連動型の広告配信サービスが存在した(例えば、非特許文献1参照)。
かかるコンテンツ連動型の広告配信サービスでは、クライアントサイトと関連性の高い提携サイトにだけ広告が表示されるため、費用対効果の極めて高いプロモーションが展開でる場合があった。
インターネット<URL:http://adconmatch.com/>
しかしながら、従来の広告配信サービスにおいては、ネガティブな意見を述べているブログやSNSや掲示板に、批判対象の製品や企業の広告が表示され、推奨されたりすることも多い、という課題があった。つまり、例えば、日焼けをさけるために種々の手段を講じていることを記述しているブログに、美しく肌を焼くためのコパトーンの広告を出力してしまい、全く広告効果が無いどころか、ブログを出力したユーザに不快感さえ覚えさせる場合があった。また、ある企業を批判しているブログやSNSや掲示板などに、批判対象の企業の商品の広告が表示されたりする場合があった。
本第一の発明の広告情報処理システムは、情報サーバ装置と広告情報サーバ装置と端末装置を具備する広告情報処理システムであって、前記情報サーバ装置は、前記端末装置に出力する情報であり、広告情報を出力するための情報である広告出力指示情報を含む情報である出力情報を1以上格納している出力情報格納部と、出力情報の送信を要求する出力要求を前記端末装置から受信する出力要求受信部と、前記出力要求の受信に応じて、前記出力情報格納部から出力情報を読み出し、当該出力情報を前記端末装置に送信する出力情報送信部を具備し、前記広告情報サーバ装置は、キーワードと評判に関する情報である第一評判情報と広告情報とを対に有する出力広告情報を1組以上格納している出力広告情報格納部と、出力情報を識別する情報である出力情報識別情報とキーワードと評判に関する情報である第二評判情報を有する出力情報評価情報を1以上格納している出力情報評価情報格納部と、前記端末装置から出力情報識別情報を受信する出力情報識別情報受信部と、前記出力情報識別情報受信部が受信した出力情報識別情報が含まれる出力情報評価情報が有するキーワードと第二評判情報を前記出力情報評価情報格納部から取得し、当該キーワードと第二評判情報と所定の関係があるキーワードと第一評判情報を検索し、当該検索したキーワードと第一評判情報と対になる広告情報を、前記出力広告情報格納部から検索する広告情報検索部と、前記広告情報検索部が検索した広告情報を前記端末装置に送信する広告情報送信部を具備し、前記端末装置は、前記情報サーバ装置に対して出力情報の送信を要求する出力要求を受け付ける受付部と、前記出力要求を前記情報サーバ装置に送信する出力要求送信部と、前記出力要求の送信に応じて、前記情報サーバ装置から出力情報を受信する出力情報受信部と、前記出力情報から広告出力指示情報を取得し、当該広告出力指示情報を用いて、前記広告情報サーバ装置に出力情報識別情報を送信する出力情報識別情報送信部と、前記出力情報識別情報の送信に対応して、前記広告情報サーバ装置から広告情報を受信する広告情報受信部と、前記出力情報受信部が受信した出力情報と、前記広告情報受信部が受信した広告情報を出力する出力部を具備する広告情報処理システムである。
かかる構成により、ブログやSNSや掲示板などの出力対象の情報である出力情報の記載内容に合致した広告が出力でき、その結果、ユーザにとって真に有効な広告を見ることができる。また、広告主にとって、有効に広告を提示できる。さらに具体的には、例えば、批判対象の製品や企業の広告が表示されたりすることがなく、ホームページなどの出力情報に適切な広告情報が表示される。
また、本第二の発明の広告情報処理システムは、広告情報サーバ装置と端末装置を具備する広告情報処理システムであって、前記広告情報サーバ装置は、前記端末装置に出力する情報であり、広告情報を出力するための情報である広告出力指示情報を含む情報である出力情報を1以上格納している出力情報格納部と、出力情報の送信を要求する出力要求を前記端末装置から受信する出力要求受信部と、前記出力要求の受信に応じて、前記出力情報格納部から出力情報を読み出し、当該出力情報を前記端末装置に送信する出力情報送信部と、キーワードと評判に関する情報である第一評判情報と広告情報とを対に有する出力広告情報を1組以上格納している出力広告情報格納部と、出力情報を識別する情報である出力情報識別情報とキーワードと評判に関する情報である第二評判情報を有する出力情報評価情報を1以上格納している出力情報評価情報格納部と、前記端末装置から出力情報識別情報を受信する出力情報識別情報受信部と、前記出力情報識別情報受信部が受信した出力情報識別情報が含まれる出力情報評価情報が有するキーワードと第二評判情報を前記出力情報評価情報格納部から取得し、当該キーワードと第二評判情報と所定の関係があるキーワードと第一評判情報を検索し、当該検索したキーワードと第一評判情報と対になる広告情報を、前記出力広告情報格納部から検索する広告情報検索部と、前記広告情報検索部が検索した広告情報を前記端末装置に送信する広告情報送信部を具備し、前記端末装置は、前記広告情報サーバ装置に対して出力情報の送信を要求する出力要求を受け付ける受付部と、前記出力要求を前記広告情報サーバ装置に送信する出力要求送信部と、前記出力要求の送信に応じて、前記広告情報サーバ装置から出力情報を受信する出力情報受信部と、前記出力情報から広告出力指示情報を取得し、当該広告出力指示情報を用いて、前記広告情報サーバ装置に出力情報識別情報を送信する出力情報識別情報送信部と、前記出力情報識別情報の送信に対応して、前記広告情報サーバ装置から広告情報を受信する広告情報受信部と、前記出力情報受信部が受信した出力情報と、前記広告情報受信部が受信した広告情報を出力する出力部を具備する広告情報処理システムである。
かかる構成により、ブログやSNSや掲示板などの出力対象の情報である出力情報の記載内容に合致した広告が出力でき、その結果、ユーザにとって真に有効な広告を見ることができる。また、広告主にとって、有効に広告を提示できる。
また、本第三の発明の広告情報処理システムは、第一、第二いずれかの発明に対して、前記第一評判情報および前記第二評判情報は、キーワードに対するポジティブ度またはネガティブ度を定量的に示す情報であり、前記出力広告情報は、キーワードと第一評判情報と当該第一評判情報を用いた条件を示す条件情報と広告情報を有し、前記広告情報検索部は、前記出力情報識別情報受信部が受信した出力情報識別情報が含まれる出力情報評価情報が有するキーワードと第二評判情報を前記出力情報評価情報格納部から取得し、当該キーワードと第二評判情報が前記条件情報の示す条件に合致する出力広告情報が有する広告情報を、前記出力広告情報格納部から検索する広告情報処理システムである。
かかる構成により、出力情報の記載内容に精度高く合致する広告が出力できる。
また、本第四の発明の広告情報処理システムは、第一から第三いずれかの発明に対して、前記広告情報サーバ装置は、評判を示す用語である評判用語と評判の程度を示す情報である評判程度情報を有する評判情報を1以上格納している評判情報格納部と、1以上の各出力情報から1以上のキーワードと1以上の評判用語を抽出する用語抽出部と、前記用語抽出部が抽出した1以上の各評判用語と対になる1以上の評判程度情報を前記評判情報格納部から検索する評判程度情報検索部と、前記評判程度情報検索部が検索した1以上の評判程度情報を用いて1以上の第二評判情報を構成する第二評判情報構成部と、前記第二評判情報構成部が構成した1以上の第二評判情報と前記用語抽出部が抽出した1以上のキーワードと、前記用語抽出部の処理対象の1以上の出力情報を識別する各出力情報識別情報を用いて、1以上の出力情報評価情報を構成する出力情報評価情報構成部と、前記出力情報評価情報構成部が構成した1以上の出力情報評価情報を前記出力情報評価情報格納部に蓄積する出力情報評価情報蓄積部をさらに具備する広告情報処理システムである。
かかる構成により、第一から第三いずれかの発明の効果に加えて、ブログやSNSや掲示板など出力情報の解析を自動的に行え、上記の出力情報評価情報を作成する労力を軽減できる。
本発明による広告情報処理システムによれば、有効に広告を提示できる。
以下、広告情報処理システム等の実施形態について図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同じ符号を付した構成要素は同様の動作を行うので、再度の説明を省略する場合がある。
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態における広告情報処理システムの概念図である。広告情報処理システムは、1以上の情報サーバ装置11と広告情報サーバ装置12と1以上の端末装置13を具備する。情報サーバ装置11は、ブログやSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)や掲示板などの出力情報が格納されている情報処理装置である。広告情報サーバ装置12は、広告情報が格納されている情報処理装置である。端末装置13は、出力情報と広告情報を出力するための情報処理端末であり、例えば、いわゆるWebブラウザが搭載されている情報処理端末である。図1において、m台の情報サーバ装置11、1台の広告情報サーバ装置12、およびn台の端末装置13がインターネットに接続されており、それぞれが通信可能な状態である。なお、1以上の情報サーバ装置11と広告情報サーバ装置12と1以上の端末装置13は、必ずしもインターネットに接続されている必要はなく、専用回線やケーブルTVや、電線などにより、情報の送受信が可能な状態であれば良い。
図2は、本実施の形態における広告情報処理システムのブロック図である。情報サーバ装置11は、出力情報格納部1101、出力要求受信部1102、出力情報送信部1103を具備する。
広告情報サーバ装置12は、出力広告情報格納部1201、出力情報評価情報格納部1202、出力情報識別情報受信部1203、広告情報検索部1204、広告情報送信部1205を具備する。
端末装置13は、受付部1301、出力要求送信部1302、出力情報受信部1303、出力情報識別情報送信部1304、広告情報受信部1305、出力部1306を具備する。
出力情報格納部1101は、出力情報を1以上格納している。出力情報とは、端末装置13に出力する情報であり、通常、広告情報を出力するための情報である広告出力指示情報を含む情報である。ただし、出力情報は、必ずしも広告出力指示情報を含まなくても良い。出力情報は、例えば、ブログやSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)や掲示板などの情報である。また、出力情報は、例えば、HTMLや、コンパクトHTMLや、XMLなどで記述されていても良いし、画像データ、動画、テキストデータ、音声データ、楽音データ、およびこれらのデータの組み合わせのデータ等でも良い。つまり、出力情報のデータタイプやデータ構造は問わない。また、広告情報とは、広告となる情報であり、テキストデータ、画像データ、動画、音声データ、楽音データ、およびこれらのデータの組み合わせのデータ等、データタイプやデータ構造は問わない。広告出力指示情報とは、例えば、ブログやSNSや掲示板などの出力情報が格納されているURL(または、URI)、広告情報を広告情報サーバ装置12から取得するためのスクリプトやソフトウェアプログラム、広告情報を広告情報サーバ装置12から取得するためのスクリプトやソフトウェアプログラムを識別する情報(プログラム名や関数名など)などである。また、出力情報格納部1101の出力情報は、図示しない装置から受信した情報でも良い。また、出力情報は、例えば、URLにより識別可能である。出力情報格納部1101は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。
出力要求受信部1102は、出力情報の送信を要求する出力要求を端末装置13から受信する。出力要求は、例えば、URLを含む。出力要求受信部1102は、無線の通信手段が好適であるが、放送を受信する手段や有線の通信手段でも実現可能である。
出力情報送信部1103は、出力要求の受信に応じて、出力情報格納部1101から出力情報を読み出し、当該出力情報を端末装置13に送信する。出力情報送信部1103は、例えば、出力要求に含まれるURLで特定される出力情報を出力情報格納部1101から読み出し、当該読み出した出力情報を端末装置13に送信する。出力要求の受信や、出力情報の送信は、例えば、HTTPのプロトコルにより実行される。出力情報送信部1103は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送手段で実現されても良い。
出力広告情報格納部1201は、出力広告情報を1以上格納している。出力広告情報は、キーワードと第一評判情報と広告情報とを有する。出力広告情報は、1組以上のキーワードと第一評判情報の組と、広告情報とを有する。キーワードとは、広告を選択するために利用される用語であり、文字列である。キーワードは、例えば、「日焼け」「A株式会社」「サッカー」「東京」などである。ただし、キーワードは、名詞や名詞句であるとは限らず、形容詞や動詞などの他の品詞であっても良い。また、第一評判情報とは、評判に関する情報である。第一評判情報は、例えば、キーワードに対するポジティブ度またはネガティブ度を定量的に示す情報である。第一評判情報は、例えば、「−5」から「+5」の数値であり、「−5」は、キーワードに対して非常にネガティブであることを示し、「+5」はキーワードに対して非常にポジティブであることを示し、「0」は、キーワードに対してネガティブでもポジティブでもないことを示す。第一評判情報は、「好き」「嫌い」などの2つのとり得る値のうちのいずれかを示す情報でも良い。また、出力広告情報は、条件情報と広告情報を有することは好適である。ここで、条件情報とは、キーワードと第一評判情報を用いた広告出力の条件を示す情報である。条件情報は、例えば、「>」「=」「<」「>=」「<=」などの数値の関係を示す演算子を含む。かかる場合、条件情報は、例えば、「日焼け > 3」、「プロ野球 >= 1」などである。ここで、「日焼け > 3」は、キーワード「日焼け」に対して、3より大きいポジティブ度を条件とすることを示す。「プロ野球 >= 1」は、キーワード「プロ野球」に対して、1以上のポジティブ度を条件とすることを示す。出力広告情報格納部1201は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。
出力情報評価情報格納部1202は、出力情報評価情報を1以上格納している。出力情報評価情報は、出力情報識別情報とキーワードと第二評判情報を有する。出力情報評価情報は、出力情報識別情報と、1以上のキーワードと第二評判情報の組を有する。出力情報識別情報は、出力情報を識別する情報であり、例えば、URL(またはURI)である。第二評判情報は、第一評判情報と同様に、評判に関する情報である。第二評判情報は、例えば、キーワードに対するポジティブ度またはネガティブ度を定量的に示す情報である。なお、第二評判情報は、第一評判情報と同一のデータ構造である必要はない。出力情報評価情報は、例えば、「URL:http://www.AAABBB.co.jp/,日焼け,−3.8」である。この出力情報評価情報は、例えば、「http://www.AAABBB.co.jp/」で識別される出力情報(ここではホームページ)の記載内容が、「日焼け」に対してかなりネガティブであることを示す。なお、出力情報評価情報は、一の出力情報識別情報に対して、複数組のキーワードと第二評判情報を有しても良い。つまり、出力情報評価情報は、例えば、「URL:http://www.AAABBB.co.jp/,日焼け,−3.8,日傘,4.8」であっても良い。この出力情報評価情報は、例えば、「http://www.AAABBB.co.jp/」で識別される出力情報の記載内容が、「日焼け」に対してかなりネガティブであり、かつ、「日傘」に対してかなりポジティブであることを示す。出力情報評価情報格納部1202の出力情報評価情報は、広告情報サーバ装置12の管理者が手入力で入力しても良いし、実施の形態3で述べるように、自動的に生成しても良い。出力情報評価情報格納部は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。
出力情報識別情報受信部1203は、端末装置13から出力情報識別情報を受信する。ここで、出力情報識別情報は、例えば、URL(URI)が好適であるが、出力情報そのものでも良い。つまり、出力情報識別情報は、端末装置13で出力される出力情報が特定できる情報であれば良い。出力情報識別情報受信部1203は、端末装置13での広告情報の出力のために、出力情報識別情報を受信する。出力情報識別情報受信部1203は、無線の通信手段が好適であるが、放送を受信する手段や有線の通信手段でも実現可能である。
広告情報検索部1204は、まず、出力情報識別情報受信部1203が受信した出力情報識別情報を取得し、当該出力情報識別情報に対応する出力情報評価情報を出力情報評価情報格納部1202から読み出す。次に、広告情報検索部1204は、読み出した出力情報評価情報が有するキーワードと第二評判情報を抽出する。次に、広告情報検索部1204は、抽出したキーワードと第二評判情報と所定の関係があるキーワードと第一評判情報を出力広告情報格納部1201から検索する。ここで「所定の関係」とは、「読み出した出力情報評価情報が有するキーワードとキーワードが同一であり、かつ、ポジティブ度が近似する」ことである。「ポジティブ度が近似する」とは、例えば、第一評判情報が、読み出した第二評判情報が示す数値と同一か、または所定(例えば、+−1)以内の差の数値であることである。また、所定の関係とは、「読み出した出力情報評価情報が有するキーワードとキーワードが類似し、かつ、ポジティブ度が近似する」ことである。なお、2つのキーワード(用語)が類似するか否かを判断するためには、例えば、類義語辞書を保持していれば可能であり、かかる技術は公知技術であるので、詳細な説明を省略する。また、出力情報識別情報受信部が受信する出力情報識別情報と、出力情報評価情報が有する出力情報識別情報は、同一の出力情報を識別するが、同一の情報であるとは限らない。また、「所定の関係」とは、例えば、後述する条件情報が示す条件を満たすことである。次に、広告情報検索部1204は、検索したキーワードと第一評判情報と対になる広告情報を、出力広告情報格納部1201から検索する。つまり、広告情報検索部1204は、出力情報識別情報受信部1203が受信した出力情報識別情報に対応する出力情報評価情報が有するキーワードと第二評判情報を出力情報評価情報格納部1202から取得し、当該キーワードと第二評判情報と所定の関係があるキーワードと第一評判情報を検索し、当該検索したキーワードと第一評判情報と対になる広告情報を、出力広告情報格納部1201から検索する。
また、広告情報検索部1204は、出力情報識別情報受信部1203が受信した出力情報識別情報に対応する出力情報評価情報が有するキーワードと第二評判情報を出力情報評価情報格納部1201から取得し、当該キーワードと第二評判情報が条件情報の示す条件に合致する出力広告情報が有する広告情報を、出力広告情報格納部1201から検索しても良い。ここで、条件情報とは、キーワードと第一評判情報とを用いた広告出力の条件を示す情報である。
広告情報検索部1204は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。広告情報検索部1204の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
広告情報送信部1205は、広告情報検索部1204が検索した広告情報を、出力情報識別情報を送信してきた端末装置13に送信する。広告情報送信部1205は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送手段で実現されても良い。
受付部1301は、端末装置13のユーザからの入力や、外部装置から送信された命令などを受け付ける。受付部1301は、例えば、情報サーバ装置11に対して出力情報の送信を要求する出力要求を受け付ける。出力要求は、例えば、ユーザが入力したURLと、ユーザのホームページを取得するためのボタンの押下により生成されたホームページ取得命令を有する。出力要求は、例えば、URLだけでも良い。出力要求は、例えば、ユーザが表示されているホームページのアンカーをマウスで押下した場合に、出力要求は、当該アンカーで定義されているURLである。出力要求などの入力手段は、キーボードやマウスやメニュー画面によるもの等、何でも良い。受付部1301は、キーボード等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現され得る。
出力要求送信部1302は、受付部1301が受け付けた出力要求を情報サーバ装置11に送信する。なお、受付部1301が受け付けた出力要求と、出力要求送信部1302が送信する出力要求は、同じ情報である必要はなく、出力情報の送信の要求を行うための情報や命令であれば良い。出力要求送信部1302は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送手段で実現されても良い。
出力情報受信部1303は、出力要求送信部1302による出力要求の送信に応じて、情報サーバ装置11から出力情報を受信する。出力情報受信部1303は、例えば、送信されたURLに対応するホームページを受信する。出力情報受信部1303は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送を受信する手段で実現されても良い。
出力情報識別情報送信部1304は、通常、出力情報から広告出力指示情報を取得し、当該広告出力指示情報を用いて、広告情報サーバ装置12に出力情報識別情報を送信する。ただし、出力情報識別情報送信部1304は、出力情報受信部1303が受信した出力情報を識別する出力情報識別情報を広告情報サーバ装置12に送信すれば良く、出力情報識別情報の取得方法は問わない。ユーザが入力した出力情報識別情報を取得しても良い。かかる場合、出力情報の受信より先に、広告情報を受信する場合もあり得る。広告出力指示情報は、例えば、URLと広告情報を送信させるための命令を含む。広告出力指示情報は、例えば、URLのみでも良い。出力情報識別情報は、例えば、URLやURLで示されるホームページ自体である。出力情報識別情報送信部1304における、出力情報から広告出力指示情報を取得する処理は、例えば、出力情報に記載されているスクリプトを解釈実行し、URLを取得する処理である。出力情報識別情報送信部1304は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送手段で実現されても良い。
広告情報受信部1305は、出力情報識別情報送信部1304における出力情報識別情報の送信に対応して、広告情報サーバ装置12から広告情報を受信する。広告情報受信部1305は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送を受信する手段で実現されても良い。
出力部1306は、出力情報受信部1303が受信した出力情報と、広告情報受信部1305が受信した広告情報を出力する。出力部1306は、まず、最初に受信した出力情報を出力し、その後、受信した広告情報を出力することは好適である。ただし、出力部1306は、出力情報と広告情報を遅れなく出力しても良い。ここで、出力とは、ディスプレイへの表示、プリンタへの印字、音出力、外部の装置への送信、記録媒体への蓄積等を含む概念である。出力部1306は、ディスプレイやスピーカー等の出力デバイスを含むと考えても含まないと考えても良い。出力部1306は、出力デバイスのドライバーソフトまたは、出力デバイスのドライバーソフトと出力デバイス等で実現され得る。
次に、広告情報処理システムの動作について説明する。まず、情報サーバ装置11の動作について説明する。情報サーバ装置11は、例えば、いわゆるWebサーバである。情報サーバ装置11の出力要求受信部1102が、例えば、URLを含む出力要求を端末装置13から受信し、出力情報送信部1103が、当該URLで識別されるホームページ(出力情報の一例)を出力情報格納部1101から読み出し、端末装置13に送信する。
次に、広告情報サーバ装置12の動作について、図3のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS301)出力情報識別情報受信部1203は、出力情報識別情報を受信したか否かを判断する。出力情報識別情報を受信すればステップS302に行き、出力情報識別情報を受信しなければステップS301に戻る。
(ステップS302)広告情報検索部1204は、ステップS301で受信した出力情報識別情報を抽出し、メモリ上に配置する。
(ステップS303)広告情報検索部1204は、ステップS302でメモリ上に配置した出力情報識別情報に対応する出力情報評価情報を出力情報評価情報格納部1202から読み出す。通常、出力情報評価情報格納部1202の出力情報評価情報は出力情報識別情報を含み、広告情報検索部1204は、メモリ上に配置した出力情報識別情報を含む出力情報評価情報を出力情報評価情報格納部1202から読み出す。
(ステップS304)広告情報検索部1204は、ステップS303で読み出した出力情報評価情報から、1組以上のキーワードと第二評判情報を抽出し、メモリ上に配置する。
(ステップS305)広告情報検索部1204は、カウンタiに1を代入する。
(ステップS306)広告情報検索部1204は、出力広告情報格納部1201に、i番目の出力広告情報が存在するか否かを判断する。i番目の出力広告情報が存在すればステップS307に行き、i番目の出力広告情報が存在しなければステップS312に行く。
(ステップS307)広告情報検索部1204は、i番目の出力広告情報を出力広告情報格納部1201から読み出し、メモリ上に配置する。
(ステップS308)広告情報検索部1204は、ステップS304で抽出したキーワードと第二評判情報が、ステップS307でメモリ上に配置したi番目の出力広告情報が示す条件に合致するか否かを判断する。なお、かかる条件合致判断について、図4のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS309)広告情報検索部1204は、ステップS308における判断結果が、条件に合致するとの判断である場合ステップS310に行き、条件に合致しないとの判断である場合ステップS311に行く。
(ステップS310)広告情報検索部1204は、i番目の出力広告情報が有する少なくとも広告情報をメモリなどの記録媒体に一時格納する。
(ステップS311)広告情報検索部1204は、カウンタiを1、インクリメントする。ステップS306に戻る。
(ステップS312)広告情報送信部1205は、ステップS310で一時格納された広告情報が一つであるか否かを判断する。一時格納された広告情報が一つであればステップS314に行き、一時格納された広告情報が一つでなければステップS313に行く。
(ステップS313)広告情報送信部1205は、ステップS310で一時格納された広告情報が2以上であるか否かを判断する。広告情報が2以上であればステップS315に行き、広告情報が2以上でなければステップS316に行く。
(ステップS314)広告情報送信部1205は、一の選択された広告情報を端末装置13に送信する。処理を終了する。
(ステップS315)広告情報送信部1205は、2以上の広告情報の中から、一の広告情報を選択する。広告情報の選択のアルゴリズムは、問わない。例えば、端末装置13に送信された回数を広告情報ごとに管理しておき、送信回数が少ない広告情報を優先的に選択しても良いし、ランダムに広告情報を選択しても良い。
(ステップS316)広告情報送信部1205は、「広告情報なし」の旨の情報を端末装置13に送信する。処理を終了する。
なお、図3のフローチャートにおいて、2以上の広告情報が条件に合致した場合、一の広告情報を選択して送信したが、条件に合致したすべての広告情報、または条件に合致した広告情報のうちの2以上の広告情報を選択して送信しても良い。
また、図3のフローチャートにおいて、条件に合致する広告情報が存在しない場合、「広告情報なし」の旨の情報を端末装置13に送信したが、何らかの広告情報を選択して送信しても良い。かかる場合の広告情報の選択方法は問わない。
次に、ステップS308の条件合致判断の動作について、図4のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS401)広告情報検索部1204は、カウンタiに1を代入する。
(ステップS402)広告情報検索部1204は、i番目のキーワードと第二評判情報の組が、ステップS304でメモリ上に配置した情報の中に、存在するか否かを判断する。i番目のキーワードと第二評判情報の組が存在すればステップS403に行き、i番目のキーワードと第二評判情報の組が存在しなければステップS407に行く。
(ステップS403)広告情報検索部1204は、i番目のキーワードと第二評判情報と、出力広告情報が有するキーワードと第一評判情報が条件に合致するか否かを判断する。また、広告情報検索部1204は、i番目のキーワードと第二評判情報が、出力広告情報が有する条件情報に合致するか否かを判断する。
(ステップS404)広告情報検索部1204は、ステップS403における判断結果が、条件に合致するとの判断結果の場合はステップS404に処理を進め、条件に合致しないとの判断結果の場合はステップS406に処理を進める。
(ステップS405)広告情報検索部1204は、リターン値に「条件合致」の旨の情報を代入する。
(ステップS406)広告情報検索部1204は、カウンタiを1、インクリメントする。
(ステップS407)広告情報検索部1204は、リターン値に「条件不合致」の旨の情報を代入する。
なお、図4のフローチャートにおいて、複数のキーワードと第二評判情報の組が存在する場合、一のキーワードと第二評判情報の組が条件に合致する場合、リターン値に「条件合致」の旨の情報を代入した。しかし、複数のキーワードと第二評判情報の組が存在する場合、すべてのキーワードと第二評判情報の組が条件に合致する場合のみリターン値に「条件合致」の旨の情報を代入するなどしても良い。
また、図4のフローチャートにおいて、複数のキーワードと第二評判情報の組が存在する場合、複数の組全体が、条件情報に合致するか否かを判断しても良い。
次に、端末装置13の動作について説明する。端末装置13は、例えば、Webブラウザがインストールされた端末である。端末装置13は、例えば、いわゆるパーソナルコンピュータや、携帯端末や、携帯電話や、テレビジョンなどである。端末装置13の受付部1301は、まず、ユーザからURLなどの出力情報識別情報の入力を受け付け、かつ、出力情報の送信を要求する出力要求を受け付ける。
次に、出力要求送信部1302は、受付部1301が受け付けた出力要求を情報サーバ装置11に送信する。
そして、出力情報受信部1303は、出力要求送信部1302による出力要求の送信に応じて、情報サーバ装置11から出力情報を受信する。この出力情報は、例えば、HTMLやXMLなどで記述されたファイルである。
次に、出力部1306は、出力情報受信部1303が受信した出力情報を解釈し、ディスプレイに出力情報を表示する。
そして、出力要求送信部1302は、出力情報が有する広告出力指示情報(例えば、出力情報を識別するURL)を取得し、当該広告出力指示情報を用いて、広告情報サーバ装置12に出力情報識別情報(例えば、出力情報を識別するURL)を送信する。
次に、広告情報受信部1305は、出力情報識別情報送信部1304における出力情報識別情報の送信に対応して、広告情報サーバ装置12から広告情報を受信する。
そして、出力部1306は、広告情報受信部1305が受信した広告情報を出力する。かかる場合、出力部1306は、広告情報受信部1305が受信した広告情報を、表示されている出力情報に埋め込んで出力することは好適である。
以下、本実施の形態における広告情報処理システムの具体的な動作について説明する。広告情報処理システムの概念図は図1である。
ここで、出力情報格納部1101には、多数のホームページである出力情報が格納されている、とする。また、ホームページは、例えば、HTMLで記述されている、とする。さらに、ホームページは、ここでは、広告情報を埋め込むためのスクリプト(例えば、JAVA(登録商標))を含む。このスクリプトは、出力情報を識別するURL(出力情報識別情報の一例)を出力情報等から取り出し、広告情報サーバ装置12に送信するスクリプトである。
また、出力広告情報格納部1201は、図5に示す出力広告情報管理表を保持している。出力広告情報管理表は、1以上の出力広告情報を格納している。出力広告情報管理表は、「ID」「広告情報名」「条件情報」「広告情報」を有するレコードを1以上格納している。「ID」は、レコードを識別する情報であり、表におけるレコード管理のために存在する。「広告情報名」は、広告情報を識別する名前である。「条件情報」は、キーワードと第一評判情を有し、広告情報の出力の条件を示す情報である。「条件情報」は、AND、OR,括弧()などを用いた複合した条件を示す情報であっても良い。「広告情報」は、端末装置13に送信される広告情報である。
また、出力情報評価情報格納部1202は、図6に示す1以上の出力情報評価情報を格納している。図6は、出力情報評価情報管理表である。出力情報評価情報管理表は、「ID」「出力情報識別情報」「キーワード」「第二評判情報」を有するレコードを1以上格納している。「ID」は、レコードを識別する情報であり、表におけるレコード管理のために存在する。「出力情報識別情報」は、ここでは、URLである。「出力情報識別情報」で特定されるホームページに記載されている内容が、「キーワード」で示される用語に対して、ポジティブ度が「第二評判情報」であることを示す。ポジティブ度とは、「キーワード」で示される用語に対して、肯定的である度合いを示す情報である。一方、ネガティブ度は、「キーワード」で示される用語に対して、否定的である度合いを示す情報である。ポジティブ度が低い場合は、ネガティブ度は高い、と言える。「第二評判情報」は、ポジティブ度を[−5]から「+5」までの数値で示す情報である。図6において、出力情報識別情報「http://www.aaa.jp/」で示されるホームページの記載内容は、キーワード「日焼け」に対してかなりネガティブ(ポジティブ度 −3.0)であり、かつワールドカップに対してかなりポジティブ(ポジティブ度 4.3)であることを示す。つまり、本ホームページの記載内容は、例えば、日焼けを気にしている、サッカー好きの方のブログであると考えられる。そして、かかるブログを閲覧している場合に、日焼けを回避する商品の広告を出力することは好ましいが、日焼けを促進する商品の広告を出力することは好ましくない、と考えられる。
また、図7は、出力情報格納部1101に格納されている出力情報の例の一部である。図7における出力情報は、広告出力指示情報を明記していないが、上述したように、出力情報は広告出力指示情報を含む。また、図7において、「http://www.aaa.jp/」や「http://www.bbb.jp/」は、出力情報識別情報である。
(具体例1)
かかる状況で、端末装置13のユーザは、端末装置13から、出力情報識別情報(URL)の「http://www.aaa.jp/」を入力し、出力情報の送信を要求する出力要求を入力した、とする。
次に、端末装置13の受付部1301は、出力要求(例えば、「get http://www.aaa.jp/」)を受け付ける。
次に、出力要求送信部1302は、受付部1301が受け付けた出力要求(例えば、「get http://www.aaa.jp/」)を情報サーバ装置11に送信する。
次に、情報サーバ装置11の出力要求受信部1102が、例えば、URLを含む出力要求(例えば、「get http://www.aaa.jp/」)を端末装置13から受信する。
次に、出力情報送信部1103が、出力要求(例えば、「get http://www.aaa.jp/」)から、URL「http://www.aaa.jp/」を抽出し、当該URL「http://www.aaa.jp/」で識別されるホームページ(図7の「http://www.aaa.jp/」で識別されるファイル)を出力情報格納部1101から読み出す。
そして、出力情報送信部1103は、図7の「http://www.aaa.jp/」で識別されるファイルを端末装置13に送信する。
次に、端末装置13の情報サーバ装置11から出力情報(図7の「http://www.aaa.jp/」で識別されるファイル)を受信する。
次に、出力部1306は、出力情報受信部1303が受信した出力情報(図7ではプレーンなテキストファイルのように見えるが、ここでは、HTMLで記述されている、とする)を解釈し、ディスプレイに出力情報を表示する。
そして、出力要求送信部1302は、出力情報が有する広告出力指示情報(例えば、URL「http://www.aaa.jp/」)を取得し、当該「http://www.aaa.jp/」を用いて、広告情報サーバ装置12に出力情報識別情報(例えば、「「http://www.aaa.jp/」)を送信する。
次に、広告情報サーバ装置12の出力情報識別情報受信部1203は、出力情報識別情報(例えば、「「http://www.aaa.jp/」)を受信する。
次に、広告情報検索部1204は、受信した出力情報識別情報(「「http://www.aaa.jp/」)を抽出し、メモリ上に配置する。
そして、広告情報検索部1204は、メモリ上に配置した出力情報識別情報(「「http://www.aaa.jp/」)に対応する出力情報評価情報(図6の「ID=1」のレコード)を出力情報評価情報格納部1202から読み出す。
次に、広告情報検索部1204は、読み出した出力情報評価情報から、2組のキーワードと第二評判情報(「日焼け,−3.0」「ワールドカップ,4.3」)を抽出する。
次に、広告情報検索部1204は、図5の出力広告情報管理表を検索し、2組のキーワードと第二評判情報(「日焼け,−3.0」「ワールドカップ,4.3」)が、出力広告情報の条件情報に合致するか否かを判断する。
つまり、まず、広告情報検索部1204は、1番目の出力広告情報を読み出し、メモリ上に配置する。そして、広告情報検索部1204は、2組のキーワードと第二評判情報(「日焼け,−3.0」「ワールドカップ,4.3」)が条件情報(「日焼け」>4.0)に合致するか否かを判断する。ここで、「日焼け,−3.0」は、日焼けに対してネガティブであり、条件情報(「日焼け」>4.0)に合致しない、と広告情報検索部1204は、判断する。
次に、広告情報検索部1204は、2番目の出力広告情報を読み出し、メモリ上に配置する。そして、広告情報検索部1204は、2組のキーワードと第二評判情報(「日焼け,−3.0」「ワールドカップ,4.3」)が条件情報(「日焼け」<1.0)に合致するか否かを判断する。ここで、「日焼け,0.5」が条件情報(「日焼け」<1.0)に合致する、と判断し、広告情報検索部1204は、2番目の出力広告情報は、条件に合致する、と判断する。
そして、広告情報検索部1204は、2番目の出力広告情報が有する広告情報をメモリなどの記録媒体に一時格納する。
次に、広告情報検索部1204は、3番目以降の出力広告情報を読み出し、1番目、2番目の出力広告情報と同様に処理を行う。ここで、3番目以降の出力広告情報は、条件に合致しなかった、とする。
そして、広告情報検索部1204は、2番目の出力広告情報が有する広告情報のみを記録媒体に一時格納できた、とする。
次に、広告情報送信部1205は、一の広告情報(2番目の出力広告情報が有する広告情報)を端末装置13に送信する。
次に、広告情報受信部1305は、出力情報識別情報送信部1304における出力情報識別情報(「「http://www.aaa.jp/」)の送信に対応して、広告情報サーバ装置12から広告情報(2番目の出力広告情報が有する広告情報)を受信する。
そして、出力部1306は、広告情報受信部1305が受信した広告情報を出力する。ここで、出力部1306は、出力情報に埋め込んで、図8に示すように広告情報を出力する。
(具体例2)
次に、端末装置13のユーザは、端末装置13から、出力情報識別情報(URL)の「http://www.bbb.jp/」を入力し、出力情報の送信を要求する出力要求を入力した、とする。そして、上記と同様に、端末装置13は、情報サーバ装置11から「http://www.bbb.jp/」で特定される出力情報(図7の2つめのホームページ)を受信し、出力情報を解釈し、ディスプレイに出力情報を表示する。
そして、出力要求送信部1302は、出力情報が有する広告出力指示情報(例えば、URL「http://www. bbb.jp/」)を取得し、当該「http://www. bbb.jp/」を用いて、広告情報サーバ装置12に出力情報識別情報(例えば、「http://www. bbb.jp/」)を送信する。
次に、広告情報サーバ装置12の出力情報識別情報受信部1203は、出力情報識別情報(例えば、「http://www. bbb.jp/」)を受信する。
次に、広告情報検索部1204は、受信した出力情報識別情報(「http://www. bbb.jp/」)を抽出し、メモリ上に配置する。
そして、広告情報検索部1204は、メモリ上に配置した出力情報識別情報(「http://www. bbb.jp/」)に対応する出力情報評価情報(図6の「ID=2」のレコード)を出力情報評価情報格納部1202から読み出す。
次に、広告情報検索部1204は、読み出した出力情報評価情報から、2組のキーワードと第二評判情報(「ワイン,4.0」「ABC株式会社,−2.0」)を抽出する。
次に、広告情報検索部1204は、図5の出力広告情報管理表を検索し、2組のキーワードと第二評判情報(「ワイン,4.0」「ABC株式会社,−2.0」)が、出力広告情報の条件情報に合致するか否かを判断する。
そして、上記の具体例1で説明したように、広告情報検索部1204は、1番目の出力広告情報から処理を行う。1番目の出力広告情報が有するキーワード「日焼け」および2番目の出力広告情報が有するキーワード「日焼け」は、出力情報識別情報(「「http://www. bbb.jp/」)で識別される出力広告情報が有するキーワードとして管理されていないので、1番目、および2番目の出力広告情報は条件に合致しない、と広告情報検索部1204は、判断する。
そして、3番目の出力広告情報が有するキーワード「ワイン」および「ABC株式会社」は、出力情報識別情報(「http://www. bbb.jp/」)で識別される出力広告情報が有するキーワードとして管理されているが、条件情報(「ABC株式会社」>3.0 and 「ワイン」>=3.5)のうちの(「ABC株式会社」>3.0)に合致しないので、3番目の出力広告情報も条件に合致しない、と広告情報検索部1204は、判断する。つまり、「ABC株式会社」に対して批判的なホームページに、ABC株式会社の商品の広告情報を出力することを防止できる。
そして、広告情報検索部1204は、4番目以降の出力広告情報を同様に処理し、一の広告情報を取得した、とする。
次に、広告情報送信部1205は、取得した一の広告情報を端末装置13に送信する。
次に、広告情報受信部1305は、出力情報識別情報送信部1304における出力情報識別情報(「http://www.bbb.jp/」)の送信に対応して、広告情報サーバ装置12から広告情報を受信する。
そして、出力部1306は、広告情報受信部1305が受信した広告情報を出力する。
以上、本実施の形態によれば、ブログやSNSや掲示板などの出力対象の情報である出力情報の記載内容に合致した広告が出力でき、その結果、ユーザにとって真に有効な広告を見ることができる。また、広告主にとって、有効に広告を提示できる。
また、本実施の形態によれば、ネガティブな意見を述べているブログやSNSや掲示板に、批判対象の製品や企業の広告が表示され、推奨されたりすることを防止できる。
なお、本実施の形態によれば、広告情報検索部1204が、出力情報評価情報が条件情報の示す条件に合致するか否かを判断するアルゴリズムは上記のアルゴリズムに限らないことは言うまでもない。本本実施の形態において、ある企業を批判しているブログやSNSや掲示板などに、批判対象の企業の商品の広告が表示されたりすることがないように、条件情報が設定され、条件に合致するか否かの判断がなされれば良い。
また、本実施の形態において、出力情報と広告情報は分離されて、別ウィンドウで出力されても良い、
さらに、本実施の形態における処理は、ソフトウェアで実現しても良い。そして、このソフトウェアをソフトウェアダウンロード等により配布しても良い。また、このソフトウェアをCD−ROMなどの記録媒体に記録して流布しても良い。なお、このことは、本明細書における他の実施の形態においても該当する。なお、本実施の形態における情報処理装置を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、キーワードと評判に関する情報である第一評判情報と広告情報とを有する出力広告情報を1以上、記録媒体に格納しており、出力情報を識別する情報である出力情報識別情報とキーワードと評判に関する情報である第二評判情報を有する出力情報評価情報を1以上、記録媒体に格納しており、コンピュータに、端末装置から出力情報識別情報を受信し、当該出力情報識別情報をメモリ上に配置するステップと、前記メモリ上に配置した出力情報識別情報に対応するキーワードと第二評判情報を、前記記録媒体から読み出し、メモリ上に配置するステップと、当該キーワードと第二評判情報と所定の関係があるキーワードと第一評判情報を検索し、前記記録媒体から読み出し、メモリ上に配置するステップと、当該キーワードと第一評判情報と対になる広告情報を、前記記録媒体から検索するステップと、前記検索した広告情報を前記端末装置に送信するステップを実行させるためのプログラム、である。
また、上記プログラムにおいて、前記第一評判情報および前記第二評判情報は、キーワードに対するポジティブ度またはネガティブ度を定量的に示す情報であり、前記出力広告情報は、キーワードと第一評判情報とを用いた広告出力の条件を示す条件情報と広告情報を有し、前記広告情報を検索するステップにおいて、前記受信した出力情報識別情報が含まれる出力情報評価情報が有するキーワードと第二評判情報を前記記憶媒体から取得し、当該キーワードと第二評判情報が前記条件情報の示す条件に合致する出力広告情報が有する広告情報を、前記記憶媒体から検索する、ことは好適である。
(実施の形態2)
本実施の形態において、実施の形態1で述べた情報サーバ装置11と広告情報サーバ装置12が一の装置になった広告情報処理システムについて述べる。
図9は、本実施の形態における広告情報処理システムの概念図である。広告情報処理システムは、一の広告情報サーバ装置92と1以上の端末装置93を具備する。
図10は、本実施の形態における広告情報処理システムのブロック図である。広告情報サーバ装置92は、出力情報格納部1101、出力要求受信部1102、出力情報送信部1103、出力広告情報格納部1201、出力情報評価情報格納部1202、出力情報識別情報受信部1203、広告情報検索部1204、広告情報送信部1205を具備する。
端末装置93は、受付部1301、出力要求送信部9302、出力情報受信部9303、出力情報識別情報送信部1304、広告情報受信部1305、出力部1306を具備する。
なお、出力要求送信部9302、および出力情報受信部9303は、通信する装置が広告情報サーバ装置92である以外は、出力要求送信部1302、出力情報受信部1303と同様の機能を果たすので、詳細な説明を省略する。
また、広告情報サーバ装置92の動作は、実施の形態1における情報サーバ装置11の動作と広告情報サーバ装置12の動作を合わせた動作を行うので、詳細な説明を省略する。
以上、本実施の形態によれば、ブログやSNSや掲示板などの出力対象の情報である出力情報の記載内容に合致した広告が出力でき、その結果、ユーザにとって真に有効な広告を見ることができる。また、広告主にとって、有効に広告を提示できる。
また、本実施の形態によれば、ネガティブな意見を述べているブログやSNSや掲示板に、批判対象の製品や企業の広告が表示され、推奨されたりすることを防止できる。
なお、本実施の形態、および実施の形態1によれば、広告情報を検索し、端末装置に送信する等の一連の処理は、一の装置で行っても、2以上の装置で行っても良い。つまり、1以上の装置を用いて、以下の広告情報処理方法を実現できれば良い。その方法は、端末装置から出力情報識別情報を受信し、当該出力情報識別情報をメモリ上に配置するステップと、前記メモリ上に配置した出力情報識別情報に対応するキーワードと第二評判情報を、前記記録媒体から読み出し、メモリ上に配置するステップと、当該キーワードと第二評判情報と所定の関係があるキーワードと第一評判情報を検索し、前記記録媒体から読み出し、メモリ上に配置するステップと、当該キーワードと第一評判情報と対になる広告情報を、前記記録媒体から検索するステップと、前記検索した広告情報を前記端末装置に送信するステップを具備する広告情報処理方法、である。
(実施の形態3)
本実施の形態において、広告情報サーバ装置が出力情報評価情報を自動生成する機能を有する場合について説明する。出力情報評価情報を自動生成する機能は、実施の形態1および実施の形態2で述べた広告情報サーバ装置に追加することができる機能であるが、本実施の形態において、実施の形態1の広告情報サーバ装置に、出力情報評価情報を自動生成する機能を付加する態様について説明する。
図11は、本実施の形態における広告情報処理システムのブロック図である。広告情報処理システムは、1以上の情報サーバ装置11と広告情報サーバ装置112と1以上の端末装置13を具備する。
広告情報サーバ装置112は、出力広告情報格納部1201、出力情報評価情報格納部1202、出力情報識別情報受信部1203、広告情報検索部1204、広告情報送信部1205、指示受付部11200、第二出力情報格納部11201、出力情報収集部11202、出力情報蓄積部11203、評判情報格納部11204、用語抽出部11205、評判程度情報検索部11206、第二評判情報構成部11207、出力情報評価情報構成部11208、出力情報評価情報蓄積部11209を具備する。
指示受付部11200は、ユーザから出力情報評価情報の生成指示などの指示や、ユーザからの入力などを受け付ける。各種指示などの入力手段は、キーボードやマウスやメニュー画面によるもの等、何でも良い。指示受付部11200は、キーボード等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現され得る。
第二出力情報格納部11201は、1以上の出力情報を格納している。第二出力情報格納部11201は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。
出力情報収集部11202は、1以上の情報サーバ装置11から出力情報を収集する。1以上の情報サーバ装置11から出力情報を収集する処理については、公知技術であるので詳細な説明を省略する。なお、第二出力情報格納部11201の出力情報を人手により蓄積する場合は、出力情報収集部11202と、後述する出力情報蓄積部11203は不要である。出力情報収集部11202は、例えば、情報の送受信のための通信手段と、MPUやメモリ等から実現され得る。出力情報収集部11202の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
出力情報蓄積部11203は、出力情報収集部11202が収集した1以上の出力情報を第二出力情報格納部11201に書き込む。出力情報蓄積部11203は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。出力情報蓄積部11203の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
評判情報格納部11204は、評判を示す用語である評判用語と評判の程度を示す情報である評判程度情報を有する評判情報を1以上格納している。評判用語とは、例えば、「好き」「すごい」「すばらしい」「だめ」「いや」「故障」「不具合」「良品」など、対象の良し悪しを示す用語である。評判用語は、形容詞や名詞などであり、その品詞は問わない。また、評判程度情報は、例えば、−5から+5までの数値である。また、評判程度情報は、「良い」「悪い」のどちらかの情報であっても良い。評判情報は、例えば、(大好き,5)、(すばらしい,5)、(良い,3)、(普通,0)、(嫌い,−3)、(大嫌い,−5)、(買わない,−4)、(大敵,−4)、(仲間,+2)、(だめ,−3)などである。(大好き,5)は、評判用語「大好き」が、評判の程度が「5」(非常にポジティブ)であることを示す。(だめ,−3)は、評判用語「だめ」が、評判の程度が「−3」(かなりネガティブ)であることを示す。なお、評判情報のデータ構造は問わないことは言うまでもない。なお、評判情報は、通常、人手で作成され、評判情報格納部11204に入力される。ただし、評判用語は、コーパスから自動取得しても良い。評判情報格納部11204は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。
用語抽出部11205は、1以上の各出力情報から1以上のキーワードと1以上の評判用語を抽出する。用語を抽出するアルゴリズムは公知技術であるので詳細な説明を省略する。なお、用語抽出部11205は、いわゆる形態素解析を行って用語を抽出しても良い。また、用語抽出部11205は、用語辞書を保持しており、当該用語辞書の中の用語のパターンマッチングを行うことにより用語を抽出しても良い。用語抽出部11205は、例えば、一の文章の中にあるキーワードと評判用語を対にして抽出する。例えば、「夏は暑いので嫌いだ。」という文章の中から、用語抽出部11205は、キーワード「夏」、評判用語「嫌い」を抽出し、(夏,嫌い)を得る。また、用語抽出部11205は、例えば、一の段落の中にあるキーワードと評判用語を対にして抽出しても良い。この場合、例えば、「もうすぐ夏休みだ。海に行って遊ぶぞ。・・・。だから、この季節は好きなんだ。・・・・」といった段落が、出力情報に存在する場合、用語抽出部11205は、例えば、キーワード「夏休み」、評判用語「好き」を抽出し、(夏休み,好き)を得る。キーワードに対する評判用語が複数回現れる場合に、用語抽出部11205は、例えば、(キーワード,評判用語,回数)の構造を有する情報を得ても良い。用語抽出部11205は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。用語抽出部11205の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
評判程度情報検索部11206は、用語抽出部11205が抽出した1以上の各評判用語と対になる1以上の評判程度情報を評判情報格納部11204から検索する。評判程度情報検索部11206は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。評判程度情報検索部11206の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
第二評判情報構成部11207は、評判程度情報検索部11206が検索した1以上の評判程度情報を用いて1以上の第二評判情報を構成する。例えば、評判程度情報が数値である場合、第二評判情報構成部11207は、1以上の評判程度情報をパラメータとする関数に、1以上の評判程度情報を代入し、演算することにより、第二評判情報を得る。この関数は、例えば、1以上の評判程度情報をパラメータとして平均値を算出する関数や、中央値を算出する関数や、1以上の評判程度情報を加算する関数などである。ただし、関数は、全体の評判の程度を表す関数であれば良く、その内容は問わない。第二評判情報構成部11207は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。第二評判情報構成部11207の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
出力情報評価情報構成部11208は、第二評判情報構成部11207が構成した1以上の第二評判情報と用語抽出部11205が抽出した1以上のキーワードと、用語抽出部11205の処理対象の1以上の出力情報を識別する各出力情報識別情報(出力情報識別情報は、通常、メモリ上に記憶されている。)を用いて、1以上の出力情報評価情報を構成する。出力情報評価情報の例は、図6である。出力情報評価情報構成部11208は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。出力情報評価情報構成部11208の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
出力情報評価情報蓄積部11209は、出力情報評価情報構成部11208が構成した1以上の出力情報評価情報を出力情報評価情報格納部1202に蓄積する。出力情報評価情報蓄積部11209は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。出力情報評価情報蓄積部11209の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
次に、広告情報処理システムを構成する広告情報サーバ装置112において、出力情報評価情報を生成し、蓄積する動作について説明する。なお、広告情報サーバ装置112において、広告情報を検索し、端末装置13に送信する動作については、実施の形態1において説明したので再度の説明は省略する。また、広告情報サーバ装置112において、出力情報収集部11202が、1以上の情報サーバ装置11から、出力情報を取得し、蓄積する動作は、出力情報評価情報を生成し、蓄積する動作とは同期せずに、独立に行うことができる。また、出力情報収集部11202の動作は、出力情報評価情報を生成し、蓄積する動作の前動作として行うこともできる。さらに、出力情報収集部11202が、1以上の情報サーバ装置11から、出力情報を取得し、蓄積する処理は、公知技術である。したがって、ここでは、第二出力情報格納部11201に1以上の出力情報が格納されている状況において、出力情報評価情報を生成し、蓄積する動作について図12から図14のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS1201)指示受付部11200は、出力情報評価情報の生成指示を受け付けたか否かを判断する。生成指示を受け付ければステップS1202に行き、生成指示を受け付けなければステップS1201に戻る。
(ステップS1202)用語抽出部11205は、カウンタiに1を代入する。
(ステップS1203)用語抽出部11205は、第二出力情報格納部11201に、i番目の出力情報が存在するか否かを判断する。i番目の出力情報が存在すればステップS1204に行き、i番目の出力情報が存在しなければ処理を終了する。
(ステップS1204)用語抽出部11205は、i番目の出力情報を第二出力情報格納部11201から読み出す。この時、用語抽出部11205は、i番目の出力情報を特定する情報である出力情報識別情報をも読み出し、メモリ上に配置する。
(ステップS1205)用語抽出部11205は、ステップS1204で読み出したi番目の出力情報に対して、1以上のキーワードと1以上の評判用語を抽出する処理を行う。かかる処理を用語抽出処理という。用語抽出処理について、図13のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS1206)出力情報評価情報構成部11208などは、出力情報評価情報を構成する処理を行う。かかる処理を出力情報評価情報構成処理という。出力情報評価情報構成処理について、図14のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS1207)出力情報評価情報蓄積部11209は、出力情報評価情報構成部11208が構成した1以上の出力情報評価情報を出力情報評価情報格納部1202に蓄積する。
(ステップS1208)用語抽出部11205は、カウンタiを1、インクリメントする。ステップS1203に戻る。
次に、ステップS1205の用語抽出処理について、図13のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS1301)用語抽出部11205は、カウンタiに1を代入する。
(ステップS1302)用語抽出部11205は、i番目のキーワードが用語辞書に存在するか否かを判断する。なお、本用語抽出処理の例において、用語辞書は、用語抽出部11205が保持している、とする。用語辞書は、広告に付与し得るキーワード(用語)を多数保持している。i番目のキーワードが用語辞書に存在すればステップS1303に行き、i番目のキーワードが用語辞書に存在しなければステップS1306に行く。
(ステップS1303)用語抽出部11205は、i番目のキーワードを用語辞書から読み出す。
(ステップS1304)用語抽出部11205は、読み出した処理対象の出力情報の0byte目からi番目のキーワードが存在するか否か、ファイルポインタ(ファイルオープンした時のリターン値)をずらしながらチェックし、i番目のキーワードが存在すれば、そのファイルポインタが示すオフセット(ファイルの先頭からの位置)をi番目のキーワードと対にメモリに格納する。
(ステップS1305)用語抽出部11205は、カウンタiを1、インクリメントする。ステップS1302に戻る。
(ステップS1306)用語抽出部11205は、カウンタjに1を代入する。
(ステップS1307)用語抽出部11205は、メモリ上にj番目のキーワードが存在するか否かを判断する。j番目のキーワードが存在すればステップS1308に行き、j番目のキーワードが存在しなければ上位関数にリターンする。なお、ここでのメモリとは、ステップS1304でキーワードとオフセットを格納したメモリである。
(ステップS1308)用語抽出部11205は、j番目のキーワードと、出力情報中の1以上のオフセット(ステップS1304で格納した情報)を読み出す。
(ステップS1309)用語抽出部11205は、カウンタkに1を代入する。
(ステップS1310)用語抽出部11205は、ステップS1308で読み出した情報の中に、k番目のオフセットが存在するか否かを判断する。k番目のオフセットが存在すればステップS1311に行き、k番目のオフセットが存在しなければステップS1319に行く。
(ステップS1311)用語抽出部11205は、k番目のオフセットに対応する出力情報中の文を読み出す。
(ステップS1312)用語抽出部11205は、カウンタlに1を代入する。
(ステップS1313)用語抽出部11205は、l番目の評判用語が、評判情報格納部11204に存在するか否かを判断する。l番目の評判用語が存在すればステップS1314に行き、l番目の評判用語が存在しなければステップS1320に行く。
(ステップS1314)用語抽出部11205は、l番目の評判用語を評判情報格納部11204から読み出す。
(ステップS1315)用語抽出部11205は、l番目の評判用語を、ステップS1311で読み出した文中から検索し、取得する。また、用語抽出部11205は、ステップS1311で読み出した文中に、l番目の評判用語が出現する回数を取得する。
(ステップS1316)用語抽出部11205は、文中にl番目の評判用語が存在するか否かを判断する。l番目の評判用語が存在すればステップS1317に行き、l番目の評判用語が存在しなければステップS1318に行く。
(ステップS1317)用語抽出部11205は、キーワードとl番目の評判用語と出現回数を、メモリ上に追記する。なお、キーワードとl番目の評判用語の対の情報が既にメモリ上に存在する場合は、その対に対して、出現回数を加算して、出現回数の情報を更新する。なお、メモリには、一のキーワードと、1以上の評判用語と1以上の出現回数を有する情報が格納されている。また、評判用語と出現回数は対となっている。
(ステップS1318)用語抽出部11205は、カウンタlを1、インクリメントする。ステップS1313に戻る。
(ステップS1319)用語抽出部11205は、カウンタjを1、インクリメントする。ステップS1307に戻る。
(ステップS1320)用語抽出部11205は、カウンタkを1、インクリメントする。ステップS1310に戻る。
なお、図13のフローチャートにおいて、一の用語抽出処理のアルゴリズムを示したが、他のアルゴリズムでも良いことは言うまでもない。例えば、一の文の読み出しのためにオフセットを用いたが、キーワードを検索した際に、そのキーワードを含む文を、直ちに読み出しても良い。
次に、ステップS1206の出力情報評価情報構成処理について、図14のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS1401)評判程度情報検索部11206は、カウンタiに1を代入する。
(ステップS1402)評判程度情報検索部11206は、用語抽出部11205が抽出し、メモリ上に配置した情報の中に、i番目のキーワードが存在するか否かを判断する。i番目のキーワードが存在すればステップS1403に行き、i番目のキーワードが存在しなければステップS1412に行く。
(ステップS1403)評判程度情報検索部11206は、カウンタjに1を代入する。
(ステップS1404)評判程度情報検索部11206は、用語抽出部11205が抽出し、メモリ上に配置した情報の中に、i番目のキーワードに対応するj番目の評判用語が存在するか否かを判断する。j番目の評判用語が存在すればステップS1405に行き、j番目の評判用語が存在しなければステップS1409に行く。
(ステップS1405)評判程度情報検索部11206は、j番目の評判用語を読み出し、当該評判用語に対応する評判程度情報を、評判情報格納部11204から取得し、メモリ上に配置する。
(ステップS1406)第二評判情報構成部11207は、ステップS1405で取得した評判程度情報(数値である。)と、評判用語の出現回数(出現回数もメモリ上に記憶されている)を用いて演算し、キーワードに対するポジティブ度を算出するための元になる情報を得る。演算式は、例えば、「評判程度情報×出現回数」である。なお、演算式は問わない。また、ここで、出現回数もメモリ上に残しておく場合もあり得る。
(ステップS1407)第二評判情報構成部11207は、ステップS1406で算出した値を一時格納する。
(ステップS1408)評判程度情報検索部11206は、カウンタjを1、インクリメントする。ステップS1404に戻る。
(ステップS1409)第二評判情報構成部11207は、ステップS1406で一時格納した値(元になる情報)を用いて演算を行い、i番目のキーワードに対するポジティブ度を算出する。第二評判情報構成部11207は、ステップS1406で一時格納した値が複数存在する場合、例えば、それらの値の平均値や中央値を取得することにより、i番目のキーワードに対するポジティブ度を算出する。
(ステップS1410)第二評判情報構成部11207は、i番目のキーワードと、ステップS1409で算出した値を対にして、メモリ等の記憶媒体に蓄積する。
(ステップS1411)第二評判情報構成部11207は、カウンタiを1、インクリメントする。ステップS1402に戻る。
(ステップS1412)出力情報評価情報構成部11208は、メモリ上に存在する出力情報識別情報を読み出す。この出力情報識別情報は、処理対象の出力情報を識別する情報である。
(ステップS1413)出力情報評価情報構成部11208は、ステップS1410で蓄積されたキーワードと値の組を全組、読み出す。
(ステップS1414)出力情報評価情報構成部11208は、ステップS1412で読み出した出力情報識別情報、ステップS1413で読み出したキーワードと値の組の情報を用いて、出力情報評価情報を構成する。上位関数にリターンする。
以下、本実施の形態における広告情報処理システムの具体的な動作について説明する。広告情報処理システムの概念図は図1である。具体的な動作の説明においても、出力情報評価情報を生成し、蓄積する動作についてのみ説明する。また、広告情報サーバ装置112において、広告情報を検索し、端末装置13に送信する具体的な動作については、実施の形態1において説明したので再度の説明は省略する。
出力情報収集部11202が、図7に示すホームページ(出力情報の一種)の収集を完了し、出力情報蓄積部11203は、出力情報収集部11202が収集した1以上のホームページを第二出力情報格納部11201に書き込んだ、とする。
また、用語抽出部11205は、図15に示すキーワード(用語辞書)を保持している。さらに、評判情報格納部11204は、図16に示す評判情報管理表を保持している。評判情報管理表は、1以上の評判情報を管理する表であり、「ID」「評判用語」「評判程度情報」の属性を有するレコードを1以上保持している表である。「ID」は、レコードを識別する情報であり、表におけるレコード管理のために存在する。「評判用語」は、評判用語を管理する属性である。「評判程度情報」は、評判程度情報を管理する属性であり、ここでの評判程度情報は、「5」から「−5」の値をとり得る。「5」は、非常に肯定的であることを示す。一方、「−5」は、非常に否定的であることを示す。評判程度情報の数値が高いほど、よち肯定的であることを示す。
かかる状況において、ユーザは、キーボードなどの入力手段を用いて、出力情報評価情報の生成指示を入力した、とする。
次に、指示受付部11200は、出力情報評価情報の生成指示を受け付ける。
次に、用語抽出部11205は、一つ目の出力情報である「http://www.aaa.jp/」で識別されるホームページ(図7参照)を、第二出力情報格納部11201から読み出す。また、用語抽出部11205は、出力情報識別情報「http://www.aaa.jp/」をも読み出し、メモリ上に配置する。
次に、用語抽出部11205は、図15の用語辞書から1番目のキーワード「日焼け」を読み出す。そして、用語抽出部11205は、読み出した「http://www.aaa.jp/」で識別されるホームページから、キーワード「日焼け」を検索し、キーワード「日焼け」が存在するオフセットを抽出する。ここで、用語抽出部11205は、キーワード「日焼け」が存在するオフセット「0」「64」を抽出する。
同様に、用語抽出部11205は、図15の用語辞書の2番目以降のキーワードについても、1番目のキーワード「日焼け」と同様の処理を行い、ここでは、4番目のキーワード「ワールドカップ」が存在するオフセット「288」「312」を抽出した、とする。なお、図7の「http://www.aaa.jp/」で識別されるホームページには、「ワールドカップ」のキーワードが現われていないが、「・・・・・」で省略されている文章中に、「ワールドカップ」のキーワードが現われている、とする。
そして、用語抽出部11205は、図17に示すキーワード・オフセット管理表をメモリ上に書き込む。キーワード・オフセット管理表は、キーワードと1以上のオフセットを対に管理する表である。
次に、用語抽出部11205は、図17の1番目のキーワード「日焼け」と、1以上のオフセット「0」「64」を読み出す。
次に、用語抽出部11205は、1番目のオフセット「0」に対応する出力情報中の文「日焼けに注意!!」をメモリ上に読み出す。そして、用語抽出部11205は、図16の表中の評判用語が、文「日焼けに注意!!」中に存在するか否かを判断する。ここで、図16の表中の2つ目の評判用語「注意」が、文「日焼けに注意!!」中に存在するので、用語抽出部11205は、2番目の評判用語「注意」を、読み出した文「日焼けに注意!!」中から検索し、取得する。そして、用語抽出部11205は、キーワード「日焼け」と2番目の評判用語「注意」と出現回数「1」を、メモリ上に追記する。
次に、用語抽出部11205は、2番目のオフセット「64」に対応する出力情報中の文「女性の大敵、日焼け!!」をメモリ上に読み出す。そして、用語抽出部11205は、図16の表中の評判用語が、文「女性の大敵、日焼け!!」中に存在するか否かを判断する。ここで、図16の表中の2つ目の評判用語「大敵」が、文「女性の大敵、日焼け!!」中に存在するので、用語抽出部11205は、3番目の評判用語「大敵」を、読み出した文「女性の大敵、日焼け!!」中から検索し、取得する。そして、用語抽出部11205は、キーワード「日焼け」と2番目の評判用語「大敵」と出現回数「1」を、メモリ上に追記する(図18参照)。なお、図18は、用語抽出部11205が生成する評判用語出現管理表である。評判用語出現管理表は、キーワードにたいする評判用語と評判用語の出現回数を対にしたレコードを1以上管理する表である。
また、キーワード「日焼け」と同様に、用語抽出部11205は、キーワード「ワールドカップ」についても処理し、例えば、図18に示すようなレコードを生成し、メモリ上に追記する。以上の処理により、用語抽出部11205は、図18の評判用語出現管理表を得る。
次に、評判程度情報検索部11206は、キーワード「日焼け」に対する評判用語「注意」の評判程度情報「−2」を図16の評判情報管理表から検索し、メモリ上に書き込む。そして、第二評判情報構成部11207は、取得した評判程度情報「−2」と、評判用語の出現回数「1」(図18参照)を用いて、「評判程度情報×出現回数」の演算を行い、キーワード「日焼け」に対するポジティブ度を算出するための元になる情報「−2」を得て、当該値「−2」をメモリ上に格納する。
次に、同様に、評判程度情報検索部11206は、キーワード「日焼け」に対する2つ目の評判用語「大敵」の評判程度情報「−4」を図16の評判情報管理表から検索し、メモリ上に書き込む。そして、第二評判情報構成部11207は、取得した評判程度情報「−4」と、評判用語の出現回数「1」(図18参照)を用いて、「評判程度情報×出現回数」の演算を行い、キーワード「日焼け」に対するポジティブ度を算出するための元になる情報「−4」を得て、当該値「−4」をメモリ上に格納する。
次に、第二評判情報構成部11207は、一時格納した値「−2」と「−4」を用いて演算を行い、キーワード「日焼け」に対するポジティブ度を算出する。ここで、第二評判情報構成部11207は、一時格納した複数の値の平均値を算出するものとする。したがって、第二評判情報構成部11207は、一時格納した値「−2」と「−4」から、平均値「−3」を得る。そして、第二評判情報構成部11207は、キーワード「日焼け」と、算出した値「−3」を対にして、メモリに蓄積する。
次に、同様にキーワード「ワールドカップ」が処理される。つまり、評判程度情報検索部11206は、キーワード「ワールドカップ」に対する1つ目の評判用語「すばらしい」の評判程度情報「5」を図16の評判情報管理表から検索し、メモリ上に書き込む。そして、第二評判情報構成部11207は、取得した評判程度情報「5」と、評判用語の出現回数「1」(図18参照)を用いて、「評判程度情報×出現回数」の演算を行い、キーワード「日焼け」に対するポジティブ度を算出するための元になる情報「5」を得て、当該値「5」をメモリ上に格納する。
次に、評判程度情報検索部11206は、キーワード「ワールドカップ」に対する2つ目の評判用語「良い」の評判程度情報「4」を評判情報管理表から検索し、メモリ上に書き込む。そして、第二評判情報構成部11207は、取得した評判程度情報「4」と、評判用語の出現回数「2」(図18参照)を用いて、「評判程度情報×出現回数」の演算を行い、キーワード「日焼け」に対するポジティブ度を算出するための元になる情報「8」を得て、当該値「8」をメモリ上に格納する。
次に、第二評判情報構成部11207は、一時格納した値「5」と「8」を用いて、出現回数あたりの平均値を算出し、「(5+8)/3」を実行し、「4.3」(小数点第2位四捨五入)を得る。そして、第二評判情報構成部11207は、キーワード「ワールドカップ」と、算出した値「4.3」を対にして、メモリに蓄積する。なお、平均値を算出する際の数値「3」は、出現回数の合計であり、第二評判情報構成部11207は、1以上の各キーワードの出現回数をメモリ上から読み取り、和算し、出現回数の合計を算出する。
次に、出力情報評価情報構成部11208は、メモリ上に存在する出力情報識別情報「http://www.aaa.jp/」を読み出す。
また、出力情報評価情報構成部11208は、蓄積されたキーワードと値の組を全組(「日焼け,−3.0」「ワールドカップ,4.3」)を読み出す。
そして、出力情報評価情報構成部11208は、読み出した出力情報識別情報「http://www.aaa.jp/」と、読み出したキーワードと値の組の情報(「日焼け,−3.0」「ワールドカップ,4.3」)を用いて、出力情報評価情報を構成する。
次に、出力情報評価情報蓄積部11209は、出力情報評価情報構成部11208が構成した出力情報評価情報を出力情報評価情報格納部1202に蓄積する。この蓄積した結果が、図6の「ID=1」のレコードの情報である。
以下、同様に、図7のホームページ「http://www.bbb.jp/」の処理を行い、図6の「ID=2」のレコードの情報が出力情報評価情報格納部1202に書き込まれる。
さらに、第二出力情報格納部11201の他の出力情報も同様に処理され、出力情報評価情報が生成され、出力情報評価情報格納部1202に書き込まれる。
以上、本実施の形態によれば、ブログやSNSや掲示板など出力情報の解析を自動的に行え、上記の出力情報評価情報を作成する労力を軽減できる。つまり、本実施の形態によれば、自動的に出力情報評価情報が生成できる。
なお、広告情報サーバ装置において出力情報評価情報を自動生成する機能を有する場合、当該機能は、本実施の形態において説明したアルゴリズムに限られないことは言うまでもない。
さらに、本実施の形態における広告情報サーバ装置を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、キーワードと評判に関する情報である第一評判情報と広告情報とを有する出力広告情報を1以上、記録媒体に格納しており、出力情報を識別する情報である出力情報識別情報とキーワードと評判に関する情報である第二評判情報を有する出力情報評価情報を1以上、記録媒体に格納しており、コンピュータに、端末装置から出力情報識別情報を受信し、当該出力情報識別情報をメモリ上に配置するステップと、前記メモリ上に配置した出力情報識別情報に対応するキーワードと第二評判情報を、前記記録媒体から読み出し、メモリ上に配置するステップと、当該キーワードと第二評判情報と所定の関係があるキーワードと第一評判情報を検索し、前記記録媒体から読み出し、メモリ上に配置するステップと、当該キーワードと第一評判情報と対になる広告情報を、前記記録媒体から検索するステップと、前記検索した広告情報を前記端末装置に送信するステップを実行させるためのプログラム、である。
さらに、評判を示す用語である評判用語と評判の程度を示す情報である評判程度情報を有する評判情報を1以上、記録媒体に格納しており、上記のプログラムにおいて、コンピュータに、記録媒体に格納されている1以上の各出力情報を読み出し、当該1以上の各出力情報から1以上のキーワードと1以上の評判用語を抽出し、メモリ上に配置する用語抽出ステップと、前記用語抽出ステップで抽出した1以上の各評判用語と対になる1以上の評判程度情報を前記記録媒体から検索する評判程度情報検索ステップと、前記評判程度情報検索ステップで検索した1以上の評判程度情報を用いて1以上の第二評判情報を構成する第二評判情報構成ステップと、前記第二評判情報構成ステップで構成した1以上の第二評判情報と前記用語抽出ステップで抽出した1以上のキーワードと、前記用語抽出ステップにおける処理対象の1以上の出力情報を識別する各出力情報識別情報を用いて、1以上の出力情報評価情報を構成する出力情報評価情報構成ステップと、前記出力情報評価情報構成ステップで構成した1以上の出力情報評価情報を記録媒体に蓄積する出力情報評価情報蓄積ステップとをさらに実行させるためのプログラム、である。
また、上記各実施の形態において、各処理(各機能)は、単一の装置(システム)によって集中処理されることによって実現されてもよく、あるいは、複数の装置によって分散処理されることによって実現されてもよい。
また、図19は、本明細書で述べたプログラムを実行して、上述した種々の実施の形態の広告情報サーバ装置や情報サーバ装置や端末装置を実現するコンピュータの外観を示す。上述の実施の形態は、コンピュータハードウェア及びその上で実行されるコンピュータプログラムで実現され得る。図19は、このコンピュータシステム340の概観図であり、図20は、コンピュータシステム340のブロック図である。
図19において、コンピュータシステム340は、FD(Flexible Disk)ドライブ、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)ドライブを含むコンピュータ341と、キーボード342と、マウス343と、モニタ344とを含む。
図20において、コンピュータ341は、FDドライブ3411、CD−ROMドライブ3412に加えて、CPU(Central Processing Unit)3413と、CPU3413、CD−ROMドライブ3412及びFDドライブ3411に接続されたバス3414と、ブートアッププログラム等のプログラムを記憶するためのROM(Read−Only Memory)3415と、CPU3413に接続され、アプリケーションプログラムの命令を一時的に記憶するとともに一時記憶空間を提供するためのRAM(Random Access Memory)3416と、アプリケーションプログラム、システムプログラム、及びデータを記憶するためのハードディスク3417とを含む。ここでは、図示しないが、コンピュータ341は、さらに、LANへの接続を提供するネットワークカードを含んでも良い。
コンピュータシステム340に、上述した実施の形態の広告情報サーバ装置等の機能を実行させるプログラムは、CD−ROM3501、またはFD3502に記憶されて、CD−ROMドライブ3412またはFDドライブ3411に挿入され、さらにハードディスク3417に転送されても良い。これに代えて、プログラムは、図示しないネットワークを介してコンピュータ341に送信され、ハードディスク3417に記憶されても良い。プログラムは実行の際にRAM3416にロードされる。プログラムは、CD−ROM3501、FD3502またはネットワークから直接、ロードされても良い。
プログラムは、コンピュータ341に、上述した実施の形態の広告情報サーバ装置等の機能を実行させるオペレーティングシステム(OS)、またはサードパーティープログラム等は、必ずしも含まなくても良い。プログラムは、制御された態様で適切な機能(モジュール)を呼び出し、所望の結果が得られるようにする命令の部分のみを含んでいれば良い。コンピュータシステム340がどのように動作するかは周知であり、詳細な説明は省略する。
なお、上記プログラムにおいて、情報を送信する送信ステップや、情報を受信する受信ステップなどでは、ハードウェアによって行われる処理、例えば、送信ステップにおけるモデムやインターフェースカードなどで行われる処理(ハードウェアでしか行われない処理)は含まれない。
また、上記プログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、あるいは分散処理を行ってもよい。
また、上記各実施の形態において、一の装置に存在する2以上の通信手段は、物理的に一の媒体で実現されても良いことは言うまでもない。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
以上のように、本発明にかかる広告情報処理システムは、有効に広告を提示できる、という効果を有し、広告情報を出力するシステム等として有用である。
実施の形態1における広告情報処理システムの概念図 同広告情報処理システムのブロック図 同広告情報サーバ装置の動作について説明するフローチャート 同条件合致判断の処理について説明するフローチャート 同出力広告情報管理表を示す図 同出力情報評価情報管理表を示す図 同出力情報の例を示す図 同広告情報の出力例を示す図 実施の形態2における広告情報処理システムの概念図 同広告情報処理システムのブロック図 実施の形態3における広告情報処理システムのブロック図 同出力情報評価情報の生成、蓄積処理について説明するフローチャート 同用語抽出処理の動作について説明するフローチャート 同出力情報評価情報構成処理の動作について説明するフローチャート 同用語辞書の例を示す図 同評判情報管理表を示す図 同キーワード・オフセット管理表を示す図 同メモリ上の中間情報を示す図 同広告情報サーバ装置の外観図 同広告情報サーバ装置を構成するコンピュータシステムのブロック図
符号の説明
11 情報サーバ装置
12、92、112 広告情報サーバ装置
13、93 端末装置
1101 出力情報格納部
1102 出力要求受信部
1103 出力情報送信部
1201 出力広告情報格納部
1202 出力情報評価情報格納部
1203 出力情報識別情報受信部
1204 広告情報検索部
1205 広告情報送信部
1301 受付部
1302、9302 出力要求送信部
1303、9303 出力情報受信部
1304 出力情報識別情報送信部
1305 広告情報受信部
1306 出力部
11200 指示受付部
11201 第二出力情報格納部
11202 出力情報収集部
11203 出力情報蓄積部
11204 評判情報格納部
11205 用語抽出部
11206 評判程度情報検索部
11207 第二評判情報構成部
11208 出力情報評価情報構成部
11209 出力情報評価情報蓄積部

Claims (8)

  1. 情報サーバ装置と広告情報サーバ装置と端末装置を具備する広告情報処理システムであって、
    前記情報サーバ装置は、
    前記端末装置に出力する情報である出力情報を1以上格納している出力情報格納部と、
    出力情報の送信を要求する出力要求を前記端末装置から受信する出力要求受信部と、
    前記出力要求の受信に応じて、前記出力情報格納部から出力情報を読み出し、当該出力情報を前記端末装置に送信する出力情報送信部を具備し、
    前記広告情報サーバ装置は、
    キーワードと評判に関する情報である第一評判情報と広告情報とを有する出力広告情報を1以上格納している出力広告情報格納部と、
    出力情報を識別する情報である出力情報識別情報とキーワードと評判に関する情報である第二評判情報を有する出力情報評価情報を1以上格納している出力情報評価情報格納部と、
    前記端末装置から出力情報識別情報を受信する出力情報識別情報受信部と、
    前記出力情報識別情報受信部が受信した出力情報識別情報に対応する出力情報評価情報が有するキーワードと第二評判情報を前記出力情報評価情報格納部から取得し、当該キーワードと第二評判情報と所定の関係があるキーワードと第一評判情報を検索し、当該検索したキーワードと第一評判情報と対になる広告情報を、前記出力広告情報格納部から検索する広告情報検索部と、
    前記広告情報検索部が検索した広告情報を前記端末装置に送信する広告情報送信部を具備し、
    前記端末装置は、
    前記情報サーバ装置に対して出力情報の送信を要求する出力要求を受け付ける受付部と、
    前記出力要求を前記情報サーバ装置に送信する出力要求送信部と、
    前記出力要求の送信に応じて、前記情報サーバ装置から出力情報を受信する出力情報受信部と、
    前記出力情報受信部が受信した出力情報を識別する出力情報識別情報を前記広告情報サーバ装置に送信する出力情報識別情報送信部と、
    前記出力情報識別情報の送信に対応して、前記広告情報サーバ装置から広告情報を受信する広告情報受信部と、
    前記出力情報受信部が受信した出力情報と、前記広告情報受信部が受信した広告情報を出力する出力部を具備する広告情報処理システム。
  2. 広告情報サーバ装置と端末装置を具備する広告情報処理システムであって、
    前記広告情報サーバ装置は、
    前記端末装置に出力する情報であり、広告情報を出力するための情報である広告出力指示情報を含む情報である出力情報を1以上格納している出力情報格納部と、
    出力情報の送信を要求する出力要求を前記端末装置から受信する出力要求受信部と、
    前記出力要求の受信に応じて、前記出力情報格納部から出力情報を読み出し、当該出力情報を前記端末装置に送信する出力情報送信部と、
    キーワードと評判に関する情報である第一評判情報と広告情報とを有する出力広告情報を1以上格納している出力広告情報格納部と、
    出力情報を識別する情報である出力情報識別情報とキーワードと評判に関する情報である第二評判情報を有する出力情報評価情報を1以上格納している出力情報評価情報格納部と、
    前記端末装置から出力情報識別情報を受信する出力情報識別情報受信部と、
    前記出力情報識別情報受信部が受信した出力情報識別情報が含まれる出力情報評価情報が有するキーワードと第二評判情報を前記出力情報評価情報格納部から取得し、当該キーワードと第二評判情報と所定の関係があるキーワードと第一評判情報を検索し、当該検索したキーワードと第一評判情報と対になる広告情報を、前記出力広告情報格納部から検索する広告情報検索部と、
    前記広告情報検索部が検索した広告情報を前記端末装置に送信する広告情報送信部を具備し、
    前記端末装置は、
    前記広告情報サーバ装置に対して出力情報の送信を要求する出力要求を受け付ける受付部と、
    前記出力要求を前記広告情報サーバ装置に送信する出力要求送信部と、
    前記出力要求の送信に応じて、前記広告情報サーバ装置から出力情報を受信する出力情報受信部と、
    前記出力情報から広告出力指示情報を取得し、当該広告出力指示情報を用いて、前記広告情報サーバ装置に出力情報識別情報を送信する出力情報識別情報送信部と、
    前記出力情報識別情報の送信に対応して、前記広告情報サーバ装置から広告情報を受信する広告情報受信部と、
    前記出力情報受信部が受信した出力情報と、前記広告情報受信部が受信した広告情報を出力する出力部を具備する広告情報処理システム。
  3. 前記第一評判情報および前記第二評判情報は、キーワードに対するポジティブ度またはネガティブ度を定量的に示す情報であり、
    前記出力広告情報は、キーワードと第一評判情報とを用いた広告出力の条件を示す条件情報と広告情報を有し、
    前記広告情報検索部は、
    前記出力情報識別情報受信部が受信した出力情報識別情報が含まれる出力情報評価情報が有するキーワードと第二評判情報を前記出力情報評価情報格納部から取得し、当該キーワードと第二評判情報が前記条件情報の示す条件に合致する出力広告情報が有する広告情報を、前記出力広告情報格納部から検索する請求項1または請求項2記載の広告情報処理システム。
  4. 前記広告情報サーバ装置は、
    評判を示す用語である評判用語と評判の程度を示す情報である評判程度情報を有する評判情報を1以上格納している評判情報格納部と、
    1以上の各出力情報から1以上のキーワードと1以上の評判用語を抽出する用語抽出部と、
    前記用語抽出部が抽出した1以上の各評判用語と対になる1以上の評判程度情報を前記評判情報格納部から検索する評判程度情報検索部と、
    前記評判程度情報検索部が検索した1以上の評判程度情報を用いて1以上の第二評判情報を構成する第二評判情報構成部と、
    前記第二評判情報構成部が構成した1以上の第二評判情報と前記用語抽出部が抽出した1以上のキーワードと、前記用語抽出部の処理対象の1以上の出力情報を識別する各出力情報識別情報を用いて、1以上の出力情報評価情報を構成する出力情報評価情報構成部と、
    前記出力情報評価情報構成部が構成した1以上の出力情報評価情報を前記出力情報評価情報格納部に蓄積する出力情報評価情報蓄積部とをさらに具備する請求項1から請求項3いずれか記載の広告情報処理システム。
  5. 請求項1から請求項4いずれか記載の広告情報処理システムを構成する広告情報サーバ装置。
  6. キーワードと評判に関する情報である第一評判情報と広告情報とを有する出力広告情報を1以上格納している出力広告情報格納部と、
    出力情報を識別する情報である出力情報識別情報とキーワードと評判に関する情報である第二評判情報を有する出力情報評価情報を1以上格納している出力情報評価情報格納部と、
    端末装置から出力情報識別情報を受信する出力情報識別情報受信部と、
    前記出力情報識別情報受信部が受信した出力情報識別情報に対応する出力情報評価情報が有するキーワードと第二評判情報を前記出力情報評価情報格納部から取得し、当該キーワードと第二評判情報と所定の関係があるキーワードと第一評判情報を検索し、当該検索したキーワードと第一評判情報と対になる広告情報を、前記出力広告情報格納部から検索する広告情報検索部と、
    前記広告情報検索部が検索した広告情報を前記端末装置に送信する広告情報送信部を具備する広告情報サーバ装置。
  7. 端末装置から出力情報識別情報を受信し、当該出力情報識別情報をメモリ上に配置するステップと、
    前記メモリ上に配置した出力情報識別情報に対応するキーワードと第二評判情報を、前記記録媒体から読み出し、メモリ上に配置するステップと、
    当該キーワードと第二評判情報と所定の関係があるキーワードと第一評判情報を検索し、前記記録媒体から読み出し、メモリ上に配置するステップと、
    当該キーワードと第一評判情報と対になる広告情報を、前記記録媒体から検索するステップと、
    前記検索した広告情報を前記端末装置に送信するステップを具備する広告情報処理方法。
  8. キーワードと評判に関する情報である第一評判情報と広告情報とを有する出力広告情報を1以上、記録媒体に格納しており、
    出力情報を識別する情報である出力情報識別情報とキーワードと評判に関する情報である第二評判情報を有する出力情報評価情報を1以上、記録媒体に格納しており、
    コンピュータに、
    端末装置から出力情報識別情報を受信し、当該出力情報識別情報をメモリ上に配置するステップと、
    前記メモリ上に配置した出力情報識別情報に対応するキーワードと第二評判情報を、前記記録媒体から読み出し、メモリ上に配置するステップと、
    当該キーワードと第二評判情報と所定の関係があるキーワードと第一評判情報を検索し、前記記録媒体から読み出し、メモリ上に配置するステップと、
    当該キーワードと第一評判情報と対になる広告情報を、前記記録媒体から検索するステップと、
    前記検索した広告情報を前記端末装置に送信するステップを実行させるためのプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015185951A (ja) * 2014-03-20 2015-10-22 ヤフー株式会社 配信広告決定装置、配信広告決定方法、および配信広告決定プログラム
JP2017041144A (ja) * 2015-08-20 2017-02-23 Necパーソナルコンピュータ株式会社 情報処理装置及び表示記事選択システム

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