JP6068619B2 - 医療情報管理装置、医療情報管理システム及び医療情報管理装置の制御方法 - Google Patents

医療情報管理装置、医療情報管理システム及び医療情報管理装置の制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6068619B2
JP6068619B2 JP2015509737A JP2015509737A JP6068619B2 JP 6068619 B2 JP6068619 B2 JP 6068619B2 JP 2015509737 A JP2015509737 A JP 2015509737A JP 2015509737 A JP2015509737 A JP 2015509737A JP 6068619 B2 JP6068619 B2 JP 6068619B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
medical
drug
degree
medical information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015509737A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2014162484A1 (ja
Inventor
裕也 塔野岡
裕也 塔野岡
山田 和広
和広 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TRUMO KABUSHIKI KAISHA
Original Assignee
TRUMO KABUSHIKI KAISHA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TRUMO KABUSHIKI KAISHA filed Critical TRUMO KABUSHIKI KAISHA
Application granted granted Critical
Publication of JP6068619B2 publication Critical patent/JP6068619B2/ja
Publication of JPWO2014162484A1 publication Critical patent/JPWO2014162484A1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G16INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR SPECIFIC APPLICATION FIELDS
    • G16HHEALTHCARE INFORMATICS, i.e. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR THE HANDLING OR PROCESSING OF MEDICAL OR HEALTHCARE DATA
    • G16H20/00ICT specially adapted for therapies or health-improving plans, e.g. for handling prescriptions, for steering therapy or for monitoring patient compliance
    • G16H20/10ICT specially adapted for therapies or health-improving plans, e.g. for handling prescriptions, for steering therapy or for monitoring patient compliance relating to drugs or medications, e.g. for ensuring correct administration to patients
    • G16H20/17ICT specially adapted for therapies or health-improving plans, e.g. for handling prescriptions, for steering therapy or for monitoring patient compliance relating to drugs or medications, e.g. for ensuring correct administration to patients delivered via infusion or injection
    • GPHYSICS
    • G16INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR SPECIFIC APPLICATION FIELDS
    • G16HHEALTHCARE INFORMATICS, i.e. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR THE HANDLING OR PROCESSING OF MEDICAL OR HEALTHCARE DATA
    • G16H40/00ICT specially adapted for the management or administration of healthcare resources or facilities; ICT specially adapted for the management or operation of medical equipment or devices
    • G16H40/20ICT specially adapted for the management or administration of healthcare resources or facilities; ICT specially adapted for the management or operation of medical equipment or devices for the management or administration of healthcare resources or facilities, e.g. managing hospital staff or surgery rooms
    • GPHYSICS
    • G16INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR SPECIFIC APPLICATION FIELDS
    • G16HHEALTHCARE INFORMATICS, i.e. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR THE HANDLING OR PROCESSING OF MEDICAL OR HEALTHCARE DATA
    • G16H15/00ICT specially adapted for medical reports, e.g. generation or transmission thereof
    • GPHYSICS
    • G16INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR SPECIFIC APPLICATION FIELDS
    • G16HHEALTHCARE INFORMATICS, i.e. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR THE HANDLING OR PROCESSING OF MEDICAL OR HEALTHCARE DATA
    • G16H70/00ICT specially adapted for the handling or processing of medical references
    • G16H70/40ICT specially adapted for the handling or processing of medical references relating to drugs, e.g. their side effects or intended usage

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Primary Health Care (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)

Description

本発明は、例えば、病院等で使用する薬剤情報等の医療情報を管理する医療情報管理装置、医療情報管理システム及び医療情報管理装置の制御方法に関するものである。
従来より、病院等では、薬剤を患者に適切に投与するために、輸液ポンプ等が用いられている(例えば、特許文献1)。
このような輸液ポンプ等の医療機器等で使用される薬剤情報等については、その情報を管理するため「薬剤ライブラリ」等のデータベースが構築され、輸液ポンプ等を用いて薬剤等を適切に処方等することが可能となるシステムが採用されている。
また、このような輸液ポンプで患者等に投与される薬剤には、少量でも人命に関わるような危険性の高い効能効用等を持つもの等が含まれている。
このため、かかる薬剤については、使用履歴情報を収集し、定期的にその使用情報を解析する必要がある。
具体的には、薬剤の使用場所である手術室やICU(Intensive Care Unit、集中治療室)等毎に、薬剤等の使用情報を収集し解析等していた。
特開2011−87678号公報
そこで、本発明は、初心者、初級者、中級者、上級者のいずれの操作レベルの操作者であっても、それぞれのレベルに見合った、使い易い医療機器情報提供装置を提供することを目的とする。
上記目的は,本発明にあっては、各薬剤の効能程度を複数の効能程度範囲情報で区分した効能程度範囲情報を各薬剤の個別薬剤情報と関連付けて記憶し、医療機器で使用される前記薬剤の使用履歴情報を、前記効能程度情報毎に生成する構成となっており、医療情報を利用する利用者を識別する利用者識別情報と、前記医療情報を、複数の種類に区分した複数の第1の医療情報と、前記第1の医療情報を、さらに複数の種類に区分した複数の第2の医療情報と、前記第2の医療情報と、当該前記第2の医療情報の程度を示す程度識別情報とを関連付ける第3の医療情報を記憶する第3の医療情報記憶部と、前記利用者識別情報と、少なくとも当該前記利用者識別情報が、アクセスが可能な前記第1の医療情報及び当該前記利用者識別情報に対応する前記程度識別情報を関連付けて登録する利用者アクセス関連情報を記憶する利用者アクセス関連情報記憶部と、を有し、前記利用者識別情報に基づいて、アクセス要求されたときに、前記程度識別情報に基づいて、当該アクセスの可否を判断する構成となっていることを特徴とする医療情報管理装置により達成される。
前記目的は、本発明にあっては、各薬剤の効能程度を複数の効能程度範囲情報で区分した効能程度範囲情報を各薬剤の個別薬剤情報と関連付けて記憶し、医療機器で使用される前記薬剤の使用履歴情報を、前記効能程度情報毎に生成することを特徴とする医療情報管理装置により達成される。
前記構成によれば、医療機器で使用される薬剤の使用履歴情報を、効能程度情報毎に生成する。
したがって、一定の効能程度情報を有する薬剤毎のより詳細な使用情報の解析等が可能となる。
好ましくは、前記効能程度範囲情報が、色彩情報であり、前記使用履歴情報は、前記薬剤が前記医療機器で使用されたときに発生した警告情報と、前記薬剤の使用実績情報を含み、これら警告情報及び使用実勢情報は、前記色彩情報と共に表示部に表示されることを特徴とする。
前記構成によれば、効能程度範囲情報が、色彩情報であり、使用履歴情報は、薬剤が医療機器で使用されたときに発生した警告情報と、薬剤の使用実績情報を含む。
このため、一定の効能程度情報を有する薬剤毎の医療機器における警告情報及び使用実績情報を得ることができる。
また、これら警告情報及び使用実勢情報は、色彩情報と共に表示部に表示されるので、利用者が視認し易く、理解し易い構成となっている。
好ましくは、前記警告情報が、その警告情報の原因情報と関連付けて生成されることを特徴とする。
前記構成によれば、警告情報が、その警告情報の原因情報と関連付けて生成されるので、利用者は、警告情報の原因情報も同時に視認し理解できる。
好ましくは、医療情報を利用する利用者を識別する利用者識別情報と、前記医療情報を、複数の種類に区分した複数の第1の医療情報と、前記第1の医療情報を、さらに複数の種類に区分した複数の第2の医療情報と、前記第2の医療情報と、当該前記第2の医療情報の程度を示す程度識別情報とを関連付ける第3の医療情報を記憶する第3の医療情報記憶部と、前記利用者識別情報と、少なくとも当該前記利用者識別情報が、アクセスが可能な前記第1の医療情報及び当該前記利用者識別情報に対応する前記程度識別情報を関連付けて登録する利用者アクセス関連情報を記憶する利用者アクセス関連情報記憶部と、を有し、前記利用者識別情報に基づいて、アクセス要求された前記第2の医療情報の属する前記第1の医療情報が、前記利用者アクセス関連情報に基づいて、アクセス不可と判断されたとき、前記第3の医療情報に基づき、当該前記第2の医療情報の前記程度識別情報を特定し、この特定された前記程度識別情報と、前記利用者アクセス関連情報の前記程度識別情報を比較して、当該アクセスの可否を判断する構成となっていることを特徴とする。
好ましくは、前記程度識別情報に基づく前記アクセスの可否を判断は、前記アクセス要求された前記第2の医療情報の属する前記第1の医療情報が、前記利用者アクセス関連情報に基づいて、アクセス不可と判断されたとき、前記第3の医療情報に基づき、当該前記第2の医療情報の前記程度識別情報を特定し、この特定された前記程度識別情報と、前記利用者アクセス関連情報の前記程度識別情報を比較して、当該アクセスの可否を判断する構成となっていることを特徴とする。
しかし、上述のように、このような病院職員でも、通常、自己の業務と関連のない「薬剤ライブラリ」等のデータベースにアクセスする必要が生じる場合がある。この場合、従来は、当該病院職員の利用者関連情報に、例外的にかかるデータベースにアクセスする権限を関連付ける手続をした後、アクセスすることとなり、業務の遂行が滞るおそれがあった。
そこで、前記構成では、第3の医療情報に基づき、当該第2の医療情報の程度識別情報を特定し、この特定された程度識別情報と、利用者アクセス関連情報の程度識別情報を比較して、当該アクセスの可否を判断する構成となっている。
ここで、第3の医療情報は、第2の医療情報と、当該第2の医療情報の程度を示す程度識別情報とを関連付ける情報となっている。
すなわち、「薬剤ライブラリ解析」等の「第2の医療情報」と、程度識別情報である例えば、「権限レベル6」とが関連付けられている。
また、利用者アクセス関連情報記憶部には、利用者識別情報に対応する程度識別情報(例えば、権限レベル6等)が関連付けて登録されている。
したがって、この特定された「権限レベル6」の程度識別情報と、利用者アクセス関連情報の程度識別情報(例えば、権限レベル6)を比較して、当該アクセスの可否を判断する構成となっている。
例えば、利用者アクセス関連情報の程度識別情報(例えば、権限レベル6)が、特定された「権限レベル6」の程度識別情報以上場合には、自動的に当該アクセスを可能にする構成となっている。
このため、ある病院職員にとって、通常は、アクセスしない「薬剤ライブラリ」等の「第1の医療情報」の「解析」等の「第2の医療情報」であっても、例えば、臨時的にアクセスすることが可能となり、業務の遂行が円滑となり、利用者の利便性が向上することとなる。
また、このアクセスは、無条件ではなく、アクセスしようとする「第2の医療情報」の「程度識別情報」と、当該病院職員等の利用者識別情報の「程度識別情報」とを比較して判断する。
したがって、医療情報の管理の安全性を確保しつつ、利用者の利便性を向上させることができる。
好ましくは、前記第2の医療情報の前記程度識別情報は、各前記第1の医療情報に共通の基準である段階程度情報を有し、前記特定された前記程度識別情報の前記段階程度情報が、前記利用者アクセス関連情報の前記程度識別情報の前記段階程度情報を超えないときは、当該利用者識別情報に基づくアクセス要求を、時期的限定を条件に認める構成となっていることを特徴とする。
前記構成によれば、「薬剤ライブラリ」等の第1の医療情報に属する程度識別情報は、各第1の医療情報に共通の基準である段階程度情報、例えば、権限レベル1、権限レベル2、権限レベル3等を有している。
また、特定された程度識別情報の段階程度情報、例えば、権限レベル6が、利用者アクセス関連情報の程度識別情報の段階程度情報(例えば、権限レベル6)を超えないときは、当該利用者識別情報に基づくアクセス要求を、時期的限定(例えば、その1回限り)を条件に認める構成となっている。
したがって、病院職員等の利用者の本来の業務(予め定められている業務)と異なる「薬剤ライブラリ編集」等の「第2の医療情報」のアクセスを許可する場合でも、時間的に限定されるので、医療情報の管理上の安全性を確保することができる。
好ましくは、前記医療機器と、利用者が利用する端末装置を有し、前記医療情報管理装置は、前記医療機器及び前記端末装置に通信可能に接続されていることを特徴とする。
前記目的は、本発明にあっては、各薬剤の効能程度を複数の効能程度範囲情報で区分した効能程度範囲情報を各薬剤の個別薬剤情報と関連付けて記憶し、医療機器で使用される前記薬剤の使用履歴情報を、前記効能程度情報毎に生成し、医療情報を利用する利用者を識別する利用者識別情報と、前記医療情報を、複数の種類に区分した複数の第1の医療情報と、前記第1の医療情報を、さらに複数の種類に区分した複数の第2の医療情報と、前記第2の医療情報と、当該前記第2の医療情報の程度を示す程度識別情報とを関連付ける第3の医療情報を記憶する第3の医療情報記憶部と、を有し、利用者アクセス関連情報記憶部は、前記利用者識別情報と、少なくとも当該前記利用者識別情報が、アクセスが可能な前記第1の医療情報及び当該前記利用者識別情報に対応する前記程度識別情報を関連付けて登録する利用者アクセス関連情報を記憶し、前記利用者識別情報に基づいて、アクセス要求されたときに、前記程度識別情報に基づいて、当該アクセスの可否を判断することを特徴とする医療情報管理装置の制御方法により達成される。
以上説明したように、本発明によれば、容易に薬剤の使用情報の詳細な解析等を可能にする医療情報管理装置、医療情報管理システム及び医療情報管理装置の制御方法を提供することができる。
本発明の「医療情報管理システム」の実施の形態に係る「薬剤ライブラリ管理システム」を示す概略図である。 (a)は、図1の「薬剤ライブラリサーバ」に格納されている「薬剤ライブラリ」のデータベースの内容の一部を示す概略図であり、(b)は、病院内で使用する「薬剤ライブラリ」以外のデータベースである例えば、「病院事務管理データ」のデータベースの内容の一部を示す概略図である。 図1に示す病院職員用端末を示す概略ブロック図である。 図1に示す輸液ポンプを示す概略ブロック図である。 図1に示す薬剤ライブラリサーバを示す概略ブロック図である。 図5の第1記憶部に含まれる各種記憶部及び各種処理部(プログラム)等を示す概略ブロック図である。 図5の第2記憶部30に含まれる各種記憶部及び各種処理部(プログラム)等を示す概略ブロック図である。 図5の第3記憶部40に含まれる各種記憶部及び各種処理部(プログラム)等を示す概略ブロック図である。 輸液ポンプで患者に薬剤を投与する際に、当該薬剤の使用回数情報やアラートの発生情報等を取得する工程を示す概略フローチャートである。 病院職員が図1の薬剤ライブラリサーバにアクセスして、「色別薬剤アラート回数等グラフ」及び「色別薬剤使用率グラフ」等を作成する工程等を示す概略フローチャートである。 病院職員が図1の薬剤ライブラリサーバにアクセスして、「色別薬剤アラート回数等グラフ」及び「色別薬剤使用率グラフ」等を作成する工程等を示す他の概略フローチャートである。 病院職員が図1の薬剤ライブラリサーバにアクセスして、「色別薬剤アラート回数等グラフ」及び「色別薬剤使用率グラフ」等を作成する工程等を示す他の概略フローチャートである。 図2の薬剤ライブラリデータベース内に記憶されている個々の薬剤の薬剤ライブラリを示す概略図である。 色別薬剤アラート回数グラフの概略説明図である。 色別薬剤使用率グラフの概略説明図である。
以下、この発明の好適な実施の形態を添付図面等を参照しながら、詳細に説明する。
尚、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1は、本発明の「医療情報管理システム」の実施の形態に係る「薬剤ライブラリ管理システム1」を示す概略図である。
図1に示すように、薬剤ライブラリ管理システム1は、医療情報管理装置である例えば、薬剤ライブラリサーバ10を有している。また、端末装置である例えば、病院職員用端末50A、50B及び50Cが薬剤ライブラリサーバ10と通信可能に接続されていると共に、病院内に配置されている薬液注入用医療機器である例えば、輸液ポンプ70a、70b及び70cも薬剤ライブラリサーバ10と通信可能に接続されている。
この薬剤ライブラリサーバ10には、病院内で使用される薬剤の処方等に関するデータのデータベースである「薬剤ライブラリ」等が格納されている。この「薬剤ライブラリ」のデータベースが、「医療情報」及び「第1の医療情報」の一例である。
図2は、このようなデータベースの具体例を示す概略図である。
図2(a)は、図1の「薬剤ライブラリサーバ10」に格納されている「薬剤ライブラリ」のデータベースの内容の一部を示す概略図である。
「薬剤ライブラリ」は、薬剤の処方等に関する詳細なデータ(例えば、薬剤種類(抗ガン剤、麻酔剤)、薬剤名、流量(mL/h)の上限・下限値、注入量(mL)の上限・下限値、近畿情報など)を含むものであり、このデータは、主に図1の輸液ポンプ70a等に送信され、輸液ポンプ70a等を操作する看護師等の医療従事者が薬剤を患者に投与する際に活用されるデータとなる。
図2(a)に示す内容は、特に、薬剤ライブラリのデータベースに対する後述する処理内容やその権限に関する部分を示すものである。
なお、図1に示す輸液ポンプ70a等は、薬剤を患者に正確に投与等する場合に用いられる医療機器であって、薬剤の投与に高精度な制御が求められる場合等に点滴装置等に配置される。
また、図2(b)は、病院内で使用する「薬剤ライブラリ」以外のデータベースである例えば、「病院事務管理データ」のデータベースの内容の一部を示す概略図である。
「病院事務管理データ」は、病院の医療事務や経営用のデータ等を管理するデータである。
したがって、看護師等の医療従事者や病院の医療事務の職員、さらには病院の経営者等の病院用職員は、図1の「病院職員用端末50A」等を操作し、この「病院事務管理データ」にアクセスすることで、自己の業務に関するデータに円滑に利用することができる構成となっている。
しかし、全ての病院職員、例えば、医療事務の職員が、「薬剤ライブラリ」のデータベースに自由にアクセス可能とすると、過誤の操作等により、そのデータが変更等され、ひいては「薬剤ライブラリ」を利用する際に不測の事態が生じるおそれがある。
したがって、図1の薬剤ライブラリサーバ10に格納されている「薬剤ライブラリ」のデータベースには、アクセス権限が定められ、当該データベースと関連のない病院職員等の当該データベースへのアクセスが制限されている。
例えば、医師、看護師及び薬剤師等の医療従事者等にのみ「薬剤ライブラリサーバ10」へのアクセス権限が付与され、他の医療事務の職員はアクセス権限が認められていない。
なお、図2(a)では、権限レベル2〜6までの5つのレベルが示されているがこれに限られるものではない。
一方、図2(b)で示す「病院事務管理データ」のデータベース(図1では図示せず)は、医療事務の職員や経営担当職員にのみ、そのアクセス権限が与えられ、医師等の医療従事者等にはアクセス権限が与えられていない。
また、これら「薬剤ライブラリ」や「病院情報管理データ」等にアクセスする場合、複数の処理内容が定められている。例えば、「薬剤ライブラリ」の場合は、図2(a)に示す、閲覧、作成/編集、確認及び承認、薬剤ライブラリ解析等の処理、「病院情報管理データ」の場合は、図2(b)に示す、グラフ、マスター編集、システム管理等の処理が定められている。これらの処理内容が「第2の医療情報」の一例となっている。
そして、これらの処理内容は、その程度によって実行可能な「程度識別情報」である例えば、「権限レベル」が定められている。そして、このような「権限レベル」を有する病院職員のみが、かかる処理を実行できる構成となっている。具体的には、後述するように、権限レベルは、病院職員の「利用者識別情報」である例えば、ID番号と紐付けられている。
なお、図2(b)では、権限レベル1〜7までの7つのレベルが示されているがこれに限られるものではない。
ところで、図1に示す薬剤ライブラリサーバ10、病院職員用端末50A等及び輸液ポンプ70a等は、コンピュータを有し、コンピュータは、図示しないCPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を有し、これらは、バスを介して接続されている。
図3は、図1に示す病院職員用端末50A等を示す概略ブロック図である。
図3に示すように、病院職員用端末50A等は、端末制御部51を有している。この端末制御部51は、データ等の入力を行う入力装置である例えば、「端末側入力装置52」、データ等の表示を行う表示部である例えば、「端末側ディスプレイ53」及び薬剤ライブラリサーバ10等との通信を行う「端末側通信装置54」を制御する他、「端末側各種情報記憶部55」も制御する構成となっている。
図4は、図1に示す輸液ポンプ70a等を示す概略ブロック図である。
図4に示すように、輸液ポンプ70a等は、輸液ポンプ制御部71を有している。この輸液ポンプ制御部71は、データ等の入力を行うダイヤルや入力ボタン等の入力装置である例えば、「輸液ポンプ側入力装置72」、データ等の表示を行う表示部である例えば、「輸液ポンプ側ディスプレイ73」及び薬剤ライブラリサーバ10等との通信を行う「輸液ポンプ側通信装置74」及び輸液ポンプ70aのポンプ動作等を実行する「輸液ポンプ本体部75」を制御する他、「輸液ポンプ側各種情報記憶部76」も制御する構成となっている。
図5は、図1に示す薬剤ライブラリサーバ10を示す概略ブロック図である。
図5に示すように、薬剤ライブラリサーバ10は、「サーバ制御部11」を有している。このサーバ制御部11は、データ等の入力を行う「サーバ側入力装置12」、データ等の表示を行う「サーバ側ディスプレイ13」及び輸液ポンプ70a等や病院職員用端末50A等との通信を行う「サーバ側通信装置14」も制御する構成となっている。
また、図4に示すように、サーバ制御部11は、「第1記憶部20」、「第2記憶部30」及び「第3記憶部40」等を制御する構成となっている。
図6乃至図8は、それぞれ、図5の第1記憶部20、第2記憶部30及び第3記憶部40に含まれる各種記憶部及び各種処理部(プログラム)等を示す概略ブロック図である。これらの内容については後述する。
図9乃至図12は、本発明の実施の形態に係る薬剤ライブラリ管理システム1の動作例を示す概略フローチャートである。以下、図9乃至図12のフローチャートに従い、その動作等を説明すると共に、図1乃至図8の構成等についても説明する。
図9は、輸液ポンプ70a等で患者に薬剤を投与する際に、当該薬剤の使用回数情報(使用実績情報の一例)やアラート(警告情報の一例)の発生情報等を取得する工程を示す概略フローチャートである。
このアラートが発生する原因情報としては、例えば、薬剤の投与制限情報である「ソフトリミット超過」、「ソフトリミット後再設定」、ソフトリミットより厳しい、絶対的な投与制限情報である「ハードリミット抵触」、「薬剤キャンセル」、薬剤の投与の「流量異常」及び薬液の「残量」等の情報が挙げられる。
先ず、図9のST1では、図4の輸液ポンプ70aの「輸液ポンプ本体部75」が動作し、輸液ポンプ70aが薬剤の送液を開始したか否かを判断する。
ST1で、輸液ポンプ70aが薬剤の送液を開始したと判断したときは、ST2へ進む。ST2では、輸液ポンプ70aは、送液を開始した「薬剤」の「薬剤名」情報、例えば、「薬剤A」を「薬剤ライブラリサーバ10」へ送信する。具体的には、図4の「輸液ポンプ側通信装置74」を介して送信する。
次いで、ST3へ進む。ST3では、「薬剤ライブラリサーバ10」が輸液ポンプ70aから取得した「薬剤」の薬剤名(例えば、「A」)情報に基づいて、「薬剤ライブラリサーバ10」の「薬剤ライブラリデータベース」の当該薬剤Aの薬剤ライブラリから、当該薬剤Aに関連付けられている「薬剤カラー」、例えば、赤の情報を入手する。
この「薬剤カラー」が、「効能程度範囲情報」及び「色彩情報」の一例である。また、「当該薬剤Aの薬剤ライブラリ」が、「個別薬剤情報」の一例である。
ここで「薬剤カラー」について説明する。
図13は、図2の薬剤ライブラリデータベース内に記憶されている個々の薬剤の薬剤ライブラリを示す概略図である。
図13に示すように、個々の薬剤(例えば、薬剤名「A」)の薬剤ライブラリには、薬剤名以外に「投与量」や「閉塞圧」等の情報が記録されるが、本実施の形態では、さらに「薬剤カラー」の情報も記録される。
この薬剤カラーの情報は、当該薬剤の投与時の危険度(効能程度である例えば、効能や効用が強いため、その投与に注意を要する程度等)に従って、色彩を違えて示している。
すなわち、薬害の効能効用等の危険度が高い順に薬剤をグループに分類し、グループ毎に色彩情報と関連付けている。
例えば、危険度が高いグループから順に、「赤」、「紫紅」、「黄緑」、「黄色」、「青緑」、「紫」、「緑」、「青」、「えび茶」、「オリーブ」及び「濃紺」としている。
したがって、利用者がディスプレイ等に表示されたこれらの色彩を視認することで、当該薬剤の危険度が高いか否かを迅速に認識することができる構成となっている。
ここで、ST3に戻ると、「薬剤ライブラリサーバ10」は、薬剤Aの薬剤ライブラリから薬剤カラー「赤」(図13参照)の情報を取得すると共に、図6の「個別薬剤使用履歴情報記憶部21」の「個別薬剤使用履歴情報21a」の「薬剤名(A)」に薬剤Aの「薬剤名」情報と、その「薬剤カラー(赤)」の情報を入力し、「累積使用回数/月」に「1」を付加する。なお、既に、「薬剤名(A)」及び「薬剤カラー(赤)」の情報が入力済みのときは、「累積使用回数/月」の情報のみ入力する。
また、これらの工程は,図6の「薬剤使用回数情報処理部(プログラム)22」が動作して実行される。
また、「個別薬剤使用履歴情報21a」が、「使用履歴情報」の一例となっている。
次いで、ST4へ進む。ST4では、輸液ポンプ70aが薬剤Aの送液中に「アラート」信号を発したか否かが判断される。
ST4で、輸液ポンプ70aが「アラート」信号を発したときは、輸液ポンプ70aは、アラート信号を発したときの送液中の「薬剤」の「薬剤名」情報、例えば、薬剤A及び「アラート原因(ソフトリミット超過、ソフトリミット後再設定、ハードリミット抵触、薬剤キャンセル、流量異常、残量等の情報のいずれか等)を「薬剤ライブラリサーバ10」へ送信する。
次いでST6へ進む。ST6では、輸液ポンプ70aから取得した「薬剤」の薬剤名(例えば、「A」)情報に基づいて、「薬剤ライブラリサーバ10」の図6の「個別薬剤使用履歴情報21a」の「薬剤名(A)」の「アラート累積回数/月」に「1」を付加する。また、「アラート原因」情報を「アラート原因」の欄に入力する。
これらの工程は、図6の「アラート回数情報処理部(プログラム)23」が実行する。
以上で、図6の「個別薬剤使用履歴情報21a」には、薬剤名A等と関連付けて、「累積アラート回数/月」とその「アラート原因」、及び「累積使用回数/月」が記憶されると共に、当該薬剤の危険度を示す「色彩情報」も関連付けて記憶されることになる。
以上で、輸液ポンプ70a等で患者に薬剤を投与する際に、当該薬剤の使用回数情報やアラートの発生情報等を取得する工程は終了する。
図10乃至図12は、病院職員が図1の薬剤ライブラリサーバ10にアクセスして、「色別薬剤アラート回数等グラフ」及び「色別薬剤使用率グラフ」等を作成する工程等を示す概略フローチャートである。
先ず、図1の薬剤ライブラリサーバ10にアクセスしようとする利用者である例えば、病院職員は、それぞれ利用者識別情報である例えば、ID番号等を有している。
したがって、図1の薬剤ライブラリサーバ10にアクセスしようとする病院職員は、図1に示す病院職員用端末50Aを用いて、ST11に示すように、自己の病院職員用端末50Aに、自己のID番号及びパスワード等を入力する。
次いで、ST12では、入力ID番号等が図6の「病院職員情報記憶部24」に記憶されているか否かを判断する。この「病院職員情報記憶部24」は、図6に示すように、病院職員のID番号及び、このID番号に対応する「パスワード」が登録されている。
したがって、この「病院職員情報記憶部24」に記憶されているか否かを判断することで、入力者が登録済みか否かを判断でき、未登録者の「薬剤ライブラリサーバ10」へのアクセスを未然に防止することができる。
この動作は、具体的には、図6の「入力情報判断処理部(プログラム)25」が実行する。
ST12で、入力ID番号等が「病院職員情報記憶部24」に登録されていないと判断されたときは、ST13に示すように「新規登録工程」が実行され、新規登録されるか、又は新規登録されず、本工程は終了する。
ST12で、入力ID番号等が「病院職員情報記憶部24」に登録されていると判断されたときは、ST14へ進む。
ST14では、入力されたID番号を図7の「当該入力職員ID情報記憶部31」に記憶させる。
次いで、ST15へ進む。ST15では、病院職員が自己の病院職員用端末70aから自己がアクセスしたいデータベースである「薬剤ライブラリデータベース」と「処理内容」を入力する。
例えば、処理内容として「薬剤ライブラリ解析(例えば、「色別薬剤アラート回数等グラフ」及び「色別薬剤使用率グラフ」等を作成)」(図2(a)参照)と入力する
次いで、ST16へ進む。ST16では、当該ID番号が当該薬剤ライブラリデータベースのアクセス権限に関連付けられているか否かを判断する。
具体的には、図7の「アクセス権限判断処理部(プログラム)32」が動作し、図7の「当該入力職員ID情報記憶部31」と図6の「病院職員情報記憶部24」を参照し、当該ID番号の「アクセス可能なデータベース」に「薬剤ライブラリデータベース」が含まれているか否かを判断する。
ST16で、当該ID番号が、「薬剤ライブラリデータベース」にアクセス可能であると判断されたときは、ST17へ進む。
一方、ST16で一致しない場合は、後述する。
ST17では、当該ID番号の既登録権限レベル、すなわち、図6の「病院職員情報記憶部24」にID番号と関連付けて登録されている「権限レベル」が、入力された当該処理内容である「薬剤ライブラリ承認」の「権限レベル」以上か否かを判断する。
具体的には、「アクセス権限判断処理部(プログラム)32」が判断する。すなわち、図7の「処理権限レベル対応情報記憶部33」を参照して判断するが、この「処理権限レベル対応情報記憶部33」には、各処理内容、例えば、図2(a)の「薬剤ライブラリ解析(例えば、「色別薬剤アラート回数等グラフ」及び「色別薬剤使用率グラフ」等を作成)」の「権限レベル」の段階程度情報である例えば、「権限レベル6」等が記憶されている。
このため、「アクセス権限判断処理部(プログラム)32」は、「病院職員情報記憶部24」にID番号と関連付けて登録されている「権限レベル」を取得した後、この「権限レベル」が、「処理権限レベル対応情報記憶部33」に記憶されている「薬剤ライブラリ解析」という処理内容の「権限レベル6」以上であるか否かを判断する。
したがって、「病院職員情報記録部2」は、「利用者アクセス関連情報記憶部」の一例であり、「処理権限レベル対応情報記憶部33」は、「第3の医療情報記憶部」の一例となっている。
ST17で、当該ID番号に関連付けられた「権限レベル」が、入力された処理内容、例えば、「薬剤ライブラリ解析」の例えば、「権限レベル6」以上でない場合は、当該ID番号を入力した病院職員は、当該処理内容をする権限がないとしてアクセスを拒否される。
一方、ST17で、当該ID番号に関連付けられた「権限レベル」が、入力された処理内容、例えば、「薬剤ライブラリ解析」の例えば、「権限レベル6」以上のときは、ST18へ進む。
ST18では、「当該ID番号を入力した病院職員は、当該処理内容である「薬剤ライブラリ解析」を実行する権限があるとし、当該処理内容である「薬剤ライブラリ解析」が実行される。
具体的には、「色別薬剤アラート回数等グラフ作成」及び「色別薬剤使用率グラフ作成」のいずれか、又は双方を選択するための選択画面が「端末側ディスプレイ53」に表示される。
すなわち、「色別薬剤アラート回数等グラフ」は、上述した「薬剤カラー」情報が同じ薬剤の使用で発生したアラート回数情報等を、当該薬剤カラー毎に表示するグラフである。したがって、薬剤カラー毎のアラートの発生回数等を容易に解析することができる。
一方、「色別薬剤使用率グラフ」は、上述した「薬剤カラー」情報が同じ薬剤の使用率等を、当該薬剤カラー毎に表示するグラフである。したがって、薬剤カラー毎の使用率等を容易に解析することができる。
このように,本実施の形態では、病院職員が例えば、医療事務管理の担当であり、医師、看護師、薬剤師等の医療従事者でない場合は、薬剤の処方等に関するデータベースである「薬剤ライブラリデータベース」には、原則、アクセス権限を有しないとして、そのデータの管理上の安全性を確保している。
一方、かかる医療事務管理の担当者は,図2(b)のデータベースである「病院事務管理データ」にアクセス可能とし、その利便性を確保している。
しかし、医療事務管理の担当者であっても、経営に関する担当者で且つ医師でもある担当者等も存在し、かかる担当者の場合は、その業務上、本来の業務とは直接関係のないデータベースである例えば、「薬剤ライブラリデータベース」へのアクセスが必要となる場合がある。
この場合でも、一律、データベースへのアクセスが拒否され、その都度、アクセス権限の登録を強いられると、業務の遂行に支障を来すため、本実施の形態では、以下のような処理を行う。
先ず、ST16で、当該ID番号は、例えば、「病院事務管理データ」のアクセス権限のみを有し、当該薬剤ライブラリデータベースへのアクセス権限が「病院職員情報記憶部24」に登録されていない場合は、当該担当者が、自己のID番号で「薬剤ライブラリデータベース」へのアクセスを要求しても拒否されることになる。
次いで、図9のST19へ進む。ST19では、当該ID番号の既登録の権限レベル、すなわち、「病院職員情報記憶部24」に記憶されている「権限レベル」例えば、「権限レベル6」等の情報を取得し、当該処理内容である「薬剤ライブラリ解析」の「権限レベル6」と比較する。そして、当該ID番号の既登録の権限レベルが、「薬剤ライブラリ解析」の「権限レベル6」以上あるか否かを判断する。
具体的には、「アクセス権限判断処理部(プログラム)32」が判断する。
ST19で、当該ID番号の既登録の権限レベルが、「薬剤ライブラリ解析」の「権限レベル6」以上でないと判断されたときは、予め付与されていないデータベースのアクセス権限を例外的に認める必要性がないと判断して,当該薬剤ライブラリデータベースの「承認」のアクセス要求を拒否する。
この場合、当該ID番号の病院職員が,「薬剤ライブラリデータベース」へアクセスし、「薬剤ライブラリ解析」の処理を実行するには、管理者等に申請し、図6の「病院職員情報記憶部24」の記憶を変更させることが必要となる。これにより、必要性の低い病院職員の例外的なアクセス等を制限することができ、医療情報の管理上の安全性を確保することができる。
一方、ST19で、当該ID番号の既登録の権限レベルが、「薬剤ライブラリ解析」の「権限レベル6」以上であると判断されたときは、当該病院職員の例外的なアクセスを認める必要性があるとして、ST18へ進む。
ST18では、上述のように、当該ID番号を入力した病院職員は、当該処理内容である「薬剤ライブラリ解析」を実行する権限があるとし、当該処理内容である「薬剤ライブラリ解析」が実行される。
具体的には、「色別薬剤アラート回数等グラフ作成」及び「色別薬剤使用率グラフ作成」のいずれか、又は双方を選択するための選択画面が端末側ディスプレイ53に表示される。
ただし、この実行許可は、その都度、許可の判断工程を経るため、1回毎に許可が必要な構成となっている。この「1回毎の許可」が、「時期的限定」の一例となっている。
このように、本実施の形態では、予め当該薬剤ライブラリデータベースのアクセス権限が「病院職員情報記憶部24」に登録されていない場合でも、例外的にアクセスが認められるので、業務の遂行を妨げることを未然に防ぐことができる。
また、このように例外的にアクセスを認めるときは、処理内容の権限レベルの段階程度情報である数値が同等若しくはそれ以上の場合に限り認める構成となっているため、医療情報の管理上の安全性を確保しつつ、利用者の利便性を向上させる構成となっている。
次いで、ST20へ進む。ST20では、図7の「グラフ種類判断処理部(プログラム)34」が動作し、「色別薬剤アラート回数等グラフ作成」が選択されたか否かを判断する。
ST20で、「色別薬剤アラート回数等グラフ作成」が選択されたときは、ST21へ進む。ST21では、図7の「色別薬剤アラート回数等グラフ作成処理部(プログラム)35」が動作し、図6の「個別薬剤使用履歴情報21a」の例えば、薬剤Aと同一色彩が付された薬剤の「累積アラート回数/月」及び「アラート原因」の情報を抽出する。
そして、図14に示すような「色別薬剤アラート回数等グラフ41a」を作成し、図8の「色別薬剤アラート回数等グラフ記憶部41」に記憶させる。
図14は、色別薬剤アラート回数グラフ41aの概略説明図である。
図14に示すように「色別薬剤アラート回数グラフ41a」は、赤等の同じ色彩情報が関連付けられた薬剤のグループ毎に、例えば、月単位の輸液ポンプ70a等におけるアラートの発生回数が示されている。
また、このグラフは、アラートの発生原因(ソフトリミット超過等)毎の発生回数も把握することができるように作成される。
したがって、このようなグラフを視認した利用者は、その薬剤の危険度が色彩情報で迅速に把握できると共に、そのような同じ色彩の危険度のグループ内の薬剤がどのような原因でどの程度アラートを発生させているかを容易に把握でき、この結果、解析し易い構成となっている。
次いで、ST22へ進む。ST22では、図7の「グラフ種類判断処理部(プログラム)34」が動作し、「色別薬剤使用率グラフ作成」が選択されたか否かを判断する。
ST22で、「色別薬剤使用率グラフ作成」が選択されたときは、ST23へ進む。ST23では、図8の「色別薬剤使用率グラフ作成処理部(プログラム)42」が動作し、図6の「個別薬剤使用履歴情報21a」の同一色彩が付された薬剤の「累積使用回数/月」の情報を抽出する。
そして、図15に示すような、色毎の「色別薬剤使用率グラフ43a」を作成し、図8の「色別薬剤使用率グラフ記憶部43」に記憶させる。
図15は、色別薬剤使用率グラフ43aの概略説明図である。
図15に示すように「色別薬剤使用率グラフ43a」は、赤等の同じ色彩情報が関連付けられた薬剤のグループ毎に、例えば、月単位の輸液ポンプ70a等における使用率(%)が示されている。
したがって、このようなグラフを視認した利用者は、その薬剤の危険度が色彩情報で迅速に把握できると共に、そのような同じ色彩の危険度のグループ内の薬剤がどのような使用率(%)であるかを容易に把握でき、この結果、解析し易い構成となっている。
次いで、ST24へ進む。ST24では、図8の「グラフ情報表示処理部(プログラム)44」が動作し、利用者の「端末側ディスプレイ53」に「色別薬剤アラート回数等グラフ記憶部41」の図14に示す「色別薬剤アラート回数等グラフ41a」及び/又は「色別薬剤使用率グラフ記憶部43」の図15に示す「色別薬剤使用率グラフ43a」を表示する。
したがって、上述のように、これらのグラフを視認した利用者は、その薬剤の危険度に応じたアラート回数や使用率等を容易に解析することができると共に、薬剤の使用情報の詳細な解析等が可能となる。
ところで、本発明は、上述の実施の形態に限定されない。本実施の形態では、薬液注入用医療機器として輸液ポンプ70a等を例に説明したが、本発明は、これに限らず、シリンジポンプ等の他の医療機器等でも好適に適用することができる。
1・・・薬剤ライブラリ管理システム、10・・・薬剤ライブラリサーバ、11・・・サーバ制御部、12・・・サーバ側入力装置、13・・・サーバ側ディスプレイ、14・・・サーバ側通信装置、20・・・第1記憶部、21・・個別薬剤使用履歴情報記憶部、21a・・・個別薬剤使用履歴情報、22・・・薬剤使用回数情報処理部(プログラム)、23・・・アラート回数情報処理部(プログラム)、24・・・病院職員情報記憶部、25・・・入力情報判断処理部(プログラム)、31・・・当該入力職員ID情報記憶部、32・・・アクセス権限判断処理部(プログラム)、33・・・処理権限レベル対応情報記憶部、34・・・グラフ種類判断処理部(プログラム)、35・・・色別薬剤アラート回数等グラフ作成処理部(プログラム)、41・・・色別薬剤アラート回数等グラフ記憶部、41a・・・色別薬剤アラート回数等グラフ、42・・・色別薬剤使用率グラフ作成処理部(プログラム)、43・・・色別薬剤使用率グラフ記憶部、44・・・グラフ情報表示処理部(プログラム)50A・・・病院職員用端末、51・・・端末制御部、52・・・端末側入力装置、53・・・端末側ディスプレイ、54・・・端末側通信装置、55・・・端末側各種情報記憶部、70a・・・輸液ポンプ、71・・・輸液ポンプ制御部、72・・・輸液ポンプ側入力装置、73・・・輸液ポンプ側ディスプレイ、74・・・輸液ポンプ側通信装置、75・・・輸液ポンプ本体部、76・・・輸液ポンプ側各種情報記憶部

Claims (7)

  1. 各薬剤の効能程度を複数の効能程度範囲情報で区分した効能程度範囲情報を各薬剤の個別薬剤情報と関連付けて記憶し、
    医療機器で使用される前記薬剤の使用履歴情報を、前記効能程度情報毎に生成する構成となっており、
    医療情報を利用する利用者を識別する利用者識別情報と、
    前記医療情報を、複数の種類に区分した複数の第1の医療情報と、
    前記第1の医療情報を、さらに複数の種類に区分した複数の第2の医療情報と、
    前記第2の医療情報と、当該前記第2の医療情報の程度を示す程度識別情報とを関連付ける第3の医療情報を記憶する第3の医療情報記憶部と、
    前記利用者識別情報と、少なくとも当該前記利用者識別情報が、アクセスが可能な前記第1の医療情報及び当該前記利用者識別情報に対応する前記程度識別情報を関連付けて登録する利用者アクセス関連情報を記憶する利用者アクセス関連情報記憶部と、を有し、
    前記利用者識別情報に基づいて、アクセス要求されたときに、前記程度識別情報に基づいて、当該アクセスの可否を判断する構成となっていることを特徴とする医療情報管理装置。
  2. 前記効能程度範囲情報が、色彩情報であり、
    前記使用履歴情報は、前記薬剤が前記医療機器で使用されたときに発生した警告情報と、前記薬剤の使用実績情報を含み、これら警告情報及び使用実勢情報は、前記色彩情報と共に表示部に表示されることを特徴とする請求項1に記載の医療情報管理装置。
  3. 前記警告情報が、その警告情報の原因情報と関連付けて生成されることを特徴とする請求項2に記載の医療情報管理装置。
  4. 前記程度識別情報に基づく前記アクセスの可否を判断は、前記アクセス要求された前記第2の医療情報の属する前記第1の医療情報が、前記利用者アクセス関連情報に基づいて、アクセス不可と判断されたとき、前記第3の医療情報に基づき、当該前記第2の医療情報の前記程度識別情報を特定し、この特定された前記程度識別情報と、前記利用者アクセス関連情報の前記程度識別情報を比較して、当該アクセスの可否を判断する構成となっていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の医療情報管理装置。
  5. 前記第2の医療情報の前記程度識別情報は、各前記第1の医療情報に共通の基準である段階程度情報を有し、
    前記特定された前記程度識別情報の前記段階程度情報が、前記利用者アクセス関連情報の前記程度識別情報の前記段階程度情報を超えないときは、当該利用者識別情報に基づくアクセス要求を、時期的限定を条件に認める構成となっていることを特徴とする請求項4に記載の医療情報管理装置。
  6. 前記医療機器と
    利用者が利用する端末装置を有し、
    前記医療情報管理装置は、前記医療機器及び前記端末装置に通信可能に接続されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の医療情報管理装置を備える医療情報管理システム。
  7. 各薬剤の効能程度を複数の効能程度範囲情報で区分した効能程度範囲情報を各薬剤の個別薬剤情報と関連付けて記憶し、
    医療機器で使用される前記薬剤の使用履歴情報を、前記効能程度情報毎に生成し、
    医療情報を利用する利用者を識別する利用者識別情報と、
    前記医療情報を、複数の種類に区分した複数の第1の医療情報と、
    前記第1の医療情報を、さらに複数の種類に区分した複数の第2の医療情報と、
    前記第2の医療情報と、当該前記第2の医療情報の程度を示す程度識別情報とを関連付ける第3の医療情報を記憶する第3の医療情報記憶部と、を有し、
    利用者アクセス関連情報記憶部は、前記利用者識別情報と、少なくとも当該前記利用者識別情報が、アクセスが可能な前記第1の医療情報及び当該前記利用者識別情報に対応する前記程度識別情報を関連付けて登録する利用者アクセス関連情報を記憶し、
    前記利用者識別情報に基づいて、アクセス要求されたときに、前記程度識別情報に基づいて、当該アクセスの可否を判断することを特徴とする医療情報管理装置の制御方法。
JP2015509737A 2013-04-01 2013-04-01 医療情報管理装置、医療情報管理システム及び医療情報管理装置の制御方法 Active JP6068619B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2013/059995 WO2014162484A1 (ja) 2013-04-01 2013-04-01 医療情報管理装置、医療情報管理システム及び医療情報管理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6068619B2 true JP6068619B2 (ja) 2017-01-25
JPWO2014162484A1 JPWO2014162484A1 (ja) 2017-02-16

Family

ID=51657817

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015509737A Active JP6068619B2 (ja) 2013-04-01 2013-04-01 医療情報管理装置、医療情報管理システム及び医療情報管理装置の制御方法

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP2983128A4 (ja)
JP (1) JP6068619B2 (ja)
CN (1) CN105074768A (ja)
WO (1) WO2014162484A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7232436B1 (ja) 2021-12-24 2023-03-03 株式会社サンクスネット 共有健康医療情報第三者開示システム

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007525256A (ja) * 2003-12-19 2007-09-06 カーディナル ヘルス 303、インコーポレイテッド 静脈投薬過誤による害に関するインデックスシステム
JP2010039990A (ja) * 2008-08-08 2010-02-18 Fuji Xerox Co Ltd アクセス制御プログラム、アクセス制御装置
JP2010113504A (ja) * 2008-11-06 2010-05-20 Toshiba Corp 医用情報管理装置及び医用情報管理システム
JP2010224614A (ja) * 2009-03-19 2010-10-07 Hitachi Software Eng Co Ltd 医薬品販売履歴管理システム
JP2012205710A (ja) * 2011-03-29 2012-10-25 Nippon Koden Corp アラーム情報処理装置およびアラーム情報処理プログラム
WO2013042370A1 (ja) * 2011-09-22 2013-03-28 テルモ株式会社 薬剤情報管理装置及び薬剤情報管理方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ATE302624T1 (de) * 1998-09-30 2005-09-15 Medtronic Minimed Inc Kommunikationsstation und - software mit einer infusionspumpe, analytenüberwachungsanlage, analytenmessgerät , oder ähnliche geräte
AU2002350108B2 (en) * 2001-11-01 2008-09-11 Scott Laboratories, Inc. User interface for sedation and analgesia delivery systems and methods
CN1834972A (zh) * 2005-03-17 2006-09-20 林静 一种药物禁忌系统及药物禁忌掌上电脑
US8965707B2 (en) * 2006-08-03 2015-02-24 Smiths Medical Asd, Inc. Interface for medical infusion pump
CN201058122Y (zh) * 2007-04-29 2008-05-14 李震 药物使用自动查询提醒器
JP2011087678A (ja) 2009-10-21 2011-05-06 Paru Medical:Kk 輸液ポンプ
CN201892974U (zh) * 2010-07-09 2011-07-06 北京市药品监督管理局东城分局 一种药品安全信息服务系统

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007525256A (ja) * 2003-12-19 2007-09-06 カーディナル ヘルス 303、インコーポレイテッド 静脈投薬過誤による害に関するインデックスシステム
JP2010039990A (ja) * 2008-08-08 2010-02-18 Fuji Xerox Co Ltd アクセス制御プログラム、アクセス制御装置
JP2010113504A (ja) * 2008-11-06 2010-05-20 Toshiba Corp 医用情報管理装置及び医用情報管理システム
JP2010224614A (ja) * 2009-03-19 2010-10-07 Hitachi Software Eng Co Ltd 医薬品販売履歴管理システム
JP2012205710A (ja) * 2011-03-29 2012-10-25 Nippon Koden Corp アラーム情報処理装置およびアラーム情報処理プログラム
WO2013042370A1 (ja) * 2011-09-22 2013-03-28 テルモ株式会社 薬剤情報管理装置及び薬剤情報管理方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP2983128A4 (en) 2016-11-16
EP2983128A1 (en) 2016-02-10
WO2014162484A1 (ja) 2014-10-09
CN105074768A (zh) 2015-11-18
JPWO2014162484A1 (ja) 2017-02-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Giuliano Intravenous smart pumps: usability issues, intravenous medication administration error, and patient safety
US11278671B2 (en) Infusion pump with safety sequence keypad
CA2574978C (en) System and method for managing medical databases for patient care devices
JP6457508B2 (ja) 輸液計画システム
US20050010447A1 (en) Patient information management apparatus and method
Hatcher et al. An intravenous medication safety system: preventing high-risk medication errors at the point of care
EP3398157A1 (en) System for acquisition, processing and visualization of clinical data of patients
NZ569955A (en) Medication order processing and reconciliation
Kastrup et al. Analysis of event logs from syringe pumps: a retrospective pilot study to assess possible effects of syringe pumps on safety in a university hospital critical care unit in Germany
CN110176286A (zh) 关于患者护理的分析
EP3245137A1 (en) Medical labeling apparatus with drug information
KR102328988B1 (ko) 환자 관리 장치-특이적 구성 출력
CN113126847A (zh) 药物信息智能处理设备
JP6068619B2 (ja) 医療情報管理装置、医療情報管理システム及び医療情報管理装置の制御方法
JP5504620B2 (ja) データ選択支援プログラム、データ選択支援装置およびデータ選択支援方法
JP5245804B2 (ja) データ選択支援プログラム、データ選択支援装置およびデータ選択支援方法
WO2014118885A1 (ja) 医療情報管理装置、医療情報管理システム及び医療情報管理装置の制御方法
KR101918694B1 (ko) 인퓨전 펌프를 이용하여 환자에게 약물을 주입하기 위한 인터페이스를 제공하는 방법, 서버 및 컴퓨터 판독 가능한 기록 매체
WO2014118887A1 (ja) 医療情報管理装置、医療情報管理システム及び医療情報管理装置の制御方法
WO2014118886A1 (ja) 医療情報管理装置、医療情報管理システム及び医療情報管理装置の制御方法
JP6068620B2 (ja) 医療情報管理装置、医療情報管理システム及び医療情報管理装置の制御方法
JP4130651B2 (ja) Icu及び一般病棟の重傷患者における薬剤投与の指示登録及び指示確認システム
JP2014067321A (ja) 治癒情報表示システム、および治癒情報を表示する病院情報端末装置
Soelistijorini et al. Implementation of medical error prevention system for hypertension disease based on fuzzy
WO2014162487A1 (ja) 医療情報管理装置、医療情報管理システム及び医療情報管理装置の制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161207

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161222

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6068619

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250