JP6067739B2 - Nfcピアモード接続時間の低減 - Google Patents

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Description

[0001]本開示の態様は、通信技術に関する。具体的に、本開示の態様は、近接場通信(NFC)技術を実現する方法、装置、システム、およびコンピュータ読取可能な媒体に関する。
[0002]スマートフォン、携帯情報端末(PDA)、等のモバイルデバイスは、そのようなデバイスが他のNFC対応デバイス(NFC-enabled devices)の近傍にある間、それらと通信することを可能にするNFC技術をますます実現している。NFC技術は、現在および将来的に、支払およびトランザクション処理、ユーザ識別、ならびに多くの他の有用な分野に応用できるため、NFC技術をサポートすることで、これらのモバイルデバイスは、高められた機能性および向上した利便性をユーザに提供する。本開示の態様は、NFC対応デバイスのユーザに、より優れた利便性および機能性を提供する方法に向けられている。
[0003]本開示の態様は、例えば、電力制約のあるデバイス(power-constrained device)(例えば、含まれている1つ以上のバッテリによって提供される電流を消費するワイヤレスハンドセットのような、バッテリ電力供給型(battery-powered)デバイス)のNFCピアモード(NFC Peer Mode)接続時間を減らすことに関する。2つのNFC対応デバイス間でNFC接続が確立されうる前に、少なくとも1つのデバイスは、例えば、他のNFC対応デバイスをポーリングおよびリスニングするために、搭載されている無線トランシーバを用いてポーリング動作およびリスニング動作をそれぞれ実行しうる。しかしながら、そのような無線機および制御プロセッサの常時使用は、スマートフォンのようなバッテリ電力供給型デバイスまたは他のモバイルデバイスのバッテリレベルをすぐに消耗させる可能性がある。これは、ユーザに不便を感じさせ得、および/または、NFC機能性の使用を非実用的なものとしうる。本開示の1つ以上の態様を実現することで、2つ以上のNFCデバイス間で接続を確立するのに必要な時間が減らされ得、および/または、NFCデバイス発見ループ(NFC device discovery loop)の実行の間に消費される電力量が減らされうる。
[0004]1つ以上の態様によれば、NFCデバイス発見ループに関連付けられたモード切替インターバルが定義されうる。モード切替インターバルの第1の部分は、ポーリング動作に割り当てられ、モード切替インターバルの第2の部分は、リスニング動作に割り当てられうる。モード切替インターバルの第1の部分および第2の部分は、それぞれ、モード切替インターバル全体は占有しない。加えて、モード切替インターバルの第2の部分は、NFCデバイス発見ループの反復ごとにモード切替インターバル内で位置がシフトされうる。
[0005]少なくとも1つの配列では、モード切替インターバルの第2の部分は、NFCデバイス発見ループの反復ごとにモード切替インターバル内で位置がランダムにシフトされる。他の配列では、モード切替インターバルの第2の部分の長さが、NFCデバイス発見ループの反復ごとに調整されうる。
[0006]1つ以上のさらなる配列では、NFCデバイス発見ループを動作するための命令のセットが、ステートマシンに提供されうる。いくつかの配列では、命令のセットが生成されうるが、他の配列では、命令のセットは、外部のデバイスから取得されうる。続いて、ステートマシンは、この命令のセットに基づいて、NFCデバイス発見ループの反復ごとにモード切替インターバルの第1の部分と第2の部分との間を循環しうる。少なくとも1つのさらなる配列では、NFCデバイス発見(NFC device discovery)機能性は、ステートマシンへの命令のセットの提供に応じて、局所的に非アクティブ化されうる。さらに1つ以上の配列において、ステートマシンから割込み(interrupt)が受信され、この割込みは、ステートマシンによって識別されたNFC接続を示しうる。続いて、NFC接続は、この割込みに応答して処理されうる。
[0007]本開示の態様は、例として示されうる。添付の図では、同様の参照番号は、同様のエレメントを示す。

図1は、本開示の1つ以上の態様を実現しうる例示的なデバイスを示す。 図2は、当技術分野で知られている従来のNFCデバイス発見ループのモード切替インターバルの例を示す。 図3は、本開示の1つ以上の例示的な態様に係る、NFCデバイス発見ループのモード切替インターバルの例を示す。 図4は、固定のポーリング、リスニング、およびアイドリング部分を含むNFCデバイス発見ループの例を示す。 図5は、可変のポーリング、リスニング、およびアイドリング部分を含むNFCデバイス発見ループの例を示す。 図6は、本開示の1つ以上の例示的な態様にしたがって、NFCピアモード接続時間を減らす例示的な方法を示す。 図7は、本開示の1つ以上の例示的な態様にしたがって、NFCデバイス発見動作をシンプルなNFCデバイスに任せる例示的な方法を示す。 図8は、本開示の1つ以上の例示的な態様にしたがって、NFCデバイス発見動作が任せられる前後の、プロセッサ搭載デバイスとNFCトランシーバとの間の対話を示す。 図9は、本開示の1つ以上の例示的な態様にしたがって、NFCデバイス発見動作が任せられる前後の、プロセッサ搭載デバイスとNFCトランシーバとの間の対話を示す。 図10は、本開示の1つ以上の態様が実現されうる例示的なコンピューティングシステムを示す。
詳細な説明
[0017]いくつかの例示的な実施形態は、その一部を形成する添付の図に関して説明されるだろう。本開示の1つ以上の態様が実現されうる特定の実施形態が以下で説明されるが、本開示の範囲または添付の特許請求の範囲の精神から逸脱することなく、他の実施形態が使用され得、様々な変更がなされうる。
[0018]図1は、本開示の1つ以上の態様を実現しうる例示的なデバイスを示す。図1に見られるように、デバイス100は、メインチップ101およびNFCトランシーバ102を含みうる。メインチップ101およびNFCトランシーバ102は、同じデバイス100の一部として説明されるが、いくつかの配列では、メインチップ101およびNFCトランシーバ102は、別々のもの、および/または、独立型のデバイスでありうることが考えられる。さらに、そのような配列において、メインチップ101およびNFCトランシーバ102は、依然として、互いに連動して(例えば、システムのコンポーネントとして)動作しうる。
[0019]1つ以上の配列では、メインチップ101は、プロセッサ103およびメモリ104を含みうる。プロセッサ103は、汎用マイクロプロセッサであり得、様々なサブコンポーネントを含みうる。これによって、プロセッサ103は、例えば、プロセッサ103が(例えば、システムバス、および/または、他の接続コンポーネント、および/または、同様のものを介して)通信可能に結合されうるメモリ104に記憶されたコンピュータ読取可能な命令のようなコンピュータ読取可能な命令を読み取ること、および/または、実行することができる。同じく、メモリ104は、読取専用メモリ(ROM)ユニット、ランダムアクセスメモリ(RAM)ユニット、フラッシュメモリユニット、電気的消去可能なプログラマブル読取専用メモリ(EEPROM(登録商標))ユニット、および/または、任意の他のタイプのメモリユニット、および/または、同様のもの、のような、汎用メモリユニットでありうる。メインチップ101は、1つのプロセッサと1つのメモリとを含むとして説明されているが、1つ以上の代替的な配列では、メインチップ101は、複数のプロセッサおよび/または複数の処理コアを含みうることが考えられる。追加的または代替的に、メインチップ101は、1つ以上のタイプの複数のメモリユニット(例えば、1つ以上のROMユニット、1つ以上のRAMユニット、1つ以上のフラッシュメモリユニット、1つ以上のEEPROMユニット、等)を含みうる。
[0020]1つ以上の配列において、NFCトランシーバ102は、他のNFC対応デバイスをポーリングするため、それをリスニングするため、それとの接続を確立するため、および/または、他の方法でそれとデータを交換するため、に使用される無線周波数(RF)信号のようなRF信号を、NFCトランシーバ102が送ること、および/または、受信することを可能にする様々なコンポーネントを含みうる。例えば、NFCトランシーバ102は、シリアルバスインターフェースでありうるインターフェース105を含み得、これを介して、NFCトランシーバ102の他のコンポーネントは、プロセッサ103および/またはメインチップ101と電気的に通信する、および/または、それらによって制御されうる。例えば、インターフェース105は、シリアルリンク109を介してプロセッサ103に通信的に結合されうる。
[0021]追加的または代替的に、NFCトランシーバ102は、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)106を含みうる。デジタルシグナルプロセッサ106は、例えば、デジタル信号をアナログ信号へと変換し、および/または、アナログ信号をデジタル信号へと変換し得、それによって、NFC送信に関連付けられた信号を含む様々なRF信号を送信および/または受信するように構成されうるRFアナログトランシーバ107にインターフェースを提供しうる。少なくとも1つの配列において、NFCトランシーバ102はさらに、シーケンサ108を含みうる。より詳細に下で説明されるように、シーケンサ108は、実行されると、NFCトランシーバ102に、NFCデバイス発見ループを実行させる命令のセットのような命令のセットを受信、記憶、および/または、実行するように構成されうる。
[0022]図2は、当技術分野で知られている従来のNFCデバイス発見ループのモード切替インターバルの例を示す。具体的に、図2に示される従来のNFCデバイス発見ループのモード切替インターバルは、NFCフォーラムにより発表されたNFCアクティビティ仕様(NFC Activity specification)によって定義されている、NFCデバイス発見ループのモード切替インターバルを表す。
[0023]図2に見られるように、従来のNFCデバイス発見ループのモード切替インターバルでは、NFCデバイスは、このインターバルの第1の部分の間に他のNFCデバイスをポーリングし、次に、このインターバルの残りの部分をすべて、リスニング(例えば、1つ以上の他のNFCデバイスからの応答の)に費やす。第1のNFCデバイスがリスニングしている間に別のNFCデバイスが応答すると、これら2つのデバイスは、例えば、それらがデータを交換することができるNFC接続を確立しうる。一方、第1のNFCデバイスがリスニングしている間に他のいずれのNFCデバイスも応答しないと、第1のNFCデバイスは、例えば、他のNFCデバイスを再度ポーリングすることで、モード切替インターバルを繰り返しうる。しかしながら、NFCデバイスがポーリングおよびリスニングしている間、NFCデバイスの無線機(例えば、RFアナログトランシーバ107)はオンにされ得、および/または、その他の方法で使用中であり得、NFCデバイスの処理ユニット(例えば、プロセッサ103)は、同様に、ポーリングおよび/またはリスニングを遂行するための命令をアクティブに実行している可能性がある。さらに、このNFCデバイスは、従来のNFCデバイス発見ループのモード切替インターバルの間中、常時ポーリングおよびリスニングしているため、NFCデバイス(および、特に、NFCデバイスの無線機および処理ユニット)は、NFCデバイス発見ループのモード切替インターバルを遂行する間、かなりの量の電力(例えば、電流)を消費しうる。例えば、バッテリ電力供給型のNFC対応スマートフォンのような、電力制約のあるデバイスの場合、この大量の電力の使用は、それがデバイスのバッテリを素早く消耗させ、その結果、デバイスのユーザに不便を感じさせうるため、望ましくない可能性がある。より詳細に下で説明されるように、本開示の様々な態様は、これらの問題のうち1つ以上を克服しうる。
[0024]図3は、本開示の1つ以上の例示的な態様に係る、NFCデバイス発見ループのモード切替インターバルの例を示す。より具体的には、本開示の1つ以上の態様にしたがって、NFCデバイス発見ループのモード切替インターバルを遂行するNFCデバイスが、モード切替インターバル全体を、他のNFCデバイスのポーリングおよびリスニングに費やさないように、1つ以上のアイドリング期間がNFCデバイス発見ループのモード切替インターバルに導入されうる。むしろ、モード切替インターバルのアイドル期間の間、NFCデバイスは、NFCデバイスの処理ユニット(例えば、プロセッサ103)および/または無線機(例えば、RFアナログトランシーバ107)のような、かなりの量の電力を消費しうるコンポーネントの電力を落とす(または、他の方法で低電力またはスリープ状態にする)ことができ、それによって、他の機能のために電力を温存し、および/または、そうでなければ、NFCデバイスのバッテリ寿命を延ばすことができる。
[0025]ここで、図4を参照すると、固定のポーリング、リスニング、およびアイドリング部分を含むNFCデバイス発見ループの例が示されている。具体的に、図4で示される例示的なNFCデバイス発見ループにおいて、各デバイスは、3つのモード切替インターバルを実行する。デバイスAは、例えば、モード切替インターバル401、402、および403を実行し、デバイスBは、モード切替インターバル404、405、および406を実行する。しかしながら、これらのモード切替インターバルは、固定のポーリング、リスニング、およびアイドリング部分を含むため、デバイスBがリスニングしている間にデバイスAが一度もポーリングしない可能性があり、逆も同様でありうる。ゆにえ、デバイスAとデバイスBとは、NFC接続を一度も確立しない可能性がありうる。しかしながら、1つ以上の配列では、例えば、モード切替インターバルが、NFCデバイス発見ループの間、複数の反復にわたって可変であるように、モード切替インターバル内でリスニング動作の位置をシフトすることで、この状況は回避されうる。追加的または代替的に、モード切替インターバルの他の態様は、より詳細に下で説明されるように、この結果を同様に生成するために、同じようにシフトされうる、および/または、変更されうる。
[0026]モード切替インターバルの態様が複数の反復にわたって変化するNFCデバイス発見ループの例が図5に示される。具体的に、図5の例示的なNFCデバイス発見ループにおいて、インターバル502の第2の反復の間のリスニング動作に割り当てられたモード切替インターバルの一部分は、モード切替インターバル501の第1の反復に対して、位置がシフトされる。この例では、位置のシフトの結果として、1つのNFCデバイスのポーリング動作は、別のNFCデバイスのリスニング動作と同時に起こり、結果として、2つのNFCデバイスは、その後、接続を確立することができる。
[0027]本開示の1つ以上の態様にしたがって、NFCデバイス発見ループの様々な特徴が説明されており、これらの機能性および特徴(例えば、NFC対応デバイスにおける)のうち1つ以上を実現する例示的な方法がここに説明されるだろう。
[0028]図6は、本開示の1つ以上の例示的な態様にしたがって、NFCピアモード接続時間を減らす例示的な方法を示す。1つ以上の配列において、図6の方法のステップのいずれかおよび/またはすべては、デバイス100のようなコンピューティングデバイスによって実行されうる。
[0029]ステップ601において、NFC対応デバイスが初期化されうる。例えば、ステップ601において、デバイス100のようなコンピューティングデバイスは、プロセッサ(例えば、プロセッサ103)、メモリ(例えば、メモリ104)、無線機(例えば、RFアナログトランシーバ107)、および/または、他のコンポーネントのような様々なコンポーネント、および/または同様のものの電源をオンにしうる。追加的または代替的に、例えば、コンピューティングデバイスは、メモリに記憶されうる1つ以上のオペレーティングシステムプログラム、アプリケーション、等のような、様々なソフトウェアプログラムをロードおよび/または実行しうる。
[0030]ステップ602において、NFC対応デバイスは、NFCデバイス発見ループを開始することを決定しうる。例えば、ステップ602において、コンピューティングデバイスは、1つ以上のユーザ選好、デフォルト設定、および/または、ユーザコマンドに基づいて、NFCデバイス発見ループ(例えば、そこでは、コンピューティングデバイスが、1つ以上の他のNFC対応デバイスを発見し得、および/または、それによって発見されうる)を開始することを決定しうる。いくつかの配列において、コンピューティングデバイスは、例えば、NFC対応デバイスの電源がオンにされると、および/または、NFC対応デバイスが初期化されるとすぐにNFCデバイス発見ループが開始されるように構成されうる。別の配列において、コンピューティングデバイスが1つ以上の他のNFC対応デバイスを発見すべきであること、および/または、それによって発見されるべきであることを規定する1つ以上の選好および/または設定をユーザが変更した後にのみNFCデバイス発見ループが開始されるように、コンピューティングデバイスは構成されうる。
[0031]ステップ603において、NFCデバイス発見ループのためのモード切替インターバルが定義されうる。例えば、ステップ603において、コンピューティングデバイスは、モード切替インターバルのためのループ持続期間を決定および/または定義し、どのNFC技術をデバイスがポーリングすべきかを決定および/または定義し、ならびに/あるいは、デバイスがその後リスニング動作を実行すべきか否かと、実行すべきである場合には、どれだけの間そのようなリスニング動作を持続すべきかを決定および/または定義することで、NFCデバイス発見ループのためのモード切替インターバルを定義しうる。
[0032]1つ以上の配列において、モード切替インターバルのループ持続時間は、時間を単位にして、例えば、NFCデバイス発見ループの単一のモード切替インターバルの全長を指す。ゆえに、一例において、モード切替インターバルのループ持続時間は、モード切替インターバルの初期の反復の間に実行されるべき任意のポーリング動作、リスニング動作、および/または、アイドリング動作が、モード切替インターバルの後続の反復の間に繰り返される前の、定義されたループ持続時間(例えば、300ミリ秒)内に行われるように、初期に300ミリ秒であると決定され得、および/または、300ミリ秒と定義されうる。いくつかの配列では、ループ持続時間は、より詳細に下で説明されるように、モード切替インターバルの後続の反復で後に調整されうる。
[0033]上述されたように、NFC対応デバイスは、単一のモード切替インターバルの間に、複数の異なるNFC技術をポーリングするように構成されうる。例えば、単一のモード切替インターバルの間、NFC対応デバイスは、1つ以上のポーリング動作を実行し得、そこでは、NFC対応デバイスが、「A」タイプのNFCデバイスを1回以上、「B」タイプのNFCデバイスを1回以上、および/または、「F」タイプのNFCデバイスを1回以上ポーリングする。これらの異なるタイプのNFC技術は、異なるデバイス製造業者によって使用されるNFCの異なる実現に対応し得、本明細書ではこれらのタイプが例として使用されるが、他のタイプのNFC技術が、本明細書で説明されるものの代わりに、および/または、それらに加えて、同様に使用されうる。デバイスがポーリングすべき特定のNFC技術を決定および/または定義することに加えて、例えば、NFC対応デバイスが、モード切替インターバルの間に各技術をポーリングすべき回数もまた、ステップ603の間に決定および/または定義されうる。
[0034]ステップ604において、モード切替インターバルの第1の部分は、ポーリング動作に割り当てられうる。例えば、ステップ604において、コンピューティングデバイスは、モード切替インターバル内の特定の時間期間(time period)(例えば、モード切替インターバルが開始してから20ミリ秒後〜モード切替インターバルが開始してから60ミリ秒後など、ある範囲のミリ秒)の間に、デバイスが他のNFCデバイスをポーリングするであろうことを決定しうる(例えば、NFC−A、NFC−B、NFC−Fのいずれかおよび/またはすべて、ならびに/あるいは、他の専有の(proprietary)無線技術を実現するデバイスのポーリング動作を実行することを含みうる、ステップ603で決定された特定のタイプのNFC技術のポーリング動作を実行することによって)。続いて、コンピューティングデバイスは、NFCデバイス発見ループのモード切替インターバルが実行される場合に、このデバイスが、この決定された時間期間の間にポーリング動作を実行することとなるように、この時間期間を(例えば、メモリに)記憶しうる。いくつかの例において、特定のタイプのNFC技術のポーリングに費やされる時間量は、特定のタイプのNFC技術の態様を定義する1つ以上の規格によって、あらかじめ決定され得、および/または、特定されうる。これらの例において、コンピューティングデバイスは、ポーリング動作が異なるタイプの技術について実行されるであろう順序と、ポーリング動作が開始することとなる、モード切替インターバル内の時間(例えば、モード切替インターバルが開始してから20ミリ秒後)とをシンプルに決定しうる。追加的または代替的に、これらの例において、モード切替インターバルの第1の部分は、モード切替インターバルの単一の反復の間に、ポーリング動作のすべてを完了させるために必要な総時間量に対応しうる(および、それに基づいて決定されうる)。
[0035]続いて、ステップ605において、モード切替インターバルの第2の部分は、リスニング動作に割り当てられうる。例えば、ステップ605において、コンピューティングデバイスは、モード切替インターバル内の別の時間期間(例えば、モード切替インターバルが開始してから150ミリ秒後〜モード切替インターバルが開始してから250ミリ秒後など、ある範囲のミリ秒)の間に、デバイスが他のNFCデバイスをリスニングするであろうことを決定しうる(例えば、NFC−A、NFC−B、NFC−Fのような様々なタイプのNFC技術、および/または、他の専有の無線技術についてリスニング動作を実行することによって)。追加的に、コンピューティングデバイスは、NFCデバイス発見ループのモード切替インターバルが実行される場合に、このデバイスが、この決定された時間期間の間にリスニング動作を実行することとなるように、この時間期間を(例えば、メモリに)記憶しうる。
[0036]1つ以上の態様にしたがって、モード切替インターバルの第1の部分がポーリング動作に割り当てられ、モード切替インターバルの第2の部分がリスニング動作に割り当てられた時点で、ポーリング動作に割り当てられておらず、リスニング動作にも割り当てられていないモード切替インターバルの残りの部分が存在する。換言すると、モード切替インターバルの第1の部分およびモード切替インターバルの第2の部分は、モード切替インターバル全体は占有しない。モード切替インターバルの1つ以上の占有されていない部分(例えば、ポーリング動作および/またはリスニング動作によって占有されていないモード切替インターバルの1つ以上の部分)の間、デバイスは、アイドリング状態(idle)であり得、上述されたように、例えば、電力リソースを温存するために、1つ以上のコンポーネントの電力を落とし得、および/または、他の方法で、低電力状態に入りうる。
[0037]次に、デバイスは、例えば、NFCデバイス発見ループの、定義されたモード切替インターバルに関連付けられた動作の実行を開始しうる。
[0038]ステップ606において、デバイスは、例えば、モード切替インターバルの割り当てられた第1の部分の間にポーリング動作を実行することで、定義されたモード切替インターバルに関連付けられた動作の実行を開始しうる。例えば、ステップ606において、NFC対応デバイスは、ステップ604で割り当てられた時間期間の間、ステップ603で決定された1つ以上のタイプのNFC技術を使用する他のNFCデバイスをポーリングしうる。他のNFCデバイスをポーリングする際、NFC対応デバイスは、1つ以上のRF信号を送信させ(例えば、RFアナログトランシーバ107のような無線機を介して)、1つ以上のRF信号は、そのような信号を受信する1つ以上の他のNFCデバイスに、それに応じて、1つ以上のRF信号を送信させるように構成されうる。この方法で、例えば、NFC対応デバイスは、特定の各無線技術(例えば、NFC−A、NFC−B,NFC−F、等)がポーリングされるのに適したポーリングコマンドを送信し、対応する応答を待ちうる。
[0039]ステップ607において、デバイスは、モード切替インターバルの割り当てられた第2の部分の間にリスニング動作を実行しうる。例えば、ステップ607において、NFC対応デバイスは、ステップ605で割り当てられた時間期間の間、他のNFCデバイスから送信された1つ以上の信号、例えば、ステップ606で送信されたポーリング信号に応答して他のNFCデバイスから送信された1つ以上のRF信号をリスニングしうる。追加的または代替的に、NFC対応デバイスは、例えば、モード切替インターバルの割り当てられた第2の部分の間に、他のNFCデバイスから送信された1つ以上のポーリング信号をリスニングしうる。リスニングすることは、例えば、特定の無線技術(NFC−A、NFC−B,NFC−F、等)のポーリングコマンドに敏感になることと、ポーリングコマンドが検出された場合に適切なポーリング応答を送信することとを含みうる。
[0040]ステップ608において、リスニング動作の間に1つ以上の他のNFCデバイスが検出されたか否かが決定されうる。例えば、ステップ608において、デバイスは、モード切替インターバルの割り当てられた第2の部分の間に、任意の他のNFCデバイスから任意のRF信号が受信されたか否かを決定しうる。
[0041]ステップ608において、リスニング動作の間に1つ以上の他のNFCデバイスが検出されたことが決定されると、ステップ609において、デバイスは、対応する1つ以上の他のNFCデバイスとの1つ以上のNFC接続を確立しうる。
[0042]他方で、ステップ608において、リスニング動作の間に他のNFCデバイスがいずれも検出されなかったことが決定されると、ステップ610において、デバイスは、モード切替インターバル内の第2の部分(例えば、リスニング動作に割り当てられた部分)の位置をシフト(および/または、他の方法で再割当、再計算、および/または、変更)しうる。1つ以上の態様によれば、デバイスは、NFCデバイス発見ループ内でモード切替インターバルの次の反復を実行する前に、モード切替インターバル内の第2の部分の位置をシフトしうる。例えば、ステップ610において、デバイスは、モード切替インターバルの次の反復の前に、モード切替インターバル内のリスニング動作に対して異なる開始時間および/または異なる終了時間(例えば、モード切替インターバルが開始してから180ミリ秒後〜モード切替インターバルが開始してから280ミリ秒後など、リスニング動作に以前に割り当てられたものとは異なる範囲のミリ秒)を割り当てうる。
[0043]少なくとも1つの配列では、デバイスは、モード切替インターバル内の第2の部分の位置をランダムにシフトしうる。例えば、デバイスは、第2の部分の長さ(例えば、時間を単位とした)を、モード切替インターバルの長さ(例えば、同様に、時間を単位とした)から差し引き、次に、差分内の点をリスニング動作が開始されるべき時間としてランダムに選択することで、第2の部分の位置をランダムにシフトしうる。追加的または代替的に、ランダムに選択された点が、リスニング動作をモード切替インターバルの第1の部分とオーバラップさせる(例えば、この間にポーリング動作が生じることとなる)場合、デバイスは、リスニング動作をモード切替インターバルの第1の部分とオーバラップさせない点が選択されるまで、前に計算された差分内の点をランダムに選択するステップを繰り返しうる。
[0044]1つ以上の追加的または代替的な配列では、デバイスは、ステップ610において、1つ以上のアルゴリズムにしたがい第2の部分の位置をシフトしうる。例えば、デバイスは、1つ以上のユーザ選好にしたがって、および/または、他の要因(例えば、ポーリング動作の間にポーリングされる技術のタイプ、デバイスの現在のバッテリレベル、等)に基づいて、連続的(sequentially)および/または漸進的(incrementally)に(例えば、モード切替インターバルの以前の反復に対して)、第2の部分(例えば、この間にリスニング動作が生じることとなる)の位置をシフトするアルゴリズムの結果を実行し、実行させられ、および/または、受信しうる。この方法でモード切替インターバルの第2の部分(例えば、モード切替インターバルの、リスニング動作に割り当てられた部分)の調整を提供することで、および/または、より詳細に以下に説明されるように、モード切替インターバルの他の態様の調整を提供することで、消費電力と接続時間との任意の望まれるバランスを、どのような基準が特定の時間に最も重要でるかに基づいて達成することが可能でありうる。
[0045]ステップ611において、デバイスは、モード切替インターバル内の第2の部分(例えば、リスニング動作に割り当てられた部分)の長さを調整しうる。1つ以上の配列において、第2の部分の長さを調整することは、1つ以上のアルゴリズムに基づきうる。例えば、いくつかの配列において、デバイスは、長さ(例えば、時間を単位とした)が、別のNFCデバイスが発見された後に増やされ、別のNFCデバイスが発見されなかったモード切替インターバルの各反復の後に漸進的に減らされる動的割当アルゴリズに基づいて、第2の部分の長さを調整しうる。別の配列において、デバイスは、1つ以上のユーザ選好に基づいて、第2の部分の長さを調整しうる。例えば、ユーザが、電力温存よりもNFC発見可能性を優先する選好を設定している場合、デバイスは、モード切替インターバルの各反復の後に、第2の部分の長さを漸進的に増加させうる。他方で、ユーザが、NFC発見可能性よりも電力温存を優先する選好を設定している場合、デバイスは、モード切替インターバルの各反復の後に、第2の部分の長さを漸進的に減少させうる。いくつかの配列において、第2の部分の長さを調整することは、これらのアルゴリズムを使用すること、および/または、ポーリング動作の間にポーリングされている技術のタイプ、および/または、デバイスの現在のバッテリレベルのような他の要因を考慮に入れることを含みうる。
[0046]ステップ612において、デバイスは、モード切替インターバルの他の態様および/または第1の部分の1つ以上の態様を調整しうる。例えば、ステップ612において、デバイスは、ループ持続時間のような、モード切替インターバルの1つ以上の態様、ポーリング動作の間にポーリングされている1つ以上のNFC技術、および/または、同様のものを調整しうる。追加的または代替的に、デバイスは、モード切替ウィンドウ内の第1の部分の位置、第1の部分の長さ、および/または、同様のもののような、例えば、第1の部分(例えば、この間にポーリング動作が実行される)の1つ以上の態様を調整しうる。モード切替インターバルおよび/または第1の部分のこれらの態様を調整する際、デバイスは、ステップ610および611に関して上で説明された1つ以上のアルゴリズムを使用しうる(および/または、複数の要因のいずれかおよび/またはすべてを考慮に入れる)。
[0047]続いて、方法は、ステップ606に戻りうる。ここで、ステップ610、611、および/または612で行われた任意の調整を考慮に入れて、モード切替インターバルの別の反復が実行されるだろう。
[0048]NFCデバイス発見ループを実行する間、電力を温存する別の方法は、NFCデバイス発見動作を、プロセッサ搭載デバイスから、NFCトランシーバのような、よりシンプルで電力消費がより少ないデバイスに任せることでありうる。次に、このような特徴および機能性を実現する方法の例が説明されるだろう。
[0049]図7は、本開示の1つ以上の例示的な態様にしたがって、NFCデバイス発見動作をシンプルなNFCデバイスに任せる例示的な方法を示す。ステップ701において、NFCデバイス発見ループのためのモード切替インターバルが定義されうる。例えば、ステップ701において、図1のメインチップ101のようなプロセッサ搭載デバイスは、そのようなモード切替インターバルが上記ステップ603においてどのように定義されたかに類似して、NFCデバイス発見ループのためのモード切替インターバルを定義しうる。
[0050]図7を再度参照すると、ステップ702において、モード切替インターバルの異なる部分が、ポーリング動作およびリスニング動作に割り当てられうる。例えば、ステップ702において、プロセッサ搭載デバイス(例えば、メインチップ101)は、上記ステップ604および605において割当がどのようにしてなされたかに類似して、モード切替インターバルの異なる部分を、ポーリング動作およびリスニング動作に割り当てうる。
[0051]ステップ703において、NFCデバイス発見ループを動作するための命令のセットが、ステートマシンに提供されうる。例えば、ステップ703において、プロセッサ搭載デバイス(例えば、メインチップ101)は、NFCデバイス発見ループを実行するための命令セット(例えば、ここで、命令セットは、ポーリング動作、リスニング動作、アイドリング動作、および/または、反復調整を実行するための命令を含む)を、NFCトランシーバ上の、よりシンプルなデバイスまたはコンポーネントに提供しうる。ここで、よりシンプルなデバイスまたはコンポーネントは、ステートマシンとして機能しうる。少なくとも1つの配列において、このよりシンプルなデバイスまたはコンポーネントは、シンプルな命令セットを実行すること、および/または、1つ以上の特定の条件が満たされた場合、および/または、提供された命令セットの実行が完了した場合にプロセッサ搭載デバイスへの割込みを生成することができる図1のシーケンサ108のようなシーケンサでありうる。本明細書の例では、シーケンサが使用および説明されるが、任意の類似したプログラマブルコンポーネントが、シーケンサの代わりに、および/または、それに加えて使用されうる。
[0052]いくつかの配列において、プロセッサ搭載デバイス(例えば、メインチップ101)は、ステートマシンに提供されるべき命令セットを生成しうる。これらの配列において、例えば、プロセッサ搭載デバイスは、ステートマシン(例えば、シーケンサ)によって実行されると、上で説明されたステップ701および/または702において定義されたように、ステートマシンに、NFCデバイス発見ループを実行させるコンピュータ読取可能な命令の段階的リストを作成することで、命令セットを生成しうる。別の配列において、プロセッサ搭載デバイスは、外部のデバイスから命令セットを取得しうる。これらの配列において、例えば、プロセッサ搭載デバイスは、サーバから命令セットをダウンロードしうるか、または、記憶デバイスおよび/またはメモリユニットから命令セットをロードしうる。
[0053]図7を再度参照すると、ステップ704において、NFCデバイス発見機能性は、局所的に非アクティブにされうる。例えば、ステップ704において、NFCデバイス発見ループを実行するための命令セットをシーケンサ(例えば、シーケンサ108)に提供すると、プロセッサ搭載デバイス(例えば、メインチップ101)は、低電力状態(例えば、スリープ状態)に入ることで、および/または、NFCデバイス発見に関係しない他の処理機能を実行することで、NFCデバイス発見機能性を局所的に非アクティブにしうる。その間に、例えば、シーケンサは、提供された命令セットにしたがってNFCデバイス発見ループを実行しうる。
[0054]ステップ705において、ステートマシン(例えば、シーケンサ108のようなシーケンサ)は、NFCデバイス発見ループに関連付けられたポーリング動作、リスニング動作、および/または、アイドリング動作を循環させるか、および/または、他の方法で実行するために、提供された命令セットを実行しうる。追加的または代替的に、ステートマシン(例えば、シーケンサ)は、NFCデバイス発見ループの間のモード切替インターバルの各反復の前に、上で説明された調整動作を実行しうる。
[0055]続いて、ステップ706において、ステートマシン(例えば、シーケンサ)は、別のNFCデバイスを検出しうる。例えば、ステップ706において、シーケンサ(例えば、シーケンサ108)は、NFCデバイス発見ループに関連付けられたリスニング動作を実行している間に、別のNFCデバイスからの1つ以上のRF信号を検出しうる。結果として、ステップ707において、ステートマシン(例えば、シーケンサ)は、割込みを、プロセッサ搭載デバイス(例えば、メインチップ101)に送りうる。この割込みは、例えば、別のNFCデバイスが検出されていること、および/または、命令セットの実行が終了したこと、および/または、終了していることを、プロセッサ搭載デバイスに知らせるように構成されうる。例えば、割込みは、NFC接続が、ステートマシン(例えば、シーケンサ)によって識別されていることを示し、および/または、識別された接続についてのさらなる詳細を含みうる。
[0056]ステップ708において、プロセッサ搭載デバイス(例えば、メインチップ101)は、ステートマシン(例えば、シーケンサ108)から割込みを受信しうる。続いて、プロセッサ搭載デバイス(例えば、メインチップ101)は、低電力状態(例えば、スリープ状態)からプロセッサを起こし得、および/または、検出されたNFCデバイスとの接続の確立を容易にするために、プロセッサ上でNFCデバイス発見プロセスを再開しうる。
[0057]その後、ステップ709において、プロセッサ搭載デバイス(例えば、メインチップ101)は、検出されたNFCデバイスとの接続を確立しうる(および/または、デバイス100の1つ以上の他のコンポーネントを制御することで、そのような接続を確立させうる)。
[0058]図8および図9は、本開示の1つ以上の例示的な態様にしたがって、NFCデバイス発見動作が任される前後のプロセッサ搭載デバイスとNFCトランシーバとの間の対話を示す。例えば、図8において、シーケンサ108は、それがまだ命令セットをプロセッサ搭載デバイス(例えば、メインチップ101)から受信していないため、非アクティブであると示されている。加えて、NFCファームウェアを含みうるこのような命令セットは、例えば、それがプロセッサ103によってアクセスされうるメモリ104に記憶されうる。いくつかの配列において、メモリ104に記憶される前に、NFCファームウェアを含むこのような命令セットは、プロセッサ103によって実行される他のコンピュータ読取可能な命令に基づいて、プロセッサ103によって生成されうる。
[0059]図9において、メインチップ101のプロセッサ103およびメモリ104は、この時点で、プロセッサ103がすでにシーケンサ108に命令セットを提供しているため、非アクティブであると示されているが、命令セットは、シーケンサ108および/またはNFCトランシーバ102に、プロセッサ103からのさらなる制御なく(例えば、少なくとも、別のNFCデバイスが検出されるまで)、NFCデバイス発見ループを実行させうる。加えて、図9において、割込みメッセージは、検出されたNFCデバイスとの接続の確立を容易にするために、シーケンサ108がどのようにプロセッサ103に割込みしうるか(例えば、インターフェース105および/またはシリアルリンク109を介して)を示すため、に示される。
[0060]本開示の様々な態様が実現されうるコンピューティングシステムの例が図10に関して説明されるだろう。1つ以上の態様にしたがって、図10に示されているようなコンピュータシステムは、本明細書で説明された特徴、方法、および/または方法のステップのうちのいずれかおよび/またはすべてを実現、実行、および/または、遂行しうるコンピューティングデバイスの一部として組み込まれうる。例えば、コンピュータシステム1000は、ハンドヘルドデバイスのコンポーネントのうちのいくつかを表しうる。ハンドヘルドデバイスは、カメラおよび/またはディスプレイユニットのような入力知覚ユニット(input sensory unit)を有する任意のコンピューティングデバイスでありうる。ハンドヘルドデバイスの例には、ビデオゲームコンソール、タブレット、スマートフォン、およびモバイルデバイスが含まれるがそれらに限定されるわけではない。図10は、本明細書で説明されたような、様々な他の実施形態によって提供される方法を実行することができるか、および/または、ホストコンピュータシステム、遠隔のキオスク/端末、POS(point-of-sale)デバイス、モバイルデバイス、セットトップボックス、および/またはコンピュータシステムとして機能することができるコンピュータシステム1000の一実施形態の概略図を提供する。図10は、様々なコンポーネントの一般的な例を提供することだけを意味されており、それらのうちのいずれかおよび/またはすべてが、適宜利用されうる。よって、図10は、比較的別々の、または、比較的より統合された方法でどのように個々のシステムエレメントが実現されうるかを広く示す。
[0061]バス1005を介して電気的に結合されうる(または、適宜、他の方法で、通信状態にある)ハードウェアエレメントを備えるコンピュータシステム1000が示される。ハードウェアエレメントは、1つ以上の汎用プロセッサおよび/または1つ以上の専用プロセッサ(デジタルシグナル処理チップ、グラフィック加速プロセッサ、および/または、同様のもののような)を含むがそれらに限定されない1つ以上のプロセッサ1010と、カメラ、マウス、キーボード、および/または同様のものを含みうるがそれらに限定されない1つ以上の入力デバイス1015と、ディスプレイユニット、プリンタ、および/または同様のものを含みうるがそれらに限定されない1つ以上の出力デバイス1020とを含みうる。
[0062]コンピュータシステム1000は、局所的および/またはネットワークアクセス可能記憶媒体を備えうるがそれらに限定されるわけではなく、および/または、ディスクドライブ、ドライブアレイ、光学記憶デバイス、プログラマブルでありフラッシュ更新可能であるランダムアクセスメモリ(「RAM」)および/または読取専用メモリ(「ROM」)のような固体の記憶デバイス、および/または、同様のものを含みうるがそれらに限定されない1つ以上の非一時的な記憶デバイス1025をさらに含みうる(および/または、それらと通信状態にある)。そのような記憶デバイスは、様々なファイルシステム、データベース構造、および/または、同様のものを含むがそれらに限定されない任意の適切なデータ記憶装置を実現するように構成されうる。
[0063]コンピュータシステム1000はまた、モデム、ネットワークカード(ワイヤレスまたはワイヤード)、赤外線通信デバイス、ワイヤレス通信デバイスおよび/またはチップセット(ブルートゥース(登録商標)デバイス、802.11デバイス、WiFi(登録商標)デバイス、WiMax(登録商標)デバイス、セルラ通信設備、等のような)、および/または、同様のものを含みうるがそれらに限定されない通信サブシステム1030を含みうる。通信サブシステム1030は、データが、ネットワーク(一例をあげれば、下で説明されるネットワークのような)、他のコンピュータシステム、および/または、本明細書で説明された任意の他のデバイスと交換されることを許可しうる。多くの実施形態において、コンピュータシステム1000は、上で説明されたような、RAMまたはROMデバイスを含みうる非一時的なワーキングメモリ1035をさらに備えるだろう。
[0064]コンピュータシステム1000はまた、ワーキングメモリ1035内に現在位置しているものとして示されるソフトウェアエレメントを備えることができ、それは、オペレーティングシステム1040、デバイスドライバ、実行可能なライブラリ、および/または、1つ以上のアプリケーションプログラム1045のような他のコードを含み、それには、本明細書で説明されたように、様々な実施形態によって提供され、および/または、方法を実現するように設計されうるコンピュータプログラム、および/または、他の実施形態によって提供される構成システムが備えられうる。単に例として、上で説明された方法に関して説明された1つ以上のプロシージャは、コンピュータ(および/または、コンピュータ内のプロセッサ)によって実行可能なコードおよび/または命令として実現されうる。ある態様において、次に、そのようなコードおよび/または命令は、説明された方法にしたがって1つ以上の動作を実行するように、汎用コンピュータ(または、他のデバイス)を構成および/または順応させるために使用されうる。
[0065]これらの命令および/またはコードのセットは、上で説明された記憶デバイス1025のような、コンピュータ読取可能な記憶媒体に記憶されうる。いくつかのケースにおいて、記憶媒体は、コンピュータシステム1000のようなコンピュータシステム内に組み込まれうる。他の実施形態において、記憶媒体は、コンピュータシステムから離れており(例えば、コンパクトディスク(登録商標)のような、取り外し可能な媒体であり)、および/または、格納された命令/コードで汎用コンピュータをプログラミングする、構成する、および/または、順応させるために記憶媒体が使用されることができるように、インストールパッケージ内に提供されうる。これらの命令は、コンピュータシステム1000によって実行可能でありうる実行可能なコードの形態をとりうるか、および/または、コンピュータシステム1000上でのコンパイルおよび/またはインストール(例えば、様々な一般的に利用可能なコンパライア、インストールプログラム、圧縮/圧縮解除ユーティリティ、等を使用して)に応じて、実行可能なコードの形態をとりうる、ソースおよび/またはインストール可能なコードの形態をとりうる。
[0066]特定の要件にしたがって実質的な変化がなされうる。例えば、カスタマイズされたハードウェアもまた使用され得、および/または、特定のエレメントが、ハードウェア、ソフトウェア(アプレットのようなポータブルソフトウェア、等を含む)、またはそれら両方で実現されうる。さらに、ネットワーク入力/出力デバイスのような他のコンピューティングデバイスへの接続が用いられうる。
[0067]いくつかの実施形態は、本開示にしたがって方法を実行するために、コンピュータシステム(コンピュータシステム1000のような)を用いうる。例えば、説明された方法のプロシージャのいくつかまたはすべては、プロセッサ1010が、ワーキングメモリ1035に含まれる1つ以上の命令(これは、オペレーティングシステム1040、および/または、アプリケーションプログラム1045のような他のコードに組み込まれうる)の1つ以上のシーケンスを実行したことに応答して、コンピュータシステム1000によって実行されうる。このような命令は、記憶デバイス1025のうちの1つ以上のような別のコンピュータ読取可能な媒体からワーキングメモリ1035へと読み取られうる。単に例として、ワーキングメモリ1035に含まれる命令のシーケンスの実行は、プロセッサ1010に、本明細書で説明された方法の1つ以上のプロシージャを実行させうる。
[0068]本明細書で使用される場合、「機械読取可能な媒体」および「コンピュータ読取可能な媒体」という用語は、機械を特定の形式で動作させるデータを提供することに関与している任意の媒体を指す。コンピュータシステム1000を使用して実現される実施形態において、様々なコンピュータ読取可能な媒体は、命令/コードをプロセッサ1010に実行するために提供することに従事し、および/または、そのような命令/コードを(信号として)記憶および/または搬送するために使用されうる。多くの実現において、コンピュータ読取可能な媒体は、物理的な、および/または、有形の記憶媒体である。そのような媒体は、非揮発性媒体、揮発性媒体、および送信媒体を含むがそれらに限定されない多くの形態をとりうる。非揮発性媒体は、例えば、記憶デバイス1025のような、光学ディスクおよび/または磁気ディスクを含む。揮発性媒体は、ワーキングメモリ103のような動的メモリを含むがそれらに限定されるわけではない。送信媒体は、バス1005を備えるワイヤを含む、同軸ケーブル、銅製、および光ファイバだけでなく、通信サブシステム1030(および/または、通信システム1030が他のデバイスとの通信を提供する媒体)の様々なコンポーネントを含むがそれに限定されるわけではない。ゆえに、送信媒体は、波形の形態もとりうる(電波通信および赤外線データ通信の間に生成されるもののような、電波(radio wave)、音波(acoustic wave)、および/または、光波(light wave)を含むがそれらに限定されるわけではない)。
[0069]物理的な、および/または、有形のコンピュータ読取可能な媒体の一般的な形態には、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ、または他の磁気媒体、CD−ROM、任意の他の光媒体、パンチカード、ペーパーテープ、ホールのパターンを有する任意の他の物理媒体、RAM、PROM、EPROM、FLASH−EPROM、任意の他のメモリチップ、またはカートリッジ、下で説明されるようなキャリア波、あるいは、コンピュータが命令および/またはコードを読み取ることができる任意の他の媒体が含まれうる。
[0070]コンピュータ読取可能な媒体の様々な形態は、1つ以上の命令の1つ以上のシーケンスを、プロセッサ1010に実行のために搬送することに従事しうる。単に例として、命令は、初期に、遠隔のコンピュータの磁気ディスクおよび/または光学ディスク上で搬送されうる。遠隔のコンピュータは、命令を、その動的メモリにロードし、コンピュータシステム1000によって受信および/または実行されるように、これら命令を、送信媒体を通して信号として送りうる。これら信号は、電磁信号、音響信号、光信号、および/または、同様のものの形態をとり、すべてがキャリア波の例であり、それ上で、命令が本発明の様々な実施形態にしたがって符号化されうる。
[0071]通信サブシステム1030(および/または、そのコンポーネント)は、一般的に、信号を受信するだろう。次に、バス1005は、信号(および/または、信号によって搬送されるデータ、命令、等)を、プロセッサ1010が命令を検索して実行するワーキングメモリ1035に搬送するだろう。ワーキングメモリ1035によって受信された命令は、オプション的に、プロセッサ1010による実行の前または後のいずれかに、非一時的な記憶デバイス1025に記憶されうる。
[0072]上で説明された方法、システム、およびデバイスは、例である。様々な実施形態は、適宜、様々なプロシージャまたはコンポーネントを省略、置換、または追加しうる。例えば、代替的な構成において、説明された方法は、説明されたものとは異なる順序で実行され得、および/または、様々なステージが追加、省略、および/または組み合わせられうる。また、特定の実施形態について説明された特徴は、様々な他の実施形態において組み合わせられうる。実施形態の異なる態様およびエレメントは、同様の方法で組み合わせられうる。また、技術は進化するため、エレメントの多くは、本開示の範囲をこれら特定の例に限定しない例である。
[0073]実施形態の徹底的な理解を提供するために、説明において特定の詳細が与えられる。しかしながら、実施形態は、これらの特定の詳細なしに実施されうる。例えば、周知の回路、プロセス、アルゴリズム、構造、および技法は、実施形態をあいまいにしないために、余計な詳細なく示されている。この説明は、例示的な実施形態だけを提供するものであり、本発明の範囲、適用性、または、構成を限定することを意図したものではない。むしろ、実施形態の先の説明は、本発明の実施形態を実現するための実施を可能にする(enabling)説明を当業者に提供するだろう。本発明の精神および範囲を逸脱することなくエレメントの機能および配列に様々な変更がなされうる。
[0074]また、いくつかの実施形態は、フロー図またはブロック図として描写されたプロセスとして説明されている。各々は、連続したプロセスとして動作を説明しているが、動作の多くは、並列してまたは同時に実行されうる。加えて、動作の順序は、再配列されうる。プロセスは、図に含まれていない追加のステップを有しうる。さらに、方法の実施形態は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語、または、それらの組み合わせによって実現されうる。ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、またはマイクロコードで実現されると、関連タスクを実行すべきプログラムコードまたはコードセグメントは、記憶媒体のようなコンピュータ読取可能な媒体に記憶されうる。プロセッサは、関連タスクを実行しうる。
[0075]いくつかの実施形態が説明されたが、本開示の精神から逸脱することなく、様々な変更例、代替的な構成、および等価物が使用されうる。例えば、上記エレメントは、単に、より大きいシステムのコンポーネントであり得、ここで、他のルールは、本発明のアプリケーションよりも優先されるか、または、他の方法で本発明のアプリケーションを変更しうる。また、上記エレメントが考慮される前、最中、または、後に多数のステップが行われうる。したがって、上記説明は、本開示の範囲を限定するものではない。
なお、本願の出願当初の請求項と同一の記載を以下に付記する。
[C1] 方法であって、
近接場通信(NFC)デバイス発見ループに関連付けられたモード切替インターバルを定義することと、
前記モード切替インターバルの第1の部分を、ポーリング動作に割り当てることと、
前記モード切替インターバルの第2の部分を、リスニング動作に割り当てることと
を備え、
前記モード切替インターバルの前記第1の部分および前記第2の部分は、それぞれ、前記モード切替インターバル全体は占有せず、
前記モード切替インターバルの前記第2の部分は、前記NFCデバイス発見ループの反復ごとに前記モード切替インターバル内で位置がシフトされうる、方法。
[C2] 前記モード切替インターバルの前記第2の部分は、前記NFCデバイス発見ループの反復ごとに前記モード切替インターバル内で位置がランダムにシフトされうる、C1に記載の方法。
[C3] 前記モード切替インターバルの前記第2の部分は、前記NFCデバイス発見ループの反復ごとに1つ以上のアルゴリズムによって変更されうる、C1に記載の方法。
[C4] 前記第2の部分を割り当てることは、前記NFCデバイス発見ループの反復ごとに前記モード切替インターバルの前記第2の部分の長さを調整することを備える、C1に記載の方法。
[C5] 前記NFCデバイス発見ループを動作するための命令のセットをステートマシンに提供することをさらに備え、
前記ステートマシンは、前記命令のセットに基づいて、前記NFCデバイス発見ループの反復ごとに前記モード切替インターバルの前記第1の部分と前記第2の部分との間を循環する、C1に記載の方法。
[C6] 前記ステートマシンへの前記命令のセットの提供に応じて、NFCデバイス発見機能性を局所的に非アクティブ化することをさらに備える、C5に記載の方法。
[C7] 前記ステートマシンから割込みを受信することと、ここで、前記割込みは、前記ステートマシンによって識別されたNFC接続を示す、
前記割込みに応答して、前記NFC接続を処理することと
をさらに備える、C6に記載の方法。
[C8] 前記命令のセットを生成することをさらに備える、C5に記載の方法。
[C9] 外部のデバイスから前記命令のセットを取得することをさらに備える、C5に記載の方法。
[C10] 装置であって、
少なくとも1つのプロセッサと、
コンピュータ読取可能な命令を記憶したメモリと
を備え、前記コンピュータ読取可能な命令は、前記少なくとも1つのプロセッサにより実行されると、
近接場通信(NFC)デバイス発見ループに関連付けられたモード切替インターバルを定義することと、
前記モード切替インターバルの第1の部分を、ポーリング動作に割り当てることと、
前記モード切替インターバルの第2の部分を、リスニング動作に割り当てることと
を前記装置に行わせ、
前記モード切替インターバルの前記第1の部分および前記第2の部分は、それぞれ、前記モード切替インターバル全体は占有せず、
前記モード切替インターバルの前記第2の部分は、前記NFCデバイス発見ループの反復ごとに前記モード切替インターバル内で位置がシフトされうる、装置。
[C11] 前記モード切替インターバルの前記第2の部分は、前記NFCデバイス発見ループの反復ごとに前記モード切替インターバル内で位置がランダムにシフトされうる、C10に記載の装置。
[C12] 前記モード切替インターバルの前記第2の部分は、前記NFCデバイス発見ループの反復ごとに1つ以上のアルゴリズムによって変更されうる、C10に記載の装置。
[C13] 前記第2の部分を割り当てることは、前記NFCデバイス発見ループの反復ごとに前記モード切替インターバルの前記第2の部分の長さを調整することを備える、C10に記載の装置。
[C14] 前記メモリは、さらなるコンピュータ読取可能な命令を記憶しており、前記さらなるコンピュータ読取可能な命令は、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、
前記NFCデバイス発見ループを動作するための命令のセットをステートマシンに提供すること
を前記装置にさらに行わせ、
前記ステートマシンは、前記命令のセットに基づいて、前記NFCデバイス発見ループの反復ごとに前記モード切替インターバルの前記第1の部分と前記第2の部分との間を循環する、C10に記載の装置。
[C15] 前記メモリは、さらなるコンピュータ読取可能な命令を記憶しており、前記さらなるコンピュータ読取可能な命令は、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、
前記ステートマシンへの前記命令のセットの提供に応じて、NFCデバイス発見機能性を局所的に非アクティブ化すること
を前記装置にさらに行わせる、C14に記載の装置。
[C16] 前記メモリは、さらなるコンピュータ読取可能な命令を記憶しており、前記さらなるコンピュータ読取可能な命令は、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、
前記ステートマシンから割込みを受信することと、ここで、前記割込みは、前記ステートマシンによって識別されたNFC接続を示す、
前記割込みに応答して、前記NFC接続を処理することと
を前記装置にさらに行わせる、C15に記載の装置。
[C17] 前記メモリは、さらなるコンピュータ読取可能な命令を記憶しており、前記さらなるコンピュータ読取可能な命令は、前記少なくとも1つのプロセッサにより実行されると、
前記命令のセットを生成すること
を前記装置にさらに行わせる、C14に記載の装置。
[C18] 前記メモリは、さらなるコンピュータ読取可能な命令を記憶しており、前記さらなるコンピュータ読取可能な命令は、前記少なくとも1つのプロセッサにより実行されると、
外部のデバイスから前記命令のセットを取得すること
を前記装置にさらに行わせる、C14に記載の装置。
[C19] コンピュータ実行可能な命令を格納した、少なくとも1つの非一時的なコンピュータ読取可能な媒体であって、前記コンピュータ実行可能な命令は、実行されると、
近接場通信(NFC)デバイス発見ループに関連付けられたモード切替インターバルを定義することと、
前記モード切替インターバルの第1の部分を、ポーリング動作に割り当てることと、
前記モード切替インターバルの第2の部分を、リスニング動作に割り当てることと
を少なくとも1つのコンピューティングデバイスに行わせ、
前記モード切替インターバルの前記第1の部分および前記第2の部分は、それぞれ、前記モード切替インターバル全体は占有せず、
前記モード切替インターバルの前記第2の部分は、前記NFCデバイス発見ループの反復ごとに前記モード切替インターバル内で位置がシフトされうる、少なくとも1つの非一時的なコンピュータ読取可能な媒体。
[C20] 前記モード切替インターバルの前記第2の部分は、前記NFCデバイス発見ループの反復ごとに前記モード切替インターバル内で位置がランダムにシフトされうる、C19に記載の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ読取可能な媒体。
[C21] 前記モード切替インターバルの前記第2の部分は、前記NFCデバイス発見ループの反復ごとに1つ以上のアルゴリズムによって変更されうる、C19に記載の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ読取可能な媒体。
[C22] 前記第2の部分を割り当てることは、前記NFCデバイス発見ループの反復ごとに前記モード切替インターバルの前記第2の部分の長さを調整することを備える、C19に記載の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ読取可能な媒体。
[C23] さらなるコンピュータ実行可能な命令を格納しており、前記さらなるコンピュータ実行可能な命令は、実行されると、
前記NFCデバイス発見ループを動作するための命令のセットをステートマシンに提供すること
を少なくとも1つのコンピューティングデバイスにさらに行わせ、
前記ステートマシンは、前記命令のセットに基づいて、前記NFCデバイス発見ループの反復ごとに前記モード切替インターバルの前記第1の部分と前記第2の部分との間を循環する、C19に記載の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ読取可能な媒体。
[C24] さらなるコンピュータ実行可能な命令を格納しており、前記さらなるコンピュータ実行可能な命令は、実行されると、
前記ステートマシンへの前記命令のセットの提供に応じて、NFCデバイス発見機能性を局所的に非アクティブ化すること
を少なくとも1つのコンピューティングデバイスにさらに行わせる、C23に記載の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ読取可能な媒体。
[C25] さらなるコンピュータ実行可能な命令を格納しており、前記さらなるコンピュータ実行可能な命令は、実行されると、
前記ステートマシンから割込みを受信することと、ここで、前記割込みは、前記ステートマシンによって識別されたNFC接続を示す、
前記割込みに応答して、前記NFC接続を処理することと
を少なくとも1つのコンピューティングデバイスにさらに行わせる、C24に記載の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ読取可能な媒体。
[C26] さらなるコンピュータ実行可能な命令を格納しており、前記さらなるコンピュータ実行可能な命令は、実行されると、
前記命令のセットを生成すること
を少なくとも1つのコンピューティングデバイスにさらに行わせる、C23に記載の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ読取可能な媒体。
[C27] さらなるコンピュータ実行可能な命令を格納しており、前記さらなるコンピュータ実行可能な命令は、実行されると、外部のデバイスから前記命令のセットを取得すること
を少なくとも1つのコンピューティングデバイスにさらに行わせる、C23に記載の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ読取可能な媒体。
[C28]システムであって、
近接場通信(NFC)デバイス発見ループに関連付けられたモード切替インターバルを定義するための手段と、
前記モード切替インターバルの第1の部分を、ポーリング動作に割り当てるための手段と、
前記モード切替インターバルの第2の部分を、リスニング動作に割り当てるための手段と
を備え、
前記モード切替インターバルの前記第1の部分および前記第2の部分は、それぞれ、前記モード切替インターバル全体は占有せず、
前記モード切替インターバルの前記第2の部分は、前記NFCデバイス発見ループの反復ごとに前記モード切替インターバル内で位置がシフトされうる、システム。
[C29] 前記モード切替インターバルの前記第2の部分は、前記NFCデバイス発見ループの反復ごとに前記モード切替インターバル内で位置がランダムにシフトされうる、C28に記載のシステム。
[C30] 前記モード切替インターバルの前記第2の部分は、前記NFCデバイス発見ループの反復ごとに前記1つ以上のアルゴリズムによって変更されうる、C28に記載のシステム。
[C31] 前記第2の部分を割り当てることは、前記NFCデバイス発見ループの反復ごとに前記モード切替インターバルの前記第2の部分の長さを調整することを備える、C28に記載のシステム。
[C32] 前記NFCデバイス発見ループを動作するための命令のセットをステートマシンに提供するための手段
をさらに備え、
前記ステートマシンは、前記命令のセットに基づいて、前記NFCデバイス発見ループの反復ごとに前記モード切替インターバルの前記第1の部分と前記第2の部分との間を循環する、C28に記載のシステム。
[C33] 前記ステートマシンへの前記命令のセットの提供に応じて、NFCデバイス発見機能性を局所的に非アクティブ化するための手段をさらに備える、C32に記載のシステム。
[C34] 前記ステートマシンから割込みを受信するための手段と、ここで、前記割込みは、前記ステートマシンによって識別されたNFC接続を示す、
前記割込みに応答して、前記NFC接続を処理するための手段と、
をさらに備える、C33に記載のシステム。
[C35] 前記命令のセットを生成するための手段をさらに備える、C32に記載のシステム。
[C36] 外部のデバイスから前記命令のセットを取得するための手段をさらに備える、C32に記載のシステム。

Claims (36)

  1. 方法であって、
    近接場通信(NFC)デバイス発見ループに関連付けられたモード切替インターバルを定義することと、
    前記モード切替インターバルの第1の部分を、ポーリング動作に割り当てることと、
    前記モード切替インターバルの第2の部分を、リスニング動作に割り当てることと
    を備え、
    前記モード切替インターバルの前記第1の部分および前記第2の部分は、それぞれ、前記モード切替インターバル全体は占有せず、
    前記モード切替インターバルの前記第2の部分は、前記NFCデバイス発見ループの反復ごとに前記モード切替インターバル内でシフトされ、
    前記第2の部分の長さは動的割当アルゴリズに基づいて調整され、前記動的割当アルゴリズは、別のNFCデバイスが発見された後に時間を単位とした前記長さを増加させるように構成され、および、前記動的割当アルゴリズは、別のNFCデバイスが発見されなかった前記モード切替インターバルの反復の後に時間を単位とした前記長さを減少させるように構成され、
    電力温存よりもNFC発見可能性を優先する選好が設定されている場合、前記動的割当アルゴリズは、モード切替インターバルの各反復の後に、第2の部分の長さを漸進的に増加させるようにさらに構成され、および、NFC発見可能性よりも電力温存を優先する選好が設定されている場合、前記動的割当アルゴリズは、モード切替インターバルの各反復の後に、第2の部分の長さを漸進的に減少させるようにさらに構成される、
    方法。
  2. 前記モード切替インターバルの前記第2の部分は、前記NFCデバイス発見ループの反復ごとに前記モード切替インターバル内でランダムにシフトされうる、請求項1に記載の方法。
  3. 前記モード切替インターバルの前記第2の部分は、前記NFCデバイス発見ループの反復ごとに1つ以上のアルゴリズムによって変更されうる、請求項1に記載の方法。
  4. 前記第2の部分を割り当てることは、前記NFCデバイス発見ループの反復ごとに前記モード切替インターバルの前記第2の部分の長さを調整することを備える、請求項1に記載の方法。
  5. 前記NFCデバイス発見ループを動作するための命令のセットをステートマシンに提供することをさらに備え、
    前記ステートマシンは、前記命令のセットに基づいて、前記NFCデバイス発見ループの反復ごとに前記モード切替インターバルの前記第1の部分と前記第2の部分との間を循環する、請求項1に記載の方法。
  6. 前記ステートマシンへの前記命令のセットの提供に応じて、NFCデバイス発見機能性を局所的に非アクティブ化することをさらに備える、請求項5に記載の方法。
  7. 前記ステートマシンから割込みを受信することと、ここで、前記割込みは、前記ステートマシンによって識別されたNFC接続を示す、
    前記割込みに応答して、前記NFC接続を処理することと
    をさらに備える、請求項6に記載の方法。
  8. 前記命令のセットを生成することをさらに備える、請求項5に記載の方法。
  9. 外部のデバイスから前記命令のセットを取得することをさらに備える、請求項5に記載の方法。
  10. 装置であって、
    少なくとも1つのプロセッサと、
    コンピュータ読取可能な命令を記憶したメモリと
    を備え、前記コンピュータ読取可能な命令は、前記少なくとも1つのプロセッサにより実行されると、
    近接場通信(NFC)デバイス発見ループに関連付けられたモード切替インターバルを定義することと、
    前記モード切替インターバルの第1の部分を、ポーリング動作に割り当てることと、
    前記モード切替インターバルの第2の部分を、リスニング動作に割り当てることと
    を前記装置に行わせ、
    前記モード切替インターバルの前記第1の部分および前記第2の部分は、それぞれ、前記モード切替インターバル全体は占有せず、
    前記モード切替インターバルの前記第2の部分は、前記NFCデバイス発見ループの反復ごとに前記モード切替インターバル内でシフトされ、
    前記第2の部分の長さは動的割当アルゴリズに基づいて調整され、前記動的割当アルゴリズは、別のNFCデバイスが発見された後に時間を単位とした前記長さを増加させるように構成され、および、前記動的割当アルゴリズは、別のNFCデバイスが発見されなかった前記モード切替インターバルの反復の後に時間を単位とした前記長さを漸進的に減少させるように構成され、
    電力温存よりもNFC発見可能性を優先する選好が設定されている場合、前記動的割当アルゴリズは、モード切替インターバルの各反復の後に、第2の部分の長さを漸進的に増加させるようにさらに構成され、および、NFC発見可能性よりも電力温存を優先する選好が設定されている場合、前記動的割当アルゴリズは、モード切替インターバルの各反復の後に、第2の部分の長さを漸進的に減少させるようにさらに構成される、
    装置。
  11. 前記モード切替インターバルの前記第2の部分は、前記NFCデバイス発見ループの反復ごとに前記モード切替インターバル内でランダムにシフトされうる、請求項10に記載の装置。
  12. 前記モード切替インターバルの前記第2の部分は、前記NFCデバイス発見ループの反復ごとに1つ以上のアルゴリズムによって変更されうる、請求項10に記載の装置。
  13. 前記第2の部分を割り当てることは、前記NFCデバイス発見ループの反復ごとに前記モード切替インターバルの前記第2の部分の長さを調整することを備える、請求項10に記載の装置。
  14. 前記メモリは、さらなるコンピュータ読取可能な命令を記憶しており、前記さらなるコンピュータ読取可能な命令は、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、
    前記NFCデバイス発見ループを動作するための命令のセットをステートマシンに提供すること
    を前記装置にさらに行わせ、
    前記ステートマシンは、前記命令のセットに基づいて、前記NFCデバイス発見ループの反復ごとに前記モード切替インターバルの前記第1の部分と前記第2の部分との間を循環する、請求項10に記載の装置。
  15. 前記メモリは、さらなるコンピュータ読取可能な命令を記憶しており、前記さらなるコンピュータ読取可能な命令は、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、
    前記ステートマシンへの前記命令のセットの提供に応じて、NFCデバイス発見機能性を局所的に非アクティブ化すること
    を前記装置にさらに行わせる、請求項14に記載の装置。
  16. 前記メモリは、さらなるコンピュータ読取可能な命令を記憶しており、前記さらなるコンピュータ読取可能な命令は、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、
    前記ステートマシンから割込みを受信することと、ここで、前記割込みは、前記ステートマシンによって識別されたNFC接続を示す、
    前記割込みに応答して、前記NFC接続を処理することと
    を前記装置にさらに行わせる、請求項15に記載の装置。
  17. 前記メモリは、さらなるコンピュータ読取可能な命令を記憶しており、前記さらなるコンピュータ読取可能な命令は、前記少なくとも1つのプロセッサにより実行されると、
    前記命令のセットを生成すること
    を前記装置にさらに行わせる、請求項14に記載の装置。
  18. 前記メモリは、さらなるコンピュータ読取可能な命令を記憶しており、前記さらなるコンピュータ読取可能な命令は、前記少なくとも1つのプロセッサにより実行されると、
    外部のデバイスから前記命令のセットを取得すること
    を前記装置にさらに行わせる、請求項14に記載の装置。
  19. コンピュータ実行可能な命令を格納した、少なくとも1つの非一時的なコンピュータ読取可能な媒体であって、前記コンピュータ実行可能な命令は、実行されると、
    近接場通信(NFC)デバイス発見ループに関連付けられたモード切替インターバルを定義することと、
    前記モード切替インターバルの第1の部分を、ポーリング動作に割り当てることと、
    前記モード切替インターバルの第2の部分を、リスニング動作に割り当てることと
    を少なくとも1つのコンピューティングデバイスに行わせ、
    前記モード切替インターバルの前記第1の部分および前記第2の部分は、それぞれ、前記モード切替インターバル全体は占有せず、
    前記モード切替インターバルの前記第2の部分は、前記NFCデバイス発見ループの反復ごとに前記モード切替インターバル内でシフトされ、
    前記第2の部分の長さは動的割当アルゴリズに基づいて調整され、前記動的割当アルゴリズは、別のNFCデバイスが発見された後に時間を単位とした前記長さを増加させるように構成され、および、前記動的割当アルゴリズは、別のNFCデバイスが発見されなかった前記モード切替インターバルの反復の後に時間を単位とした前記長さを漸進的に減少させるように構成され、
    電力温存よりもNFC発見可能性を優先する選好が設定されている場合、前記動的割当アルゴリズは、モード切替インターバルの各反復の後に、第2の部分の長さを漸進的に増加させるようにさらに構成され、および、NFC発見可能性よりも電力温存を優先する選好が設定されている場合、前記動的割当アルゴリズは、モード切替インターバルの各反復の後に、第2の部分の長さを漸進的に減少させるようにさらに構成される、
    少なくとも1つの非一時的なコンピュータ読取可能な媒体。
  20. 前記モード切替インターバルの前記第2の部分は、前記NFCデバイス発見ループの反復ごとに前記モード切替インターバル内でランダムにシフトされうる、請求項19に記載の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ読取可能な媒体。
  21. 前記モード切替インターバルの前記第2の部分は、前記NFCデバイス発見ループの反復ごとに1つ以上のアルゴリズムによって変更されうる、請求項19に記載の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ読取可能な媒体。
  22. 前記第2の部分を割り当てることは、前記NFCデバイス発見ループの反復ごとに前記モード切替インターバルの前記第2の部分の長さを調整することを備える、請求項19に記載の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ読取可能な媒体。
  23. さらなるコンピュータ実行可能な命令を格納しており、前記さらなるコンピュータ実行可能な命令は、実行されると、
    前記NFCデバイス発見ループを動作するための命令のセットをステートマシンに提供すること
    を少なくとも1つのコンピューティングデバイスにさらに行わせ、
    前記ステートマシンは、前記命令のセットに基づいて、前記NFCデバイス発見ループの反復ごとに前記モード切替インターバルの前記第1の部分と前記第2の部分との間を循環する、請求項19に記載の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ読取可能な媒体。
  24. さらなるコンピュータ実行可能な命令を格納しており、前記さらなるコンピュータ実行可能な命令は、実行されると、
    前記ステートマシンへの前記命令のセットの提供に応じて、NFCデバイス発見機能性を局所的に非アクティブ化すること
    を少なくとも1つのコンピューティングデバイスにさらに行わせる、請求項23に記載の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ読取可能な媒体。
  25. さらなるコンピュータ実行可能な命令を格納しており、前記さらなるコンピュータ実行
    可能な命令は、実行されると、
    前記ステートマシンから割込みを受信することと、ここで、前記割込みは、前記ステートマシンによって識別されたNFC接続を示す、
    前記割込みに応答して、前記NFC接続を処理することと
    を少なくとも1つのコンピューティングデバイスにさらに行わせる、請求項24に記載の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ読取可能な媒体。
  26. さらなるコンピュータ実行可能な命令を格納しており、前記さらなるコンピュータ実行可能な命令は、実行されると、
    前記命令のセットを生成すること
    を少なくとも1つのコンピューティングデバイスにさらに行わせる、請求項23に記載の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ読取可能な媒体。
  27. さらなるコンピュータ実行可能な命令を格納しており、前記さらなるコンピュータ実行可能な命令は、実行されると、外部のデバイスから前記命令のセットを取得すること
    を少なくとも1つのコンピューティングデバイスにさらに行わせる、請求項23に記載の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ読取可能な媒体。
  28. システムであって、
    近接場通信(NFC)デバイス発見ループに関連付けられたモード切替インターバルを定義するための手段と、
    前記モード切替インターバルの第1の部分を、ポーリング動作に割り当てるための手段と、
    前記モード切替インターバルの第2の部分を、リスニング動作に割り当てるための手段と
    を備え、
    前記モード切替インターバルの前記第1の部分および前記第2の部分は、それぞれ、前記モード切替インターバル全体は占有せず、
    前記モード切替インターバルの前記第2の部分は、前記NFCデバイス発見ループの反復ごとに前記モード切替インターバル内でシフトされ、
    前記第2の部分の長さは動的割当アルゴリズに基づいて調整され、前記動的割当アルゴリズは、別のNFCデバイスが発見された後に時間を単位とした前記長さを増加させるように構成され、および、前記動的割当アルゴリズは、別のNFCデバイスが発見されなかった前記モード切替インターバルの反復の後に時間を単位とした前記長さを漸進的に減少させるように構成され、
    電力温存よりもNFC発見可能性を優先する選好が設定されている場合、前記動的割当アルゴリズは、モード切替インターバルの各反復の後に、第2の部分の長さを漸進的に増加させるようにさらに構成され、および、NFC発見可能性よりも電力温存を優先する選好が設定されている場合、前記動的割当アルゴリズは、モード切替インターバルの各反復の後に、第2の部分の長さを漸進的に減少させるようにさらに構成される、
    システム。
  29. 前記モード切替インターバルの前記第2の部分は、前記NFCデバイス発見ループの反復ごとに前記モード切替インターバル内でランダムにシフトされうる、請求項28に記載のシステム。
  30. 前記モード切替インターバルの前記第2の部分は、前記NFCデバイス発見ループの反復ごとに前記1つ以上のアルゴリズムによって変更されうる、請求項28に記載のシステム。
  31. 前記第2の部分を割り当てることは、前記NFCデバイス発見ループの反復ごとに前記モード切替インターバルの前記第2の部分の長さを調整することを備える、請求項28に記載のシステム。
  32. 前記NFCデバイス発見ループを動作するための命令のセットをステートマシンに提供するための手段
    をさらに備え、
    前記ステートマシンは、前記命令のセットに基づいて、前記NFCデバイス発見ループの反復ごとに前記モード切替インターバルの前記第1の部分と前記第2の部分との間を循環する、請求項28に記載のシステム。
  33. 前記ステートマシンへの前記命令のセットの提供に応じて、NFCデバイス発見機能性を局所的に非アクティブ化するための手段をさらに備える、請求項32に記載のシステム。
  34. 前記ステートマシンから割込みを受信するための手段と、ここで、前記割込みは、前記ステートマシンによって識別されたNFC接続を示す、
    前記割込みに応答して、前記NFC接続を処理するための手段と、
    をさらに備える、請求項33に記載のシステム。
  35. 前記命令のセットを生成するための手段をさらに備える、請求項32に記載のシステム。
  36. 外部のデバイスから前記命令のセットを取得するための手段をさらに備える、請求項32に記載のシステム。
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