JP2005018166A - 生活情報管理システムおよび方法ならびにデータタグ装置 - Google Patents

生活情報管理システムおよび方法ならびにデータタグ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】生活支援を行う生活情報管理システムにおいて、タグの省電力化と行動抽出を個人の特性に合わせて設定することを可能にする。
【解決手段】生活者であるユーザは、パーソナルタグ24a,24bを携行し、生活環境内に配置されるデータタグ25a,25b,25c,25dと無線による情報通信を行う。サーバ22は、観察機23a,23b,23c,23dを介して情報通信を監視し、収集する情報からユーザに固有なパラメータを抽出する。サーバ22やパーソナルタグ24a,24b、データタグ25a,25b,25c,25dには、ユーザ専用の通信条件を設定する個別条件式作成部80を備える。ユーザに合わせた通信条件で、省電力化と漏れのない行動抽出とを図ることができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、生活環境内における生活者の行動に関する情報を収集し、生活情報として管理する生活情報管理システムおよび方法ならびにデータタグ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、人間の生活は、多数の物品に囲まれた状態で行われているけれども、人間の活動は、それらの物品のうちの特定のものと関連していることが多い。生活情報とは、たとえば物品のうちの特定のものを参照対象物として、その保管場所や動作状況、人間の居場所や人間の行動に関する情報である。生活管理情報を適切に管理すれば、人間の行動などに関する情報を収集することも容易となる。
【0003】
人間の行動に関する情報の収集に関して、CCDカメラや赤外線センサなどを多数、生活環境内に配置しておく行動判定装置が開示されている(たとえば、特許文献1参照)。この行動判定装置は、各種センサなどを利用して対象者の行動を検出し、さらにテレビの電源のON/OFF動作や冷蔵庫の扉の開閉動作などの機器の動作を検出し、これら2種類の検出結果と、事前に記録している対象者の行動と前記機器の動作との組み合わせパターンとを比較して、対象者の行動判定を行う。
【0004】
特許文献1の行動判定装置によると、パターンが一致しない場合には、警告を出力する。しかし、そのような行動判定システムでは、固定された数種類のセンサからのユーザの行動データを取得するため、ユーザデータ取得手段が一様でなく、汎用性に欠ける。また設置の観点から見てもコストや手間がかかる。
【0005】
また、人間の動作や姿勢、行動状態などを検知するために、個人情報端末を個人が携帯し、送信するデータ量が膨大にならないように、変化がある情報のみを無線通信を介して基地局に送信する個人特性情報収集システムなども提案されている(たとえば、特許文献2参照)。
【0006】
以上のような問題に鑑みて、本件出願人は、生活環境内に配置されて生活者の行動に関連する物品を管理対象物とし、管理対象物と生活者とに関連する情報を収集して加工し、生活情報として管理する生活情報管理システムに、無線で情報通信を行うデータタグを利用することを、特願2002−032727号として提案している。データタグを利用することによって、管理対象物に対する汎用性が大きく、効率的に管理対象物を検出することが可能となり、人間の生活環境における活動を管理することができる。
【0007】
図10は、特願2002−032727号に記載している生活情報管理システムの基本構成を示す。図10(a)は生活環境の一例を示し、図10(b)は図10(a)の生活環境を部屋1の一つとして含む住居2の部屋配置を示す。本システムは生活情報管理を行う対象者であるユーザ3が生活者として住む住居2に設置される。ユーザ3はパーソナルタグ4と呼ばれる生活者の行動を取得する装置を所持して携行し、ユーザ3の行動の対象となる物や場所に参照対象を示すデータタグ5,6と呼ばれる装置を備え付ける。さらに、ユーザ3の行動履歴を保存し、データ処理を行うサーバ7を設置する。部屋1内にはパーソナルタグ4と通信を行うための観察機8,9,10と呼ばれる通信装置を設置し、サーバ7はパーソナルタグ4と観察機8,9,10を介して通信を行い、行動履歴データを蓄積したり、パーソナルタグ4に指示を与えたりする。観察機8,9,10は各部屋に設置されるもので、図10は一つの部屋1を例として示したものである。さらに情報端末11を通してユーザ3に情報を提供したり、ユーザ3からの情報を受け付けたりする。
【0008】
【特許文献1】
特開2001−034869号公報
【特許文献2】
特開2002−133555号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
図10に示すような生活情報管理システムの課題は、パーソナルタグ4やデータタグ5,6などのタグの省電力化と精度の高い行動抽出の二つである。
【0010】
まずタグの省電力化について説明する。生活者の日常の行動記録を行う生活情報管理システムは、常に稼動する必要がある。このため本システムに使用するタグには、電池を要しないRFID(Radio Frequency IDentification)方式の非接触ICカードによるタグを用いることが考えられるが、現在の法的に認められているRFIDの能力では、生活記録を行うような長距離の通信は不可能である。通信距離を長距離にするためにはアンテナを大きくしたり法的規制に関する問題を解決したりする必要があり現実的ではない。
【0011】
電池などの電源を備えるタグの省電力化方法として、通信間隔を適切に設定することが考えられる。つまりパーソナルタグ4やデータタグ5,6の通信回数を、ユーザ3の行動記録を行う上で情報を損わない程度に減らしていくというものである。これは通信による電力消費量の割合がタグ全体の電力消費量に対して大きいためである。しかし、通信間隔を空けすぎると情報の信頼性が落ちるので、ユーザ3の移動速度に合わせて通信の設定を行う必要があり、実用には手間が必要である。また、一度設定をしても、ユーザ3の体調によって動作速度が変化する場合、その度に設定するのは非常に手間がかかり現実的ではない。
【0012】
また精度の高い行動抽出とは、蓄積されたタグ通信の記録からユーザ3の行動を誤検出や過検出することなく抽出することである。この抽出を行う際の条件とは、タグの組み合わせとそのタグ履歴が記録されている時間的な範囲である。たとえば、「薬の服用」という行動を抽出する場合には、薬箱のデータタグと蛇口のデータタグの二つのデータタグに注目し、それぞれのデータタグの通信履歴がたとえば10分以内に入っているなら、「薬の服用」をしたとして認識する。この条件のうち時間的な範囲は、ユーザ3の個人の特性(移動速度)によって決定されるべきものである。しかし、ユーザ3毎にこの設定を行うことは、やはり手間のかかる作業である。
【0013】
以上のような問題を鑑みて、本発明の目的は、省電力化を図り、生活者個人の特性に合わせることが容易な生活情報管理システムおよび方法ならびにデータタグ装置を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明は、生活環境内での生活者の行動に関する情報を収集して加工し、生活情報として管理する生活情報管理システムであって、
生活者に携行されて、該生活者の情報を保持する記録保持手段、および外部と無線による情報通信が可能な通信手段を有する携行データタグと、
該生活環境内に存在する参照対象物に配置されて、該参照対象物の情報を保持する記録保持手段、および外部と無線による情報通信が可能な通信手段を有する参照データタグと、
外部と情報通信が可能であり、該携行データタグとは無線による情報通信が可能な通信手段を有する観察機と、
該観察機を介して送受信される該生活者の行動に関する情報を収集して、該生活者の生活情報の処理を行う情報処理手段と、
情報処理手段が収集する情報に基づいて、予め定める生活者固有のパラメータを抽出するパラメータ抽出手段と、
パラメータ抽出手段が抽出する生活者固有のパラメータに基づいて、該生活者が携帯する携行データタグ、および予め定める該生活者の行動に関連して該携行データタグとの間で無線による情報通信を行う参照データタグの通信手段に、無線による情報通信の条件を設定する通信条件設定手段とを含むことを特徴とする生活情報管理システムである。
【0015】
本発明に従えば、生活情報管理システムは、生活環境内での生活者の行動に関する情報を収集して加工し、生活情報として管理するために、携行データタグと、参照データタグと、観察機と、情報処理手段と、パラメータ抽出手段と、通信条件設定手段とを含む。携行データタグは、生活者に携行されて、生活者の情報を保持する記録保持手段、および外部と無線による情報通信が可能な通信手段を有する。参照データタグは、生活環境内に存在する参照対象物に配置されて、参照対象物の情報を保持する記録保持手段、および外部と無線による情報通信が可能な通信手段を有する。観察機は、携行データタグや参照データタグなどの外部と情報通信が可能であり、携行データタグとの情報通信は無線で可能な通信手段を有する。情報処理手段は観察機を介して送受信される生活者の行動に関する情報を収集して、生活者の生活情報の処理を行う。パラメータ抽出手段が情報処理手段が収集する情報に基づいて、予め定める生活者固有のパラメータを抽出すると、通信条件設定手段は、生活者が携帯する携行データタグ、および予め定める生活者の行動に関連して携行データタグとの間で無線による情報通信を行う参照データタグの通信手段に、生活固有パラメータに基づいて、無線による情報通信の条件を設定する。
【0016】
パラメータ抽出手段によって得られる生活者固有のパラメータを用いて、携行データタグと参照データタグとの間の無線による通信条件を設定するので、生活者に適合した通信条件で、たとえば情報の漏れを生じない程度の通信回数の設定が可能となり、通信に要する電力消費を低減し、省電力化を図ることができる。また生活者固有のパラメータを生活者毎に抽出して通信条件を設定することによって、生活者個人の特性に合わせて生活者の行動を精度良く把握して管理することができる。
【0017】
また本発明で、前記情報処理手段、および前記パラメータ抽出手段は、前記観察機と情報通信ネットワークを介して接続されるサーバ装置に含まれることを特徴とする。
【0018】
本発明に従えば、サーバ装置が生活者の活動を、生活者固有の特性に適合する効率的な情報収集によって適格に把握し、集中的に管理することができる。
【0019】
また本発明で、前記携行データタグおよび前記参照データタグの通信手段は、前記無線による情報通信として赤外線通信を行うことを特徴とする。
【0020】
本発明に従えば、無線による情報通信を赤外線を使用して行うことによって、消費電力に対して通信可能な距離を大きくすることができる。
【0021】
さらに本発明は、生活者に、該生活者の情報を保持し、外部と無線による情報通信が可能なデータタグを携行させ、
生活環境内に存在する参照対象物に、該参照対象物の情報を保持し、外部と無線による情報通信が可能なデータタグを配置しておき、
該生活環境内に、外部と情報通信が可能であり、特に該生活者が携行するデータタグとの無線による情報通信が可能な観察機を設置し、
該観察機を介して送受信される該生活者の行動に関する情報を収集して、該生活者の生活情報の管理を行う生活情報管理方法において、
該生活者の行動に関して収集する情報に基づいて、予め定める生活者固有のパラメータを抽出するパラメータ抽出ステップと、
パラメータ抽出ステップで抽出する生活者固有のパラメータに基づいて、該生活者が携行するデータタグ、および予め定める該生活者の行動に関連する参照対象物に取付けられるデータタグの間の無線による情報通信の条件を設定する通信条件設定ステップとを含むことを特徴とする生活情報管理方法である。
【0022】
本発明に従えば、生活環境内での生活者の行動に関する情報を収集して加工し、生活情報として管理するために、生活者はデータタグを携行する。生活者が携行するデータタグは、生活者の情報を保持し、外部と無線による情報通信が可能である。生活環境内に存在する参照対象物には、参照対象物の情報を保持し、外部と無線による情報通信が可能なデータタグを配置しておく。生活環境内には、外部と情報通信が可能であり、生活者が携行するデータタグとの情報通信は無線で可能な観察機を設置する。観察機を介して送受信される生活者の行動に関する情報を収集して、生活者の生活情報の管理を行う。生活情報の管理を行う際には、パラメータ抽出ステップと通信条件設定ステップとを含める。パラメータ抽出ステップでは、生活者の行動に関して収集する情報に基づいて、予め定める生活者固有のパラメータを抽出する。通信条件設定ステップでは、生活者が携行するデータタグ、および予め定める生活者の行動に関連して携行データタグとの間で無線による情報通信を行うデータタグに、生活者固有パラメータに基づいて、無線による情報通信の条件を設定する。生活者固有のパラメータを用いて、無線による通信条件を設定するので、生活者に適合した通信条件となり、省電力化を図ることができる。また生活者固有のパラメータを生活者毎に抽出して通信条件を設定することによって、生活者個人の特性に合わせて生活者の行動を精度良く把握して管理することができる。
【0023】
また本発明で、前記パラメータ抽出ステップでは、前記生活者の動きに関する情報から前記生活者固有のパラメータを抽出することを特徴とする。
【0024】
本発明に従えば、生活者が日常の活動を行う際には、個人の能力や状態が動きに反映される。したがって、生活者の動きに関する情報から、生活者の能力や状態に基づいて生活者固有のパラメータを抽出し、各生活者の行動の特性に合わせて情報の収集を行い、電力消費の削減を図ることができる。生活者固有のパラメータに基づいて通信条件の設定も行うことができるので、生活者に適合した条件で、効率的に情報の通信を行うことができる。
【0025】
また本発明で、前記生活者の動きに関する情報は、該生活者が携行するデータタグと、該生活者の歩行速度に関連する参照対象物に配置されるデータタグとの間の通信時間を用いることを特徴とする。
【0026】
本発明に従えば、生活者が参照対象物の近傍を歩行すると、生活者が携行するデータタグと参照対象物に配置されるデータタグとの間で無線による情報通信が行われる。この情報通信に要する時間は、生活者の歩行速度に関連するので、通信時間から歩行速度を求めることができ、生活者の行動パターンの特定に利用することができる。
【0027】
さらに本発明は、予め設定される情報を保持する記録保持手段と、
外部との無線による情報通信を、記録保持手段に保持される情報を含めて、かつ外部から設定される通信条件に従って行うことが可能な通信手段と、
電源とを含むことを特徴とするデータタグ装置である。
【0028】
本発明に従えば、記録保持手段に、予め設定される情報、たとえばデータタグ装置を携行する生活者の識別情報や、データタグ装置を備付ける物品や場所の識別情報などを保持させることができる。通信手段は、外部との無線による情報通信を、記録保持手段に保持される情報を含めて行うことが可能であるので、たとえば通信に関与しているデータタグ装置が生活者に携行されるものであるか、物品や場所に備付けられるものであるかを識別情報によって判別し、無線による情報通信を監視すれば、生活者と物品や場所の関連で、生活者の行動に関する情報を収集することができる。データタグが無線による情報通信を行う通信条件は、外部から設定可能であるので、たとえば生活者に固有な行動に合わせて、情報通信の効率化を図り、電源からの供給電力を削減して、省電力化を図ることができる。
【0029】
【発明の実施形態】
以下に、図1〜図9の図面を参照して、本発明の実施の一形態としての生活情報管理システムを説明する。各図で対応する部分には同一の参照符を付し、重複する説明は省略する。
【0030】
図1は、生活情報管理システム20の基本構成を示す。図1(a)は生活情報管理システム20の全体的な構成を示し、図1(b)はパーソナルタグやデータタグとして使用するタグ装置の構成を示す。生活情報管理システム20は、1または複数台の情報端末21a,21b、サーバ22、複数台の観察機23a,23b,23c,23d、1または複数台のパーソナルタグ24a,24b、複数台のデータタグ25a,25b,25c,25dにより構成される。なお、観察機23a,23b、パーソナルタグ24a,24b、データタグ25a,25b,25c,25dの台数は定められたものではない。ただし、パーソナルタグ24a,24bは、管理対象となる生活者の人数分が必要である。また、情報通信を赤外線で行う場合は、生活者に複数のパーソナルタグ24a,24bを携行させ、指向性を利用して、生活者の姿勢についても情報も得ることができる。
【0031】
サーバ22と情報端末21a,22bとの間、およびサーバ22と観察機23a,23b,23c,23dとの間は、有線式または無線式のLAN(Local Area Network)26,27を形成している。観察機23a,23b,23c,23dとパーソナルタグ24a,24bとの間、およびパーソナルタグ24a,24bとデータタグ26a,26b,26c,26dとの間は、赤外線や無線電波などによる無線通信路28,29を介して、無線で情報通信を行う。
【0032】
図1(b)は、パーソナルタグ24a,24bやデータタグ25a,25b,25c,25dとして使用可能なタグ装置30の概略的な電気的構成を示す。タグ装置30は、全体の制御や情報処理を行うCPU31、無線通信路28,29を介する情報通信を行う通信手段32、メモリ33および電源34が含まれる。通信手段32は、たとえば赤外線通信装置であり、赤外線の発光で情報を送信し、赤外線の受光で情報を受信する。メモリ33は、プログラム35、識別情報36および通信条件37などの情報を記録して保持する記録保持手段として機能する。プログラム35は、タグ装置30がパーソナルタグ24a,24bやデータタグ25a,25b,25c,25dとして通信手段32を介して情報通信を行うようにCPU31が制御するためのプログラムを含む。なお、パーソナルタグ24a,24bやデータタグ25a,25b,25c,25dは、全部に同一のタグ装置30を使用しなくてもよいことはもちろんである。ただし、パーソナルタグ24a,24bとデータタグ25a,25b,25c,25dや観察機23a,23b,23c,23dとの間は、無線による情報通信が可能であることは必要である。
【0033】
図2は、図1(a)に示す生活情報管理システム20で、パーソナルタグ24a,24bおよびデータタグ25a,25b,25c,25dを除く構成要素の概略的な内部構成を示す。図2(a)に示すように、情報端末21a,21bは、CPU4、図1(a)に示すLAN26に接続するためのインタフェースとなるLAN_IF42、メモリ43およびモニタ44を含む。図2(b)に示すように、サーバ22は、CPU51、LAN_IF52およびメモリ53を含む。LAN_IF52は、図1(a)のLAN26,27に接続するためのインタフェースとなる。メモリ53には、LAN26,27を介して情報端末21a,21bや観察機23a,23b,23c,23dを制御したり、情報通信を行うためのプログラムが格納され、さらにパラメータ抽出プログラム、個別条件式作成プログラム、パラメータ情報および個別条件式情報などが記録され、保存される。図2(c)に示すように、観察機23a,23b,23c,23dは、CPU61、LAN_IF62、メモリ63および赤外線通信装置64を含む。赤外線通信装置64は、図1(a)の無線通信路28を介して、図1(b)に示す通信手段32と情報通信が可能である。
【0034】
情報端末21a,21bは、LAN_IF42からLAN26およびLAN_IF52を介してサーバ22に接続され、ユーザからの入力を受け付けたり、モニタ44に画像等を表示してユーザに情報を提示するために用いる。サーバ22は、情報端末21a,21bと観察機23a,23b,23c,23dとLAN26,27を介して情報通信を行い、ユーザの生活に関するデータの記録や処理を行うものである。サーバ22が有しているメモリ53上には、前述のように、複数のユーザの行動履歴やその情報を管理するプログラム、およびパラメータ抽出プログラムと個別条件式作成プログラムが記録されており、さらに複数のユーザそれぞれに対応するパラメータ情報と個別条件式情報とが記録されている。
【0035】
なお、本発明の実施の他の形態としては、サーバ22のメモリ53上にパラメータ抽出プログラム、個別条件式作成プログラム、および各ユーザのパラメータ情報と個別条件式情報とを記録するようにしているけれども、パーソナルタグ24a,24bのメモリ33に個人毎にプログラムおよび情報を記録するようにしてもよい。
【0036】
次に、本実施の形態による生活情報管理システム20の具体的な設置場所を説明する。情報端末21a,21bは、リビングルームなどユーザが目に付きやすくユーザからの入力も行いやすい場所に設置することが好ましい。サーバ21は、床下や天井などどこに設置してもよい。たとえば観察機23a,23b,23c,23dは、各部屋の天井などに取付けられる。平面断面が矩形であれば、部屋の4隅などに、観察機23a,23b,23c,23dが取付けられる。パーソナルタグ24a,24bは、ユーザとなる高齢者などが所持する。データタグ25a,25b,25c,25dは物忘れしやすい財布、薬袋、眼鏡ケースなどの管理対象物や、さらにドア、階段、段差などの行動記録を行う必要のあるものや場所を示すものなどに付けておく。これらの管理対象物や場所などは、ユーザの生活行動を把握するための参照対象物として利用する。
【0037】
図3は、サーバ22がメモリ53に記録されるパラメータ抽出プログラムに従って、パラメータ抽出部70として機能するときの作用および構成を示す。パラメータ抽出部70は、ある一つの行動に基づくタグ履歴についてリファレンスデータ71とユーザデータ72の比較を行う。リファレンスデータ71は予め記録された、一つの行動による理想タグ履歴データである。また、ユーザデータ72はリファレンスデータ71で想定する行動とユーザが同じ行動を行った場合のユーザについてのタグ履歴データである。パラメータ抽出部70によって、リファレンスデータ71を基準にした比較によるパラメータ作成73の作用で、ユーザ固有のパラメータである個別パラメータ74が得られる。
【0038】
図4は、サーバ22がメモリ53に記録される個別条件式作成プログラムに従って、個別条件式作成部80として機能するときの作用および構成を示す。個別条件式作成部80は、パラメータ抽出部70によって得られる個別パラメータ74を用いて、基準となる入力フィルタ81に対し、パラメータによる調整82を行い、ユーザに適正化された個別入力フィルタ83に変換する。また、同じように個別パラメータ74を用いて基準となる行動抽出条件84を個別行動抽出条件85に変換する。基準となる入力フィルタ81、および基準となる行動抽出条件84とは、予め設定される理想入力フィルタおよび行動抽出条件のことであり、個別条件式作成部80は個別パラメータ74を用いて個人に適応した個別入力フィルタ83および個別行動抽出条件85をそれぞれ作成する。
【0039】
図5は、以上で説明した機能内容を、さらに具体的にした例を示す。まず、前述のある一つの行動を「廊下の通過」とし、使用するデータタグは通路の壁に取り付けられた廊下タグとする。この場合、通路タグは、リファレンスデータ71を含む情報を、ユーザが携行するパーソナルタグに対して送信する。パーソナルタグは、ユーザデータ72を含む情報を通路タグに対して送信する。ユーザ固有のパラメータは、リファレンスデータ71の通信間隔Tref、ユーザデータ72の通信間隔Tuser によって得られるP = Tuser / Trefである。
【0040】
図6は、入力フィルタについて示す。入力フィルタとはタグの通信間隔設定とし、基準となる入力フィルタ81の通信間隔Tcomref に対し、個別の入力フィルタ83はP を用いてTcomuser = P * Tcomrefで得られる。
【0041】
図7は、行動抽出条件について示す。基準となる行動抽出条件84とは、複数のタグとそのタグの履歴間隔で定義される行動抽出条件のうちの通信間隔であり、ここでは「食事」行動抽出のために、冷蔵庫タグ、電子レンジタグ、蛇口タグの通信履歴間隔Teatref で設定する。個別の行動抽出条件85はTeatref を用いて Teatuser = P * Teatref で得られる。
【0042】
図8は、以上の説明を前提としての具体的な設定手順を示す。ステップs0から手順を開始し、ステップs1からは、個別パラメータ抽出部70の機能フローとなる。廊下に設置された廊下タグについて、サーバ22には予め廊下タグの理想通信履歴が記録されている。ステップs1で、たとえばID番号1をユーザデータ72としているパーソナルタグ(以下、Pタグ[1]で示す。)を所持した第1のユーザが廊下を通過する際、その通信履歴データはサーバ22上に記録される。ステップs2で、サーバ22は、個別パラメータ抽出プログラムによって、理想通信履歴によるタグ通信時間Trefと第1のユーザのタグ通信時間Tuser とを用いて、第1のユーザの個別パラメータ74であるP[1]を算出する。ステップs2で算出された個別パラメータ74は、サーバ22に記録するとともに、ステップs3でPタグ[1]にも無線通信を用いて伝達され、メモリ33に記録される。次に、ステップs4で、各データタグへの設定を行う。Pタグ[1]とデータタグが通信を行う際、Pタグ[1]に設定された個別パラメータ74であるP[1]をデータタグに送信する。
【0043】
ステップs5で、データタグは個別条件式作成部80として機能し、予め記録された通信間隔設定Tcomref とP[1]とを用いて、Pタグ[1]との通信間隔設定Tcomuser1を作成し、Pタグ[1]との通信では間隔Tcomuser1を用いて通信を行う。この方法により、たとえば廊下通過を5パルスで記録するようにリファレンスデータ71を設定してある場合、どのようなユーザの動作に対してもパラメータPを設定することにより同様の記録量で記録することができる。ステップs6で手順を終了する。なお、前述のようにサーバ22を個別条件式作成部80として機能させ、通信間隔設定Tcomuser1を作成してPタグ[1]やデータタグに伝達させることもできる。
【0044】
また、本システムに対しユーザもしくは関係者より、情報端末21a,21bなどを介してユーザの行動履歴を抽出するように要求されるとき、サーバ22は、行動抽出条件84に基づいてタグの履歴よりユーザの行動履歴を抽出する。以下、たとえば第1ユーザの「食事」行動の抽出を例に説明を行う。「食事」行動を抽出するための条件として、サーバ22には「冷蔵庫タグ、電子レンジタグ、蛇口タグ」とそのタグ通信履歴間隔Teatrefが設定されている。サーバは抽出要求があった際、抽出する対象の第1ユーザの個別パラメータP[1]と通信履歴間隔Teatrefを用いてユーザの個別行動抽出条件Teatuser[1]を作成する。第1ユーザ1の「食事」抽出時には、「食事」抽出に設定されたタグと共に通信履歴間隔Teatuser[1]を用いて、全てのタグの履歴から抽出処理を行う。
【0045】
図9は、あるユーザ90がタグ装置30を携行して周囲のデータタグとの間で情報通信を行っているタグ履歴時に、各タグ間通信が通信履歴間隔Teatuser[1]の間隔内であれば、「食事」として行動を抽出する考え方を示す。抽出結果は情報端末21a,21bに表示を行ったり、サーバ22より遠隔にデータを送信したりして報告を行う。この方法によって、ユーザ90の動作と相関をもって行動抽出のタグ通信履歴間隔を設定することが可能であるので、ユーザ90に合わせた行動抽出の設定が可能となり、行動抽出の精度が向上する。
【0046】
以上で説明しているように、パラメータ抽出部70によって得られるユーザ固有のパラメータを用いて、個別条件作成部80が個別入力フィルタ83および個別行動抽出条件85を作成するため、個別入力フィルタ83によって情報の漏れを生じない程度の通信回数の設定が可能となり、また個別行動抽出条件85によって、ユーザ90毎に抽出する行動の条件を設定することができる。
【0047】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、生活情報管理システムは、生活環境内での生活者の行動に関する情報を収集して加工し、生活情報として管理するために、パラメータ抽出手段が情報処理手段が収集する情報に基づいて、予め定める生活者固有のパラメータを抽出すると、通信条件設定手段は、生活者が携帯する携行データタグ、および予め定める生活者の行動に関連して携行データタグとの間で無線による情報通信を行う参照データタグの通信手段に、生活固有パラメータに基づいて、無線による情報通信の条件を設定する。生活者に適合した通信条件で、たとえば情報の漏れを生じない程度の通信回数の設定が可能となり、通信に要する電力消費を低減し、省電力化を図ることができる。また生活者固有のパラメータを生活者毎に抽出して通信条件を設定することによって、生活者個人の特性に合わせて生活者の行動を精度良く把握して管理することができる。
【0048】
すなわち、生活者の行動取得から得た生活者固有のパラメータを用いて、生活者に合わせて情報漏れのない低消費電力化のための入力フィルタを作成することが可能である。さらに通信条件を設定して行動抽出を行う際にも生活者固有のパラメータで調整するので、行動の誤検出や過検出がない最適な行動抽出を行うことができる。
【0049】
また本発明によれば、サーバ装置で生活者固有の特性に適合する効率的な情報収集によって生活情報を適格に把握して管理することができる。
【0050】
また本発明によれば、赤外線を使用する情報通信で、消費電力の低減と通信可能距離の増大とを図ることができる。
【0051】
さらに本発明によれば、生活環境内での生活者の行動に関する情報を収集して加工し、生活情報として管理するために、生活者はデータタグを携行し、生活環境内に存在する参照対象物にもデータタグを配置しておく。生活環境内には、観察機を設置し、観察機を介して送受信される生活者の行動に関する情報を収集して、生活者の生活情報の管理を行う際に、生活者の行動に関して収集する情報に基づいて、予め定める生活者固有のパラメータを抽出する。通信条件設定ステップでは、生活者が携行するデータタグ、および予め定める生活者の行動に関連して携行データタグとの間で無線による情報通信を行うデータタグに、生活者固有パラメータに基づいて、無線による情報通信の条件を設定する。生活者に適合した通信条件となり、省電力化を図ることができ、生活者固有のパラメータを生活者毎に抽出して通信条件を設定することによって、生活者個人の特性に合わせて生活者の行動を精度良く把握して管理することができる。
【0052】
また本発明によれば、生活者が日常の活動を行う動きに関する情報から、生活者の能力や状態に基づいて生活者固有のパラメータを抽出し、行動の特性に合わせて情報の収集を行い、電力消費の削減を図ることができる。
【0053】
また本発明によれば、生活者が参照対象物の近傍を歩行するときに、生活者が携行するデータタグと参照対象物に配置されるデータタグとの間で無線による情報通信が行われ、この情報通信に要する時間から歩行速度を求めることができ、生活者の行動パターンの特定に利用することができる。
【0054】
さらに本発明によれば、予め設定される情報、たとえばデータタグ装置を携行する生活者の識別情報や、データタグ装置を備付ける物品や場所の識別情報などを含めて外部と無線による情報通信を行うことが可能である。データタグが無線による情報通信を行う通信条件は、外部から設定可能であるので、たとえば生活者に固有な行動に合わせて、情報通信の効率化を図り、電源からの供給電力を削減して、省電力化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態である生活情報管理システム20およびタグ装置30の概略的な構成を示すブロック図である。
【図2】図1の情報端末21a,21b、サーバ22および観察機23a,23b,23c,23dの概略的な電気的構成をそれぞれ示すブロック図である。
【図3】図1の生活情報管理システム20に設けられるパラメータ抽出部70の構成を示すブロック図である。
【図4】図1の生活情報管理システム20に設けられる個別条件式作成部80の構成を示すブロック図である。
【図5】図3のパラメータ抽出部70で個別パラメータ74を抽出するためのデータの具体例を示すタイムチャートである。
【図6】図4の個別条件式作成部80で個別入力フィルタ83を作成するためのデータの具体例を示すタイムチャートである。
【図7】図4の個別条件式作成部80で個別行動抽出条件85を作成するためのデータの具体例を示すタイムチャートである。
【図8】図1の生活情報管理システム20の概略的な管理手順を示すフローチャートである。
【図9】図1の生活情報管理システム20で、通信履歴に基づいて通信条件を設定する考え方を示すタイムチャートである。
【図10】先願の生活情報管理システムの概略的な基本構成を示す簡略化した斜視図および住居の間取図である。
【符号の説明】
20 生活情報管理システム
21a,21b 情報端末
22 サーバ
23a,23b,23c,23d 観察機
24a,24b パーソナルタグ
25a,25b,25c,25d データタグ
28,29 無線通信路
30 タグ装置
31,41,51,61 CPU
32 通信手段
33,43,53,63 メモリ
34 電源
64 赤外線通信装置
70 パラメータ抽出部
71 リファレンスデータ
72 ユーザデータ
74 個別パラメータ
80 個別条件式作成部
81 入力フィルタ
82 行動抽出条件
83 個別入力フィルタ
85 個別行動抽出条件
90 ユーザ

Claims (7)

  1. 生活環境内での生活者の行動に関する情報を収集して加工し、生活情報として管理する生活情報管理システムであって、
    生活者に携行されて、該生活者の情報を保持する記録保持手段、および外部と無線による情報通信が可能な通信手段を有する携行データタグと、
    該生活環境内に存在する参照対象物に配置されて、該参照対象物の情報を保持する記録保持手段、および外部と無線による情報通信が可能な通信手段を有する参照データタグと、
    外部と情報通信が可能であり、該携行データタグとは無線による情報通信が可能な通信手段を有する観察機と、
    該観察機を介して送受信される該生活者の行動に関する情報を収集して、該生活者の生活情報の処理を行う情報処理手段と、
    情報処理手段が収集する情報に基づいて、予め定める生活者固有のパラメータを抽出するパラメータ抽出手段と、
    パラメータ抽出手段が抽出する生活者固有のパラメータに基づいて、該生活者が携帯する携行データタグ、および予め定める該生活者の行動に関連して該携行データタグとの間で無線による情報通信を行う参照データタグの通信手段に、無線による情報通信の条件を設定する通信条件設定手段とを含むことを特徴とする生活情報管理システム。
  2. 前記情報処理手段、および前記パラメータ抽出手段は、前記観察機と情報通信ネットワークを介して接続されるサーバ装置に含まれることを特徴とする請求項1記載の生活情報管理システム。
  3. 前記携行データタグおよび前記参照データタグの通信手段は、前記無線による情報通信として赤外線通信を行うことを特徴とする請求項2記載の生活情報管理システム。
  4. 生活者に、該生活者の情報を保持し、外部と無線による情報通信が可能なデータタグを携行させ、
    生活環境内に存在する参照対象物に、該参照対象物の情報を保持し、外部と無線による情報通信が可能なデータタグを配置しておき、
    該生活環境内に、外部と情報通信が可能であり、特に該生活者が携行するデータタグとの無線による情報通信が可能な観察機を設置し、
    該観察機を介して送受信される該生活者の行動に関する情報を収集して、該生活者の生活情報の管理を行う生活情報管理方法において、
    該生活者の行動に関して収集する情報に基づいて、予め定める生活者固有のパラメータを抽出するパラメータ抽出ステップと、
    パラメータ抽出ステップで抽出する生活者固有のパラメータに基づいて、該生活者が携帯するデータタグ、および予め定める該生活者の行動に関連する参照対象物に取付けられるデータタグの間の無線による情報通信の条件を設定する通信条件設定ステップとを含むことを特徴とする生活情報管理方法。
  5. 前記パラメータ抽出ステップでは、前記生活者の動きに関する情報から前記生活者固有のパラメータを抽出することを特徴とする請求項4記載の生活情報管理方法。
  6. 前記生活者の動きに関する情報は、該生活者が携行するデータタグと、該生活者の歩行速度に関連する参照対象物に配置されるデータタグとの間の通信時間を用いることを特徴とする請求項5記載の生活情報管理方法。
  7. 予め設定される情報を保持する記録保持手段と、
    外部との無線による情報通信を、記録保持手段に保持される情報を含めて、かつ外部から設定される通信条件に従って行うことが可能な通信手段と、
    電源とを含むことを特徴とするデータタグ装置。
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