JP6066630B2 - 眼科装置及び眼科装置の制御方法 - Google Patents
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Description
切り離し可能な制御装置によって制御される眼科装置であって、
前記制御装置の指示に応じて被検眼の画像を撮像する光学ヘッドユニット部と、
前記被検眼に対して前記光学ヘッドユニット部を駆動する光学ヘッドユニット駆動部と、
前記制御装置の指示に応じて前記被検眼の高さを規定する顎受けユニット部と、
前記光学ヘッドユニット部に対して前記顎受けユニット部を駆動する顎受けユニット駆動部と、
前記制御装置とは異なる副制御装置と、
前記眼科装置と前記制御装置との通信状態を判定する通信判定手段と、
前記眼科装置への電源の入切を検知する検知手段と、を有し、
前記副制御装置は、前記制御装置と前記眼科装置との通信状態が確保されていないと前記通信判定手段が判定し且つ前記電源が切られた状態から前記電源が入れられたことを前記検知手段が検知した場合において、前記光学ヘッドユニット駆動部及び前記顎受けユニット駆動部により前記光学ヘッドユニット部及び前記顎受けユニット部を、第一の所定位置に駆動させ、
前記制御装置と前記眼科装置との通信状態が確保されており且つ前記制御装置から前記眼科装置への操作信号の通信が所定時間無いと前記通信判定手段が判定した場合、前記光学ヘッドユニット駆動部及び前記顎受けユニット駆動部により前記光学ヘッドユニット部及び前記顎受けユニット部を前記第一の所定位置とは異なる第二の所定位置まで駆動させる、ことを特徴とする。
切り離し可能な制御装置によって制御され、被検眼の画像を撮像する光学ヘッドユニット部と、撮像する時の前記光学ヘッドユニット部に対する前記被検眼の高さを規定する顎受けユニット部と、通信判定手段と、検知手段と、駆動手段とを有する眼科装置の制御方法であって、
前記通信判定手段によって、前記眼科装置と前記制御装置との通信の状態を判定し、
前記検知手段によって、前記眼科装置への電源の入切を検知し、
前記制御装置と前記眼科装置との通信状態が確保されていないと前記通信判定手段が判定し且つ前記電源が切られた状態から前記電源が入れられたことを前記検知手段が検知した場合、前記眼科装置の有する副制御装置により前記駆動手段を制御して、前記光学ヘッドユニット部及び前記顎受けユニット部を第一の所定位置に駆動させ、
前記制御装置と前記眼科装置との通信状態が確保されており且つ前記制御装置から前記眼科装置への操作信号の通信が所定時間無いと前記通信判定手段により判定された場合、前記副制御装置により前記駆動手段を制御して、前記光学ヘッドユニット部及び前記顎受けユニット部を前記第一の所定位置とは異なる第二の所定位置まで駆動させる、ことを特徴とする。
実施例1の眼科装置について、図1、図2に基づき説明する。図1は、眼科装置のブロック図である。図2は、眼科装置で得られる光学信号の処理と装置の姿勢を制御するための制御装置であるPCのブロック図である。
105は、光学ヘッドユニット部(以下光学ヘッド部と称する。)である。光学ヘッドユニット部105は、不図示の被検眼の光学情報を、電子データあるいは光干渉信号に変換し、後述するPC156からの指示に応じて該被検眼の画像を撮像するためのユニットである。不図示の対物レンズから被検眼の光学情報を取り込み、前記光学情報をハーフミラーなどで分割して、前記の前眼像、眼底像および眼部の断層像を同時に観察している。不図示の被検眼の前眼部の光学情報は、例えば不図示のCharge Coupled Device Image Sensor(CCD)などの固体撮像素子ユニットで電子データに変換される。不図示の被検眼の眼底部の光学情報は、例えば不図示のScanning Laser Ophthalmoscope(SLO)ユニットなどで光干渉信号に変換される。不図示の被検眼の眼部の断層像は、不図示の光ファイバーユニットにより干渉信号に変換される。
106は、光学ヘッド部105、XYZユニット部108および顎受けユニット部107を支えるベースユニット部である。ベースユニット部106には、USBハブユニット137、CPUユニット136、電源ユニット138、ラインセンサユニット139で構成されている。
ラインセンサユニット139は、光学ヘッドユニット部105から送られてくる被検眼の断層像の光干渉信号を不図示の導波路にて分光し、波長毎の光の強さを測定して電子データ化するユニットである。ラインセンサユニット139の配線140はカメラリンクコネクタ145に、配線141はカメラリンクコネクタ146に、配線142はカメラリンク同期コネクタ147と接続されている。
コネクタケーブル153は、カメラリンクコネクタ146とカメラリンクボード157(b)へ接続するためのケーブルである。
コネクタケーブル154は、カメラリンク同期コネクタ147からカメラリンク同期コネクタ157(c)へ接続するためのケーブルである。
1.不図示のCCDで撮像された不図示の被検者の前眼部の画像信号をUSBハブユニット137に転送する。
2.GUIインターフェースからの制御信号に基づいて、XYZユニット108の駆動部やセンサ部の制御をする。
3.不図示のリアルタイムクロック回路(Real Time Clock)にて、時間をカウントする。
137はUSBハブユニットである。USBハブユニット137は、PC156から送出されてきた、XYZの制御信号をCPUユニット136へ、CPUユニット136から送出された前眼部の画像信号をPC156へ、それぞれ転送する。
144は配線である。配線144はUSBハブユニット137とUSBコネクタ端子151を接続するケーブルである。
155は、USBコネクタケーブルである。USBコネクタケーブル155は、USBコネクタ端子151とUSBコネクタ端子161とを接続するためのケーブルである。
504は、不図示被検眼の眼底部の表示領域である。511は、断層ラインで、このライン上の断層像を508で表示している。508は、不図示被検眼の511の断面で切断した断層像の表示領域である。509は、記録ボタンで、押下すると、被検眼のデータを不図示の記録装置に保存する。顎受け部107とXYZユニット108の動作フローなどに関しては後述する。
160は、ディスプレイである。検者が眼科装置を操作するためのGUIを表示している。
162は、マウスでPC156に接続されている。163はキーボードでPC156へ接続されている。164は、PC156のACインレットコネクタで後述するACケーブル165が接続される。165は、ACケーブルである。これは、ACインレット部へ電源を供給するためのものである。
2.眼科機器図1にPC156のUSBコネクタケーブル155を接続せずに眼科機器図1の電源スイッチの状態をOFFからONに遷移させると顎受け部品114が梱包する際の位置に自動的に位置決めされる。
ステップ808は、定義済み処理SUB15へジャンプする。定義済み処理SUB15は、GUIの図6の604がカーソルで押下された場合の処理である。X軸は+方向へ、Y軸は−方向へ動く。
ステップ809は、定義済み処理SUB16へジャンプする。定義済み処理SUB16は、GUIの図6の605がカーソルで押下された場合の処理である。X軸、Y軸共に−方向へ動く。
ステップ810は、定義済み処理SUB17へジャンプする。定義済み処理SUB17は、GUIの図6の606がカーソルで押下された場合の処理である。X軸は−方向へ、Y軸は+方向へ動く。
ステップ814は、定義済み処理SUB21へジャンプする。定義済み処理SUB21は、GUIの図6の608の−X領域をカーソルで押下された場合の処理である。X軸が−方向へ動く。
ステップ815は、定義済み処理SUB22へジャンプする。定義済み処理SUB22は、GUIの図6の609の+Y領域をカーソルで押下された場合の処理である。Y軸が+方向へ動く。
ステップ816は、定義済み処理SUB23へジャンプする。定義済み処理SUB23は、GUIの図6の610の−Y領域をカーソルで押下された場合の処理である。Y軸が−方向へ動く。
ステップ811は、定義済み処理SUB18へジャンプする。定義済み処理SUB18は、GUIの図5の506がカーソルで押下された場合の処理である。Z軸が+方向へ動く。
ステップ812は、定義済み処理SUB19へジャンプする。定義済み処理SUB19は、GUIの図5の505がカーソルで押下された場合の処理である。Z軸が−方向へ動く。
図9は、定義済み処理SUB1である。ステップ901は、定義済み処理SUB1のアクティビティの初期状態である。この後、以下の3つの処理が並列処理される。
処理1.ステップ1202は、X軸の位置が+方向の限界位置を超えていないか否かの判断部である。txが10000より小さい、すなわち+方向のストローク限界以下である場合は、ステップ1203に進む。ステップ1203では、モータ116へCWパルスを送出する。そして、次のステップ1207へ進む。ステップ1207では、txに1を加算する。そして、次のステップ1206に進む。ステップ1206は、定義済み処理SUB4のアクティビティの終了状態である。tx=10000すなわち+方向のストローク限界に達している場合は、ステップ1206に進む。
処理2.ステップ1204は、Y軸の位置が+方向の限界位置を超えていないか否かの判断部である。tyが0より大きい、すなわち+Y方向のストローク限界以下である場合は、ステップ1205に進む。ステップ1205では、モータ129へCCWパルスを送出する。そして、次のステップ1208へ進む。ステップ1208では、tyから1を減ずる。そして、次のステップ1206に進む。ステップ1206は、定義済み処理SUB4のアクティビティの終了状態である。ty=0すなわち+Y方向のストローク限界に達している場合は、ステップ1206に進む。
以上に示したような並列の処理が行われ、X軸の+方向、Y軸の+方向に動かす処理が行われる。
処理1.ステップ1302は、X軸の位置が−方向の限界位置を超えていないか否かの判断部である。txが10000より小さい、すなわち+方向のストローク限界位置以外である場合は、ステップ1303に進む。ステップ1303では、モータ116へCWパルスを送出する。そして、次のステップ1307へ進む。ステップ1307では、txへ1を加算する。そして、次のステップ1206に進む。ステップ1206は、定義済み処理SUB5のアクティビティの終了状態である。tx=10000すなわち+方向のストローク限界に達している場合は、ステップ1206に進む。
処理2.ステップ1304は、Y軸の位置が+方向の限界位置を超えていないか否かの判断部である。tyが0より大きい、すなわち+Y方向のストローク限界以下である場合は、ステップ1305に進む。ステップ1305では、モータ129へCWパルスを送出する。そして、次のステップ1308へ進む。ステップ1308では、tyに1を加算する。そして、次のステップ1306に進む。ty=0すなわち+Y方向のストローク限界に達している場合は、ステップ1306に進む。ステップ1306は、定義済み処理SUB5のアクティビティの終了状態である。
以上に示したような並列の処理が行われ、X軸の+方向、Y軸の−方向に動かす処理が行われる。
処理1.ステップ1402は、X軸の位置が原点以外であるか否か判断部である。X軸の位置が原点以外の場合は、ステップ1403に進む。ステップ1403では、モータ116へCCWパルスを送出する。そして、次のステップ1407へ進む。ステップ1407では、txから1を減ずる。そして、次のステップ1406に進む。tx=0すなわちX軸原点の場合は、ステップ1406に進む。ステップ1406は、定義済み処理SUB6のアクティビティの終了状態である。
処理2.ステップ1404は、Y軸の位置が−方向の限界位置を超えていないか否かの判断部である。tyが4500より小さい、すなわち−Y方向のストローク限界以下である場合は、ステップ1405に進む。ステップ1405では、モータ129へCWパルスを送出する。そして、次のステップ1408へ進む。ステップ1408では、tyに1を加算する。そして、次のステップ1406に進む。ty=4500すなわち−Y方向のストローク限界に達している場合は、ステップ1406に進む。ステップ1406は、定義済み処理SUB6のアクティビティの終了状態である。
以上に示したような並列の処理が行われ、X軸の−方向、Y軸の−方向に動かす処理が行われる。
処理1.ステップ1502は、X軸の位置が原点以外であるか否か判断部である。X軸の位置が原点以外の場合は、ステップ1503に進む。ステップ1503では、モータ116へCCWパルスを送出する。そして、次のステップ1507へ進む。ステップ1507では、txから1を減ずる。そして、次のステップ1506に進む。tx=0すなわちX軸原点の場合は、ステップ1506に進む。ステップ1506は、定義済み処理SUB7のアクティビティの終了状態である。
処理2.ステップ1504は、Y軸の位置が原点か否か判断部である。tyが0より大きい、すなわちY軸の位置が原点以外である場合は、ステップ1505に進む。ステップ1505では、モータ129へCCWパルスを送出する。そして、次のステップ1508へ進む。ステップ1508では、tyから1を減ずる。そして、次のステップ1506に進む。ty=0すなわちY軸の原点に位置している場合は、ステップ1506に進む。ステップ1506は、定義済み処理SUB7のアクティビティの終了状態である。
以上に示したような並列の処理が行われ、X軸の−方向、Y軸の+方向に動かす処理が行われる。
[実施例2]
実施例2の眼科装置について、図34に基づき説明する。
実施例2の眼科装置は、実施例1の眼科装置と比較して、CPUユニット136と電源ユニット138の間にバッテリー3403が構成されること、電源ユニットにAC電源入力が切れた際の電気信号をCPUユニットへ送出すること、CPUユニットは電源ユニットから送出されたAC切断信号を受信しXYZユニット108を梱包姿勢に変更させることが追加されている。
電源スイッチ150がONされている場合は、バッテリー3403は充電される。電源スイッチ150がOFFされると、バッテリー3403は、CPUユニット3401へ電源を供給する。その際に、電源ユニット3402は、CPUユニット3401へAC電源が切断された信号を送出する。CPUユニット3401は、前記の信号を受信すると、光学ヘッド部105を梱包姿勢に変更する。
以上の例では、電源スイッチが切られた場合に、光学ヘッド部105が梱包姿勢になるので、梱包時や移動時の時間的なロスが少なくて済む。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
105 光学ヘッドユニット部
106 ベースユニット部
107 顎受けユニット部
136 CPUユニット部
156 制御用PC
Claims (10)
- 切り離し可能な制御装置によって制御される眼科装置であって、
前記制御装置の指示に応じて被検眼の画像を撮像する光学ヘッドユニット部と、
前記被検眼に対して前記光学ヘッドユニット部を駆動する光学ヘッドユニット駆動部と、
前記制御装置の指示に応じて前記被検眼の高さを規定する顎受けユニット部と、
前記光学ヘッドユニット部に対して前記顎受けユニット部を駆動する顎受けユニット駆動部と、
前記制御装置とは異なる副制御装置と、
前記眼科装置と前記制御装置との通信状態を判定する通信判定手段と、
前記眼科装置への電源の入切を検知する検知手段と、を有し、
前記副制御装置は、前記制御装置と前記眼科装置との通信状態が確保されていないと前記通信判定手段が判定し且つ前記電源が切られた状態から前記電源が入れられたことを前記検知手段が検知した場合において、前記光学ヘッドユニット駆動部及び前記顎受けユニット駆動部により前記光学ヘッドユニット部及び前記顎受けユニット部を、第一の所定位置に駆動させ、
前記制御装置と前記眼科装置との通信状態が確保されており且つ前記制御装置から前記眼科装置への操作信号の通信が所定時間無いと前記通信判定手段が判定した場合、前記光学ヘッドユニット駆動部及び前記顎受けユニット駆動部により前記光学ヘッドユニット部及び前記顎受けユニット部を前記第一の所定位置とは異なる第二の所定位置まで駆動させる、ことを特徴とする眼科装置。 - タイマを更に有し、
前記副制御装置は、前記検知手段による電源切りの検知結果に応じて、前記タイマにより指定された期間、前記電源の切り動作を保留した後に前記光学ヘッドユニット部及び前記顎受けユニット部を前記第一の所定位置まで駆動させることを特徴とする請求項1に記載の眼科装置。 - 切り離し可能な制御装置によって制御される眼科装置であって、
前記制御装置の指示に応じて被検眼の画像を撮像する光学ヘッドユニット部と、
前記被検眼に対して前記光学ヘッドユニット部を駆動する光学ヘッドユニット駆動部と、
前記制御装置の指示に応じて前記被検眼の高さを規定する顎受けユニット部と、
前記光学ヘッドユニット部に対して前記顎受けユニット部を駆動する顎受けユニット駆動部と、
前記制御装置とは異なる副制御装置と、
前記制御装置から前記眼科装置への操作信号の通信の有無を判定する判定手段と、
タイマと、を有し、
前記副制御装置は、
前記判定手段が前記制御装置から前記眼科装置への操作信号の通信がないと判定した状態で前記タイマが第一の期間をカウントした場合に、前記光学ヘッドユニット駆動部及び前記顎受けユニット駆動部により前記光学ヘッドユニット部及び前記顎受けユニット部を第二の所定位置まで駆動させ、
前記タイマが前記第一の期間より長い第二の期間をカウントした場合に、前記光学ヘッドユニット駆動部及び前記顎受けユニット駆動部により前記光学ヘッドユニット部及び前記顎受けユニット部を前記第二の所定位置とは異なる第一の所定位置まで駆動させることを特徴とする眼科装置。 - 切り離し可能な制御装置によって制御される眼科装置であって、
前記制御装置の指示に応じて被検眼の画像を撮像する光学ヘッドユニット部と、
前記被検眼に対して前記光学ヘッドユニット部を駆動する光学ヘッドユニット駆動部と、
前記制御装置の指示に応じて前記被検眼の高さを規定する顎受けユニット部と、
前記光学ヘッドユニット部に対して前記顎受けユニット部を駆動する顎受けユニット駆動部と、
前記制御装置とは異なる副制御装置と、
前記眼科装置と前記制御装置との通信状態を判定する通信判定手段と、
前記眼科装置への電源の入切を検知する検知手段と、を有し、
前記副制御装置は、前記通信判定手段により前記眼科装置と前記制御装置とが通信していないと判定された状態において前記検知手段により前記電源が切られた状態から前記電源が入れられたことを検知した場合、前記光学ヘッドユニット駆動部及び前記顎受けユニット駆動部により前記光学ヘッドユニット部及び前記顎受けユニット部を、第一の所定位置まで駆動させることを特徴とする眼科装置。 - 切り離し可能な制御装置によって制御される眼科装置であって、
前記制御装置の指示に応じて被検眼の画像を撮像する光学ヘッドユニット部と、
前記被検眼に対して前記光学ヘッドユニット部を駆動する光学ヘッドユニット駆動部と、
前記制御装置の指示に応じて前記被検眼の高さを規定する顎受けユニット部と、
前記光学ヘッドユニット部に対して前記顎受けユニット部を駆動する顎受けユニット駆動部と、
前記制御装置とは異なる副制御装置と、
前記眼科装置と前記制御装置との通信状態を判定する通信判定手段と、を有し、
前記副制御装置は、前記通信判定手段により前記眼科装置と前記制御装置とが通信していないと判定された場合、前記光学ヘッドユニット駆動部及び前記顎受けユニット駆動部により前記光学ヘッドユニット部及び前記顎受けユニット部を、第一の所定位置まで駆動させることを特徴とする眼科装置。 - 上下方向に移動可能な前記顎受けユニット部に関する前記第一の所定位置は、前記顎受けユニット部の可動範囲における下端であり、三次元方向に移動可能な前記光学ヘッドユニット部に関する前記第一の所定位置は、前記光学ヘッドユニット部の上下方向の可動範囲の下端および前記光学ヘッドユニット部の前後方向および左右方向の可動範囲の中央であることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の眼科装置。
- 前記眼科装置と前記制御装置とはUSBケーブルにより接続可能であることを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載の眼科装置。
- 切り離し可能な制御装置によって制御され、被検眼の画像を撮像する光学ヘッドユニット部と、撮像する時の前記光学ヘッドユニット部に対する前記被検眼の高さを規定する顎受けユニット部と、通信判定手段と、検知手段と、駆動手段とを有する眼科装置の制御方法であって、
前記通信判定手段によって、前記眼科装置と前記制御装置との通信の状態を判定し、
前記検知手段によって、前記眼科装置への電源の入切を検知し、
前記制御装置と前記眼科装置との通信状態が確保されていないと前記通信判定手段が判定し且つ前記電源が切られた状態から前記電源が入れられたことを前記検知手段が検知した場合、前記眼科装置の有する副制御装置により前記駆動手段を制御して、前記光学ヘッドユニット部及び前記顎受けユニット部を第一の所定位置に駆動させ、
前記制御装置と前記眼科装置との通信状態が確保されており且つ前記制御装置から前記眼科装置への操作信号の通信が所定時間無いと前記通信判定手段により判定された場合、前記副制御装置により前記駆動手段を制御して、前記光学ヘッドユニット部及び前記顎受けユニット部を前記第一の所定位置とは異なる第二の所定位置まで駆動させる、ことを特徴とする眼科装置の制御方法。 - 前記副制御装置は、前記検知手段による電源切りの検知に応じて、指定された期間、前記電源の切り動作を保留した後に前記光学ヘッドユニット部及び前記顎受けユニット部を前記第一の所定位置まで駆動させることを特徴とする請求項8に記載の眼科装置の制御方法。
- 請求項8又は9に記載の眼科装置の制御方法の各工程をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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