JP6066372B2 - 上水道管の振動検知装置及び上水道管の振動検知方法 - Google Patents
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Description
振動センサーと、端末装置とを含み、
前記振動センサーは、前記端末装置に接続され、
前記振動センサーは、上水道管に設置されて振動データ及び暗振動データを収集し、
前記端末装置は、
前記振動センサーの暗振動レベルが相対的に低い時間範囲を、前記振動センサーの振動データ、又は前記振動センサーの振動データ及び暗振動データの双方のデータ収集時間範囲として決定する振動データ収集時間範囲決定手段と、
前記振動データ収集時間範囲内において、前記振動センサーの暗振動レベルが最も低い時間については、下記条件1にて、前記振動センサーの暗振動レベルが最も低い時間以外の時間については、下記条件2a又は下記条件2bにて、前記振動センサーの振動データと暗振動データとを収集し、前記振動センサーの振動データ、又は前記振動センサーの振動データ及び暗振動データを蓄積する振動データ蓄積手段と
を含むことを特徴とする。
(条件1)
前記振動センサーの振動データの周波数帯域を広くする条件、且つ、
前記振動センサーの振動データのサンプリング周波数を高くする条件。
(条件2a)
前記振動センサーの振動データの周波数帯域を狭くする条件、且つ、
前記振動センサーの振動データのサンプリング周波数を低くする条件。
(条件2b)
前記条件1にて収集した前記振動センサーの振動データの一部を削除することで、
前記振動センサーの振動データの周波数帯域を狭くする条件、且つ、
前記振動センサーの振動データのサンプリング周波数を低くする条件。
第1の振動センサーと、第2の振動センサーと、端末装置とを含み、
前記第1の振動センサー及び前記第2の振動センサーは、前記端末装置に接続され、
前記第1の振動センサーは、上水道管に設置されて振動データを収集し、
前記第2の振動センサーは、前記上水道管から一定距離離れた場所に設置されて暗振動データを収集し、
前記端末装置は、
前記第2の振動センサーの暗振動レベルが相対的に低い時間範囲を、前記第1の振動センサーの振動データ、又は前記第1の振動センサーの振動データ及び前記第2の振動センサーの暗振動データの双方のデータ収集時間範囲として決定する振動データ収集時間範囲決定手段と、
前記振動データ収集時間範囲内において、前記第2の振動センサーの暗振動レベルが最も低い時間については、下記条件1にて、前記第2の振動センサーの暗振動レベルが最も低い時間以外の時間については、下記条件2a又は下記条件2bにて、前記第1の振動センサーの振動データと、前記第2の振動センサーの暗振動データとを同期して収集し、前記第1の振動センサーの振動データ、又は前記第1の振動センサーの振動データ及び前記第2の振動センサーの暗振動データを蓄積する振動データ蓄積手段とを含むことを特徴とする。
(条件1)
前記第1の振動センサーの振動データの周波数帯域を広くする条件、且つ、
前記第1の振動センサーの振動データのサンプリング周波数を高くする条件。
(条件2a)
前記第1の振動センサーの振動データの周波数帯域を狭くする条件、且つ、
前記第1の振動センサーの振動データのサンプリング周波数を低くする条件。
(条件2b)
前記条件1にて収集した前記第1の振動センサーの振動データの一部を削除することで、
前記第1の振動センサーの振動データの周波数帯域を狭くする条件、且つ、
前記第1の振動センサーの振動データのサンプリング周波数を低くする条件。
前記本発明の第1の振動検知装置を使用し、
振動データ収集時間範囲決定工程と、振動データ蓄積工程とを含み、
前記振動データ収集時間範囲決定工程は、前記振動センサーの暗振動レベルが相対的に低い時間範囲を、前記振動センサーの振動データ、又は前記振動センサーの振動データ及び暗振動データの双方のデータ収集時間範囲として決定する工程であり、
前記振動データ蓄積工程は、前記振動データ収集時間範囲内において、前記振動センサーの暗振動レベルが最も低い時間については、下記条件1にて、前記振動センサーの暗振動レベルが最も低い時間以外の時間については、下記条件2a又は下記条件2bにて、前記振動センサーの振動データと暗振動データとを収集し、前記振動センサーの振動データ、又は前記振動センサーの振動データ及び暗振動データを蓄積する工程である
ことを特徴とする。
(条件1)
前記振動センサーの振動データの周波数帯域を広くする条件、且つ、
前記振動センサーの振動データのサンプリング周波数を高くする条件。
(条件2a)
前記振動センサーの振動データの周波数帯域を狭くする条件、且つ、
前記振動センサーの振動データのサンプリング周波数を低くする条件。
(条件2b)
前記条件1にて収集した前記振動センサーの振動データの一部を削除することで、
前記振動センサーの振動データの周波数帯域を狭くする条件、且つ、
前記振動センサーの振動データのサンプリング周波数を低くする条件。
前記本発明の第2の振動検知装置を使用し、
振動データ収集時間範囲決定工程と、振動データ蓄積工程とを含み、
前記振動データ収集時間範囲決定工程は、前記第2の振動センサーの暗振動レベルが相対的に低い時間範囲を、前記第1の振動センサーの振動データ、又は前記第1の振動センサーの振動データ及び前記第2の振動センサーの暗振動データの双方のデータ収集時間範囲として決定する工程であり、
前記振動データ蓄積工程は、前記振動データ収集時間範囲内において、前記第2の振動センサーの暗振動レベルが最も低い時間については、下記条件1にて、前記第2の振動センサーの暗振動レベルが最も低い時間以外の時間については、下記条件2a又は下記条件2bにて、前記第1の振動センサーの振動データと、前記第2の振動センサーの暗振動データとを同期して収集し、前記第1の振動センサーの振動データ、又は前記第1の振動センサーの振動データ及び前記第2の振動センサーの暗振動データを蓄積する工程である
ことを特徴とする。
(条件1)
前記第1の振動センサーの振動データの周波数帯域を広くする条件、且つ、
前記第1の振動センサーの振動データのサンプリング周波数を高くする条件。
(条件2a)
前記第1の振動センサーの振動データの周波数帯域を狭くする条件、且つ、
前記第1の振動センサーの振動データのサンプリング周波数を低くする条件。
(条件2b)
前記条件1にて収集した前記第1の振動センサーの振動データの一部を削除することで、前記第1の振動センサーの振動データの周波数帯域を狭くする条件、且つ、
前記第1の振動センサーの振動データのサンプリング周波数を低くする条件。
本実施形態は、前記本発明の第1の上水道管の振動検知装置及び第1の上水道管の振動検知方法の一例である。図1は、本実施形態の上水道管の振動検知装置を示すブロック図である。図2は、本実施形態の上水道管の振動検知装置を示す模式図である。図1に示すように、本実施形態の上水道管の振動検知装置100は、振動センサー20と、端末装置10とを主要な構成要素として含む。振動センサー20は、端末装置10に接続されている。図2に示すように、本実施形態の上水道管の振動検知装置において、振動センサー20及び端末装置10は、マンホールA内に配置されている。振動センサー20は、上水道管Bに設置されて振動データ及び暗振動データを収集する。振動センサー20は、上水道管Bの振動データ及び暗振動データを収集できさえすればその設置箇所は特に制限されず、例えば、上水道管の外壁に設置されてもよいし、隣接する上水道管の各種バルブ及びジョイント部分等に設置されてもよい。端末装置10は、振動データ収集時間範囲決定手段11及び振動データ蓄積手段85を含む。振動データ収集時間範囲決定手段11は、振動センサー20の暗振動レベルが相対的に低い時間範囲を、振動センサー20の振動データ、又は振動センサー20の振動データ及び暗振動データの双方のデータ収集時間範囲として決定する。振動データ蓄積手段85は、前記振動データ収集時間範囲内において、振動センサー20の暗振動レベルが最も低い時間については、前記条件1にて、振動センサー20の暗振動レベルが最も低い時間以外の時間については、前記条件2a又は前記条件2bにて、振動センサー20の振動データと暗振動データとを収集し、振動センサー20の振動データ、又は振動センサー20の振動データ及び暗振動データを蓄積する。本発明において、マンホールは、上水道管の周辺に設置された制御弁、仕切弁及び消火栓等の各種バルブが配置された鉄蓋内に限らず、排水管路又は上・下水道、機械設備等の地下埋設物の保守点検口等に設置された地中空間の総称とする。
まず、振動センサー20の暗振動レベルが相対的に低い時間範囲を、振動センサー20の振動データ、又は振動センサー20の振動データ及び暗振動データの双方のデータ収集時間範囲として決定する。図3〜5を参照して、本工程の動作フローについて説明する。
次に、データ収集時間範囲TP内において、振動センサー20の暗振動レベルが最も低い時間については、前記条件1にて、振動センサー20の暗振動レベルが最も低い時間以外の時間については、前記条件2a又は前記条件2bにて、振動センサー20の振動データと暗振動データとを収集し、振動センサー20の振動データ、又は振動センサー20の振動データ及び暗振動データを蓄積する。図6〜8を参照して、本工程の動作フローについて説明する。
本実施形態は、前記本発明の第2の上水道管の振動検知装置及び第2の上水道管の振動検知方法の一例である。図9は、本実施形態の上水道管の振動検知装置を示すブロック図である。図10は、本実施形態の上水道管の振動検知装置を示す模式図である。図9に示すように、本実施形態の上水道管の振動検知装置200は、第1の振動センサー20と、第2の振動センサー30と、端末装置10とを主要な構成要素として含む。第1の振動センサー20及び第2の振動センサー30は、端末装置10に接続されている。図10に示すように、本実施形態の上水道管の振動検知装置において、第1の振動センサー20、第2の振動センサー30及び端末装置10は、マンホールA内に配置されている。第1の振動センサー20は、上水道管Bに設置されて振動データを収集する。第1の振動センサー20は、上水道管Bの振動データを収集できさえすればその設置箇所は特に制限されず、例えば、上水道管の外壁に設置されてもよいし、隣接する上水道管の各種バルブ及びジョイント部分等に設置されてもよい。第2の振動センサー30は、上水道管Bから一定距離離れた場所に設置されて暗振動データを収集する。端末装置10は、振動データ収集時間範囲決定手段11及び振動データ蓄積手段85を含む。振動データ収集時間範囲決定手段11は、第2の振動センサー30の暗振動レベルが相対的に低い時間範囲を、第1の振動センサー20の振動データ、又は第1の振動センサー20の振動データ及び第2の振動センサー30の暗振動データの双方のデータ収集時間範囲として決定する。振動データ蓄積手段85は、前記振動データ収集時間範囲内において、第2の振動センサー30の暗振動レベルが最も低い時間については、前記条件1にて、第2の振動センサー30の暗振動レベルが最も低い時間以外の時間については、前記条件2a又は前記条件2bにて、第1の振動センサー20の振動データと、第2の振動センサー30の暗振動データとを同期して収集し、第1の振動センサー20の振動データ、又は第1の振動センサー20の振動データ及び第2の振動センサー30の暗振動データを蓄積する。
まず、第2の振動センサー30の暗振動レベルが相対的に低い時間範囲を、第1の振動センサー20の振動データ、又は第1の振動センサー20の振動データ及び第2の振動センサー30の暗振動データの双方のデータ収集時間範囲として決定する。本実施形態における暗振動レベルを測定する時間範囲の決定方法は、暗振動データの収集を、振動センサー20に代えて第2の振動センサー30で実施する点を除き、図3に示した実施形態1における暗振動レベルを測定する時間範囲の決定方法と同様である。また、本実施形態における暗振動レベルの相対的に低い時間範囲の判定方法も、図11に示すように、暗振動データの収集を、振動センサー20に代えて第2の振動センサー30で実施する点を除き、図4に示した実施形態1における暗振動レベルの相対的に低い時間範囲の判定方法と同様である。
次に、データ収集時間範囲TP内において、第2の振動センサー30の暗振動レベルが最も低い時間については、前記条件1にて、第2の振動センサー30の暗振動レベルが最も低い時間以外の時間については、前記条件2a又は前記条件2bにて、第1の振動センサー20の振動データと、第2の振動センサー30の暗振動データとを同期して収集し、第1の振動センサー20の振動データ、又は前記第1の振動センサー20の振動データ及び前記第2の振動センサー30の暗振動データを蓄積する。本実施形態におけるデータ収集時間範囲の決定方法は、暗振動データの収集を、振動センサー20に代えて第2の振動センサー30で実施する点を除き、図6に示した実施形態1におけるデータ収集時間範囲の決定方法及び振動データの選別方法と同様である。図13は、本実施形態における振動データの選別方法を説明する図である。図6に示すひとつの小時間範囲Piについて、Q分割されたひとつの時間範囲Piiの範囲で第1の振動センサー20により測定した振動データを一時保存し、それに同期して第2の振動センサー30により測定した暗振動データの平均振動レベル値と最大振動レベル値との差分値を計算し、その平均振動レベル値及び各差分値が予め設定された平均振動レベル値の閾値ΣΔTg0及び差分値の閾値S1以下である場合は、一時保存した第1の振動データ20の振動データをその時間範囲Piiの一つの候補とし、さらに最後の時間範囲PiQまで同様に計算してこれらの候補の中から第2の振動センサー30の暗振動データの平均振動レベル値と最大振動レベル値との差分値が小さい方を優先して複数個(R2)選別して、それに該当する第1の振動センサー20の振動データを決定することにより小時間範囲Piの中で相対的に周辺の暗振動レベルが低い静寂な時間範囲での振動データを収集することができる。
を低くする条件にて蓄積することにより、蓄積データを可能な限り少なくすることが可能となる効果がある。
図15は、本実施形態の上水道管の振動検知装置を示すブロック図である。図16は、本実施形態の上水道管の振動検知装置を示す模式図である。図15及び図16に示すように、本実施形態の上水道管の振動検知装置300は、第1の振動センサー20及び第2の振動センサー30を複数(図15及び図16では、それぞれ、3個)備え、端末装置10が、さらに、組合せ決定手段13を含む点を除き、図9及び図10に示す実施形態2の上水道管の振動検知装置と同様である。3個の第1の振動センサー20及び第2の振動センサー30の設置位置の決定方法としては、例えば、第1の振動センサー20及び第2の振動センサー30を多数設置し、その第2の振動センサー30から少し離れた周辺から機械式インパルスハンマー等により一時的に暗振動を印加し、第1の振動センサー20及び第2の振動センサー30により振動レベル及び暗振動レベルを測定し、多数の第2のセンサー30の中で相対的に暗振動レベルが大きい順に、すなわち、周辺の暗振動の影響を受けやすい順に三箇所を選択し、かつ多数の第1の振動センサー20の中で相対的に振動レベルが小さい順に、すなわち、周辺の暗振動の影響を受けにくい三箇所を選択する。図15及び図16では、第1の振動センサー20及び第2の振動センサー30を、それぞれ、3個としたが、本発明はこれに限定されず、必要に応じて、第1の振動センサー20及び第2の振動センサー30を増減させてもよい。前記設置位置の決定方法において、振動レベルが同程度の第1の振動センサー20及び暗振動レベルが同程度の第2の振動センサー30は、撤去してもよいし、残してもよい。
図17は、本工程におけるデータ収集時間範囲の決定処理の動作フローを示すフローチャートである。まず、複数の第2の振動センサー30のうちの一つについて、図12に示す実施形態2の振動データ収集時間範囲決定工程のステップ11(S11)〜ステップ20(S20)と同様にして、データ収集時間範囲TPを決定する。
図18は、本工程における振動データの蓄積処理の動作フローを示すフローチャートである。まず、複数の第1の振動センサー20及び第2の振動センサー30の組合せのうちの一つについて、図14に示す実施形態2の振動データ蓄積工程のステップ31(S31)〜ステップ41(S41)と同様にして、第1の振動センサー20の振動データ、又は前記第1の振動センサー20の振動データ及び前記第2の振動センサー30の暗振動データを振動データ蓄積手段85で蓄積する。
次に、複数の第1の振動センサー20及び第2の振動センサー30の中から、第2の振動センサー30が測定した暗振動レベルと、第1の振動センサー20が測定した振動レベルとの大小関係を基に、データ収集に用いる第1の振動センサー20と第2の振動センサー30との組合せを決定する。前記組合せの決定において、優先的に選択される良い組合せとしては、例えば、第1の振動センサー20の振動レベルが小さく、第2の振動センサー30の暗振動レベルが大きい組合せ、及び第1の振動センサー20の振動レベルが小さく、第2の振動センサー30の暗振動レベルも小さい組合せがあげられる。なお、第1の振動センサー20及び第2の振動センサー30の設置状況によっては、第1の振動センサー20の振動レベルが大きく、第2の振動センサー30の振動レベルが小さい組合せを、優先的に選択される良い組合せに加えてもよい。一方、優先的に除外される悪い組合せとしては、例えば、第1の振動センサー20の振動レベルが大きく、第2の振動センサー30の振動レベルも大きい組合せがあげられる。
図19は、本実施形態の上水道管の振動検知装置を示すブロック図である。図19に示すように、本実施形態の上水道管の振動検知装置400は、さらに、データ収集装置50を含み、端末装置10が、さらに、第1のデータ転送手段14及び受信手段15を含む点を除き、図9及び図10に示す実施形態2の上水道管の振動検知装置と同様である。データ収集装置50は、端末装置10と通信回線網40を介して接続可能である。通信回線網40は、有線でも無線でもよい。第1のデータ転送手段14は、端末装置10において収集した第1の振動センサー20の振動データ及び第2の振動センサー30の暗振動データをデータ収集装置50に転送する。受信手段15は、データ収集装置50からの制御指令を受信する。データ収集装置50は、端末装置10を制御する制御手段51を含む。図19に示す上水道管の振動検知装置400は、第1の振動センサー20及び第2の振動センサー30を有するが、本実施形態はこれに限定されず、図1及び図2に示す実施形態1の上水道管の振動検知装置100と同様に、第2の振動センサー30を有さず、第1の振動センサー20により振動データ及び暗振動データの双方を収集してもよい。また、図19では、第1の振動センサー20及び第2の振動センサー30を、それぞれ、1個としたが、本実施形態はこれに限定されず、図15及び図16に示す実施形態3の上水道管の振動検知装置300と同様に、第1の振動センサー20及び第2の振動センサー30を複数としてもよい。この場合には、端末装置10は、さらに、組合せ決定手段13を含む。
まず、図5又は図12に示す実施形態1又は2の振動データ収集時間範囲決定工程(第1の振動センサー20及び第2の振動センサー30が複数の場合には、図17に示す実施形態3の振動データ収集時間範囲決定工程)の動作フローと同様にして、データ収集時間範囲TPを決定する。
次に、図8又は図14に示す実施形態1又は2の振動データ蓄積工程(第1の振動センサー20及び第2の振動センサー30が複数の場合には、図18に示す実施形態3の振動データ蓄積工程)の動作フローと同様にして、第1の振動センサー20の振動データ、又は前記第1の振動センサー20の振動データ及び前記第2の振動センサー30の暗振動データを蓄積する。第1の振動センサー20及び第2の振動センサー30が複数の場合には、本工程の後、実施形態3の組合せ決定工程と同様にして、データ収集に用いる第1の振動センサー20と第2の振動センサー30との組合せを決定する。
次に、端末装置10は、その受信手段15がデータ収集装置50の制御手段51からの制御指令を受信すると、第1のデータ転送手段14により、端末装置10において収集した第1の振動センサー20の振動データ及び第2の振動センサー30の暗振動データを、通信回線網40を介してデータ収集装置50に転送する。
図20は、本実施形態の上水道管の振動検知装置を示すブロック図である。図20に示すように、本実施形態の上水道管の振動検知装置500は、さらに、広範囲データ収集装置60を含み、データ収集装置50が、さらに、第2のデータ転送手段52を含む点を除き、図19に示す実施形態4の上水道管の振動検知装置と同様である。広範囲データ収集装置60は、データ収集装置50と通信回線網40を介して接続可能である。第2のデータ転送手段52は、データ収集装置50から、端末装置10において収集した第1の振動センサー20の振動データ及び第2の振動センサー30の暗振動データを広範囲データ収集装置60に転送する。広範囲データ収集装置60は、前記転送されたデータをデータベース化するデータベース化手段61を含む。
まず、図5又は図12に示す実施形態1又は2の振動データ収集時間範囲決定工程(第1の振動センサー20及び第2の振動センサー30が複数の場合には、図17に示す実施形態3の振動データ収集時間範囲決定工程)の動作フローと同様にして、データ収集時間範囲TPを決定する。
次に、図8又は図14に示す実施形態1又は2の振動データ蓄積工程(第1の振動センサー20及び第2の振動センサー30が複数の場合には、図18に示す実施形態3の振動データ蓄積工程)の動作フローと同様にして、第1の振動センサー20の振動データ、又は前記第1の振動センサー20の振動データ及び前記第2の振動センサー30の暗振動データを蓄積する。第1の振動センサー20及び第2の振動センサー30が複数の場合には、本工程の後、実施形態3の組合せ決定工程と同様にして、データ収集に用いる第1の振動センサー20と第2の振動センサー30との組合せを決定する。
次に、実施形態4の第1のデータ転送工程及び制御工程と同様にして、端末装置10からデータ収集装置50へのデータの転送及びデータ収集装置50による端末装置10の制御を行う。
次に、第2のデータ転送手段52により、データ収集装置50から、端末装置10において収集した第1の振動センサー20の振動データ及び第2の振動センサー30の暗振動データを、一括して通信回線網40を介して広範囲データ収集装置60に転送する。
次に、データベース化手段61により、振動データ及び暗振動データをデータベース化する。
図21は、本実施形態の上水道管の振動検知装置を示すブロック図である。図21に示すように、本実施形態の上水道管の振動検知装置600は、端末装置10が、さらに、電源電圧検出手段16を含む点を除き、図9及び図10に示す実施形態2の上水道管の振動検知装置と同様である。電源電圧検出手段16は、端末装置10内の電源電圧の低下を検出し、前記電源電圧低下の検出により、データ収集時間範囲及びデータ収集回数を調整する。図21に示す上水道管の振動検出装置600は、第1の振動センサー20及び第2の振動センサー30を有するが、本実施形態はこれに限定されず、図1及び図2に示す実施形態1の上水道管の振動検知装置100と同様に、第2の振動センサー30を有さず、第1の振動センサー20により振動データ及び暗振動データの双方を収集してもよい。また、図21では、第1の振動センサー20及び第2の振動センサー30を、それぞれ、1個としたが、本実施形態はこれに限定されず、図15及び図16に示す実施形態3の上水道管の振動検知装置300と同様に、第1の振動センサー20及び第2の振動センサー30を複数としてもよい。この場合には、端末装置10は、さらに、組合せ決定手段13を含む。また、本実施形態の上水道管の振動検知装置600は、図20に示す実施形態5の上水道管の振動検知装置500と同様に、さらに、データ収集装置50及び広範囲データ収集装置60を含んでもよいし、あるいは図19に示す実施形態4の上水道管の振動検知装置400のようにデータ収集装置50のみを含んでもよい。これらの場合には、端末装置10は、さらに、第1のデータ転送手段14及び受信手段15を含む。
まず、図5又は図12に示す実施形態1又は2の振動データ収集時間範囲決定工程(第1の振動センサー20及び第2の振動センサー30が複数の場合には、図17に示す実施形態3の振動データ収集時間範囲決定工程)の動作フローと同様にして、データ収集時間範囲TPを決定する。
次に、図8又は図14に示す実施形態1又は2の振動データ蓄積工程(第1の振動センサー20及び第2の振動センサー30が複数の場合には、図18に示す実施形態3の振動データ蓄積工程)の動作フローと同様にして、第1の振動センサー20の振動データ、又は第1の振動センサー20の振動データ及び第2の振動センサー30の暗振動データを蓄積する。第1の振動センサー20及び第2の振動センサー30が複数の場合には、本工程の後、実施形態3の組合せ決定工程と同様にして、データ収集に用いる第1の振動センサー20と第2の振動センサー30との組合せを決定する。また、本実施形態の上水道管の振動検知装置600が、さらに、データ収集装置50を含む場合には、本工程の後、実施形態4の第1のデータ転送工程及び制御工程と同様にして、端末装置10からデータ収集装置50へのデータの転送及びデータ収集装置50による端末装置10の制御を行い、さらに、広範囲データ収集装置60を含む場合には、実施形態5の第2のデータ転送工程及びデータベース化工程と同様にして、データ収集装置50から広範囲データ収集装置60へのデータの転送並びに振動データ及び暗振動データのデータベース化を行う。
次に、電源電圧検出手段16により、端末装置10内の電源電圧の低下を検出し、前記電源電圧低下の検出により、データ収集時間範囲及びデータ収集回数を調整する。
本実施形態は、実施形態2〜6の特徴的構成要件を全て備えた上水道管の振動検知装置及び振動検知方法に関する。図22は、本実施形態の上水道管の振動検知装置を示すブロック図である。図22に示すように、本実施形態の上水道管の振動検知装置700では、第1の振動センサー20、第2の振動センサー30及び端末装置10が、各地域に常時設置され、移動体(図22に示す自動車等)71に搭載、作業者72が所持、又は、地中空間を含めたマンホールAの近傍に設置されたデータ収集装置50からの要求により、通信回線網40を介して振動データ及び暗振動データが収集され、さらに、データ収集装置50から振動データ及び暗振動データが一括して通信回線網40を介して広範囲データ収集装置60に転送される。
振動センサーと、端末装置とを含み、
前記振動センサーは、前記端末装置に接続され、
前記振動センサーは、上水道管に設置されて振動データ及び暗振動データを収集し、
前記端末装置は、
前記振動センサーの暗振動レベルが相対的に低い時間範囲を、前記振動センサーの振動データ、又は前記振動センサーの振動データ及び暗振動データの双方のデータ収集時間範囲として決定する振動データ収集時間範囲決定手段と、
前記振動データ収集時間範囲内において、前記振動センサーの暗振動レベルが最も低い時間については、下記条件1にて、前記振動センサーの暗振動レベルが最も低い時間以外の時間については、下記条件2a又は下記条件2bにて、前記振動センサーの振動データと暗振動データとを収集し、前記振動センサーの振動データ、又は前記振動センサーの振動データ及び暗振動データを蓄積する振動データ蓄積手段と
を含むことを特徴とする、上水道管の振動検知装置。
(条件1)
前記振動センサーの振動データの周波数帯域を広くする条件、且つ、
前記振動センサーの振動データのサンプリング周波数を高くする条件。
(条件2a)
前記振動センサーの振動データの周波数帯域を狭くする条件、且つ、
前記振動センサーの振動データのサンプリング周波数を低くする条件。
(条件2b)
前記条件1にて収集した前記振動センサーの振動データの一部を削除することで、
前記振動センサーの振動データの周波数帯域を狭くする条件、且つ、
前記振動センサーの振動データのサンプリング周波数を低くする条件。
第1の振動センサーと、第2の振動センサーと、端末装置とを含み、
前記第1の振動センサー及び前記第2の振動センサーは、前記端末装置に接続され、
前記第1の振動センサーは、上水道管に設置されて振動データを収集し、
前記第2の振動センサーは、前記上水道管から一定距離離れた場所に設置された暗振動データを収集し、
前記端末装置は、
前記第2の振動センサーの暗振動レベルが相対的に低い時間範囲を、前記第1の振動センサーの振動データ、又は前記第1の振動センサーの振動データ及び前記第2の振動センサーの暗振動データの双方のデータ収集時間範囲として決定する振動データ収集時間範囲決定手段と、
前記振動データ収集時間範囲内において、前記第2の振動センサーの暗振動レベルが最も低い時間については、下記条件1にて、前記第2の振動センサーの暗振動レベルが最も低い時間以外の時間については、下記条件2a又は下記条件2bにて、前記第1の振動センサーの振動データと、前記第2の振動センサーの暗振動データとを同期して収集し、前記第1の振動センサーの振動データ、又は前記第1の振動センサーの振動データ及び前記第2の振動センサーの暗振動データを蓄積する振動データ蓄積手段と
を含むことを特徴とする、上水道管の振動検知装置。
(条件1)
前記第1の振動センサーの振動データの周波数帯域を広くする条件、且つ、
前記第1の振動センサーの振動データのサンプリング周波数を高くする条件。
(条件2a)
前記第1の振動センサーの振動データの周波数帯域を狭くする条件、且つ、
前記第1の振動センサーの振動データのサンプリング周波数を低くする条件。
(条件2b)
前記条件1にて収集した前記第1の振動センサーの振動データの一部を削除することで、
前記第1の振動センサーの振動データの周波数帯域を狭くする条件、且つ、
前記第1の振動センサーの振動データのサンプリング周波数を低くする条件。
複数の前記第1の振動センサー群及び複数の前記第2の振動センサー群の双方の群から、
前記第2の振動センサーが測定した暗振動レベルと、前記第1の振動センサーが測定した振動レベルとの大小関係を基に、データ収集に用いる前記第1の振動センサーと前記第2の振動センサーとの組合せを決定する組合せ決定手段を含むことを特徴とする、付記2記載の上水道管の振動検知装置。
さらに、データ収集装置を含み、
前記データ収集装置は、前記端末装置と通信回線網を介して接続可能であり、
前記端末装置は、
前記端末装置において収集した前記振動センサー又は前記第1の振動センサーの振動データ、及び前記振動センサー又は前記第2の振動センサーの暗振動データを前記データ収集装置に転送する第1のデータ転送手段と、
前記データ収集装置からの制御指令を受信する受信手段とを含み、
前記データ収集装置は、前記端末装置を制御する制御手段を含むことを特徴とする、付記1から3のいずれかに記載の上水道管の振動検知装置。
さらに、広範囲データ収集装置を含み、
前記広範囲データ収集装置は、前記データ収集装置と通信回線網を介して接続可能であり、
前記データ収集装置は、
前記データ収集装置から、前記端末装置において収集した前記振動センサー又は前記第1の振動センサーの振動データ、及び前記振動センサー又は前記第2の振動センサーの暗振動データを前記広範囲データ収集装置に転送する第2のデータ転送手段を含み、
前記広範囲データ収集装置は、前記転送されたデータをデータベース化するデータベース化手段を含むことを特徴とする、付記4記載の上水道管の振動検知装置。
前記端末装置が、
前記端末装置内の電源電圧の低下を検出し、前記電源電圧低下の検出により、データ収集時間範囲及びデータ収集回数を調整する電源電圧検出手段を含むことを特徴とする、付記1から5のいずれかに記載の上水道管の振動検知装置。
検知する振動が、漏水振動であることを特徴とする、付記1から6のいずれかに記載の上水道管の振動検知装置。
付記1記載の振動検知装置を使用し、
振動データ収集時間範囲決定工程と、振動データ蓄積工程とを含み、
前記振動データ収集時間範囲決定工程は、前記振動センサーの暗振動レベルが相対的に低い時間範囲を、前記振動センサーの振動データ、又は前記振動センサーの振動データ及び暗振動データの双方のデータ収集時間範囲として決定する工程であり、
前記振動データ蓄積工程は、前記振動データ収集時間範囲内において、前記振動センサーの暗振動レベルが最も低い時間については、下記条件1にて、前記振動センサーの暗振動レベルが最も低い時間以外の時間については、下記条件2a又は下記条件2bにて、前記振動センサーの振動データと暗振動データとを収集し、前記振動センサーの振動データ、又は前記振動データの振動データ及び暗振動データを蓄積する工程である
ことを特徴とする、上水道管の振動検知方法。
(条件1)
前記振動センサーの振動データの周波数帯域を広くする条件、且つ、
前記振動センサーの振動データのサンプリング周波数を高くする条件。
(条件2a)
前記振動センサーの振動データの周波数帯域を狭くする条件、且つ、
前記振動センサーの振動データのサンプリング周波数を低くする条件。
(条件2b)
前記条件1にて収集した前記振動センサーの振動データの一部を削除することで、
前記振動センサーの振動データの周波数帯域を狭くする条件、且つ、
前記振動センサーの振動データのサンプリング周波数を低くする条件。
付記2記載の振動検知装置を使用し、
振動データ収集時間範囲決定工程と、振動データ蓄積工程とを含み、
前記振動データ収集時間範囲決定工程は、前記第2の振動センサーの暗振動レベルが相対的に低い時間範囲を、前記第1の振動センサーの振動データ、又は前記第1の振動センサーの振動データ及び前記第2の振動センサーの暗振動データの双方のデータ収集時間範囲として決定する工程であり、
前記振動データ蓄積工程は、前記振動データ収集時間範囲内において、前記第2の振動センサーの暗振動レベルが最も低い時間については、下記条件1にて、前記第2の振動センサーの暗振動レベルが最も低い時間以外の時間については、下記条件2a又は下記条件2bにて、前記第1の振動センサーの振動データと、前記第2の振動センサーの暗振動データとを同期して収集し、前記第1の振動センサーの振動データ、又は前記第1の振動センサーの振動データ及び前記第2の振動センサーの暗振動データを蓄積する工程であることを特徴とする、上水道管の振動検知方法。
(条件1)
前記第1の振動センサーの振動データの周波数帯域を広くする条件、且つ、
前記第1の振動センサーの振動データのサンプリング周波数を高くする条件。
(条件2a)
前記第1の振動センサーの振動データの周波数帯域を狭くする条件、且つ、
前記第1の振動センサーの振動データのサンプリング周波数を低くする条件。
(条件2b)
前記条件1にて収集した前記第1の振動センサーの振動データの一部を削除することで、
前記第1の振動センサーの振動データの周波数帯域を狭くする条件、且つ、
前記第1の振動センサーの振動データのサンプリング周波数を低くする条件。
付記3記載の振動検知装置を使用し、
複数の前記第1の振動センサー及び前記第2の振動センサーの中から、
前記第2の振動センサーが測定した暗振動レベルと、前記第1の振動センサーが測定した振動レベルとの大小関係を基に、データ収集に用いる前記第1の振動センサーと前記第2の振動センサーとの組合せを決定する組合せ決定工程を含むことを特徴とする、付記9記載の振動検知方法。
付記4記載の振動検知装置を使用し、
前記端末装置において収集した前記振動センサー又は前記第1の振動センサーの振動データ、及び前記振動センサー又は前記第2の振動センサーの暗振動データを前記データ収集装置に転送する第1のデータ転送工程と、前記データ収集装置が前記端末装置を制御する制御工程とを含むことを特徴とする、付記8から10のいずれかに記載の上水道管の振動検知方法。
付記5記載の振動検知装置を使用し、
前記データ収集装置から、前記端末装置において収集した前記振動センサー又は前記第1の振動センサーの振動データ、及び前記振動センサー又は前記第2の振動センサーの暗振動データを前記広範囲データ収集装置に転送する第2のデータ転送工程と、
前記広範囲データ収集装置において前記転送されたデータをデータベース化するデータベース化工程とを含むことを特徴とする、付記11記載の上水道管の振動検知方法。
付記6記載の振動検知装置を使用し、
前記端末装置内の電源電圧の低下を検出し、前記電源電圧低下の検出により、データ収集時間範囲及びデータ収集回数を調整する電源電圧検出工程を含むことを特徴とする、付記8から12のいずれかに記載の上水道管の振動検知方法。
検知する振動が、漏水振動であることを特徴とする、付記8から13のいずれかに記載の上水道管の振動検知方法。
11 振動データ収集時間範囲決定手段
12 振動データ入力手段
13 組合せ決定手段
14 第1のデータ転送手段
15 受信手段
16 電源電圧検出手段
20 第1の振動センサー
30 第2の振動センサー
40 通信回線網
50 データ収集装置
51 制御手段
52 第2のデータ転送手段
60 広範囲データ収集装置
61 データベース化手段
71 移動体
72 作業者
82 信号増幅手段
83 A/D変換手段
84 振動データ処理手段
85 振動データ蓄積手段
86 制御パラメータ手段
87 時計手段
88 振動データ送出手段
89 制御パラメータ入力判定手段
91 電源手段
92 電源供給手段
93 外部電源供給手段
94 送受信手段
100、200、300、400、500、600 上水道管の振動検知装置
Claims (8)
- 振動センサーと、端末装置とを含み、
前記振動センサーは、前記端末装置に接続され、
前記振動センサーは、上水道管に設置されて振動データ及び暗振動データを収集し、
前記端末装置は、
前記暗振動データの暗振動レベルが相対的に低い時間範囲を、前記振動センサーの振動データのデータ収集時間範囲として決定する振動データ収集時間範囲決定手段と、
前記振動データ収集時間範囲内において、前記暗振動レベルが低い時間は、前記暗振動レベルが高い時間に比して高いサンプリング周波数にて、前記暗振動レベルが高い時間は、前記暗振動レベルが低い時間に比して低いサンプリング周波数にて、前記振動センサーの振動データを収集し、蓄積する振動データ蓄積手段と
を含むことを特徴とする、上水道管の振動検知装置。 - 振動センサーと、端末装置とを含み、
前記振動センサーは、前記端末装置に接続され、
前記振動センサーは、上水道管に設置されて振動データ及び暗振動データを収集し、
前記端末装置は、
前記暗振動データの暗振動レベルが相対的に低い時間範囲を、前記振動センサーの振動データのデータ収集時間範囲として決定する振動データ収集時間範囲決定手段と、
前記振動データ収集時間範囲内において、前記暗振動レベルが所定値未満の時間は、前記暗振動レベルが所定値以上の時間に比して高いサンプリング周波数にて、前記暗振動レベルが所定値以上の時間は、前記暗振動レベルが所定値未満の時間に比して低いサンプリング周波数にて、前記振動センサーの振動データを収集し、蓄積する振動データ蓄積手段とを含むことを特徴とする、上水道管の振動検知装置。 - 振動センサーで取得された暗振動データの暗振動レベルが相対的に低い時間範囲を、前記振動センサーの振動データのデータ収集時間範囲として決定する振動データ収集時間範囲決定手段と、
前記振動センサーの振動データを蓄積する振動データ蓄積手段と
を含み、
前記振動データ蓄積手段は、前記振動データ収集時間範囲内において、前記振動センサーの暗振動レベルが低い時間は、前記暗振動レベルが高い時間に比して高いサンプリング周波数にて、前記振動センサーの振動データを収集、蓄積し、前記振動センサーの暗振動レベルが高い時間は、前記暗振動レベルが低い時間に比して低いサンプリング周波数にて、前記振動センサーの振動データを収集し、蓄積することを特徴とする、端末装置。 - 振動センサーで取得された暗振動データの暗振動レベルが相対的に低い時間範囲を、前記振動センサーの振動データのデータ収集時間範囲として決定する振動データ収集時間範囲決定手段と、
前記振動センサーの振動データを蓄積する振動データ蓄積手段と
を含み、
前記振動データ蓄積手段は、前記振動データ収集時間範囲内において、前記振動センサーの暗振動レベルが所定値未満の時間は、前記暗振動レベルが所定値以上の時間に比して高いサンプリング周波数にて、前記振動センサーの振動データを収集、蓄積し、前記振動センサーの暗振動レベルが所定値以上の時間は、前記暗振動レベルが所定値未満の時間に比して低いサンプリング周波数にて、前記振動センサーの振動データを収集し、蓄積することを特徴とする、端末装置。 - 請求項3記載の端末装置を使用し、
振動データ収集時間範囲決定工程と、振動データ蓄積工程とを含み、
前記振動データ収集時間範囲決定工程は、前記振動センサーの暗振動レベルが相対的に低い時間範囲を、前記振動センサーの振動データのデータ収集時間範囲として決定する工程であり、
前記振動データ蓄積工程は、前記振動データ収集時間範囲内において、前記振動センサーの暗振動レベルが低い時間は、前記暗振動レベルが高い時間に比して高いサンプリング周波数にて、前記振動センサーの暗振動レベルが高い時間は、前記暗振動レベルが低い時間に比して低いサンプリング周波数にて、前記振動センサーの振動データを収集し、蓄積する工程である
ことを特徴とする、上水道管の振動検知方法。 - 請求項4記載の端末装置を使用し、
振動データ収集時間範囲決定工程と、振動データ蓄積工程とを含み、
前記振動データ収集時間範囲決定工程は、前記振動センサーの暗振動レベルが相対的に低い時間範囲を、前記振動センサーの振動データのデータ収集時間範囲として決定する工程であり、
前記振動データ蓄積工程は、前記振動データ収集時間範囲内において、前記振動センサーの暗振動レベルが所定値未満の時間は、前記暗振動レベルが所定値以上の時間に比して高いサンプリング周波数にて、前記振動センサーの暗振動レベルが所定値以上の時間は、前記暗振動レベルが所定値未満の時間に比して低いサンプリング周波数にて、前記振動センサーの振動データを収集し、蓄積する工程である
ことを特徴とする、上水道管の振動検知方法。 - 第2の振動センサーで取得された暗振動データの暗振動レベルが相対的に低い時間範囲を、第1の振動センサーの振動データのデータ収集時間範囲として決定する振動データ収集時間範囲決定手段と、
前記第1の振動センサーの振動データを蓄積する振動データ蓄積手段と
を含み、
前記振動データ蓄積手段は、前記振動データ収集時間範囲内において、前記第2の振動センサーの暗振動レベルが低い時間は、前記暗振動レベルが高い時間に比して高いサンプリング周波数にて、前記第1の振動センサーの振動データを収集、蓄積し、前記第2の振動センサーの暗振動レベルが高い時間は、前記暗振動レベルが低い時間に比して低いサンプリング周波数にて、前記第1の振動センサーの振動データを収集し、蓄積することを特徴とする、端末装置。 - 第2の振動センサーで取得された暗振動データの暗振動レベルが相対的に低い時間範囲を、第1の振動センサーの振動データのデータ収集時間範囲として決定する振動データ収集時間範囲決定手段と、
前記第1の振動センサーの振動データを蓄積する振動データ蓄積手段と
を含み、
前記振動データ蓄積手段は、前記振動データ収集時間範囲内において、前記第2の振動センサーの暗振動レベルが所定値未満の時間は、前記暗振動レベルが所定値以上の時間に比して高いサンプリング周波数にて、前記第1の振動センサーの振動データを収集、蓄積し、前記第2の振動センサーの暗振動レベルが所定値以上の時間は、前記暗振動レベルが所定値未満の時間に比して低いサンプリング周波数にて、前記第1の振動センサーの振動データを収集し、蓄積することを特徴とする、端末装置。
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