JP6065499B2 - 情報処理装置、プログラム及び情報処理方法 - Google Patents

情報処理装置、プログラム及び情報処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6065499B2
JP6065499B2 JP2012212979A JP2012212979A JP6065499B2 JP 6065499 B2 JP6065499 B2 JP 6065499B2 JP 2012212979 A JP2012212979 A JP 2012212979A JP 2012212979 A JP2012212979 A JP 2012212979A JP 6065499 B2 JP6065499 B2 JP 6065499B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plane
distance image
imaging device
floor surface
distance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012212979A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014066634A (ja
Inventor
康平 圓藤
康平 圓藤
茂 立澤
茂 立澤
俊介 市原
俊介 市原
浩之 保田
浩之 保田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP2012212979A priority Critical patent/JP6065499B2/ja
Publication of JP2014066634A publication Critical patent/JP2014066634A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6065499B2 publication Critical patent/JP6065499B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Measurement Of Optical Distance (AREA)

Description

本発明は、情報処理装置、プログラム及び情報処理方法に関する。
近年、様々な用途に撮像装置が用いられている。例えば監視カメラのように、撮像装置は、設置されて、ある場所を継続的に撮像するために用いられる。
ある場所を継続的に撮像するために、距離画像を生成する撮像装置(例えば、距離画像センサ)が用いられることもある。そして、このような撮像装置により生成される距離画像を用いて、所望の対象を検出する技術が提案されている。
例えば、特許文献1には、壁、天井等に設置された撮像装置により生成された距離画像と予め用意された背景画像との差分を演算し、当該差分の画像と予め登録されたテンプレート画像とのマッチングを行うことにより、人を検出する技術が、開示されている。また、特許文献2には、ロボットに設置された撮像装置により生成された距離画像から、床面、階段等の平面を検出する技術が、開示されている。
特開2009−109508号公報 特開2005−92820号公報
しかし、特許文献1及び2の技術では、距離画像を生成する撮像装置の設置状態(例えば、高さ、方向、等)が既知であることが前提であるので、撮像装置の設置状態が事前に測られる必要がある。そのため、撮像装置を設置する度に、設置状態を測る作業が発生してしまう。また、地震による振動、物体の衝突等により、撮像装置の設置状態が変わってしまった場合に、設置状態が再び測られる必要がある
そこで、距離画像を生成する撮像装置の設置状態を自動で把握することを可能にする仕組みが提供されることが望ましい。
本発明によれば、撮像装置により生成される距離画像を取得する取得部と、上記距離画像から、1つ以上の平面を検出する平面検出部と、上記距離画像であって、床面上にあるべき物体が撮像された当該距離画像から、当該物体の位置を示す位置情報を検出する物体検出部と、上記位置情報に基づいて、上記1つ以上の平面のうちの、床面に対応する平面を決定する決定部と、床面に対応する上記平面に基づいて、上記撮像装置の設置状態を示す設置情報を生成する生成部と、を備え前記取得部は、前記撮像装置により生成される複数の距離画像であって、前記物体が撮像された当該複数の距離画像を取得し、前記物体検出部は、前記複数の距離画像から、当該物体の3次元座標の中心位置をそれぞれ示す複数の位置情報を検出し、前記決定部は、前記複数の位置情報に基づいて、前記1つ以上の平面のうちのいずれの平面上に前記物体があるかを判定することにより、床面に対応する前記平面を決定する、情報処理装置が提供される。
また、上記決定部は、上記位置情報に基づいて、上記1つ以上の平面のうちの個々の平面上に上記物体がある場合の当該物体の形状を示す第2の形状情報を取得し、当該第2の形状情報が示す上記形状と上記第1の形状情報が示す上記形状とを比較することにより、上記1つ以上の平面のうちのいずれの平面上に上記物体があるかを判定してもよい。
また、上記決定部は、上記複数の位置情報が示す上記物体の複数の位置に対応する平面を推定し、推定された当該平面に基づいて、上記1つ以上の平面のうちのいずれの平面上に上記物体があるかを判定してもよい。
また、上記決定部は、上記1つ以上の平面のうちの、推定された上記平面と略平行な平面に、上記物体があると判定してもよい。
また、上記複数の距離画像は、距離動画像に含まれる複数のフレームであってもよい。
また、上記物体は、上記撮像装置の撮像対象として定められた物体であってもよい。
また、上記物体は、人を含んでもよい。
また、本発明によれば、コンピュータを、撮像装置により生成される距離画像を取得する取得部と、上記距離画像から、1つ以上の平面を検出する平面検出部と、上記距離画像であって、床面上にあるべき物体が撮像された当該距離画像から、当該物体の位置を示す位置情報を検出する物体検出部と、上記位置情報に基づいて、上記1つ以上の平面のうちの、床面に対応する平面を決定する決定部と、床面に対応する上記平面に基づいて、上記撮像装置の設定状態を示す設置情報を生成する生成部と、を備え、前記取得部は、前記撮像装置により生成される複数の距離画像であって、前記物体が撮像された当該複数の距離画像を取得し、前記物体検出部は、前記複数の距離画像から、当該物体の3次元座標の中心位置をそれぞれ示す複数の位置情報を検出し、前記決定部は、前記複数の位置情報に基づいて、前記1つ以上の平面のうちのいずれの平面上に前記物体があるかを判定することにより、床面に対応する前記平面を決定する、情報処理装置として機能させるためのプログラムが提供される。
また、本発明によれば、撮像装置により生成される距離画像を取得するステップと、上記距離画像から、1つ以上の平面を検出するステップと、上記距離画像であって、床面上にあるべき物体が撮像された当該距離画像から、当該物体の位置を示す位置情報を検出するステップと、上記位置情報に基づいて、上記1つ以上の平面のうちの、床面に対応する平面を決定するステップと、床面に対応する上記平面に基づいて、上記撮像装置の設置状態を示す設置情報を生成するステップと、を含み、前記取得するステップは、前記撮像装置により生成される複数の距離画像であって、前記物体が撮像された当該複数の距離画像を取得するステップ、をさらに含み、前記検出するステップは、前記複数の距離画像から、当該物体の3次元座標の中心位置をそれぞれ示す複数の位置情報を検出するステップ、をさらに含み、前記決定するステップは、前記複数の位置情報に基づいて、前記1つ以上の平面のうちのいずれの平面上に前記物体があるかを判定することにより、床面に対応する前記平面を決定するステップ、をさらに含む、情報処理方法が提供される。
以上説明したように本発明によれば、距離画像を生成する撮像装置の設置状態を自動で把握することが可能となる。
本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置の構成の一例を示すブロック図である。 取得される距離画像の一例を説明するための説明図である。 図2に示される距離画像が生成される場合の撮像装置の設置状態の例を説明するための説明図である。 取得される距離画像であって、人が撮像された当該距離画像の一例を説明するための説明図である。 対象物体と撮像装置との位置関係(方向)の例を説明するための説明図である。 対象物体と撮像装置との位置関係(方向)に応じた対象物体の形状の例を説明するための説明図である。 対象物体と撮像装置との位置関係(距離)の例を説明するための説明図である。 対象物体と撮像装置との位置関係(距離)に応じた対象物体の形状の例を説明するための説明図である。 図4に示される距離画像が取得された場合の比較形状情報の例を説明するための説明図である。 床面に対する撮像装置の設置状態を示す設置情報の生成手法の一例を説明するための説明図である。 第1の実施形態に係る情報処理の概略的な流れの一例を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る情報処理装置の構成の一例を示すブロック図である。 取得される距離画像の一例を説明するための説明図である。 取得される複数の距離画像の一例を説明するための説明図である。 複数の距離画像から検出される複数の位置情報の一例を説明するための説明図である。 複数の位置情報が示す対象物体の複数の位置に対応する平面の一例を説明するための説明図である。 第2の実施形態に係る情報処理の概略的な流れの一例を示すフローチャートである
以下に添付の図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
以降、<<1.第1の実施形態>>、<<2.第2の実施形態>>という順序で本発明の実施形態を説明する。
<<1.第1の実施形態>>
まず、本発明の第1の実施形態を説明する。本発明の第1の実施形態によれば、床面上にあるべき物体が撮像された距離画像から、当該物体の位置及び形状が検出される。そして、当該物体の位置及び形状に基づいて、床面に対応する平面が決定される。その後、床面に対応する当該平面に基づいて、撮像装置の設置状態を示す情報が生成される。
以降、第1の実施形態を<1.1.情報処理装置の構成>、<1.2.処理の流れ>という順序で説明する。
<1.1.情報処理装置の構成>
図1〜図8を参照して、第1の実施形態に係る情報処理装置100−1の構成の一例を説明する。なお、当該情報処理装置100−1は、例えば、距離画像を生成する撮像装置と通信する装置(例えば、サーバ)である。
図1は、第1の実施形態に係る情報処理装置100−1の構成の一例を示すブロック図である。図1を参照すると、情報処理装置100−1は、距離画像取得部110、平面検出部120、物体検出部130、床面決定部140及び設置情報生成部150を備える。
(距離画像取得部110)
距離画像取得部110は、撮像装置により生成される距離画像を取得する。当該撮像装置は、例えば、TOF(Time of Flight)方式の距離画像センサである。また、上記距離画像の各画素は、例えば、撮像装置から撮像対象までの距離、又は撮像装置の位置が原点である場合の撮像対象の3次元座標を示す。
例えば、撮像装置は、距離画像を生成すると、当該距離画像を情報処理装置100−1に送信する。そして、情報処理装置100−1の通信部(図示せず)は、当該距離画像を受信する。その後、情報処理装置100−1の距離画像取得部110は、受信された距離画像を取得する。以下、図2を参照して、取得される距離画像の具体例を説明する。
図2は、取得される距離画像の一例を説明するための説明図である。図2を参照すると、距離画像20aが示されている。距離画像20aは、第1の平面が撮像された部分21a、及び第2の平面が撮像された部分21bを含む。例えばこのように、距離画像は、平面が撮像された部分21を含み得る。このような部分21を含む距離画像が生成される場合の撮像装置の設置状態として、いくつかの設置状態が考えられる。以下、図3を参照して、図2に示される距離画像が生成される場合の撮像装置の設置状態の具体例を説明する。
図3は、図2に示される距離画像が生成される場合の撮像装置の設置状態の例を説明するための説明図である。図3を参照すると、例えば、第1のケースでは、距離画像の部分21aに対応する第1の平面31aが、床面であり、距離画像の部分21bに対応する第2の平面31bが、壁面である。このような第1のケースでは、撮像装置40は、壁面である第2の平面31bに対して角度αだけ傾いた状態で設置されていることになる。一方、例えば、第2のケースでは、距離画像の部分21aに対応する第1の平面31aが、壁面であり、距離画像の部分21bに対応する第2の平面31bが、床面である。このような第2のケースでは、撮像装置40は、床面である第2の平面31bに対して角度αだけ傾いた状態で設置されていることになる。
また、距離画像取得部110は、撮像装置により生成される距離画像であって、床面上にあるべき物体(以下、「対象物体」と呼ぶ)が撮像された当該距離画像を取得する。例えば、当該対象物体は、撮像装置の撮像対象として定められた物体である。さらに具体的には、例えば、当該対象物体は、人である。以下、図4を参照して、取得される距離画像の具体例を説明する。
図4は、取得される距離画像であって、対象物体が撮像された当該距離画像の一例を説明するための説明図である。図4を参照すると、距離画像20bが示されている。図2に示された距離画像20aと同様に、距離画像20bは、第1の平面が撮像された部分21a、及び第2の平面が撮像された部分21bを含む。また、距離画像20bは、対象物体が撮像された部分23も含む。例えばこのように、距離画像は、平面が撮像された部分21、及び対象物体が撮像された部分23を含み得る。
なお、例えば、距離画像取得部110は、取得された距離画像を平面検出部120へ出力する。また、距離画像取得部110は、取得された距離画像であって、対象物体が撮像された当該距離画像を、物体検出部130へ出力する。
(平面検出部120)
平面検出部120は、距離画像から1つ以上の平面を検出する。例えば、平面検出部120は、図2に示される距離画像20aから、部分21aに対応する第1の平面、及び部分21bに対応する第2の平面を検出する。
具体的な手法として、平面検出部120は、距離画像の各画素に対応する3次元座標を用いてHough変換を行うことにより、平面を検出する。即ち、平面検出部120は、投票空間のピークに対応する平面パラメータを検出する。以下のように平面が表される場合には、以下のパラメータa、b、cが、上記平面パラメータに該当する。
Figure 0006065499
なお、別の手法として、平面検出部120は、距離画像を複数の小領域に分割し、各小領域について最小二乗法で平面パラメータを算出し、距離画像の各画素に対応する3次元座標を用いて、算出された上記平面パラメータの投票を行なってもよい。そして、平面検出部120は、投票空間のピークに対応する平面パラメータを検出してもよい。
(物体検出部130)
物体検出部130は、距離画像であって、床面上にあるべき物体(即ち、対象物体)が撮像された当該距離画像から、当該物体の位置を示す位置情報を検出する。とりわけ第1の実施形態では、物体検出部130は、距離画像であって、対象物体が撮像された当該距離画像から、当該対象物体の位置を示す位置情報と、当該対象物体の形状を示す第1の形状情報(以下、「対象形状情報」と呼ぶ)とを検出する。上記位置は、例えば3次元座標である。
具体的には、例えば、物体検出部130は、対象物体(例えば、人)が撮像された上記距離画像(例えば、図4に示される距離画像20b)と、予め用意された背景画像(例えば、図2に示される距離画像20a)との差分を演算する。そして、物体検出部130は、対象物体が撮像された上記距離画像のうちの上記差分に対応する部分(例えば、図4に示される部分23)を、対象形状情報として検出する。
また、例えば、物体検出部130は、対象物体が撮像された上記距離画像のうちの対象物体の部分(例えば、図4に示される部分23)の画素に対応する3次元座標から、対象物体の位置(例えば、複数の3次元座標の中心)を算出することにより、対象物体の位置を示す位置情報を検出する。
(床面決定部140)
床面決定部140は、検出される上記位置情報に基づいて、検出される上記1つ以上の平面のうちの、床面に対応する平面を決定する。より具体的には、床面決定部140は、上記位置情報に基づいて、上記1つ以上の平面のうちのいずれの平面上に対象物体があるかを判定することにより、床面に対応する平面を決定する。
とりわけ第1の実施形態では、床面決定部140は、上記位置情報及び上記対象形状情報に基づいて、上記1つ以上の平面のうちのいずれの平面上に対象物体があるかを判定する。
床面決定部140は、比較形状取得部141、形状比較部143及び判定部145を備える。
(比較形状取得部141)
比較形状取得部141は、上記位置情報に基づいて、上記1つ以上の平面のうちの個々の平面上に対象物体がある場合の対象物体の形状を示す第2の形状情報(以下、「比較形状情報」と呼ぶ)を取得する。
より具体的には、例えば、比較形状取得部141は、上記1つ以上の平面のうちの個々の平面について、対象物体が当該個々の平面上にあり且つ上記位置情報が示す位置にある場合に撮像装置と対象物体とがどのような位置関係にあるかを、特定する。例えば、比較形状取得部141は、上記位置関係として、撮像装置から対象物体への方向、及び撮像装置と対象物体との間の距離を特定する。そして、比較形状取得部141は、撮像装置と対象物体との位置関係に基づいて、対象物体が撮像装置により撮像された場合の形状を示す情報を、上記比較形状情報として取得する。例えば、当該比較形状情報は、対象物体(例えば、人)の形状を含む画像である。
具体的な手法として、例えば、上記比較形状情報は、予め作成された対象物体(例えば、人)の3Dモデルの投影変換により生成される。即ち、撮像装置と対象物体との位置関係に基づいて、仮想的な3次元空間に、対象物体の3Dモデル及びカメラが配置される。そして、投影変換により、対象物体が撮像装置により撮像された場合の対象物体の形状を含む画像が、生成される。
上記位置関係に応じて、比較形状情報が示す対象物体の形状が変わる。以下、この点について図5A〜図6Bを参照してより具体的に説明する。
図5Aは、対象物体と撮像装置との位置関係(方向)の例を説明するための説明図である。図5Aを参照すると、平面31上にある対象物体33と撮像装置40との3つの位置関係が示されている。即ち、対象物体33の真上に撮像装置40があるという第1の位置関係、対象物体33の斜めに撮像装置40があるという第2の位置関係、及び対象物体33の真横に撮像装置40があるという第3の位置関係が、示されている。
図5Bは、対象物体と撮像装置との位置関係(方向)に応じた対象物体の形状の例を説明するための説明図である。図5Bを参照すると、図5Aに示された各位置関係に応じた対象物体33の形状43が示されている。即ち、対象物体33の真上に撮像装置40があるという第1の位置関係の場合には、撮像装置40により撮像された場合の対象物体33の形状は、形状43aのようになる。また、対象物体33の斜めに撮像装置40があるという第2の位置関係の場合には、撮像装置40により撮像された場合の対象物体33の形状は、形状43bのようになる。また、対象物体33の真横に撮像装置40があるという第3の位置関係の場合には、撮像装置40により撮像された場合の対象物体33の形状は、形状43cのようになる。
このように、対象物体33と撮像装置40との位置関係によって、より具体的には撮像装置40から対象物体33への方向によって、比較形状情報が示す対象物体の形状が変わる。
図6Aは、対象物体と撮像装置との位置関係(距離)の例を説明するための説明図である。図6Aを参照すると、平面31上にある対象物体33と撮像装置40との2つの位置関係が示されている。即ち、対象物体33と撮像装置40との距離がより近いという第4の位置関係、及び対象物体33と撮像装置40との距離がより遠いという第5の位置関係が、示されている。
図6Bは、対象物体と撮像装置との位置関係(距離)に応じた対象物体の形状の例を説明するための説明図である。図6Bを参照すると、図6Aに示された各位置関係に応じた対象物体33の形状43が示されている。即ち、対象物体33と撮像装置40との距離がより近いという第4の位置関係の場合には、撮像装置40により撮像された場合の対象物体33の形状は、形状43dのようになる。また、対象物体33と撮像装置40との距離がより遠いという第5の位置関係の場合には、撮像装置40により撮像された場合の対象物体33の形状は、形状43eのようになる。
このように、対象物体33と撮像装置40との位置関係によって、より具体的には対象物体33と撮像装置40との距離によって、比較形状情報が示す対象物体の形状が変わる。
次に、図4に示される距離画像20bが取得された場合の比較形状情報の例を、図7を参照して説明する。
図7は、図4に示される距離画像20bが取得された場合の比較形状情報の例を説明するための説明図である。図7を参照すると、図4に示される距離画像20bの部分21aに対応する平面に対象物体33がある場合の比較形状情報の形状43fが示されている。また、距離画像20bの部分21bに対応する平面に対象物体33がある場合の比較形状情報の形状43gが示されている。図4に示される距離画像20bが取得されると、このような形状43を示す比較形状情報が生成される。
(形状比較部143)
形状比較部143は、比較形状情報が示す形状と対象形状情報が示す形状とを比較する。具体的には、例えば、図4に示される距離画像20bが取得された場合に、形状比較部143は、対象形状情報である距離画像20bの部分23が示す形状と、図7に示される比較形状情報の形状43の各々とを比較する。そして、形状比較部143は、例えば、当該比較の結果として、形状43の各々と部分23により示される形状との類似度を出力する。なお、上記比較は、画像を比較するための任意の手法により行われ得る。
(判定部145)
判定部145は、検出される上記1つ以上の平面のうちのいずれの平面上に対象物体があるかを判定する。そして、判定部145は、対象物体がある平面を、床面に対応する平面として決定する。
例えば、判定部145は、形状比較分143による上記比較の結果から、いずれの平面上に対象物があるかを判定する。具体的には、判定部145は、検出された1つ以上の平面のうちの個々の平面について、比較形状情報が示す形状(例えば、形状43)と対象形状情報が示す形状(例えば、部分23により示される形状)との類似度が所定の閾値を超える場合に、上記個々の平面上に対象物体があると判定する。例えば、判定部145は、図4に示される部分21aに対応する平面上に対象物体がないと判定し、図4に示される部分21bに対応する平面上に対象物体があると判定する。そして、判定部145は、部分21bに対応する平面を、床面に対応する平面として決定する。
(設置情報生成部150)
設置情報生成部150は、床面に対応する上記平面に基づいて、撮像装置の設置状態を示す設置情報を生成する。例えば、当該設置情報は、設置状態として、床面に対する撮像装置の高さと、床面に対する撮像装置の方向を示す。以下、設置情報の生成手法の一例を、図8を参照して説明する。
図8は、床面に対する撮像装置の設置状態を示す設置情報の生成手法の一例を説明するための説明図である。図8を参照すると、床面に対応する平面を表すxy平面、及び撮像装置の方向を示すX軸、Y軸及びZ軸が示されている。一例として、Z軸は、撮像方向に該当する軸であり、XY平面は、Z軸と直交する平面である。そして、X軸は、撮像装置の横方向に対応する軸であり、Y軸は、撮像装置の縦方向に対応する軸である。また、座標Pは、撮像装置の位置を示し、座標Qは、座標Pを通るxy平面の垂線の足である。
この場合に、設置情報生成部150は、床面に対する撮像装置の高さとして、線分PQの長さDを算出する。また、設置情報生成部150は、床面に対する撮像装置の方向として、Z軸とxy平面のなす角度θと、Y軸と線分PQとのなす角度ωとを算出する。このように、設置情報生成部150は、床面に対する撮像装置の高さDと、床面に対する撮像装置の方向(θ,ω)とを含む設置情報を生成する。
以上、第1の実施形態に係る情報処理装置100−1の構成の一例を説明した。当該情報処理装置100−1は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、記憶装置(磁気記憶媒体、不揮発性メモリ、等)及び通信インターフェース等のハードウェアと、ソフトウェアとの組合せにより実装され得る。
<1.2.処理の流れ>
次に、図9を参照して、第1の実施形態に係る情報処理の一例を説明する。図9は、第1の実施形態に係る情報処理の概略的な流れの一例を示すフローチャートである。
ステップS301で、距離画像取得部110は、撮像装置により生成された距離画像を取得する。
ステップS303で、平面検出部120は、距離画像から1つ以上の平面を検出する。
ステップS305で、距離画像取得部110は、撮像装置により生成される距離画像であって、床面上にあるべき物体(即ち、対象物体)が撮像された当該距離画像を取得する。
ステップS307で、物体検出部130は、対象物体が撮像された上記距離画像から、当該対象物体の形状を示す形状情報(即ち、対象形状情報)を検出する。また、ステップS309で、物体検出部130は、対象物体が撮像された上記距離画像から、当該物体の位置を示す位置情報を検出する。
ステップS311で、比較形状取得部141は、上記位置情報に基づいて、上記1つ以上の平面のうちの個々の平面上に対象物体がある場合の対象物体の形状を示す形状情報(即ち、比較形状情報)を取得する。
ステップS313で、形状比較部143は、比較形状情報が示す形状と対象形状情報が示す形状とを比較する。
ステップS315で、判定部145は、検出された上記1つ以上の平面のうちのいずれの平面上に対象物体があるかを判定する。そして、ステップS317で、判定部145は、対象物体がある平面を、床面に対応する平面として決定する。
ステップS319で、設置情報生成部150は、床面に対応する上記平面に基づいて、撮像装置の設置状態を示す設置情報を生成する。
以上、本発明の第1の実施形態を説明した。当該第1の実施形態によれば、距離画像から検出される対象物体(即ち、床面にあるべき物体)の位置及び形状に基づいて、いずれの平面に対象物体があるかが判定される。対象物体がいずれの平面にあるかによって、距離画像の中の対象物体の形状が異なるので、距離画像の中の対象物体の形状から、いずれの平面に対象物体があるかを判定することができる。そして、対象物体がある平面が床面として決定される。その後、床面に基づいて、撮像装置の設置状態を示す情報が生成される。これにより、距離画像を生成する撮像装置の設置状態を自動で把握することが可能となる。
また、上記対象物体(例えば、人)は、例えば、撮像装置の撮像対象として定められた物体である。対象物体が撮像装置の撮像対象であれば、対象物体は撮像装置の前に頻繁に現れるので、対象物体を必要に応じて容易に撮像することが可能である。よって、対象物体が撮像された距離画像を容易に取得することが可能になる。また、撮像対象が実際に移動する平面に対する設置状態が把握されるので、例えば、距離画像から撮像対象を認識すべき条件(例えば、撮像装置と撮像対象との間の距離、等)をより容易に設定することが可能になる。
<<2.第2の実施形態>>
続いて、本発明の第2の実施形態を説明する。本発明の第2の実施形態によれば、床面上にあるべき物体が撮像された複数の距離画像から、当該物体の複数の位置が検出され、当該物体の複数の位置に基づいて、床面に対応する平面が決定される。そして、床面に対応する当該平面に基づいて、撮像装置の設置状態を示す情報が生成される。
以降、第2の実施形態を<2.1.情報処理装置の構成>、<2.2.処理の流れ>という順序で説明する。
<2.1.情報処理装置の構成>
図10〜図14を参照して、第2の実施形態に係る情報処理装置100−2の構成の一例を説明する。なお、当該情報処理装置100−2は、例えば、距離画像を生成する撮像装置と通信する装置(例えば、サーバ)である。
図10は、第2の実施形態に係る情報処理装置100−2の構成の一例を示すブロック図である。図10を参照すると、情報処理装置100−2は、距離画像取得部111、平面検出部120、物体検出部131、床面決定部160及び設置情報生成部150を備える。
ここで、平面検出部120及び設置情報生成部150については、第1の実施形態と第2の実施形態との間に差異はない。よって、ここでは、距離画像取得部111、物体検出部131及び床面決定部160を説明する。
(距離画像取得部111)
距離画像取得部111は、撮像装置により生成される距離画像を取得する。この点について、距離画像取得部111は、第1の実施形態の距離画像取得部110と同様である。以下、図11を参照して、取得される距離画像の具体例を説明する。
図11は、取得される距離画像の一例を説明するための説明図である。図11を参照すると、距離画像20cが示されている。距離画像20cは、第3の平面が撮像された部分21c、及び第4の平面が撮像された部分21dを含む。例えばこのように、距離画像は、平面が撮像された部分21を含み得る。
とりわけ第2の実施形態では、距離画像取得部111は、撮像装置により生成される複数の距離画像であって、対象物体が撮像された当該複数の距離画像を取得する。例えば、上記複数の距離画像は、距離動画像に含まれる複数のフレームである。また、例えば、当該対象物体は、撮像装置の撮像対象として定められた物体である。さらに具体的には、例えば、当該対象物体は、人である。以下、図12を参照して、取得される複数の距離画像の具体例を説明する。
図12は、取得される複数の距離画像の一例を説明するための説明図である。図12を参照すると、複数の距離画像20d、20e、20f、20g、20hが示されている。当該複数の距離画像20d、20e、20f、20g、20hは、それぞれ、図11に示される距離画像20cと同様に、第3の平面が撮像された部分21c、及び第4の平面が撮像された部分21dを含む。また、当該複数の距離画像20d、20e、20f、20g、20hは、それぞれ、対象物体が撮像された部分23を含む。
なお、例えば、距離画像取得部111は、取得された距離画像を平面検出部へ出力する。また、距離画像取得部111は、取得された複数の距離画像であって、対象物体が撮像された当該複数の距離画像を、物体検出部131へ出力する。
(物体検出部131)
物体検出部131は、距離画像であって、床面上にあるべき物体(即ち、対象物体)が撮像された当該距離画像から、当該物体の位置を示す位置情報を検出する。とりわけ第2の実施形態では、物体検出部131は、対象物体が撮像された上記複数の距離画像から、当該対象物体の位置をそれぞれ示す複数の位置情報を検出する。
例えば、物体検出部131は、対象物体(例えば、人)が撮像された上記複数の距離画像(例えば、図12に示される距離画像20d、20e、20f、20g、20h)の個々の距離画像について、対象物体の位置を示す位置情報を以下のように検出する。物体検出部131は、対象物体(例えば、人)が撮像された個々の距離画像(例えば、図12に示される距離画像20d、20e、20f、20g、20h)と、予め用意された背景画像(例えば、図11に示される距離画像20c)との差分を演算する。そして、物体検出部131は、上記個々の距離画像のうちの上記差分に対応する部分(例えば、図12に示される部分23)を検出する。その後、物体検出部131は、上記個々の距離画像のうちの検出された上記部分の画素に対応する3次元座標から、対象物体の位置(例えば、これらの3次元座標の中心)を算出することにより、対象物体の位置を示す位置情報を検出する。以下、このように検出される複数の位置情報の具体例を、図13を参照して説明する。
図13は、複数の距離画像から検出される複数の位置情報の一例を説明するための説明図である。図13を参照すると、図12に示される複数の距離画像20d、20e、20f、20g、20hの部分21cに対応する第3の平面31c、及び部分21dに対応する第4の平面31dが、示されている。また、当該複数の距離画像20d、20e、20f、20g、20hの各々の部分23に対応する対象物体の位置51d、51e、51f、51g、51hが、示されている。例えば、このような位置51d、51e、51f、51g、51hをそれぞれ示す複数の位置情報が、検出される。
(床面決定部160)
床面決定部160は、検出される上記位置情報に基づいて、検出される上記1つ以上の平面のうちの、床面に対応する平面を決定する。より具体的には、床面決定部160は、上記位置情報に基づいて、上記1つ以上の平面のうちのいずれの平面上に対象物体があるかを判定することにより、床面に対応する平面を決定する。
とりわけ第1の実施形態では、床面決定部160は、上記複数の位置情報に基づいて、上記1つ以上の平面のうちのいずれの平面上に対象物体があるかを判定する。
床面決定部160は、平面推定部161、平面比較部163及び判定部165を備える。
(平面推定部161)
平面推定部161は、上記複数の位置情報が示す対象物体の複数の位置に対応する平面を推定する。より具体的には、平面推定部161は、当該複数の位置(例えば、3次元座標)の集合を近似する平面を推定する。例えば、平面推定部161は、最小二乗法、Hough変換等の任意の手法を用いて、上記集合を近似する平面を推定する。以下、このように推定される平面の具体例を、図14を参照して説明する。
図14は、複数の位置情報が示す対象物体の複数の位置に対応する平面の一例を説明するための説明図である。図14を参照すると、図13と同様に、第3の平面31c及び第4の平面31dが示されている。また、図13と同様に、対象物体の位置51d、51e、51f、51g、51hが示されている。このような複数の位置51d、51e、51f、51g、51hの集合を近似する平面として、例えば、平面53が推定される。
(平面比較部163)
平面比較部163は、検出される1つ以上の平面の各々と推定される平面とを比較する。一例として、平面比較部163は、検出される1つ以上の平面の各々の法線ベクトルと推定される平面の法線ベクトルとのなす角度を算出することにより、比較を行う。
具体的には、例えば、平面比較部163は、図14に示される検出された平面31cの法線ベクトルと、図14に示される推定された平面53の法線ベクトルとのなす角度を算出する。また、平面比較部163は、図14に示される検出された平面31dの法線ベクトルと、図14に示される推定された平面53の法線ベクトルとのなす角度を算出する。そして、平面比較部163は、比較の結果として、算出されたなす角度を出力する。
(判定部165)
判定部165は、検出される上記1つ以上の平面のうちのいずれの平面上に対象物体があるかを判定する。例えば、判定部165は、上記1つ以上の平面のうちの、推定された上記平面と略平行な平面に、対象物体があると判定する。そして、判定部145は、対象物体がある平面を、床面に対応する平面として決定する。
例えば、判定部165は、平面比較部163による上記比較の結果から、いずれの平面上に対象物があるかを判定する。具体的には、判定部165は、検出された1つ以上の平面のうちの個々の平面(例えば、平面31c、31d)の法線ベクトルと、推定された平面(例えば、平面53)との法線ベクトルとのなす角度が所定の角度未満である場合に、上記個々の平面上に対象物体があると判定する。例えば、判定部165は、図14に示される平面31c(図11及び図12に示される部分21cに対応)上には対象物体がないと判定し、図14に示される平面31d(図11及び図12に示される部分21dに対応)上には対象物体があると判定する。そして、判定部165は、部分21dに対応する平面31dを、床面に対応する平面として決定する。
以上、第2の実施形態に係る情報処理装置100−2の構成の一例を説明した。当該情報処理装置100−2も、第1の実施形態に係る情報処理装置100−1と同様に、CPU、ROM、RAM、記憶装置及び通信インターフェース等のハードウェアと、ソフトウェアとの組合せにより実装され得る。
<2.2.処理の流れ>
次に、図15を参照して、第2の実施形態に係る情報処理の一例を説明する。図15は、第2の実施形態に係る情報処理の概略的な流れの一例を示すフローチャートである。
ステップS401で、距離画像取得部111は、撮像装置により生成された距離画像を取得する。
ステップS403で、平面検出部120は、距離画像から1つ以上の平面を検出する。
ステップS405で、距離画像取得部111は、撮像装置により生成された複数の距離画像であって、対象物体が撮像された当該複数の距離画像を取得する。
ステップS407で、物体検出部131は、対象物体が撮像された上記複数の距離画像から、当該対象物体の位置をそれぞれ示す複数の位置情報を検出する。
ステップS409で、平面推定部161は、上記複数の位置情報が示す対象物体の複数の位置に対応する平面を推定する。
ステップS411で、平面比較部163は、検出された1つ以上の平面の各々と推定された平面とを比較する。
ステップS413で、判定部165は、検出された上記1つ以上の平面のうちのいずれの平面上に対象物体があるかを判定する。例えば、判定部165は、上記1つ以上の平面のうちの、推定された上記平面と略平行な平面に、対象物体があると判定する。そして、ステップS415で、判定部145は、対象物体がある平面を、床面に対応する平面として決定する。
ステップS417で、設置情報生成部150は、床面に対応する上記平面に基づいて、撮像装置の設置状態を示す設置情報を生成する。
以上、本発明の第2の実施形態を説明したが、当該第2の実施形態によれば、距離画像から検出される対象物体(即ち、床面にあるべき物体)の複数の位置に基づいて、いずれの平面に対象物体があるかが判定される。対象物体がある平面を移動する場合には、当該平面と、対象物体の位置の集合に対応する平面とは、ほぼ平行になるので、対象物体の複数の位置から、いずれの平面に対象物体があるかを判定することができる。そして、対象物体がある平面が床面として決定される。その後、床面に基づいて、撮像装置の設置状態を示す情報が生成される。これにより、距離画像を生成する撮像装置の設置状態を自動で把握することが可能となる。また、第2の実施形態では、第1の実施形態のように比較形状情報を取得する必要がないので、より単純な処理で実現され得る。
また、第1の実施形態と同様に、上記対象物体(例えば、人)は、例えば、撮像装置の撮像対象として定められた物体である。対象物体が撮像装置の撮像対象であれば、対象物体は撮像装置の前に頻繁に現れるので、対象物体を必要に応じて容易に撮像することが可能である。よって、対象物体が撮像された距離画像を容易に取得することが可能になる。また、撮像対象が実際に移動する平面に対する設置状態が把握されるので、例えば、距離画像から撮像対象を認識すべき条件(例えば、撮像装置と撮像対象との間の距離、等)をより容易に設定することが可能になる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態を説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、本発明に係る情報処理装置は、距離画像を生成する撮像装置と通信する装置に限られない。上記情報処理装置は、例えば、上記撮像装置と通信しない装置であってもよい。この場合に、上記情報処理装置は、当該撮像装置により生成された距離画像を、当該撮像装置との通信以外の手法で受信してもよい。また、上記情報処理装置が、距離画像を生成する撮像装置自体であってもよい。
また、例えば、本発明に係る第1の実施形態において検出される形状情報は、画像に限られない。当該形状情報は、形状の特徴を表す別の情報(例えば、形状の特徴量)であってもよい。
また、例えば、床面にあるべき物体(即ち、対象物体)は、人に限られない。例えば、対象物体は、自動車のような乗り物、動物等であってもよい。また、床面にあるべき物体は、撮像装置の撮像対象として定められた物体に限られない。例えば、対象物体は、専用のマーカであってもよい。
また、例えば、1つ以上の平面を検出するための距離画像と位置情報(及び形状情報)を検出するための距離画像とが異なる場合を説明したが、本発明はこれに限られない。
1つ以上の平面を検出するための距離画像と位置情報(及び形状情報)を検出するための距離画像とは、同一の距離画像であってもよい。
また、本明細書の情報処理における処理ステップは、必ずしもフローチャートに記載された順序に沿って時系列に実行されなくてよい。例えば、情報処理における処理ステップは、フローチャートとして記載した順序と異なる順序で実行されても、並列的に実行されてもよい。
また、情報処理装置に内蔵されるCPU、ROM及びRAM等のハードウェアに、上記情報処理装置の各構成と同等の機能を発揮させるためのコンピュータプログラムも作成可能である。また、当該コンピュータプログラムを記憶させた記憶媒体も提供される。
20 距離画像
21 平面が撮像された部分
23 対象物体が撮像された部分
31 平面
33 対象物体
40 撮像装置
43 形状
51 位置
53 平面
100 情報処理装置
110、111 距離画像取得部
120 平面検出部
130、131 物体検出部
140 床面決定部
141 比較形状取得部
143 形状比較部
145 判定部
150 設置情報生成部
160 床面決定部
161 平面推定部
163 平面比較部
165 判定部

Claims (8)

  1. 撮像装置により生成される距離画像を取得する取得部と、
    前記距離画像から、1つ以上の平面を検出する平面検出部と、
    前記距離画像であって、床面上にあるべき物体が撮像された当該距離画像から、当該物体の位置を示す位置情報を検出する物体検出部と、
    前記位置情報に基づいて、前記1つ以上の平面のうちの、床面に対応する平面を決定する決定部と、
    床面に対応する前記平面に基づいて、前記撮像装置の設置状態を示す設置情報を生成する生成部と、
    を備え、
    前記取得部は、前記撮像装置により生成される複数の距離画像であって、前記物体が撮像された当該複数の距離画像を取得し、
    前記物体検出部は、前記複数の距離画像から、当該物体の3次元座標の中心位置をそれぞれ示す複数の位置情報を検出し、
    前記決定部は、前記複数の位置情報に基づいて、前記1つ以上の平面のうちのいずれの平面上に前記物体があるかを判定することにより、床面に対応する前記平面を決定する、
    情報処理装置。
  2. 前記決定部は、前記複数の位置情報が示す前記物体の複数の位置に対応する平面を推定し、推定された当該平面に基づいて、前記1つ以上の平面のうちのいずれの平面上に前記物体があるかを判定する、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記決定部は、前記1つ以上の平面のうちの、推定された前記平面と略平行な平面に、前記物体があると判定する、請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記複数の距離画像は、距離動画像に含まれる複数のフレームである、請求項1〜3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記物体は、前記撮像装置の撮像対象として定められた物体である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記物体は、人を含む、請求項5に記載の情報処理装置。
  7. コンピュータを、
    撮像装置により生成される距離画像を取得する取得部と、
    前記距離画像から、1つ以上の平面を検出する平面検出部と、
    前記距離画像であって、床面上にあるべき物体が撮像された当該距離画像から、当該物体の位置を示す位置情報を検出する物体検出部と、
    前記位置情報に基づいて、前記1つ以上の平面のうちの、床面に対応する平面を決定する決定部と、
    床面に対応する前記平面に基づいて、前記撮像装置の設定状態を示す設置情報を生成する生成部と、
    を備え、
    前記取得部は、前記撮像装置により生成される複数の距離画像であって、前記物体が撮像された当該複数の距離画像を取得し、
    前記物体検出部は、前記複数の距離画像から、当該物体の3次元座標の中心位置をそれぞれ示す複数の位置情報を検出し、
    前記決定部は、前記複数の位置情報に基づいて、前記1つ以上の平面のうちのいずれの平面上に前記物体があるかを判定することにより、床面に対応する前記平面を決定する、
    情報処理装置として機能させるためのプログラム。
  8. 撮像装置により生成される距離画像を取得するステップと、
    前記距離画像から、1つ以上の平面を検出するステップと、
    前記距離画像であって、床面上にあるべき物体が撮像された当該距離画像から、当該物体の位置を示す位置情報を検出するステップと、
    前記位置情報に基づいて、前記1つ以上の平面のうちの、床面に対応する平面を決定するステップと、
    床面に対応する前記平面に基づいて、前記撮像装置の設置状態を示す設置情報を生成するステップと、
    を含み、
    前記取得するステップは、前記撮像装置により生成される複数の距離画像であって、前記物体が撮像された当該複数の距離画像を取得するステップ、をさらに含み、
    前記検出するステップは、前記複数の距離画像から、当該物体の3次元座標の中心位置をそれぞれ示す複数の位置情報を検出するステップ、をさらに含み、
    前記決定するステップは、前記複数の位置情報に基づいて、前記1つ以上の平面のうちのいずれの平面上に前記物体があるかを判定することにより、床面に対応する前記平面を決定するステップ、をさらに含む、
    情報処理方法。
JP2012212979A 2012-09-26 2012-09-26 情報処理装置、プログラム及び情報処理方法 Active JP6065499B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012212979A JP6065499B2 (ja) 2012-09-26 2012-09-26 情報処理装置、プログラム及び情報処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012212979A JP6065499B2 (ja) 2012-09-26 2012-09-26 情報処理装置、プログラム及び情報処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014066634A JP2014066634A (ja) 2014-04-17
JP6065499B2 true JP6065499B2 (ja) 2017-01-25

Family

ID=50743185

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012212979A Active JP6065499B2 (ja) 2012-09-26 2012-09-26 情報処理装置、プログラム及び情報処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6065499B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3945279B2 (ja) * 2002-03-15 2007-07-18 ソニー株式会社 障害物認識装置、障害物認識方法、及び障害物認識プログラム並びに移動型ロボット装置
JP4985420B2 (ja) * 2008-01-18 2012-07-25 トヨタ自動車株式会社 床面検出システム、移動ロボット及び床面検出方法
EP2381415A4 (en) * 2008-12-22 2018-01-24 NEC Corporation Person-judging device, method, and program
JP5417645B2 (ja) * 2010-03-08 2014-02-19 オプテックス株式会社 距離画像における平面推定方法および距離画像カメラ
KR101758058B1 (ko) * 2011-01-20 2017-07-17 삼성전자주식회사 깊이 정보를 이용한 카메라 모션 추정 방법 및 장치, 증강 현실 시스템

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014066634A (ja) 2014-04-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6534499B1 (ja) 監視装置、監視システム、及び、監視方法
KR101283262B1 (ko) 영상 처리 방법 및 장치
JP5594672B2 (ja) 物体認識装置および物体認識方法
JP5838355B2 (ja) 空間情報検出装置、人位置検出装置
JP4341564B2 (ja) 対象物判定装置
KR102354299B1 (ko) 단일 영상을 이용한 카메라 캘리브레이션 방법 및 이를 위한 장치
CN103377471B (zh) 物体定位方法和装置、最优摄像机对确定方法和装置
JP6221390B2 (ja) 画像処理装置、プログラム、および画像処理方法
WO2017051480A1 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP6352208B2 (ja) 三次元モデル処理装置およびカメラ校正システム
JP2016157336A (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
JP2012059030A (ja) 距離画像カメラを用いた人体識別方法および人体識別装置
WO2013035612A1 (ja) 障害物検知装置、障害物検知方法及び障害物検知プログラム
US20150310296A1 (en) Foreground region extraction device
CN106264537B (zh) 图像中人体姿态高度的测量系统及方法
JP5369873B2 (ja) 判定プログラムおよびキャリブレーション装置
JP4471866B2 (ja) 人物検出方法
CN116778094B (zh) 一种基于优选视角拍摄的建筑物变形监测方法及装置
JP7426611B2 (ja) 校正方法および校正装置
JP6096601B2 (ja) 駅ホーム転落検知装置
JP6065499B2 (ja) 情報処理装置、プログラム及び情報処理方法
JP5217917B2 (ja) 物体検知追跡装置,物体検知追跡方法および物体検知追跡プログラム
JP6802923B2 (ja) 物体検出装置、及び、物体検出手法
JP2009301242A (ja) 頭部候補抽出方法、頭部候補抽出装置、頭部候補抽出プログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体
JP6198104B2 (ja) 3次元物体認識装置及び3次元物体認識方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150515

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160405

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160601

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161129

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161212

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6065499

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150