JP6065269B2 - ショーケース及び商品陳列装置 - Google Patents

ショーケース及び商品陳列装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6065269B2
JP6065269B2 JP2013009245A JP2013009245A JP6065269B2 JP 6065269 B2 JP6065269 B2 JP 6065269B2 JP 2013009245 A JP2013009245 A JP 2013009245A JP 2013009245 A JP2013009245 A JP 2013009245A JP 6065269 B2 JP6065269 B2 JP 6065269B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
showcase
door
main body
shelf
protrusion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013009245A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014142081A (ja
Inventor
江原 光男
光男 江原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2013009245A priority Critical patent/JP6065269B2/ja
Publication of JP2014142081A publication Critical patent/JP2014142081A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6065269B2 publication Critical patent/JP6065269B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Freezers Or Refrigerated Showcases (AREA)
  • Refrigerator Housings (AREA)

Description

本発明は、回動式の扉で開口が閉塞される陳列室内に、スライド自在の棚を架設し、このスライド棚を陳列室外まで引き出し可能としたショーケース及びそれを備えた商品陳列装置に関するものである。
従来よりコンビニエンスストア等の店舗には、冷蔵商品や、揚げ物、焼き物等の総菜(常温又は温蔵商品)を陳列するショーケースがレジカウンタ上に設けられている(例えば、特許文献1参照)。また、下部に保管室を、上部に陳列室を構成し、保管室部分はレジカウンタに並設させるショーケースも開発されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2001−133133号公報 特開2009−186049号公報 特開平8−112171号公報 特開2011−152186号公報
しかしながら、前記特許文献2のようなショーケースでは、保管室は商品をストックするのみに止まる。そこで、レジカウンタに並設される高さの部分もショーケースとし(即ち、特許文献2の保管室部分でも商品を陳列する)、後面から商品を出し入れしようとすると、低い位置での操作となるために作業が極めて面倒となる。
そこで、このレジカウンタに並設されるショーケースの陳列室内にスライド式の棚を架設し、例えば特許文献3のように陳列室外(この場合、開口は後面となる)まで引き出せるようにすれば、商品の出し入れ作業が極めて容易となる。しかし、陳列室の開口面積を大きくとるために特許文献4のような回動式の扉とした場合には、扉が半開きとなっている状態で棚が引き出されると、棚の隅角部が扉の内面に衝突してしまい、扉を構成するガラス等を傷つけてしまう問題が生じる。
本発明は、係る従来の技術的課題を解決するために成されたものであり、陳列室外まで棚を引き出せるようにした場合でも、回動式の扉が傷つく不都合を解消したショーケース及びそれを備えた商品品列装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のショーケースは、本体内に構成された陳列室と、この陳列室の開口を開閉自在に閉塞する回動式の扉と、陳列室内にスライド自在に架設された棚とを備え、棚を開口から陳列室外まで引き出し可能とされたものであって、棚が引き出されたときに当接する位置の扉内面に設けられ、当該扉の回動軸側に鈍角を成して突出する突部を備えたことを特徴とする。
請求項2の発明のショーケースは、上記発明において扉は、透明板と、この透明板の周囲を囲繞するサッシュから成る扉板を備え、突部は、回動軸側のサッシュに一体に形成されていることを特徴とする。
請求項3の発明のショーケースは、上記発明において突部は、サッシュの内面を斜めに折曲することにより形成されていることを特徴とする。
請求項4の発明のショーケースは、上記各発明において扉は、観音開き式の二枚の扉板から成り、各扉板に突部が形成されていることを特徴とする。
請求項5の発明の商品陳列装置は、上記各発明のショーケースから成る下部ショーケースと、この下部ショーケースの本体上に載置されて当該本体に連結される上部ショーケースとから成り、下部ショーケースは、店舗のレジカウンタに並設、若しくは、レジカウンタ間に介設され、陳列室は後面に開口を有することを特徴とする。
請求項6の発明の商品陳列装置は、上記発明において上部ショーケースは、下部後面に着脱可能なカバーを有し、前部が係合により、後部がネジにより下部ショーケースの本体に取り付けられる連結具にて当該本体に連結されることを特徴とする。
請求項7の発明の商品陳列装置は、上記発明において連結具は、上部ショーケースの台脚部を上から押えてこの上部ショーケースの上下の移動を規制する押さえ部と、上部ショーケースの台脚部内面に沿って当該上部ショーケースの前後及び左右への移動を規制する起立部とを有することを特徴とする。
本発明によれば、本体内に構成された陳列室と、この陳列室の開口を開閉自在に閉塞する回動式の扉と、陳列室内にスライド自在に架設された棚とを備え、棚を開口から陳列室外まで引き出し可能とされているので、請求項5の如くレジカウンタに並設、若しくは、介設される場合にも、陳列室内の棚に陳列した商品の出し入れ作業が容易となる。
この場合、棚が引き出されたときに当接する位置の扉内面には、当該扉の回動軸側に鈍角を成して突出する突部を設けているので、扉が半開きの状態で棚が陳列室外に引き出されたときには、この突部に棚が当接することになる。これにより、請求項2の如き扉板の透明板に引き出された棚の隅角部が衝突して傷が付く不都合も解消される。
また、突部は回動軸側に鈍角を成して扉の内面から突出しているので、この突部に棚が当接することで、扉は円滑に押し開けられることになり、棚の引き出し作業も円滑化されるものである。
また、請求項2の発明の如く扉が透明板と、この透明板の周囲を囲繞するサッシュから成る場合に、突部を、回動軸側のサッシュに一体に形成することにより、扉の部品点数の削減と組立作業性の向上を図ることが可能となる。
更に、請求項3の発明の如く突部を、サッシュの内面を斜めに折曲することにより形成することにより、サッシュの構造も簡素化される。
そして、請求項4の発明の如く扉が、観音開き式の二枚の扉板から成る場合には、各扉板に突部を形成することで、各扉板の傷つきを未然に回避することが可能となる。
また、請求項5の発明の商品陳列装置は、上記各発明のショーケースから成る下部ショーケースと、この下部ショーケースの本体上に載置されて当該本体に連結される上部ショーケースとから成り、下部ショーケースは、店舗のレジカウンタに並設、若しくは、レジカウンタ間に介設され、陳列室は後面に開口を有するようにしたので、レジカウンタの並びで下部ショーケースにより商品を陳列し、レジカウンタ後側で商品の出し入れを行うことが可能となり、商品販売効果を著しく改善することが可能となる。
このとき、上部ショーケースは従来のレジカウンタ上に設ける場合と同様に配置されることになるので、レジの並びでも支障無く商品を陳列することが可能となるものである。
この場合、請求項6の発明の如く上部ショーケースの下部後面に着脱可能なカバーを設け、前部が係合により、後部がネジにより下部ショーケースの本体に取り付けられる連結具にて本体に連結するようにすれば、上部ショーケースのカバーを取り外した状態で連結具の前部を係合し、その後、後部をネジ止めすることで、下部ショーケースの本体と上部ショーケースとの連結を極めて容易に行うことができるようになる。
また、請求項7の発明の如く連結具に、上部ショーケースの台脚部を上から押えて上部ショーケースの上下の移動を規制する押さえ部と、上部ショーケースの台脚部内面に沿って当該上部ショーケースの前後及び左右への移動を規制する起立部を設ければ、下部ショーケースの本体に対する上部ショーケースのずれを防止し、両者を極めて安定的に連結することができるようになるものである。
本発明を適用した実施例の商品陳列装置の後方斜視図である。 図1の商品陳列装置を構成する下部ショーケースと上部ショーケースの連結部分の縦断側面図である。 図1の商品陳列装置の下部ショーケース(ショーケース)の後方斜視図である。 図3の下部ショーケースの透視側面図である。 図3の下部ショーケースの平面図である。 図5の円A部分の拡大図である。 図3の下部ショーケースの扉の斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づき詳細に説明する。図1は本発明を適用した一実施形態の商品陳列装置1を後ろから見た斜視図を示している。実施例の商品陳列装置1は、コンビニエンスストア(店舗)のレジカウンタ(図5に示すRC)に並設、若しくは、レジカウンタRC間に介設されるもので、本発明におけるショーケースとしての下部ショーケース2と、この下部ショーケース2上に載置されて連結された上部ショーケース3とから構成されている。
実施例の下部ショーケース2は所謂常温で焼き物や揚げ物等の総菜(商品)を陳列するショーケースであり、実施例の上部ショーケース3は同様の商品を加温しながら陳列するショーケースである。下部ショーケース2は金属板から構成された前後が開口する筐体である本体4と、この本体4の前部に取り付けられた透明な前ガラス板6、及び、左右ガラス板7、7の内部に陳列室8が構成されている。前ガラス板6は上部から前部に渡る湾曲した形状を呈し、陳列室8の前面を閉塞しているが、陳列室8は後面が開口しており、この開口8Aは左右の扉板11、11から成る観音開き式の扉9により開閉自在に閉塞されている。尚、この扉9については後に詳述する。
また、下部ショーケース2の陳列室8内には、商品陳列用の金属板から成る上下二段の棚12、12が架設されている。各棚12はレール13により前後方向にスライド自在とされており、扉9を開放した状態で、陳列室8外の後方まで引き出し可能とされている(図3、図4)。また、この陳列室8内上部と下段の棚12下側には照明灯14、14の他、陳列室8内を換気するためのファン16が取り付けられている。図3の17はこのファン16によって外部排出される空気の排気口であり、本体4の側面上部に形成されている。尚、図3の18、19は本体4の下部後面のカバー21に設けられた照明灯14及びファン16のオン/オフスイッチである。
下部ショーケース2の幅寸法は700mm〜800mm、前後寸法は600mm〜700mm、高さ寸法は500mm〜600mmとする。実施例では、幅約寸法は800mm、前後寸法は下部で700mm、上部で620〜630mm、高さ寸法は500mmとしている。ここで、コンビニエンスストアのレジカウンタRCの高さ寸法は通常700mm〜900mm、前後寸法は600mm程であるので、下部ショーケース2の寸法を上記の如く設定することで、図5に示すように例えばレジカウンタRCとRCとの間に介設することができるようになる。また、上記のような高さ寸法とすることで、後述する上部ショーケース3が、レジカウンタRC上に配置した場合と同様(若しくは、少許下がった状態)に下部ショーケース2上に配置されることになる。
尚、レジカウンタRCの端部に並設してもよい。また、このとき前ガラス板6、及び、左右ガラス板7、7の上部はレジカウンタRCの前端と略同じ位置に来るが、下部はレジカウンタRCから前側に少許張り出したかたちとなる。そして、それらを介して陳列室8内は前側から透視可能とされる。
一方、上部ショーケース3は金属板から構成されたフレーム状の本体22と、この本体22の上部から前部に渡る透明な前ガラス板23、及び、左右ガラス板24、24の内部に陳列室が構成されている。陳列室内にも図示しないが商品陳列用の棚が架設される。また、陳列室の後面開口は透明ガラス製の扉板27、27から成る観音開き式の扉26により開閉自在に閉塞されている。
尚、上部ショーケース3の陳列室内には図示しないランプヒータや電気ヒータが取り付けられ、商品を加温しながら陳列する。図1の28は本体22の下部後面に着脱可能に取り付けられたカバーであり、このカバー28にはランプヒータ等のオン/オフスイッチ29も設けられている。
図2はこれら下部ショーケース2と上部ショーケース3の連結構造を示している。この図において31は連結具であり、32は上部ショーケース3の台脚部(3Aで示す)に取り付けられた左右に渡る補強アングルである。連結具31は、上部ショーケース3の台脚部3の左右にそれぞれ一つずつ使用され、前後に渡る板材から成り、中央部には垂直に立ち上がった後、前方に向かい、連続して降下するかたちの押さえ部34が形成されている。また、この押さえ部34の前後の外縁には起立部36、37が立ち上がって形成されており、起立部36の下端内側の水平部分には係合部38が形成され、起立部37の下端内側の水平部分にはネジ孔(図示せず)が形成されている。
他方、下部ショーケース2の本体4の上面前部には係合用のネジ41が取り付けられている。上部ショーケース3を下部ショーケース2に連結する際には、レジカウンタRCに介在させて下部ショーケース2を据え付けた後、カバー28を取り外した状態の上部ショーケース3を下部ショーケース2の本体4上に載置する。次に、連結具31を上部ショーケース3の台脚部3Aの左右にそれぞれ差し込み、補強アングル32を跨ぐかたちで水平部分を本体4上に宛がう。その際、前部の係合部38をネジ41に係合させ、後部のネジ孔にネジ42を通して本体4に螺合させる。
このように連結具31を本体4に固定した状態で、押さえ部34は上部ショーケース3の補強アングル32を上から押さえつける。これにより、上部ショーケース3の上下方向への移動は規制される。また、各起立部36、37は台脚部3Aの内面に沿うと共に、前側の起立部36は補強アングル32の直前に位置する。これにより、上部ショーケース3の左右及び前後への移動が規制される。そして、最後にカバー28を本体22に取り付ける。
このような連結具31による連結により、上部ショーケース3は下部ショーケース2の本体4に安定的に連結される。また、この状態で上部ショーケース3はレジカウンタRC上に設置されたときと同様に配置されることになる。尚、係る連結作業は店舗に据え付ける前(工場出荷時)に行われても良いものとする。
次に、主に図6,図7を参照しながら下部ショーケース2の扉9の構造について説明する。下部ショーケース2の扉9を構成する扉板11は、透明ガラス(透明樹脂板でも良い)から成る透明板44と、この透明板44の周囲を囲繞する金属製(硬質樹脂でも良い)のサッシュ46から成り、このサッシュ46がそれぞれ回動軸47を有する上下のヒンジ49により本体4に回動自在に枢支される。また、サッシュ46の非枢支側の縦辺46Aの縁部にはハンドル部51が外側に折曲して形成されている。尚、扉板11は上下方向の中央を通る水平線に対して線対象の形状を呈しており、左右の扉板11は同一のものを反転して使用している。
また、サッシュ46の枢支側の縦辺46Bには、突部51が一体に形成されている。この突部51は、縦辺46Bの内面の先端を斜めに内方(透明板44から離間する方向)に折曲することにより形成されており、折曲の角度は、ヒンジ49の回動軸47側が鈍角となるものとされる(図6)。また、この突部51は上下に渡っており、棚12を陳列室8外に引き出した際に、その隅角部が当接する位置にあるものとする。
係る構成で、下部ショーケース2の棚12上の商品を出し入れする際には、先ず、扉9の扉板11、11を左右に回動させて開き、棚12を後方の陳列室8外まで引き出す。このように引き出すことにより、レジカウンタRCの上面より下にある下部ショーケース2の陳列室8内の商品を容易に出し入れすることができる。
また、このとき扉板11、11が半開き状態であった場合、即ち、図6に示す如く扉板11が本体4に対して直角付近かそれより小さい角度までしか回動されていなかった場合、引き出された棚12の隅角部は突部51に当接することになる。これにより、透明板44の内面に棚12が衝突することが防止される。そして、突部51は回動軸47側が鈍角となるように傾斜して突出しているので、当接した棚12により扉板11、11は図6中時計回りに回動されて押し開けられることになる。従って、そのまま棚12は後方に移動させることで、支障無く扉9は完全に開放され、棚12は陳列室8外に引き出されることになる。
尚、棚12から取り出された総菜等の商品は、店舗のレンジ等で再加熱された後、顧客に供されることになる。
以上詳述したように、本発明によれば、本体4内に構成された陳列室8の開口8Aを開閉自在に閉塞する回動式の扉9と、陳列室8内にスライド自在に架設された棚12とを備えた下部ショーケース2において、棚12を開口8Aから陳列室8外まで引き出し可能としたので、実施例の如く下部ショーケース2が店舗のレジカウンタRCより少許低いか略同等の高さ寸法を有してレジカウンタRCに並設、若しくは、介設される場合にも、陳列室8内の棚12に陳列した商品の出し入れ作業が容易となる。
この場合、棚12が引き出されたときに当接する位置の扉9の内面には、当該扉9の扉板11の回動軸47側に鈍角を成して突出する突部51を設けているので、扉9が半開きの状態で棚12が陳列室8外に引き出されたときには、この突部51に棚12が当接することになる。これにより、扉板11の透明板44に引き出された棚12の隅角部が衝突して傷が付く不都合も解消される。
また、突部51は回動軸47側に鈍角を成して扉9の内面から突出しているので、この突部51に棚12が当接することで、扉9は円滑に押し開けられることになり、棚12の引き出し作業も円滑化される。
また、扉9を透明板44と、この透明板44の周囲を囲繞するサッシュ46から構成し、突部51を回動軸47側のサッシュ46の縦辺46Bに一体に形成しているので、扉9の部品点数の削減と組立作業性の向上も図ることが可能となる。更に、突部51を、サッシュ46の内面を斜めに折曲することにより形成しているので、サッシュ46の構造も簡素化される。尚、実施例の如く扉9は観音開き式の二枚の扉板11から成るが、各扉板11に突部51が形成されているので、各扉板11の傷つきを未然に回避することが可能である。
また、実施例の商品陳列装置1は、下部ショーケース2と、この下部ショーケース2の本体4上に載置されて当該本体4に連結される上部ショーケース3とから成り、下部ショーケース2は、店舗のレジカウンタRCより少許低いかと略同等の高さを有すると共に、下部ショーケース2の陳列室8は後面に開口8Aを有し、レジカウンタRCに並設、若しくは、レジカウンタRC間に介設されるので、レジカウンタRCの並びで下部ショーケース2により商品を陳列することが可能となり、また、陳列室8内の商品はレジカウンタRCの後側で出し入れすることが可能となる。これにより、販売効果を著しく改善することが可能となる。
このとき、上部ショーケース3は従来のレジカウンタRC上に設ける場合と同様に配置されることになるので、店舗のレジの並びでも支障無く商品を陳列することが可能となるものである。
この場合、上部ショーケース3の下部後面に着脱可能なカバー28を設け、前部が係合により、後部がネジ42により下部ショーケース2の本体4に取り付けられる連結具31にて本体4に連結するようにしているので、上部ショーケース3のカバー28を取り外した状態で連結具31の前部を係合し、その後、後部をネジ止めすることで、下部ショーケース2の本体4と上部ショーケース3との連結を極めて容易に行うことができるようになる。
また、連結具31には、上部ショーケース3の台脚部3Aの補強アングル32を上から押えて上部ショーケース3の上下の移動を規制する押さえ部34と、上部ショーケース3の台脚部3A内面に沿って当該上部ショーケース3の前後及び左右への移動を規制する起立部36、37を設けているので、下部ショーケース2の本体4に対する上部ショーケース3のずれを防止し、両者を極めて安定的に連結することができるようになる。
尚、実施例では下部ショーケース2と上部ショーケース3とから成る商品陳列装置1の下部ショーケース2に請求項1乃至請求項4の発明を適用したが、それに限らず、陳列室外に引き出し可能とされた棚を備え、陳列室の開口を回動式の扉にて開閉する全てのショーケースに適用可能である。即ち、実施例の上部ショーケース3に適用してもよい。
また、請求項1乃至請求項3の発明では扉9も実施例の如き観音開き式のものに限らず、回動式の扉板一枚から成る扉にも適用可能である。更に、各ショーケース2、3の使用状態は実施例の常温、温蔵に限らず、上下のショーケース2、3のそれぞれで冷却する場合、加温する場合、常温で使用する場合の全ての組み合わせが可能であることは云うまでもない。但し、冷却する場合には周知の冷凍サイクルを搭載し、加温する場合には電気ヒータ等を搭載するものとする。
1 商品陳列装置
2 下部ショーケース(ショーケース)
3 上部ショーケース
4 本体
8 陳列室
8A 開口
9 扉
11 扉板
12 棚
28 カバー
31 連結具
32 補強アングル
34 押さえ部
36、37 起立部
42 ネジ
44 透明板
46 サッシュ
47 回動軸
51 突部

Claims (7)

  1. 本体内に構成された陳列室と、該陳列室の開口を開閉自在に閉塞する回動式の扉と、前記陳列室内にスライド自在に架設された棚とを備え、前記棚を前記開口から前記陳列室外まで引き出し可能とされたショーケースであって、
    前記棚が引き出されたときに当接する位置の前記扉内面に設けられ、当該扉の回動軸側に鈍角を成して突出する突部を備えたことを特徴とするショーケース。
  2. 前記扉は、透明板と、該透明板の周囲を囲繞するサッシュから成る扉板を備え、
    前記突部は、前記回動軸側の前記サッシュに一体に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のショーケース。
  3. 前記突部は、前記サッシュの内面を斜めに折曲することにより形成されていることを特徴とする請求項2に記載のショーケース。
  4. 前記扉は、観音開き式の二枚の扉板から成り、各扉板に前記突部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のうちの何れかに記載のショーケース。
  5. 請求項1乃至請求項4のうちの何れかのショーケースから成る下部ショーケースと、該下部ショーケースの前記本体上に載置されて当該本体に連結される上部ショーケースとから成り、
    前記下部ショーケースは、店舗のレジカウンタに並設、若しくは、レジカウンタ間に介設され、前記陳列室は後面に前記開口を有することを特徴とする商品陳列装置。
  6. 前記上部ショーケースは、下部後面に着脱可能なカバーを有し、前部が係合により、後部がネジにより前記下部ショーケースの前記本体に取り付けられる連結具にて当該本体に連結されることを特徴とする請求項5に記載の商品陳列装置。
  7. 前記連結具は、前記上部ショーケースの台脚部を上から押えて当該上部ショーケースの上下の移動を規制する押さえ部と、前記上部ショーケースの台脚部内面に沿って当該上部ショーケースの前後及び左右への移動を規制する起立部とを有することを特徴とする請求項6に記載の商品陳列装置。
JP2013009245A 2013-01-22 2013-01-22 ショーケース及び商品陳列装置 Active JP6065269B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013009245A JP6065269B2 (ja) 2013-01-22 2013-01-22 ショーケース及び商品陳列装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013009245A JP6065269B2 (ja) 2013-01-22 2013-01-22 ショーケース及び商品陳列装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014142081A JP2014142081A (ja) 2014-08-07
JP6065269B2 true JP6065269B2 (ja) 2017-01-25

Family

ID=51423520

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013009245A Active JP6065269B2 (ja) 2013-01-22 2013-01-22 ショーケース及び商品陳列装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6065269B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016097120A (ja) * 2014-11-21 2016-05-30 富士電機株式会社 ショーケース
KR20160059417A (ko) 2014-11-18 2016-05-26 후지 덴키 가부시키가이샤 쇼케이스
CN106679305A (zh) * 2017-01-05 2017-05-17 合肥华凌股份有限公司 一种旋转式瓶托结构及冰箱
JP6707581B2 (ja) * 2017-08-29 2020-06-10 日本ヒーター機器株式会社 ショーケース
JP7122562B2 (ja) * 2019-01-23 2022-08-22 パナソニックIpマネジメント株式会社 ショーケース及び棚板

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5829833Y2 (ja) * 1977-11-05 1983-06-30 三洋電機株式会社 貯蔵庫
JPS55108381U (ja) * 1979-01-25 1980-07-29
JPS5893274U (ja) * 1981-12-18 1983-06-24 三洋電機株式会社 シヨ−ケ−スの接続装置
JPH04194575A (ja) * 1990-11-28 1992-07-14 Sanyo Electric Co Ltd ショーケース
JPH07213355A (ja) * 1994-01-31 1995-08-15 Sanyo Electric Co Ltd 貯蔵庫の棚装置
JPH08112171A (ja) * 1994-10-19 1996-05-07 Fuji Electric Co Ltd リーチイン形ショーケース
JP2001133133A (ja) * 1999-12-24 2001-05-18 Sanyo Electric Co Ltd オープンショーケース
JP2005257207A (ja) * 2004-03-12 2005-09-22 Mebix Kk 飲料商品保管庫及び飲料商品販売システム
US20090178427A1 (en) * 2008-01-10 2009-07-16 Electrolux Home Products, Inc. Wine cooler with internal lighting
JP2009186049A (ja) * 2008-02-04 2009-08-20 Nakano Refrigerators Co Ltd 冷蔵クローズドショーケース
JP2011152186A (ja) * 2010-01-26 2011-08-11 Nakano Refrigerators Co Ltd リーチインショーケース

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014142081A (ja) 2014-08-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6065269B2 (ja) ショーケース及び商品陳列装置
US7896450B2 (en) Showcase
US7735943B2 (en) Hinged access panel for refrigerated appliance
US20090025178A1 (en) Storage
US20160309918A1 (en) Display provided with automatically and manually operable revolving door panels
KR20070065751A (ko) 쇼케이스 도어
JP4641253B2 (ja) オープンショーケースのスニーズガード装置
KR20140036166A (ko) 이동 가능한 하우징을 가지는 제품 판매대
JP2013034517A (ja) オープンショーケース
JP3130938U (ja) 商品陳列ケース
JP5873992B2 (ja) ショーケース
US9451837B2 (en) Temperature controlled display cabinet, in particular a freezer island, comprising a door
JP5657301B2 (ja) 低温ショーケース
TWI497452B (zh) 具有展示組件之販售設備
JP5873993B2 (ja) ショーケース
TWM518516U (zh) 可連動掀蓋之抽取陳列架
KR102657192B1 (ko) 스윙 도어형 클로우즈 쇼케이스 및 그의 도어 자동닫힘 힌지장치의 설치구조
JP6181570B2 (ja) ショーケース
JP4737884B2 (ja) ショーケース
JP5470995B2 (ja) オープンショーケース
JP2009226058A (ja) オープンショーケース
FI126376B (en) Opening and closing mechanism for a door for a temperature controlled display cabinet, in particular for a freezer counter or a cooler cabinet
JP2017109056A (ja) ショーケース
TWM464082U (zh) 組合式多功能展示櫃
JP2012032613A (ja) ショーケース

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20150318

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20150428

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160107

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20160224

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161117

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161206

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161208

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6065269

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151