JP6064907B2 - ノード装置およびその制御方法と制御プログラム - Google Patents

ノード装置およびその制御方法と制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、光通信システムにおける省電力の技術に関する。
近年のネットワーク人口の増加だけでなく、高精細動画の配信の要求やテレビ電話に代表される双方向リアルタイム映像サービスに対する要望から、ネットワークのトラフィック容量は急激に増大すると予想される。このトラフィックの増大に対し、光通信ネットワークの消費電力も急激に増加することが予想されている(ECOC2009、Paper5.5.3の図2や図3参照)。
このようなネットワークトラフィックのピーク時においても抜本的に消費電力の低減を実現するために、非特許文献1や非特許文献2に示される光パスネットワークに関する研究が行われている。これらの光パスネットワークでは、始点と終点とを結ぶ経路をあらかじめ設定し確保するため、経路中間のノードにおいて、光送受信器を用いた電気−光/光−電気(OE/EO)変換やルーティング計算を省略することができる。また、非特許文献1や特許文献1に示されるような、光送受信器の集約装置の導入がある。この集約装置による光送受信器の共有化により、配備されている光送受信器の数だけ自由に光パスを設定することが可能である。この機能はネットワークの使用状況に応じて動的に再構築可能なネットワークに適用できる。
一方、光ネットワークでは、非特許文献3にあるように、電子商取引など高い信頼性が要求されるアプリケーションが使われている現状がある。よって、その高信頼性を実現するために、サービス断の無いネットワークが要求される。障害発生時にはサービス断時間を最小限、たとえば、目安として50ミリ秒(msec)に抑える必要がある。
この消費電力の低減化とネットワーク高信頼性との両立を実現する光送受信器として、たとえば以下の特許文献2および特許文献3が提案されている。たとえば、特許文献2は、消費電力が高いインターフェースの変調部とデータ処理部の電源部をオフにする方式である。また、特許文献3は、対向送受信器間で信号品質をモニタしながら信号のエネルギーを最小状態にする方式である。
国際公開第2011/043122号公報 特開2010−193032号公報 特開2011−077757号公報
:B.C.Collings,Photonics in Switching 2009,Frll2−4 "Network Architecture for Optical Path Transport Networks,"IEEE Transaction on Communications、Vo l45、Issue8、1997、p968−977 "GMPLSによる障害回復と予備帯域を用いたExtra LSPサービス,"信学技法 Vol.103、No.505、2003年12月11日発行(http://www.pilab.jp/activity/PN2003_32.pdf)
しかしながら、上記特許文献2や特許文献3に記載の技術では、ネットワークで要求される遮断時間以下の高速起動を実現するため、送信用光デバイスなどの主要部がオンのままである。そのために、消費電力低減効果は限られていた。
本発明者は、先に、光送受信器の集約装置により光送受信器を共有化したノード装置において、複数の待機モードを有する光送受信器(以下、省エネ型光送受信器という)を適切なモードに切り替える消費電力低減技術を提案した。かかる技術により、消費電力の低減化とネットワーク高信頼性との両立を実現しながら消費電力低減効果を著しく改善した。
しかし、上記提案技術は、複数の待機モードを有する省エネ型光送受信器が配置された構成における工夫である。したがって、省エネ型光送受信器と従来型光送受信器(複数の待機モードが無く、光の導通/遮断を切り替える光送受信器)とが混在した構成における適切な消費電力制御が求められている。すなわち、待機時に消費電力量が異なる光送受信器が混在した構成において、消費電力の低減化とネットワーク高信頼性との両立が求められる。
本発明の目的は、上述の課題を解決する技術を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る第1の装置は、
複数のノード装置が複数の光ファイバによって接続される光通信システムにおける前記ノード装置であって、
光通信を中継するモードと、前記光通信システムにおける通信サービスの中断時間の許容時間より短い時間で光通信の中継を開始することのできる第1の待機モードと、光通信の中継を開始するまでの時間が前記第1の待機モードよりも長く、前記第1の待機モードより少ない電力量を消費する第2の待機モードを有する第1光送受信器と、
光通信を中継するモードと、光通信を遮断するモードを有する第2光送受信器と、
記光通信システムにおける通信サービスの中断時間の許容時間より短い起動時間で、光通信の中継を開始することができる待機状態に設定する光送受信器として、前記第2光送受信器を優先して前記光通信を遮断するモードに設定する消費電力制御手段と、
を備える。
また、上記目的を達成するため、本発明に係る第2の装置は、
複数のノード装置が複数の光ファイバによって接続される光通信システムにおける前記ノード装置であって、
光通信を中継するモードと、前記光通信システムにおける通信サービスの中断時間の許容時間より短い時間で光通信の中継を開始することのできる第1の待機モードと、光通信の中継を開始するまでの時間が前記第1の待機モードよりも長く、前記第1の待機モードより少ない電力量を消費する第2の待機モードを有する第1光送受信器と、
光通信を中継するモードと、前記光通信システムにおける通信サービスの中断時間の許容時間より短い時間で光通信の中継を開始することのできる第3の待機モードと、光通信の中継を開始するまでの時間が前記第3の待機モードよりも長く、前記第3の待機モードより少ない電力量を消費する第4の待機モードを有し、
前記第1光送受信器が前記第2の待機モードで消費する電力量より多い電力量を、前記第4の待機モードで消費することを特徴とする第2光送受信器と、
前記光通信システムにおける通信サービスの中断時間の許容時間より短い起動時間で、光通信の中継を開始することができる待機状態に設定する光送受信器として、前記第2光送受信器を優先して前記第3の待機モードに設定する消費電力制御手段と、
を備える。
上記目的を達成するため、本発明に係る第1の方法は、複数のノード装置が複数の光ファイバによって接続される光通信システムにおける前記ノード装置の制御方法である。
前記ノード装置は、
光通信を中継するモードと、前記光通信システムにおける通信サービスの中断時間の許容時間より短い時間で光通信の中継を開始することのできる第1の待機モードと、光通信の中継を開始するまでの時間が前記第1の待機モードよりも長く、前記第1の待機モードより少ない電力量を消費する第2の待機モードを有する第1光送受信器と、
光通信を中継するモードと、光通信を遮断するモードを有する第2光送受信器とを含む
前記ノード装置の制御方法は、前記光通信システムにおける通信サービスの中断時間の許容時間より短い起動時間で、光通信の中継を開始することができる待機状態に設定する光送受信器として、前記第2光送受信器を優先して前記光通信を遮断するモードに設定する消費電力制御ステップを含み、
前記消費電力制御ステップは、
複数の光送受信器の中から、消費電力量がより少ない待機モードを有する前記第1光送受信器から順に待機モードに選択するステップと、
選択された前記第1光送受信器を、前記第2の待機モードで待機させるステップとを含む
上記目的を達成するため、本発明に係るプログラムは、複数のノード装置が複数の光ファイバによって接続される光通信システムにおける前記ノード装置の制御プログラムである。
前記ノード装置は、
光通信を中継するモードと、前記光通信システムにおける通信サービスの中断時間の許容時間より短い時間で光通信の中継を開始することのできる第1の待機モードと、光通信の中継を開始するまでの時間が前記第1の待機モードよりも長く、前記第1の待機モードより少ない電力量を消費する第2の待機モードを有する第1光送受信器と、
光通信を中継するモードと、光通信を遮断するモードを有する第2光送受信器とを含む
前記ノード装置の制御プログラムは、前記光通信システムにおける通信サービスの中断時間の許容時間より短い起動時間で、光通信の中継を開始することができる待機状態に設定する光送受信器として、前記第2光送受信器を優先して前記光通信を遮断するモードに設定する消費電力制御ステップをコンピュータに実行させ
前記消費電力制御ステップは、
複数の光送受信器の中から、消費電力量がより少ない待機モードを有する前記第1光送受信器から順に待機モードに選択するステップと、
選択された前記第1光送受信器を、前記第2の待機モードで待機させるステップとを含む
本発明によれば、待機時に消費電力量が異なる光送受信器が混在した構成において、消費電力の低減化とネットワーク高信頼性との両立を実現できる。
上述した目的、および、その他の目的、特徴および利点は、以下に述べる好適な実施の形態、および、それに付随する以下の図面によって、さらに明らかになる。
本発明の第1実施形態に係る光通信システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る光通信システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る配備光送受信器種類DBの構成を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る待機管理テーブルの構成を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る使用状況テーブルの構成を示す図である。 本発明の第2実施形態に係るノード装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る消費電力制御部の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る初期時の待機管理テーブルの変化を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る光送受信器追加時の待機管理テーブルの変化を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る光パス構築時(光送受信器起動時)の待機管理テーブルの変化を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る光パス削除時(光送受信器解放時)の待機管理テーブルの変化を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る光通信システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第3実施形態に係るノード制御部の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係る光送受信器起動時の使用状況テーブルの変化を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る光送受信器起動時の待機管理テーブルの変化を示す図である。 本発明の第4実施形態に係る光通信システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第4実施形態に係るノード装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の第4実施形態に係るノード装置の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第5実施形態に係る光通信システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第5実施形態に係る光送受信器種類判定部の処理を示す図である。 本発明の第5実施形態に係る消費電力制御部の処理手順を示すフローチャートである。
以下に、図面を参照して、本発明の実施の形態について例示的に詳しく説明する。ただし、以下の実施の形態に記載されている構成要素は単なる例示であり、本発明の技術範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態としての光通信システム100におけるノード装置110について、図1を用いて説明する。光通信システム100は、複数のノード装置が複数の光ファイバ120によって接続されるシステムである。
図1に示すように、光通信システム100のノード装置110は、少なくとも1つの第1光送受信器111−1〜111−iと、少なくとも1つの第2光送受信器111−j〜111−nと、消費電力制御部112と、を含む。第1光送受信器111−1〜111iは、待機時に第1消費電力量を消費する。第2光送受信器111−j〜111−nは、待機時に第1消費電力量より多い第2消費電力量を消費する。消費電力制御部112は、待機状態からの起動時間が光通信システム100における通信サービスの中断時間の許容時間より短い待機モード(以下、高速起動モード)にある、ノード装置110が維持すべき光送受信器として、第2光送受信器111−j〜111−nを優先して選択する。
本実施形態によれば、待機時に消費電力量が異なる光送受信器が混在した構成において、消費電力の低減化とネットワーク高信頼性との両立を実現できる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態に係る光通信システムについて説明する。本実施形態において、光通信システムのノード装置は、消費電力は大きいが高速起動が可能な待機モードと高速起動はできないが消費電力の小さい待機モードとを有する省エネ型光送受信器を装備する。また、未使用で待機時は光出力をシャットダウンするのみで、待機時と稼動時とで消費電力量がほとんど変わらない従来型光送受信器が混在している。かかる構成のノード装置において、高速起動モードにある光送受信器として、従来型光送受信器を優先的に選択する。
本実施形態によれば、高速起動が可能な光送受信器の数を維持してネットワーク高信頼性を維持しながら、トータル消費電力の低減化を実現できる。
なお、本実施形態および以降の実施形態においては、説明の煩雑さを避けるために省エネ型光送受信器と従来型光送受信器との2種類での消費電力削減を説明するが、3種類以上の混在であっても同様の制御方法が適用できる。その場合に、電力消費が異なる複数の省エネ型光送受信器が混在するノード装置における電力消費削減においても、同様の制御方法が適用できる。すなわち、本実施形態の電力消費のより大きい待機モードの光送受信器を優先して使用すると共に、優先して高速起動モードに設定する処理が適用可能である。
《光通信システムの構成》
図2は、本実施形態に係る光通信システム200の構成を示すブロック図である。
光通信システム200は、外部光ネットワークとクライアント装置290との光パスを設定するノード装置201と、クライアント装置290と、光パスの生成あるいは解除を制御するネットワーク制御装置280とを備える。
ノード装置201は、2種類の光送受信器で構成される光送受信器群を有する。
2種類の光送受信器の1つは、通常動作モードと、高速起動モード、電力最小モードの3つの動作モードを有する省エネ型光送受信器210である。通常動作モードでは光通信が中継される。高速起動モードでは、高速起動に必要な部分への電力供給は維持するので消費電力の削減は小さくなるが、サービス断時間内に高速起動が可能である。電力最小モードでは、高速起動はできないが、電力供給を最小限に抑えられるため消費電力の削減は最小となる。省エネ型光送受信器210はそれぞれ、制御部211と、モード切替部212と、クライアント装置290に接続されるクライアント側入出力部213と、光ファイバ網/光スイッチ250により外部ネットワークの方路A〜Cに選択接続されるネットワーク側光トランシーバ214とを有する。
もう1つは、未使用で待機時は光出力をシャットダウンするのみで、待機時と稼動時とで消費電力量がほとんど変わらない従来型光送受信器220である。従来型光送受信器220は、制御部221と、光遮断制御部222と、クライアント装置290に接続されるクライアント側入出力部223と、光ファイバ網/光スイッチ250により外部ネットワークの方路A〜Cに選択接続されるネットワーク側光トランシーバ224とを有する。
また、ノード装置201は、他ノードとの光パスの構築/削除を管理するノード制御部240と、待機時の光送受信器の消費電力を抑えるための消費電力制御部230とを有する。
ノード制御部240は、光パスを構築するための光送受信器の起動と、光パス削除のための光送受信器の待機とを指示する光パス指示部241を有する。また、使用されている光パスの構築/削除や、そのバックアップに用いられている光送受信器を管理するための使用状況テーブル242を有する。
消費電力制御部230は、省エネ型光送受信器210の待機モードの切替、および従来型光送受信器220の光遮断を指示する待機モード指示部231を有する。また、どの光送受信器を高速起動で待機させるか、どの光送受信器を電力最小で待機させるかを選定する待機光送受信器選定部232を有する。そして、未使用で待機している光送受信器の待機状態を管理する待機管理テーブル233を有する。
なお、ノード制御部240の使用状況テーブル242と、消費電力制御部230の待機管理テーブル233とは、情報を共有しているものとする。
また、ノード装置201は、配備している光送受信器の種類と待機時の消費電力量の情報を有する配備光送受信器種類データベース(以下、DB)260を有する。ノード内電源270は、上記ノード装置201内の各構成部に電源を供給する。本実施形態は、高速起動が可能な光送受信器の数を維持してネットワーク高信頼性を維持しながら、ノード内電源270の消費電力を削減する。
ノード装置201は、ネットワーク全体、または、ノード間の制御を司るネットワーク制御装置280からの指示に従い、ノード制御部240により、他ノード間との光パスを構築/削除する。
光パスを構築する場合は、他ノードと接続されるファイバ方路に対しクライアント装置290からの信号をADDする動作と、他ノードからの信号をクライアント装置290にDROPする動作を行なう。本ノード装置201では、待機管理テーブル233で管理する情報を元に未使用の光送受信器の中から高速で起動が可能な光送受信器を選択する。その次に光ファイバ網/光スイッチ250を設定して光パスを構築、他ノードとの通信を実現する。
一方、光パスを削除する場合は、他ノードと接続されるファイバ方路に対しクライアント装置290からADDしていた動作と、クライアント装置290へDROPしていた動作を解除する。本ノード装置201では、まず、使用していた光送受信器からの光出力が出ないように設定し待機させる。同時に光パス構築のために設定していた光ファイバ網/光スイッチ250の設定を解除する。
さらに、本ノード装置201は、省エネ型光送受信器210の消費電力量削減効果を最大限に利用できるように、光送受信器群に対する省電力制御を行なう。すなわち、消費電力制御部230は、待機する光送受信器群に対し、ネットワークで高信頼性を維持するために必要な数の光送受信器と新規に光パスを設定するのに用いるための光送受信器とを高速起動モードで待機させる。そして、残りの未使用の省エネ型光送受信器に対しては電力最小で待機させる。このように、配備光送受信器種類DB260から取得された待機管理テーブル233の待機時の消費電力量の情報から、待機光送受信器選定部232において、従来型光送受信器220を優先して高速起動モードで待機させる。逆に、省エネ型光送受信器210を優先して選定し、電力最小モードで待機させる。
(配備光送受信器種類DB)
図3は、本実施形態に係る配備光送受信器種類DB260の構成を示す図である。
配備光送受信器種類DB260は、2つの構成を有する。1つは、配備されている各光送受信器のそれぞれについて、その種類が省エネ型か/従来型かの種別データである。もう1つは、省エネ型と従来型とのそれぞれについて、起動状態における消費電力、あるいは各待機モードにおける消費電力と起動時間との制御データである。
種別データは、光送受信器No.311に対応付けて、種類312を記憶している。制御データは、省エネ型の場合に、動作モード321に対応付けて、モード切替部への電力供給322、制御部への電力供給323、クライアント型入出力部への電力供給324、ネットワーク側光トランシーバへの電力供給325、が記憶される。そして、その動作モードでの、各電力供給の総和として消費電力326、起動時の起動時間327が記憶されている。従来型の場合は、動作モード331に対応付けて、光遮断部への電力供給332、制御部への電力供給333、クライアント型入出力部への電力供給334、ネットワーク側光トランシーバへの電力供給335、が記憶される。そして、その動作モードでの、各電力供給の総和として消費電力336、起動時の起動時間337が記憶されている。なお、従来型の動作モードである光遮断モードは、消費電力は省エネ型の高速起動モードと異なるが、すぐに起動可能な高速起動モードと見なせるので、以下では高速起動モードと呼ぶことにする。
なお、図3は一例であって、これに限定されない。消費電力や起動時間も機種などによって変わる。
(待機管理テーブル)
図4は、本実施形態に係る待機管理テーブル233の構成を示す図である。待機管理テーブル233は、上記配備光送受信器種類DB260のデータにしたがって生成される。
待機管理テーブル233は、光送受信器No.401に対応付けて、種類402、種類402に応じた待機時設定可能な最小消費電力量403、現在の動作状態404が記憶されている。本実施形態においては、最小消費電力量403には、省エネ型光送受信器の最小消費電力量として電力最小モード時の5Wが記憶されている。また、従来型光送受信器の最小消費電力量として高速起動モード時の30Wが記憶されている。また、動作状態404には、省エネ型光送受信器の場合には、高速起動/電力最小/未管理(追加時あるいは解放時)が記憶され、従来型光送受信器の場合には、高速起動/未管理が記憶される。
(使用状況テーブル)
図5は、本実施形態に係る使用状況テーブル242の構成を示す図である。使用状況テーブル242は、上記待機管理テーブル233のデータおよび光パス指示部241の指示にしたがって生成される。
使用状況テーブル242は、光送受信器No.501に対応付けて、種類502、現在の動作状態503が記憶されている。動作状態503には、省エネ型光送受信器の場合には、使用中/高速起動/電力最小が記憶され、従来型光送受信器の場合には、使用中/高速起動が記憶される。
《ノード装置のハードウェア構成》
図6は、本実施形態に係るノード装置201のハードウェア構成を示すブロック図である。なお、図6には、ノード制御部240と消費電力制御部230とが異なるプロセッサにより制御され、ノード制御部240と消費電力制御部230との間が装置間通信である場合の例を説明する。
まず、ノード制御部240の構成を説明する。CPU600は演算制御用のプロセッサであり、プログラムを実行することで図2のノード制御部240の各機能構成部を実現する。ROM620は、初期データおよびプログラムなどの固定データおよびプログラムを記憶する。通信制御部630は、ネットワーク制御装置280、消費電力制御部230の通信制御部670、制御部211および221、光ファイバ網/光スイッチ250と通信する。通信は無線でも有線でもよい。なお、上記固定データ及びプログラムは、ストレージ650が記憶してもよい。
RAM640は、CPU600が一時記憶のワークエリアとして使用するランダムアクセスメモリである。RAM640には、本実施形態の実現に必要なデータを記憶する領域が確保されている。各領域には、ネットワーク制御装置280から受信した光パス経路情報641と図2に示した使用状況テーブル242とが記憶される。なお、ストレージ650が光パス経路情報641と使用状況テーブル242を記憶し、RAM640に読み出して使用する方法でもよい。
ストレージ650は、データベースや各種のパラメータ、CPU600が実行するプログラムを、不揮発に記憶する大容量記憶装置である。ストレージ650には、本実施形態の実現に必要な以下のデータまたはプログラムが記憶されている。データとしては、ネットワーク制御装置280から設定された本ノード装置201が常に保持すべき高速起動モードの光送受信器数651が記憶される。この高速起動モードの光送受信器数651は、消費電力制御部230による待機モードの管理に使用される。したがって、消費電力制御部230のストレージ690に保持されてもよい。また、本実施形態では、プログラムとして、ノード装置全体の光パス制御手順を示すノード制御プログラム652を格納する。また、ノード制御プログラム652において、各光送受信器の起動/停止を光パスにしたがって指示する光パス指示モジュール653とを格納する。
次に、消費電力制御部230の構成を説明する。CPU610は演算制御用のプロセッサであり、プログラムを実行することで図2の消費電力制御部230の各機能構成部を実現する。ROM660は、初期データおよびプログラムなどの固定データおよびプログラムを記憶する。通信制御部670は、ノード制御部240の通信制御部630、モード切替部212、光遮断制御部222と通信する。通信は無線でも有線でもよい。なお、上記固定データ及びプログラムは、ストレージ690が記憶してもよい。
RAM680は、CPU610が一時記憶のワークエリアとして使用するランダムアクセスメモリである。RAM680には、本実施形態の実現に必要なデータを記憶する領域が確保されている。各領域には、各モード切替部212のモード切替を示すモード切替データ681、図2に示した待機管理テーブル233、光パス経路情報641と共通の光パス経路情報682とが記憶される。なお、ストレージ690がモード切替データ681、待機管理テーブル233及び光パス経路情報682を記憶し、これらをRAM680に読み出して使用する方法でもよい。
ストレージ690は、データベースや各種のパラメータ、CPU610が実行するプログラムを、不揮発に記憶する大容量記憶装置である。ストレージ690には、本実施形態の実現に必要な以下のデータまたはプログラムが記憶されている。データとしては、図2の配備光送受信器種類DB260が記憶される。また、本実施形態では、プログラムとして、ノード装置全体の消費電力を制御する消費電力制御プログラム691を格納する。また、消費電力制御プログラム691において、各光送受信器の待機モードを指示する待機モード指示モジュール692とを格納する。また、消費電力制御プログラム691において、光送受信器の待機モードを選定する待機光送受信器選定モジュール693とを格納する。
なお、図6のROM620、ROM660、RAM640、RAM680、ストレージ650および690には、本実施形態に必須なデータやプログラムのみが示されており、OSなどの汎用のデータやプログラムは図示されていない。
《消費電力制御部の処理手順》
図7は、本実施形態に係る消費電力制御部230の処理手順を示すフローチャートである。本フローチャートは、図6のCPU610がRAM680を用いながら実行し、図2の消費電力制御部230の各機能構成部を実現する。なお、このフローチャートは、待機する光送受信器群に対し消費電力制御部230が省電力制御を行うすべてのケースに適用される。1つ目は、ノード装置構成時の初期設定を行うケースである。2つ目は、光送受信器を追加/削除したときの再設定を行うケースである。3つ目は、光パスの構築時に再設定を行うケースである。4つ目は光パスの削除時に再設定を行うケースである。それぞれについての具体例は、図8〜図11に説明する。
まず、ステップS701において、ノード装置201が初期状態(電源ON時あるいはリセット時)または動作状態の変更かを判定する。それ以外の場合は他の処理を行なう。
初期状態または動作状態の変更の場合はステップS703に進んで、変数Nに未使用光送受信器の台数を入れる。未使用光送受信器は、ネットワークに光を出していない光送受信器のことである。次に、ステップS705において、変数Mに新規光パス構築用に高速起動モードで待機すべき光送受信器数を入れる。これは、光パス用の光送受信器と、そのバックアップ用の光送受信器を短時間で設定するためである。なお、変数Mの数値に関しては光通信のトラフィックやノード装置の性能によって種々に選択されてよい。あるいは、ネットワークの使用状況に応じて高速起動が必要な変数Mの値を判断してもよい。
次に、ステップS707において、配備光送受信器種類DB260の情報に基づいて、未管理である光送受信器群の中から、待機時に設定可能な最小消費電力量が最小の光送受信器を1台選択する。そして、ステップS709において、N>Mで有るか否かを判断する。N>Mで有る場合にはステップS711に進んで、この選択された1台の光送受信器の待機モードを電力最小モードに設定する。なお、従来型光送受信器には電力最小モードはないので、結果的に高速起動モードと変わらない。この場合を、以下(電力最小)と表わすこととする。N≦Mの場合はステップS713に進んで、高速起動モードとして待機させる。また、設定変更した動作状態情報により、待機管理テーブル233を修正する。そして、修正された待機管理テーブル233に基づき、光送受信器ごとに指示を出して待機モードを設定する。
次に、ステップS715において、変数Nから1を引く。次に、ステップS717において、変数Nの数値が"0"であるか判定する。N=0で無い場合は、未使用で待機する光送受信器が残されているため、ステップS707に戻って、再度、待機時の消費電力が最小の光送受信器の選定に戻る。N=0の場合は、未使用で待機する光送受信器が無いため、ステップS719において待機管理テーブル233の状態をノード制御部240に通知して処理を終了する。
《省電力制御の具体例》
以下に、上述の4つの具体的なケースについて、待機管理テーブル233の状態を中心に説明する。なお、以下の例では、新規光パス構築用に高速起動モードで待機すべき光送受信器数M=2とする。また、同じ待機最小消費電力の光送受信器はNo.の若い順に選択するものとする。
(初期時の待機モード設定)
図8は、本実施形態に係る初期時の待機管理テーブル233の変化800を示す図である。
図8の810は、図7の処理前の待機管理テーブル233の状態である。光送受信器No.811に対応付けて、種類812、待機時に設定可能な最小消費電力量813、動作状態814が記憶されている。本例では、光送受信器No.811から10台の光送受信器が配置され、光送受信器2,6,9が従来型で光送受信器1,3−5,7−8,10が省エネ型である。そして、動作状態814はすべて未管理であるので、ステップS703で設定される変数N=10となる。
ステップS707〜S717が7回繰り返されて、まず省エネ型光送受信器1,3−5,7−8,10が電力最小モードの待機となる。次に、ステップS707〜S717の8回目に従来型光送受信器2が(電力最小)の待機となる。ステップS707〜S717の9回目と10回目とはN≦Mとなるので、従来型光送受信器6と9とが高速起動モードの待機となる。
図8の820は、図7の処理後の待機管理テーブル233の状態である。光送受信器No.821に対応付けて、種類822、待機時に設定可能な最小消費電力量823、動作状態824が記憶されている。本例では、従来型光送受信器6と9とが高速起動モードの待機となり、他の光送受信器は電力最小モードで管理される。
本実施形態の処理でなければ、2つの省エネ型光送受信器が高速起動モードに設定される可能性がある。その場合に比して、待機時の消費電力量が40W小さく抑えられることになる。また、待機時に設定可能な最小消費電力量を管理することで、光送受信器の個体差を考慮した省電力制御が可能となる。また、省エネ型光送受信器が複数種類ある場合においても、その省電力効果の差を考慮した省電力制御が可能となる。
(光送受信器追加時の待機モード設定)
図9は、本実施形態に係る光送受信器追加時の待機管理テーブル233の変化900を示す図である。図8の構成から2台新規に光送受信器を追加したときを例に省電力制御の動作を説明する。図9に示すように、待機管理テーブル233に追加された従来型光送受信器11と省エネ型光送受信器12の情報を加える。図9の910は、図7の処理前の待機管理テーブル233の状態である。光送受信器No.911に対応付けて、種類912、待機時に設定可能な最小消費電力量913、動作状態914が記憶されている。本例では、光送受信器No.911から12台の光送受信器が配置され、光送受信器2,6,9,11が従来型で光送受信器1,3−5,7−8,10,12が省エネ型である。そして、動作状態914は、図8の820に光送受信器11および12が未管理で追加される。したがって、ステップS703で設定される変数N=12となる。
ステップS707〜S717が8回繰り返されて、まず省エネ型光送受信器1,3−5,7−8,10,12が電力最小モードの待機となる。次に、ステップS707〜S717の9回目および10回目に従来型光送受信器2および6が(電力最小)の待機となる。ステップS707〜S717の11回目と12回目とはN≦Mとなるので、従来型光送受信器9と11とが高速起動モードの待機となる。
図9の920は、図7の処理後の待機管理テーブル233の状態である。光送受信器No.921に対応付けて、種類922、待機時に設定可能な最小消費電力量923、動作状態924が記憶されている。本例では、従来型光送受信器9と11とが高速起動モードの待機となり、他の光送受信器は電力最小モードで管理される。
初期時と同様に光送受信器追加の場合も、本実施形態の処理でなければ、2つの省エネ型光送受信器が高速起動モードに設定される可能性がある。その場合に比して、待機時の消費電力量が40W小さく抑えられることになる。また、待機時に設定可能な最小消費電力量を管理することで、光送受信器の個体差を考慮した省電力制御が可能となる。また、省エネ型光送受信器が複数種類ある場合においても、その省電力効果の差を考慮した省電力制御が可能となる。
(光パス構築時の待機モード設定)
図10は、本実施形態に係る光パス構築時(光送受信器起動時)の待機管理テーブル233の変化1000を示す図である。図9の920の状態から、光パスが2本構築されたときを例に、省電力制御の動作を説明する。光パスの構築により、高速起動モードで待機していた2つの従来型光送受信器9および11が使用中状態になる。
このときの図7の処理前の待機管理テーブル233の状態を、図10の1010に示す。光送受信器No.1011に対応付けて、種類1012、待機時に設定可能な最小消費電力量1013、動作状態1014が記憶されている。本例では、2つの従来型光送受信器9および11は使用中なので、ステップS703で設定される変数N=10(=12−2)となる。
ステップS707〜S717が8回繰り返されて、まず省エネ型光送受信器1,3−5,7−8,10,12が電力最小モードの待機となる。次に、ステップS707〜S717の9回目および10回目とはN≦Mとなるので、従来型光送受信器2と6とが高速起動モードの待機となる。
図10の1020は、図7の処理後の待機管理テーブル233の状態である。光送受信器No.1021に対応付けて、種類1022、待機時に設定可能な最小消費電力量1023、動作状態1024が記憶されている。本例では、従来型光送受信器2と6とが高速起動モードの待機となり、他の光送受信器は電力最小モードで管理される。
光パス構築時(光送受信器起動時)の場合も、本実施形態の処理でなければ、2つの省エネ型光送受信器が高速起動モードに設定される可能性がある。その場合に比して、待機時の消費電力量が40W小さく抑えられることになる。また、待機時に設定可能な最小消費電力量を管理することで、光送受信器の個体差を考慮した省電力制御が可能となる。また、省エネ型光送受信器が複数種類ある場合においても、その省電力効果の差を考慮した省電力制御が可能となる。
(光パス削除時の待機モード設定)
図11は、本実施形態に係る光パス削除時(光送受信器解放時)の待機管理テーブル233の変化1100を示す図である。図10の1020の状態から、光パスが1本削除されたときを例に、省電力制御の動作を説明する。光パスの削除により、使用中の従来型光送受信器9が未管理状態となったとする。
このときの図7の処理前の待機管理テーブル233の状態を、図11の1110に示す。本例では、1つの従来型光送受信器11は使用中なので、ステップS703で設定される変数N=11(=12−1)となる。
ステップS707〜S717が8回繰り返されて、まず省エネ型光送受信器1,3−5,7−8,10,12が電力最小モードの待機となる。次に、ステップS707〜S717の9回目は、従来型光送受信器2が(電力最小)の待機となる。10回目および11回目とはN≦Mとなるので、従来型光送受信器6と9とが高速起動モードの待機となる。
図11の1120は、図7の処理後の待機管理テーブル233の状態である。光送受信器No.1121に対応付けて、種類1122、待機時に設定可能な最小消費電力量1123、動作状態1124が記憶されている。本例では、従来型光送受信器2が高速起動から(電力最小)へ変更され、光パスから解放された従来型光送受信器9が高速起動モードの待機となり、他の光送受信器は電力最小モードで管理される。なお、従来型光送受信器2は高速起動も(電力最小)も同じであるが、消費電力制御部230での管理が異なることになる。
光パス削除時(光送受信器解放時)の場合も、本実施形態の処理でなければ、2つの省エネ型光送受信器が高速起動モードに設定される可能性がある。その場合に比して、待機時の消費電力量が40W小さく抑えられることになる。また、待機時に設定可能な最小消費電力量を管理することで、光送受信器の個体差を考慮した省電力制御が可能となる。また、省エネ型光送受信器が複数種類ある場合においても、その省電力効果の差を考慮した省電力制御が可能となる。
以上のように、第2実施形態では、光送受信器の初期設定を行っておくことで、未使用の光送受信器に対し、待機時の消費電力が小さい省エネ型光送受信器が優先的に電力最小モードに設定する省エネ制御が実施される。これにより、光送受信器の種類によらず、常時ノード装置の消費電力を抑えることが可能となる。
なお、今回は、未使用の光送受信器として動作状態が高速起動モード、電力最小モード、そして未管理のものとしたが、その限りではない。たとえば、実際に通信を行っていないバックアップ用に待機する光送受信器に対しても、省エネ制御を行う事が可能である。ただし、バックアップ用に待機する光送受信器は構築されている光パスと関連づけされている。この関連情報を維持するため、別途、使用状況テーブル242や待機管理テーブル233への修正が必要となる。
また、ノード装置から光送受信器に指示する待機モードの種類を、電力の低いモードから順に、電力最小モード、高速起動モードの2つのみとしたが、その他の待機モードを有してもよい。たとえば、電力最小モードと高速起動モードの中間の中速起動モードを有してもよい。そして、電力最小モードで待機する光送受信器群を決定した後、この中速起動モードで待機する光送受信器群を、本実施形態と同様の省エネ制御方法で決定することで、消費電力の更なる低減が実現できる。
また、光送受信器情報で管理する項目は本例に限らない。本実施形態では2種類の光送受信器の伝送速度は同じであるが、ノード装置によっては、異なる伝送速度の光送受信器を配備する必要がある。この場合、異なる伝送速度ごとに光送受信器を管理、省エネ制御を実施することでノード装置の省電力化が可能である。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態に係る光通信システムについて説明する。本実施形態に係る光通信システムは、上記第2実施形態と比べると、新たに起動する光送受信器を電力消費が減少するように選択する点で異なる。その他の構成および動作は、第2実施形態と同様であるため、その詳しい説明を省略する。
本実施形態によれば、待機させる光送受信器ばかりでなく、起動する光送受信器の選択によって、高速起動が可能な光送受信器の数を維持してネットワーク高信頼性を維持しながら、トータル消費電力の更なる低減化を実現できる。
《光通信システムの構成》
図12は、本実施形態に係る光通信システム1200の構成を示すブロック図である。
光通信システム1200における、図2の光通信システム200との相違は、ノード制御部1240が光パス追加時に起動する光送受信器を消費電力を削減できるように選定する起動光送受信器選定部1241を有することである。他の構成および動作は図2の光通信システム200と同様であるので、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
起動光送受信器選定部1241は、光送受信器の現在の使用状況を記憶する使用状況テーブル242から、配備光送受信器種類DB260に蓄積された光送受信器の種類とその消費電力や起動時間などを考慮して、起動する光送受信器を選定する。
《ノード制御部の処理手順》
図13は、本実施形態に係るノード制御部1240の処理手順を示すフローチャートである。このフローチャートは、図6のCPU600がRAM640を使用しながら実行し、図12のノード制御部1240の各機能構成部を実現する。なお、図13のフローチャートには、光パス削除の場合のノード制御部1240の処理手順も記載している。
まず、ステップS1311において、ネットワーク制御装置280からの指示が光パス追加か否かを判定する。また、ステップS1331において、ネットワーク制御装置280からの指示が光パス削除か否かを判定する。光パス追加での削除でもなければ、他の処理を行なう。
光パス追加の場合はステップS1313に進んで、変数mに待機モードである新規パス用待機光送受信器数を入れる。ステップS1315において、使用状況テーブル242(あるいは、待機管理テーブル233)のデータから、配備光送受信器種類DB260を参照して、各待機光送受信器の待機モードを判別する。なお、本例では、判別は光送受信器No.の昇順とする。
次に、ステップS1317において、待機モード判別の結果が高速待機モードであるか否かを判別する。高速待機モードでなければステップS1319において変数mを"−1"する。そして、ステップS1315に戻って、次の待機光送受信器を判定する。高速待機モードであればステップS1321に進んで、変数m=1であるかを判定する。すなわち、新規パス用待機光送受信器が残り1つかを判定する。変数m=1でない場合はステップS1323に進んで、対象の待機光送受信器の最小消費電力が大きい種類か否かを判定する。すなわち、本実施形態においては、対象の待機光送受信器が従来型光送受信器か否かを判定する。最小消費電力が大きい種類でない場合(対象の待機光送受信器が省エネ型光送受信器の場合)はステップS1319で変数mを"−1"してステップS1315に戻る。
最小消費電力が大きい種類である場合(対象の待機光送受信器が従来型光送受信器の場合)はステップS1325に進んで、対象の待機光送受信器を起動して、追加する光パスに使用する。そして、ステップS1327において、使用状況テーブル242を変更すると共に、消費電力制御部230に対して光送受信器の状態変更を通知する。なお、ステップS1321の判定において、残る待機光送受信器が1つになった場合(m=1)はステップS1325に進んで、対象の待機光送受信器を起動して、追加する光パスに使用する。
一方、光パス削除の場合はステップS1333に進んで、削除する光パスで使用していた光送受信器を解放する。そして、ステップS1327において、使用状況テーブル242を変更すると共に、消費電力制御部230に対して光送受信器の状態変更を通知する。
《省電力制御の具体例》
以下に、光パス追加の具体的なケースについて、使用状況テーブル242と待機管理テーブル233の状態を中心に説明する。なお、以下の例では、光パスを1つ追加するとし、新規光パス構築用に高速起動モードで待機すべき光送受信器数M=3とする。また、同じ待機最小消費電力の光送受信器はNo.の若い順に選択するものとする。
図14は、本実施形態に係る光送受信器起動時の使用状況テーブル242の変化を示す図である。図14においては、3つの光送受信器が動作中で、3つの光送受信器が高速起動モードで待機中であるとする。
このときの図13の処理前の使用状況テーブル242の状態を、図14の1410に示す。光送受信器No.1411に対応付けて、種類1412、動作状態1413が記憶されている。本例では、第2実施形態の処理の結果として、3つの従来型光送受信器6,9および11が使用中であり、ステップS1313で設定される変数m=(=12−3)となる。また、3つの光送受信器2,10および12が高速起動モードで待機中であるが、その内の1つは設置された最後の従来型光送受信器2である。
1回目の判定では、省エネ型光送受信器1が電力最小モードで待機中なので、ステップS1317からS1319に進んで、省エネ型光送受信器1は電力最小モードの待機に維持される。2回目の判定では、従来型光送受信器2が高速起動モードで待機中であり、かつ、従来型光送受信器なので、ステップS1317からS1321−S1323−S1325に進んで、追加される光パスに使用される。なお、たとえ省エネ型光送受信器1が高速起動モードで待機中であっても、ステップS1323からS1319に進んで、省エネ型光送受信器1は高速起動モードの待機に維持されることになる。
図14の1420は、図13の処理後の使用状況テーブル242の状態である。光送受信器No.1421に対応付けて、種類1422、動作状態1423が記憶されている。本例では、従来型光送受信器2が使用中となる。
光パス構築時(光送受信器起動時)の場合に、本実施形態の処理でなければ、従来型光送受信器が待機していても、高速起動モードの省エネ型光送受信器が追加された光パスに使用される可能性がある。その場合に比して、待機時の消費電力量が5W小さく抑えられることになる。
図15は、本実施形態に係る光送受信器起動時の待機管理テーブル233の変化を示す図である。図15においても、3つの光送受信器が動作中で、3つの光送受信器が高速起動モードで待機中である。
このときの図7の処理前の待機管理テーブル233の状態を、図15の1510に示す。光送受信器No.1511に対応付けて、種類1512、待機時に設定可能な最小消費電力量1513、動作状態1514が記憶されている。本例では、図14の処理の結果として、4つの従来型光送受信器2,6,9および11のすべてが使用中であり、ステップS703で設定される変数N=8(=12−4)となる。また、本例では、ステップS705で設定される変数M=3である。
ステップS707〜S717が5回繰り返されて、まず省エネ型光送受信器1,3−5,7が電力最小モードの待機となる。次に、ステップS707〜S717の6回目から8回目はN≦Mとなるので、省エネ型光送受信器8,10,12の3台が高速起動モードの待機となる。
図15の1520は、図7の処理後の待機管理テーブル233の状態である。光送受信器No.1521に対応付けて、種類1522、待機時に設定可能な最小消費電力量1523、動作状態1524が記憶されている。本例では、省エネ型光送受信器8,10,122が高速起動モードの待機となり、他の待機中の光送受信器は電力最小モードで管理される。
本例では、従来型光送受信器2,6,9および11のすべてが使用中となったので、待機モードの設定による待機時の消費電力量の削減はない。しかしながら、従来型光送受信器2,6,9および11のすべてが使用中となる結果は、第2実施形態および第3実施形態の処理によるものである。例えば、第2実施形態および第3実施形態の処理が無ければ、極端な場合は、4つの省エネ光送受信器が使用中で3つの省エネ送受信器が高速起動モードで待機する可能性もある。本例は、この場合と比較すると、最大160(=25×4+20×3)Wが削減されたこととなる。このように、待機時に設定可能な最小消費電力量を管理することで、光送受信器の個体差を考慮した省電力制御が可能となる。また、省エネ型光送受信器が複数種類ある場合においても、その省電力効果の差を考慮した省電力制御が可能となる。
[第4実施形態]
次に、本発明の第4実施形態に係る光通信システムについて説明する。本実施形態に係る光通信システムは、上記第3実施形態と比べると、ノード制御部と消費電力制御部とが共通のハードウェア構成である点で異なる。その他の構成および動作は、第3実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
本実施形態によれば、共通のハードウェア構成により小型化した上に、高速起動が可能な光送受信器の数を維持してネットワーク高信頼性を維持しながら、トータル消費電力の低減化を実現できる。
《光通信システムの構成》
図16は、本実施形態に係る光通信システム1600の構成を示すブロック図である。なお、図16の光通信システム1600は、ノード装置1601内の一部構成変更であり、他の構成は図12と同様であるので、図示および説明は省略する。
光通信システム1600における、図12の光通信システム1200との相違は、消費電力制御部1630が待機光送受信器の選定も起動光送受信器の選定も、統一的に消費電力制御部で実行することである。これは、ノード装置1601のノード制御部1640と消費電力制御部1630とを1つのプロセッサで実現し、装置間通信を介さないように構成したためである。図16に図示しない他の構成および動作は図12の光通信システム1200と同様であるので、その詳しい説明を省略する。
図16においては、消費電力制御部1630が起動光送受信器選定部1634を有する。なお、使用状況テーブル242は実質的に待機管理テーブル233と同じであり、使用状況テーブル242を待機管理テーブル233で代替しても、本実施形態の処理は実施可能である。
《ノード装置のハードウェア構成》
図17は、本実施形態に係るノード装置1601のハードウェア構成を示すブロック図である。なお、図17では、ノード制御部1640と消費電力制御部1630とは同一のプロセッサにより制御される。
図17において、CPU1710は演算制御用のプロセッサであり、プログラムを実行することで図16の各機能構成部を実現する。ROM1720は、初期データおよびプログラムなどの固定データおよびプログラムを記憶する。通信制御部1730は、ネットワーク制御装置280と通信する。通信は無線でも有線でもよい。また、固定データ及びプログラムは、ストレージ1750が記憶してもよい。
RAM1740は、CPU1710が一時記憶のワークエリアとして使用するランダムアクセスメモリである。RAM1740には、本実施形態の実現に必要なデータを記憶する領域が確保されている。各領域には、ネットワーク制御装置280から受信した光パス経路情報641と、各モード切替部212のモード切替を示すモード切替データ681と、使用状況テーブルおよび待機管理テーブルに兼用される使用状況/待機管理テーブル1741とが記憶される。なお、ストレージ1750が光パス経路情報641、モード切替データ681及び使用状況/待機管理テーブル1741を記憶し、それらをRAM1740に読み出して使用してもよい。
ストレージ1750は、データベースや各種のパラメータ、CPU600が実行するプログラムを、不揮発に記憶する大容量記憶装置である。ストレージ1750には、本実施形態の実現に必要な以下のデータまたはプログラムが記憶されている。データとしては、ネットワーク制御装置280から設定された本ノード装置201が常に保持すべき高速起動モードの光送受信器数651が記憶される。また、配備光送受信器種類DB260が記憶される。また、本実施形態では、プログラムとして、ノード装置全体の光パス制御手順を示すノード制御プログラム652を格納する。また、ノード装置全体の消費電力を制御する消費電力制御プログラム691を格納する。また、ノード制御プログラム652において、各光送受信器の起動/停止を光パスにしたがって指示する光パス指示モジュール653とを格納する。また、消費電力制御プログラム691において、各光送受信器の待機モードを指示する待機モード指示モジュール692とを格納する。また、消費電力制御プログラム691において、光送受信器の待機モードを選定する待機光送受信器選定モジュール693とを格納する。また、ノード制御プログラム652において、光パス追加に従い駆動する光送受信器を選定する駆動光送受信器選定モジュール1751とを格納する。
入出力インタフェース1760は、CPU1710による制御に必要なデータを入力し、制御信号を出力するためのインタフェースである。入出力インタフェース1760によって、省エネ型光送受信器210、従来型光送受信器220、光ファイバ網/光スイッチ250、ノード内電源270とのインタフェースが取られる。
なお、図17には、本実施形態に必須なデータやプログラムのみが示されており、OSなどの汎用のデータやプログラムは図示されていない。
《ノード装置の処理手順》
図18は、本実施形態に係るノード装置1601の処理手順を示すフローチャートである。このフローチャートは、図17のCPU1710がRAM1740を使用しながら実行し、図16の各機能構成部を実現する。
まず、ステップS1801において、初期(電源ONやクリア)か、光パスの変更(追加や削除)であるかを判定する。光パスの変更であればステップS1803に進んで、光パス追加であれば駆動する光送受信器を選定指示し、あるいは光パス削除であれば解放する光送受信器を選定駆動する駆動選定処理を実行する。なお、ステップS1803の駆動選定処理の詳細は既に図13を参照して説明したので、ここでの詳細は省略する。次に、ステップS1805において、光パス指示処理の結果による動作状態変更を受けて待機モード選定処理を実行する。なお、ステップS1805の待機モード選定処理の詳細は、既に図7を参照して説明したので、ここでの詳細は省略する。
ステップS1801の判定において初期であれば、ステップS1805に進んで、待機モード選定処理のみを実行する。
[第5実施形態]
次に、本発明の第5実施形態に係る光通信システムについて説明する。本実施形態に係る光通信システムは、上記第3実施形態と比べると、あらかじめ光送受信器の種類が蓄積されてなく、待機および駆動処理時に光送受信器の種類を判別する点で異なる。その他の構成および動作は、第2実施形態および第3実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
本実施形態によれば、あらかじめ光送受信器の種類を蓄積する記憶容量を削減して、高速起動が可能な光送受信器の数を維持してネットワーク高信頼性を維持しながら、トータル消費電力の低減化を実現できる。
《光通信システムの構成》
図19は、本実施形態に係る光通信システム1900の構成を示すブロック図である。なお、図19の光通信システム1900は、ノード装置1901内の一部構成変更であり、他の構成は図12と同様であるので、説明は省略する。
光通信システム1900における、図12の光通信システム1200との相違は、配備光送受信器種類DB260を無くし、各光送受信器の種類を判定する光送受信器種類判定部1910を設けたことである。
図19のノード装置1901においては、光送受信器種類判定部1910の判定結果に基づいて、消費電力制御部1930の待機光送受信器選定部1932も、ノード制御部1940の起動光送受信器選定部1941も、選定を行なう。なお、種類に対応する待機モードや消費電力や起動時間は、待機管理テーブル1933に記憶されているものとする。他の構成および動作は図12の光通信システム1200と同様であるので、その詳しい説明を省略する。
(光送受信器種類判定部)
図20は、本実施形態に係る光送受信器種類判定部1910の処理を示す図である。なお、光送受信器の構成は、図2および図12と同様であるので、説明は省略する。
ノード装置1901に配備される光送受信器は、制御信号用I/Oポートを有する。省エネ型光送受信器210の制御部211からのI/Oポートの複数の出力端子のうち、従来型光送受信器220の制御部221で未使用の出力端子の1つである出力端子A(2011)を、光送受信器の種類を判定するために使用する。かかる出力端子A(2011)には、常時"1"の信号を印加する。一方、従来型光送受信器220の出力端子A(2021)は、未使用で常時"0"の信号となっている。
光送受信器種類判定部1910は、図20に示すように、各光送受信器の出力端子Aと接続される。消費電力制御部1930からの任意の光送受信器の種類判定依頼に対し、その光送受信器からの出力端子Aの1/0の信号を確認し、省エネ型か従来型かを判断、回答する。
本実施形態では、光送受信器の種類を省エネ型光送受信器210と従来型光送受信器220との2種類と限定することで、光送受信器の種類判別に1端子の"1/0信号"のみを用いる単純な機能で実現した。これにより、光送受信器種類判定部1910による消費電力も低減でき、かつ簡易制御によって例えば1ミリ秒以下の高速種類判別を実現した。ただし、光送受信器種類判定部1910の構成はこの限りではない。3種類以上の光送受信器を管理する場合や、3つ以上の待機モードを管理する場合においては複数端子、多信号による光送受信器種類判定部の構成を用いることが可能である。なお、光送受信器種類判定部1910は、高速処理を実現するため図20のようにハードウェア構成で実現しても、消費電力制御部1930の処理に含む構成であってもよい。
《消費電力制御部の処理手順》
図21は、本実施形態に係る消費電力制御部1930の処理手順を示すフローチャートである。
図21の処理手順は、図7ではステップS707における配備光送受信器種類DB260からの情報を、光送受信器種類判定部1910から取得するステップS2107に変更したものである。その他のステップの処理は図7と同様であるので、説明を省略する。
また、図21において、破線で示したステップS2101は、光送受信器種類判定部1910を消費電力制御部1930のソフトウェアで実現する場合のステップである。
このように、配備している光送受信器の種類を自動で検出できる機構を用意することで、光送受信器の種類を管理するためのデータベースを用意する必要が無くなり、管理コストの低減が可能である。さらに、配備光送受信器種類DB260で管理していた待機状態を待機管理テーブル1933でまとめて管理することでメモリ容量の低減が可能となり、装置コストの低減も実現できる。
なお、今回用いた光送受信器種類判定部1910は配備された光送受信器すべてと直接接続されているが、その他の構成も範疇に含まれる。たとえば、光送受信器種類判定部1910とN個の光送受信器との間に1×Nのスイッチが配置された構成も考えられる。光送受信器の種類を判定するときにスイッチにより切り替えながら、光送受信器の種類、消費電力を示す情報を検出する。これにより、光送受信器種類判定部1910の構成が簡易化され、更なる消費電力の低減と、安価なシステム構築が可能となる。
[他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について詳述したが、それぞれの実施形態に含まれる別々の特徴を如何様に組み合わせたシステムまたは装置も、本発明の範疇に含まれる。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用されてもよいし、単体の装置に適用されてもよい。さらに、本発明は、実施形態の機能を実現する制御プログラムが、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給される場合にも適用可能である。したがって、本発明の機能をコンピュータで実現するために、コンピュータにインストールされる制御プログラム、あるいはその制御プログラムを格納した媒体、その制御プログラムをダウンロードさせるWWW(World Wide Web)サーバも、本発明の範疇に含まれる。
また、本発明は、光送受信器に限定されず、装置内に複数の種類のコンポーネントを有し、かつ、省電力制御が必要な装置への適用が可能である。本実施形態により、光送受信器に複数の種類を有するノード装置において、光送受信器群の待機時の消費電力量を小さく抑えたノード装置を実現できる。さらに、本実施形態では、光通信システムにおける通信サービスの中断時間の許容時間より短い時間で起動が可能な光のパス構築が可能なノード装置を実現できる。さらに、本実施形態では、複数の待機中の光送受信器の中で、光送受信器の使用状況から障害回復に必要な台数を高速起動できる状態に、その他を最小限の電力使用状態にする。これにより、光送受信器の消費電力を小さくすることが可能となる。さらに本実施形態では、光送受信器の種類を自動判定でき、運用コストの低減が可能である。さらに本実施形態では、ネットワーク全体に適用することで、ノードのみならず、ネットワーク全体の消費電力低減が可能となる。
[実施形態の他の表現]
上記の実施形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
複数のノード装置が複数の光ファイバによって接続される光通信システムにおける前記ノード装置であって、
待機時に第1消費電力量を消費する少なくとも1つの第1光送受信器と、
待機時に前記第1消費電力量より多い第2消費電力量を消費する少なくとも1つの第2光送受信器と、
待機状態からの起動時間が前記光通信システムにおける通信サービスの中断時間の許容時間より短い高速起動の待機モードに維持すべき光送受信器として、前記第2光送受信器を優先して選択する消費電力制御手段と、
を備えることを特徴とするノード装置。
(付記2)
前記消費電力制御手段は、待機中の光送受信器から光送受信器を起動する場合に、前記高速起動の待機モードにある前記第2光送受信器を優先して起動することを特徴とする付記1に記載のノード装置。
(付記3)
前記第1光送受信器は、少なくとも、光送受信器の待機状態からの起動時間が前記光通信システムにおける通信サービスの中断時間の許容時間より短く、前記光送受信器が第1電力量を消費する第1待機モードと、前記光送受信器の待機状態からの起動時間が前記許容時間より長く、前記光送受信器が前記第1電力量より少ない第2電力量を消費する第2待機モードとを含む複数の待機モードを有し、
前記消費電力制御手段は、前記ノード装置が維持すべき光送受信器として選択されなかった前記第1光送受信器を前記第2待機モードに設定することを特徴とする付記1または2に記載のノード装置。
(付記4)
前記第2光送受信器は、少なくとも、光送受信器の待機状態からの起動時間が前記光通信システムにおける通信サービスの中断時間の許容時間より短く、前記光送受信器が第3電力量を消費する第3待機モードと、前記光送受信器の待機状態からの起動時間が前記許容時間より長く、前記光送受信器が前記第3電力量より少ない第4電力量を消費する第4待機モードとを含む複数の待機モードを有し、
前記消費電力制御手段は、
前記第2電力量が前記第4電力量より少ない場合には、前記ノード装置が維持すべき光送受信器として前記第2光送受信器を選択して、前記ノード装置が維持すべき光送受信器として選択されなかった前記第1光送受信器を前記第2待機モードに設定し、
前記第4電力量が前記第2電力量より少ない場合には、前記ノード装置が維持すべき光送受信器として前記第1光送受信器を選択して、前記ノード装置が維持すべき光送受信器として選択されなかった前記第2光送受信器を前記第4待機モードに設定することを特徴とする付記3に記載のノード装置。
(付記5)
前記消費電力制御手段は、待機中の光送受信器から光送受信器を起動する場合に、
前記第1電力量が前記第3電力量より少ない場合には、待機中の前記第2光送受信器を起動し、
前記第3電力量が前記第1電力量より少ない場合には、待機中の前記第1光送受信器を起動することを特徴とする付記4に記載のノード装置。
(付記6)
前記第1光送受信器および前記第2光送受信器を含む複数の光送受信器の種類に対応付けて、起動モードおよび待機モードにおける消費電力量を記憶する記憶手段をさらに備え、
前記消費電力制御手段は、光送受信器の種類に対応する前記記憶手段に記憶された消費電力量を参照して、光送受信器に対する待機モードを設定、または、起動を制御することを特徴とする付記1乃至5のいずれか1つに記載のノード装置。
(付記7)
前記第1光送受信器および前記第2光送受信器を含む複数の光送受信器の種類を判定する光送受信器種類判定手段をさらに備え、
前記消費電力制御手段は、前記光送受信器種類判定手段が判別した光送受信器の種類に基づいて、光送受信器に対する待機モードの設定または起動を制御することを特徴とする付記1乃至6のいずれか1つに記載のノード装置。
(付記8)
複数のノード装置が複数の光ファイバによって接続される光通信システムにおけるノード装置であり、待機時に第1消費電力量を消費する少なくとも1つの第1光送受信器と、待機時に前記第1消費電力量より多い第2消費電力量を消費する少なくとも1つの第2光送受信器とを含むノード装置の制御方法であって、
待機状態からの起動時間が前記光通信システムにおける通信サービスの中断時間の許容時間より短い高速起動の待機モードに維持すべき光送受信器として、前記第2光送受信器を優先して選択する消費電力制御ステップを含むことを特徴とするノード装置の制御方法。
(付記9)
前記消費電力制御ステップは、
複数の光送受信器の中から、消費電力量がより少ない待機モードを有する前記第1光送受信器から順に待機モードに選択するステップと、
選択された前記第1光送受信器を、消費電力量が最も少ない待機モードで待機させるステップとを含むことを特徴とする付記8記載のノード装置の制御方法。
(付記10)
前記消費電力制御ステップは、待機中の光送受信器から光送受信器を起動する場合に、前記高速起動の待機モードにある前記第2光送受信器を優先して起動するステップをさらに含むことを特徴とする付記8又は9に記載のノード装置の制御方法。
(付記11)
複数のノード装置が複数の光ファイバによって接続される光通信システムにおける前記ノード装置であり、待機時に第1消費電力量を消費する少なくとも1つの第1光送受信器と、待機時に前記第1消費電力量より多い第2消費電力量を消費する少なくとも1つの第2光送受信器とを含むノード装置の制御方法であって、
待機状態からの起動時間が前記光通信システムにおける通信サービスの中断時間の許容時間より短い高速起動の待機モードに維持すべき光送受信器として、前記第2光送受信器を優先して選択する消費電力制御ステップを含み、
前記消費電力制御ステップは、
複数の光送受信器の中から、消費電力量がより少ない待機モードを有する前記第1光送受信器から順に待機モードに選択するステップと、
選択された前記第1光送受信器を、消費電力量が最も少ない待機モードで待機させるステップとを含むことを特徴とするノード装置の制御方法。
(付記12)
前記消費電力制御ステップは、待機中の光送受信器から光送受信器を起動する場合に、前記高速起動の待機モードにある前記第2光送受信器を優先して起動するステップをさらに含むことを特徴とする付記11に記載のノード装置の制御方法。
(付記13)
複数のノード装置が複数の光ファイバによって接続される光通信システムにおけるノード装置であり、待機時に第1消費電力量を消費する少なくとも1つの第1光送受信器と、待機時に前記第1消費電力量より多い第2消費電力量を消費する少なくとも1つの第2光送受信器とを含むノード装置の制御プログラムであって、
待機状態からの起動時間が前記光通信システムにおける通信サービスの中断時間の許容時間より短い高速起動の待機モードに維持すべき光送受信器として、前記第2光送受信器を優先して選択する消費電力制御ステップをコンピュータに実行させる制御プログラム。
(付記14)
前記消費電力制御ステップは、
複数の光送受信器の中から、消費電力量がより少ない待機モードを有する前記第1光送受信器から順に待機モードに選択するステップと、
選択された前記第1光送受信器を、消費電力量が最も少ない待機モードで待機させるステップとを含むことを特徴とする付記13記載の制御プログラム。
(付記15)
前記消費電力制御ステップは、待機中の光送受信器から光送受信器を起動する場合に、前記高速起動の待機モードにある前記第2光送受信器を優先して起動するステップをさらに含むことを特徴とする付記13又は14記載の制御プログラム。
(付記16)
複数のノード装置が複数の光ファイバによって接続される光通信システムにおけるノード装置であり、待機時に第1消費電力量を消費する少なくとも1つの第1光送受信器と、待機時に前記第1消費電力量より多い第2消費電力量を消費する少なくとも1つの第2光送受信器とを含むノード装置の制御プログラムであって、
待機状態からの起動時間が前記光通信システムにおける通信サービスの中断時間の許容時間より短い高速起動の待機モードに維持すべき光送受信器として、前記第2光送受信器を優先して選択する消費電力制御ステップをコンピュータに実行させ、
前記消費電力制御ステップは、
複数の光送受信器の中から、消費電力量がより少ない待機モードを有する前記第1光送受信器から順に待機モードに選択するステップと、
選択された前記第1光送受信器を、消費電力量が最も少ない待機モードで待機させるステップとを含むことを特徴とする制御プログラム。
(付記17)
前記消費電力制御ステップは、待機中の光送受信器から光送受信器を起動する場合に、前記高速起動の待機モードにある前記第2光送受信器を優先して起動するステップをさらに含むことを特徴とする付記16に記載の制御プログラム。
(付記18)
複数のノード装置が複数の光ファイバによって接続される光通信システムであって、
前記複数のノード装置の各々に対して、待機状態からの起動時間が前記光通信システムにおける通信サービスの中断時間の許容時間より短い高速起動の待機モードに維持すべき光送受信器の数を設定するネットワーク制御手段を備え、
前記複数のノード装置の各々が、
待機時に第1消費電力量を消費する少なくとも1つの第1光送受信器と、
待機時に前記第1消費電力量より多い第2消費電力量を消費する少なくとも1つの第2光送受信器と、
前記高速起動の待機モードにある、前記ノード装置が維持すべき前記光送受信器として、前記第2光送受信器を優先して選択する消費電力制御手段と、
を備えることを特徴とする光通信システム。
(付記19)
前記消費電力制御手段は、待機中の光送受信器から光送受信器を起動する場合に、前記高速起動の待機モードにある前記第2光送受信器を優先して起動することを特徴とする付記18に記載の光通信システム。
(付記20)
複数のノード装置が複数の光ファイバによって接続される光通信システムであり、前記複数のノード装置の各々が、待機時に第1消費電力量を消費する少なくとも1つの第1光送受信器と、待機時に前記第1消費電力量より多い第2消費電力量を消費する少なくとも1つの第2光送受信器とを有する光通信システムにおける省電力方法であって、
前記複数のノード装置の各々に対して、待機状態からの起動時間が前記光通信システムにおける通信サービスの中断時間の許容時間より短い高速起動の待機モードに維持すべき光送受信器の数を設定する設定ステップと、
前記複数のノード装置の各々が、前記ノード装置が維持すべき前記光送受信器として、前記第2光送受信器を優先して選択する消費電力制御ステップとを含むことを特徴とする省電力方法。
(付記21)
前記消費電力制御ステップは、待機中の光送受信器から光送受信器を起動する場合に、前記高速起動の待機モードにある前記第2光送受信器を優先して起動するステップをさらに含むことを特徴とする付記20に記載の省電力方法。
この出願は、2011年9月2日に出願された日本特許出願特願2011−191704号を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。

Claims (10)

  1. 複数のノード装置が複数の光ファイバによって接続される光通信システムにおける前記ノード装置であって、
    光通信を中継するモードと、前記光通信システムにおける通信サービスの中断時間の許容時間より短い時間で光通信の中継を開始することのできる第1の待機モードと、光通信の中継を開始するまでの時間が前記第1の待機モードよりも長く、前記第1の待機モードより少ない電力量を消費する第2の待機モードを有する第1光送受信器と、
    光通信を中継するモードと、光通信を遮断するモードを有する第2光送受信器と、
    記光通信システムにおける通信サービスの中断時間の許容時間より短い起動時間で、光通信の中継を開始することができる待機状態に設定する光送受信器として、前記第2光送受信器を優先して前記光通信を遮断するモードに設定する消費電力制御手段と、
    を備えることを特徴とするノード装置。
  2. 前記消費電力制御手段は、前記待機状態に設定された光送受信器から光通信を中継する光送受信器として、前記待機状態に設定する光送受信器として選択された前記第2光送受信器を優先して前記光通信を中継するモードに設定することを特徴とする請求項1に記載のノード装置。
  3. 複数のノード装置が複数の光ファイバによって接続される光通信システムにおける前記ノード装置であって、
    光通信を中継するモードと、前記光通信システムにおける通信サービスの中断時間の許容時間より短い時間で光通信の中継を開始することのできる第1の待機モードと、光通信の中継を開始するまでの時間が前記第1の待機モードよりも長く、前記第1の待機モードより少ない電力量を消費する第2の待機モードを有する第1光送受信器と、
    光通信を中継するモードと、前記光通信システムにおける通信サービスの中断時間の許容時間より短い時間で光通信の中継を開始することのできる第3の待機モードと、光通信の中継を開始するまでの時間が前記第3の待機モードよりも長く、前記第3の待機モードより少ない電力量を消費する第4の待機モードを有し、
    前記第1光送受信器が前記第2の待機モードで消費する電力量より多い電力量を、前記第4の待機モードで消費することを特徴とする第2光送受信器と、
    記光通信システムにおける通信サービスの中断時間の許容時間より短い起動時間で、光通信の中継を開始することができる待機状態に設定する光送受信器として、前記第2光送受信器を優先して前記第3の待機モードに設定する消費電力制御手段と、
    を備えることを特徴とするノード装置。
  4. 前記消費電力制御手段は、
    前記待機状態に設定された光送受信器から光通信を中継する光送受信器として、前記待機状態に設定する光送受信器として選択された前記第2光送受信器を優先して前記光通信を中継するモードに設定することを特徴とする請求項に記載のノード装置。
  5. 記消費電力制御手段は、前記待機状態に設定する光送受信器として選択されなかった前記第1光送受信器を前記第2待機モードに設定することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のノード装置。
  6. 前記第1光送受信器および前記第2光送受信器を含む複数の光送受信器の種類を判定する光送受信器種類判定手段をさらに備え、
    前記消費電力制御手段は、前記光送受信器種類判定手段が判別した光送受信器の種類に基づいて、光送受信器に対するモードの設定を制御することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のノード装置。
  7. 複数のノード装置が複数の光ファイバによって接続される光通信システムにおける前記ノード装置の制御方法であって、
    前記ノード装置は、
    光通信を中継するモードと、前記光通信システムにおける通信サービスの中断時間の許容時間より短い時間で光通信の中継を開始することのできる第1の待機モードと、光通信の中継を開始するまでの時間が前記第1の待機モードよりも長く、前記第1の待機モードより少ない電力量を消費する第2の待機モードを有する第1光送受信器と、
    光通信を中継するモードと、光通信を遮断するモードを有する第2光送受信器とを含み、
    前記ノード装置の制御方法は、前記光通信システムにおける通信サービスの中断時間の許容時間より短い起動時間で、光通信の中継を開始することができる待機状態に設定する光送受信器として、前記第2光送受信器を優先して前記光通信を遮断するモードに設定する消費電力制御ステップを含み、
    前記消費電力制御ステップは、
    複数の光送受信器の中から、消費電力量がより少ない待機モードを有する前記第1光送受信器から順に待機モードに選択するステップと、
    選択された前記第1光送受信器を、前記第2の待機モードで待機させるステップとを含むことを特徴とするノード装置の制御方法。
  8. 前記消費電力制御ステップは、前記待機状態に設定された光送受信器から光通信を中継する光送受信器として、前記待機状態に設定する光送受信器として選択された前記第2光送受信器を優先して前記光通信を中継するモードに設定するステップをさらに含むことを特徴とする請求項7に記載のノード装置の制御方法。
  9. 複数のノード装置が複数の光ファイバによって接続される光通信システムにおける前記ノード装置の制御プログラムであって、
    前記ノード装置は、
    光通信を中継するモードと、前記光通信システムにおける通信サービスの中断時間の許容時間より短い時間で光通信の中継を開始することのできる第1の待機モードと、光通信の中継を開始するまでの時間が前記第1の待機モードよりも長く、前記第1の待機モードより少ない電力量を消費する第2の待機モードを有する第1光送受信器と、
    光通信を中継するモードと、光通信を遮断するモードを有する第2光送受信器とを含み、
    前記ノード装置の制御プログラムは、前記光通信システムにおける通信サービスの中断時間の許容時間より短い起動時間で、光通信の中継を開始することができる待機状態に設定する光送受信器として、前記第2光送受信器を優先して前記光通信を遮断するモードに設定する消費電力制御ステップをコンピュータに実行させ
    前記消費電力制御ステップは、
    複数の光送受信器の中から、消費電力量がより少ない待機モードを有する前記第1光送受信器から順に待機モードに選択するステップと、
    選択された前記第1光送受信器を、前記第2の待機モードで待機させるステップとを含むことを特徴とする制御プログラム。
  10. 前記消費電力制御ステップは、前記待機状態に設定された光送受信器から光通信を中継する光送受信器として、前記待機状態に設定する光送受信器として選択された前記第2光送受信器を優先して前記光通信を中継するモードに設定するステップをさらに含むことを特徴とする請求項9に記載の制御プログラム。
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