JP6064327B2 - 刺繍機能付ミシン - Google Patents

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Description

本発明は、刺繍機能付ミシンに関する。
従来技術の刺繍機能付ミシンとして、送り機構における縫い針の上下動の一周期あたりの送り量を変更調整可能な送り量変更手段と、制御装置と、踏込み量によってミシンモータの回転速度(縫い幅)を調節する操作ペダル(コントローラー)と、操作パネルと、を備えているものがある(例えば、特許文献1参照。)。
また、操作量を電気信号に変換する指式コントローラー(コントローラー)と、所定時間内における同一速度信号を検出する同一速度(縫い幅)検出手段と、自動運転指令後に手元コントローラーの指令時の操作量を越える信号を検出した時に自動運転を解除して通常の運転にする解除手段と、これらを制御する中央処理装置とを備え、手元コントローラーの操作量に応じて縫い速度(縫い幅)を調整する機能を備えている刺繍機能付ミシンがある(例えば、特許文献2参照。)。
特許第4509627号公報 特開平6−292788号公報
しかしながら、特許文献1の刺繍機能付ミシンでは、操作者が別々の箇所を同じ縫い幅で刺繍する為に縫い幅を連続的に変更可能なコントローラーを調整しても、感覚的なバラツキによって正確な踏込み量と正確な縫い幅を再現することが難しくなる、と云う問題が発生する。
また、特許文献2の刺繍機能付ミシンでは、コントローラーを使用して操作者が同一縫い幅で自動運転出来ることから、特許文献1よりは縫い幅の再現性を高くし易い。しかし、自動運転の縫い幅は連続的に変更可能な縫い幅の中から操作者の感覚によって選択される為、縫い位置を変更する為に一旦自動運転を解除して再度自動運転を設定する際に前回の自動運転と同じ縫い幅に再設定することが難しい、と云う問題が発生する。
本発明は上記問題点に鑑みて成されたものであり、操作者が縫い幅を変更して以前の縫い幅に戻しても正確な縫い幅を再現可能な刺繍機能付ミシンを提供することを目的とする。
本発明の第1の課題解決手段は、縫い幅調整スイッチを有するコントローラーと、前記縫い幅調整スイッチの操作量に応じて縫い幅を調整するミシンモータと、を備え、前記コントローラーは、前記縫い幅調整スイッチをその操作量に応じた位置へ段階的に位置決めする位置決め機構を有し、前記縫い幅調整スイッチの操作量に応じた位置を操作者へ報知する報知部材を更に備え、前記位置決めコントローラーは、前記縫い幅調整スイッチと連動して動く可動部材と、前記コントローラーに固定された固定部材と、を具備し、前記位置決め機構は、前記可動部材と前記固定部材のいずれか一方に設けられ前記縫い幅調整スイッチの操作量に応じた位置へ段階的に位置決めする複数の欠け目と、前記可動部材と前記固定部材の他方に設けられ前記欠け目と係合する係合部材と、を有するノッチ機構の構成である。
前記コントローラーは、複数の縫い幅調整用の接点を具備し、前記各接点と前記ミシンモータとの間に所定の抵抗値を生成させ、前記抵抗値は、前記各接点と前記ミシンモータとの間に設置された複数の固定抵抗の中から0個または1個以上の固定抵抗を選択して生成される、構成である。
また、本発明の第の課題解決手段は、前記固定抵抗は、前記固定抵抗の抵抗値バラツキによる差分が前記所定の抵抗値の差分よりも小さくなる様に、バラツキグレードを選定して使用される、構成である。
また、本発明の第の課題解決手段は、前記コントローラーは、前記縫い幅調整スイッチを原点位置に復帰させる付勢部材を具備する、構成である。
第1の課題解決手段によれば、本発明の刺繍機能付ミシンは、縫い幅調整スイッチをその操作量に応じた位置に段階的に位置決めする位置決め機構をコントローラーに設けることで、操作者が縫い幅を変更して以前の縫い幅に戻しても縫い幅調整スイッチの位置を段階的な位置決めの中から決められる為、正確な縫い幅を再現出来る。更に、位置を操作者へ報知する報知部材を有することで、段階的な位置のどの位置へ戻せば良いかが分かり易くなる。
更に、位置決め機構をノッチ機構にすることで、操作者が縫い幅を変更して以前の縫い幅に戻しても縫い幅調整スイッチの位置をより正確に決められる為、より正確な縫い幅を再現出来る。加えて、コントローラーに複数の縫い幅調整用の接点を設けて各接点とミシンモータとの間に所定の抵抗値を生成させる構成にすることで、操作者が縫い幅を色々と変更して元に戻した際に縫い幅の増加方向への変更と低減方向への変更で発生するノッチのバックラッシによる誤差を無くし、より正確な縫い幅を再現出来る。その上、縫い幅量を決定する抵抗値を固定抵抗で生成することで、操作者が縫い幅を色々と変更して元に戻した際に縫い幅の増加方向への変更と低減方向への変更で発生するヒステリシスによる誤差を無くし、より正確な縫い幅を再現出来る。
第2の課題解決手段によれば、本発明の刺繍機能付ミシンは、位置決め機構をノッチ機構にすることで、操作者が縫い幅を変更して以前の縫い幅に戻しても縫い幅調整スイッチの位置をより正確に決められる為、より正確な縫い幅を再現出来る。
の課題解決手段によれば、本発明の刺繍機能付ミシンは、固定抵抗の抵抗値バラツキによる縫い幅の差分が予め決められた各ノッチ位置の抵抗値の差分による縫い幅の差分よりも小さくなる様に固定抵抗の抵抗値バラツキグレードを選定することで各ノッチ位置での縫い幅が入り乱れることなく明確な差分を持つ為、更に正確な縫い幅を再現出来る。
の課題解決手段によれば、本発明の刺繍機能付ミシンは、縫い幅調整スイッチを原点位置に復帰させる付勢力を発生する復帰手段を有することで、操作者がコントローラーを引上げること無くコントローラーへの押下力を加減するだけで縫い幅調整スイッチを原点位置や各縫い幅調整位置に変更し易くすることが出来る。
刺繍枠と手元コントローラーを刺繍機能付ミシンへ取付けた状態の説明図 手元コントローラーの説明図 ノッチ機構の説明図 縫い幅選択手段の説明図 縫い幅選択手段の抵抗配置の拡大図 各抵抗の抵抗値の表 縫い幅に関する概略部品のブロック図のブロック図 縫い幅に関する概略部品の回路図 ノッチ機構の選択位置と抵抗値の関係のグラフ ノッチ機構の選択位置と電圧の関係のグラフ ノッチ機構の選択位置と縫い幅の関係のグラフ
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、刺繍枠ユニット4と手元コントローラー10(コントローラー)を刺繍機能付ミシン1へ取付けた状態の説明図である。刺繍機能付ミシン1は、図の左下側に拡張テーブル3を備え、拡張テーブル3上に刺繍枠ユニット4を備えている。刺繍枠ユニット4は、刺繍を行なう時には拡張テーブル3上で操作者によって移動可能な状態であり、刺繍終了後には拡張テーブル3から取外すことが可能である。刺繍枠ユニット4には、手元コントローラー10が、手元コントローラー取付台10aを介して係脱可能に固定されている。手元コントローラー10は、縫い幅調整スイッチ11を具備している。手元コントローラー10と刺繍機能付ミシン1の間には、手元コントローラー10からの操作信号を刺繍機能付ミシン1へ伝えるハーネス5が、第2のコネクター10bと第1のコネクター6とを介して、繋がれている。第1のコネクター6に伝えられた操作信号は刺繍機能付ミシン1に内蔵されたアクチュエータ8へ伝えられ、マイコン21を内蔵したアクチュエータ8からミシンモータ7へ操作信号に応じた電圧が出力される。
なお、ここでは手元コントローラー10を縦向きに記載しているが、必要に応じて横向きに設置することも可能である。手元コントローラー10を刺繍枠ユニット4から外して、フットコントローラー(図示せず)に組み込むことも可能である。また、ハーネス5を刺繍機能付ミシン1の手前に回して刺繍機能付ミシン1に繋いでいるが、必要に応じて拡張テーブル3の下面に引掛けて刺繍機能付ミシン1の後方に回して繋ぐことも可能である。更に、ハーネス5を第1のコネクター6と第2のコネクター10bを介して手元コントローラー10と刺繍機能付ミシン1に繋いでいるが、第1のコネクター6や第2のコネクター10bを介さずに直接繋ぐことも可能である。加えて、ここでは拡張テーブル3を使用して説明しているが、通常のテーブル(図示せず)で代用することも可能である。アクチュエータ8には、手元コントローラー10からの操作信号に応じて縫い幅を表示するLEDや数字表示液晶と云った表示部(報知部材)を設けることも出来る。
図2は、手元コントローラー10の説明図である。手元コントローラー10は、操作者または修理者(以下統合して操作者と呼ぶ)が手を触れる外殻を構成する第1ケーシング12と、第2ケーシング13と、を具備している。第2ケーシング13には、スイッチベース14(ノッチ機構、固定部材)がスイッチベース取付けねじ14aによってねじ締結されている。
スイッチベース14には、第1の回動軸14bが形成されている。第1の回動軸14bには、第1の回動支点孔15aを介して接点金具ホルダー15(可動部材)と、抵抗基板貫通孔16aを介して抵抗基板16と、第2ケーシング13に形成された第1の回動軸受け13aと、が挿入されている。スイッチベース14には、基板固定ねじ14dを抵抗基板16の抵抗基板ねじ孔16bに貫通させて、抵抗基板16をスイッチベース14にねじ締結する為の基板固定雌ねじ14cが成形されている。
第1ケーシング12には、第2の回動軸12aと、ケーシング固定ねじ13gを用いて第2ケーシング13のケーシング固定ねじ孔13hとねじ締結する為の第1ケーシング貫通孔12bと、が一体成形されている。第2の回動軸12aには、第2の回動支点孔11aを介して縫い幅調整スイッチ11と、縫い幅調整スイッチ戻しばね13c(復帰手段)と、第2ケーシング13に一体成形された第2の回動軸受13bと、が挿入されている。第2の回動軸12aは、図4に示す様にスイッチベース14と接点金具ホルダー15と抵抗基板16と、縫い幅調整スイッチ11と縫い幅調整スイッチ戻しばね13c(図2参照)と第2の回動軸受13bとが、干渉しない位置に成形されている。
図2で、接点金具ホルダー15には、第1の回動支点孔15aと、第1の接点金具ホルダー戻しばね受けボス15bと、接点金具挿入孔15cと、が一体成形されている。接点金具17は、一端17aと他端17bの略中央部で断面がU字形状となる様に折り曲げられている。接点金具17は、接点金具挿入孔15cの外周略下側端面に繋がる接点金具ホルダー15の壁面15dを挟む様に、圧入固定されている。一端17aは、一方の接点17cと他方の接点17dを有している。接点金具ホルダー戻しばね受けボス15bには、接点金具ホルダー戻しばね15e(復帰手段)の一端が挿入されており、接点金具ホルダー戻しばね15eの他端はスイッチベース14の下側リブ14fの上面に一体成形された第2の接点金具ホルダー戻しばね受けボス14gに挿入されている。縫い幅調整スイッチ11には、第2の回動支点孔11aと、縫い幅調整スイッチ戻しばね13cの一端13dと係合する第1のストッパー11bと、接点金具ホルダー15の上端面と接する接点金具ホルダー押さえ突起11cを有する押さえ面11dと、が一体成形されている。抵抗基板16には、第1の回動軸14bを貫通させる抵抗基板貫通孔16aと、抵抗基板16をスイッチベース14にねじ締結する為の抵抗基板ねじ孔16bと、が一体成形されている。
第2ケーシング13には、第1の回動軸14bを受ける第1の回動軸受け13aと、第2の回動軸12aを受ける第2の回動軸受13bと、縫い幅調整スイッチ戻しばね13cの他端13eと係合する第2のストッパー13fと、が一体成形されている。
第1ケーシング12は、ケーシング固定ねじ13gを第1ケーシング12に形成された第1ケーシング貫通孔12bに貫通させて、第2ケーシング13に形成されたケーシング固定ねじ孔13hにねじ締結することで、第2ケーシング13とねじ締結されている。
第1ケーシング12と、第2ケーシング13と、縫い幅調整スイッチ11と、スイッチベース14と、は、ノッチ機構(位置決め機構と報知部材を兼ねる)を形成している。ノッチ機構と、抵抗基板16と、は縫い幅選択手段を形成している。
図3は、ノッチ機構の説明図である。接点金具ホルダー15には、第1ノッチ15f、第2ノッチ15g、第3ノッチ15h、第4ノッチ15i、第5ノッチ15j、第6ノッチ15k、第7ノッチ15l、第8ノッチ15m、第9ノッチ15n、第10ノッチ15o、第11ノッチ15pと云う11個のノッチ(欠け目)と、第1ノッチ15fの図中下側に隣接してノッチが成形されていない略平面部である第0ノッチ15q(第1ノッチ15f側回動半径一定面)と、第11ノッチ15pの図中上側に隣接してノッチが成形されていない略平面部である第12ノッチ15r(第11ノッチ15p側回動半径一定面)と、押込みストッパー15sと、が一体成形されている。接点金具ホルダー15には、第1ノッチ15fから第11ノッチ15pの各ノッチの間にそれぞれ山部が一体成形されている。スイッチベース14には、ボールばね受けボス14h(係合部材)が一体成形されており、ボールばね受けボス14hの内側にはボールばね14i(係合部材)とボール14j(係合部材)が挿入されている。ボール14jがボールばね受けボス14hから外れない様にする為に、接点金具ホルダー15は、縫い幅調整スイッチ11の接点金具ホルダー押さえ突起11cによって、図中下側へ押込まれている。スイッチベース14には、第2の接点金具ホルダー戻しばね受けボス14gが一体成形されている。接点金具ホルダー戻しばね受けボス14gには、接点金具ホルダー戻しばね15eの一端が圧入され、接点金具ホルダー戻しばね15eの他端は接点金具ホルダー15に一体成形された第1の接点金具ホルダー戻しばね受けボス15bに圧入されている。
図4は、縫い幅選択手段の説明図である。抵抗基板16には、第1接点16c、第2接点16d、第3接点16e、第4接点16f、第5接点16g、第6接点16h、第7接点16i、第8接点16j、第9接点16k、第10接点16l、第11接点16m、と云う11個の接点が成形されている。第1接点16cから第11接点16mは、縫い幅調整スイッチ11が操作者によって押込まれた際に接点金具ホルダー15に固定された接点金具17の一方の接点17aが描く軌跡と略同一またはやや広幅な領域に形成されている。第11接点16mは、第1の配線パターン16oと、第1のランド16qと、第1の内部ハーネス18aと、を介して、手元コントローラー10の第2のコネクター10bに電気的に接続されている。ベース接点16nは、第2の配線パターン16pと、第2のランド16rと、第2の内部ハーネス18bと、を介して、手元コントローラー10の第2のコネクター10bに電気的に接続されている。第1接点16cから第11接点16mまでの11個の各接点は、図8の回路図を形成する様に、抵抗基板16上に形成された、第1の配線パターン16oと第2の配線パターン16pとを除く図5の配線パターン(符号付与せず)によって電気的に接続されている。第1接点16cから第11接点16mは、第1接点16cから第11接点16mの各接点と一方の接点17aの接続時または離脱時に各接点に流れる突入電流に対して、溶融破損しない面積と厚さと材質(リン酸銅)のパターン膜(符号付与せず)で形成されている。第1接点16cから第11接点16mの間には、第1接点16cから第11接点16mまでのいずれか一つと一方の接点17aの接続時または離脱時に各接点に流れる突入電流によって絶縁破壊や漏電発生しない面積と厚さと材質(ガラス入りエポキシ樹脂等)の絶縁層を形成している。
抵抗基板16には、第1接点16cから第11接点16mまでのいずれか一つと接点金具17によって電気的に導通され、縫い幅調整スイッチ11が操作者によって押込まれた際に接点金具ホルダー15に固定された接点金具17の他方の接点17bが描く軌跡と略同一またはやや広幅な領域に形成されるベース接点16nが形成されている。ベース接点16nは、第1接点16cから第11接点16mまでのいずれか一つと接点17dの接続時または離脱時に各接点に流れる突入電流によって溶融破損しない面積と厚さと材質(リン酸銅)のパターン膜で形成されている。
図5は、縫い幅選択手段の抵抗配置の拡大図である。第1接点16cには第1抵抗16sの一端が、第2接点16dには第1抵抗16sの他端が、第3接点16eには第3抵抗16uの一端が、第4接点16fには第3抵抗の他端が、第5接点16gには第5抵抗16wの一端が、第6接点16hには第5抵抗16wの他端が、第7接点16iには第7抵抗16yの一端が、第8接点16jには第7抵抗16yの他端が、第9接点16kには第9抵抗16aaの一端が、第10接点16lには第9抵抗16aaの他端が、第11接点16mには第1ランド19を介して第10抵抗16abの他端が、それぞれ電気的に接続されている。
第1抵抗16sの他端は第2抵抗16tの一端に、第2抵抗16tの他端は第3抵抗16uの一端に、第3抵抗16uの他端は第4抵抗16vの一端に、第4抵抗16vの他端は第5抵抗16wの一端に、第5抵抗16wの他端は第6抵抗16xの一端に、第6抵抗16xの他端は第7抵抗16yの一端に、第7抵抗16yの他端は第8抵抗16zの一端に、第8抵抗16zの他端は第9抵抗16aaの一端に、第9抵抗16aaの他端は第10抵抗16abの一端に、第10抵抗16abの他端は第11抵抗の一端に、それぞれ電気的に接続されている。
なお、各パターン膜と、各接点と、各ランドがモーター起動時の突入電流によって溶融破損しない面積と厚さと材質(リン酸銅)で形成されている場合、マイコン21(図7参照)は、ミシンモータ7の駆動において不要になる。
図6は、本実施例における各抵抗の抵抗値の表である。第1抵抗16sの抵抗値R1は240Ω、第2抵抗16tの抵抗値R2は270Ω、第3抵抗16uの抵抗値R3は300Ω、第4抵抗16vの抵抗値R4は390Ω、第5抵抗16wの抵抗値R5は620Ω、第6抵抗16xの抵抗値R6は680Ω、第7抵抗16yの抵抗値R7は820Ω、第8抵抗16zの抵抗値R8は1,200Ω、第9抵抗16aaの抵抗値R9は2,000Ω、第10抵抗16abの抵抗値R10は3,600Ω、分圧基準抵抗16acの抵抗値R20は2,700Ω、である。
図7は、縫い幅に関する部品の概略ブロック図である。手元コントローラー10の第1接点16cから第11接点16mの中から選択された抵抗値と、制御基板の分圧基準抵抗16ac(R20)と、によって分圧された電圧はマイコン21の手元コントローラー状態判定端子21aに入力される。マイコン21は、刺繍機能付ミシン1のミシンモータ7と、縫い幅表示部と云ったアクチュエータ8と、に手元コントローラー10の第1接点16cから第11接点16mに対応する縫い幅の情報を伝達する。ミシンモータ7は、手元コントローラー10の第1接点16cから第11接点16mに対応する縫い幅で縫える一定速度で回転される。アクチュエータ8は、手元コントローラー10の第1接点16cから第11接点16mに対応する縫い幅を表示する。
図8は、縫い幅に関する制御部20の概略回路図である。図8では、操作者が縫い幅調整スイッチ11を押込み、第1ノッチ15fを選択した状態である。抵抗値は、選択したノッチが第1ノッチ15fの時にR1+R2+R3+R4+R5+R6+R7+R8+R9+R10の抵抗値となり、選択したノッチが第2ノッチ15gの時にはここからR1が外れた抵抗値となる。以下、順番に、選択したノッチが第3ノッチ15hの時には更にR2が、第4ノッチ15iの時には更にR3が、第5ノッチ15jの時には更にR4が、第6ノッチ15lの時には更にR5が、第7ノッチ15lの時には更にR6が、第8ノッチ15mの時には更にR7が、第9ノッチ15nの時には更にR8が、第10ノッチ15oの時には更にR9が、第11ノッチ15pの時には更にR10が、外れた抵抗値となる。第0ノッチ15q(第1ノッチ15f側回動半径一定面)が選択されている時は、R1からR10のどの抵抗にも接続されていない為、抵抗値は無限大となる。第11ノッチ15pと、第12ノッチ15r(第11ノッチ15p側回動半径一定面)と、が選択されている時は、抵抗値は0Ωとなる。
図9は、ノッチ機構の選択位置と抵抗値の関係のグラフである。図6と図8の組合せから、第0ノッチ15qが選択されている時の抵抗値は無限大、第1ノッチ15fの抵抗値は10120Ω、第2ノッチ15gの抵抗値は6520Ω、第3ノッチ15hの抵抗値は4520Ω、第4ノッチ15iの抵抗値は3320Ω、第5ノッチ15jの抵抗値は2500Ω、第6ノッチ15lの抵抗値は1820Ω、第7ノッチ15lの抵抗値は1200Ω、第8ノッチ15mの抵抗値は810Ω、第9ノッチ15nの抵抗値は510Ω、第10ノッチ15oの抵抗値は240Ω、第11ノッチ15pの抵抗値は0Ω、となる。
図10は、ノッチ機構の選択位置と電圧の関係のグラフである。マイコン21の手元コントローラー状態判定端子21aへの入力電圧は、マイコン21で使用する5V電圧を分圧基準抵抗16ac(R20)R20の抵抗値2700Ωと分圧され、それぞれ、第0ノッチ15qでは5V、第1ノッチ15fでは3.9V、第2ノッチ15gでは3.5V、第3ノッチ15hでは3.1V、第4ノッチ15iでは2.8V、第5ノッチ15jでは2.4V、第6ノッチ15lでは2V、第7ノッチ15lでは1.5V、第8ノッチ15mでは1.2V、第9ノッチ15nでは0.8V、第10ノッチ15oでは0.4V、第11ノッチ15pでは0V、第12ノッチ15rでは0V、となる。
図11は、ノッチ機構の選択位置と縫い幅の関係のグラフである。縫い幅は、マイコン21の手元コントローラー状態判定端子21aへの入力電圧に従って、それぞれ、第0ノッチ15qでは0mm、第1ノッチ15fでは0mm、第2ノッチ15gでは0.5mm、第3ノッチ15hでは1.0mm、第4ノッチ15iでは15mm、第5ノッチ15jでは2.0mm、第6ノッチ15lでは2.5mm、第7ノッチ15lでは3.0mm、第8ノッチ15mでは3.5mm、第9ノッチ15nでは4.0mm、第10ノッチ15oでは4.5mm、第11ノッチ15pでは5.0mm、第12ノッチ15rでは5.0mm、となる。
以下に、本発明の刺繍機能付ミシン1の、実施形態1の動作について、説明する。
刺繍を行なう際には、操作者は、図1の状態で刺繍枠を一方の手で、手元コントローラー10を他方の手で、掴みながら、縫い幅調整スイッチ11を押込んで縫い幅を調整しつつ刺繍を行なう。図4の様に、縫い幅調整スイッチ11を押込んでいない状態では、縫い幅調整スイッチ11は、第2の回動支点孔11aを介して第2の回動軸12aを中心に縫い幅調整スイッチ11戻しばね(図2参照)によって押し上げられ、押さえ面11dが第1ケーシング12の外郭上部内壁面と第2ケーシング13の外郭上部内壁面に押付けられている。更に、接点金具ホルダー15は、第1の回動支点孔15aを介して第1の回動軸14bを中心に接点金具ホルダー戻しばね15e(図2参照)によって押し上げられ、縫い幅調整スイッチ11の押さえ面11dの下側に一体成形された接点金具ホルダー押さえ突起11cに押付けられている。この状態では、ノッチは第0ノッチ15qが、抵抗値は10120Ω、手元コントローラー状態判定端子21aへの入力電圧は5V、縫い幅は0mm、ミシンモータ7停止状態、がそれぞれ選択される。
操作者が縫い幅調整スイッチ11戻しばねと接点金具ホルダー戻しばね15eの押し上げ力に抗して縫い幅調整スイッチ11を押込んでいくと、ノッチは第0ノッチ15q、第1ノッチ15f、第2ノッチ15g、第3ノッチ15h、第4ノッチ15i、第5ノッチ15j、第6ノッチ15l、第7ノッチ15l、第8ノッチ15m、第9ノッチ15n、第10ノッチ15o、第11ノッチ15p、第12ノッチ15r、へと変更される。ノッチの変更に伴い、接点金具17の一方の接点17cの位置(図4参照)と、抵抗値(図9参照)、手元コントローラー状態判定端子21aへの入力電圧(図10参照)、縫い幅(図11参照)、は、各ノッチに対応した位置または値がそれぞれ選択される。操作者が縫い幅調整スイッチ戻しばね13cと接点金具ホルダー戻しばね15eの押し上げ力に抗する押込み力を小さくしていくと、ノッチは第12ノッチ15rから、第11ノッチ15p、第10ノッチ15o、第9ノッチ15n、第8ノッチ15m、第7ノッチ15l、第6ノッチ15l、第5ノッチ15j、第4ノッチ15i、第3ノッチ15h、第2ノッチ15g、第1ノッチ15f、第0ノッチ15q、へと変更され、ミシンモータ7は一定速度で回転する。ノッチの変更に伴い、接点金具17の一方の接点17cの位置と、抵抗値と、手元コントローラー状態判定端子21aへの入力電圧と、縫い幅と、は、各ノッチに対応した位置または値がそれぞれ選択される。接点金具17の他方の接点17dは、ベース接点16nのどこか一部と常時接した状態である。
操作者が第1ノッチ15fから第11ノッチ15p(谷部)の各ノッチを選択した時には、選択されたノッチにはボールばね受けボス14hに挿入されたボールばね14iによってボール14jが押込まれ、操作者が微妙な力加減をしなくても選択されたノッチが保持される。操作者がノッチを変更する時には、ボール14jがボールばね14iの押込み力に抗してノッチの間の山部を乗り越えて、ボール14jが操作者の目指すノッチに押込まれる。操作者が縫い幅調整スイッチ11を押込んでいない時には、ボール14jは、ボールばね14iの押込み力によって第0ノッチ15q(第1ノッチ15f側回動半径一定面)に押付けられている。操作者が縫い幅調整スイッチ11を第12ノッチ15r(第11ノッチ15p側回動半径一定面)まで押込み過ぎた時には、ボール14jは、ボールばね14iの押込み力によって第12ノッチ15r(第11ノッチ15p側回動半径一定面)に押付けられている。操作者が縫い幅調整スイッチ11を更に押込み過ぎた時には、押込みストッパー15tがボールばね受けボス14hに当接することによって、更なる押込みを防止してノッチ機構が分解しない様にしている。
操作者が縫い幅調整スイッチ11を押込んだ時、電圧は、図8の様に制御部20の5V電源から分圧基準抵抗16acと、第1のコネクター6と、ハーネス5内の一方の電線と、第2のコネクター10bと、一方の内部ハーネス18aと、第1のランド16qと、一方の接点17cと、15fから15pの中で選択された接点と、16tから16abの中で選択された抵抗と、ベース接点16nと、他方の接点17dと、第2のランド16rと、他方の内部ハーネス18bと、第2のコネクター10bと、ハーネス5内の他方の電線と、第1のコネクター6と、を通過してマイコン21の手元コントローラー状態判定端子21aへ入力される。縫い幅は、この電圧に対応して変更される。この際、電圧は第0ノッチの5Vから第11ノッチの0Vまでの12段階で調整可能であり、ノッチ15fから15pにはそれぞれの固定抵抗によって設定されたそれぞれ固有の縫い幅が設定されている。これにより、各ノッチは、操作者が縫い幅を色々と変更して以前に使用したノッチに再度戻しても高精度で以前と同じ縫い幅に設定する。
操作者は、縫い幅調整スイッチ11への押込み力を変更してノッチ位置を変更した時にボールばね14iによって接点金具ホルダー15に押付けられたボール14jが第1ノッチ15fから第11ノッチ15p(谷部)の各ノッチの間に一体成形された山部(報知部材)を乗越える回数を数えることで、縫い幅調整スイッチ11の操作量に応じた縫い幅を知ることが出来る。
なお、アクチュエータ設けられた表示部(報知部材)を活用することで、縫い幅調整スイッチ11の操作量に応じた縫い幅を知ることも出来る。
以下に、本発明の刺繍機能付ミシン1の、実施形態1の効果について、説明する。
第1の課題解決手段によれば、本発明の刺繍機能付ミシン1は、縫い幅調整スイッチ11をその操作量に応じた位置に段階的に位置決めする位置決め機構を手元コントローラー10に設けることで、操作者が縫い幅を変更して以前の縫い幅に戻しても縫い幅調整スイッチ11の位置を段階的な位置決めの中から決められる為、正確な縫い幅を再現出来る。更に、位置を操作者へ報知する15fから15pまでの各ノッチの間の山部(報知部材)を有することで、操作者は係合部材が欠け目を形成する山部を乗越える回数を数えてノッチの位置を確認出来る為、操作者は段階的な位置のどの位置へ戻せば良いのかが分かり易くなる。ここで、アクチュエータ8に内蔵された表示部(報知部材)を使用することで、操作者は段階的な位置のどの位置へ戻せば良いのかが更に分かり易くなる。さらに、縫い幅調整スイッチ11を15fから15rに予め位置決めされた複数の縫い幅決定位置の中から操作者が選択した1箇所へ位置決めするノッチ機構を手元コントローラー10に具備することで、操作者が縫い幅を変更して以前の縫い幅に戻しても、正確な縫い幅を再現出来る。手元コントローラー10に内蔵され縫い幅を決定する抵抗が可変抵抗であっても、ノッチ機構によって所定の縫い幅を決定する所定の抵抗の位置が決められる為、手元コントローラー10の所定の押込み量に応じた正確な縫い幅を再現出来る。加えて、縫い幅調整スイッチ11を15fから15rに予め位置決めされた複数の縫い幅決定位置の中から操作者が選択した1箇所へ位置決めするノッチ機構を手元コントローラー10に具備することで、操作者が縫い幅を変更して以前の縫い幅に戻しても、正確な縫い幅を再現出来る。手元コントローラー10に内蔵され縫い幅を決定する抵抗が可変抵抗であっても、ノッチ機構によって所定の縫い幅を決定する所定の抵抗の位置が決められる為、手元コントローラー10の所定の押込み量に応じた正確な縫い幅を再現出来る。その上、縫い幅量を決定する抵抗値R1からR10を固定抵抗16sから16abの組合わせによって生成することで、操作者が縫い幅を色々と変更して元に戻した際に縫い幅の増加方向への変更と低減方向への変更で発生するヒステリシスによる誤差を無くし、更に正確な縫い幅を再現出来る。
第2の課題解決手段によれば、本発明の刺繍機能付ミシン1は、縫い幅調整スイッチ11を15fから15rに予め位置決めされた複数の縫い幅決定位置の中から操作者が選択した1箇所へ位置決めするノッチ機構を手元コントローラー10に具備することで、操作者が縫い幅を変更して以前の縫い幅に戻しても、正確な縫い幅を再現出来る。手元コントローラー10に内蔵され縫い幅を決定する抵抗が可変抵抗であっても、ノッチ機構によって所定の縫い幅を決定する所定の抵抗の位置が決められる為、手元コントローラー10の所定の押込み量に応じた正確な縫い幅を再現出来る。
の課題解決手段によれば、本発明の刺繍機能付ミシンは、固定抵抗の抵抗値バラツキによる縫い幅の差分が予め決められた各ノッチ位置の抵抗値の差分による縫い幅の差分よりも小さくなる様に固定抵抗の抵抗値バラツキグレードを選定することで各ノッチ位置での縫い幅が入り乱れることなく明確な差分を持つ為、更に正確な縫い幅を再現出来る。
の課題解決手段によれば、本発明の刺繍機能付ミシンは、縫い幅調整スイッチを原点位置に復帰させる付勢力を発生する復帰手段を有することで、操作者がコントローラーを引上げること無くコントローラーへの押下力を加減するだけで縫い幅調整スイッチを原点位置や各縫い幅調整位置に変更し易くすることが出来る。







(付記項1)
本発明の刺繍機能付ミシン1は、手元コントローラー10と刺繍機能付ミシン1本体を電気的に接続するハーネス5の内部の電線(符号付与せず)が2本である、ものである。
従来の可変抵抗式のフットコントローラーや手元コントローラー10では、使用中に可変抵抗の増加方向への変更と低減方向への変更のヒステリシスによって抵抗値のゼロ点がドリフトして縫い幅が変わってしまうことがある。これを防止する為に、可変抵抗式のフットコントローラーや手元コントローラー10の抵抗値を刺繍機能付ミシン1本体へ伝えるハーネス5には、縫い幅が0mmとなる接点位置を決める為のゼロボルト信号線を必要としていた。しかし、本発明では、第1抵抗16sから第10抵抗16abといった固定抵抗を使用している為、ゼロボルト固定用のゼロボルト信号線を削除して部品点数と製造コストの削減を行うことが可能である。
1 刺繍機能付ミシン
7 ミシンモータ
8 アクチュエータ(報知部材)
10 手元コントローラー(コントローラー)
11 縫い幅調整スイッチ(ノッチ機構)
12 第1ケーシング(ノッチ機構)
13 第2ケーシング(ノッチ機構)
13c 縫い幅調整スイッチ戻しばね(復帰手段)
14 スイッチベース(ノッチ機構、固定部材)
14h ボールばね受けボス(係合部材)
14i ボールばね(係合部材)
14j ボール(係合部材)
15 接点金具ホルダー(可動部材)
15e 接点金具ホルダー戻しばね(復帰手段)
15f 第1ノッチ(ノッチ機構、欠け目)
15g 第2ノッチ(ノッチ機構、欠け目)
15h 第3ノッチ(ノッチ機構、欠け目)
15i 第4ノッチ(ノッチ機構、欠け目)
15j 第5ノッチ(ノッチ機構、欠け目)
15l 第6ノッチ(ノッチ機構、欠け目)
15l 第7ノッチ(ノッチ機構、欠け目)
15m 第8ノッチ(ノッチ機構、欠け目)
15n 第9ノッチ(ノッチ機構)、欠け目)
15o 第10ノッチ(ノッチ機構、欠け目)
15p 第11ノッチ(ノッチ機構、欠け目)
15q 第0ノッチ(ノッチ機構)
15r 第12ノッチ(ノッチ機構)
16 抵抗基板
16c 第1接点
16d 第2接点
16e 第3接点
16f 第4接点
16g 第5接点
16h 第6接点
16i 第7接点
16j 第8接点
16k 第9接点
16l 第10接点
16m 第11接点
16n ベース接点
16s 第1抵抗
16t 第2抵抗
16u 第3抵抗
16v 第4抵抗
16w 第5抵抗
16x 第6抵抗
16y 第7抵抗
16z 第8抵抗
16aa 第9抵抗
16ab 第10抵抗
16ac 分圧基準抵抗

Claims (3)

  1. 縫い幅調整スイッチを有するコントローラーと、
    前記縫い幅調整スイッチの操作量に応じて縫い幅を調整するミシンモータと、を備え、
    前記コントローラーは、前記縫い幅調整スイッチと連動して動く可動部材と、
    前記コントローラに固定された固定部材と、
    前記縫い幅調整スイッチをその操作量に応じた位置へ段階的に位置決めする位置決め機構と、
    前記縫い幅調整スイッチの操作量に応じた位置を操作者へ報知する報知部材を有し、
    前記位置決め機構は、前記可動部材に設けられ前記縫い幅調整スイッチの操作量に応じた位置へ段階的に位置決めする複数の欠け目と、
    前記固定部材に設けられ前記欠け目と係合するボールばねによってボールが押し込まれて係合する係合部材を有し、
    前記コントローラーは、複数の縫い幅調整用の接点を具備し、前記各接点と前記ミシンモータとの間に所定の抵抗値を生成させ、
    前記抵抗値は、前記各接点と前記ミシンモータとの間に設置された複数の固定抵抗の中から0個または1個以上の固定抵抗を選択して生成される刺繍機能付ミシン。
  2. 請求項に記載の刺繍機能付ミシンであって、
    前記固定抵抗は、前記固定抵抗の抵抗値バラツキによる差分が前記所定の抵抗値の差分よりも小さくなる様に、バラツキグレードを選定して使用される刺繍機能付ミシン。
  3. 請求項1または2に記載の刺繍機能付ミシンであって、
    前記コントローラーは、前記縫い幅調整スイッチを原点位置に復帰させる付勢部材を具備する刺繍機能付ミシン。
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