JP6063535B2 - 木質ボードの製造方法 - Google Patents
木質ボードの製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6063535B2 JP6063535B2 JP2015175266A JP2015175266A JP6063535B2 JP 6063535 B2 JP6063535 B2 JP 6063535B2 JP 2015175266 A JP2015175266 A JP 2015175266A JP 2015175266 A JP2015175266 A JP 2015175266A JP 6063535 B2 JP6063535 B2 JP 6063535B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carboxylic acid
- polyvalent carboxylic
- wood
- acid
- wet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Dry Formation Of Fiberboard And The Like (AREA)
- Chemical And Physical Treatments For Wood And The Like (AREA)
Description
まず、第1〜第3の発明に係る実施形態の木質ボードの出発材料として、チップ状の木削片を準備する。木削片としては、例えば、スギ、マツ、ヒノキなどの針葉樹、ラワンなどの一般的に知られた広葉樹などを挙げることができる。
このようにして、解繊された湿式繊維の表面に多価カルボン酸を付着する。
第1の発明の場合に係る実施形態の場合には、湿式繊維に多価カルボン酸を溶解した水溶液、または、多価カルボン酸無水物を溶解した水溶液を塗布し、塗布後の湿式繊維を乾燥させる(含水率5〜10%)ことにより、湿式繊維に前記多価カルボン酸を付着させる。これにより、湿式繊維の表面に、多価カルボン酸を均一に付着することができる。
第1〜第3のいずれの発明に係る実施形態も以下の成形工程を行う。具体的には、上述した多価カルボン酸、多価カルボン酸無水物、多価カルボン酸アンモニウム塩、多価カルボン酸の粉末、または多価カルボン酸無水物の粉末が付着した湿式繊維をマット成形機を用いて木質マットに成形する。成形された木質マットをプレス機に投入して、加圧及び加熱(熱圧)することにより、木質ボードを成形する。具体的には、多価カルボン酸が付着した湿式繊維からなる木質マットを、成形装置に投入し、加熱温度を160℃〜260℃、加圧条件として、0.2MPa〜7MPaで加圧保持時間1〜5分間で熱圧する。また、別の態様としては、所定の厚さ(例えば、3mm)で、所定のボード密度(例えば、0.8kg/cm3)となる量の木質マットを準備し、これを所定の厚さ(例えば、3mm)まで、上記加熱温度および加圧保持時間(その厚さに到達してからの保持時間)で、木質マットを加圧してもよい。
木削片として、大きさ数センチの針葉樹チップ(スギ)を100℃の煮沸槽で2〜3時間煮沸した。次に、常圧で、リファイナーで湿式繊維(煮沸解繊繊維)に解繊した。得られた湿式繊維の平均繊維長さを顕微鏡で測定した(サンプル数100の平均値)。この結果を表1に示す。得られた湿式繊維を顕微鏡観察した。結果を図1(a)に示す。
実施例1と同じようにして、木質ボードを製造した。実施例1と相違する点は、スギを含む木削片の蒸気処理と解繊処理を同一の圧力容器内で行った点である。具体的には、上述した大きさ数センチの針葉樹チップを0.5〜1.0MPa(具体的には、0.8MPa)の蒸気圧下で1〜10分間(具体的には、5分間)蒸気処理し、蒸気処理した木削片を同一の蒸気圧下(0.5〜1.0MPa(具体的には、0.8MPa))でリファイナーにより湿式繊維(高圧解繊繊維)に、解繊処理した点が相違している。得られた湿式繊維を顕微鏡観察した。結果を図1(c)に示す。
実施例1と同じようにして、木質ボードを製造した。実施例1と相違する点は、木質原料として、針葉樹角材(スギ)をベルトサンダー(研磨紙♯80)で研削して得たサンダー粉(木粉)を用いた点である。そして、実施例1と同様に表2に示す割合のクエン酸が添加されるように、同様の方法で木粉にクエン酸を付着させ、その後加圧および加熱することにより、木質ボードを成形した。なお、実施例1と同様に、得られた木粉の平均長さを顕微鏡で測定した(サンプル数100の平均値)。この結果を表1に示す。得られた木粉および成形した木質ボードの表面を顕微鏡観察した。結果を図1(e)および(f)に示す。
実施例1、2および比較例1にかかる木質ボードとして、熱圧成形後の自然状態(気乾状態:含水率5〜9%)の試験体(大きさ50mm×200mm×厚さ3mm)を準備した。試験は、材料試験機を用いて中央集中荷重を、負荷速度は10mm/分で作用させたときの常態曲げ強度(N/mm2)を測定した。この結果を、表2に示す。なお、実施例1、2および比較例1に係る木質ボードの気乾密度を測定した。具体的には、気乾状態の木質ボードについて重量と体積を算出し、この重量を体積で除すことにより求めた。この結果を、表2の括弧内に示す。
さらに、実施例1、2および比較例1にかかる木質ボードの試験体として、50mm×50mm×厚さ3mmを複数個に切り出して、これらの試験体の中から密度0.80±0.01g/cm3の範囲に収まる試験体を抽出し、この試験体(木質ボード)内の密度分布を測定した。具体的には、0.02mmピッチで厚さ方向にX線を照射し、このX線の透過率から厚さ方向に沿った試験体(木質ボード)内の密度分布を測定した。得られた密度分布から、ボード表層の密度最大値とボード内層の密度最小値の差(表内層密度差)を算出した。この結果を、表3に示す。
表2に示すように、比較例1と比較して、実施例1および2の木質ボードの曲げ強度は高かった。強度が高い理由として二つの要因が挙げられる。一つは、表1と図1に示すように、実施例1および2の繊維長が比較例1と比べて長く、さらにその繊維同士が熱圧によって新たな結合を生成することによって、その強度が発現したためである。二つ目は、表3に示すように、実施例2の木質ボードの表内層密度差が、比較例1および実施例1に比べて大きく、ボード表面が高密度化されたためである。
実施例1、2および比較例1に係る木質ボード(気乾状態:含水率3〜5%)を、長さ250×幅50mm前後に切削して試験体とし、試験体を40℃、90%R.H.の恒温恒湿器内に入れて、重量変化がほぼ落ち着く期間である2週間後に取り出して、試験前後の長さ方向の木質ボードの長さ変化量(%)を測定した。なお、ここで、恒温恒湿器内での試験後の実施例1、2および比較例1に係る木質ボードを105℃で乾燥し、全乾状態の木材重量に対する水分重量から、含水率(%)を算出し、恒温恒湿器内での試験前後の含水率から含水率変化量を算出した。この結果を、表4の括弧内に示す。
表4に示すように、比較例1と比較して、実施例1および2の木質ボードの長さ変化量は小さかった。寸法安定性が高い理由として二つの要因が挙げられる。一つは、図1に示したように、実施例1および2の木質ボード原料が長繊維状であるため、繊維同士の絡み合いが吸湿時の膨潤に伴う動きを拘束し易いと考えられる。二つ目は、表4に示すように、クエン酸を添加した木質ボードが、熱圧成形に伴い新たな結合を生成したことと、疎水化に伴う含水率変化量の低下である。
以上のことから、実施例1及び2の木質繊維は、比較例1に比べて、木質繊維が長繊維化されて、その繊維表面にリグニンを豊富に含む層を露出しているので、強度と寸法安定性に優れた木質ボードを得ることができたと考えられる。
実施例2と同じ湿式繊維(高圧解繊繊維)を用いて、実施例1に記載の製造条件で、木質ボードを製造した。実施例3の木質ボードは、湿式繊維にクエン酸を15質量%添加した木質ボードであり、実施例4〜7は、湿式繊維に多価カルボン酸の添加量15質量%添加したときの木質ボードであり、それぞれ、多価カルボン酸として、マレイン酸、1,2,3,4−ブタンテトラカルボン酸、イタコン酸、リンゴ酸を用いたものである。
表5および表6に示すように、クエン酸と同じように、マレイン酸、1,2,3,4−ブタンテトラカルボン酸、イタコン酸、リンゴ酸の如き多価カルボン酸を用いた場合であっても、木質ボードの曲げ強度を高め、吸湿時における木質ボードの寸法安定性を確保することができた。
実施例1に記載のボード製造条件で、実施例3〜7に係る熱圧温度を変化させたときの、木質ボードの表内層密度差を測定した。この結果を、表7に示す。
表7に示すように、クエン酸の場合には、熱圧温度が200℃以上、マレイン酸、1,2,3,4−ブタンテトラカルボン酸の場合には、熱圧温度が160℃以上、イタコン酸、リンゴ酸の場合には、熱圧温度180℃以上で、表内層密度差が0.15(g/cm3)以上となり、この熱圧条件で、木質ボードの曲げ強度を高めることができる。
実施例2と同じ湿式繊維(高圧解繊繊維)を用いて、実施例1に記載の製造条件で、木質ボードを製造した。実施例8の木質ボードは、多価カルボン酸にマレイン酸を用い、マレイン酸の酸添加量を表8に示すように変化させたときの木質ボードの性能を実施例2と同じように評価した。この結果を表8(実施例8)に示す。なお、曲げ強度の測定において、実施例8の木質ボードの含水率は、気乾状態で2〜4%であった。
表8に示すように、マレイン酸の場合では、湿式繊維に対して少なくとも2質量%添加すれば、木質ボードの曲げ強度を高めることができ、吸湿時における木質ボードの面方向における寸法安定性を確保することができると考えられる。
実施例2と同じ湿式繊維(高圧解繊繊維)を用いて、実施例1に記載の製造条件で、木質ボードを製造した。
実施例2と同じ湿式繊維(高圧解繊繊維)を用いて、実施例1に記載の製造条件で、木質ボードを製造した。
実施例2と同じ湿式繊維(高圧解繊繊維)を用いて、実施例1に記載の製造条件で、木質ボードを製造した。
表9に示すように、実施例9−1,9−2,10−1,10−2の木質ボード(マレイン酸、マレイン酸アンモニウム塩、クエン酸、クエン酸アンモニウム塩を用いた木質ボード)は、比較例2、3、参考例のものよりも、曲げ強度が高く、長さ変化量および含水率変化量が小さかった。また、実施例9−2の木質ボード(マレイン酸アンモニウム塩を用いた木質ボード)の曲げ強度が最も高かった。
実施例2と同じ湿式繊維(高圧解繊繊維)を用いて、実施例1に記載の製造条件で、木質ボードを製造した。
実施例2と同じ湿式繊維(高圧解繊繊維)を用いて、実施例1に記載の製造条件で、木質ボードを製造した。
表10に示すように、実施例11−1〜11−4の木質ボードの曲げ強度、長さ変化量および含水率変化量は、略同じであり、実施例12−1〜12−4の木質ボードの曲げ強度、長さ変化量および含水率変化量は、略同じ結果となった。これにより、多価カルボン酸を溶解した水溶液の代わりに、多価カルボン酸無水物、多価カルボン酸の粉末、または多価カルボン酸無水物の粉末を用いても、略同様の効果が発現されると考えられる。
Claims (6)
- 水分を含む雰囲気下で木削片を加熱した後、該加熱した木削片から湿式繊維に解繊する際に、前記木削片を0.5〜1.0MPaの蒸気圧下で1〜10分間蒸気処理し、前記蒸気圧下で前記蒸気処理された前記木削片を前記蒸気圧下で湿式繊維に解繊する工程と、
該解繊された湿式繊維に、多価カルボン酸を溶解した水溶液、または、多価カルボン酸無水物を溶解した水溶液を塗布することにより、前記解繊された湿式繊維の表面に多価カルボン酸を付着させる工程と、
該多価カルボン酸が付着した湿式繊維を加圧及び加熱することにより、前記多価カルボン酸で前記湿式繊維間を架橋しながら、木質ボードを成形する工程と、を少なくとも含むことを特徴とする木質ボードの製造方法。 - 前記多価カルボン酸を付着させる工程において、前記水溶液を塗布後の湿式繊維を乾燥することを特徴とする請求項1に記載の木質ボードの製造方法。
- 前記多価カルボン酸に、クエン酸、1,2,3,4−ブタンテトラカルボン酸、マレイン酸、リンゴ酸、及びイタコン酸の群の少なくとも一種から選択された多価カルボン酸を用い、前記多価カルボン酸無水物に、前記選択された多価カルボン酸の無水物を用いることを特徴とする請求項1または2に記載の木質ボードの製造方法。
- 多価カルボン酸に、クエン酸またはマレイン酸を用い、前記多価カルボン酸無水物に、クエン酸無水物、またはマレイン酸無水物を用い、前記湿式繊維に対して、前記クエン酸、前記マレイン酸、クエン酸無水物、またはマレイン酸無水物を2〜15質量%含有させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の木質ボードの製造方法。
- 水分を含む雰囲気下で木削片を加熱した後、該加熱した木削片から湿式繊維に解繊する際に、前記木削片を0.5〜1.0MPaの蒸気圧下で1〜10分間蒸気処理し、前記蒸気圧下で前記蒸気処理された前記木削片を前記蒸気圧下で湿式繊維に解繊する工程と、
該解繊された湿式繊維の表面に多価カルボン酸の粉末、または、多価カルボン酸無水物の粉末を付着させる工程と、
該粉末が付着した湿式繊維を加圧及び加熱することにより、前記多価カルボン酸または前記多価カルボン酸無水物で前記湿式繊維間を架橋しながら、木質ボードを成形する工程と、を少なくとも含むことを特徴とする記載の木質ボードの製造方法。 - 前記解繊工程において、前記湿式繊維の繊維長さを少なくとも1mm以上に解繊することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の木質ボードの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015175266A JP6063535B2 (ja) | 2011-03-31 | 2015-09-07 | 木質ボードの製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011080136 | 2011-03-31 | ||
JP2011080136 | 2011-03-31 | ||
JP2015175266A JP6063535B2 (ja) | 2011-03-31 | 2015-09-07 | 木質ボードの製造方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011228251A Division JP5829883B2 (ja) | 2011-03-31 | 2011-10-17 | 木質ボードの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016010976A JP2016010976A (ja) | 2016-01-21 |
JP6063535B2 true JP6063535B2 (ja) | 2017-01-18 |
Family
ID=47267299
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011228251A Active JP5829883B2 (ja) | 2011-03-31 | 2011-10-17 | 木質ボードの製造方法 |
JP2015175266A Active JP6063535B2 (ja) | 2011-03-31 | 2015-09-07 | 木質ボードの製造方法 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011228251A Active JP5829883B2 (ja) | 2011-03-31 | 2011-10-17 | 木質ボードの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (2) | JP5829883B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7100614B2 (ja) * | 2019-10-31 | 2022-07-13 | 永大産業株式会社 | 木質繊維ボードおよびその製造方法 |
JP7417419B2 (ja) * | 2019-12-27 | 2024-01-18 | 永大産業株式会社 | 木質繊維ボード |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2663055B2 (ja) * | 1991-01-10 | 1997-10-15 | 株式会社ノダ | 成型用木質繊維板及びその製造方法 |
JPH10225915A (ja) * | 1997-02-17 | 1998-08-25 | Ebina Ringyo Kk | 木質ファイバーボード |
JPH10249809A (ja) * | 1997-03-17 | 1998-09-22 | Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd | 繊維板から成る楽器用部品及びその製造方法 |
JP2007261159A (ja) * | 2006-03-29 | 2007-10-11 | Aichi Prefecture | 木質系材料からなる成形体の製造方法 |
EP2311913B1 (en) * | 2008-07-03 | 2016-04-06 | Kyoto University | Composition cured by applying heat/pressure thereto |
-
2011
- 2011-10-17 JP JP2011228251A patent/JP5829883B2/ja active Active
-
2015
- 2015-09-07 JP JP2015175266A patent/JP6063535B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5829883B2 (ja) | 2015-12-09 |
JP2012214011A (ja) | 2012-11-08 |
JP2016010976A (ja) | 2016-01-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5775825B2 (ja) | 表面強化型天然木型材及びその製造方法 | |
JP6171059B2 (ja) | 大豆接着剤および当該接着剤から製造される複合体 | |
JP3352093B2 (ja) | ウエファーボードのフェノールホルムアルデヒド蒸気プレス法 | |
CN110877393B (zh) | 一种无醛胶黏剂及其应用于无醛地板基材的生产工艺 | |
JP2012214013A (ja) | 木質系ボード及びその製造方法 | |
CN108177209B (zh) | 一种木质材料压缩密实化的方法 | |
JP6063535B2 (ja) | 木質ボードの製造方法 | |
JPH02214603A (ja) | セルロース繊維質凝結体およびその製造方法 | |
JPH02220807A (ja) | セルロース繊維質凝結体およびその製法 | |
CN105216086A (zh) | 一种低醛中密度纤维板的生产方法 | |
JP7458016B2 (ja) | 木質積層板の製造方法 | |
CN105082300A (zh) | 一种橱柜板的制作方法 | |
CN107718180A (zh) | 一种杨木胶合板及其制备方法 | |
CN107379162A (zh) | 一种重组竹板材生产工艺 | |
CN108568708A (zh) | 一种改善泡桐木力学性能的处理工艺 | |
Chen et al. | Study of chemical modification by impregnation of fresh poplar log and by hot-press drying process | |
JPH05124011A (ja) | 木質繊維素材料の高密度化方法 | |
Awang et al. | Medium density fibreboard (MDF) from oil palm fibre: a review | |
JPH056481B2 (ja) | ||
JPH04166301A (ja) | 改良木質繊維板及びその製造方法 | |
CN110240794A (zh) | 一种防霉纤维板胶粘剂 | |
JP2014151599A (ja) | 木質ボード | |
JP7407403B2 (ja) | 木質積層板の製造方法 | |
CN109318339A (zh) | 利用木材废料生产中密度纤维板的方法 | |
Dungani et al. | Using kraft black liquor on coconut wood (Cocos nucifera) through impregnation with vacuum pressure method |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160712 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160912 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20161206 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20161216 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6063535 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |