JP6062385B2 - 混焼エンジン用排熱回収装置および混焼エンジン用排熱回収装置の制御方法 - Google Patents
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Description
排ガスの脱硝処理が不要な場合にも係わらず、排ガスが脱硝装置を経由すると、排ガスの熱量を有効に熱回収しないまま無駄に排出してしまうという問題がある。
また、脱硝処理に必要な排ガス温度を得るために助燃処理を行うことがある。この助燃処理には追加的に燃料を必要とするため、排ガスの脱硝処理が不要な場合に脱硝処理を行うこととすると、助燃処理の燃料を無駄に消費してしまうという問題がある。
このような混焼エンジン用排熱回収装置は、切替ダンパによって、混焼エンジン排ガスを排熱回収用流通経路と脱硝用流通経路とに分配することができる。これにより、混焼エンジンからの排ガスの窒素酸化物濃度に応じて、排ガスを適切に脱硝処理することができるとともに、排ガスから排熱を適切に回収することができる。
脱硝用流通経路が排熱回収用流通経路に隣接していることにより、排熱回収経路の熱を脱硝用流通経路に有効に伝熱させることができる。そして、脱硝触媒が有効に機能する温度へ排ガスを加熱する助燃バーナを備えている場合には、脱硝用流通経路に供給される排ガス(たとえば、250℃)を助燃バーナにて脱硝触媒が有効に機能する温度(たとえば、300℃)まで加熱する為のエネルギーを低減することができる。
また、脱硝用流通経路と排熱回収用流通経路とを隣接させて一体化することにより、コンパクトに形成して小さいスペースに設置することができる。
このような混焼エンジン用排熱回収装置は、脱硝部から排気された脱硝後排ガスの排熱を回収することにより、混焼エンジン排ガスから排熱を高効率に回収することができる。
このような混焼エンジン用排熱回収装置は、1つの脱硝部だけで脱硝用排ガスを十分に脱硝処理することができないときに、脱硝部の後段の排熱回収部が脱硝部に交換されることにより、脱硝用排ガスの窒素酸化物濃度が比較的大きい場合でも、脱硝用排ガスを十分に脱硝処理することができる。このような混焼エンジン用排熱回収装置は、脱硝用流通経路を脱硝部と排熱回収部とを組み合わせて形成したり、脱硝用流通経路を2つの脱硝部を組み合わせて形成したりすることにより、混焼エンジン排ガスに含まれる窒素酸化物の濃度や量に応じて、排ガスを適切に処理できる脱硝用流通経路を容易に作製することができる。
このような混焼エンジン用排熱回収装置は、脱硝用流通経路が排熱回収用流通経路を囲むように配置されていることにより、コンパクトに形成されることができ、小さいスペースに設置されることができる。さらに、このような混焼エンジン用排熱回収装置は、脱硝用流通経路が排熱回収用流通経路を囲むように配置され、すなわち脱硝部が排熱回収部を囲むように配置され、脱硝部が排熱回収部に隣接していることにより、排熱回収部の熱を脱硝部に高効率に伝熱することができ、脱硝部に供給される混焼エンジン排ガスを加熱するエネルギーを適切に低減することができる。
このような混焼エンジン用排熱回収装置は、混焼エンジン排ガスの一部をバイパス用流通経路に流すことにより、脱硝用流通経路に脱硝用排ガスを適切に脱硝処理させ、排熱回収用流通経路に適切に排熱回収させることができる。たとえば、このような混焼エンジン用排熱回収装置は、脱硝用排ガスを十分に加熱することができないときに、混焼エンジン排ガスのうちのバイパス用流通経路に流れる排ガスの流量を増加させ、脱硝用排ガスの流量を低減することにより、脱硝用排ガスを十分に加熱することができ、脱硝用排ガスを適切に脱硝処理することができる。さらに、このような混焼エンジン用排熱回収装置は、排熱回収用流通経路や脱硝用流通経路に煤等が堆積するおそれがあるときに、混焼エンジン排ガスのうちのバイパス用流通経路に流れる排ガスの流量を増加させ、排熱回収用流通経路に混焼エンジン排ガスの供給を止めることにより、排熱回収用流通経路や脱硝用流通経路に煤等が堆積することを防止する事が出来る。
混焼エンジンは、燃料によって混焼エンジン排ガスの窒素酸化物濃度が変化する。このような混焼エンジン用排熱回収装置は、混焼エンジンに供給される燃料に基づいて混焼エンジン排ガスを排熱回収用流通経路と脱硝用流通経路とに自動的に分配することにより、混焼エンジン排ガスを適切に脱硝処理することができ、混焼エンジン排ガスから排熱を適切に回収することができる。
このような混焼エンジン用排熱回収装置は、混合排ガスの窒素酸化物濃度に基づいて、排熱回収用流通経路に供給される混焼エンジン排ガスの流量と脱硝用流通経路に供給される混焼エンジン排ガスの流量とを自動的に調整することにより、混焼エンジン排ガスを適切に脱硝処理することができる。
このような混焼エンジン用排熱回収装置は、脱硝用流通経路の温度に基づいて脱硝用流通経路に流入される脱硝用排ガスの流量を変化させることにより、脱硝用流通経路に脱硝用排ガスを適切に脱硝処理させることができる。たとえば、このような混焼エンジン用排熱回収装置は、脱硝用排ガスの温度が所望の温度より低いときに、脱硝用流通経路に供給される脱硝用排ガスの流量を低減することにより、脱硝用排ガスを適切に加熱することができ、混焼エンジン排ガスを適切に脱硝処理することができる。
このような混焼エンジン用排熱回収装置は、船舶が航行する海域ごとに、排ガスの窒素酸化物濃度を変化させることができる。
このような混焼エンジン用排熱回収装置制御方法によれば、混焼エンジンに供給される燃料に基づいて排ガスを排熱回収工程と脱硝処理工程とに適切に分配することにより、排ガスを適切に脱硝処理することができとともに、混焼エンジン排ガスから排熱を適切に回収することができる。
以下に、本発明の第1実施形態にかかる排熱回収システム2について図面を参照して説明する。排熱回収システム2は、図1に示すように主として混焼エンジン3と、燃料切替制御装置6と、混焼エンジン用排熱回収装置1と、窒素酸化物濃度センサ10と、測位装置11と、入力装置12と、切替ダンパ制御装置14とを備えている。本実施形態における排熱回収システム2は、船舶に搭載される。
排熱回収用流通経路19は、伝熱管24を流れる熱媒と排ガスとを接触させることで排ガスからエネルギーを回収する。エネルギーを回収された排ガスは混合部18を介して煙突から外部に排出される。
脱硝用流通経路20が排熱回収用流通経路19に排ガスの流れ方向に沿って隣接していることにより、排熱回収用流通経路19から脱硝用流通経路20に伝熱された熱により排ガスを加熱することができる。これにより排熱回収用流通経路19が脱硝用流通経路20から熱的に離れている他の排熱回収システムに比較して、助燃バーナ25に供給される燃料を低減することができる。
本変形例の排熱回収システム2は、排熱回収用流通経路19が第1排熱回収部32と第2排熱回収部33とを備えており、脱硝用流通経路20が助燃バーナ34と第1脱硝部35と第2脱硝部36とを備えている。
第1実施形態に比べてさらに排ガス流量が多い混焼エンジン3を搭載する場合には、既に標準設計された第1脱硝部35と第1排熱回収部32を利用して、別途標準設計された第2脱硝部36と第2排熱回収部33を追加することで、必要とされる脱硝処理や熱回収を簡易に行う構成とすることが可能となる。
本変形例では、第1実施形態に比べて排ガス流量は多いが、窒素酸化物濃度が比較的低い場合に、既に標準設計された第1脱硝部35と別途設計された排熱回収部42を追加することで、必要とされる脱硝処理や熱回収を簡易に行う構成とすることが可能となる。
すなわち、混焼エンジン用排熱回収装置は、脱硝部と排熱回収部とを規格化することにより、用途に合わせて組み合わせて配置することができる。このとき、混焼エンジン用排熱回収装置は、脱硝部と排熱回収部とが規格化された構造のため、各部をその都度設計する必要がなく、設計を容易にすることができる。さらに、船舶のような設置スペースに限定のある場所でも、脱硝部と排熱回収部との最適な機能の組み合わせが可能となる。
以下に、本発明の第2実施形態にかかる排熱回収システム2について図6を参照して説明する。本実施形態の排熱回収システム2は、混焼エンジン用排熱回収装置1が第1実施形態および上述した各変形例の構成と異なる。第2実施形態の混焼エンジン用排熱回収装置51は、排ガス処理部53と、切替ダンパ54と、混合部55とを備えている。
切替ダンパ54によって、排熱回収用流通経路56と脱硝用流通経路57とに分配される排ガスの配分を変更することができるので、第1実施形態と同様に、助燃バーナ52により消費される燃料を低減することができ、混焼エンジン3から排出される排ガスを適切に脱硝処理することができる。
さらに、排熱回収用流通経路56と脱硝用流通経路57との配置を逆にして、排熱回収用流通経路56が脱硝用流通経路57を囲み、かつ熱的に接するように配置してもよい。このような配置にしても、排熱回収用流通経路の熱がより高効率に伝熱され、脱硝部に供給される排ガスを脱硝触媒が有効に機能する温度まで加熱するためのエネルギーを低減することができる。
以下に、本発明の第3実施形態にかかる排熱回収システム2について図9を参照して説明する。本実施形態は、第2実施形態における排ガス処理部53が別の排ガス処理部71に置換されている点で相違する。したがって、第2実施形態と同様の構成については同一符号を用いてその説明を省略する。
排ガス処理部71は、図9に示されているように、例えば同心円状に分割される内側排熱回収用流通経路72と、脱硝用流通経路73と、外側排熱回収用流通経路74とを備えている。すなわち、内側排熱回収用流通経路72は、排ガス処理部71が形成する円柱の軸に重なるように、排ガス処理部71の中央に形成されている。脱硝用流通経路73は、内側排熱回収用流通経路72を囲むように形成されている。外側排熱回収用流通経路74は、脱硝用流通経路73の外側をさらに囲むように形成されている。
なお、内側排熱回収用流通経路72と脱硝用流通経路73と外側排熱回収用流通経路74は、必ずしも同心円状に配置される必要はなく、処理内容や機器の配置に応じて適宜決定することとしても良い。
切替ダンパ54によって、内側排熱回収用流通経路72と脱硝用流通経路73と外側排熱回収用流通経路74とに分配される排ガスの配分を変更することができるので、第1実施形態及び第2実施形態と同様に、効率よく窒素酸化物の排出量低減と排熱回収とを行うことができる。
以下に、本発明の第4実施形態にかかる排熱回収システム2について図10を参照して説明する。本実施形態は、第2実施形態における排ガス処理部53が別の排ガス処理部81に置換されている。
排ガス処理部81は、図10に示されているように、内側排熱回収用流通経路82と、外側排熱回収用流通経路83と、脱硝用流通経路84と、バイパス用流通経路85とを備えている。内側排熱回収用流通経路82は、排ガス処理部81が形成する円柱の軸に重なるように、排ガス処理部81の中央に形成されている。脱硝用流通経路84、外側排熱回収用流通経路83及びバイパス用流通経路85は、内側排熱回収用流通経路82の外側に形成されている。外側排熱回収用流通経路83、脱硝用流通経路84及びバイパス用流通経路85は、内側排熱回収用流通経路82を囲むように、排ガス処理部81を軸とする円柱の側面に沿うように、円周方向に並んでいる。
このような動作により、脱硝用流通経路84に供給される排ガスの流量を低減して排ガスを十分に加熱することができるので、脱硝部88にて排ガスを適切に脱硝処理することができる。
2 :排熱回収システム
3 :混焼エンジン
5 :切替バルブ
6 :燃料切替制御装置
10:窒素酸化物濃度センサ
11:測位装置
14:切替ダンパ制御装置
16:排ガス処理部
17:切替ダンパ
18:混合部
19:排熱回収用流通経路
20:脱硝用流通経路
21:排熱回収部
22:脱硝部
27:温度センサ
31:混焼エンジン用排熱回収装置
32:第1排熱回収部
33:第2排熱回収部
35:第1脱硝部
36:第2脱硝部
41:混焼エンジン用排熱回収装置
42:排熱回収部
51:混焼エンジン用排熱回収装置
52:助燃バーナ
53:排ガス処理部
54:切替ダンパ
55:混合部
56:排熱回収用流通経路
57:脱硝用流通経路
58:排熱回収部
59:脱硝部
60:温度センサ
61:熱媒流路
62:煙管
71:排ガス処理部
72:内側排熱回収用流通経路
73:脱硝用流通経路
74:外側排熱回収用流通経路
75:内側排熱回収部
76:脱硝部
77:外側排熱回収部
79:温度センサ
82:内側排熱回収用流通経路
83:外側排熱回収用流通経路
84:脱硝用流通経路
85:バイパス用流通経路
89:温度センサ
Claims (14)
- ガス燃料を主として燃焼させるガス燃料モードおよび液体燃料を燃焼させる油燃料モードを備える混焼エンジンから排出される排ガスから排熱回収を行う混焼エンジン用排熱回収装置であって、
前記排ガスから排熱回収を行う排熱回収用流通経路と、
前記排熱回収用流通経路と並列に配置されるとともに、前記排ガスを脱硝処理する脱硝用流通経路と、
前記排熱回収用流通経路および前記脱硝用流通経路へ供給される前記排ガスの流量を調整する切替ダンパと
を備え、
前記排熱回収装置内の前記排ガスの流れ方向に対して、前記脱硝用流通経路は、前記排熱回収用流通経路に隣接し、前記脱硝用流通経路と前記排熱回収用流通経路とが一体化される混焼エンジン用排熱回収装置。 - ガス燃料を主として燃焼させるガス燃料モードおよび液体燃料を燃焼させる油燃料モードを備える混焼エンジンから排出される排ガスから排熱回収を行う混焼エンジン用排熱回収装置であって、
前記排ガスから排熱回収を行う排熱回収用流通経路と、
前記排熱回収用流通経路と並列に配置されるとともに、前記排ガスを脱硝処理する脱硝用流通経路と、
前記排熱回収用流通経路および前記脱硝用流通経路へ供給される前記排ガスの流量を調整する切替ダンパと
を備え、
前記排熱回収装置内の前記排ガスの流れ方向に対して、前記脱硝用流通経路は、前記排熱回収用流通経路に隣接し、前記脱硝用流通経路と前記排熱回収用流通経路のうちの一方は、前記脱硝用流通経路と前記排熱回収用流通経路との他方を囲むように配置される混焼エンジン用排熱回収装置。 - 前記脱硝用流通経路は、
前記脱硝用流通経路を流れる排ガスを脱硝処理する脱硝部と、
前記脱硝部を通過した排ガスから排熱回収する排熱回収部とを有する請求項1又は請求項2に記載される混焼エンジン用排熱回収装置。 - 前記排熱回収部は、他の脱硝部に交換可能である請求項3に記載される混焼エンジン用排熱回収装置。
- 前記排熱回収用流通経路は、
前記排ガスから排熱回収することにより排熱回収後排ガスを生成する第1排熱回収部と、
前記排熱回収後排ガスから排熱回収する第2排熱回収部と、を備え、
前記第2排熱回収部は、前記排熱回収部と交換可能であり、
前記第1排熱回収部と前記第2排熱回収部とは、前記排熱回収用流通経路内で組み合わせて配置されることができ、
前記脱硝部と前記他の脱硝部とは、前記脱硝用流通経路内で組み合わせて配置されることができる請求項4に記載される混焼エンジン用排熱回収装置。 - 前記脱硝用流通経路と前記排熱回収用流通経路のうちの一方は、前記脱硝用流通経路と前記排熱回収用流通経路との他方を囲むように配置される請求項1に記載される混焼エンジン用排熱回収装置。
- 前記脱硝用流通経路をバイパスし、前記排熱回収用流通経路をバイパスするバイパス用流通経路をさらに備える請求項2〜請求項6のいずれか一項に記載される混焼エンジン用排熱回収装置。
- 前記混焼エンジンで利用される燃料に基づいて前記排熱回収用流通経路および前記脱硝用流通経路へ供給される前記排ガスの流量が変化するように、前記混焼エンジンを制御するエンジン制御装置から収集される燃料モードに基づいて前記切替ダンパを制御する制御装置をさらに備える請求項1〜請求項7のうちのいずれか一項に記載される混焼エンジン用排熱回収装置。
- 前記排熱回収用流通経路と前記脱硝用流通経路を備える排ガス処理部から排気される排ガスに含有される窒素酸化物の窒素酸化物濃度を測定するセンサをさらに備え、
前記制御装置は、前記窒素酸化物濃度にさらに基づいて前記切替ダンパを制御する請求項8に記載される混焼エンジン用排熱回収装置。 - 前記脱硝用流通経路を流れる排ガスを脱硝処理する脱硝部の温度を測定する温度センサをさらに備え、
前記制御装置は、前記温度と前記窒素酸化物濃度に基づいて前記切替ダンパを制御する請求項9に記載される混焼エンジン用排熱回収装置。 - 前記混焼エンジンによって生成される動力を用いて航行する船舶が配置される海域を測定する測位装置をさらに備え、
前記制御装置は、前記海域にさらに基づいて前記切替ダンパを制御する請求項8〜請求項10のうちのいずれか一項に記載される混焼エンジン用排熱回収装置。 - 前記油燃料モードの場合に、前記混焼エンジンから排気される排ガスの一部を前記脱硝用流通経路に供給する請求項1〜請求項11に記載される混焼エンジン用排熱回収装置。
- ガス燃料を主として燃焼させるガス燃料モードおよび液体燃料を燃焼させる油燃料モードを備える混焼エンジンで利用される燃料を判定する燃料判定工程と、
排熱回収用流通経路によって、前記混焼エンジンから排気される排ガスから排熱回収を行う排熱回収工程と、
脱硝用流通経路によって、前記排ガスを脱硝処理する脱硝処理工程と、
前記燃料判定工程によって判定された燃料に応じて、前記排熱回収工程が行われる前記排ガスの量と、前記脱硝処理工程が行われる前記排ガスの量との分配を行う排ガス量分配工程と、
を有し、
前記排ガスの流れ方向に対して、前記脱硝用流通経路は、前記排熱回収用流通経路に隣接し、前記脱硝用流通経路と前記排熱回収用流通経路とが一体化される混焼エンジン用排熱回収装置の制御方法。 - ガス燃料を主として燃焼させるガス燃料モードおよび液体燃料を燃焼させる油燃料モードを備える混焼エンジンで利用される燃料を判定する燃料判定工程と、
排熱回収用流通経路によって、前記混焼エンジンから排気される排ガスから排熱回収を行う排熱回収工程と、
脱硝用流通経路によって、前記排ガスを脱硝処理する脱硝処理工程と、
前記燃料判定工程によって判定された燃料に応じて、前記排熱回収工程が行われる前記排ガスの量と、前記脱硝処理工程が行われる前記排ガスの量との分配を行う排ガス量分配工程と、
を有し、
前記排ガスの流れ方向に対して、前記脱硝用流通経路は、前記排熱回収用流通経路に隣接し、前記脱硝用流通経路と前記排熱回収用流通経路のうちの一方は、前記脱硝用流通経路と前記排熱回収用流通経路との他方を囲むように配置される混焼エンジン用排熱回収装置の制御方法。
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