JP6060827B2 - 乗物用シートにおける操作レバー装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車、電車、飛行機などの乗物用のシートに関し、特に、乗物用シートのオットマン装置のような機能装置におけるリンクのような移動体のロック解除操作と移動操作とを同時に行う操作レバー装置に関する。
シートバックを後傾させると、シートクッションを前方に迫り出すと共に、オットマンをシートクッション前方に展開させて、シートに着座した乗員が安楽姿勢を採れるようにしたオットマン連動シートが開発されている(下記特許文献1参照)。
ところが、上記オットマン連動シートでは、シートバックの後傾とは関係なく、オットマンを任意に展開操作することができなかった。そこで、シートバック連動でオットマンを作動させるリンク機構の一部を、オットマンの任意操作時は、連動作動時とは違う動きをさせることにより、オットマンを任意に作動させることが、本発明者らによって考えられている(未公知)。その場合、リンク機構の一部を、普段はロックしておき、任意操作時はロックを解除する構成が考えられる。
実開平3−45748号公報
しかし、任意操作時にはロック解除操作とオットマンの展開操作との両方を同時に行う必要があり、操作が煩雑である。ここでは、シートバック連動のオットマンの例を説明したが、シートバックとの連動がないオットマンのみが単独で操作されるものにおいても同様の課題がある。即ち、オットマンを任意の展開位置で停止して使用しようとすると、その位置でオットマンの展開角度を固定するためにロック機構が必要であり、展開角度の調整を行う際は、ロック解除操作とオットマンの展開操作との両方を同時に行う必要がある。また、これと同様の課題は、上述のようなオットマン装置以外でも、例えば、シートリフター、リクライナーでも内在している。
このような問題に鑑み本発明の課題は、オットマン装置のような機能装置におけるリンクのような移動体のロック解除操作と移動操作とを同時に行う操作レバー装置において、両方の操作を一つにまとめて行えるようにすることにより、操作の煩雑さを抑制することにある。
本発明の第1発明は、操作レバーの操作量に応じて移動体が移動されるように構成され、該移動体が不用意に移動されないようにロックするロック機構を備える乗物用シートにおける機能装置において、前記操作レバーは、第1操作部と第2操作部の2つの操作部から成り、第1操作部は、第2操作部に対して相対移動可能に構成され、前記第1操作部を第2操作部に対して相対移動するように操作することによって前記ロック機構がロック解除され、前記第2操作部を操作することによって前記移動体が移動されることを特徴とする乗物用シートにおける操作レバー装置である。
第1発明によれば、一つの操作レバーによる2種類の操作、即ち第1操作部の第2操作部に対する相対移動操作と、第2操作部の操作とによって、移動体の移動に関するロック機構のロック解除操作と移動操作とを行うことができ、操作の煩雑さを抑制することができる。
本発明の第2発明は、上記第1発明において、前記操作レバーが乗物用シートに取り付けられた状態で、第1操作部は第2操作部の先端側に設けられ、前記第1操作部の第2操作部に対する相対移動は、第2操作部に対して折り曲げられた第1操作部を、第2操作部の先端方向に伸ばすことにより行われることを特徴とする。
第2発明によれば、操作レバーが操作されないとき、先端側にある第1操作部が折り曲げられているため、操作されない状態の操作レバーの長さ及び乗物用シートからの操作レバーの突出長を短くして、操作レバーが乗物乗員の邪魔にならないようにすることができると共に、見栄えを良くすることができる。また、第2操作部による操作が先端側とは反対側の端部を回転中心とした回転操作である場合には、第2操作部の操作時に、第2操作部の先端側に第1操作部が伸ばされることによって操作レバーとしてのモーメントアームが長くされることになり、操作力を軽減することができる。
本発明の第3発明は、上記第1又は第2発明において、前記第1操作部の第2操作部に対する相対移動は、力を伝達するケーブルを介して前記ロック機構に伝達され、該ケーブルは操作レバーに沿って配置されていることを特徴とする。
第3発明によれば、第1操作部の操作力をケーブルを介して伝達し、しかもそのケーブルを操作レバーに沿って配置したので、一つの操作レバーに2つの操作部を備えているにも係らず、単機能の操作レバーと大きく変わらない簡素な構成とすることができる。
本発明の一実施形態の車両用シートの外観を示す斜視図である。 上記実施形態のシートバックとオットマンとの連動機構の模式図を示し、オットマンが格納位置にある場合の側面図である。 図2と同様の模式図であり、オットマンが展開位置にある場合の側面図である。 図3の模式図における前端部を示し、リンク連結構成によりオットマンの展開位置を調整する場合の作動変化を示す説明図である。 図2の模式図における前端部を示し、オットマンの格納位置における作動状態の説明図である。 図2の模式図における前端部を示し、操作レバーの操作によりオットマンを格納位置から展開位置に変化させた作動状態の説明図である。 上記実施形態におけるロック機構の説明図である。 上記実施形態における操作レバーの部分断面拡大図である。
図1〜図5は、一実施形態としての車両用シート10の構成を示す。この車両用シート10は、図1に示すように、3列シートを備える車両の2列目に配設された、いわゆる1人掛け用のキャプテンシートの構成となっており、着座乗員の背凭れとなるシートバック16と、着座部となるシートクッション18とを備える。上記シートクッション18の前部には、着座乗員が足載せとして使用することのできるオットマン14が配設されている。
なお、本明細書においては特に断った場合を除いて、前後方向はシートクッション18にシートバック16を背凭れとして着座した乗員が向く正面方向を前とし、その反対方向を後、その乗員の左右方向を左右方向、同じく上下方向を上下方向としている。
図1においては、位置変化状態を実線と仮想線で示す。実線位置状態は通常の着座状態の通常使用位置状態を示し、仮想線位置状態は安楽姿勢位置状態を示す。
このオットマン14は、実線で示すシートバック16が背凭れとして使用される起立した通常使用位置状態にある時には、シートクッション18の前下部に畳み込まれた格納位置となっている。上記オットマン14は、仮想線で示すように、シートバック16を上記通常使用位置から安楽姿勢となる後傾位置まで倒し込むことにより、この動作に連動して、足載せとして使用可能となる上向きに起こし上げられた展開位置に切り替えられるようになっている。そして、この実施形態では、仮想線で示す展開位置で、オットマン14の展開角度を任意に変化させる調整をすることができる。そして、角度調整されたオットマン14のどの展開位置においても、シートバック16を上記後傾位置から通常の起立した位置へ起し上げられる作動に連動してオットマン14を格納位置に戻し作動できるようになっている。
上述したように本実施形態の車両用シート10は、シートバック16の作動に連動させてオットマン14を格納展開作動させることができると共に、連動させて展開状態としたオットマン14のその展開位置を任意に調整することができ、更に、その調整した位置状態のままシートバック16と連動させて格納位置に戻し作動させることができるなど、オットマン14の使い勝手の向上を図ることができる。
以下、上記車両用シート10の各部の構成について詳しく説明する。
図1に示すように、車両用シート10は前述したようにシートバック16とシートクッション18から成るシート本体12を有し、シートクッション18の前下部にオットマン14が配設されている。オットマン14は実線で示す格納位置と仮想線で示す展開位置とを取り得るようにシートクッション18に対して回動可能に軸支されて配設されている。
シートバック16の上部には着座乗員の頭部を支持するヘッドレスト20が上下方向に昇降移動可能とされて配設されている。
シート本体12の左右両側部には、フロア上から立壁状に起立する横壁22が配設されており、シート本体12は、これら横壁22内に設けられた後述のクッションフレーム24のベースフレーム24Aに連結されて支持されている。ベースフレーム24Aには、詳細は後述する操作レバー54が結合されており、操作レバー54は横壁22の内側を通って格納位置にあるオットマン14の前側まで伸びて配置されている。操作レバー54の先端には操作部54Aがオットマン14の前方へ回り込むように屈曲して形成されている。なお、車両のフロア上に設置される車両用シート10は、フロアに図示を省略したスライドレールを介して設置されており、前後方向にスライド移動可能とされている。スライドレールは特開2010−221935号公報等の文献に開示された公知のものを用いることができる。なお、上述した両側の各横壁22は、それらの上面部が、着座乗員が肘掛けとして使用することのできるアームレスト22Aとして設定されている。
図1に示すシートバック16のシートクッション18に対する実線位置から仮想線位置への後傾作動は、シートクッション18とシートバック16との連結部に設けられる図示を省略したリクライナーにより行われる構成となっている。なお、リクライナーの基本構造は、特開2011−116303号公報等の文献に開示されたものを用いることができ、その具体的な説明は省略する。
リクライナーは、ロック構造を備えており、そのロック構造は横壁22等の側面に設けられた図示しないリクライニングレバーの引き上げ操作により解除されるようになっている。このリクライニングレバーも、常時、リクライナーをロック状態とする方向にバネ力が付与されているので、リクライニングレバーの引き上げ操作を解除することによりリクライナーをロック状態としてシートバック16を設定した位置状態に保持する。
次に、シートバック16とオットマン14との連動作動構成を、図2〜図5に基づいて説明する。これら各図の図示状態は車両用シート10を側面視した場合の構成を模式的に示すものである。図2と図5はシートバック16が通常の起立した位置状態でオットマン14が格納位置にある連動位置関係を示す。図3はシートバック16が後傾し安楽姿勢位置状態でオットマン14が展開位置にある連動位置関係を示す。図4は図3の所定の連動位置常態においてオットマン14の展開位置のみを調整する場合の作動状態を示す。
先ず、図2に基づいて説明する。シートクッション18に配設されるクッションフレーム24はベースフレーム24Aとスライドフレーム24Bとから成っている。このベースフレーム24Aとスライドフレーム24Bは着座方向に配設されており、互いに並行に配列されている。スライドフレーム24Bはベースフレーム24Aに対して、図2で見て、前後方向に相対移動可能に配設されている。このため、ベースフレーム24Aに前後方向に長孔形状のガイド孔50が形成されており、スライドフレーム24Bにスライドピン52が一体的に設けられており、スライドピン52がガイド孔50に係合してスライドすることによりスライドフレーム24Bの前後移動を規制して案内するようになっている。
スライドフレーム24Bの後端部(図2で見て右端部)は、シートバック16のサイドフレーム16Aの下端部と回転可能にピン結合48されている。シートバック16のサイドフレーム16Aはベースフレーム24Aの後方部が上方に延設された突設部位24Aaに軸支結合46されており、この軸支結合46箇所を中心としてシートバック16が前後方向に傾動するようになっている。従って、シートバック16の軸支結合46箇所より上方部が安楽姿勢状態の後方へ傾動するとき、その動きはピン結合48によりスライドフレーム24Bに前方向へのスライド移動として伝えられる。逆に、シートバック16が安楽姿勢状態の後方傾動位置から前方に傾動する動きはスライドフレーム24Bに後方向へのスライド移動として伝えられる。なお、図示を省略したが、上述のリクライナーは、シートバック16のサイドフレーム16Aがベースフレーム24Aの突設部位24Aaに回動可能に軸支される箇所46に装備されている。
スライドフレーム24Bの前端部(図2で見て左端部)は、オットマン14の支持フレーム部材14Aの一端と軸支結合44されており、オットマン14はこの軸支結合44を中心として回動可能とされた状態でシートクッション18の前下部位置に配設された状態とされている。従って、オットマン14も前述のスライドフレーム24Bの前後移動に伴って一緒に前後移動する。なお、オットマン14は図2に示す下方に垂下した位置状態が格納位置であり、シートクッション18の前下部に格納された状態にある。展開状態は図3に示す状態であり、オットマン14の他端部が上方に回動した位置状態である。
ベースフレーム24Aは、図示を省略したスライドレールを介してフロアに対してスライド移動可能に設置されている。このため、本実施形態においては車両用シート全体がフロアに対して前後移動可能とされて設置されている。なお、シートクッション18の座部を構成するクッションパッドはスライドフレーム24Bに対して載置されている。このためシートクッション18の上面の着座面はスライドフレーム24Bと一体的状態にあり、スライドフレーム24Bの移動に伴って一緒に前後方向に移動する。従って、シートバック16の後方への傾動に伴って、スライドフレーム24Bが前方向に移動し、シートクッション18の着座面も前方向に移動する。
ベースフレーム24Aの前端部(図2で見て左端部)位置とオットマン14との間は、第1リンク部材26で連結されている。第1リンク部材26は2本の細長板状のリンク部材A28、リンク部材B30がピン結合34により連結されている。リンク部材A28の一端は、後述の第1連結リンク56と第2連結リンク58との連結点にあるピン結合32により相対回動可能に連結されている。後述するように、第2連結リンク58はベースフレーム24Aに軸支結合64されている。そのため、リンク部材A28の一端は第2連結リンク58を介してベースフレーム24Aに連結されていることになる。また、リンク部材A28の他端は、リンク部材B30の一端と同様にピン結合34により相対回動可能に連結されている。リンク部材B30の他端はオットマン14の支持フレーム部材14Aの、図2で見て、略中央位置にピン結合36により相対回動可能に連結されている。
スライドフレーム24Bの前端部には、図2で見て、下方に一体的に延設形成されたスライド部位24Baが形成されており、このスライド部位24Baに第1リンク部材26のリンク部材A28が面合わせ位置状態の重複した位置状態で配設されている。この重複した位置状態で配設されたスライド部位24Baとリンク部材A28には、それぞれ長孔形状のガイド孔38、40が直線形状で形成されている。そして、それぞれのガイド孔38、40の配設関係は、オットマン14が図2に示される格納位置とされるときに、それぞれのガイド孔38,40の軸線X1,X2が一致する配設関係となるように、各部材が配設され、かつ連結されている。なお、スライド部位24Baに形成されるガイド孔40の軸線がX1であり、リンク部材A28に形成されるガイド孔38の軸線がX2である。
上記各ガイド孔38,40には共通の連係ピン部材42が連通して係合している。この連係ピン部材42はそれぞれのガイド孔38,40に対しスライド移動可能とされており、この連係ピン部材42のガイド孔38,40に対する相対的位置関係を変えることによりオットマン14の展開角度を変えることができるものである。なお、連係ピン部材42とスライド部位24Baとの間には、連係ピン部材42のガイド孔40に対する係合位置状態を固定するロック機構(図示省略)が設けられている。
上記したシートバック16とオットマン14との連動作動構成における連動作動を、図2〜図5に基づいて、次に説明する。
図2の状態は、図1に示す車両用シート10が実線で示す通常の着座姿勢である通常使用位置状態にある場合であり、シートバック16が起立した状態にあり、オットマン14がシートクッション18の前下部に格納された格納位置にある場合である。この状態では、シートバック16のサイドフレーム16Aはベースフレーム24Aの突設部位24Aaに軸支結合46された状態において起立状態にあって、サイドフレーム16Aの下端でピン結合48されたスライドフレーム24Bをベースフレーム24Aに対して相対的に後方位置としている。この両者24A、24Bの位置状態では、スライドフレーム24Bに設けられたスライドピン52とベースフレーム24Aに設けられたガイド孔50との係合関係は、スライドピン52がガイド孔50の、図2で見て、後方部に係合した状態にある。
スライドフレーム24Bの上記作動位置状態は、その前端で軸支結合44されたオットマン14に伝えられる。オットマン14の位置制御は、オットマン14とベースフレーム24Aの前端部との間に構成されている第1リンク部材26により制御されて行われる。第1リンク部材26のリンク部材A28は、第2連結リンク58を介してベースフレーム24Aの前端部にピン結合32されて回動可能とされている。そして、その回動は、スライドフレーム24Bのスライド部位24Baにロック機構(不図示)により固定された連係ピン部材42が、リンク部材A28に設けられたガイド孔38にその軸線X2方向にスライド移動可能に係合しているため、スライド部位24Baの前後方向の移動に伴って行われる。図2に示される状態では、スライド部位24Baすなわちスライドフレーム24Bが最も後方位置にあるため、リンク部材A28の他端の下端も最も後方位置にある。この位置状態がピン結合34されたリンク部材B30を介してピン結合36されたオットマン14の支持フレーム部材14Aに伝えられて、オットマン14を格納位置としている。
次に、図1に示す実線で示されるシートバック16の起立位置状態から、仮想線で示されるシートバック16が後方へ傾動しオットマン14が上方へ展開した状態の安楽姿勢状態への移動作動は次のようにして行われる。図3は安楽姿勢状態の作動状態を示す。シートバック16の後方への傾動に伴いシートバック16のサイドフレーム16Aは軸支結合46を回動軸として時計廻りに回動し、その下端でピン結合48されたスライドフレーム24Bを前方へスライド移動させる。すなわち、スライドフレーム24Bはベースフレーム24Aに対して相対的に前方へスライド移動する。この両者24A、24Bの位置状態では、スライドフレーム24Bに設けられたスライドピン52とベースフレーム24Aに設けられたガイド孔50との係合関係は、スライドピン52がガイド孔50の、図3で見て、前端に係合した状態にある。
図3に示されるスライドフレーム24Bの前方への移動に伴いそれと一体形成されたスライド部位24Baも前方へ移動する。これに伴いスライド部位24Baに固定されている連係ピン部材42がリンク部材A28を、図3で見て、第2連結リンク58を介してベースフレーム24Aの前端にピン結合32された箇所を回動軸として時計廻りに回動させ、リンク部材A28の他端の下端を前方に移動させる。このとき、後述するように第2連結リンク58は、その位置をロック機構により固定されていてピン結合32の位置も固定されている。このリンク部材A28の下端の動きがピン結合34、36されたリンク部材B30を介してオットマン14の支持フレーム部材14Aに伝えられて、オットマン14をスライドフレーム24Bに軸支結合44された箇所を回動軸として時計廻りに回動させ、上方に展開した状態とする。この際、オットマン14の軸支結合44箇所も前方に移動するため、オットマン14自体も前方に移動しながらオットマン14の展開作動が行われる。このオットマン14の展開回動時におけるリンク部材A28のピン結合32を回動軸とした回動は、連係ピン部材42の前方移動に伴い連係ピン部材42がリンク部材A28のガイド孔38内をリンク部材A28の下端方向にスライド移動して行われる。この様にして、本実施形態では、シートバック16とオットマン14との連動作動が行われて、図2に示す通常の姿勢状態から図3に示す安楽姿勢状態への作動が行われる。なお、図3に示す安楽姿勢状態から図2に示す通常の姿勢状態への作動は上記とは逆の作動により行われるものである。
本実施形態では図3に示すシートバック16の後方への傾動に伴いオットマン14が連動作動により展開回動した安楽姿勢状態において、シートバック16の姿勢状態を変化させることなくオットマン14の展開角度状態のみを着座者の好みに応じた任意の角度に調整できるようになっている。すなわち、シートバックとオットマンとを連動作動させながら、その連動作動におけるシートバックとオットマンとの相対的位置関係を調整可能としている。その作動を図4により以下に説明する。
オットマン14の図4の実線で示す展開角度位置が予めシートバック16との連動作動により展開回動した位置Y1とする。この位置Y1を仮想線で示すY2、Y3に回動変化させて位置調整することは、連係ピン部材42のスライド部位24Baに対するロック機構(不図示)による固定を解除して、スライド部位24Baに形成されたガイド孔40内を連係ピン部材42がスライド移動することにより可能となっている。今、オットマン14をY2の回動位置に調整するときは、連係ピン部材42をスライド部位24Baの固定から解除してt1の位置からt2の位置にスライド移動させて再びスライド部位24Baに固定する。また、Y3の回動位置に調整するときは、同様にして連係ピン部材42のスライド部位24Baに対する固定位置をガイド孔40のt1の位置からt3の位置に移動させることにより行う。この際、オットマン14の回動位置の変化に伴い、リンク部材A28のガイド孔38に対する連係ピン部材42の係合位置状態もスライドして変化する。
このように連係ピン部材42のスライド部位24Baに対する位置を変化させてオットマン14の展開角度を変化させても、シートバック16を通常の姿勢位置へ戻し、オットマン14が格納位置へ戻された状態では、連係ピン部材42の位置に係らずオットマン14の位置は変わらず、格納位置にある。この様子を図5に示す。上述のように連係ピン部材42の位置がt1、t2、t3と変化しても、オットマン14の格納位置においては、連係ピン部材42がスライド移動されるスライド部位24Baのガイド孔40とリンク部材A28のガイド孔38とは重なる位置となるため、連係ピン部材42の位置に係らず、リンク部材A28の位置は変わらない。
次にシートバック16の後傾とは関係なく、オットマン14を単独で展開、格納操作するための構成について説明する。
図2〜6に示されるように、操作レバー54は、その操作部54Aが、格納位置にあるオットマン14の前面より前側に突出するように配置されている。操作レバー54は、ベースフレーム24Aの側部に軸支結合60にて固定されている。また、操作レバー54は、軸支結合60部分で上方に屈曲されている。屈曲形成された操作レバー54の延長部54Bは、第1連結リンク56の一端にピン結合62にて結合され、第1連結リンク56の他端は、上述したピン結合32により第2連結リンク58の一端に結合されている。上述のように第2連結リンク58の他端は、ベースフレーム24Aの前端部に軸支結合64にて固定されている。従って、操作レバー54の延長部54B、第1連結リンク56及び第2連結リンク58は、ベースフレーム24Aの前端部と共に四節リンクを構成しており、操作レバー54が図2〜5に示される下側位置にある状態から、図6に示される上側位置へ回動操作されると、操作レバー54の延長部54B、第1連結リンク56及び第2連結リンク58は、図2〜5に示される状態から図6に示される状態へと変化する。このような変化は、ピン結合32の位置を変化させることになり、リンク部材A28の一端の位置を変化させることになる。このとき、図2に示されるように、シートバック16が通常使用位置状態にあり、オットマン14が格納位置にあると、リンク部材A28の一端が図6に示されるように後方に移動し、リンク部材A28の他端が、前上方にせり上がることになる。その結果、オットマン14は展開状態とされることになる。ここで、操作レバー54は本発明の第2操作部に相当し、操作部54Aは本発明の第1操作部に相当する。
次に軸支結合64に設けられたロック機構65について説明する。
図7はベースフレーム24Aに設けられたブラケット66、第2連結リンク58、軸支結合64及びこれらの間に構成されたロック機構65を示している。ブラケット66にはケーブルサポート68、ベースプレート82が設けられ、ケーブルサポート68には、後述する操作レバー54から伸びるケーブル70が結合されている。ケーブル70を成す鞘部70Aはケーブルサポート68に結合されて移動しないように固定され、ワイヤ70Bの先端はロック機構65のケーブルリンク72の一端のピン72Aに結合されている。
ロック機構65は、ケーブルリンク72、駆動リンク76、ストッパリンク74、ロックプレート78、ベースプレート82及び係止片80が組み合わされて成る。ケーブルリンク72は、駆動リンク76との結合軸72Bを中心にベースプレート82に対して回動可能に結合されている。駆動リンク76は結合軸72Bを介してケーブルリンク72に相対回転不能に結合されており、ケーブルリンク72が回動されたとき、駆動リンク76も一体に回動される。駆動リンク76は三角形状に構成されており、三角形状の一つの頂点には結合軸72Bが設けられ、他の2つの各頂点には、それぞれ連結ピン76A、76Bを介してストッパリンク74、ロックプレート78がそれぞれ相対回動自在に連結されている。ストッパリンク74は、その端部に設けられた回動軸74Aを中心にベースプレート82に対して回動可能に固定されている。また、ロックプレート78は、三角形状に構成され、三角形状の一つの頂点は、連結ピン76Aに連結され、他の2つの各頂点の一方は、回動軸78Aを中心にベースプレート82に対して回動可能に固定され、他方はロックピン78Bを備えている。連結ピン76A、76B、ロックピン78B、及び結合軸72Bは、それぞれ移動範囲をガイド孔82A、82B、82C、及び82Dによって規制されている。
ロックピン78Bは、第2連結リンク58の軸支結合64側端部に一体に設けられた係止片80の係止溝80Aの一つに係合可能とされている。
図8の状態は、ケーブル70のワイヤ70Bが引かれておらず、ロックピン78Bが係止片80の係止溝80Aの一つに係合した状態を示している。この状態からケーブル70のワイヤ70Bが引かれると、ケーブルリンク72が結合軸72Bを中心として時計方向に回転し、駆動リンク76を一体的に回転させる。その結果、連結ピン76A、76Bがガイド孔82C、82Bに沿って移動し、それに伴いストッパリンク74、ロックプレート78がそれぞれ図8に示す位置から回転移動される。このようにロックプレート78が回転されると、ロックピン78Bがガイド孔82Dに沿って移動し、係止片80の係止溝80Aから離される。この状態では、ロック機構65がロック解除状態とされ、第2連結リンク58が自由に回動可能とされる。なお、ガイド孔82A、82B、82C、及び82Dは、ベースプレート82に設けられている。
図8は操作レバー54の詳細を示している。
操作レバー54の先端にある操作部54Aは、軸支結合84Aによって操作レバー54に対して直角に折れ曲げられて構成されている。先に図1に基づいて説明したとおり、操作レバー54は車両用シート10の横壁22の内側に沿って前方に突出して設けられ、操作部54Aは、オットマン14の前方へ回り込むように折り曲げられている。
軸支結合84Aにはカム84が一体に設けられ、図8に示されるように操作部54Aが折り曲げられた状態では、カム84の先端のピン84Bが操作レバー54の基端側(後方側)を向くように設定されている。操作レバー54及び操作部54Aは断面コ字型の部材により構成されており、そのコ字型の内側には、上述のロック機構65のケーブルリンク72に結合されたケーブル70の他端側が配置されている。ケーブル70の鞘部70Aは、操作レバー54に固定されたブラケット54Cに結合され、ケーブル70のワイヤ70Bは、その端部を操作部54Aに固定されたブラケット54Bに結合されている。このようにしてブラケット54Cとブラケット54Bとの間に配索されたケーブル70は、その途中でガイドピン86A、86Bによって配索位置を規制されている。ガイドピン86Aは操作レバー54のブラケット54Cと軸支結合84Aとの間に固定され、ガイドピン86Bは操作部54Aのブラケット54Bと軸支結合84Aとの間に固定されているため、ワイヤ70Bは、カム84に隣接する位置を通って操作レバー54と操作部54Aのコ字型の内側に配索されている。図示を省略したが、図7のケーブルリンク72にはワイヤ70Bを引張るようにばねが設定されているため、操作レバー54の操作部54Aは、常時折れ曲った状態となるように付勢されている。また、このように折れ曲って、操作部54Aが操作レバー54に対して直角となる位置で、その折れ曲りが規制されるように操作レバー54と操作部54Aとの間にはストッパ(不図示)が設けられている。
このように構成された操作部54Aが、仮想線で示すように操作レバー54の伸びる方向に真直ぐになるように回転操作されると、操作部54Aと共にカム84も回転してカム84のピン84Bがケーブル70に当接してワイヤ70Bを持ち上げ、ワイヤ70Bが操作レバー54と操作部54Aのコ字型の内側から外側に突出するように操作される。このようにワイヤ70Bが操作されると、ブラケット54B、54C間に配索されるワイヤ70Bの長さは長くなり、ワイヤ70Bは引張られたのと同様となり、ロック機構65のケーブルリンク72がピン72Aを中心に時計方向に回転される。そのため、ロックピン78Bが係止片80の係止溝80Aから外され、ロック解除状態とされる。その結果、第2連結リンク58は自由に回転可能となり、リンク部材A28の一端側のピン結合32を、操作レバー54の操作により任意に作動可能として、オットマン14を格納位置と展開位置との間で移動可能としたので、操作レバー54が回転操作されると、オットマン14を、シートバック16の角度変化とは関係なく、格納位置と展開位置との間で任意に移動することができる。係止片80の係止溝80Aが複数個設けられているため、操作レバー54を任意の角度操作して操作部54Aの操作を解除すると、操作部54Aは操作レバー54に対して折れ曲った状態とされ、その位置でロック機構65のロックピン78Bが係止溝80Aに係合して、そのときのオットマン14の展開角度が固定される。
以上のとおり、一つの操作レバー54による2種類の操作、即ち操作部54Aの操作レバー54に対する曲りを真直ぐにする操作と、操作レバー54の回転操作とによって、第2連結リンク58の移動に関するロック機構65のロック解除操作と回転操作とを行うことができ、操作の煩雑さを抑制することができる。
また、操作レバー54が操作されないとき、その先端側にある操作部54Aが折り曲げられているため、操作されない状態の操作レバー54の長さ及び車両用シート10からの操作レバー54の突出長を短くして、操作レバー54が車両乗員の邪魔にならないようにすることができると共に、見栄えを良くすることができる。また、操作レバー54による操作が先端側とは反対側の端部を回転中心とした回転操作であるため、操作レバー54の操作時に、操作レバー54の先端側に操作部54Aが伸ばされることによって操作レバー54のモーメントアームが長くされることになり、操作力を軽減することができる。
更に、操作部54Aの操作力をケーブル70を介して伝達し、しかもそのケーブル70を操作レバー54に沿って配置したので、一つの操作レバー54に2つの操作部を備えているにも係らず、単機能の操作レバーと大きく変わらない簡素な構成とすることができる。
以上、特定の実施形態について説明したが、本発明は、それらの外観、構成に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更、追加、削除が可能である。例えば、
1.操作レバーにおける第1操作部の第2操作部に対する相対移動の形態は、上記実施形態のように左右方向への曲げ以外に、操作レバーの長手方向への伸ばし移動、上下方向への曲げなどでも良い。
2.操作レバーの第2操作部は、第2操作部の軸心を中心として回転操作されるものでも良い。
3.上記実施形態では、シートバック連動式オットマンに本発明を適用したが、単独で展開、格納操作されるオットマン装置に本発明を適用しても良い。
4.上記実施形態では、移動体としてオットマン装置の例を説明したが、移動体としては、その他にシートリフター、リクライナーでも良い。
5.上記実施形態では、乗物用シートとして車両用シートの例を説明したが、船、電車、飛行機などに搭載されるシートに適用しても良い。
10 車両用シート
12 シート本体
14 オットマン
14A 支持フレーム部材
16 シートバック
16A サイドフレーム
18 シートクッション
20 ヘッドレスト
22 横壁
24 クッションフレーム
24A ベースフレーム
24Aa 突設部位
24B スライドフレーム
24Ba スライド部位
26 第1リンク部材
28 リンク部材A
30 リンク部材B
32、34、36 ピン結合
38、40 ガイド孔
42 連係ピン部材
44、46 軸支結合
48 ピン結合
50 ガイド孔
52 スライドピン
54 操作レバー(第2操作部)
54A 操作部(第1操作部)
54B 延長部
56 第1連結リンク
58 第2連結リンク
60、64 軸支結合
62 ピン結合
65 ロック機構
66 ブラケット
68 ケーブルサポート
70 ケーブル
72 ケーブルリンク
74 ストッパリンク
76 駆動リンク
78 ロックプレート
78B ロックピン
80 係止片
82 ベースプレート
84 カム
86A、86B ガイドピン
X1 ガイド孔40の軸線
X2 ガイド孔38の軸線

Claims (2)

  1. 操作レバーの操作量に応じて移動体が移動されるように構成され、該移動体が不用意に移動されないようにロックするロック機構を備える乗物用シートにおける機能装置において、
    前記操作レバーは、第1操作部と第2操作部の2つの操作部から成り、第1操作部は、第2操作部に対して相対移動可能に構成され、
    前記第1操作部を第2操作部に対して相対移動するように操作することによって前記ロック機構がロック解除され、前記第2操作部を操作することによって前記移動体が移動され、
    前記操作レバーが乗物用シートに取り付けられた状態で、第1操作部は第2操作部の先端側に設けられ、
    前記第1操作部の第2操作部に対する相対移動は、第2操作部に対して折り曲げられた第1操作部を、第2操作部の先端方向に伸ばすことにより行われることを特徴とする乗物用シートにおける操作レバー装置。
  2. 請求項1において、
    前記第1操作部の第2操作部に対する相対移動は、力を伝達するケーブルを介して前記ロック機構に伝達され、該ケーブルは操作レバーに沿って配置されていることを特徴とする乗物用シートにおける操作レバー装置。
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