JP6059654B2 - 昇降機の遠隔監視システム - Google Patents

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本発明は昇降機の遠隔監視システムに係り、特に地震が発生した際の昇降機の遠隔監視システムに関する。
従来、昇降機の制御装置は、地震発生を検知するP波検知器とS波検知器を有しており、所定レベル以上のP波を検知すると走行中の昇降機を最寄階に一旦停止させ、所定時間以内に所定レベル以上のS波を検知しなかったときは、最寄階停止を解除して通常運転に復帰させる。
また、所定レベル以上のS波を検知したとき、昇降機はS波検知処理(地震管制運転などの地震管制処理)を行い、地震管制運転終了後、通常運行が可能なときはその他の通報処理を行わず、地震による被害は無いと見做している。
しかし、地震によってS波検知器を含めて昇降機に被害が発生した場合にS波検知の通報がなされないため、地震による被害の発生は無いと誤判断される。
この誤判断を防止し、地震に起因して損傷が発生している可能性のある昇降機を特定して、優先的に必要な対策を講じるため、所定レベル以上のP波を検知しても所定時間内に所定レベル以上のS波を検知しないときは、S波未検知通報を監視センターへ通報する内容の提案がされている(特許文献1参照)。
特開2007−246183号公報
ところで前記提案では、地震による被害が甚大で、例えば監視端末の損傷などでS波未検知通報が行われない場合、監視センターは地震による被害の発生は無いと見做されることがあり、地震による被害が発生した昇降機が特定できない可能性がある。
本発明は、このような従来技術の実情に鑑みなされたもので、その目的は地震による被害が発生した昇降機を特定できる昇降機の遠隔監視システムを提供することにある。
前記目的を達成するために本発明は、
P波検知部とS波検知部と通信処理部を備えて昇降機の地震による異常を監視して通報する複数の監視端末と、監視センター装置と、前記各監視端末と監視センター装置を接続する通信回線を備えた昇降機の遠隔監視システムにおいて、
前記各監視端末が、
所定レベル以上のP波を検知したことを前記監視センター装置に通報するP波検知通報機能と、所定レベル以上のP波を検知した後に所定時間以内に所定レベル以上のS波を検知したことを前記監視センター装置に通報するS波検知通報機能と、所定レベル以上のP波を検知した後に所定時間以内に所定レベル以上のS波を検知しなかったことを前記監視センター装置に通報するS波未検知通報機能を有し、
前記監視センター装置が、
前記各監視端末からのP波検知通報を検知するP波検知通報検知部と、S波検知通報を検知するS波検知通報検知部と、S波未検知通報を検知するS波未検知通報検知部と、
前記S波検知通報とS波未検知通報の何れの通報も受信しなかった監視端末に対して当該監視端末のS波検知状態を確認する監視端末状態確認処理部を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、地震による被害が発生した昇降機を特定できる遠隔監視システムの提供が可能である。
本発明の実施形態に係る昇降機遠隔監視システムのブロック図である。 その遠隔監視システムの全体の処理を説明するフローチャートである。 その遠隔監視システム中の点検現場検出処理を説明するフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、実施形態に係る昇降機遠隔監視システムのブロック図である。
図1に示すように遠隔監視システムは、複数の監視端末31a〜31nが、公衆回線網20を介して監視センター装置10に接続されている。図示していないが、ビルなどの建物には1台あるいは複数台の昇降機が設置されており、監視端末31a〜31nは昇降機の異常を監視するもので、建物毎に監視端末31a〜31nが設置されている。また、昇降路あるいは機械室などに、地震計(P波検知器とS波検知器) が設置されている。一方、監視センター装置10は、昇降機の保守管理会社に設置されている。
監視端末31a〜31nは、P波検知器の動作を検知するP波検知部32a〜32nと、S波検知器の動作を検知するS波検知部33a〜33nと、通信処理部34a〜34nを有している。
通信処理部34a〜34nは、P波検知部32a〜32nが、所定レベル(例えば震度4に対応するレベル)以上のP波を検知したことをP波検知通報として監視センター装置10に送信する機能と、所定レベル以上のP波を検知後所定時間以内にS波検知部33a〜33nが所定レベル(例えば震度4に対応するレベル)以上のS波を検知したことをS波検知通報として監視センター装置10に送信する機能と、所定レベル以上のP波を検知後所定時間以内にS波検知部33a〜33nが所定レベル以上のS波を検知しなかったことをS波未検知通報として監視センター装置10に送信する機能を有している。
監視センター装置10は、監視端末31a〜31nと通信を行う通信装置11と、通信装置11で受信した情報を処理する処理装置12と、受信した情報を格納するデータベース13と、受信した情報を表示してオペレータ(監視員)が必要な操作を行う操作卓14を有している。
さらに処理装置12は、P波検知通報検知部12aと、S波検知通報検知部12bと、S波未検知通報検知部12cと、監視端末状態確認処理部12dと、点検現場検出部12eを有している。
P波検知通報検知部12aは通信装置11で受信した情報からP波検知通報を検知するもの、S波検知通報検知部12bはS波検知通報を検知するもの、S波未検知通報検知部12cはS波未検知通報を検知するものである。
監視端末状態確認処理部12dは、通信装置11を介して、監視端末31a〜31nのP波検知部32a〜32n及びS波検知部33a〜33nの検知状態を確認するものである。
点検現場検出部12eは、P波検知通報検知部12a、S波検知通報検知部12bならびにS波未検知通報検知部12cの各検知部で検知した情報をデータベース13に格納し、また格納された情報から点検現場を検出(特定)するものである。
次に、地震が発生した場合の遠隔監視システムの動作例を説明する。この例は、監視端末31aが昇降機A、監視端末31bが昇降機B、監視端末31cが昇降機C、監視端末31nが昇降機Nを、それぞれ監視する例を示している。
昇降機の地震による損傷は、P波(縦波:初期微動)以降のS波(横波:本震)で発生する場合が多いとされている。地震が発生すると、各監視端末31a〜31nは、最初にP波検知部32a〜32nでP波を検知し、通信処理部34a〜34nはP波検知通報を監視センター装置10に通報する。監視センター装置10ではP波検知通報をP波検知通報検知部12aで認識し、受信内容をデータベース13に格納する。
続いて監視端末31aは所定時間以内にS波検知部33aが所定レベル以上のS波を検知すると、通信処理部34aはS波検知通報を監視センター装置10に通報する。このとき、監視端末31aが監視する昇降機Aは正常に地震管制処理を実施済みである。監視センター装置10はS波検知通報をS波検知通報検知部12bで認識し、受信内容をデータベース13に格納する。
監視端末31bはP波を検知した後、S波によってS波検知器33bを含む昇降機Bの各機器が破損した場合で、監視端末31bはP波検知通報の実施から所定時間経過しても、S波検知部33bが所定レベル以上のS波を検知しないので、通信処理部34bはS波未検知通報を監視センター装置10に通報する。
このとき、監視端末31bが監視する昇降機Bは、所定レベル以上のS波を検知しないので、地震管制処理は未実施となる。監視センター装置10はS波未検知通報をS波未検知通報検知部12cで認識し、受信内容をデータベース13に格納する。
昇降機Cを監視する監視端末31cは、監視端末31aと同様、所定の時間内にS波検知部33cで所定レベル以上のS波を検知し、通信処理部34cでS波検知通報を監視センター装置10に通報しようとする。しかし、公衆回路網20の地震による一時的な障害により通報できない状態となっており、結果的に監視センター装置10は、監視端末31cのS波検知通報もS波未検知通報も受信しないことになる。
監視端末31nが監視する昇降機Nは地震による被害が大きく、また、監視端末31nも破損したため、S波検知通報もS波未検知通報も監視センター装置10に通報することはできない。
処理装置12の点検現場検出部12eは、P波検知通報とS波検知通報を受信した監視端末31aの昇降機Aは、正常に地震管制処理を実施したと判断し、点検現場として検出(特定)はしない。
点検現場検出部12eは、P波検知通報とS波未検知通報を受信した監視端末31bの昇降機Bは、S波検知部33bが地震により破損した可能性があるので、点検現場として検出(特定)して、操作卓14にその旨を表示する。操作卓14の表示を見たオペレータは、「監視端末31bのS波検知部33bが地震により破損した可能性がある」ことを担当営業所に連絡して、出動を指示する。
次に所定時間経過後、点検現場検出部12eは、データベース13からP波検知通報を受信した監視端末31a〜31nの中から、S波検知通報もS波未検知通報も受信しなかったS波関連通報未受信の監視端末31c,31nを検出(選別)する。この監視端末31c,31nに対して、監視端末状態確認処理部12dによりS波検知部33c,33nのS波検知状態を確認するために状態確認要求指令を送信する。
破損している監視端末31nは、監視端末状態確認処理部12dの状態確認要求指令に対して応答できない。一方、公衆回線網20の地震による一時的な障害が取り除かれて通信可能状態となっていた監視端末31cは、監視端末状態確認処理部12dの状態確認要求指令に対して所定レベル以上のS波検知有無の情報を送信する。その結果、監視端末31cはS波関連通報未受信の対象から除外される。
従って、監視端末31nのみがS波関連通報未受信の対象として特定され、その旨が操作卓14に表示される。操作卓14の表示を見たオペレータは、「昇降機Nが地震により破損した可能性がある」ことを担当営業所に連絡して、出動を指示する。
図2は、遠隔監視システムの全体の処理を説明するフローチャートである。図2において、監視端末31a〜31nの処理手順をSの後に番号を付けて記し、処理装置12の処理手順をTの後に番号を付けて記した。
手順S1で、監視端末31a〜31nのP波検知部32a〜32nが所定レベル以上のP波を検知したか確認する。検知しなければ(手順S1でNO)、繰り返し手順S1を行う。
P波を検知していれば(手順S1でYES)、手順S2で通信処理部34a〜34nはP波検知通報を監視センター装置10に送信する。
手順S3で、S波検知部33a〜33nが所定レベル以上のS波を検知したか確認する。検知していれば(手順S3でYES)、通信処理部34a〜34nはS波検知通報を監視センター装置10に送信し(手順S6)し、処理を終了する。
S波検知部33a〜33nが所定レベル以上のS波を検知していなければ(手順S3でNO)、手順S1のP波検知から所定時間経過したか確認する(手順S4)。所定時間経過していなければ(手順S4でNO)、手順S3を行う。
所定時間経過していれば(手順S4でYES)、手順S5で通信処理部34a〜34nはS波未検知通報を監視センター装置10に送信し、処理を終了する。
ここで、手順S2のP波検知通報の送信後、非常に大きいS波の地震が発生し、昇降機や監視端末31が破損する場合や昇降機が設置されている建物自体が倒壊することもある。この場合、手順S3以降は行わないので、手順S6のS波検知通報の送信も手順S5のS波未検知通報の送信も行われず、監視センター装置10では手順S2のP波検知通報のみ受信し、手順S6のS波検知通報と手順S5のS波未検知通報の何れも受信できない。
一方、監視センター装置10の処理装置12では、監視端末31a〜31nからの通報受信の有無を、手順T1で通信装置11により確認する。通報受信が無ければ(手順T1でNO)、繰り返し手順T1を行う。
通報受信が有れば(手順T1でYES)、手順T2でP波検知通報か確認する。P波検知通報であれば(手順T2でYES)、手順T3でP波検知通報受信処理を行い、手順T10でP波検知通報をデータベース13に書き込む。
一方、P波検知通報でなければ(手順T2でNO)、手順S6のS波検知通報か確認する(手順T4)。S波検知通報であればあれば(手順T4でYES)、手順T5でS波検知通報受信処理を行い、手順T10でS波検知通報をデータベース13に書き込む。
S波検知通報でなければ(手順T4でNO)、手順S5のS波未検知通報か確認する(手順T6)。S波未検知通報であれば(手順T6でYES)、手順T7でS波未検知通報受信処理を行い、手順T8で点検現場検出部12eに点検現場表示要求を行い、その後に手順T10でS波未検知通報をデータベース13に書き込む。
S波未検知通報でなければ(手順T6でNO)、手順9で通常の通報受信処理を行う。この通常の通報受信処理とは、地震以外の昇降機の異常通報や復旧通報などの受信処理のことである。この通常通報受信処理は本発明の実施形態とは深い関係は無いので、詳細な説明は省略する。手順9を行った後、処理を終了する。
手順T10でP波検知通報、S波検知通報ならびにS波未検知通報の書き込み処理が終了すると、手順T11で点検現場検出部12eでの点検現場検出処理を行い、処理を終了する。
図3は、その点検現場検出処理を説明するフローチャートである。点検現場検出部12eでの処理手順をUの後に番号を付けて記した。
手順U1でデータベース13から、データ変更時刻(図2のP波検知通報受信処理(手順T3) 時刻)が最古の監視端末31の処理データを読み出し、手順U2で読み出した処理データからP波検知通報受信履歴の有無を確認する。P波検知通報受信履歴が無い場合(手順U2でNO)、手順U9を行う。手順U9の詳細な内容は後から説明する。
P波検知通報受信履歴が有る場合(手順U2でYES)、手順U3で監視端末31の処理データからS波検知通報受信履歴の有無を確認する。S波検知通報受信履歴が有る場合(手順U3でYES)、P波を検知した後にS波を検知して、昇降機は地震管制処理を正常に行っているので手順U9を実施する。
S波検知通報受信履歴が無い場合(手順U3でNO)、監視端末31の処理データに図2の点検現場表示要求(手順T8)の実施済みを示す表示処理完了フラグの有無を確認する(手順U4)。表示処理完了フラグが有る場合(手順U4でYES)、手順U9を行う。
表示処理完了フラグが無い場合(手順U4でNO)、監視端末31の処理データに図2の点検現場表示要求(手順T8)の有無を確認する(手順U5)。点検現場表示要求が無い場合(手順U5でNO)、手順U10を行う。手順U10に関しては、後で説明する。
点検現場表示要求が有る場合(手順U5でYES)、操作卓14に当該監視端末31が設置されている昇降機の状態を現地確認するよう表示し(手順U6)、この表示を確認したオペレータは担当営業所に現地確認の出動を指示する。
そして手順U7で点検現場確認表示済みを示す表示処理完了フラグをセットし、手順U8で前述した手順U6,7の処理内容をデータベース13に書き込む。
次に手順U9で、データ変更時刻が最新の監視端末31まで処理済か、すなわち全ての監視端末31の処理が終了したか確認する。全台完了していれば(手順U9でYES)、本処理を終了する。
全台完了していなければ(手順U9でNO)、手順U1に戻り、現処理した監視端末31よりもデータ変更時刻(図2のP波検知通報受信処理(手順T3)時刻)が次に古い監視端末31の処理データをデータベース13から読み出す。
点検現場表示要求が無い場合(手順U5でNO)、手順U10で図2のP波検知通報受信処理(手順T3)からの経過時間を確認する。所定時間を経過していなければ(手順U10でNO)、手順U1に戻り、現処理した監視端末31よりもデータ変更時刻(図2のP波検知通報受信処理(手順T3)時刻)が次に古い監視端末31の処理データをデータベース13から読み出す。
P波検知通報受信処理(手順T3)から所定時間を経過していれば(手順U10でYES)、手順U11で当該の監視端末31に対してS波検知部33の状態確認要求指令を送信する。
このときの監視端末31の処理手順を、図3においてVの後に番号を付けて記す。監視端末31では手順V1で、監視センター装置10からの状態確認要求指令の受信の有無を確認する。
監視センター装置10からの状態確認要求指令を受信した(手順V1でYES)監視端末31は、手順V2で当該監視端末31のS波検知部33の状態情報を監視センター装置10に送信する。手順V1で状態確認要求指令を受信しない場合は(手順V1でNO)、手順V1を繰り返し行う。
手順U12で点検現場処理部12eは監視端末31からの端末状態情報受信の有無を確認しており、端末状態情報の受信が無い場合(手順U12でNO)、手順16を行う。
端末状態情報受信が有った場合(手順U12でYES)、手順13で端末状態情報よりS波検知の有無を確認する(手順U13)。端末状態情報よりS波検知が判明した場合 (手順U13でYES) は、手順U15でS波検知状態情報受信をデータベース13に書き込む。
また、端末状態情報よりS波未検知と判明した場合 (手順U13でNO) は、図2の手順T8と同様な点検現場表示要求を行う (手順U14)。
次に手順U15で、手順U13、14、16の結果をデータベース13に書き込む。その後、手順U1で、現在処理している監視端末31より、データ変更時刻が次に新しい監視端末31の処理データをデータベース13から読み出して同様の処理を行う。
手順U16で、手順U11の状態確認要求指令送信からの経過時間を確認する。所定の経過時間を過ぎていなければ(手順U16でNO)、手順12を繰り返して行う。所定の経過時間を過ぎていれば(手順U16でYES)、該当の監視端末31および監視する昇降機に地震により相当な被害が発生していると見做し、手順U14で相当な被害の発生があるとの点検現場表示要求を行う。
本実施形態では、監視端末31に接続されているP波検知部32、S波検知部33や監視端末31本体の損傷、または公衆回線網20の設備が被害を受けて、監視端末31と監視センター装置10との通信が遮断された状態でも、監視端末状態確認処理部12dによりこの地震に起因して実質的な損傷が発生している可能性のある昇降機を特定できる。そしてこの昇降機に対して、優先的に必要な対策を講じることができる。
10:監視センター装置
11:通信装置
12:処理装置
12a:P波検知通報検知部
12b:S波検知通報検知部
12c:S波未検知通報検知部
12d:監視端末状態確認処理部
12e:点検現場検出部
13: データベース
14: 操作卓
31a〜31n:監視端末
32a〜32n:P波検知部
33a〜33n:S波検知部
34a〜34n:通信処理部
20:公衆回線網

Claims (2)

  1. P波検知部とS波検知部と通信処理部を備えて昇降機の地震による異常を監視して通報する複数の監視端末と、監視センター装置と、前記各監視端末と監視センター装置を接続する通信回線を備えた昇降機の遠隔監視システムにおいて、
    前記各監視端末が、
    所定レベル以上のP波を検知したことを前記監視センター装置に通報するP波検知通報機能と、所定レベル以上のP波を検知した後に所定時間以内に所定レベル以上のS波を検知したことを前記監視センター装置に通報するS波検知通報機能と、所定レベル以上のP波を検知した後に所定時間以内に所定レベル以上のS波を検知しなかったことを前記監視センター装置に通報するS波未検知通報機能を有し、
    前記監視センター装置が、
    前記各監視端末からのP波検知通報を検知するP波検知通報検知部と、S波検知通報を検知するS波検知通報検知部と、S波未検知通報を検知するS波未検知通報検知部と、
    前記S波検知通報とS波未検知通報の何れの通報も受信しなかった監視端末に対して当該監視端末のS波検知状態を確認する監視端末状態確認処理部を備えた
    ことを特徴とする昇降機の遠隔監視システム。
  2. 請求項1に記載の昇降機の遠隔監視システムにおいて、
    前記監視センター装置のS波検知通報検知部ならびにS波未検知通報検知部が前記監視端末からのS波検知通報ならびにS波未検知通報を検知しない監視端末を選別し、
    その選別した監視端末に対して前記監視センター装置の監視端末状態確認処理部からS波検知状態を確認する監視端末状態確認要求指令を送信し、
    前記選別した監視端末から監視センター装置にS波関連通報が送信された監視端末を除き、S波関連通報が送信されなかった監視端末が監視している昇降機を地震による損傷の可能性がある昇降機として特定する構成になっていることを特徴とする昇降機の遠隔監視システム。
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