JP6059485B2 - 鍵盤装置 - Google Patents
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Description
<その他>
<手段>
技術的思想1の鍵盤装置は、シャーシと、前記シャーシに回動自在に支持される鍵と、前記シャーシに回動自在に支持されると共に前記鍵の押鍵または離鍵に連動して回動されるハンマーと、前記鍵またはハンマーの一方から突設される突起部と、前記鍵またはハンマーの他方に配設され前記鍵の押鍵に伴い前記突起部が摺動される摺動面とを備え、前記鍵の押鍵に連動して回動されたハンマーが自重により逆方向へ回動して復帰されるものであり、前記鍵の離鍵時に、前記突起部が前記摺動面から離間する方向へ相対変位することを抑制する離間抑制手段を備える。
技術的思想2の鍵盤装置は、技術的思想1記載の鍵盤装置において、前記摺動面が形成される前記鍵またはハンマーの他方に配設されると共に可撓性材料からなり、少なくとも前記鍵が押鍵方向へ押し切られた状態において、前記突起部の側面に当接する当接部を備え、前記当接部が前記離間抑制手段とされる。
技術的思想3の鍵盤装置は、技術的思想2記載の鍵盤装置において、前記当接部は、前記突起部の移動軌跡を挟んだ両側に一対が対向配設され、それら一対の当接部が前記突起部の側面に両側から当接する。
技術的思想4の鍵盤装置は、技術的思想2又は3に記載の鍵盤装置において、可撓性材料からなり、前記摺動面と当接部とが一体に形成される可撓部材を備える。
技術的思想5の鍵盤装置は、技術的思想4記載の鍵盤装置において、前記摺動面は、前記突起部の下方に配置されると共に、前記可撓部材は、前記摺動面の周囲から立設されると共に前記摺動面を囲繞する壁部を備え、前記当接部は、前記壁部の内の前記突起部の摺動方向に沿って延設される壁部の前記突起部の側面に対向する面に形成される。
技術的思想6の鍵盤装置は、技術的思想5記載の鍵盤装置において、前記当接部は、前記摺動面に連なって形成される。
技術的思想7の鍵盤装置は、技術的思想2から6のいずれかに記載の鍵盤装置において、前記摺動面は、押鍵時の前記突起部の摺動方向に向かうに従って前記突起部の基部側から離れる方向へ傾斜すると共に、平面または曲面として形成される第1面と、前記第1面に連設されると共に、押鍵時の前記突起部の摺動方向に向かうに従って前記突起部の基部側へ近づく方向へ隆起する隆起部と、前記隆起部に連設されると共に、押鍵時の前記突起部が、前記隆起部を越えた後、前記鍵が押鍵方向に押し切られるまで摺動する領域となる第2面とを備える。
技術的思想8の鍵盤装置は、技術的思想7記載の鍵盤装置において、少なくとも前記突起部が前記第1面および隆起部を摺動する際には、前記突起部の側面と前記当接部との間に隙間が形成される。
技術的思想9の鍵盤装置は、技術的思想2から8のいずれかに記載の鍵盤装置において、前記当接部は、前記突起部の側面に当接される面から突設される複数の凸部を備える。
技術的思想10の鍵盤装置は、技術的思想1記載の鍵盤装置において、前記突起部から突設される係合片と、前記係合片が移動可能に挿通されると共に、押鍵時に前記突起部が前記摺動面を摺動する際の前記係合片の移動軌跡に沿って延設され、前記摺動面が形成される前記鍵またはハンマーの他方に形成される案内溝とを備え、前記係合片および案内溝が前記離間抑制手段とされる。
技術的思想11の鍵盤装置は、技術的思想10記載の鍵盤装置において、少なくとも前記鍵が押鍵方向へ押し切られた状態において、前記係合片が前記案内溝の内面に当接される。
技術的思想12の鍵盤装置は、技術的思想10又は11に記載の鍵盤装置において、可撓性材料からなり、前記摺動面と案内溝とが一体に形成される可撓部材を備える。
技術的思想13の鍵盤装置は、技術的思想10から12のいずれかに記載の鍵盤装置において、前記摺動面は、押鍵時の前記突起部の摺動方向に向かうに従って前記突起部の基部側から離れる方向へ傾斜すると共に、平面または曲面として形成される第1面と、前記第1面に連設されると共に、押鍵時の前記突起部の摺動方向に向かうに従って前記突起部の基部側へ近づく方向へ隆起する隆起部と、前記隆起部に連設されると共に、押鍵時の前記突起部が、前記隆起部を越えた後、前記鍵が押鍵方向に押し切られるまで摺動する領域となる第2面とを備える。
技術的思想14の鍵盤装置は、技術的思想13記載の鍵盤装置において、少なくとも前記突起部が前記第1面および隆起部を摺動する際には、前記案内溝の内面と前記突起部の係合片との間に隙間が形成される。
<効果>
技術的思想1記載の鍵盤装置によれば、鍵またはハンマーの一方から突設される突起部が、鍵またはハンマーの他方に配設される摺動面を摺動することで、鍵の押鍵または離鍵に連動してハンマーが回動され、鍵にアクション荷重が付与される。押鍵方向へ押し切られた鍵は、自重(質量体に作用する重力)により回動されるハンマーにより押し戻され、初期位置に復帰される。
この場合、鍵に何らかの外力が作用して、鍵の回動がハンマーの回動よりも先行しようしたとしても、技術的思想1によれば、突起部が摺動面から離間する方向へ相対変位することを抑制する離間抑制手段を備えるので、突起部が摺動面から離間することを抑制できる。その結果、突起部が摺動面に着地(衝突)することに起因するノイズの発生を抑制できるという効果がある。
技術的思想2記載の鍵盤装置によれば、技術的思想1記載の鍵盤装置の奏する効果に加え、摺動面が形成される鍵またはハンマーの他方に配設されると共に可撓性材料からなり、少なくとも鍵が押鍵方向へ押し切られた状態において、突起部の側面に当接する当接部を備えるので、鍵の離鍵時には、突起部の側面に当接部が当接されることで、鍵の回動がハンマーの回動に先行することを抑制できる。これにより、突起部が摺動面から離間することを抑制して、その分、突起部が摺動面に着地(衝突)することに起因するノイズの発生を抑制できるという効果がある。
また、技術的思想2によれば、可撓性材料からなる突設部を、突起部の側面に当接可能な位置に設けるのみで良く、鍵とハンマーとを連結するための複雑な可動機構などを設ける必要がない。よって、鍵の回動がハンマーの回動に先行することを抑制するための構造を、比較的簡素な構造で達成することができるという効果がある。
技術的思想3記載の鍵盤装置によれば、技術的思想2記載の鍵盤装置の奏する効果に加え、突起部の移動軌跡を挟んだ両側に一対の当接部が対向配設され、それら一対の当接部が突起部の側面に両側から当接するので、一対の当接部で突起部を両側から挟み込み、安定した状態を形成することができる。よって、鍵およびハンマーの回動を安定させることができるという効果がある。
技術的思想4記載の鍵盤装置によれば、技術的思想2又は3に記載の鍵盤装置の奏する効果に加え、可撓性材料からなり、摺動面と当接部とが一体に形成される可撓部材を備えるので、突起部が摺動面を摺動する際の擦れに起因する擦過音を生じ難くできるという効果がある。また、このように擦過音を生じ難くするために、可撓性材料から形成した可撓部材を利用して、当接部を形成する(即ち、摺動面および当接部を一体化する)ので、これら摺動面と当接部とをそれぞれ成形するための成形金型を共通化することができ、その分、製造コストの削減を図ることができるという効果がある。
技術的思想5記載の鍵盤装置によれば、技術的思想4記載の鍵盤装置の奏する効果に加え、摺動面が突起部の下方に配置され、可撓部材が、摺動面の周囲から立設されると共に摺動面を囲繞する壁部を備えるので、壁部に囲繞された摺動面にグリス等の潤滑剤を塗布した場合、潤滑剤を壁部の内側に貯留できる。その結果、潤滑剤が摺接面から流出することを防止できる。これにより、突起部や摺動面の磨耗や擦過音の発生を長期間にわたって防止できるという効果がある。
また、突起部の摺動方向に沿って延設される壁部に当接部が形成されるので、グリス等の潤滑材を貯留するための壁部の一部を当接部として兼用することができる。よって、壁部とは別に当接部を設ける場合と比較して、必要な可撓性材料の量を少なくして、その分、材料コストの削減を図ることができるという効果がある。
また、当接部は、壁部の突起部の側面に対向する面に形成されるので、グリス等の潤滑材を貯留するために壁部間に形成される空間と、当接部を配置するための空間とを兼用する(デッドスペースとなる空間を有効利用する)ことができ、スペース効率を高めることができるので、その分、小型化を図ることができるという効果がある。
技術的思想6記載の鍵盤装置によれば、技術的思想5記載の鍵盤装置の奏する効果に加え、当接部は、摺動面に連なって形成されるので、可撓部材を成形するための成形金型において、摺動面を囲繞する壁部の開口側を型抜き方向とすることができる。即ち、摺動面と当接部との間にアンダーカットが生じないので、無理抜きとなることを回避でき、可撓部材の成形性を確保できるという効果がある。
技術的思想7記載の鍵盤装置によれば、技術的思想2から6のいずれかに記載の鍵盤装置の奏する効果に加え、摺動面は、第1面が、押鍵時の突起部の摺動方向に向かうに従って突起部の基部側から離れる方向へ傾斜する平面または曲面として形成され、その第1面に連設される隆起部が、押鍵時の突起部の摺動方向に向かうに従って突起部の基部側へ近づく方向へ隆起するので、突起部が第1面を経て隆起部に至る際には、突起部が隆起部に乗り上げたときの抵抗感の変化を大きくできるので、隆起部の前後で抵抗感が大きく変化するものと識別させることができる。その結果、アコースティックピアノにおける鍵のタッチ感(クリック感)を再現できるという効果がある。
技術的思想8記載の鍵盤装置によれば、技術的思想7記載の鍵盤装置の奏する効果に加え、少なくとも突起部が第1面および隆起部を摺動する際には、突起部の側面と当接部との間に隙間が形成されるので、押鍵時に突起部が第1面を摺動して隆起部を乗り上げる際や離鍵時に突起部が隆起部を乗り越えて第1面を摺動する際に、突起部の側面に当接部が当接されることを回避して、鍵のタッチが重くなることを抑制できる。その結果、アコースティックピアノを模擬した鍵のタッチ感(クリック感)に悪影響を与えることなく、離鍵時に、突起部が摺動面から離間することを抑制して、その分、突起部が摺動面に着地(衝突)することに起因するノイズの発生を抑制できるという効果がある。
技術的思想9記載の鍵盤装置によれば、技術的思想2から8のいずれかに記載の鍵盤装置の奏する効果に加え、当接部は、突起部に当接される面から突設される複数の凸部を備えるので、突起部の側面に当接部を当接させる際には、各凸部を密着させることができる。特に、グリス等の潤滑材が使用される場合には、当接部が平滑面であると、面圧が低くなるため、突起部の側面に対して滑りやすい。これに対し、複数の凸部を密着させることができれば、各凸部において面圧を高め、摩擦力を確保することができる。これにより、突起部の側面に当接部を密着させ、両者を滑り難くすることができるので、鍵の回動がハンマーの回動に先行することを抑制できる。その結果、突起部が摺動面から離間することを抑制して、その分、突起部が摺動面に着地(衝突)することに起因するノイズの発生を抑制できるという効果がある。
なお、技術的思想9記載の凸部とは、周囲から部分的に突出する突起として形成されるものであっても良く、周囲から突出する部分が所定長さだけ連続する突条として形成されるものであっても良い。例えば、凸部としては、突設方向に直交する断面形状が円形や楕円形で先細の突起、突設方向に直交する断面形状が多角形形状で先細の突起、半球状に突出する突起、しぼ加工により当接面の表面に形成された岩目、砂目、なし地、幾何学模様などの突起が例示される。
技術的思想10記載の鍵盤装置によれば、技術的思想1記載の鍵盤装置の奏する効果に加え、突起部から突設される係合片と、その係合片が移動可能に挿通されると共に、押鍵時に突起部が摺動面を摺動する際の係合片の移動軌跡に沿って延設され、摺動面が形成される鍵またはハンマーの他方に形成される案内溝とを備えるので、鍵の離鍵時、鍵の回動がハンマーの回動に先行し、突起部が摺動面から離間される場合または離間されようとする場合には、突起部の係合片を案内溝の内面に係合させて、突起部が摺動面からそれ以上離間されることを抑制できる。即ち、突起部の係合片が案内溝の内面に係合されることで、鍵の回動がハンマーの回動に先行することを抑制できる。これにより、突起部が摺動面から離間する量または離間すること自体を抑制して、その分、突起部が摺動面に着地(衝突)することに起因するノイズの発生を抑制できるという効果がある。
技術的思想11記載の鍵盤装置によれば、技術的思想10記載の鍵盤装置の奏する効果に加え、少なくとも鍵が押鍵方向へ押し切られた状態において、係合片が案内溝の内面に当接されるので、鍵を押鍵し、押し切った状態から手が離された場合に、鍵の回動がハンマーの回動に先行することを効果的に抑制できる。これにより、突起部が摺動面から離間することを抑制でき、その分、突起部が摺動面に着地(衝突)することに起因するノイズの発生を抑制できるという効果がある。
技術的思想12記載の鍵盤装置によれば、技術的思想10又は11に記載の鍵盤装置の奏する効果に加え、可撓性材料からなり、摺動面と案内溝とが一体に形成される可撓部材を備えるので、突起部が摺動面を摺動する際の擦れに起因する擦過音を生じ難くできるという効果がある。また、このように擦過音を生じ難くするために、可撓性材料から形成した可撓部材を利用して、当接部を形成する(即ち、摺動面および案内溝を一体化する)ので、これら摺動面と案内溝とをそれぞれ成形するための成形金型を共通化することができ、その分、製造コストの削減を図ることができるという効果がある。
技術的思想13記載の鍵盤装置によれば、技術的思想10から12のいずれかに記載の鍵盤装置の奏する効果に加え、摺動面は、第1面が、押鍵時の突起部の摺動方向に向かうに従って突起部の基部側から離れる方向へ傾斜する平面または曲面として形成され、その第1面に連設される隆起部が、押鍵時の突起部の摺動方向に向かうに従って突起部の基部側へ近づく方向へ隆起するので、突起部が第1面を経て隆起部に至る際には、突起部が隆起部に乗り上げたときの抵抗感の変化を大きくできるので、隆起部の前後で抵抗感が大きく変化するものと識別させることができる。その結果、アコースティックピアノにおける鍵のタッチ感(クリック感)を再現できるという効果がある。
技術的思想14記載の鍵盤装置によれば、技術的思想13記載の鍵盤装置の奏する効果に加え、少なくとも突起部が第1面および隆起部を摺動する際には、案内溝の内面と突起部の係合片との間に隙間が形成されるので、押鍵時に突起部が第1面を摺動して隆起部を乗り上げる際や離鍵時に突起部が隆起部を乗り越えて第1面を摺動する際に、案内溝の内面に突起部の係合片が当接されることを回避して、鍵のタッチが重くなることを抑制できる。その結果、アコースティックピアノを模擬した鍵のタッチ感(クリック感)に悪影響を与えることなく、離鍵時に、突起部が摺動面から離間することを抑制して、その分、突起部が摺動面に着地(衝突)することに起因するノイズの発生を抑制できるという効果がある。
2 シャーシ
3 鍵
3a 白鍵(鍵の一部)
3b 黒鍵(鍵の一部)
4,304 ハンマー
34,334 突起部
34a 基部(突起部の基部)
50,250,350 受け部材(可撓部材)
52,252 摺動面
52a 第1面
52b 隆起部
52c 第2面
53,54,55 壁部
56,256 当接部
Claims (5)
- シャーシと、
前記シャーシに回動自在に支持される鍵と、
前記シャーシに回動自在に支持されると共に前記鍵の押鍵または離鍵に連動して回動さ
れるハンマーと、
前記鍵またはハンマーの一方から突設される突起部と、
前記鍵またはハンマーの他方に配設され前記鍵の押鍵に伴い前記突起部が摺動される摺動面とを備え、
前記鍵の押鍵に連動して回動されたハンマーが自重により逆方向へ回動して復帰される鍵盤装置において、
前記摺動面が形成される前記鍵またはハンマーの他方に配設されると共に可撓性材料からなり、少なくとも前記鍵が押鍵方向へ押し切られた状態において、前記突起部の側面に当接する当接部を備え、
前記当接部は、前記突起部の移動軌跡を挟んだ両側に一対が対向配設され、それら一対の当接部には、前記突起部の厚み寸法よりも対向間隔が小さくされる部分が形成され、少なくとも前記鍵が押鍵方向へ押し切られた状態において、前記一対の当接部が前記突起部の側面に両側から弾性的に変形して当接することで、前記鍵の離鍵時において、前記摺動面から離間する方向への前記突起部の相対変位が抑制されることを特徴とする鍵盤装置。 - 可撓性材料からなり、前記摺動面と当接部とが一体に形成される可撓部材を備えることを特徴とする請求項1に記載の鍵盤装置。
- 前記摺動面は、前記突起部の下方に配置されると共に、
前記可撓部材は、前記摺動面の周囲から立設されると共に前記摺動面を囲繞する壁部を備え、
前記当接部は、前記壁部の内の前記突起部の摺動方向に沿って延設される壁部の前記突起部の側面に対向する面に形成されることを特徴とする請求項2記載の鍵盤装置。 - 前記当接部は、前記摺動面に連なって形成されることを特徴とする請求項3記載の鍵盤装置。
- 前記摺動面は、
押鍵時の前記突起部の摺動方向に向かうに従って前記突起部の基部側から離れる方向へ傾斜すると共に、平面または曲面として形成される第1面と、
前記第1面に連設されると共に、押鍵時の前記突起部が、前記第1面を越えた後、前記鍵が押鍵方向に押し切られるまで摺動する領域となる第2面とを備え、少なくとも前記突起部が前記第1面を摺動する際には、前記突起部の側面と前記当接部との間に隙間が形成されることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の鍵盤装置。
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