JP6058423B2 - アンカー金具が埋設されたalcパネル - Google Patents

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Description

本発明は、アンカー金具が埋設されたALCパネルに関する。
ALCパネルは、軽量で断熱性および耐火性に優れていることから、建築物の壁等の建築材料として広く用いられているが、建築物には冷暖房や電気設備等の配管が敷設されるため、ALCパネルには配管のための貫通穴を設けることが必要となる場合がある。
一般的なALCパネルの内部には、パネル曲げ強度を高めるために、長辺方向に沿って埋設される主筋と、短辺方向に沿って埋設される副筋とからなる補強筋が埋設されている。また、高いパネル取付強度が求められるALCパネルの内部には、ALCパネルを建物などの構造躯体に取り付けるためのアンカー金具が補強筋に溶接固定されて補強筋とともに埋設されている(例えば特許文献1を参照)。
特開2007−107204号公報
ALCパネルにおいては、貫通穴を形成するときに主筋が切断されるとパネル曲げ強度が著しく低下するため、上記特許文献1に記載のALCパネルにおいては、主筋がパネルの端縁寄りの貫通穴が形成されない領域にのみ埋設されている。これにより特許文献1に記載のALCパネルでは、貫通穴を形成しても、パネル曲げ強度を保持することができるようになっている。
このようなALCパネルは、アンカー金具により建物の構造躯体に取り付けられるため、パネルを用いる場所に応じて、所定のパネル取付強度が求められる。特に、建物の中高層階において用いるALCパネルでは、従来品のALCパネルよりも、より高いパネル取付強度が求められている。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、パネル取付強度を向上したALCパネルを提供することを目的とする。
上記課題を解決するべく鋭意検討した結果、主筋をパネルの両長辺小口からパネル幅寸法の3/8以内の両長辺小口端部にのみ埋設し、パネル短辺方向における長さ寸法aとパネル長辺方向における長さ寸法bが所定の範囲に設定された平板部を有するアンカー金具を、副筋にのみ溶接固定することで、貫通穴を形成することが可能な領域(穴形成可能領域)を確保しつつ、従来品よりもアンカー引き抜き強さが向上した(パネル取付強度が向上した)ALCが得られるという知見を得た(詳細は後述の実施例を参照)。本発明はかかる新規な知見に基づくものである。
すなわち本発明は、パネルの両長辺小口からパネル幅寸法の3/8以内の両長辺小口端部にのみ、各1本以上埋設された主筋と、前記主筋と交差する方向に埋設された複数の副筋と、複数の前記副筋にのみ溶接固定された平板部、および、前記平板部から突出形成され、前記パネルの壁面に開口するとともに取付部材を受け入れる受け部が形成された筒状体を有し、前記パネルに埋設されたアンカー金具と、を備え、前記平板部の前記パネルの短辺方向における長さ寸法aは、前記平板部の端部のうち前記パネルの短辺方向における両端部に最も近い位置に埋設されている2本の主筋間の距離Lの20%以上100%以下であるとともに、前記平板部の前記パネルの長辺方向における長さ寸法bは、前記長さ寸法aの23%以上150%以下であり、前記平板部が前記パネルの短辺小口から20mm以上離間して配されているALCパネルである。
本発明において、パネルの両長辺小口からパネル幅寸法の3/8以内の両長辺小口端部にのみ主筋が埋設されているので、穴形成可能領域を広くとることができる。また、本発明においては、アンカー金具が副筋にのみ固定されているから、貫通穴を形成する際に主筋を切断せずに済む。
ところで、アンカー金具を副筋にのみ固定すると、主筋に固定する場合よりもアンカー引き抜き強さが低くなる傾向がある。しかしながら、本発明では、アンカー金具の平板部のパネルの短辺方向における長さ寸法aを平板部のパネルの短辺方向における両端部に最も近い位置に埋設されている2本の主筋間の距離Lの20%以上100%以下であるとともに、平板部のパネルの長辺方向における長さ寸法bを、長さ寸法aの23%以上150%以下とすることで、アンカー引き抜き強さを従来品よりも向上させている。その結果、本発明によれば、パネル取付強度を向上した穴あけ加工が可能なALCパネルを提供することができる。
なお、アンカー金具の埋設位置によってはALCパネルの小口面に亀裂が発生することが懸念されるが、本発明によればアンカー金具の平板部がパネルの短辺小口から20mm以上離間して配されているので、小口亀裂を防止することもできる。
本発明は、以下の構成としてもよい。
前記パネルの幅寸法が570mm以上620mm以下であって、前記主筋は、前記両長辺小口端部のうち、前記パネルの両長辺小口からパネル幅寸法の3/10以内の部分にのみ埋設され、前記平板部の長さ寸法aは前記主筋間の距離Lの20%以上60%以下であり、前記長さ寸法aが150mmより大きく216mm以下のときに、前記長さ寸法bは50mm以上であるとともに前記長さ寸法aの23%〜100%であり、前記長さ寸法aが100mm以上150mm以下のときに、前記長さ寸法bは50mm以上であるとともに前記長さ寸法aの23%〜120%であり、前記長さ寸法aが72mm以上100mm未満のときに、前記長さ寸法bは前記長さ寸法aの100%〜150%であってもよい。
このような構成とすると、幅寸法570mm以上620mm以下のALCパネルにおいて、穴形成可能領域を減少させることなくアンカー金具を埋設することができ、確実に所定強度以上のアンカー引き抜き強さが得られる。
前記パネルの幅寸法が320mm以上360mm以下であって、前記主筋は、前記両長辺小口端部のうち、前記パネルの両長辺小口からパネル幅寸法の3/10以内の部分にのみ埋設され、前記平板部の長さ寸法aは前記主筋間の距離Lの40%以上100%以下であり、前記長さ寸法aが150mmより大きく200mm以下のときに、前記長さ寸法bは50mm以上であるとともに前記長さ寸法aの34%〜100%であり、前記長さ寸法aが100mm以上150mm以下のときに、前記長さ寸法bは50mm以上であるとともに前記長さ寸法aの34%〜120%であり、前記長さ寸法aが80mm以上100mm未満のときに、前記長さ寸法bは前記長さ寸法aの100%〜150%であってもよい。
このような構成とすると、長さ寸法320mm以上360mm以下のALCパネルにおいて、穴形成可能領域を減少させることなくアンカー金具を埋設することができ、確実に所定強度以上のアンカー引き抜き強さが得られる。
前記アンカー金具の平板部が溶接されている複数の副筋のうち、隣り合う副筋間の距離は、前記平板部の長さ寸法bの80%以下であるとよい。
このような構成とすると、アンカー金具の変形を防止することができ、確実にアンカー引き抜き強さを向上させることができる。
前記アンカー金具の平板部の縁部にはリブが設けられていてもよい。
このような構成とすると、アンカー引き抜き強さをさらに向上させることができる。
本発明によれば、パネル取付強度を向上したALCパネルを提供することができる。
実施形態1のALCパネルの一部平面図 アンカー金具の斜視図 アンカー金具の平面図 アンカー金具の正面図 アンカー金具の側面図 変形例1のALCパネルの一部平面図 実施形態2のALCパネルの一部平面図 変形例2のALCパネルの一部平面図 実施形態1のALCパネルを用いたアンカー引き抜き試験の概要を示す斜視図
<実施形態1>
本発明の実施形態1のALCパネル10を図1ないし図5を参照しながら、説明する。本実施形態のALCパネル10は、幅寸法(短辺方向の寸法)が570mm以上620mm以下であって、長さ寸法(長辺方向の寸法)が、1900mm〜2000mmであり、厚み寸法が、100mm〜150mmである。
ALCパネル10は、図1に示すように、パネル10の長辺方向に沿って埋設された主筋13Aと、パネル10の短辺方向(主筋13Aと交差する方向)に沿って埋設された副筋13Bと、副筋13Bに固定され埋設されたアンカー金具15とを備える。アンカー金具15は、パネル10の図1に示す上下方向の両端部にそれぞれ1つずつ埋設されている。
本実施形態では主筋13Aと主筋13Aに対して直交する方向に配された副筋13Bとが格子状をなしている。本実施形態では、主筋13Aと副筋13Bとからなる格子状の補強筋13が2組、1枚のALCパネル10の内部に埋設されていることになる。
主筋13Aは、図1に示すように、ALCパネル10の長辺小口10Aから3/8以内の長辺小口端部11にのみ埋設されている。ここで、「両長辺小口10A」とは対向する位置にある2つの長辺小口10Aを意味し、この長辺小口10Aを含むALCパネル10の長辺方向に沿う端部を長辺小口端部11という。
本実施形態において、主筋13Aが、長辺小口端部11のうち、ALCパネル10の両長辺小口10Aからパネル幅寸法の3/10以内の部分にのみ埋設されると、貫通穴を形成することが可能な領域14Aが広くなるので好ましい。具体的には、パネル幅寸法が620mmの場合に、主筋13Aがパネル10の長辺小口10Aからパネル幅方向186mm以内に埋設されているとパネル幅の3/10内(3/8内)であり、パネル幅寸法が570mmの場合に主筋13Aがパネル10の長辺小口10Aからパネル幅方向171mm以内に埋設されているとパネル幅の3/10内(3/8内)である。
本実施形態において、1組の補強筋13につき、主筋13Aは左側の長辺小口端部11と右側の長辺小口端部11に、それぞれ2本ずつ配されている。
副筋13Bは主筋13Aと直交する方向(短辺方向)に配されており、パネル10の両短辺小口端部12に複数本と、2つの短辺小口端部12の間に複数本配されている。図1においてはパネル10の短辺小口端部12のうち一方の端部のみを示しているが他方の短辺小口端部12も同様である。
ALCパネル10において、一方のアンカー金具15が取り付けられている一端から3番目の副筋13Bと、他方のアンカー金具15が取り付けられている他端から3番目の副筋13Bと、パネル10の図1に示す左側の端部において中央寄りに埋設されている主筋13Aと、パネル10の図1に示す右側の端部において中央寄りに埋設されている主筋13Aと、に囲まれた領域14Aは貫通穴を形成可能な穴形成可能領域14Aである。
次にアンカー金具15について説明する。
アンカー金具15は、図2〜図5に示すように、端から2番目の副筋13Bと3番目の副筋13B(隣り合う副筋13B)に溶接固定された状態でALCパネル10に埋設されている金属製(例えば鉄製)の部材であり、ALCパネル10を躯体(図示せず)に取り付けるための部材である。
アンカー金具15は、2本の副筋13Bにのみ溶接固定された方形板状の平板部16、および、平板部16の中央から突出形成され、パネル10の壁面14(本実施形態では図1で示されている壁面14)に開口19するとともにネジ部18A(取付部材を受け入れる受け部の一例、詳細は図示せず)が形成された筒状体18を有する。筒状体18のネジ部18Aに取付部材(図示せず)を取り付けることによりALCパネル10が躯体に取り付けられるようになっている。
平板部16のパネル10の長辺方向における一対の端部16Bには、平板部16から垂直方向に起立する起立壁17(リブ17の一例)がそれぞれ設けられている。図4及び図5において、cは起立壁17の高さである。平板部16には2つの円形孔16Cが形成されている。円形孔16Cは打設の際に、スラリーがアンカー金具15に流れ込みやすくするためのものである。
本実施形態においては、平板部16のパネル10の短辺方向における長さ寸法a(図1に示す横幅の寸法)を主筋13A間の距離Lの20%以上100%以下とし、かつ、平板部16のパネル10の長辺方向における長さ寸法b(図1に示す縦方向の長さ寸法)を、長さ寸法aの23%以上150%以下とすることでアンカー金具15の大きさを適切なものとして、これによりアンカー引き抜き強さを向上させることができる。
本実施形態において、アンカー金具15の平板部16の長さ寸法aは、平板部16のパネル10の短辺方向における両端部16Aに最も近い位置に埋設されている2本の主筋13A間の距離Lの20%以上60%以下であるのが好ましい。長さ寸法aが大きくなるとアンカー引き抜き強さが高くなる。
なお、平板部16の長さ寸法bを、平板部16が固定される2本の副筋13B間の距離f以下に設定すると、平板部16と副筋13Bとの溶接が困難になることがある。ここで、本実施形態における副筋13B間の距離fとは2本の副筋13B間の最短距離f1と、2本の副筋13Bの太さ寸法(f2,f3)との和(f1+f2+f3)を意味する(図3を参照)。
本実施形態において、平板部16の長さ寸法bは、長さ寸法aが150mmより大きく216mm以下のときに、50mm以上であるとともに長さ寸法aの23%〜100%であるのが好ましく、長さ寸法aが100mm以上150mm以下のときに、50mm以上であるとともに長さ寸法aの23%〜120%であるのが好ましく、長さ寸法aが72mm以上100mm未満のときに、長さ寸法aの100%〜150%であるのが好ましい。
平板部16の長さ寸法bを上記の範囲に設定すると、副筋13Bとの溶接が容易であるとともに、穴形成可能領域14Aを減少させることなくアンカー金具15を埋設することができ、確実に所定強度(6000N)以上のアンカー引き抜き強さが得られるので好ましい。
アンカー金具15が固定される隣り合う副筋13B間の距離fが、平板部16の長さ寸法bの80%以下であると、アンカー金具15の変形を防止することができ、確実にアンカー引き抜き強さを向上させる効果が得られるので好ましい。
本実施形態において、アンカー金具15の平板部16はパネル10の短辺小口10Bから20mm以上離間して配されている。つまり、平板部16の端部16BからALCパネル10の短辺小口10B側の端部までの距離dは20mm以上である。このような構成とすると小口における亀裂の発生を防止することができる。
次に、本実施形態のALCパネル10の製造方法について説明する。
格子状の補強筋13を作製し、アンカー金具15の平板部16を2本の副筋13Bに重ねて、溶接により副筋13Bに接合し固定する。アンカー金具15付きの補強筋13を配設した型枠内に、公知のALC材料を用いた原料スラリーを打設して公知の方法により半硬化体を作製する。
次に半硬化体を型枠から脱型し切断することで得られた複数のパネル状の半硬化体を、オートクレーブ養生すると、実施形態1のALCパネル10が得られる。
以下、本実施形態の効果について説明する。
本実施形態においては、パネル10の両長辺小口10Aからパネル幅寸法の3/8以内の両長辺小口端部11にのみ主筋13Aが埋設されているので、穴形成可能領域14Aを広くとることができる。また、本実施形態においては、アンカー金具15が副筋13Bにのみ固定されているから、貫通穴を形成する際に主筋13Aを切断せずに済む。
ところで、アンカー金具15を副筋13Bにのみ固定すると、主筋13Aに固定する場合よりもアンカー引き抜き強さが低くなる傾向があるが、本実施形態においては、アンカー金具15の平板部16のパネル10の短辺方向における長さ寸法aを平板部16のパネル10の短辺方向における両端部16Aに最も近い位置に埋設されている2本の主筋13A間の距離Lの20%以上100%以下であるとともに、平板部16のパネル10の長辺方向における長さ寸法bを、長さ寸法aの23%以上150%以下とすることで、アンカー引き抜き強さを従来品よりも向上させている。その結果、本実施形態によれば、パネル取付強度を向上した穴あけ加工が可能なALCパネル10を提供することができる。
さらに本実施形態によれば、アンカー金具15の平板部16がパネル10の短辺小口10Bから20mm以上離間して配されているので、小口面における亀裂を防止することもできる。
また、本実施形態によれば、アンカー金具15の平板部16の端部16Bにはリブ17が設けられているから、アンカー引き抜き強さをさらに向上させることができる。
(変形例1)
実施形態1の変形例について説明する。変形例1のALCパネル10'は図6に示すように、アンカー金具30の平板部31の形状が正方形状であるという点で実施形態1と相違するが、その他の構成は概ね同一であり、実施形態1と同様の効果を有する。図6において実施形態1と同様の構成に関しては同じ符号を付した。
<実施形態2>
次に、実施形態2のALCパネル20を図7によって説明する。
本実施形態のALCパネル20は、幅寸法(短辺方向の寸法)が320mm以上360mm以下で、長さ寸法(長辺方向の寸法)は、1900mm〜2000mmであり、厚み寸法は、100mm〜150mmである。
ALCパネル20は、図7に示すように、パネル20の長辺方向に沿って埋設された主筋23Aと、パネル20の短辺方向(主筋23Aと交差する方向)に沿って埋設された副筋23Bと、副筋23Bに固定され埋設されたアンカー金具15とを備える。
本実施形態では主筋23Aと主筋23Aに対して直交する方向に配された副筋23Bとが格子状をなしている。本実施形態では、主筋23Aと副筋23Bとからなる格子状の補強筋23が2組、1枚のALCパネル20の内部に埋設されていることになる。
主筋23Aは、図7に示すように、長辺小口20Aから3/8以内の長辺小口端部21にのみ埋設されている。本実施形態においても、主筋23Aが、長辺小口端部21のうち、ALCパネル20の両長辺小口20Aからパネル幅寸法の3/10以内の部分にのみ埋設されると貫通穴を形成可能な領域24Aが広くなるので好ましい。具体的には、パネル幅寸法が360mmの場合に、主筋23Aがパネル20長辺小口20Aからパネル幅方向108mm以内に埋設されているとパネル幅の3/10内(3/8内)であり、パネル幅寸法が320mmの場合に主筋23Aがパネル20長辺小口20Aからパネル幅方向98mm以内に埋設されているとパネル幅の3/10内(3/8内)である。
本実施形態において、1組の補強筋23につき、主筋23Aは左側の長辺小口端部21に1本と右側の長辺小口端部21に2本配されている。
副筋23Bは主筋23Aと直交する方向(短辺方向)に配されており、パネル20の両短辺小口端部22に複数本と、2つの短辺小口端部22の間に複数本配されている。図7においてはパネル20の短辺小口端部22のうち一方の端部のみを示しているが他方の短辺小口端部22も同様である。
ALCパネル20において、一方のアンカー金具15が取り付けられている一端から3番目の副筋23Bと、他方のアンカー金具15が取り付けられている他端から3番目の副筋23Bと、パネル20の図7に示す左側の端部に埋設されている主筋23Aと、パネル20の図7に示す右側の端部において中央寄りに埋設されている主筋23Aとに囲まれた領域24Aは貫通穴を形成可能な穴形成可能領域24Aである。
次にアンカー金具15について説明する。
アンカー金具15の形状は、実施形態1で説明したものと同様である(図2〜図5を参照)。アンカー金具15は本実施形態でも、2本の副筋23Bに溶接固定された状態でALCパネル20に埋設されている。
本実施形態においては、アンカー金具15の平板部16のパネル20の短辺方向における長さ寸法a(図7に示す横幅の寸法)を主筋23A間の距離Lの20%以上100%以下とし、かつ、平板部16のパネル20の長辺方向における長さ寸法b(図7に示す縦方向の長さ寸法)を、長さ寸法aの23%以上150%以下とすることでアンカー金具15の大きさを適切なものとして、これによりアンカー引き抜き強さが向上する。
本実施形態において、アンカー金具15の平板部16の長さ寸法aは、平板部16のパネル20の短辺方向における両端部16Aに最も近い位置に埋設されている2本の主筋23A間の距離Lの40%以上100%以下であるのが好ましい。長さ寸法aが大きくなるとアンカー引き抜き強さが高くなる。
なお、本実施形態においても平板部16の長さ寸法bを、平板部16が固定される2本の副筋23B間の距離f以下に設定すると、平板部16と副筋23Bとの溶接が困難になることがある。ここで、本実施形態においても、副筋23B間の距離fとは2本の副筋23B間の最短距離と、2本の副筋23Bの太さ寸法との和を意味する。
本実施形態において、平板部16の長さ寸法bは、長さ寸法aが150mmより大きく200mm以下のときに、50mm以上であるとともに長さ寸法aの34%〜100%であるのが好ましく、長さ寸法aが100mm以上150mm以下のときに、50mm以上であるとともに長さ寸法aの34%〜120%であるのが好ましく、長さ寸法aが80mm以上100mm未満のときに、長さ寸法aの100%〜150%であるのが好ましい。
平板部16の長さ寸法bを上記の範囲に設定すると、副筋23Bとの溶接が容易であるとともに、穴形成可能領域24Aを減少させることなくアンカー金具15を埋設することができ、所定強度(6000N)以上のアンカー引き抜き強さが得られるので好ましい。
本実施形態においても、アンカー金具15が固定される隣り合う副筋23B間の距離fが、平板部16の長さ寸法bの80%以下であると、アンカー金具15の変形を防止することができ、確実にアンカー引き抜き強さを向上させる効果が得られるので好ましい。
本実施形態において、アンカー金具15の平板部16はパネル20の短辺小口20Bから20mm以上離間して配されている。つまり、平板部16の端部16BからALCパネル20の短辺小口20B側の端部までの距離dは20mm以上である。このような構成とすると小口における亀裂の発生を防止することができる。
本実施形態のALCパネル20は、実施形態1のALCパネル10と同様の方法により作製することができる。製造方法については実施形態1と同様なので説明を省略する。図7中の24はパネルの壁面である。
以下、本実施形態の効果について説明する。
本実施形態においても、実施形態1と同様に、パネル20の両長辺小口20Aからパネル幅寸法の3/8以内の両長辺小口端部21にのみ主筋23Aが埋設されているので、主筋23Aが埋設されていない穴形成可能領域24Aを広くとることができる。また、本実施形態においては、アンカー金具15が副筋23Bにのみ固定されているから、貫通穴を形成する際に主筋23Aを切断せずに済む。
また、本実施形態においても、アンカー金具15の平板部16のパネル20の短辺方向における長さ寸法aを平板部16のパネル20の短辺方向における両端部16Aに最も近い位置に埋設されている2本の主筋23A間の距離Lの20%以上100%以下であるとともに、平板部16のパネル20の長辺方向における長さ寸法bを、長さ寸法aの23%以上150%以下とすることで、アンカー引き抜き強さを従来品よりも向上させている。その結果、本実施形態によっても、パネル取付強度を向上した穴あけ加工が可能なALCパネル20を提供することができる。
さらに本実施形態によっても、アンカー金具15の平板部16がパネル20の短辺小口20Bから20mm以上離間して配されているので、小口面における亀裂を防止することもできる。
また、本実施形態によっても、アンカー金具15の平板部16の端部16Bにはリブ17が設けられているから、アンカー引き抜き強さをさらに向上させることができる。
(変形例2)
実施形態2の変形例について説明する。変形例2のALCパネル20'は図8に示すように、アンカー金具30の平板部31の形状が正方形状であるという点で実施形態2と相違するが、その他の構成は概ね同一であり、実施形態2と同様の効果を有する。図8において実施形態2と同様の構成に関しては同じ符号を付した。
<実施例>
以下、実施例により本発明を更に具体的に説明する。
1.アンカー金具を埋設したALCパネルの作製
(1)幅寸法600mmのALCパネルの作製
表1および表2に記載のパネルの短辺方向における長さ寸法a、パネルの長辺方向における長さ寸法b、起立壁(リブ)の高さがcの平板部を有するアンカー金具を、パネルの短辺小口からの距離がdとなるように、図1に示すような形態の格子状の補強筋の2本の副筋に重ねて溶接し固定した。
この補強筋において、平板部の図1における左右方向における両端部に最も近い位置に配されている2本の主筋の間の距離Lは360mmであり、平板部が固定される2本の副筋間の距離fは40mmであった。
このようにして作製したアンカー金具付き補強筋を型枠内に配設し、原料スラリーを打設して半硬化体を作製した。次に半硬化体を型枠から脱型し切断することで得られた複数のパネル状の半硬化体を、オートクレーブ養生することにより、幅寸法600mm、長さ寸法2000mm、厚み寸法100mmの試験番号1〜4、6〜10、12〜17、19〜21、23〜27、29〜55のALCパネルを得た。
なお、これらのALCパネルにおいて、主筋はパネルの長辺小口から160mm内の長辺小口端部にのみ埋設されているので、パネルの長辺小口からパネル幅の3/10内に埋設されていることになる。
試験番号5、11、18、22、28に関しては表1に示すように、アンカー金具の平板部の長さ寸法bが副筋間の距離(40mm)以下となり副筋に固定することができず、パネルを作製することができなかった。
表1および表2においてはパネル短辺小口(端部)から、平板部のパネル長辺方向の一対の端部のうち遠い方の端部までの距離(b+d)を併せて示した。この(b+d)の値は小さいほうがALCパネルの穴形成可能領域が広いことになる。
表1においては、試験番号1〜11は長さ寸法aが150mmより大きく216mm以下のもの、試験番号12〜28は長さ寸法aが100mm以上150mm以下のもの、試験番号29〜39は長さ寸法aが72mm〜100mm未満のものを並べて記載した。
表2においては、リブの高さ寸法cを変えたもの、パネルの短辺小口(端部)からの距離dを変えたもの、長さ寸法bに対する隣り合う副筋の間隔f(40mm)の割合(100×f/b)を変えたものを並べて記載した。
(2)幅寸法330mmのALCパネルの作製
表3および表4に記載のパネルの短辺方向における長さ寸法a、パネルの長辺方向における長さ寸法b、起立壁(リブ)の高さがcの平板部を有するアンカー金具を、パネルの短辺小口からの距離がdとなるように、図7に示す形態の格子状の補強筋の2本の副筋に重ねて溶接し固定した。
この補強筋において、平板部の左右方向における両端部に最も近い位置に配されている2本の主筋23Aの間の距離Lは160mmであり、平板部が固定される2本の副筋間の距離は40mmであった。
このようにして作製したアンカー金具付き補強筋を型枠内に配設し、原料スラリーを打設して半硬化体を作製した。次に半硬化体を型枠から脱型し切断することで得られた複数のパネル状の半硬化体を、オートクレーブ養生することにより、幅寸法330mm、長さ寸法2000mm、厚み寸法100mmの試験番号102〜111、113〜116、118〜122、124〜154のALCパネルを得た。
なお、これらのALCパネルにおいて、主筋23Aはパネルの長辺小口から80mm内の長辺小口端部21に埋設されているので、パネルの長辺小口からパネル幅の3/10内に埋設されていることになる。
試験番号101、112、117、123に関しては表3に示すように、アンカー金具の平板部の長さ寸法bが副筋間の距離f(40mm)以下となり副筋に固定することができず、パネルを作製することができなかった。
表3および表4においてはパネル短辺小口(端部)から、平板部のパネル長辺方向の一対の端部のうち遠い方の端部までの距離(b+d)を併せて示した。この(b+d)の値は小さいほうが、ALCパネルの穴形成可能領域が広いことになる。
表3においては、試験番号101〜105は長さ寸法aが150mmより大きく216mm以下のもの、試験番号106〜123は長さ寸法aが100mm以上150mm以下のもの、試験番号124〜138は長さ寸法aが80mm〜100mm未満のものを並べて記載した。
表4においては、リブの高さ寸法cを変えたもの、パネルの短辺小口(端部)からの距離dを変えたもの、長さ寸法bに対する隣り合う副筋の間隔f(40mm)の割合(100×f/b)を変えたものを並べて記載した。
2.評価試験
(1)アンカー引き抜き試験
(試験法)
JIS A 5416(ALCパネルの9.6埋設部品の引き抜き強さ試験)に準拠し、以下の手順により試験を行った(図9を参照)。
試験体となる各ALCパネル10を、アンカー引き抜き試験用の反力架台(図示せず)に、アンカー金具が埋設されている端部を支持部Sから300mm持ち出し、片持ち状態で設置した。その後、アンカーに油圧ジャッキJを用いてALCパネル10のアンカー部14Bが破壊するまで荷重を載荷した。載荷速度は毎秒100N〜200Nとし、最大荷重を測定した。
図9中、矢線Kは荷重の方向、Bはパネル幅以上の長さの鋼製の反力板、Rは荷重計、Dは荷重による変形が無視できる程度の十分な強度を持つ加力鋼棒である。図9にはALCパネル10の一端側のアンカー金具の試験の様子を示しているが、ALCパネル10の他端側のアンカー金具についても同様の試験を行った。
表1〜表4には各試験例のALCパネルにおける最大荷重(N)(引き抜き強さ)の測定値を示した。また、引き抜き強さを以下の判定基準によって判定し結果を表1〜表4に示した。
○:必要十分な強度(6000N以上)である。
×:必要十分な強度を下回る(6000N未満)。
ここで、必要十分な強度は、建物の中高層階において用いるALCパネルにおいては、他の用途に用いられる従来品のALCパネルにおいて求められる強度(アンカー引き抜き強さが4000N以上)よりも高いパネル取付強度(アンカー引き抜き強さが6000N以上)が求められていることに基づく。
(2)小口亀裂の観察
アンカー引き抜き試験に用いたALCパネルとは別のALCパネルを用いて、各試験例のALCパネルにつき、以下の条件で暴露試験を行い、小口面の亀裂の発生の有無を肉眼で観察した。試験を行った時の降水量は118mm/1か月であった。
(a)ALCパネル3枚を段積みにして1カ月間屋外に放置した。
(b)ALCパネル1枚を平置き状態として1カ月間屋外に放置した。
(c)ALCパネル1枚を平置き状態として1カ月間屋内に放置した。
試験結果を以下の判定基準により判定し、結果を表1〜表4に示した。
○:(a)〜(c)の全てのALCパネルにおいて小口亀裂の発生がなかった。
△:小口亀裂が発生したものがあった。
×:(a)〜(c)の全てのALCパネルに小口亀裂が発生した。
Figure 0006058423
Figure 0006058423
Figure 0006058423
Figure 0006058423
(結果と考察)
表1および表3に示す結果から明らかなように、平板部のパネルの短辺方向における長さ寸法aが、2本の主筋間の距離Lの20%以上100%以下であり、平板部のパネルの長辺方向における長さ寸法bが、長さ寸法aの23%以上150%以下であり、かつ、平板部がパネルの短辺小口から20mm以上離間して配されているALCパネルでは、アンカー引き抜き強さが6000N以上で従来品よりも向上するとともに、小口亀裂も発生しなかった。この結果から本発明によれば、パネル取付強度を向上したALCパネルを提供することができるということが分かった。
表2および表4の結果から、リブを形成したアンカー金具を埋設したALCパネルでは、リブを設けていないものよりもアンカー引き抜き強さが高いということがわかった。
表2および表4の結果から、平板部のパネルの短辺方向における長さ寸法aが、2本の主筋間の距離Lの20%以上100%以下であり、平板部のパネルの長辺方向における長さ寸法bが、長さ寸法aの23%以上150%以下であっても、パネルの短辺小口からの距離が20mm未満であると、小口亀裂が発生するということがわかった。
表2および表4の結果から、平板部の長さ寸法bに対する副筋の間隔の割合が80%以下のものでは80%を超えるものよりもアンカー引き抜き強さが高いということがわかった。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では幅寸法が570mm以上620mm以下のALCパネルと幅寸法が320mm以上360mm以下のALCパネルの例を示したが、パネル幅寸法520mmのALCパネルであってもよい。幅寸法520mmのALCパネルにおいては、補強筋1組につき主筋が2本ずつ配されており、この主筋はパネルの長辺小口から160mm内に埋設されている。したがってパネルの長辺小口からパネル幅の3/8以内の長辺小口端部にのみ主筋が埋設されていることとなる。
10,20…ALCパネル
10A,20A…長辺小口
10B,20B…短辺小口
11,21…長辺小口端部
12,22…短辺小口端部
13,23…補強筋
13A,23A…主筋
13B,23B…副筋
14,24…パネルの壁面
14A,24A…穴形成可能領域
14B…アンカー部
15…アンカー金具
16…平板部
16A…パネル短辺方向の端部
16B…パネル長辺方向の端部
16C…円形孔
17…起立壁(リブ)
18…筒状体
18A…受け部
19…開口
B…反力板
D…加力鋼棒
J…油圧ジャッキ
K…荷重
R…荷重計
S…支持部

Claims (5)

  1. パネルの両長辺小口からパネル幅寸法の3/8以内の両長辺小口端部にのみ、各1本以上埋設された主筋と、
    前記主筋と交差する方向に埋設された複数の副筋と、
    複数の前記副筋にのみ溶接固定された平板部、および、前記平板部から突出形成され、前記パネルの壁面に開口するとともに取付部材を受け入れる受け部が形成された筒状体を有し、前記パネルに埋設されたアンカー金具と、を備え、
    前記平板部の前記パネルの短辺方向における長さ寸法aは、前記平板部の端部のうち前記パネルの短辺方向における両端部に最も近い位置に埋設されている2本の主筋間の距離Lの20%以上100%以下であるとともに、
    前記平板部の前記パネルの長辺方向における長さ寸法bは、前記長さ寸法aの23%以上150%以下であり、
    前記平板部が前記パネルの短辺小口から20mm以上離間して配されているALCパネル。
  2. 前記パネルの幅寸法が570mm以上620mm以下であって、
    前記主筋は、前記両長辺小口端部のうち、前記パネルの両長辺小口からパネル幅寸法の3/10以内の部分にのみ埋設され、
    前記平板部の長さ寸法aは前記主筋間の距離Lの20%以上60%以下であり、
    前記長さ寸法aが150mmより大きく216mm以下のときに、前記長さ寸法bは50mm以上であるとともに前記長さ寸法aの23%〜100%であり、
    前記長さ寸法aが100mm以上150mm以下のときに、前記長さ寸法bは50mm以上であるとともに前記長さ寸法aの23%〜120%であり、
    前記長さ寸法aが72mm以上100mm未満のときに、前記長さ寸法bは前記長さ寸法aの100%〜150%である請求項1に記載のALCパネル。
  3. 前記パネルの幅寸法が320mm以上360mm以下であって、
    前記主筋は、前記両長辺小口端部のうち、前記パネルの両長辺小口からパネル幅寸法の3/10以内の部分にのみ埋設され、
    前記平板部の長さ寸法aは前記主筋間の距離Lの40%以上100%以下であり、
    前記長さ寸法aが150mmより大きく200mm以下のときに、前記長さ寸法bは50mm以上であるとともに前記長さ寸法aの34%〜100%であり、
    前記長さ寸法aが100mm以上150mm以下のときに、前記長さ寸法bは50mm以上であるとともに前記長さ寸法aの34%〜120%であり、
    前記長さ寸法aが80mm以上100mm未満のときに、前記長さ寸法bは前記長さ寸法aの100%〜150%である請求項1に記載のALCパネル。
  4. 前記アンカー金具の平板部が溶接されている複数の副筋のうち、隣り合う副筋間の距離は、前記平板部の長さ寸法bの80%以下である請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載のALCパネル。
  5. 前記アンカー金具の平板部の端部にはリブが設けられている請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載のALCパネル。
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